07/04/16 20:03:50 zX4DV4r1
「あなたの親友を自称する佐々木さんなる方が、おそらくは十人中
八人が一見して目を惹かれる、実に魅力的な女性だったからですよ」
古泉も国木田や中河と同じ勘違いをしてやがる。
俺はため息をつきながら、
「機関の調査能力も案外たいした事ないな」
「なぜそう思うんですか?」
「古泉よ、お前は大きな勘違いをしている。俺には他人の秘密をばらす
趣味はないが、お前らが本気で調べれば、すぐに分かることだから、
あえて親友の秘密を話してやろう」
「伺いましょう」
「佐々木は男だ」
「へ?」