07/05/07 14:53:16 HIPRPPql
「ねぇ橘さん。いいことを思いついたんだけど」
「はい? なんですか佐々木さん」
「あなたはキョンに私たちの側に付いて欲しいのよね」
「ええ、そう考えてますけど……」
「それだったら私がキョンと付き合ってしまえばいいと思うのよ。そうすれば……」
「ダメですダメですダメなのです! それはいけません! 邪道です!」
「でもあなたはキョンにこっち側に来てもらわないと困るのよねぇ?」
「そ、それはそうですけど…… とにかくダメなのです! いくら佐々木さんでもそれだけはやっちゃダメ!」
「どうしてかな? 私がキョンと付き合えばあなたは得すると思うんだけど」
「ううっ……」
「くっくっく、橘さん、あなたは本当に解りやすい人だ。安心して、別にそんな利益の為にキョンと付き合おうなんて考えて無いから」
「さ、佐々木さん……」
「だけどあなたや涼宮さんや他の誰かにキョンを渡すつもりもないわ」
「んん……っ もうっ!」