07/05/05 23:18:10 0RE1JwLp
などと思っていると佐々木がポツリと呟いた。
「ねぇ、親友。僕のこと、忘れないでおくれよ?」
俺が佐々木に(でなくても他人に)キョンではなく親友と言われるのは初めてだ。
ついでに言うと俺の本名及び苗字はあだ名を知られて以来言われていない。
佐々木がなぜ俺を「親友」と呼んだのか。その心中はわからない。
だが、いくら俺でもこんな場合なんて答えなければならないかはわかっているつもりだ。
若干の気恥ずかしさを覚え、俺は頭を掻きながらこの一年間の佐々木との思い出を胸に秘めこう答えた。
「あぁ、当然だ親友。」
もし佐々木を忘れることのできる奴がいたとしたら俺はそいつを24時間体制で監視したいものだね。
「そうかい。くっくっ ありがとう。キョン」
いつも通りの独特に笑う佐々木の表情は、今まで見たことのないような綺麗な笑顔だった。
桜が舞うにはもう少し・・・と言ったが前言撤回だ。桜はここにさいていたんだな。
やっとSSが書けたのだが他の職人が神過ぎてなんか見劣り感が・・・orz