07/06/05 04:22:20 1dfunmTM
>>315
復興した町並みが見下ろせる小高い丘に建つ小さな家、
冬樹青年は、のんびり家の壁にペンキを塗っていた。
青空に白い色が良く映える。
平和がよみがえった地球、そして宇宙。
復興の槌音が、いたる所から響いてくる。
全宇宙を巻き込んだ【暗黒邪悪シンリャーク星人(漫画版)の乱】がまるで悪い夢のような気がする。
...夢であったら、どんなに良かったことか、、、
あの戦乱で幾人もの冬樹の親しい人々も、帰らぬ旅に出た、、、
ふと、空を見上げる冬樹。
桃:『...冬樹君、、、今、幸せですか、、、』
ギ:『...冬樹、幸せか、、、』
ケ:『...幸せでありますか、冬樹どの、、、』
今はもういない、懐かしい人たちの声が聞こえてきた気がした、、、。
冬:「うん、幸せだよ、、、みんな、、、」
ちょうど、夏美とタママがお買い物から帰ってきた。
夏:「、、、?誰に話しているの冬樹?」
冬:「あ、、何でも無いよ、、、」
夏:「うふふ、おかしなパパですね~」
すっかり大きくなったお腹をさすりながら、夏美は微笑む。
タ:「産まれてきたら僕の弟子にしてあげるのです~~」
すっかり尻尾のとれたタママは、大人になっても相変わらずであった。
日常の何気ない幸せをかみしめながら、冬樹はもう一度青空に向かって言った。
「僕達、幸せになるよ、軍曹、、、」
最終回はこんな感じで、、、