07/05/08 21:30:16 Ftj28blV
「映画は止めるぞ。それに夜も遅い。もう寝よう」
「ああ…」
テレビの電源を落とし、俺は横になった。だが佐々木は一向に動く気配がない。
「いつまでそうしてるんだ?お前は一晩中起きてるつもりかよ」
「違う…違うんだよ…腰が抜けて…」
…すまん。
再び佐々木を抱き上げ横にさせた。
電灯を消そうとしたら止められた。
「明るければキミの脳が活性化され学習に効果的だ」
だそうだ。
・・・
「なあキョン。今夜僕を抱き締めたまま就寝を迎えてくれないか?」
「…なんでだ?」
「いいじゃないか、滅多にない僕からのお願いだろう?」
…しょうがないな。
その後、抱き締めているうちにムラムラしてきた俺のせいで佐々木が再び腰を抜かしたのは言うまでもない。
END