【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part3at ANICHARA2
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっ part3 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:00:07 pYCr9oov
・佐々木 = 例の変な女
 自称「キョンの親友」、中学時代はキョンの自転車に二人乗りで塾に行く間柄
 キョンとは学校内外でつるむ回数がクラスメイトの誰よりも多かった
 キョンは否定するも傍からみるとどう考えても...
 古泉曰く「十人中八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性」
 恐るべきことに名実共にハルヒと対になる神的存在であることが明らかに

・佐々木SSの保管庫
URLリンク(blog.goo.ne.jp)

3:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:02:12 XKNqinm8
>>1乙かれ&3ゲット

4:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:03:24 J5nX7gPT
>>1

5:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:03:29 xY1VrYXC
〉〉1乙

6:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:04:48 T/vMtKG9
1乙です

7:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:04:55 aswHNgWc
>>1
前スレを埋める

8:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:06:58 2w6uT7qt
>>1

ササッキーかわいいよササッキー

9:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:10:56 xeL7uXCd
>>1

10:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:13:46 iyj5Dzku
>>1
君のスレ立てはなかなか見事だったよ

11:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:16:54 GE9Pl+bS
佐々木は君ではなくキミと言う。

12:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:22:37 4VT1sC54
クックッ ←シュウ=シラカワの真似?w

13:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:23:51 zRZxCEkW
>>1乙ぁーっす

14:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:25:08 RntnhSwT
>>1乙アッー!!

15:1
07/04/16 21:25:25 pYCr9oov
前スレも無事に埋まったようで良かったです。
やっと肩の荷が降りたので、
風呂にでも入ってのんびりしようかと思います。

16:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:29:06 2w6uT7qt
前スレ998
おいおい、あれは駄目だろ

前スレ1000
ワロタww

17:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:31:12 kmxbgwBx
>>1
乙であります

修学旅行ネタでちょっと受信したんで錬成中だが遅々として進まないんだぜ・・
ていうか中学生の修学旅行シーズンっていつなんだ? 2年次秋~3年次春あたり?

18:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:32:01 ItT4UMJf
キョンといるとついつい饒舌になってしまうんだ
URLリンク(www.kajisoku.org)

19:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:32:28 zRZxCEkW
>>17
学校によって違うが大体そんな感じ。

20:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:32:42 LEalQBJU
>>1
乙借れ様。

佐々木さんは、自分にハルヒの力が移ったら
キョンの心を動かしてしまいそうで怖いんだね。

21:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:33:03 aswHNgWc
しまったなー
前スレ>>1000で馬鹿ヤッチマッタ
まさか取れるとはorz
まっ、いっか

早速ss投下します

22:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:34:22 aswHNgWc
2月、早いやつはすでに進学先を決め受験勉強から解放されてる奴もいるが
俺はというといまだ受験という地獄のまっただ中にいる
蜘蛛の糸でも垂らされたら真っ先に飛び付くぐらいに追い詰められてはいるが
そんな殊勝なことをしてくれる奴がいるはずもなく
この苦行が報われるのを信じて今は勉強という苦しみに耐えるしかない

午後のホームルームがそろそろ帰るかと教室を一瞥したが
しかし、何故か今日は空気の浮ついている奴と淀んでいる奴の落差が激しい
しかも今までと違い進学が決まっている奴とこの先試験が控えている奴といった
部類別に別れているわけではない
これはいったいなんだ?
「くっくっくっキョン、君らしいといえばそうだが。今日は何日だい?
いくら何でもこの質問の意図ぐらいわかるだろう?」
俺の前にはすでに進学を決めている組の佐々木がおかしそうに笑っている
「今日は2月14日…ああ、バレンタインデーか」
なるほどようやくクラスの雰囲気の謎が分かった
それにしても、まだ先が控えている奴もいるというのに
別のことに気が裂けれるとはな
「まぁ、年頃の男女はこういった恋愛関連のイベントには敏感なものだよ
特に意中の人がいる場合は卒業式前の大事な前哨戦といったところだろうね
その点キョンはバレンタインということすら忘れていたのだからね
そんなに余裕がないのかい?」
「ほっとけ」
もともと家族以外から貰えるなんて期待していない
それよりも試験を受けずに合格する方法が知りたい
「くっくっ、まったく君と言う奴は。
キョン、君のその怠け癖は早く矯正したほうがいい
おっせかいなその性格とその怠け癖は相性が悪い
近い将来しなくていい苦労をするだろう
まぁ、苦労は買ってでもしろと言ってる人もいるから
結果的にはキョンの為になるかな?」
佐々木よ、お前はいったい何がが言いたいんだ
いったい俺は苦労しない方がいいのかした方がいいのかどっちなんだ?
それに今俺は非常に苦労しているぞ
お前の言うとおり今日がバレンタインだということすら忘れるほどにな
いや別に貰えないから悔しいなどとは思ってないぞ
期待なんかこれっぽっちもしていないんだからな
「そんなに卑下することもないだろう
せこまで言われると渡しづらいではないか
一年近く一緒にいたんだから、僕だって形だけでも用意はしてあるよ」
そう言って佐々木はカバンからブツをとりだした
「さぁ、受け取ってくれ。これでも随分と苦労したんだよ」
「…佐々木さん?これはなんの冗談ですか?いったいこれはなんですか?」
「冗談とはひどいな。バレンタインプレゼントだよ
人の好意は素直に受け取ってほしいな」
よし、ちょっと待て
正直佐々木がバレンタインなんてイベントに参加するとは思わなかったがそれは百歩譲ろう
それにバレンタインプレゼントがチョコだけとは限らないからそこも譲ろう
「だがな、チョコの代わりが数学のテキストなのはどういうことなんだ?」
「なに、今のキョンに最も必要だろうものを用意したまでだよ
キョンの苦手箇所を補強するように作ったんだ
言っただろう一年近く一緒にいるって。それぐらい僕にも分かるさ
しっかり取り組めば試験が大分楽になるよ」
そう言われても俺はなかなか受け取る気がしない
佐々木は俺に渡すかわりに俺のカバンにブツを入れてしまった
他にもまだテキストがあったらしく
自分のカバンからなにやら取り出して俺のカバンに入れた
俺は早速余計な苦労を背負い込んだらしい

23:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:34:43 F2HLOfuD
すまねぇ、まさか950踏んでたとは。
しかしKKKに関しては99%ネタに決まってるじゃねぇかと突っ込ませてもらうw

実際のところなんの問題もないがな。

Kキョン
Kかわいいよ
Kキョン


Kiョンを
Koの上なく愛する
ささKiの団。

24:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:36:56 aswHNgWc
結局今年貰えるチョコは例年と同じく
家族からだけだと思っていたのだが…
「なんだ?」
家に帰って晩飯までの間佐々木からくれたテキストに取り組もうと
カバンを開けたら小包が入っていた
小包には『キョンへ』とだけ書かれカードと
簡素な飾り付けがされたチョコレートが入ってた
俺宛てなのは間違いないだろうが差出人が不明だ
佐々木か?いや、違うだろう
あいつのプレゼントはこのテキストだし
こんな真似するような奴ではない
では誰だろう?
カバンの一番上にあったから佐々木がテキストを入れたより後だろうが
はて?そんな時間があったのだろうか?
あの後佐々木とまだ少し喋っていたからその間にいれたのだろうか?
しかしそれだったら気付かない訳がないし
直接渡してくれても良かったのだが
「分からん」
まぁ、特に凝った作りではないから義理だろうと結論づけた

チョコの差出人は北高に通っている今現在も不明である


『バレンタインと鈍』

25:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:37:57 aswHNgWc
以上です

定番のバレンタインネタでした

26:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:38:49 GE9Pl+bS
だから佐々木の二人称は君じゃなくてキミだって

27:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:39:22 zRZxCEkW
>>26
まあそれくらい大目に見てやれって

28:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:39:43 /Y7DlM0e
>>22GJ!!

まさかテキストに挟むとは・・・やるな、佐々木様

29:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:40:21 GE9Pl+bS
キミと君は僕とおいどんくらいの違いがある

30:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:41:36 F2HLOfuD
サルマタケと宇宙戦艦ぐらいの差があるってことか。

31:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:41:41 cYsnW40l
     , -‐- 、
    ,'..#  ト、 ヽ
.    i. ((从ソノ从〉 >>1 乙彼っ!
    l (|┳ ┳i!l
.   ハNヘ '' (フ''ノハ! =3
     ⊂)"ー'゙iつ
      /ュュュュゝ
      〈__八_,〉

32:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:43:44 GE9Pl+bS
「面白いことを言うね」

33:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:44:53 2w6uT7qt
>>25
GJ!
なんて策略家なんだkk
キョンは相変わらず鈍いというか何と言うかw

>>23
お前も俺と同じで佐々木とキョン萌えの奴ということは分かったw

34:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:46:02 JdwoaRCP
>>1
乙!

35:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:50:07 iyj5Dzku
>>22
GJ!
素直じゃない佐々木に萌えた

36:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 21:51:51 zRZxCEkW
>>33
俺はこのスレの住人の大半がササキョン派だと信じてる。

暇だし佐々木に合ったテーマソングでも考えようぜ。
じゃあ サスケの「青いベンチ」
佐々木のために作られたといっても過言ではない


37:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:02:22 GK0Kf289
>>36「青いベンチ」か。いいな!俺はゆずの「桜木町」を推しとくよ。

38:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:03:58 GK0Kf289
>>37訂正
佐々木視点でホワイトベリーの「夏祭り」


39:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:10:23 ba+pu8j6
ZONEのシークレットベース

40:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:11:07 pYCr9oov
>>36
青いベンチって、
URLリンク(plaza.harmonix.ne.jp)
↑こんなのを想像するんだけど、コンセプトは合ってる?


41:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:12:51 GE9Pl+bS
>>38
なつかしいなw
けど俺は、あの曲は佐々木よりハルヒって感じがする。

エンドレスエイトの花火のイラスト(・・・・・・夏。)の印象が強いもんで

42:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:19:35 zRZxCEkW
>>40
ちょwwww 

43:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:22:42 cW8/T0wn
佐々木視点で「粉雪」

今聞きながら妄想してる

44:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:23:48 pYCr9oov
>>42
駄目か(w
URLリンク(www.infobears.ne.jp)
↑じゃぁ、こっちか?
これなら、塾帰りの佐々木とキョンが
イチャイチャするのに至極都合が良さそうですよ。
そのまま寝っ転がれるし。

45:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:26:25 GK0Kf289
>>36,>>39,>>40,>>41,>>43
お前らと一晩中飲み明かしてみたい。

46:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:28:32 zRZxCEkW
>>44
明らかにこっちだろww
ていうか歌詞から推測するに駅前のベンチっぽい気が。

47:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:30:28 UdUqCj6Y
今iTunesの中から合いそうな曲を探しているが、なかなか見つからない・・・
もしかして佐々木の属性って俺の既存の嗜好にはないすごく革新的なものなのかもしれないなぁ

48:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:31:38 XKNqinm8
個人的には、マンハッタン・キスかな
ちょっと古いなw

49:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:33:35 pYCr9oov
>>46
URLリンク(static.flickr.com)
↑青くは無いけど、
こんなベンチでも良いかも知れません。

「乳」の字をじっと見つめるキョンに、
「キョン、僕達はまだ中学生だよ。」と佐々木。

50:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:38:14 4VT1sC54
>>26
根本的なとこはつかめてるからOKOKじゃね。

>>22
GJw

51:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:51:04 iyj5Dzku
>>49
おやすみ佐々木さん

52:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 22:52:34 iyj5Dzku
なぜか安価付けてたwスマン
今度こそおやすみ佐々木さん

53:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:04:09 G1Py+3Gi
歌なら「天体観測」でSSが書けそうだ




おながいします

54:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:09:03 uXD5zJux
佐々木ってのは苗字じゃなくて名前のような気がしてしまった。

本名 鈴宮佐々木とか

55:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:11:16 RGb7Cfod
ラムのラブソングで。

うん、後悔はしていない


56:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:11:37 uXD5zJux
奥華子のリップクリーム

57:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:12:44 YjCratlx
マタアイマショウ (仮)佐々木ver


あの時の2人輝いてた この恋は永遠と思ってた
僕のとなりには君がもういない 君のとなりには僕はもう…


※今まで見た事ない 表情(かお)を見て 僕は含み笑いをしてみせた
この手を離せば もう逢えないよ 君と 笑顔で別れたいから言う
マタアイマショウ マタアイマショウ


君の前では強く凛々しく 頼られたかったよ まさしく
負けず嫌い 強がる芝居 最後の最後も素直になれない
あなたの言葉に感嘆し あなたを言葉で翻弄し
言葉の魔法はもうすぐ いい思い出となって消え去る
そして傷つけた事は謝らない でもありがとう これ以上は言えない
目的地なんてなかった たどり着いたの あなたの健気さ
君はそんなにも鈍くて 悲しみ我慢してるのに
泣いてもいいかな 証書握り締め 「今日だけは許してよ神様」

(※くり返し)

いろんな人に愛されて 常にあなたは眩しくて
だから嫉妬し 罵しり 涙し これからはもう それも出来ない
君は違う人好きになって お互い違う人生歩んで
僕はとっても幸せでした?(キョン部分省略)
いつか心からいなくなるかも だからしたいよ 素晴らしい過去に
この恋を未来に誇れます 涙まみれ笑顔でめくる明日
そしてまずこの場で別れ わかってる きっと逢う事ないって…
だから言います マタアイマショウ 僕なりのサヨナラの言葉だよ

(※くり返し)

気持ちは割り切れないよ 簡単に 反対にその思いを大切にすればいい
整理が出来るまで 思えばいい 会えなくて 側に居なくても
思うだけ 忘れない事だけ…

あなたと過ごした大切な日々 この僕を優しく包んでくれた
でも明日からは もう逢えないよ 君と
生まれ変わっても必ず マタアイマショウ

(※くり返し)

悲しい別れがあるから 楽しい時笑えるよね
逃げ出さず現実を受け止めた もちろん君に出会えてよかった

58:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:13:11 XKNqinm8
新ジャンルだなw

59:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:26:11 9DCWTcu1
「キミは僕にとっての親友さ」

60:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:28:07 GK0Kf289
>>57
こ、これは…泣けるだろ…GJ!!!


61:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:28:39 XEBu58sC
青いベンチだと
君を自転車の後ろに乗せて
になっちまうぜ。
俺的にはジャンヌの仮面

息が出来ない でもはずせない動けない

でもそんな時 優しく君が仮面をはずしてくれた

62:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:30:33 ba+pu8j6
追加
鬼束ちひろの流星群
あなたが触れないあたしならないのと同じだから
ってくらいキョンとしか話してないよ佐々木
キョン以外だと会話をすぐに終了させるかキョンに振ってる
例外はハルヒとの初対面くらいか
でも会話の内容キョンのことだww

63:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:33:14 pYCr9oov
>>61
良く分からないけど、
青いベンチを改造して車輪、ハンドルおよびペダル等を取り付け、
フルフェイスのヘルメットをかぶって乗車するイメージでしょうか?

64:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:35:01 cW8/T0wn
>>53

待ってろ、今書いてやる。

今日は徹夜になりそうだ

65:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:35:19 IZue5U6+
「何時か何処かで結ばれる……なんて事は永久の夢さ」

66:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:36:03 ba+pu8j6
>>64
全裸で正座してまっとります

67:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:38:16 XEBu58sC
あとジャンヌなら月光花も


ふと見上げた星空
また君を探してた
いくつ夜を越えれば
涙は強さになる?

会いたくて愛しくて
触れたくて苦しくて
届かない伝わらない
叶わない遠すぎて
今はもう君がいないよ…


68:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:39:49 XEBu58sC
>>63
ワケわかんねwww

69:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:41:22 mxfeQ5/t
おまいらすげえなwwwww

70:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:42:54 CxndDfzx
「いつだって君の声が この暗闇を切り裂いてくれてる」
この歌詞はなんとなく佐々木っぽい

71:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:44:31 XKNqinm8
>>62
ああ、あれはいい歌だねトリックのEDの中で一番好きあの不思議な映像も相まって

奇跡など一瞬で この肌を見捨てるだけ こんなにも無力な私をこんなにも覚えていくだけ でも必要として

72:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:45:25 G1Py+3Gi
>>64
おおお、ワクテカ。

73:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:51:03 pYCr9oov
>>69
同感
作詞とか出来るやつばかりで凄いや

俺はどうしても思考がベンチから離れられない

74:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:53:29 UdUqCj6Y
『バイク』 坂本真綾。当たり前だがバイクと言ってもキョンの自転車をイメージ
何か違う気もするが俺も1つぐらい挙げておきたかった。全然反省していない

URLリンク(www.jtw.zaq.ne.jp)

75:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:57:13 2w6uT7qt
俺も作詞ができるぐらいの文章力があればなぁ

76:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/16 23:57:43 cW8/T0wn
天体観測のss、予想以上に長くなりそうだorz
さらっと書くつまりだったんだが、書いてるうちにノッテキタ

まぁ、俺の書く文なんて稚拙だから期待しないでくれ

77:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:01:02 aJm9qtts
ボーカルできる人いたら曲作るけどそのへんどうなんだろう

78:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:04:03 w3LLrXqG
じゃあ俺ベース弾くよ

79:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:04:30 f9Vr59/w
じゃあ僕は警察官だ

80:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:06:12 YjCratlx
じゃあ俺は自宅専属警備員な

81:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:07:41 XFdns6rk
じゃあ俺は熱狂的ファンでいいか

82:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:16:51 PMzi007r
じゃあ俺はバックダンサーだな

83:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:17:29 EvosKqDZ
そうだ!僕が目になろう!!

84:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:19:28 XFdns6rk
>>83
あとすこしでIDがENOSだったな

85:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:23:18 kfX5phy9
俺は肥後守か国対委員長でいいや

>>84
はい残念、それを言うなら「ENOZ」だ。Zは財前な。


86:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:23:34 EvosKqDZ
>>84 エヴォス?烏帽子?

87:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:25:52 twmmb3yg
>>83
スイミー?

そういえば学校で男性や女性を意識してしまうであろう
水泳の時間はキョンや佐々木は何を考えているだろう?

88:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:28:50 w3LLrXqG
佐々木は泳ぐの速そう
他のスポーツもできそうだけど水泳特にヤバそう

89:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:33:11 4no7Ljni
>>88
「他意は無いと思いたいが、もしかしてキミのその発言は僕のある部分に於ける
身体的特徴について暗に揶揄しているのかい?」

90:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:34:02 kK8OJ3qp
>>88
以外にカナヅチだったりして。

91:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:35:41 kfX5phy9
>>87
原作にちょろんと書いてあるね。

俺は中学校のプールサイドに佇む佐々木の水着姿を思い出した。
確かに女だったよな、こいつは。

92:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:36:57 qDgOpWlo
>>87
ああ、アイツは女だったなぁとキョンはスク水の佐々木を思い出していたのだぞw

93:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:37:43 tawW0FS+
カナズチなら萌えるが>>89もありだな、うん。

94:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:39:03 w3LLrXqG
>>89
イメージ的になんだか水中で神の動きをしそうなんです

95:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:39:05 xzVFmne5
URLリンク(www.vipper.org)

佐々木はヤンデレと聞いていてもたってもいられなくなった。
ヤンデレ難しいな・・・ちっともそれっぽくならない・・・。
つーか2chで晒したの初めてだ・・・。

精進してからまた来ます・・・orz

96:天体観測
07/04/17 00:42:57 zsZg9u7/
>>53

やぁキョン、聞こえるかい。
もし聞こえていたとしたらそれは異常だよ。今すぐ病院で精密検査を受けることをお勧めする。
もしかしたらあらゆる項目の世界一を載せた本に名前を残せるかもしれないね。

ところでキョン、キミは覚えているかな。
去年の今ごろ、僕たちはこうして恒星が輝く夜空を眺めていたよね。
正直、こんな夜分に外に連れ出すキミの心境が知りたかったが、あの時はそこまで気が回らなかったよ。
そんな考えより、キミと二人で天上の星を見上げていることの方が遥かに重要だったんだ。
今思えば、その気持ちを疑うべきだった。ただ、僕は心のどこかでそれを否定していた。
キミに精神病だと豪語してしまった以上、認めてしまえばキミを裏切ることになると思ったんだ。


それだけは、いやだった。


君を親友だと思っていた。だからキミを裏切りたくない。
そんな手前勝手なプライドのために、僕は「親友」であることを選んだ。
その選択が間違っているとは思わなかった。だからそれからもキミと普通に接していられたんだ。
だから、僕は正しい道を歩んだんだと信じていた。



―――信じていた、はずなのに……


どうしてだろう、こんなにも胸が痛いのは。
思い返せば、キョン―キミと別れてしまってからだった。
それでわかったんだ。僕のあの時の選択が間違いであったことに。


――――どうして、今ごろになって気づいてしまったんだろう


とりあえず冒頭部分を投下してみる。
続きはまだ途中


97:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:43:17 7JWfVcX2
>>95
こんな人に神の力を与えたら大変です!><

98:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:44:55 kfX5phy9
>>95
なんかカチューシャ着けたらそのままハルヒになりそうだな
笑い声はちと違うが

99:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:48:57 xzVFmne5
>>97>>98
上手く書けたらまたヤンデレ画うpします><

ヤンデレハルヒ対ヤンデレ佐々木とかいいかもな・・・え?俺だけ?
とりあえず明日は大学早いので寝ます。

100:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:49:21 tawW0FS+
GJ!
佐々木切ないよ佐々木

101:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 00:51:55 qDgOpWlo
>>96

 お、キタ。期待してまっす

102:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:06:46 +rnCMZxe
>>96
最初からなんて切ないんだ・・・
wktkして続き待ってる

>>99
結構いいかもしれない
ただキョンは間違いなく殺されるなkk

103:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:10:03 t9ZN0nsW
俺ゆとりなんでヤンデレの意味が分からないです…
誰か教えてほしいです

104:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:11:16 zhGznGFa
俺は中学校のプールサイドに佇む佐々木の水着姿を思い出した。
確かに女だったよな、こいつは。
他の女子と比べれば明らかに傾斜のない体だが、所謂スクール水着を着ているから女なのだろう

「どうしたんだいキョン?僕に見惚れてしまったのかい?」

あぁすまない。人はどうしてここまで不公平を背負って生まれてきたのかを
俺なりに考えていたんだ

「キョンは妙なことを妙な時間に考えるんだね」

そう言うと佐々木は俺の背後に回り込んでってぇぇ!おい、なにをしている!

「これでどうだい?これでも僕は不幸の星の下に生まれてきたのかな?」

あの、佐々木さん?当たっていますけど?

「もちろん当てているのさ」




SS初めて書いたけど、反省はしていない

105:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:13:05 qDgOpWlo
>>103
 ハテナキーワードとかにあるから検索したまい。
 興味があるならSchoolDaysのバッドエンド、アニメSHUFFLEの楓でも探すよいぞ。

プールサイドの佐々木SS書いてるんだけど、全然話がすすまねーーw
こいつら関係ない話をしすぎるぜ。

106:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:18:18 qDgOpWlo
>>104
 ぐは、先超された上にGJ

107:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:27:35 4BBonBqc
>>104
最後のセリフはくるなww
堪らないぜ

108:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:39:06 zsZg9u7/
そろそろ限界てか睡魔が見えまし
天体観測ssは明日に持ち越させていただきます
ちなみに今やっと歌詞に繋がる部分に入ったorz執筆遅くてスマン

109:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:52:41 ouyuJ4yW
「九曜さんがキミと半径2メートル以内の空間範囲で
同時存在してみたいと言っていたけどね、
意味合いが多少変わってしまうが、それには僕も同意する所だよ。
以前、僕はキミが話し相手には最高の相手だと話しただろう?」

「あの時は正直、褒められた気がしなかったがな」
「くっくっ、そういうなよ僕は素直に褒めていたんだから」

「そして、だ。
それを差し引いてでもキミには何か、
人を惹きつけるモノがあるよ。
九曜さんの言葉を拝借させてもらうが
僕はキミと半径2メートル以内の空間範囲で同時存在していたい。
素直にそう思うよ。いや、1メートル以内でもでも問題無いくらいだ」

「そうか、でもお前確か学校の方が忙しいんだろ?」
「あ、いや、そうじゃ、

肩透かしを食らう佐々木様。
九曜のセリフにトキメキを感じたので使わせてみたかったのですが、、、
ok、クンフー足りてませんでしたorz
とりあえず、椎名林檎の「17」が個人的に佐々木ソング

110:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:53:34 7DYIisRe
>>104
ちょちょちょ、み、水着で抱きついてるんですかこれ

111:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 01:56:57 ouyuJ4yW
>>104
GJ!
コレはクル


112:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 02:08:03 7JWfVcX2
どう見てもバカップルです。本当にありがとうございました

113:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 02:25:40 YEoPQ08M
なんとなくハルヒスレみたいな流れになってきたな。
なんかt(ry

114:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 02:33:52 qDgOpWlo

 中学最後の水泳の授業というのは、俗な言い方をするならば、中学最後の目の保養
とでも言うべき物なのである。自由時間となり、水と戯れるクラスメイトたちを余所に、俺
と佐々木は、プールサイドでなんとなく並んで立っていた。
 さて、白魚のような、というのはこういう時に使う形容詞だろう。そのくらい、初めて見る
佐々木の肌は白く、そしてそんな姿に改めて佐々木は女の子なのであると、認識してい
て当然であるはずのことを、俺はさらに認識していた。
 だからなのだろう。いつしか、会話はとぎれていた。
 だが、別段、沈黙が息苦しくなるような関係ではなかったから、並んで、夏を感じさせ始
めた風に吹かれていた。プールサイドの金網に背を預けたまま、佐々木は、どこかを見つ
めるような、どこも見ていないような、そんな眠たい瞳をしていた。
 見つめていたのに気がついたのか、瞳の焦点が戻る。
「すまない、何か言っただろうか?」
 んにゃ、お前があんまりにもぼーっとしてるようだったから、ちょっとな。
「そうかい。僕はそんなにぼうっとしていたかい。すこし、考え事をしていてね。
ねぇキョン、キミは一期一会という言葉をどう思う?」
 なんだ、藪から棒に。そんなの時間を大切にってことだろう。まぁわかっちゃいるけど、
なかなかこれが、な。
「さすがはキョンだな。実に適切な返答をしてくれる。僕は一期一会という言葉をチャンスは
一度きりという風に捉えているんだ」
 ほう、それはなかなか野心的な表現だな。確かに、出会いが一度しかないって考えるの
なら、そういう風に捉えることもできるだろうな。
「キョン、キミの場合、出会いは一度じゃない、ということかな」
 生きていれば、チャンスはあるさ。生きているんだからな。うまくいくこともあるだろう。
もちろん、失敗することもあるだろうな。だけど、出会うことはいつだってある。同じ出会いが
ないだけさ。同じ時間を繰り返すことはないのだから。そうだろ。
「そうだな、確かにそうだ。僕は失敗できないと捉えていたということか」
 ん? ああ、そういう考え方もあるのか。そりゃ、佐々木、お前が何だってこなせすぎる
所為だな。俺を見てみろよ、何やったってうまくなんかいかない。凡人中の凡人だぜ。
 そんな人間が14年も人生やってると、一度や二度の失敗で後がないなんていちいち
思ってはいられないのだ。
 たとえば、お前は知らないだろうが、夏休みの宿題は夏休み中にやらなくてもいいのだよ。
「ほう、それは面白い意見だね、拝聴させてくれるかい?」
 俺は休み明けの時間割から、宿題の提出に最大一週間くらいの猶予があることを解説した。
 それを聞いた佐々木は、いつものように真似できない笑い声をたて、皮肉めいた瞳で俺を見た。
そこにはさっきまでの佐々木にはなかった輝きがあった。まるで、夏の海のような輝きが。
「ありがとうキョン。僕は夏休みの宿題は七月中に終えて、後顧の憂いなく八月を楽しむ派
だったのだが、キミのようなやり方に転向するのも悪くはないな」
 そうなのか? じゃあ、夏期講習の時にでも宿題を写させろ。300円あげるから、マクドか
吉牛くらいならおごってやるから。

115:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 02:34:30 W0tJJRFS
おまえら、おやすみ~
佐々木が夢に出てきますように

116:プールサイドのふたり2/2
07/04/17 02:37:56 qDgOpWlo
「キョン」
 そう言って、佐々木は俺を冬の日本海のような瞳でじっと見つめた。
くっ普段饒舌なヤツが沈黙で責めると迫力が違うな。
 わかってるよ、自分の力でやらなければ身に付かないってんだろ。
お前は俺のお母さんか。
「まったく、その減らず口をどうにかしたまえよ。ご母堂が愚痴をこぼすわけだ」
 おいおい、佐々木よ。お前はいつの間にお袋の茶飲み友達になっているんだ。
お前だけは俺の味方だと思っていたのに。
「くくく、僕はいつだってキミの味方さ。ご母堂へのフォローの言葉を考えるだけで、
作文能力が大分上がったような気がするけど、ね」
 そういえば、最近折りに触れては
「そんなんじゃ、佐々木さんと同じ学校に行けないわよ」
なんて言うのだが。アレはお前の仕業だな。大体、佐々木がどうして俺なんぞと
進路を同じくしなければならないのか、まったくもって理解に苦しむ。
「そ、そうかい。まだ、夏休み前だし、キミにだって進路ぐらい考えているんだろ」
 まぁ、どっか公立に引っかかればいいさ。そうだな、家からの距離でいうなら、
市立とか北高くらいか。もっとも市立じゃ全然ひっかからないか。
「試験なんてテクニックと勉強の仕方でカバーできる部分が大きいんだ。ちゃんと
研鑽すれば、大丈夫さ」
 本当にお前は俺の母親か。
「いや、失礼。僕としたことが、出過ぎた真似をしてしまったようだ。許してくれたまえ。
高校受験だってキミの人生の選択だ。僕のような人間が口を出すべきじゃあなかった」
 おいおい、そんな風にマジに言うような話題か、これが。
 いつもみたいにいじめっ子ぽく、笑っていろよ。
「いやだな、キミはそんな風に僕をみているのかい?」
 イヤ何、ごく稀に、ですよ、佐々木さん。
「さて、泳ぐかな。自由時間が終わってしまう。どうだい、一勝負といかないか」
 佐々木はそういって、金網に預けていた体重を両の足に移して、水泳帽を被り直した。
その姿を見ながら、俺は片手を振って断わった。
 勝てない勝負をやる趣味はない。
「そうかい。チャンスはいくつもあるんだろ、もしかしたら勝てるかもしれないぞ。
勝負には不思議の勝ちあり、不思議の負けなしというらしいじゃないか」
 勘弁してくれ、過大評価されるのには慣れてないんだ。
 その気になってしまうじゃないか。
 佐々木は苦笑を浮かべて飛び込み台へと向かっていった。
 佐々木はスムーズに両手両足を回転させる、理想的なクロールってヤツだ。
水泳部に入っておくべきだったな。水泳で推薦を得ていたかもしらんぜ。
 俺はこんな風に見ているだけでいいよ。
 美しい物は鑑賞するためにあるのだよ、うん。

117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 02:38:16 z3A4O4IG
>>104
GJ
見せつけてくれるね
短い文章でこれほどの破壊力とは


佐々木ヤンデレ書きたいが驚愕までおあずけ
橘の言う力の具体的な受け渡しが分からんからやりにくい
佐々木ヤンデレは力の扱いが肝だと勝手に思ってる

118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 02:47:12 W0tJJRFS
>>116
GJ!
ムッツリキョンめw

119:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 02:47:26 4BBonBqc
ジェクトシュート!

120:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 03:18:03 YEoPQ08M
>>116
くそう、かわいいなこいつら。
ハルヒと違って、キョンから言い出さないと絶対に先に進めないであろう、
佐々木の性分が可哀想でならない。

121:天体観測(2)
07/04/17 06:19:29 zsZg9u7/

知っているかいキョン、この星の外である宇宙はいずれ消滅するという説があるんだよ。
もちろんこれは可能性の一つでしかない。
有力な説としては、「宇宙は無限に広がり続ける」というのがある。
つまりこの宇宙は文字通り無限に広がり続けるということさ。
一般相対性理論から導出される、いわゆる「開いた宇宙論」では
宇宙は永遠に存在しつづけることになるらしい。けど、膨張を続けるうちに
いずれはいかなる生命体も存在できない状態に安定化する。
すべての恒星が燃え尽きるまで1014年
すべての惑星が公転軌道から蹴りだされてしまうまで 1015年
銀河系が崩壊するまでは1019年
そして全ての物質がブラックホールに飲み込まれるまでは
――短く見積もって10の1026乗年かかるんだよ。
これと反するのがさっきの説だ。ビッグクランチ理論では膨張を停止させ、
収縮に転じさせるのに十分な質量が宇宙には存在すると仮定している。
このとき何が起こるかは誰も予想できない。
それは宇宙が誕生した瞬間何が起こったのか、それを知る事とほぼ同義であるとされるからね。

ただ、どちらにも共通して言えることはそれまでに至る時間が果てしないことだよ。
明日や1年後なんて話じゃない。
少なくとも僕たちが生きている間は決してお目にかかれない事象であることは間違いない。
そのことを考えれば、僕たち人の人生とは星の寿命と比較するだけであまりにも微細なものでしかない。これが宇宙スケールになるともはや滑稽としか言いようがないよ。
けれど、たとえどんなに小さくてもそれが僕たちに与えられた時間なんだ。
僕たちは、この宇宙にとっては一瞬ですらない時間をまるで永遠に続くような錯覚を持って生きているんだよ。


……きっとキミが聞けば、「何が言いたいんだ?」と言うだろうね。
だから答えるよ。僕の言葉が届くことを願って


――キミと一緒にいた時間は、僕にとっても、あまりにも短い時間だった




他の人のssを見ると滅茶苦茶鬱になるorz

122:天体観測(3)
07/04/17 06:22:16 zsZg9u7/


あの夜の時と同じように、僕はこの場所で待っていた
あの夜の時と同じように、僕は同じ服装で待っていた
あの夜の時と同じように、僕は――ただキミを待っていた
直前に聞いたラジオの予報では、雨は降らないらしい。これもまた、全く同じ

約束の時間、午前二時

キョン――キミがいないことだけが、違っていたんだよ

『―悪い佐々木、待たせちまったな』
『問題はないよ。時間には間に合ってるからね……とはいえ、
 こんな時間に呼び出しておいてギリギリで来た理由は気になるところだがね』
『すまん、こいつを探すのに時間がかかっちまって』
『……キョンに計画性が無いのは知っていたが、せめて電話をかける前に
 準備をしておいてもバチは当たらないと思うんだが』

目を閉じれば、あの時の様子が鮮明に浮かぶ
一年も前の出来事だというのに、僕はキミの顔を思い出せるんだ
キミの声を、思い出せるんだよ

『それで、その望遠鏡で何をするんだい。まさかとは思うが他人の行動原理を
 調査するために被験者を探すことに使うつもりかい? そうなると僕は
 キミを矯正するために携帯で3桁の番号を押すことになるんだが』
『遠回しに"覗き"と言っているのはわかったが、俺はお前からいつも
 そういう風に見られていたのか』

僕と交わしたキミの言葉は、今でもなお僕の耳に届いてるんだ

『くっくっ、もちろん違うとも。しかし人間は時として思いも寄らぬ一面を
 持つ事がある。それは激情という名の本能に突き動かされたもので、
 男であるキミがそんな陳腐な電気信号に逆らえなくなってしまう可能性も
 ある。キミが自身の肉体を制御下におく事ができなくなった場合、僕が
 とれる最良の行動を言ったまでだ』
『言っておくが俺はそんな趣味も無ければ野蛮でもないからな。
 それより、さっさと始めようかね』

それなのに―目を開けてしまえば、キミの姿が無いんだよ
確かに聞こえていたはずなのに、目の前にキミはいなんだよ

キョン、君に言ったことがあるよね。
「恋愛なんて、精神病の一種だ」と。
皮肉なことに、幻聴という形でたった今それを僕自身が証明してくれたよ。

――キミの声が、聞こえたんだからね




まだ続きます
残りは帰ってきてから書く予定


123:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 09:05:12 qDgOpWlo
>>122
期待
バンプ聞きながら待ってるぜ。

124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 09:48:17 aa8ZQ9YP
>>104
うーむなんという破壊力

恐ろしい子

125:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 10:17:59 QAefqQrB
>>122wktkwktk

126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 15:19:49 XWFQDqa8
佐々木やばすぎ。

127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 16:15:39 2x0RP72Z
佐々木スレ流れ早いな
いっつも上がってるし

128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 16:18:08 f9Vr59/w
>>127
>いっつも上がってるし
ちょwww

129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 16:20:23 z3A4O4IG
昨晩だけで前スレ合わせて
200レス越えてるからね

〇<佐々木さんは偉大なのです

130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 16:24:37 7JWfVcX2
アニメキャラでもないのにな

131:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 16:25:53 1mTP1/7R
いつになったらラノベキャラ板は創られますか

132:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 16:45:54 Y/0pMsry
タイミングを逸した気もするけどね。

133:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 16:53:52 kza64fQ1
クックックックックックックックックックックッ

134:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 17:04:44 oI0XJbIu
ご母堂って尊敬語だから対キョンの会話で使うのはおかしいだろ

135:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 17:05:35 tKh5hD6i
黒胡麻プリン

136:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 17:19:19 OcEpMZhm
次のザスニは驚愕情報あるんだよな
佐々木さんの新イラスト載ってたりしたら絶対買うけどなあ

137:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 17:31:28 4BDI9Sto
そういや今月末に発売だっけ>靴
仮にもハルヒの対極に位置するキャラなんだから
プッシュしないわけにはいかんだろう。

>>前スレ1000
アニメと比べて漫画版のクオリティが高すぎるのも納得。

138:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 17:42:48 lHvW9YX5
現状追認でアニメ・ラノベなどのキャラ板という扱いにすれば

139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 17:45:53 9UYX8Ay7
>>137
アニメはありません

ってのはまあいいやw靴出るんだね…驚愕を先行でってわけには行かないだろうけど…イラストがあれば嬉しい

140:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 17:46:51 AIeti9YB
もう佐々木団板とか佐々木板でいいんじゃね

141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 17:50:40 EL0uVKFI
もう新スレか加速してるなkk
佐々木が北高なら
世界を おとなしく統べるための 佐々木の団かな

142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:03:31 W0tJJRFS
ササッキーの胸の大きさが気になって眠れないぜ…

143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:04:14 1mTP1/7R
A以上B未満

144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:07:33 7JWfVcX2
>>142
寝ろ

145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:17:14 mnwbP+mp
佐々木はキョンと喋るときは男口調で、女子と喋るときは女口調なわけだが、モノローグがどっちかというのは各SS作者の解釈しだいなんだなぁ。

146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:17:55 +rnCMZxe
佐々木はちょっと大きくなったみたいなこと言ってたしBかな
てかよく考えたら佐々木団のメンバー全員貧n(ry

147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:20:56 396c2HhR
>>145
俺としてはモノローグは女口調がいいと思っている
キョン語りしか書いてないけどな

148:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:21:36 EL0uVKFI
胸は
みくる大F
みくるE
ハルヒD
喜緑C
朝倉C
佐々木B
橘A
昆布AA
ナガトAA
妹 測定不能



149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:22:21 1mTP1/7R
鶴屋さんは?

150:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:25:18 EL0uVKFI
鶴屋さんはCくらいじゃないのかと
あとは対比で数値出してくれる理系のかたの仕事か

151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:36:47 AIeti9YB
阪中は?

152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:40:52 eE/MgVq3
森さんは?

153:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:53:17 tKh5hD6i
橘「ペタペタ…ハァ…」
九曜「―ペタ―ペタ―」
佐々木「ペタペタ」

154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 18:58:39 W0tJJRFS
>>153
萌えた

155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:00:25 R5POyFFx
原作準拠だとみくるとハルヒ以外(の高校生)はみんなスレンダー的な書き方されてたと思う

156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:00:39 A/Fp/fNc
みくる大 F
みくる E
ハルヒ D
朝倉 C
阪中 C
鶴屋 C
森様 C
佐々木 C
喜緑 B
橘 B
昆布 B
長門 Aまいn(サラサラ……

157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:01:11 9UYX8Ay7
>>153
そうか、シールを張ってるのか

158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:19:54 W0tJJRFS
佐々木の胸は大体B以上C未満ってところかな

159:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:20:21 eE/MgVq3
>>157
その発想はなかった

160:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:20:50 tawW0FS+
>>104
これで付き合ってないなんていわせない

>>156
佐々木はBだと思うなあ…
むしろBであるべき


161:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:21:43 A/Fp/fNc
>>158俺もそう思う。だからCの一番下にしてみた
というか鶴屋さんが強敵だな。ぱっと見は普通だと思うんだが着やせするタイプだと思うんだ

162:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:24:24 eAe44kH8
>>156
佐々木と黄緑なら、黄緑のほうがあるだろ

163:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:50:39 ERlqQK8H
ミヨキチはBあるのだろうか
最近の小学生って発育いいし

164:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:54:45 7JWfVcX2
その発育のいい小学生の中にあってなおキョンが驚くくらい、ってことは・・・

165:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 19:58:36 Jug7Xp6R
Dか・・・/(^o^)\ナンテコッタイ

166:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 20:08:13 ZeHfdmq1
おまえらにナンテコッタイだよwww


167:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 20:10:40 hMB5HJrj
驚愕で佐々木が北高に編入してきて、その状態のまま次巻以降も続くってな事になったら
驚愕二冊買って一冊は神棚に飾ろうと思う。

168:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 20:14:40 3Buhqflt
>>156
Cは凡乳とか普通すぎるとか形がいいだけとかよく言われるけれど、現実的には大きい部類に入るんだよね。十分少数派だし。

169:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 20:18:50 P4hGFHxX
「キョン、君もまた世の男子一般と同じく、女性の胸の大きさについて
何か一家言持っているのかい?僕としては、それは実に不毛で時間
の無駄でしかないと思うんだが」

たしかに、それなりの意見はあるが。

「キョン、女性の胸というのは、赤ん坊に授乳する機能が一番重要
なのだよ。そして、その機能にはサイズによる違いはそれほどない。確
かに、異性を引きつけるためのディスプレイとして重視する向きもあるが、
それは実に動物的本能的すぎる。人間が動物では無いとは言わない
が、人間と他の動物との明確な区別は、そういう即物的なものではなく、
理性や知性というものではないかい?異性の胸のサイズによって引きつ
けられるというのは、それは人間としての進化や進歩というものを否定す
る行為だと、僕は思うわけで」

なあ、佐々木よ。
俺が新人グラビアアイドルが採用された日焼け止めの広告ポスターを
何気なく見ただけで、なぜそこまで必死になる?

170:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 20:27:35 W0tJJRFS
>>169
佐々木かわいいよ佐々木
これはやきもち焼いてるのかw

171:天体観測(4)
07/04/17 20:59:59 sjnW3RT/
遅くなってスマン。

『とこれでキョン、どうして僕を誘ったんだい。
 天体観測とはキミ一人でもできるとても簡単な行為だと認識しているんだが』
『いや何、お前があまりにも理屈っぽいことを言うもんだから実際に見せて
 やろうと思ってな』
『くっくっ……なんだいキョン、昨日話した[観測論]がそんなにお気に
 召さなかったのかい?』
『あぁ、流石にそんな突拍子も無い理論だけは納得できないな。誰かがそれを
 見た時点で存在が左右する世界なんて勘弁願いたい』


あの頃の僕は、こんな事になるとは思わなかった
だから、今の僕が胸を痛めているんだ


『だから実際に目で確かめる。それは決して悪いことではないと思うけど、
 観測論を根本的に否定するのは難しいと思うんだ。それじゃたった今
 キミがある星を見たとしよう。そしてその星は肉眼では認識できないほど
 遠くにあるとする。キミが今その筒を覗いて見たそれは、他人が見たとき
 本当に同じ星であるという保障はないんだよ。いや、もっと厳密に言って
 しまえばその星はキミが見た瞬間に観測した状態のまま存在し続けるわけ
 じゃないんだ。だからキミが目を離した瞬間に、その星はキミが観測した
 状態と一致することはなくなるんだよ。観測論はそれを極端にした理と
 言っていい。これに基づけば、今キミが目を放した瞬間に僕という存在が
 消えるということも十分にありえ――』
『佐々木』


暗闇の中で、僕は初めてキョンの真剣な声を"聞いた"
それは一年前の僕に宛てた言葉。一年前のキミが言った声

今の僕には、何も返ってはこなかった
ただ、この閉じられた目の先にいるキミだけが、何も変わらずにそこにいた

――――それは、観測論
キミの声が聞こえるのは、僕がキミを観測していないから
だから、僕が目を閉じている限り、キミは目の前にいるんだ
観測してしまった時点で―――キミが――――消えてしまうんだ

172:天体観測(5)
07/04/17 21:01:32 sjnW3RT/
キョン、僕はあの頃から随分と変わってしまったようだ
そして、僕を変えてくれたのは他ならぬキミなんだよ
キミに伝えたいことが、見つかったんだよ
キミに言いたかった言葉も、崩れてしまうほどに増えていったよ

ただ――――ひとつだけ、今も思い出していることがあるんだ


『――くそ、降ってきたな』
『そうみたいだね。予報では雨なんて言ってなかったんだけど』
『ま、天気予報なんてそんなもんさ』


本当に、あの時と全く同じだよ
頬に感じる雫の滴り。予報外れの雨。
困ったような表情は、僕の知っているキョンと全く変わっていなかった。


『家まで送るぞ』
『必要ないよ。ここから家は近いわけだし、キミの翌日の行動に支障をきたすのは気が引けるからね』
『悪いが言い分は却下だ。元はといえば俺がお前を呼び出したわけだし、何よりお前を一人で帰す
 こと事の方が心配だ』
『くっくっ、キミはこんな時だけ僕を女性扱いするのかい?』


――今、こうして思い出すことで気がついた
キョンは、きちんと僕のことを女の子として扱っていたじゃないか
それなのに、どうしてこの時言えなかったんだ
どうして、彼を止めようと思わなかったんだ

もう二度とやり直すことのできない過ち
それを今になって振り返ることが、こんなにも苦しいことだったなんて……


『それじゃ走るぞ。だんだん強くなってきたしな』


それが、この場所におけるキミの最後の言葉であることは、僕自身がわかっていた
だがそれは、一年前の僕に向けた言葉。今の僕に向けた言葉じゃない。
僕に向ける背中、あと4拍もしない内にキョンは僕の幻影と走り出してしまうだろう

――そして、僕を置いていってしまうのだ




173:天体観測(6)
07/04/17 21:05:32 sjnW3RT/



いやだ
キョンと離れたくない。離れたくなんか無い!

あの時、"私"はキミの手を握れなかった。こんな感情は嘘なんだと、ずっと思い込んできた! 
キミとの親友という関係を壊したくなかった。だからこれが正しいんだと信じてきた。
それが間違いであると気付かずに!

キミと別れたことで、"私"は変われた
今なら言える。キョン、キミが好きなんだと
今なら握れる。親友という関係を壊してでも欲したキミとの関係を




「―――キョン!」



もう仮面なんかいらない。こんなものを付けていたがためにこんなことになってしまったのだ
"僕"ではなく"私"として、ただ"私"の本心を伝えるだけだった
キミの手を握ろう。そして受け止めて貰おう
それだけが私の望みだった




手を伸ばした
そこには何の感触も無かった


目を開けた
そこにキョンはいなかった

174:天体観測(7)
07/04/17 21:08:48 sjnW3RT/


涙が止まらなかった
これが恋愛という精神病なのか


私はずっと見えていたものを見落としていたんだ。わかっていた事を理解しようとしなかったんだ
だからここへ来た。ここに来れば、もう一度キョンと会える。そう思っていたから
それ自体が幻想だったというのに、私はそれにすがってしまった
そうして結局、その幻を私自身が壊してしまったんだ

幻でもいい。それだけで私は十分救われるはずだった
それなのに、それを現実にしようとしてしまった
それが夢の終わりであることを知っていたのに、私は彼を求めてしまった


私は、胸を刺すこの思いをどうしていいかわからず
涙を流しながら一年前の帰り道を走り抜けた







あれ、なんか最後キャラ変わってね?


175:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:10:25 sjnW3RT/

やべ、時間かけすぎた。
とれあえずssは終了。ほんとは二番目の歌詞にあわせた部分も書くつもりだったんだが
こんな駄文でも読んでくれた人に多謝

176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:14:50 +rnCMZxe
>>175
GJ!
なんて切ないんだ・・・

177:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:17:43 tawW0FS+
>>175GJ!
泣いた
これは切ないヤンデレですね

>あれ、なんか最後キャラ変わってね?
一人称だから問題なし!

178:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:18:22 z3A4O4IG
>>174GJ
せつないねー

キャラは…いいんじゃね?
世の中にはハイテンションササッキーというのもいるんだし

179:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:23:14 YEoPQ08M
これはヤンデレとは言わない。

180:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:23:32 NBCgIOuV
昨日の俺「へー、ハルヒ新刊出てたんだ。もうマンネリ気味だけど、一応買うかな」

………

今の俺「是非このスレの仲間に入れてください」

181:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:29:24 +rnCMZxe
>>180
どうぞどうぞkk

182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:31:03 tawW0FS+
>>179
「恋愛という精神病」ということでなんとか…
ヤンデレの定義的なものは知らんが間違ってたようならスマン

>>180
歓迎

183:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:31:05 ERlqQK8H
ようこそ同胞よ

184:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:32:32 6xoa7U9B
たのむ誰か、熟帰り雨が降っていてキョンは傘を持ってないどころかチャリで着ていて
抜け目の無い佐々木は折りたたみ傘持って来ていて、
「こりゃ、もう濡れるの覚悟で全力疾走だな・・・」
「キョン、こういう選択肢はどうだい?」

二人乗りで佐々木が傘をさし、キョンがチャリをこぐ。
結局びしょ濡れになって
「佐々木、結局おなじじゃないのか?」
「そんな事は無い。こんなバカができるのはきっと今だけなのさ。僕もキョンもね。」

という青春SS作ってくれ!

185:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:32:33 z3A4O4IG
>>180
ようこそ
歓迎するよkkk

186:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:34:51 W0tJJRFS
>>175
GJ
駄文どころか神SSだったよ

佐々木萌えの人も増えてきて嬉しい限りだ

187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:36:39 NBCgIOuV
みんな歓迎ありがとうkkk

そしてどなたか1スレ目のdat持ってる人がいたら下さい……

188:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:45:44 +rnCMZxe
>>184
そこまで電波受信してるなら自分で書くべきだw

>>187
持ってないな・・
悪いね

189:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:48:07 FABgktHA
佐々木可愛いよ佐々木

190:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:48:17 ERlqQK8H
URLリンク(kasamatusan.sakura.ne.jp)
ホイ

191:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:52:01 ZTKLEhuF
新たな扉は開かれた

192:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:57:36 PLABQDWs
既出だが、ハルヒと初対面した時に、ハルヒから「それ」呼ばわりされた佐々木の
心情はいかばかりだったのだろうか?

193:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:58:25 7DYIisRe
天体観測GJ
ちょっと明日ツタヤでも逝ってくるんだぜ


194:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:59:31 NBCgIOuV
くれと言ったものをすぐにくれる知り合いというのは、充分親友に値すると思うんだよ。
僕にとっては>>190、キミがそうなのさ。

195:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 21:59:59 6xoa7U9B
>>192
恋する乙女心にウランをぶち込んだ感じ

196:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 22:07:32 7JWfVcX2
昔仲の良かった男が一年経って会ってみたら自分と真逆のタイプの女と付き合ってた、
というなかなかショッキングな状況でもあったわけだ

197:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 22:10:35 6xoa7U9B
>>196
しかも尻に敷いちゃったりするくらい好き放題しちゃってる。
真面目な佐々木にはちょっとショックだろうな

198:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 22:17:38 oopZ05zg
「それ、誰?」

("それ"ということは、人間扱いされてないのかな?
 もしかすると彼に近づく悪い虫とでも思われたのかな?
 まあ、悪い虫なら人間扱いされないのも分からないでもないか。
 あ、もしかしたら彼女、ちょっと動揺してるのかも?
 だったら、もうちょっと揺さぶってみるのもおもしろいかもね)

「ああ、こいつは俺の・・・」

(どう紹介するつもりかな?
 恋人なんかじゃないし、幼なじみというわけでもないし、やっぱり
 中学の時の同級生とか、せいぜい友達かな?
 でも、ここは、もうちょっと 彼女の心を揺さぶるのがおもしろそう)

「親友」
「は?」

(あは、言っちゃった。
 ん~、でもねらい通り、かなり驚いてるようね。
 けっこう根は素直なんだろうな。
 さあ、これからどうなるのかしらね私たちって・・・)

199:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 22:19:03 XFdns6rk
>>198
小悪魔な佐々木もなかなかオツですなぁ

200:53
07/04/17 22:34:39 udf/5I4g
>>64
いまから書くってんで、もっと軽いかんじかと思ったら期待を裏切ってくれた。
もちろん良い意味で。天体観測GJ!

お礼を兼ねてSSを投下したいとこだが、あまり暇が無いので気長に待ってもらえると幸い。


201:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 22:55:08 sjnW3RT/
>>200

俺も書くの随分遅れたから何の問題も無いな。

実は自分としてもさらっと書いて終わらせるつもりだった
某フラッシュを見て妄想が膨らんでしまった


202:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 22:57:48 W0tJJRFS
橘や九曜スレはまだ1スレ目なのに佐々木スレは3スレ目って凄いな

203:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 22:58:58 hMB5HJrj
○<そりゃあ佐々木さんですもん!

204:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:00:26 Jdw1rJ2G
パンジースレなんて立ってもいないぜ

205:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:00:48 /wlv2G8f
水着SS・・・否、プールサイドSSに便乗。
のつもりで考えていたが、今日は帰宅が遅すぎて残念賞。でもとりあえず投下。
佐々木スレの繁栄を祈って、ね。

俺は、クラスメイトたちが泳ぐプールを見下ろしていた。
女子ならスク水、男子は…海パンとでもいうのだろうか。スクールパンツ?
まぁ、どうでもいい。

「やあキョン、また佐々木さんを見ているのかい?」
またってなんだ。そもそも佐々木を見る理由がない。
「そう?じゃあ誰を見ていたのかな」
寄るなよ暑苦しい。ただでさえ蒸し暑い場所にいるんだ、
これ以上夏に嫌な思い出を残させないでくれ。

「それに俺はプールを見ていたんだ。誰を見ていたわけじゃない」
「ふぅん」

今は夏真っ盛り、暑くて堪らない午後の体育の授業。
それに参加していない俺と国木田は、
愚かにも水着セットを忘れた罰として体育館掃除をさせられていた。
誰もが想像つくだろうが、体育館の中は死ぬほど暑くなるものだ。
俺達は汗水垂らしながら延々とモップがけ作業に勤しんでいた。


そんなとき、つまり暑くて堪らないときは、開放されて微かに風の吹く窓際で黄
昏れるといい。
実に風流だと思わないか。

「キョーン、また佐々木さんを見ているのかーい?」
わざわざ体育館の端からご苦労なこった。
せっせとモップをかける国木田に、嫌々ながらも答える。
「暑いから涼んでんだよー!」
「どーだーかねー」
…なんて野郎だ。


体育館は以外と広い。
男二人でダラダラとモップをかけおわる頃には
授業も終わりに近付いた時間だった。

「終わったな」
「あぁ、結構頑張ったじゃないかキョン」
「ほっとけ」
俺と国木田は、クラスメイトたちがプールから退散する頃には既にモップを片付
け終わっており、
わざわざ待っていることもないだろうと一足先に教室へ戻ることにした。

「あー、キョン」
「どうした」
「悪いんだけどさ、僕は先に戻るよ」
俺も教室に戻るところなのだが。
「いやぁ、今週は給食当番で」
言って国木田は小走りで駆け出した。やれやれ。



206:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:02:19 /wlv2G8f
「キョン」
「あ?」
振り向くと佐々木が立っていた。
「よう、早かったじゃないか」
「女子は更衣室が近いからね」
髪の毛をタオルで拭いながら佐々木は近付いて来た。

「乾かしてから来たらどうだ?」
「いや、更衣室は着替え終われば直ぐに退室するのが礼儀だろう?」
「そうかねぇ」
「そうさ」
佐々木はもう気が済んだのか、タオルを水泳バッグに仕舞った。

「それにしても…校舎内は暑いね」
「夏、だからな。っていうか佐々木は泳いで来たばかりだろ?」
「ん、それはそうだけど。やっぱり暑いものは暑いよ」
佐々木はそう言うと、夏祭りとプリントされた団扇を取り出して仰ぎ出した。
いま流行りのマイウチワだ。
「夏祭りか、かき氷でも食えば涼めるだろうなぁ」
「夏祭り…キョンは誰かと行くのかな?」
「そう…だなぁ、予定には無いが」
「成る程、もしよかったら…」
「でも妹を連れていくことになるだろうな」

一応、完。
佐々木と妹の遭遇、ササキョン夏祭りSSは神職人の方々にお願い。っていうかよ
ろしく。


番外ネタ
「マズイ」
水着を忘れちまった。
カバンをひっくり返すまでもなく、百パーセント持って来ていなかった。
どうするか。
ちらりと佐々木に視線を送る。

「要るかい」
「着ねえよ」
誰がスク水なんて穿くか。そもそも人に水着をかすもんじゃないぜ。

「なんならブルマはどうだい?これなら…なんとかごまかせるかもしれない」
「ありえん」


ていうか番外編を書きたいがためだけに以下略。
携帯打ちをPCから貼り付けてるから、長すぎだったらマジすんません。

207:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:06:04 hMB5HJrj
>>206
GJ!
佐々木の言葉を遮るように妹連れてくっていうキョンに対して
喩えようのない悪意が芽生えた。これが殺意か…!

208:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:07:42 t9ZN0nsW
GJ
そんな君にプレゼント
URLリンク(www.uploda.org)

209:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:16:44 qDgOpWlo
>>205
 これは、いい国キョンですね、GJ

210:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:18:29 /wlv2G8f
ですよねー。書いてて焦った

なにはともあれ、要するに佐々木さんが可愛いってこった。

211:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:18:37 tcLIlBhW
佐々木は高学歴か、小説慣れしてるやつじゃないと扱えないな。

212:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:19:23 tawW0FS+
>>206
さすがフラグクラッシャー…

213:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:21:45 kK8OJ3qp
>>167
驚愕で佐々木が北高に編入してきて、その状態のまま次巻以降も続くってな事になったら

↑ハルヒがそれを望む事が必須条件になりますね。
しかし、ハルヒは、
キョンに佐々木なる人物が存在した事に違和感を覚えているので、
これは難しいのではないかと思う。

214:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:23:23 +rnCMZxe
>>206
GJ
佐々木とのフラグを壊してるキョンにワロタw

215:1/2
07/04/17 23:34:12 eAe44kH8
>>184

梅雨と言うのは日本の農業になくてはならないものだ。
これがあるからこそ、秋に新米が食べられるわけであるのだが、今の俺は秋の新米の心配をしているどころではなく、この雨の中どうやって自転車で帰るべきか必死に思案をめぐらせていた。
「くっくっ、どうしたんだいキョン、雨をじっと眺めて。キミも雨を眺めることに風情を感じるようになったのかな。」
あいにくだが、俺はそんなもの持ち合わせていない。今の俺は、どうして雨が降ることを予測できなかったのか、そしてどうやって帰るのかを必死で考えてるところさ。
朝は晴れていても夜になると雨が降る、そんなことはごまんとあるわけで、もし雨が降るのを予測できる宇宙人や未来人がいたら、ぜひとも友達になりたいものだ。
「キミが雨を予測できないのは、ただ単に天気予報を見ていないだけさ。現に僕はこの通り。」
すると、佐々木はカバンの中から綺麗にたたんだピンク色の小さな折り畳み傘を出してきた。当然、二人も入る余裕がない。
それに、いくら佐々木といえども相合傘で公道を歩くのはごめんだ。クラスの誰かに見られたら、間違いなく明日の学校の人気者だ。
「こりゃ、もう濡れるの覚悟で全力疾走だな・・・」
なかばあきらめ、自転車の鍵を探していると
「くっくっく、それもいいかもしれないが、キョン、こういう選択肢はどうだい?」
佐々木の提案は二人乗りで佐々木が傘をさし、俺が自転車をこぐというものであった。
すまない、佐々木。土砂降りの中、差し出される傘はアメリカの核の傘以上に頼もしいものだ。
「では、決まりだな。自転車を持ってきてくれ。」


216:2/2
07/04/17 23:35:17 eAe44kH8
帰り道、降りしきる雨の中、俺は全身に雨を浴びていた。あんな小さな傘では至極あたりまえのことであった。
「なあ、佐々木。結局おなじじゃないのか?」
「くっくっ、そんな事は無いと思うよ。こんなことができるのはきっと今だけなのさ。僕もキョンもね。」
雨に濡れるなんてその気になれば、いくらでもできるだろ。もっとも、俺はごめんだがね。
「僕もさ。でもね、キョン・・・。」
「なんだ。」
「いいや、なんでもないさ。」


キョン、ずっと「友達」でいようね・・・・。




むしゃくしゃしてやった。いまは反省している。
佐々木視点で書こうと思ったが、低学歴の俺には無理だわorz

217:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:37:39 tawW0FS+
>>213
今のところハルヒにある能力を佐々木に移す、っていうのが橘派の意見なわけだけれど、
実は佐々木にも眠ってるだけでハルヒから貰わなくても能力があるかもしれない

佐々木の閉鎖空間が安定しているように佐々木は大きなストレスを感じることもないが
今までなにかを望んだこともなさそうなので能力は眠っていた。
しかし高校に入っていままで当たり前だったキョンの存在を
いかに自分が必要としていたかを実感していた所にキョンと再開したことが引き金となって…

誰か考えて

218:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:41:20 pWnOPDZl
きっと佐々木の閉鎖空間は裏側はボロボロ崩れていて
橘が言葉を慎みたま目が目がーで
キョンがバルスで
古泉がママぁ~~~なんだ
さあでかけよう一切れのナイフ、パンとランプかばんに詰め込んで

219:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:41:39 kK8OJ3qp
>>217
なるほど。
転校の契機として、
ハルヒが望むのではなく、佐々木が(間接的に)望むという訳ですか。

220:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:43:52 kK8OJ3qp
>>218
ドーラは?

221:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:52:22 oopZ05zg
>>220
鶴屋さん

222:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:56:16 +rnCMZxe
>>216
GJ
いいねえ

223:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/17 23:59:06 zhGznGFa
>>218
こんな感じか


ハルヒ大変だ!女の子だ!空から女の子が降ってきた!

「え?なに!?こっちは忙しくてそれどころじゃないの!」

224:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:01:39 8Jz0xQyI
>>217
いくら神人がいなくて穏やかだろうと、閉鎖空間が常時解放型な時点で
佐々木の異常性というか、心の脆さを表わしてる気がするんだが橘たちの組織は全く疑問を持ってないのかね

225:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:03:08 u2rj8F3J
そもそもたかだか16やそこらの少女の心の安定性を信頼するなんてどうかしてるYO

226:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:04:58 W3fQuzKn
驚愕ではついに佐々木がストレスに押しつぶされて狂ってしまうに違いない

「キョン、ブリッジ楽しいよブリッジ」
なんて言いながらブリッジで街を徘徊するんだ。
それをハルヒが見つけて驚愕。

227:最短のフラグ
07/04/18 00:05:00 sjnW3RT/
>>216

「キョン、キミが意図を立てるためのお膳立てを行い、いざ差し出されたら
その人の目の前でフラグをへし折ることに快感を感じているのはよく理解したよ。
僕はその事についてキミを問い詰める気は無い。むしろどんどんやってくれ。
キミを目当てに寄って集る、まるで死肉に群がるハイエナのような奴らにどんどん
絶望を与えてやってくれ」

まて佐々木いきなり何を言い出す。というかなんで近寄って来る
別にお前が嫌いなわけじゃないんだが俺が朝倉に刺されかけた時より激しく本能が
死にたくないと訴えてくるんだよ
できれば今すぐにでも逃げ出したいんだが佐々木が俺に向けて明らかな殺気をぶつけてくるせいで
情けないことに体がすくんでしまったようだ

「でもね、キョン――なんで僕のフラグまで粉砕する必要があるのかぜひキミの口から教えて欲しい。
わざわざ勉学に励む時間を削ってまでキミに送ったというのに、それを目の前で壊されて黙っているほど
僕の精神は頑丈にできていないみたいだ。
もっとも、今ではその事に感謝しているよ。何度もキミにフラグを壊されたことで
僕はある天啓を授かったんだからね」

ほう、その神からのお言葉に興味が無いわけじゃないが今は俺の命の方が大事なんだ
無用な好奇心のせいで最終的に自分の喉を掻き毟った某主人公になりたくないんだよ
だから佐々木サン、どうかその歩みを止めてはいただけないでしょうか?

「それは出来ない相談だね。僕が歩みを止めてしまったらせっかくの強制フラグが
またキミに破壊されてしまうかもしれないしね。
――せっかくだから教えてあげるよ。僕が導き出した一つの結論というものを」

教えんでいい。というか頼むから止まってくれ
これ以上近づいたら―――!


「――キョン、キミはフラグをクラッシュする時間がとても短い」


佐々木は、身動きできない俺の首に腕を回し


「なら、キミにフラグを壊す暇を与えなければいい。実に簡単な答えだったんだよ」


くすりと、女の子らしい笑顔を浮かべて、俺の唇を奪いやがった


フラグクラッシャー・キョン
佐々木からの奇襲により撃沈
――――――――――――――――――
(´・ω・)


228:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:07:06 zWuF0tMC
>>214の間違いでした↑

229:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:09:14 V/xroEJH
佐々木って素直クールだと思ってたんだが、ヤンデレなのか?

230:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:12:35 RYeFRl7q
>>227
代わりに俺が出血多量で死亡

231:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:15:27 QRB+zlNp
>>229
基本素直クールなんだけど色々と溜め込んでそうだから俺の中ではヤンデレ
主観だがな

232:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:16:46 u2rj8F3J
怪電波受信

キョ「な、何を言ってるんだよ・・・。恋愛なんて精神病だって、いつも言ってたじゃないか!」
佐「だから・・・その病をキミに癒して欲しかったんじゃないか!!」
キョ「・・・言ってくれなければ分からないよ、佐々木・・・」
佐「キミのそういうところが好きさ、僕は。でもね、同じくらい憎しみを覚えるんだ、キョン!!」
キョ「だからって! 世界を終わらせようなんてどうかしてる!」
佐「今更やり直せないんだよ!! キミのせいなんだ!キミのぉぉ!!」
キョ「く、止めろ佐々木ーーっ!!!!」


涼宮ハルヒシリーズ ―完―

233:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:17:24 +wLXXHrF
閉鎖空間が世界を覆いつくしてるっていうのは、
実はクールに見えて心は既にこの世界に在らず、
力を得た瞬間に世界は………………

234:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:26:22 QjTBnNm1
>>233
というか、そういう展開を俺は佐々木に期待しているのだ。
停滞し、空気のよどんだSOS団に清新な破壊を求めているのだ。
ちなみに、佐々木は素直クール的であってほしいと思います。
ヤンデレはハルヒで十分w

235:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:27:18 T769S7bT
修学旅行編書いてみたが・・佐々木さんが恐ろしく変な女になってしまった
どこで間違ったんだ、俺

とりあえず6枚ほど投下してみます

236:1/6
07/04/18 00:28:15 T769S7bT
「俺の修学旅行の話?」
春先にハルヒ超編集長様の勅令を受け各方面に多大な迷惑と話題を振りまきつつ出版された
文芸部小冊子を何を思ったか読んでいた古泉だったが、ふとした拍子にそんな事を聞いてきやがった。
やめとけよ、そんなの聞いたって別にろくなもんじゃないぜ。
「そうでしょうか?」
ふっと笑ってみせる古泉。相変わらずキザったらしいが、悔しい事にこいつにはよく似合ってる。
それに、もう見慣れちまったいつもの笑いだ。
「少なくとも僕にとっては有意義ではあれ無為ではありませんね。
 あなたの記憶にある『彼女』の話……できればもっと知りたいと思いまして」
「佐々木、か……」
しかし何だ、その聞き方は。まるで尋問されてるみたいで気分が悪い。
「失礼しました、確かに『機関』の一員である僕としましては、尋問も辞さない立場でしょうね。
 ですが、今のは純粋に一個人として、あなたの友人としての僕の好奇心からのものです」
お前が俺の友達だったとは初耳だな、古泉―冗談だ、そんな泣きそうな顔をするな。
まあしかし、例えこいつが唯一無二の親友だったとしても、俺にだって記憶の奥底の宝石箱に
隠しておきたい、他人に見せたくない思い出の一つや二つはあるものだ。
「お前にゃ悪いが、今回は諦めてもらおうか」
言ってやると古泉は申し訳なさそうな笑顔を浮かべて肩を竦めた。
「まあ、仕方ないでしょうね。あなたの個人的な領域に踏み込んだ事はお詫びします。
 しかしもしもあなたが話したくなった場合、僕にはいつでも伺う準備があると、そう思っていてください」
まったく、こっちが嘆息したくなるくらいに殊勝な事だ。誰に頼まれたわけでもなかろうに。

中学の修学旅行か―
古泉にああは言ったが、俺の思考は我知らず二年前の冬のあの日へと飛び立っていた。

237:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:28:41 2h/d9E/m
>>232
あながち有り得ない話でもないな
しかし佐々木さんあんだけ頑張ってアピールしてんのに
鈍感にも程があるぜキョン・・・

238:2/6
07/04/18 00:29:20 T769S7bT
大体において中学高校の修学旅行なんてのは生徒の自主性を尊重などと云々している割には
それほどの自由度がある訳でもなく、メインプログラムを辿ればそれは泊り掛けの社会科見学と言っても
概ね誰もが頷くところであろう。美術館に博物館、歴史的建造物に有名観光所。
誰もが思い浮かべるような堅苦しいコースだ。まったくもってつまらん、などと心の中で愚痴りながら、
俺たちはライトアップされた美術品の群れの中を練り歩いていた。
おっと、説明が遅れたな。とはいえ察しがよければ既に判っている事であろう、ここは美術館。
修学旅行二日目午後の全生徒参加プログラムだ。初日の夜から同室の連中はバカやってハメを外しまくり、
その煽りを食らった俺も、歩きながら眠りかけていたりと、かなりヤバイ状況である。
ま、実際俺もそのバカを楽しんでやってた一員であるので、眠いのはどう考えても自己責任だ。
昨夜の事を思い出していると、欠伸が出た。やれやれ。
「眠そうだね、キョン」
隣を歩いている国木田から声を掛けられた。こいつはこの美術館という場所をこいつなりに楽しむ術を
知っているらしく、ずっと興味深そうな視線を周囲へ振りまいていた。
「そういうお前は楽しそうだな」
「滅多に来られるところじゃないしね。遠くだから尚更だよ。
 それに、帰ったらレポートを書かないといけないだろう? 嫌でも見ないわけにはね」
ぐわ、すっかり忘れていた。言われてみれば各見学地の感想文を書けとか言う世にも馬鹿馬鹿しく
無意味極まる宿題があったのだ。まったく、一介の中学生なんぞに如何なる感想などを期待しているのやら。
「凄かった、綺麗だった、感動した」とやらでも通してくれるのかね。
忌々しい旅行後の宿題を恨みながら見学コースを進んでいた時、うちの学校の女子グループとすれ違った。
その中に一人、溢れんばかりの好奇心と歓喜の輝きを両目ににじませて、何やら喋っている女子がいた。
耳をそばだててみると、何やら展示品に纏わるあれやこれやのエピソードを話しているらしい。
随分と勢いのいい奇特な生徒がいたものだ。うちの学校にあんなのいたか?
「ああ、1組の佐々木さんでしょ。彼女らしいよね」
何だ国木田、お前が他所のクラスの女子に詳しいとは意外だな。
「うちの学年じゃ目立つ子だからね。博識なだけじゃなくて、頭もいい。それに何より可愛いしね。
 ちょっと変わってるところもあるけど、学年不問で男子には隠れファンも多いらしいよ」
「へえ……」
国木田の言葉を聞きながら、俺は佐々木の方をちらりと振り返った。楽しそうだな、あいつ。


239:3/6
07/04/18 00:30:37 T769S7bT
「さて、一通り観て回ったけど、どうする?」
伸びをしながら国木田が聞いてきた。
「そうだな……俺、もうちょっと観直してくるわ、宿題の事もあるしな」
「判った、じゃあ、また後で」
おう、と返事し、国木田とは別れた。さて、どこから観直したものか―などと思っていたものの、
アテも無いのではどこをどう観たものでもない。ぶらぶらと歩き回り、我知らず辿り着いた
そのブースにあった立体展示の前、さっきの女子がいた。確か国木田は佐々木と言っていたか。
「よ」
クラスは違ったが同じ学校の人間を無視するのも何だと思ったのか、俺は声を掛けていた。
佐々木は突然声を掛けられた事に若干戸惑っていたようだが、俺の制服を見て同校の生徒と判断したのだろう、
「やあ。キミも一人なのかい」
そう返事して、俺の顔を見上げた。黒く輝く双眸が俺の視線と絡む。
「まあ、な。宿題の事もあって展示を観直しに来た、ってとこだ。一緒にいた連中は?」
「彼女たちは先に戻ったよ。今は班で残ってるのは僕だけだ―好きなんだ。
 美術館とか博物館とか。人間の技術や叡智が結集しているこの空間がね」
そうか、と俺が答え、その後俺も佐々木も黙り込んだ。しばしの沈黙。
何とはなしに、俺は目の前の展示物を眺めていた。こいつは『考える人』だったか―
「キミはこの『考える人』の由来は?」
黙想していると、そう佐々木に問われた。知っているか、と言う意味でなら、ノーだな。
このおっさんが裸で何処で何を考えていたかなど、知る由も無い。
「そうか」
佐々木はくっくっと言う妙な笑い声で笑った後、この永久思考人型像の来歴について語りだした。
「元々これは『詩人』という名前で発表された作品なんだ。『地獄の門』という作品の一部としてね。
 ―ああ、『地獄の門』自体は屋外に展示があったから、後で観てみるといいよ。
 この像自体については特にモデルはいないようだが、作者であるオーギュスト・ロダン自身か
 或いは『地獄の門』が出てくる叙事詩『神曲』の作者であるダンテである、と言う説が有力らしいね」
『神曲』ってのは聞いた事があるな。確かダンテが地獄へ行ったり天国へ行ったりするんだろ?
あの話ってのは自身の体験談のつもりだったのか?
「さてね。まあ聞くべくも無いが、ダンテ本人に問い質したならイエスであると答えるかもしれないね。
 ―キミは『地獄の門』に書かれている言葉を知っているかい?」

240:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:31:25 nzQZeZdB
「キョン・・・・大事な話があるんだ・・・・・・」
「どうした佐々木、急に改まって」
「実は僕・・・・できちゃったみたいなんだ・・・・・」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「前にキョンの家に行った時みたいなんだ・・・・・」
「・・・・・・・話はよく分かった、俺も男だ!責任は取る!!」
「それはありがたい、ではこのニキビクリームを買って貰おうか」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
「君の家に泊まりに行った時にキョンがピザを何枚も頼んだだろう?あれが原因でどうにもニキビができちゃって、ってキョン?」(ニヤニヤ)
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「君は一体何を想像してたのかな?」(ニヤニヤ)
「・・・・・・・・・・・佐々木、てめーは俺を怒らせた」
「っちょ、キョン!何所に行くんだい!!手を離してって!!!そっちはホテルじゃ・・・・・・」


(続きは省略されました続きを読むにはさっさき、さっさきと書き込んで下さい)


241:4/6
07/04/18 00:31:40 T769S7bT
「『この門をくぐるもの、一切の望みを捨てよ』とか、そんなのだったか」
「よく知っているね、大体そんなところさ。さて、それを命題としてちょっと考えてみようか」
命題って。俺は数学は苦手なんだがな。
「まあそう言わないで、ちょっと付き合ってくれないか。命題論理については?」
「数学でやったやつだろ? 『pならばq』という命題に対して『qならばp』が逆、
 『qでないならpでない』が対偶……何かもう一つあったよな」
「裏のことだね、『pでないならqでない』。今はそれぞれの真偽については忘れよう。
 まずは逆かな。『一切の望みを捨てよ、汝はこの門をくぐるもの』
 次に裏。『この門をくぐるものでないならば、或る望みを捨ててはならない』
 最後に対偶。『或る望みを捨ててはならない、ならば汝はこの門をくぐるものではない』
 まあ、こんな感じか。さて、ここからちょっとした面白い事が導ける」
何だそれは。証明問題は数学の中でも俺の最も苦手とする分野だ。勘弁してくれ。
「『或る望み』を持っているものは『地獄の門』をくぐる資格は無い、という事さ。何だと思う?」
そんなもん知ったことか。俺は中世ヨーロッパ人でも無ければクリスチャンでもない。
「うん、着眼点は悪くないね」
佐々木がくっくっと笑う。癖なのか、その笑い方?
「いみじくもキミが言った『クリスチャン』―彼らにとって一番大切な事とは?」
「―神にすべてを委ね、祈りを捧げよ。ってところか?」
「そう、『神を信じる』事だろうね。神を信じぬものは地獄へ落ちる、なんてよく聞く言葉だが、
 僕はこの『地獄の門』の文句はそれの命題論理的変形なんだろうと、そう思ったよ。
 14世紀頃のヨーロッパなんて普通に教会の権威が幅を利かせていた頃で、学問の発展も
 教会の後押しなしには無かっただろう。当時盛り上がりを見せていた論理学を感じさせる
 この文句を教会が利用しようとしたって、何の不思議もないだろうからね」
呆気に取られながら俺は佐々木の話を聞いていた。予想以上にこいつは変な女だとしみじみ思ったが
その一方でこんな考え方をする佐々木に俺は我知らず興味を覚えていた。
「妙な考え方をするヤツだな。お前はオカルトとか好きなの?」
「まさか。僕は宗教的事象には興味が無いよ。ナンセンスだからね。どこの宗教への信心も無い。
 大体今の話だって、今ここで即興ででっち上げた適当な解釈さ」
お前、そんだけ話して適当って。付き合わされた俺の身にもなってくれよ。

242:5/6
07/04/18 00:33:03 T769S7bT
「申し訳ない、キミが話に乗ってきてくれて、つい楽しくてね」
くくっと笑う佐々木。くそ、俺、からかわれてんのかな。
「悪気はないんだ、謝るよ。どうか気を悪くしないでくれないかな。
 ―まあ、僕にとっては宗教というのもただの学問の一門、だね。世界中の偉人たちが何を思い、
 どう行動したか。その原理が宗教に根差すものならば、それを理解する事は決して損じゃないと、
 僕はそう思っているよ」
佐々木の言葉を聞いて、正直俺は感心した。俺にとっては宗教なんてものはただの胡散臭い何かだ
とそう思っていたが、なるほどこいつのような解釈の仕方もあるのか。
「―さて、おかしな話をして随分とキミの時間を取ってしまったね」
時計をちらと見ながら、佐々木が言った。
「見学時間ももう三分の二程度が消化されている。キミは宿題の為に再観覧したいのだったね。
 もし良かったら僕も付き合おう。美術品に関するキミの疑問にもある程度答えられると思うよ」
「そいつはありがたいが―いいのか?」
「構わないよ。どうせ集合時間まで持て余しているのはキミも僕も同じだろうから」
くくっと笑って、佐々木は俺の手を引いた。肌に伝わるしなやかな感触と、少し冷たく感じる体温。
「お、おい」
「ほら、急がないと集合時間になってしまうよ」
その後、何やら嬉しそうな表情で手を引く佐々木に俺は見学時間一杯に美術館内を遍く引きずり回され、
なりたての学芸員と化した佐々木の衒学的嗜好を嫌と言うほど味わうハメになった。
―俺は美術館というのはこんなにも楽しい場所だったのかと、この時生まれて初めて思った。

「ありがとうな、佐々木。お前のおかげでいろいろと勉強になった」
「気にしないでいいよ―好きだからね」
くっくっと悪戯っぽく笑う佐々木。こいつ本当に美術館とか好きなんだな。
「僕もキミとこうして一緒にここを回れて楽しかったよ。また話そう」
「おう、お疲れさん。またな」
そういや佐々木とまともに話したのは今日が初めてだったか。その割には随分と話したものだ、こいつも俺も。
「それじゃあまたね、キョン君」
そう言って手を振りながら駆け去る佐々木を見送りながら、俺は痛いくらいの心臓の拍動を感じていた。
―はは、まいったな。

243:6/6
07/04/18 00:34:17 T769S7bT
余談だが、それから俺たちは二年次のうちは特に交流を持つことは無かった。
その後三年次に同じクラスになり、同じ塾の講座を受け―まあ、それからの話はしなくてもいいだろう。

最終日のクラス別行動で、うちのクラスは今度は博物館へ来ていた。
佐々木のいない博物館は退屈な事この上なく、展示をざっと眺めた後はすっかり暇を持て余していた。
我知らず、俺はあの時の佐々木を思い出していた。
俺の手を引いてくるくると動き回り、楽しそうに展示物の解説を聞かせる俺専属の学芸員。
あの時のあいつは、本当に―


―古泉の忍び笑いが聞こえて、俺は我に返った。人の顔を見て何を笑ってやがる、こいつはよ。
「おっと、声が出てしまいましたか。これは失礼」
口ではそう言っているが、顔には相変わらずのニヤケ面が張り付いている。無礼な奴だ。
「思い出していたんでしょう? 顔に出てましたよ」
何言ってやがる、そうやって動揺を誘って聞き出そうたってそうはいかないぜ。
「それは残念、いつか聞かせてもらいたいものですね。それよりどうですか、一勝負?」
古泉が碁盤を取り出す。いいだろう、コテンパンにしてやるぜ。
ハンデの石を置きながら、今度佐々木に会ったら美術館に誘おうか、などと俺は思った。
あいつが隣にいる美術館が楽しくないわけがないのだから―

244:243
07/04/18 00:35:31 T769S7bT
お粗末さまでした。

以下、蛇足。
・美術館は上野の国立西洋美術館、のつもり
・参考資料はほとんどWikipedia
・逆,裏,対偶の辺りはまあ……あやしくて申し訳ない


245:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:37:51 InMv+AlX
GJ!
リアルタイムで読んでしまった。

246:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:47:09 IWZNdaEE
二年の時点でキョンの事を密かに想っている佐々木イイね!

247:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:53:51 05l2q+Ed
>>244
「気にしないでいいよ―好きだからね」
「気にしないでいいよ―好きだからね」
「気にしないでいいよ―好きだからね」

うん、つまりGJってことだよ。

248:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 00:58:15 0f+dt5J7
>>244
GJ!
ニヤニヤしっぱなしだぜ、、、


249:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 01:02:38 QjTBnNm1
>>244
 うん、いい感じだね、とても、そうアカデミックだね。
 GJ。

 ちなみに、美術の技法についてのあるいは美術史についての
知識のある人間と、美術館を見に行くのはとても楽しいことだよ
ね。芸術にはやっぱり、見方のような物があると思うよ。

250:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 01:05:57 E35Xkh42
ご存知の通り、ハルヒが閉鎖空間を生み出し、そこで神人を暴れさせるのはハルヒが
メランコリっている時というのが主な要因だと古泉は言った。
つまりハルヒにとって閉鎖空間を生み出すのは神人を暴れさせる必要があるからで、
それはつまりハルヒのストレス解消法であるわけだ。
……では常時静かな閉鎖空間が生み出されている佐々木の場合、その意味とはなんなのだろうか。
神人を出して暴れさせストレスを発散するでもなければ、
閉鎖空間崩壊時の摩訶不思議スペクタクゥがみたいからというわけもなく、
ただ広がっているその空間は、何故広がっているのだろうか。
「意味、か。どうなんだろうね。僕にとっては閉鎖空間を作ること自体がストレス解消法なのかもね」
いつもの形容しがたい独特の微笑で佐々木は言った。
作ること自体がストレス解消法? それはあれか、砂のお城を作るのが楽しみなそういうあれか?
「くっくっ。そうだね、根源的な部分ではまさにそうだ。自分で創造することが楽しいんだろうね。
まあ多くの子供が持つ、創造の後に湧き上がる破壊衝動が無いというのが相違点かな?
作っただけで満足してしまうんだろうか。『子供じゃあるまいし』とでもいえるものだね。
いや、それとも実際は、あの空間は連続して存在するものではなく、
一瞬一瞬で創造と破壊がひたすらに繰り返されているのかもしれないね。」
だとすれば、そいつは中々豪快にストレスを発散させてることになるぞ?
お前がそんなにストレスを感じることなんぞ―こいつに限ってまさかとは思うが―勉強疲れぐらいしか
思い浮かばんな。いや、それだけでも十分なのかもしれんがな。
途端、佐々木がいつも浮かべている微笑がほんの少し揺らいだ気がした。
僅かな変化だったせいで、それが正の変化だったのか負の変化だったのかは判断できなかった。
「……そうだな、それくらいだろうか。そうだね。僕が『負荷』だと感じるものは、
おそらくそのくらいしかないだろう。一般的なこの年代の男女ならば、恋愛感情というものに
心揺れ動かすこともあるだろうが、僕にはそれがないからね。
気付いてほしいのに気付かない誰かに対して感じる焦燥感というものが、
一体多感な少年少女の心にどれだけの負荷をもたらすか、などということは分からないものだ」
まるで考える人を模倣し始めたかのようにあのポーズで固まっていた佐々木は、
そこまで言い終えるといつもの独特な微笑を取り戻していた。
そういうもんか。
「そういうものだ。」
そこで一旦区切って数歩歩いてから、付け足すように言った。
「そういう心はわからないが、こうしたなにげない君との会話が多少なりとも僕の精神に影響を与え、
そしてまた、僕がまた君と会うとき用に話のストックを考えることが、
僕にとっていいストレス解消法になっているということはわかるよ」
そいつは光栄だ。お前が会話ストックを作ってくれると、俺は受身に専念できるからな。
話すだけでストレス解消になるんなら、世界の破壊と創造を繰り返しまくるよりよっぽど平和的だ。
お前の平和のためにそういう会話に付き合ってやるのもやぶさかじゃあない。
「くっくっ、そうかい。それはとても助かるよ」
そう言って佐々木は軽く手を振りながら改札を通り抜け、殊勝にも休日を満喫するために
この街を離れると決断した多くの人々とともに、アルミの箱が行き交うホームへと消えていった。

251:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 01:07:22 E35Xkh42
なんぞこれー。
眠い頭でなにがいいたいのかというと佐々木かあいいよ佐々木

252:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 01:09:12 QjTBnNm1
>>251
 同意、同意。佐々木かわいいよ佐々木。

253:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 01:11:43 C5AtuIdJ
>>249に同感かな
とてもじゃないけど、別段興味の無いことを考察したりしないしな。
益々佐々木の魅力が深まるね
というか羨ましい

254:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 01:33:44 c785/e8h
修学旅行の班の自由行動でキョンと佐々木以外がいつの間にかどっか言っちまう流れを幻視した。

255:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 02:06:32 hvrEGX+/
佐々木は俺に覆い被さるように体を密着してくる。

って、何してんだ佐々木。止めろ。恋愛感情は精神病の一種だって言ってたじゃないか。あれはハルヒみたいに捻くれてただけなのか?

「違うね。僕がキョン、キミを求めるのは恋愛感情なんて陳腐で粗悪な感情じゃない。」

じゃあ何だっていうんだ?

「本能さ」









という電波を受信した。
批判は受け付けない。

256:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 02:07:14 QjTBnNm1
>>254
 そういや、今日、修学旅行で班行動中の中学生を見たなぁ。地図とにらめっこしてあーでもないこーでもないとやってた。

257:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 02:15:15 ESLDuoKt
>>255
本編でもそれらしきこと言ってるからいいんじゃね?
むしろもっとやれ

258:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 02:18:06 7tfBN5ZQ
前スレの、名前を予想する流れのあたりで思ったのだが
中3のクラスで出席番号順に座るような時、
北高の場合みたく男女交互に並ぶとしたら
佐々木とキョンは前後になってたんじゃないだろうか。

259:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 02:28:35 BuqoLCmM
>>250
キョンに会えるときを考えると、お喋りな佐々木はキョンを想うとすぐ○○○しちゃうの。
ってことでFA?

佐々木は理性の人だから、自分のそんな能力があるって知った状態で能力移植されちゃったら、
移し替えた瞬間に能力が消失したりしないかと予想してみる。
きょこたんに教えられないまま能力保持してたら、誰にも気付かれないうちに佐々木だけ消失してたりとかもあり得るかと。

260:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/18 02:44:52 QjTBnNm1
>>258
アニメ版だが、北高1-5の時のキョンの前は鈴木で、隣は佐伯だからにたような感じ何じゃないかね~。

261:佐々木の趣味1/3
07/04/18 02:49:59 QjTBnNm1

とある妄想を受信したので、投下。


 誰にだって人に自慢できない、あるいはする気のない趣味のようなものがある。
 私にとってのソレは、B級あるいはC級に分類されるいわゆるダメ映画の鑑賞だった。
 先日、中学校を卒業し、高校への入学準備も滞りなく進んでいたある春の日。
 私はひとり、市外の映画館に来ていた。この劇場で単館ロードショウに掛かっている
ホラー映画を鑑賞するためだ。もちろん、B級作品である。
 この映画を撮った監督は、B級映画好きの間でも定評のある人物で、かくいう私も、
公開前から楽しみにしていたのだ。もちろん、前売りチケットを購入した。受験を終えた
後の自分に対するご褒美、そんなつもりだったのだ。

 映画について語るのはこの程度でいいだろう。ちなみに、実に期待通りの出来映えだった。
本格派のB級スプラッタ映画を久々に堪能した。
 ところで、あなたはスタッフロールは最後まで見る人だろうか、それとも劇場内に明かりが
点り次第、足早に席を立つ人だろうか。かくいう私は、最後まで座っている人間である。
幕が下りても、幕の上にエンドクレジットが写されるまで見ている。もちろん、理由はある。
とある映画で、映画本編をダイナシにするようなカットがエンドクレジットの直前に挿入され
ていたことがあったのだ。それをうっかりと見逃して以来、エンドクレジットが出るまでは、
油断しないという癖がついたのだ。だが、今回はこの癖が仇になった。
 最後まで座っていたから、“彼”に気がついてしまった。入館した時には気がつかなかった。

そして-----。

 声を掛けようかと口を開いた瞬間に、“彼女”にも気がついた。
そう、彼には連れがいたのだった。

 あなたには、定型化された休日の過ごし方というものはあるだろうか。
私の場合、あの劇場で、午前中に映画を鑑賞した後は、近くにある小洒落た
喫茶店で、アフタヌーンティーをたしなむというものである。そして、映画の
余韻を楽しんだり、小説や雑誌などを読んだりしてその日の午後を過ごす。
当然のことながら、今回もそのパターンを踏襲した。

 目当ての喫茶店は最近、どこかの情報誌に掲載されたらしく、そこそこ
混んでいた。だが、入れないほどではなかった。席に着き、お冷やを置き
に来た店員に、ダージリンをアフタヌーンティーセットで注文する。
 お手ふきで手をしめらせたところで、我知らずため息が漏れた。
 おいおい、どうしたというのだ、キミ。
ずいぶんとさっき目にしたシーンを気にしているようじゃあないか。
 自虐的な笑みが浮かぶ。
 キミは常に理性的で論理的な人間を目指しているのではなかったかな。
感情はノイズに過ぎず、恋愛感情なんて一時的な精神の病に過ぎないのだろう。 
 僕は彼にそう告げたじゃないか。
 止めろ、ペルソナを被れ。
 私を取り戻すんだ。
 深くため息をついた。
 春は心を不安定にする。それを実感したのは生まれて初めてだった。
いいさ、長い人生、こんな日もあるだろう。私は彼のことを思い出していた。

262:佐々木の趣味2/3
07/04/18 02:52:53 QjTBnNm1
 彼との付き合いは1年にも満たなかったが、14年弱の人生の中で、もっとも深くまで、
私の中に踏み込んだ、あるいは、踏み込ませたひとりだった。
 彼とは、いろいろなことを話した。これまで、誰にも話せなかったこと、話したかったこと、
語りたかったこと、聞きたかったこと。人生観、宗教観、歴史観、日々のさまざまな出来事、
受験、学生生活、夢、恋愛観、などなど。
 周囲のクラスメイトたちは、私と彼がいわゆる恋人関係にあるものだと決めてかかっていた。
否定した所で、黙殺されるだけだったから、後半は無視することに決めた。
それに“そんな些末なこと“で彼を失いたくはなかったのだ。
 もっとも、彼は最後まで否定し続けた。
「アイツとはそんなんじゃあない」
 ずっと、そう言い続けてくれた。それは僕(彼だけではなく、男子生徒の前では、
私は敢えて中性的な口調で喋っていた、その時の一人称が“僕“だった)にとって、
とても嬉しいことだった。

 振り返って見れば、当時の私は恋愛という物を必要とはしていなかった。
いや、積極的に不要な物としていた。それは中学に入学して初めて告白という物を
受けた時から感じていたことだ。相手の人には申し訳ないが、他人から好意を、恋愛
感情を向けられるということが私には理解できなかったのだ。
 相手は自分を理解していないし、理解が必要とも感じていないようだ。相手に好意を
持たれるようなことも、好意を向けるようなこともしなかったのに、一方的に向けられる
感情、そしてそれを受け入れて貰えると思っている相手、“これ”は何なのだろう。
 これが恋愛だというのなら、私にはそのような理解不能な、ものは必要ない。そう断じた。
 “僕“のペルソナを用意したのはそれからだ。もって回した、ちょっと古風なしゃべり口調、
理性的で論理的な思考と態度、3年もそれを続ければ、僕と私の使い分けはうまくなる。
周囲の覚えもめでたく、私は望みの位置をクラス内、あるいは学年内に得ることに成功した。
かつてのクラスメイトたちに私のことを聞いたら、二言目には“変な女“あるいは“変わり者“、
“変人“というリアクションを得られるはずだ。
 だから、彼との間には恋愛めいたやりとりはなかったし、恋愛感情の交歓もなかった。
友情ならあったと思う。というより、今だって無条件に友情は感じている。

「じゃあ、俺は……そうだな、ナポリタンとアイスコーヒーで」
 思考の海から引き上げられたのは、そんな一言が耳に入ったからだった。
何ともはや、今日の私は物語の登場人物のようじゃないか。アフタヌーンティーセットに
付属してきたナイフを陽光にかざす。見慣れた彼の背中と彼女がそこに映った。


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