【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっくっ part2at ANICHARA2
【涼宮ハルヒ】佐々木とくっくっくっ part2 - 暇つぶし2ch34:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 03:12:01 HB+bz1Mz

   僕としたことがね 不覚にも、
   恋愛などという病を発症してしまったのさ
.        , -‐- 、. , -‐-ー .、
.       ,'. /  ト、 ヽ   ヽヾ
        i. ((从ソ 从〉,ハハバゝ
.       l. (|┳ ┳i!i| ─ ─i! ふーん それはたいへんだねえー
.      ,ハNiヘ '' ー.''ノiハ、. - ノ’ そんなことより >>1
.         〈ヾ/゙ノi  /〈にづ┓___
        _.ノUUZゝぐ___,/__||卅]
        ~,'(_,(ソ__//゙> .> /ヾ⌒ヾ
        (--(ニ二__(ン゙/.(--○<)
.        ゞ/__彡' ¨゚¨    ゞ/__彡'

35:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 03:46:39 Kc8t3Gb6
>>34
キョンの相鎚もテキトーだなw

36:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 03:47:11 FCOETK8H
>>34
キョンひでぇw

37:ある朝の精神失調
07/04/09 03:53:12 dcCiLCJu
―――――

キョンのキスは、まるで雷のように僕の体を揺さぶった。
ぐらぐらと体が揺れるようで、同時に腰の辺りがふわりと揺れるような感覚がだった。
突然、閉じていたはずの目に、突然光が差し込んだような錯覚を覚える。
頭の中はとっくの昔に冷静さを失っていて、もうなにもかもがどうでもよくなってしまう。
……これが、恋というものなのだろうか?
いや、きっと違う。

僕はベッドから落ちて腰を打ち付け、カーテンから差し込む、早朝の明かりを目にしただけなのだ。

―――――

「……………」
佐々木は、むくりと上半身を起こすと、体に覆い被さったシーツを引きはがし、
誰の目に見ても明らかな三白眼で、見知ったはずの室内を何かを探すかのように睨め回た。
しかる後、彼女はがっくりと肩を落とし、大きく溜息を吐いてから、手元に落ちていた水玉模様の枕を抱きしめると、
アヒルのような口で、枕と存分に口づけを交わした後、腕を大きく振りかぶって、枕を壁に叩き付けた。
くぐもった音を発しながら運動エネルギーを解放し、再びベッドの上に横たわる枕を二十秒ほど見つめ、
それから目を逸らした後、心底不機嫌そうに、かつ無念そうに、ちっ、と一つの舌打ちを漏らした。

おおよそ彼女らしからぬ所作をし終えた後、部屋の床に尻餅をついたまま壁の飾り時計に目をやる。
時刻はすでに自分の定めた起床時間を超過していた。

佐々木はゆっくりと起きあがった。
体にまとわりつくシーツを上着のように抱え込み、這いずるようにベッドの上へと戻った。
彼女の屈強な理性が、『お前は愚かな夢を見たのだから、憂鬱な気分であるべきだ』と厳かに告げていたが、感情はそれを無視した。
シーツをだらしなく身に纏ったまま、ベッドの端に転がる枕を、恋人のように優しく抱きかかえ、佐々木は再び目を閉じた。
胸の奥底に、正体不明の、暖かく、優しい何かが立ちこめて、
愛しい彼の声で、やがて夢の続きが訪れるだろうと告げた。



秒針が刻む音が、ゆっくりと鼓膜から離れていく浮遊感を感じながら、
佐々木は、自分が重大な精神失調を来していることを自覚し、速やかに夢の続きへと潜っていった。

38:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 03:55:26 dcCiLCJu
いけねぇ、>>392宛だった。

39:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 04:29:08 gLLlOtpj
保守

40:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 05:09:28 3FFQ7wMa
>>37
お前、こんなところに置くなよ
誤爆にも程があるぞ
俺がPINK板に張り直してやったぞ

41:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 05:18:42 e8Zw83Yv
>>37
ひどい文だな
ギャグでやってんならいざ知らず

42:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 05:19:34 HB+bz1Mz
>>40
  一時の先入観により注意力を怠ったがために、
  新成人年齢に既に達した者にはあるまじき失態を犯してしまった・・・と言っておくよ
       , -‐- 、.     ,. ‐-ー- 、
      ,'. /  ト、 ヽ.   ノ /    ヽ
.      i. ((从ソ 从〉  ノハハハハハ !
      l. (|┳ ┳i!l   .!|─ ─ ,iリ)! そのまま、
.     ハNiヘ  ー ノハ!.  ’ 、 - ,ノル´  志村ー! メル欄!
.        {iつ旦O    O旦と'!}    ・・・とでも言っとけばいいんじゃないか?
.       とくュュュュ〉    〈_.〈__,i'つ   釣りでない限りはな

43:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 08:51:23 ygOgCGmV
ササッキーかわいいよササッキー

44:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 08:55:40 qJeugK6h
佐々木「九曜さん、わたしのプリン食べたね?」
九曜「―コク」

45:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 12:36:16 eYWxECM0
>>29
たぶん「笹の木」という意味のネーミングだろう
笹の葉ラプソディとのからみで

46:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 13:17:28 ygOgCGmV
佐々木とキョンの身長っていくつなんだろうな
キョンの顔を佐々木が下から覗き込むっていう萌えるシチュエーションからして結構身長差がありそうだ

47:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 13:26:54 yIZ6bNsr
アニメ公式だとキョンが170cmだから150~155cmぐらいじゃね

48:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 13:28:58 qJeugK6h
けっこうちっこいね
九曜は130cmくらいか?

49:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 13:45:23 JHYfrYJl
>>48
小さすぎだろ

50:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 13:50:11 muS1eTd0
ここってアニキャラ総合じゃないの?
映像化してないキャラはいいのか

51:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 14:14:46 3FFQ7wMa
>>50
前スレでさんざん言われた
板違いなのは承知だが需要があったから2スレ目に突入した
せめてsage進行であまり目立たない様にしている

ラノベキャラ板がほしいのが本音

52:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 14:18:11 6WHXK3il
むしろ何故できないのか疑問


理由はあるんだろうが、エロい人教えてくれ

53:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 14:48:19 ygOgCGmV
>>47
2年生になったからキョンの身長はもっと伸びてるだろうな
佐々木はそんなものかな

54:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 15:20:49 Gce7VSyK
正直、ボクっ娘は予測していた
飄々としていて、理屈っぽくて老成したようなしゃべり方も。
顔や髪型だってそれほど特徴的なもんじゃない。 
なのに何でだ、どうしてこんなに萌えるんだろう。。。

55:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 15:38:35 xxJEEoUf
ボクっ娘ではなく僕っ娘だけども、
まぁ、同意。

56:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 16:16:29 oQSgDtBc
>>54
のいぢ絵の魔力か……
驚愕の表紙が佐々木さんというのも期待していいかもな。

57:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 16:27:37 Z6ck8p8p
>>56
もしそうなら五冊買う

58:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 16:32:25 AIUGrK+/
ポニテだったらハルヒとの初邂逅で世界終わってたな
これは強力すぎる

59:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 16:40:15 OIxizMVZ
>>58
そういうssが出そうw

ところでさ、「くっくっ」って笑い方はどんな発音なの?

60:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 16:41:28 OIxizMVZ
ごめんね、sageちゃいました…

61:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 16:41:48 qJeugK6h
野口さんみたいな感じ

62:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 16:58:50 ygOgCGmV
>>58
佐々木のポニテ…
恐ろしい破壊力だ…
一度見てみたい

63:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 17:04:07 OIxizMVZ
>>61
佐々木だと小悪魔的な感じになるから不思議だw
>>62
どこかのサイトで描かれたりするかもよ



64:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 17:46:41 JHYfrYJl
野口さんだと悪魔?

65:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 17:54:45 JyFmkTRO
はやく新しい佐々木の絵が見てえ・・・
驚愕まで待つ事になるのか

66:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 18:11:02 MKgIk4/b
佐々木「ねえ、キョン!僕のプリン食べたでしょ!」

67:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 18:17:28 3FFQ7wMa
【涼宮ハルヒ】佐々木と勉強会【量子論】

スレリンク(news4vip板)

68:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 18:41:09 HMtWhTDO
佐々木ってハルヒみたいに万能人っぽいな
料理とかも得意そう

69:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 18:44:38 Z6ck8p8p
佐々木の料理食いてぇ

70:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 18:46:33 VrWIUXWG
>>66
なにこの必死な佐々木ww

71:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 18:59:02 cAJ35YUx
>>70
そうだよな。
佐々木なら
「ねえ、キョン。そこにおいてあったプリンを知らないかい?僕が楽しみに取っておいたものなんだが…」

72:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:05:02 cAJ35YUx
途中でうっかり送信してしまった。
『とか言いそうだよな。』
を後ろに足しといてくれ。

あとsage忘れスマン。

73:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:06:57 qJeugK6h
キョン「さー飯でも食うか。」
佐々木「キョン、君は今日もまたコンビニで買った弁当かい?
     もっと栄養のあるものを取ることをお勧めするよ。
     勉強に集中するためにもね。」
キョン「文句言うな。それにコンビニ弁当ってのもなかなかいいもんだぞ。
     そういえばお前いっつも俺ののり弁当うまそうに見てるよな。
     食べてみるか?」
佐々木「いいのかい?実は前々からそのチープな白身のフライを食べてみたいと思っていたんだ。
     では君には僕のお弁当を進呈するよ。」
キョン「お、うまそうだな。頂きます。
     家は親が面倒くさがりだからな~。手作り弁当なんて運動会以来だ。」
佐々木「…どうかな、味の方は」
キョン「うん!!うまい!佐々木は幸せだよな、こんなうまい手料理が毎日食えるなんてさ!!」
佐々木「も、もしよかったら…その、明日も作ってあげてもいいんだが」

74:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:07:22 UyJx+M92
>>71
佐々木ならこうも言うかもな
「キョン、さっき君はプリンを食べたね。」


75:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:19:00 ygOgCGmV
>>73
キョンが羨ましいぜw

76:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:23:12 vRVJj/Km
キョン「・・・結局あいつは最後まで自分の事を男だと思っていたなぁ・・」

と懐かしむキョンであった

77:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:27:36 w7MQZGcU
前スレで出てたハレ晴レ佐々木Ver.が聞いてみたいが歌ってくれる♀挙手。

78:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:34:20 M7tf0sgd
VIPでやれ

79:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:37:07 w7MQZGcU
じゃあ撤収

80:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:37:27 Zmn578/F
>>68
俺はカップラーメンみたいなものしか作らない気がするw

81:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:38:16 OIxizMVZ
長門スレで歌うpしてた人とかいなかったっけ?

82:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:47:13 VrWIUXWG
>>80
ハルヒと対を成す存在なんだし
料理上手なんじゃね?
いや、いいところはどっちも秀でてるじゃん?頭脳とか。

83:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:48:09 OIxizMVZ
>>82
ってことは運動神経もいいのかな?
最初の印象ではそうは思えなかったけどw

84:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 19:56:32 VrWIUXWG
>>83
さあ・・・運動神経はいいけどハルヒと違って目立ちはしなかったとか?
まあいずれにしても妄想だけどさw

85:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:01:30 MKgIk4/b
実はミヨキチと姉妹

86:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:13:05 txMdkpzW
料理ネタは前スレに張ってあった小ネタが秀逸だったな

87:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:13:21 x+0JoVPR
運動神経はそつなくこなす程度であってほしい。
でもビリヤードとかは半端なくうまそうだ。

88:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:17:09 M7tf0sgd
ダーツがうまい佐々木さん

89:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:17:57 /j1ZSIFF
将棋とかチェス的なテーブルゲーム恐ろしく強いイメージ

90:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:20:30 txMdkpzW
確かに将棋は強そうkk
イビアナで攻めても丸焼きにされそうだ

91:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:23:09 /j1ZSIFF
「くっくっ…また王手だ。キョン、そろそろ諦めたらどうだい?」

92:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:23:23 OIxizMVZ
ハルヒのような豪快な感じじゃなく、緻密なゲームやスポーツに強いって感じか
確かに対称だw

93:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:24:02 txMdkpzW
なんとなくビリヤードも強そう

94:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:28:02 x+0JoVPR
佐々木にしごかれたため古泉相手では楽勝ということか。そうですか

95:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:29:47 oQSgDtBc
ポーカーとか強いんだろうなぁ…

96:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:31:43 ygOgCGmV
佐々木にしごかれたからキョンは古泉よりゲームが強いのか
ありえるな

97:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:34:00 r/2KeXlR
>>95
ハルヒは大穴狙いで稼いで
佐々木は確実に少しずつって感じか

98:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:39:14 0x2kN3NE
「背中が煤けてるよ、キョン」とかいう妄想が


99:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:41:57 cAJ35YUx
>>94
佐々木に良いように遊ばれる古泉が頭の中に浮かんだ。

佐々木「ほらそこにある角を取れば今後の戦いが有利に進められるんじゃないかな?」
佐々木(この人真剣に弱いや、ちょっとぐらいハンデを上げないとかわいそうかな)
古泉「おやおやこれはご親切に、なんてね、それが罠だということぐらいわかってるんですよ」
古泉(そんなみえみえの罠にはまったりしませんよ、いやここは敢えて罠にはまったふりをして…)
キョン(ハンデくれてるに決まってんだろ、察しろよ古泉)

100:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:43:26 OIxizMVZ
>>97
じわじわと甚振ってくれるだろう

>>98
なんかの麻雀漫画かなにかで見たような気がw


101:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:45:52 txMdkpzW
古泉対佐々木なら8枚落ちでも苦しそう

102:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:56:02 GRT1MGOH
佐々木はいいとこのお嬢様らしく囲碁が強い。
しかし、キョンは囲碁をしらないので五目並べでしか相手をしたことがない。


103:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:56:22 x+0JoVPR
佐々木は少しずつ相手の身ぐるみをはいでいくのを楽しんでいそうだな

佐々木「そろそろ本領を発揮しないと取り返しがつかなくなるんじゃないかな? くっくっくっ」

みたいな

104:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:56:44 r/2KeXlR
佐々木に全駒されたい

105:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 20:58:41 txMdkpzW
歩三兵でボコられたい

106:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 21:06:34 ygOgCGmV
>>103
佐々木さんはかなりのSだな

107:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 21:07:14 16hp3DFm
キョン「じ、じゃあここに逃げる!」
佐々木「くっく、いけないよキョン。そこは角が効いてるんだ。」
キョン「!危ない危ない…。じゃあもうここしかないな。」
佐々木「そう、そこしかないよね。なぁに、すぐには殺さないよ。くっくっく」
キョン「あーっ!卑怯だぞ!俺の飛車たんが…」


108:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 21:17:04 OIxizMVZ
>>106
あれだけ達者な語弊力だから言葉責めは凄そうだな

109:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 21:23:22 dcCiLCJu
ハルヒに関係を問われる→恋人と答える→なら麻雀で勝負よ!

脱がされるハルヒ。
嬉しいのはキョン。
勝ってるのに悔しいのは佐々木。

110:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 21:27:00 x+0JoVPR
>>109
キョンの反応を見て楽しむのが佐々木

「おや、キョン。静止に入らないなんて君らしくもない。まぁ他ならぬ君が楽しんでいるなら僕も本望だ、続けようじゃないか涼宮さん。くっくっくっ」

111:1
07/04/09 21:38:33 pHklp89K
SSの冒頭をまずは投下します.
書いてたらかなりの長編になってしまったのでぽつぽつ落としていきます.

「キョンくん電話だよ~」
風呂の扉が遠慮なしに開かれる.
妹よ,いい加減恥じらいくらいは覚えてくれないか.
湯船に浸かっているからまだよかったものの,まったく.
それ以前に,なんでどいつもこいつも俺が風呂に入っているときに限って電話がかかってくるんだか.
「はい,キョンくん.」
あぁ,サンキュー.で,用が終わったのなら早く出て行ってくれないかな,妹よ.男の肉体の神秘を知るにはまだ君は早い.
「は~い.」
あまりにも幼すぎるわが妹の将来に不安になりながら,電話に耳を当てた.
あ,いけね.誰からかかってきたか聞くのを忘れた.古泉あたりだったら問答無用で切って,風呂から上がるまで待たせよう.
「もしもし.」
「やぁ,キョン.こんばんは.」
この声は―

112:2
07/04/09 21:39:42 pHklp89K
「佐々木?」
「声だけで電話の主が僕であると言うことを看破してくれたのはうれしいが,そんな素っ頓狂な声を出されると思わずこちらも狼狽してしまうよ.」
うそこけ.お前の狼狽した姿など見たこともないし,想像もつかん.
ちょっと見てみたいが.
しかし,俺が驚いたのは事実だ.対となる宇宙人に未来人に超能力者,あの一件があったからな―
「で,何のようだ?」
思わず声に警戒心がこもる.
「君は今お風呂に入っているようだね.よかったら,またあとでかけ直すが―」
「いや,かまわない.話してくれないか.」
悪いが,のんびりバスタイムを楽しめるほど悠長な気分にはなれない.
「そうか,わかった.この間話した,例の須藤の言っていたクラス会の件なのだが―」
「おい,ちょっと待て.」
思わず佐々木の言葉をさえぎってしまった.
「クラス会の話はこの間話しただろう?」
それは,そうだが.あんなぶっ飛んだ電波話を聞いた後だ.てっきり,もっといかれた話が来ると思っていた俺は大いに拍子抜けした.
「そのクラス会の下見をしたいのだが,キョン.今度の土曜日,君も候補地探索に同行していただくことをお願いできないだろうか.」
不思議探索よりかは見つかる確率が高そうだな.
しかし―

113:3
07/04/09 21:40:30 pHklp89K
「悪いが,例の連中らが一緒だとしたら,俺は拒否させてもらう.待ち合わせ場所であいつらの姿を見かけたら,俺は迷わず帰るからな.」
我ながらつっけんどんな返事だ.連中に会うことが怖いわけではない.ただそんな嘘をついて俺を引っ張り出そうとしているなら,それが気に食わないだけだ.
「大丈夫だよ,キョン.彼らは来ない.神に誓ってもいい.僕らだけだ.」
俺は佐々木に申し訳ない気持ちを抱いた.そうだ,こいつはそんな嘘をつくような人間ではなかった.
「わかった,いいぜ.ただし,二人だけで,だ.」
そう,二人だけがよかった.これ以上,余計な人間が加わって話をややこしくしたくなかったし,それに佐々木と二人で話したかった.
「ありがとう,キョン.」
少し間を空けて,佐々木がつぶやくように言った.
「―僕も君と二人だけで会いたいんだ.」

114:理系
07/04/09 21:41:23 pHklp89K
とりあえずここまで.

115:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 21:43:46 ZN3uB2Sn
句読点は『,』jじゃなくて『、』、『.』じゃなくて『。』にする事を推奨する。

116:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 21:45:24 fh7o0son
なんという生殺し

しかし職人さんの都合もあるだろうからな
これはかなりwktkするぞ

117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:09:35 ygOgCGmV
乙!
これは続きが気になる
wktkして待ってるよ

118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:19:59 16hp3DFm
.,を使う人知ってる

119:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:24:25 P/dijtCR
論文かなんかでは使ってるな>『,』『.』

120:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:25:03 txMdkpzW
句読点をちゃんと使うのは日本語の基本だと思うんだ

121:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:27:15 HMtWhTDO
>>114
ぐは、生殺しw
続きにwktkしてる

さっき佐々木とキョンがwiiでボクシングをしてる電波を受信した

122:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:28:28 vRVJj/Km
大魔神佐々木
   VS
創生神涼宮

123:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:46:24 ygOgCGmV
>>121
いいとも見てるなw

124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:48:28 /R5EZu6N
ちゃりんこちゃりんこ。
俺と佐々木は中学の頃を懐かしむように、極自然と二人で自転車に跨った。

「キョン、君は変わらないな」
「そういうお前だって変わってなくて安心した」

・・・
「・・・ん、どうした?」
「いや、変わっているだろう?」
「・・・・・・え?」
「だ、だから、ほら」
「は?」
「むっ、ほら!」

キキキーッ

自転車を止めると、俺に必死でしがみ付く佐々木の腕を腰から解きがら尋ねた。

「すまん、お前は男言葉のままだし小難しい喋り方のままだ」
俺をじっと上目遣いで睨みつける佐々木。
「中身だって変わって無い様に思えるぞ?」
「む・・・」
「でも、すまん。よかったら教えてくれないか?お前が変わったというところを」

125:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:50:35 /R5EZu6N
私の胸の大きさがさ!
というお話。

良作の繋ぎにと思って一生懸命書いた初SS


126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:53:05 fh7o0son
>>125
GJだぞい

初SSなのか?もっと短編かいてる風な感じだったが・・・


127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:53:57 16hp3DFm
>>119
どっかのAA雑にいた希ガスww
続編きぼ

128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:00:44 ygOgCGmV
>>125
萌え死んだ
ご機嫌斜めの佐々木も鈍感キョンも可愛すぎるkkk
>>127
とりあえずさげような

129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:05:27 9AIyTGnU
縦書きの場合は『、』,『。』
横書きの場合は『,』,『。』が正しい

よく横書きでピリオドを使う人がいるが,それは間違いだ

130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:18:14 tMpdpmFH
>>129
そうだったのかー!さっきプリンにササッキー投下してきたんだけど『、』使いまくってたよorz

131:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:22:12 I4HtUx9k
,と、の違いを気にする人はほとんどいないがね。

132:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:29:26 dcCiLCJu
違和感感じるのは俺だけなのか。

133:理系
07/04/09 23:33:43 RERBtoXM
句読点なんて所詮記号だから、さしあたってどうでもいいのだが、
気になるなら修正しておこう。
ついでに追加分も。

134:理系
07/04/09 23:35:04 RERBtoXM
「キョンくん電話だよ~」
風呂の扉が遠慮なしに開かれる。
妹よ、いい加減恥じらいくらいは覚えてくれないか。
湯船に浸かっているからまだよかったものの、まったく。

それ以前に、なんでどいつもこいつも俺が風呂に入っているときに限って電話がかかってくるんだか。
「はい、キョンくん。」
あぁ、サンキュー。で、用が終わったのなら早く出て行ってくれないかな、妹よ。男の肉体の神秘を知るにはまだ君は早い。
「は~い。」
あまりにも幼すぎるわが妹の将来に不安になりながら、電話に耳を当てた。
あ、いけね。誰からかかってきたか聞くのを忘れた。
古泉あたりだったら問答無用で切って、風呂から上がるまで待たせよう。

「もしもし。」
「やぁ、キョン。こんばんは。」
この声は―

135:2
07/04/09 23:36:30 RERBtoXM
「佐々木?」
「声だけで電話の主が僕であると言うことを看破してくれたのはうれしいが、そんな素っ頓狂な声を出されると思わずこちらも狼狽してしまうよ。」
うそこけ。お前の狼狽した姿など見たこともないし、想像もつかん。
ちょっと見てみたいが。

しかし、俺が驚いたのは事実だ。
対となる宇宙人に未来人に超能力者、あの一件があったからな―

「で、何のようだ?」
思わず声に警戒心がこもる。
「君は今お風呂に入っているようだね。よかったら、またあとでかけ直すが―」
「いや、かまわない。話してくれないか。」

悪いが、のんびりバスタイムを楽しめるほど悠長な気分にはなれない。
「そうか、わかった。この間話した、例の須藤の言っていたクラス会の件なのだが―」
「おい、ちょっと待て。」
思わず佐々木の言葉をさえぎってしまった。

「クラス会の話はこの間話しただろう?」
それは、そうだが。あんなぶっ飛んだ電波話を聞いた後だ。てっきり、もっといかれた話が来ると思っていた俺は大いに拍子抜けした。
「そのクラス会の下見をしたいのだが、キョン。
今度の土曜日、君も候補地探索に同行していただくことをお願いできないだろうか。」

不思議探索よりかは見つかる確率が高そうだな。
しかし―

136:3
07/04/09 23:38:10 RERBtoXM
「悪いが、例の連中らが一緒だとしたら、俺は拒否させてもらう。
待ち合わせ場所であいつらの姿を見かけたら、俺は迷わず帰るからな。」
我ながらつっけんどんな返事だ。
連中に会うことが怖いわけではない。
ただそんな嘘をついて俺を引っ張り出そうとしているなら、それが気に食わないだけだ。

「大丈夫だよ、キョン。彼らは来ない。神に誓ってもいい。僕らだけだ。」
俺は少し罪悪感を抱いた。
そうだ、こいつはそんな嘘をつくような人間ではなかった。
「わかった、いいぜ。ただし、二人だけで、だ。」
そう、二人だけがよかった。
これ以上、余計な人間が加わって話をややこしくしたくなかったし、
それに佐々木と二人で話したかった。

「ありがとう、キョン。」
そして、少し間を空けて、佐々木がつぶやくように言った。

「―僕も君と二人だけで会いたいんだ。」

137:4
07/04/09 23:40:25 RERBtoXM
翌日、放課後の部室にてSOS団恒例不思議探索を土曜日にやると大声で宣言したハルヒに、
俺はその日は用事があって行けないことを伝えた。

「ちょっとキョン、あんたそれでも栄光あるSOS団の団員としての自覚あるの!」
近隣の高校にまで名を轟かすSOS団の軍功は身にしみて存じ上げてはいるのだが、
それを人は栄光と呼ぶかどうかは知らん。
とまあ、予想通り怒鳴られたが仕方がない。

アヒル口で、団長席に胡坐をかいたハルヒはそっぽ向きながら
「まぁ、仕方がないわね。
 私もものわかりのいい団長だから、団員の都合は考えてあげるわよ。
 土曜日の不思議探索は残念ながら中止、決定!」
予想外にあっさりと俺の欠席届けは受理された。

「悪いな、ハルヒ。」
「ふん。」
機嫌悪そうにいつものアヒル口。

ふと振り返ると古泉が俺になにやらアイコンタクトをとっている。
やれやれ。

138:5
07/04/09 23:41:32 RERBtoXM
学校からの帰り道、いつもどおり最後尾を男性陣が歩く。

「まったく、やっかいなことをしてくれましたね。」
古泉がいつもの微笑みを絶やさず、軽く肩を上げた。

「土曜日の探索を断ったことか。」
「それもそうですが、どちらかというとその断る原因の方ですね。」
よく俺の行動をご存知なこった。

「現在我々『機関』の一番の懸案事項ですから。
 あなたが、彼女と二人で会うことを僕は責めるつもりはありませんし、
 それは誰にも責める権利などないことでしょう。」

だったら、これ見よがしに嘆息するのはやめてくれ。

「彼女とあなたはそうやって話し合わなければならなかったでしょう。
 それについては僕も全面的に賛成です。ただし―」
古泉は大げさに間を置いた。



「事の成り行きに世界の命運が握られているということを忘れないでください。」

139:6
07/04/09 23:44:23 RERBtoXM
そして土曜日の朝が来た。
午前11時の待ち合わせだったが、7時にはもう起きていた。
なぜか、落ち着いていられなかった。
一体何を恐れているのか、そして期待しているのか。
自分でもわからない。

約束の30分前に駐輪場に着いた。
待ち合わせ場所はいつもSOS団が使うあの駅前で、クラス会もその周辺でやるつもりだった。
繁華街を歩くなら自転車はないほうがいい。
自転車を駅前の駐輪場の有料スペースに置いて振り返ると、
あいつがいた。

「やぁ、キョン。おはよう。」
両手を後ろで組んで佐々木がドッキリに成功したように、悪戯っぽく笑っている。
なんで毎回毎回俺を驚かせる登場の仕方をするんだ、お前は。

「よう。」
俺は片手を上げて応える。
って、待ち合わせ場所はいつもの駅前じゃなかったか?

「僕も君もここには自転車で来るだろう?
 人通りの多い煩雑としたあの駅前で待つよりも、ここで待つほうが確実だと思ってね。」

それはそうかもしれないが―
「それに、何よりここで待つほうが少しでも早く君に会えるだろう。」

佐々木は喉を鳴らすように笑った。

140:句読点なんて記号さ
07/04/09 23:46:01 RERBtoXM
とりあえずここまで。

141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:49:37 gs199NJD
>>140
生麦、生米、生殺し・・・・・ってあれ?

142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:50:06 HMtWhTDO
>>124
GJ
この短さでなんて破壊力だ・・・

>>140

これは先が読めない

143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:51:30 qJeugK6h
キョン、君の書く文章にはいささか句読点が多いように思う。
句読点というのは元々は、言いにくいが学の無いものに文章を読みやすいように遣われるものだ。
すなわち必然的に句読点の多様は読者にとっていい印象を与えないということだ。
しかし僕は君の創り出す文章に非常に興味を注がれているんだよ?
涼宮ハルヒさん同様僕を退屈させることそう世界にとってよろしくない影響を与えるんじゃないのかな。
一日の終わりにいいお話を読む、素晴らしいことだとは思わないかい?人は所詮子守唄なしには眠れないのさ。
君にもRERBtoXM君を見習ってほしい。

144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:03:23 SUQPcHwa
凄いぞ佐々木様、今とうとう勢いで長門を追い抜いて一位に躍り出たぞ

145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:06:10 iCCJDE9U
句読点が記号だと言い切る辺り、真性の理系なんだってコトは理解出来る。
しかし、文系の人間はそういうところほど重視するもんなんだ。

146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:11:10 865xC7+D
記号に五月蠅いのはむしろ理系のような。

147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:11:24 whWHob+3
>>144
新キャラ故に、未だ未開拓な部分が極めて大きいとはいえ、
そこまでとは、ながるんの組み合わせのうまさには、脱帽するぜ。

148:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:12:26 2jSN9mxo
惚れ込んだよ

149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:20:58 SUQPcHwa
>>147
ちなみにアニメキャラ個別総合だとカレン、ルルーシュアンチスレについで三位です。
本当に凄いな佐々木様

150:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:37:14 oKaDEYx0
俺のササキョンSSを前スレで冒頭部分は晒したけどいっこうに終わらない
もう今できてる部分まで晒しちゃおうかな

151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:39:34 0z35yN3o
>>150
うp
wktk

152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:41:11 JOa+F7S4
アニメにも出ていなく
ラノベだけの存在で涼宮ハルヒの憂鬱をアニメしか知らない
人もいるだろうにこの勢いか…

さすがはササッキーだっぜ

153:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:52:49 oKaDEYx0
それでは、以下俺の稚拙でくだらない文章をお楽しみください
一応冒頭から

154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:54:01 oKaDEYx0
『大事な話があるんだ。いつもの駅前に今すぐ来てくれないか。』
夕食でいい感じに腹を満たし、風呂に入って部屋でひと休みしようと思った俺に、突然佐々木からこんな電話がかかってきた。
「明日じゃダメなのか?」
現在時刻9:32。こんな時間から出かけたら親も何か言ってくるだろう、俺は当たり前のごとくそう言った。
『…今日じゃなきゃ、今じゃなきゃだめなんだ。』
「その話ってのは、そんなに大事なのか?」
『ああ。僕の…人生が、かかってる。』
さっきから気づいていたが、心なしか佐々木の声が震えている。
いつも冷静な佐々木からはおよそ考えられなかった。
「そこまで言われたら、行かないと後ろめたくてたまらん。
人生がかかってるってのはどういうことか知らんが、まあ俺もお前の「親友」だ、行こうじゃないか。」
『ありがとう。』
短く言って佐々木は電話を切った。礼節を重んじているであろう佐々木らしからぬ行動だ。
いったいどうしたことか。そもそもこんな時間にいきなり誘ってくる時点でおかしいが、
なんだか切羽詰ったようだった佐々木の声を想うと不安になってきたので、俺は急いで支度をし、駅前へとチャリを全力で進めた。
駅前には、当たり前だがすでに佐々木がいた。適当な場所にチャリを止め、佐々木のもとへ向かう。
佐々木はいつからそこにいたのか、少し疲れた様子だったが、俺に気づくと挨拶をしてきた。
『やあ。すまないな、こんな時間に呼び出して。でも来てくれて嬉しいよ。』
「ああ、まあ、あそこまで言われちゃあな。話ってのがなんなのかも気になるし、暇してたところだ。気にするな。」
『くっくっ、君は本当に優しいな。で、まあ本題だが立ち話もなんだし少しこのあたりでも歩きながらでかまわないか?』
「ああ、別にかまわない。」


155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:55:05 oKaDEYx0
駅を離れ、二人で肩を並べ歩く。
『それにしても、夜の街というのはなかなか良いものだな。まだそれほど遅くないから飲食店などもまだ開いているが、
昼間とは違った街の顔を見ることができる。』
「人通りが少ないからいつもは見えないものがよく見えたりするしな。静かで俺は好きだ。」
『僕も好きだよ。昼間の騒がしい街も僕は好きだが、この、街が眠り始めているような感じはなんだか居心地が良い。』
佐々木はいつも通り饒舌だが、なんかこう、何かを誤魔化すために喋ってるような気がしたが、気にせず話を続けた。
「でもまあ、驚いたよ。こんな時間にお前から誘われるなんて予想もできなかった。
それで、話ってのを聞かせてほしい。こんな他愛の無い話をするためにわざわざ読んだんじゃないだろう?」
『もちろんだ。
…キョン、君は覚えているか?僕が恋愛感情は精神病の一種だと言ったのを。』
「ああ、覚えてる。確かハルヒもそんなことを言っていたし、それもあるかもしれないがな。」
「ハルヒ」と言った瞬間佐々木が一瞬ビクッとしたのを俺は見逃さなかった。一体なんなんだ。今日の佐々木はどこかおかしい。
『今でももちろん僕はそうだと思ってる。恋愛なんてくだらない、とまでは言わないが、
いち個人のために自分の一生を変えてしまうなんてとても良いことには思えないし、なによりたったひとりのためにそんなことができるのか、と思う。』
「確かに俺も恋愛なんてしたことないからその意見はおおいにわかる。クサいラブストーリーにはもう飽きたし、くだらないとさえ思うさ。
でも美しいとも思うぞ。誰かに自分の全てを捧げられるなんて素晴らしいと思わないか?」
『そうかい?…まあ、全くわからないわけではないが。それでも、やはり僕は恋愛感情は精神病の一種だと思うよ。
聞いた話によると、ほとんどの人が気づけば意中の人の虜になり、寝ても覚めてもずっと意中の人のことを考えてるそうじゃないか。
これは僕からすれば病気としか思えない。仕事が手につかないとかいう人もいるようだし、これは問題じゃないか?』
「それはわかった。でもいきなりどうした?そのことは「大事な話」ってのに関係あるのか?」
佐々木は何かを隠しているような気がする。推測でしかないが、俺はそう言って核心に近づこうとする。
『…キョン、ここからは黙って聞いてくれ。
実は、僕はある病気にかかっている。それも末期だ。もう治らない。』


156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:56:15 oKaDEYx0
「!?何を――」
『何も言うな。僕の話を最後まで聞いてくれ。――親友の、お願いだ。』
「あ、ああ…」
『僕がこの病気にかかったのはいつだかわからない。でも、これまでに発病した人もそうだというし、そんなことはどうでもいい。
僕がこの病気にかかっていると気づいたのは…そうだな、1年ぶりに君と会ったあの日だ。』
突然のことで驚いていたが、まさかとは思うが話ってのは…
『正直驚いたよ。女子との付き合いがあまり無かった君が、あんな―魅力的な女性と、休日に待ち合わせまでして会うなんてね。そのうえ3人も。…まあ、古泉君もいたが。
驚いた以上に僕は不安な気持ちにもなった。あれほどに魅力的な女性達と過ごしていて、僕のことなんて忘れてしまわないかと。
涼宮さん達と話して、あの3人とキョンが交際をしている、ということはないとわかった瞬間の僕の安堵は計り知れなかったよ。
でも、不安は消えなかったさ。なにせ彼女たちに比べたら僕なんて、小難しい話ばかりしているし、思えば休日や放課後に君と楽しく遊んだことも無かった。
僕みたいなやつを君が果たして女性として見ているのかどうかも怪しい、いつの間にかそんな気持ちにすらなっていた。
あの時に言った「親友」は虚勢のようなもので、言ってしまえばほとんど見栄を張っていたに過ぎない。
僕は君と「親友」だと言うことで自分自身を保ったんだ。自身のために君の気持ちを知らないままに発言する、これは酷いことかも知れないな。
でも、そこまで頭が回らないほど僕は焦っていた。なぜだかは…ここまで話せば察しのいい君ならもうわかるだろう?
いや、わからない、というのは男として最低だと思うが。』
まいったな。正直、佐々木にここまで想われていたとは露ほども知らなかった。突然のことに驚いた俺は言葉を発することができない。
だが、ここでダンマリを決め込むのは佐々木の言うとおり最低だ。俺の言葉を待つ佐々木は何かにおびえるように震えている…男にはやらねばならない時がある。

157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:57:05 oKaDEYx0
以上、俺のオナニーでした\(^o^)/

158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:59:29 SUQPcHwa
>>157
また生殺しかよwwwww

159:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:01:18 oKaDEYx0
>>158
収拾つかなくなって無理矢理まとめようと思い立ったところで力尽きたんだよwww

160:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:02:28 JOa+F7S4
佐々木SS書く奴は生殺しが多いな

161:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:03:43 Sn5FfmRj
>>159このやろう!このままなんて許さねーからな! 続いてください!!!!

162:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:06:22 SUQPcHwa
俺も>>107に触発されてSS書いてるんだがまだ生殺し・・・・・・・・・・・・・

163:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:06:38 0z35yN3o
>>159
出来れば続いてもらいたいと思います
気になってねれねぇ

164:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:07:56 oKaDEYx0
ここからキョンにどんな男らしいセリフを言わせればいいか童貞の俺にはわからないけど…
がんばるよー!

165:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:09:46 2jSN9mxo
>>158にコメント取られたね
どんどん感情移入してったのにww

166:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:20:04 whWHob+3
>>164
がんばってーー。

167:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:28:15 lJnM4ZGb
>>155
「ハルヒ」と言った瞬間佐々木が一瞬ビクッとしたのを俺は見逃さなかった。

佐々木が一瞬ビクッとした
佐々木が一瞬ビクッとした
佐々木が一瞬ビクッとした

168:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:30:19 0z35yN3o
>>167
リピートするなよそこだけ・・・
異様にエロい感じがするだろ

169:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:38:07 JOa+F7S4
>>167
「キョン、いつになったら責任を取ってくれるのかな?」

170:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:46:27 TZsgXA39
なんだこの速さは。
読むの追い付かん。

171:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:48:46 SUQPcHwa
>>170
現在アニメキャラ個別の総合2位ですから

172:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:54:43 WzTYmsi7
勢いがアニメキャラ個別総合2位記念に佐々木画像うp
URLリンク(up2.viploader.net)

173:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:57:43 oKaDEYx0
>>172
ちょwwwww1コマ目wwwwwww

174:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:59:12 whWHob+3
>>172
イイ笑顔だ、佐々木さま

175:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:00:56 MWNJSSR5
>>172
コンブに消されるぞ・・・

佐々木凛々しいよ佐々木

176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:02:48 2jSN9mxo
>>172
やけに爽やかだなww
でも笑顔素敵だね

177:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:05:44 IQn/hK92
>>172
これはいい笑顔…橘もかわゆいな

178:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:10:35 iCCJDE9U
>>154の続きは多分こう。

『キョン、君の気持ちは十分に理解出来た。
 だから、僕も一言だけ言わせて貰うよ。

 君は僕の一生を左右するかも知れない重大な秘密、
 そしてその告白に伴う無制限な精神的苦痛と幾ばくかの期待を、木っ端微塵に打ち砕いてくれたらしい。
 感謝するよ、キョン。これは実に素晴らしいことだと思う。
 君の一言を聞くまで、僕は開闢前の宇宙空間に放置されたかのような無力感を味わっていたんだ。
 しかし、今ではどうだろう?わかるだろう、いかに鈍い君でも。今の僕の声を聞けば一瞬で理解出来るはずだ。
 今の僕は、これ以上ないぐらい晴れ晴れとした気分をしている。有り体に言って最高の気分なんだよ。
 もし、次に君の顔を見た瞬間、どういった行動を取れば君にこの感情を思い知らせることが出来るのか。
 それをこうして想像しているだけで、僕の体はまさしく燃えるような活力に包まれているんだ――』

佐々木は顔を上げないまま大変熱の籠もった口調で、上記の数十倍の文章を早口に並べ立てたが、
俺の貧相な記憶容量では、思い留めておけるのはこれが限界だった。
もちろん、それが随分長い一言であると突っ込みを入れるのは忘れなかったが。

まあ、佐々木は親友たる俺の言葉で不安やらなにやらといった色んな悩みを解消し、
明日を生きるための、幾ばくかの活力を取り戻した、という旨は充分に理解出来た。
その証拠に、佐々木の横顔はなんだか得体の知れない笑顔で満たされているではないか。
なんだよ俺、やれば出来るじゃん。

「おう、そうか。俺の気持ちは伝わったか。まあ、次にお前がどういう行動を取るかはわからんが、なにせ親友の一大事だ。
 欧米式のハグぐらいは許可してやってもいいぞ。死ぬほど恥ずかしいがな」
『いや、ハグよりもっといいことをしてあげよう』


済んだ夜空に頭蓋骨の砕け散る音が響いた。


DEAD END

179:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:13:19 3YlmgLWK
ぶっちゃけ、外見はこれと言って特徴があるわけでもなく、1-5の女子生徒
のモブキャラにも負けてそうなほどキャラが弱く見えるのだが、まさかここまで
人気が出るとはな。

180:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:13:37 iCCJDE9U
構成にミスって、一部消失したまま書き込んじまった orz
本当は、キョンが佐々木の病気をあれこれ心配して励ます部分が入ってたのだが。

181:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:13:47 sJYxo0gq
>>172
橘をからかってる佐々木さんがステキだw
kkk

182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:18:24 whWHob+3
>>178
なんてこった。いつの間にか俺は「涼宮ハルヒのSchoolDays」を読んでいた。

ここでポルナレフのAA

183:162
07/04/10 02:32:01 SUQPcHwa
>>162だが書き終わったぜ
今回は生殺しじゃないので安心していいんだぜ

184:162
07/04/10 02:33:08 SUQPcHwa
将棋というボードゲームは多分日本人ならだれしも名前くらいは知っているだろうし
中にはそこそこ強いという人もいるだろう。
将棋はここまで日本人の中ではメジャーなボードゲームの内の一つであるがその出生は謎につつまれていて
平安時代に生まれたとも6世紀に生まれたとも言われている。
現存する最古の資料としては。藤原明衡の著とされる「新猿楽記」であると言う考えが今では主流となっている
俺が何故将棋について歴史や雑学の前置きをしているのかといえば、この状況を少しでも忘れるための誤魔化しの一つに過ぎない。
やっぱり頭がいい人は何でもできるようで佐々木は着々と自分の陣形を整えつつ俺の駒をジワリジワリと剥ぎとっていった。
対する何をしても平凡な俺が平凡な陣形を整え(もうその陣形も機能していないが)
平凡な攻め方をしても勝てる分けがなく、俺の戦術はことごとく佐々木引きいる角と飛車に打ち砕かれて行くのであった。
小学生のころ夏になると戦争に実際に行ってきたと言う人に目の前で味方がなくなる悲しみを熱心に語っていたが、
所詮小学生ごときの脳みそでそんな悲痛な体験が理解できるわけもなく、ただぼーっと聞いていた。
しかし今ならあの名前も忘れてしまったじーさんの気持ちは十二分に分かる。
俺の飛車と角や歩達の無念、


コ ノ ウ ラ ミ ハ ラ サ デ オ クベ キ カ



そう思って勇んでもこの状況を打破できるわけもなく、ただ虚しく佐々木をとその周辺の自分の部屋を睨む事ぐらいしかできなかった。
「あのねキョン、これは単なるボードゲームなのだがら一駒取られる度に親の敵を見るような眼で見るのはやめて貰えないかな
 やってる側としては非常に気分が悪いし、君の目にもこれ以上の負担をかけて視力を落とすのに協力する義理もないだろう」
あぁ、もしこれが普通の将棋の勝負だったら俺もここまでムキにならないさ。
お前がネチリネチリと俺の飛車や角(ryを剥ぎっとっていかなければな。
「?ぎとるとは人聞きが悪いね、純粋に将棋のゲームを楽しんでいるんじゃないか。
 さぁキョン君の番だよ、諦めずに見事僕の王を取ってくれよ。」
そうやってくっくっと笑う佐々木が俺には八重歯を剥き出し、角と尻尾が生えた悪魔にしか見えなかった。
・・・・・・・・・・・・・・そんな佐々木もありかもしれないな。

185:162
07/04/10 02:34:46 SUQPcHwa
イカン、イカン!!!!飛車達の無念を忘れたのか!!
悔しいが確かにここは佐々木の言う通り諦めるべき所ではない。
だけどなぁ、自分の持ち駒は歩が三枚と金銀が各々あるだけの陣形で持ち駒はさっきから握りしめている歩が一つ
おまけに周囲は竜と馬が2つと金と銀の軍団が雪崩のように攻め込んできたら諦めたくもなるだろ?
くそ!!諦めるな!!!KOOLになれ俺!!!
俺がそんな風に某同人ゲームの主人公の真似ごとをしていると、俺をさらに弄ぶかのように
「まぁ、君が諦めるのは無理もない。しょうがないから飛車と角は返そうか?
 もっとも、例えそうなっても君が勝てる可能性は万に一つもないと思うが。」
等とくっくっとさも面白そうに笑いながら冷静に真実をつけつけくる。
くそ!!確かにこの状況で勝つ事は最先端のコンピューター将棋でもかなりきつい・・・・いや無理だろう。
「そんなこんな状況に陥っても諦めないエジソンンの様な殊勝な心がけのキョンにいいハンデをあげよう、
 もし君が僕の駒を一つでもとれたら君の勝ちと言う事にしてあげるるよ、もっともできたらの話だが」
畜生、余裕ぶりやがって・・・・・て、ちょっと待てよ?今佐々木は何て言った?
「おい佐々木、お前のその言葉に嘘はないだろうな?」
佐々木は少しやる気を出した俺に一瞬驚きを見せたようだが、すぐにいつもの偽善的な微笑みに戻った。
「もちろんだとも、ここまで来てそんな嘘をつくほど僕はサド侯爵と同じ性癖は持ち合わせてはいないさ。」
よし、そこまで聞けば安心だ。俺は佐々木に勝てる!しかし、このままあっさり勝っては面白くない。
飛車達の無念の弔いの為少し罰を受けて貰おうか。
「そうだな・・・・・もしそこに、勝った者は負けた者の言う事を何か一つ従うって条件をつけてくれるって言うんなら勝てるかもしれないな。」
笑いだしそうになるのを堪えつつ、限りなくさりげなく飛車達の弔い戦の布陣を始める。
そんな俺に佐々木はいささか呆れたようであったが、溜息を一つつくと
「キョン、君はいよいよ頭に血が昇って錯乱したのかい?君がこの将棋に対する条件じゃないかぎり君の王将の立場は変わらないだろう。
 しかしキョンがどうしてもと言うのであれば、僕も一つ条件を付け加えた事だしそれをに異論を出す脳組織は僕の脳内にはないかな。」
まるで出来の悪い生徒を諭すような口調だったがそんな事はどうでもいい。

計 画 通 り 

186:162
07/04/10 02:36:07 SUQPcHwa
プライドの高い佐々木の事だ、このような条件を出せばぶつくさ言いながらも了承してくれるのは分かっていた。
これでこっちの布陣は終わった、後は始まりの狼煙を上げるだけだ。
「じゃぁ、これでどうだと」
そう言って俺は今まで握りしめていた歩を確実に一駒は取れる位置に置いた。
「なっ・・・・・・・」
佐々木はと言うと今の俺の行動をセロの手品を生で見る観客のような眼で見ていた。
「ほら、お前の番だぜ。早く打てよ。」
俺は今から起こるであろう佐々木の様子をモルモットを観察しようと喜々としていたが、佐々木は内心穏やかではないようだった。
ブツブツと何事かを聞きとれない速さで呟きながら、感情のない目はどこか遠くを見つめている。
「お、おい佐々木!?」
さすがに心配になった俺が佐々木の名前を大声で言うとはっとした様子で俺を見つめてきた。
「いや済まないキョン、僕も頭の中ではこれはどうしても一駒取られると分かってはいたんだが、 
 深層心理がそれを固く拒絶して受け入れてくれなくてね。
 それを口で一旦言えば納まるとも思っけど、僕の深層心理は僕が思う以上に固く核シェルター並に手強かったんだが
 君の一言ですんなり核シェルターは砕け散ったよ。ありがとうキョン」
何だか良くわからんが自分の負けを認めるのに時間がかかったって事か?
「端的に言えばそういう事になるね、全く君がここまで策士だとは思わなかったな。
 最初からこれを狙っていたんだろう?」
まさか、偶然だよ。よく親戚に将棋はどんなに有利でも持ち駒がなけらば負けるし、
逆にどんなに不利でも持ち駒があれば逆転のチャンスは必ずやってくると言われてたのを実行しただけさ。
「君の親戚は超能力者か何かかい?
 まるでこの対局を読んでたかのような発言じゃないか」
そんな事言われても見かけは50過ぎのどこにでも居るような禿げたおっさんだぞ。
それより佐々木、俺が出した条件は勿論覚えているよな?
「さすがに僕の脳細胞も死滅するスピードは早くはないね。
 もっとも僕としてはこの頭を壁に打ち付けてでも、そこに関する記憶を持った脳細胞だけを死滅しておきたいが。」
もしそれが実行可能だったとしても俺がそれを全力で阻止しているし、
成功したとしても次の瞬間に俺の口から直接お前の脳細胞に刻み込んやるよ。
「くっくっ、まさに君がやりそうな行為だな。で、一体僕に何を要求するというんだい?
 できれば今すぐここで腹筋百回した後にスクワット百回等という無駄に体力を消耗する行為を遠慮していただきたいのだが・・・・」
俺としてはそれも選択肢にあったのだが、佐々木なら汗一つ流さずに済ませそうな気がしたのでやめておいた。
ここは是非とも佐々木が困る顔をみないと俺の勝ちとは言えない気がしたしな。
「そうだな、ここはキスの一つでもお願いしておこうか」

187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:37:28 SUQPcHwa
さすがの佐々木もこんな注文が来るとは思わないだろう、さてどうでるか。
俺はこの時佐々木の次の反応が戸惑うとか驚くとかそういう反応を見せると思ったんだが、
次の佐々木の行動は俺の予想斜め上をいっていた。
あろうことか「何だそんな事か」と言うと顔を俺に近づけてきたのである!
「ちょ、ちょっと待てよ佐々木!」
さすがの俺もうろたえてしまう、
何せムードもへったくれもない雰囲気のまま俺のファーストキスが奪われそうになったんだからな。そこら辺はご理解いただきたい。
「キョン、君が言い出した事じゃないか」
いや確かに言ったよ、言ったけでもそれは佐々木が表情を変えるのを見たかっただけで
別に佐々木とキスしたかったわけではない。
「いや、俺のことより佐々木はいいのかよ?」
そういうと佐々木は苦虫どころかゴキブリを噛みしめた顔をみせ、
「キョン、君は実に不思議な事を言うね。
 君は僕にキスしろと言っておきながら直前になると、僕の了承を得ようとするその行動の真意が見つけられないよ。
 仮に僕があそこで嫌だと言ったら君は、じゃあしなくてもいいよとでも答えてくれたのかい?
 いやそれはありえないだろう。わざわざ君がだした条件だし、それならこんな条件を出す必要もなかった。
 もしこれが僕の不快感を出すためのものだったとしたらキョン、僕は君をいささか軽蔑せざるをえないだろう。」
半径200m以内の生物に圧迫感を与える物凄い不機嫌オーラ(俺分析)を出しながら佐々木様が優雅に笑っていらっしゃいました。
やばい!!素数を数える暇もないしそんな物を数える前に体が先に動いていた。
俺は光年を超える速さ(俺体感速度)で佐々木に近づきその華奢で本当に三食食っているか不安になるような体を抱きしめた。
「きゃ!・・・っちょとな・・・」
俺の予想外すぎる行動に対抗してか佐々木も予想外過ぎる声を出してくれた。まぁ、そんな事は円周率並のパーセンテージでないだろうが、
・・・・・・・・・後ちょっと胸が当たったのはキミと俺だけの秘密だ。
「佐々木、お前がキスするのを直前で止めたのは悪かった、謝る。だが俺としては別にお前とキスするのが嫌だったわけじゃないし
 むしろ俺だってしたい、けどなやはりこんな形だするのは間違ってるだろ?
 それなら最初からそんな事言うなよと言うかもしれないが、俺はただお前のいつもと違う顔が見たかっただけなんだ。
 でもそんな事言ってするような顔ってのは本当の顔じゃないと俺は思うんだ。
 それであんな捻くりくさった言い方をしちまった、すまんかった佐々木」



しばらく沈黙が流れた。
やばい、BADENDフラグか?等と冷や汗をダラダラ流している間佐々木はじっと黙っていたが、急に口をひらいた。

「キョン、君の今の発言をまとめると僕の普段と違う表情が見たかった、
 だから僕にキスするように言った、という事で違いないかい?」
オッシャルトオリDEATH
「とりあえず僕を離して顔をこちらに向けてくれないかな、これじゃあ息苦しくて仕方がない。」
平手打ちでもされるのかと思い、ビクビクしながら佐々木の方を向いた。
俺はこの時佐々木の顔はさっきの腹黒1000%スマイルかなまはげも裸足で逃げ出すような恐ろしい顔かと思ったが
やはり佐々木は俺の期待を斜め上を横切ってそこには














一人の天使が立っていた。

188:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:38:53 SUQPcHwa



そうとしか言い表せない表情の少女がそこに立っていた。
これでもしポニーテールだったら俺は卒倒していたが、幸か不幸かそこの目の前にいる天使はショートカットだった。
「ささ・・き?」
俺はそう何とか捻りだし、目の前の天使の正体を確認する。
「そうだよ、でもこんな顔は家族以外には見せた事はないかな」
そう言って微笑む天使_____いや佐々木を見て俺の中の何かが切れた。
「さてとキョン、これで君の願いは叶ったわけだからこれでい・・・きゃあ!」
来ました本日の二度目の嬌声、まぁいきなり自分より背の高い男に押し倒されたんだから無理もないと思うが、
しかし俺の脳内ではそんな事より違うもので溢れかえっていた。
「すまん佐々木、しかしそれだけ無防備なお前にも問題があると思うぞ」
「そんな・・・何言って・・・・・」
やばい、うるうるした目で睨んでくる瞳がかなりエロいし、性欲を持て余します。
等と佐々木博覧会を一人でやってるその時であった

「キョンく~ん、HAHAHA鋏かしてって・・・・ってきゃあ!・・・・・・ごめん、ごゆっくり!!!」





空気が死んだ。
ついでに俺も死んだかもしれん。
そして目の前の恐ろしいほど満面の笑みの佐々木様
さてこの状況はどうしたもんかね。




END?





189:162
07/04/10 02:41:09 SUQPcHwa
という事でこんな感じです。
本当はちゃんとこの後とかも書きたかったんですがドンドン話が大きくなりすぎる気がしたのでここで区切りました。
続きを書きたい方がいればご自由にどうぞ。

そして佐々木はやっぱ黒くないとな

190:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:46:04 oKaDEYx0
>>188
妹によって不覚にも吹いてしまったジョージア・エメラルドマウンテンブレンドの代金をくれるかな?
まあそんなことはさておきGJ

191:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:47:17 iCCJDE9U
なんだこいつ、クーデレじゃん。




俺クーデレ萌えなんだ。

192:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:48:52 1kdnn7OL
>>191
よう、俺

193:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:55:05 iCCJDE9U
恐らく二人は、好きとか嫌いとか最初に言い出すこともなく、
のんべんくらりと爛れた性活を送りそうな予感。

告白するのはプロポーズの時だな、多分。

194:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:56:06 1kdnn7OL
そろそろ原作を読み返さないと
佐々木SSを書こうにも設定の記憶が曖昧で困るぜ
全巻立ち読みな俺

195:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 03:10:58 3YlmgLWK
>>195
この迷惑野郎!

とか言いつつ、分裂だけ立ち読みな俺。

196:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 03:17:20 gc8g6rmO
『キョンと佐々木と桜色』
ちょっとした散歩のつもりで近所の公園に立ち寄ったところそこには見事な桜
が咲いていた。そしてその桜の下に不敵な笑みをうかべた少女が一人、
俺を見つめていた。「やあキョン。こんなところで会うとは何か強い縁を
感じざるをえないね。」俺が取り巻きどもを探すため周りを見渡し始めると
佐々木は「今回は本当に偶然さ。橘さんたちはいない。だがちょうど話し相手が
ほしいと思ってた頃なんだ。付き合ってもらうよ」とテレビに出てくる悪役の
ような笑い方をしながら言った。その瞳はいつものように眩しく輝いていた。
「そういやキョンはかの初代アメリカ合衆国大統領J・ワシントンが父親の桜の木
を切って素直に白状したという逸話を知ってるかい?」
ああ、有名な話だな。あれは確かあとから付けられた話だったと聞いたが・・・。
「そのとおり。あれはワシントンが桜の・・・」
佐々木が演説モードに入ったその時・・・春一番が俺達の間を通り抜けて行った・・・。
「・・・桜を切った斧が湖に落ちて湖から出てきた父親に金、銀、普通の斧の
どれが自分の斧か聞かれて正直に答え、助けたカメに連れられて竜宮城に鬼退治に・・・」
落ち着け佐々木・・・。おれは別に何も見ていないぞ。桜色だったとかいい素材だななんて
ことは微塵にも思ってない。「・・・・・」佐々木の表情は俺からは見えない。
「よ・・・用事を思い出したよ・・」

ものを書く力がほしい・・・はずかしさを抱きながらそろそろ寝るよ・・・

197:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 03:29:06 Sn5FfmRj
>>195自己レス乙
分裂は買って枕元に置いとけ。開けばいつでも佐々木に…

198:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 03:37:48 JOa+F7S4
>>196
パンチラ?

199:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 04:00:55 mBu4Dpld
>>196
キョドりすぎだぞササッキー

200:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 04:03:02 pUIZDXxG

あれから一ヶ月。──胸の奥にある痛みに、気づかない振りをしていた。
あれから二ヶ月。──消えない痛みに、ただ堪え続けることしかできなかった。
あれから三ヶ月。──失くしただいじなものの価値に、気づかなかった自分を呪った。
あれから四ヶ月。──これは、何も解っていなかったあの頃の自分への罰なのだと悟った。
あれから五ヶ月。──全てを忘れて前を向いて生きる、そう心に思い込ませることにした。
あれから六ヶ月。──半年たっても、彼と、彼との思い出を振り返らない日は、ない。
あれから何ヶ月か後。───苦しい。胸の奥が苦しい。助けて────

あれから一年後。
久しぶりに再会した彼は、前とすこし違っていた。
揺り動かされて痛む心を必死に抑え、落ち着かせようとするあまり奥底にある想いとは全く別のことを喋った気がする。
でも、何よりも私の心をざわつかせたのは、あの時、あの場所で、私に、私にだけに見せると思っていたあの優しい目を、
一緒にいたあの人に向けていたこと。
もう、過去にも、未来にも彼の中に私の居場所はないのだ。

彼と一年振りに再会した、すこし後────

もう痛みが消えることも、彼の傍にいることも許されなくていい。
あの時間、確かに私と彼はお互いがお互いの一番近くにいた。
そう信じられる何かが欲しい。
その為なら、他の何かを失っても私は構わない。


わたしは、終わらない痛みで壊れてしまった心にそう誓った。

201:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 04:10:24 iCCJDE9U
>>196
貴様はGJ団の入団許可を得た。

202:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 06:10:29 GpszwMlK
>>201

GotoJohannesburg団?

203:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 08:10:13 i48WiPuO
保守

204:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 08:13:28 LSlKZ8tv
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |  久しぶりだね キョン / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 \____  ____|  さ 佐々木 お前か?
 / ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄\______  __
 |  僕らしくもないが、            |/
 |  ちょっとした心境の変化というものさ
 |  キミの感想を ぜひ聞いてみたいね
 \____  ___________
         ∨       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                 |  佐々木……そうか……
                 \___  _____
                      |/
.       ,,-‐- 、         ,. ‐-ー- 、
    .  /,'´ ;'  ト、 ヽ.      ノ /    ヽ
     /ソミ.(从ソ 从〉     ノハハハハハ !
     !〈ミ(!|┳ ┳i!l       !|─ ─ ,iリ)!
.     | lヽリ、 ー ノリ      ’ 、 - ,ノル´
     从リ⊂)"ー'゙iつ  .    ⊂}゙|†'|´{つ
.        /ュュュュゝ         .i´T `i
.        〈__八_,〉     .   〈_,八__〉

          / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          |  そういやお前 女だったんだっけ
          \__________  _____
 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ シツネン シツネン
 |  ……や やっとスタートラインに     ナニセ フツウ ニ
 |  立てたようだね              カランデタ カラ ナ
 \___  _________
       ∨ ソコカラ ナノカイ…
.       ,,-‐- 、          ,. ‐-ー- 、
    .  /,'´ ;'  ト、 ヽ     .  ノ /    ヽ
     /ソミ.(从ソ u从〉     ノハハハハハ !
     !〈ミ(!|┳ ┳i!l      .!|─ ─ ,iリ)!
.     | iヽリ、''.ヮ''ノリ      .’ 、 - ,ノル´
     从リ⊂)"ー'゙iつ       .⊂}゙|†'|´{つ
.        /ュュュュゝ          .i´T `i
.        〈__八_,〉 .       〈_,八__〉



                  ・・・それにしても、
                   絵的に もう少しなんとかならんもんか
 リボン等の小道具の使用が    ウシロ ホウキ デモ ブラサゲテル ノカ?
 僕の性格として難しいんだよ・・・
.       ,,-‐- 、          ,. ‐-ー- 、
    .  /,'´ ;'  ト、 ヽ        ノ /    ヽ タチバナ ノ デキソコナイ
     /ソミ.(从ソ ;从〉      ノハハハハハ !  ニモ ミエルゾ
     !〈ミ(!|┳ ┳i!l        !|─ ─;iリ)!
.     | iヽリ、''.ヮ''ノリ       ’ 、~ ,ノル´ ツクルヤツ ニ
     从リ. {i'づと)         ⊂}゙|†'|´{つ  モースコシ
.        /ュュュュゝ           i´T `i   ガンバッテ モラワネート
.        〈__八_,〉         〈_,八__〉

205:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 08:35:57 s8iCzOGm
佐々木 矢倉
キョン 風車
ハルヒ 鬼殺し

206:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 08:50:15 qf92TnNc
今日も佐々木様の御尊顔に手を合わせて一日頑張ってきます

207:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 09:46:07 gc8g6rmO
>>196 の続き
佐々木がそう言い立ち去ろうとしたとき俺は反射的に佐々木の腕をつかみ、
引き止めていた。ああ・・・なんて表情をしているんだ・・・。
涙目で顔を赤く染めている佐々木を見るのなんてこいつの両親を除いて俺ぐらいじゃないか?
惚れた。いや、すでに惚れていたのかもしれない・・・。
「佐々木・・・俺はお前が――」

終わりです。実はこの桜はハルヒが咲かせたもので近くでキョンを待ってたはずが
たまたま佐々木が来てしまいとっさに隠れていたところこのような展開になって
世界崩壊オチにもっていきたかったのですが・・・

208:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 10:02:20 CVaRgT57
佐々木は真性のレズで、キョンと親しくなったのは
「高確率で美少女に好意を抱かれる」という彼の特技を利用してただけ
既に岡本が彼女の餌食になったのは言うまでも無い

という電波を受信しました


209:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 10:48:35 OveJXrmG
キョンって特殊な美少女には好かれているが、普通人の美少女には好かれるんかな?

210:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 11:41:00 FrqKESyP
ヘンな人と付き合ってる人もまたヘンな人に見られて
普通の人は寄り付かなくなるんだぜ

211:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 11:52:45 xo44eqyI
佐々木って下の名前あったっけ?

212:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 11:55:21 zdeqJYhj
佐々木ssの保管庫っぽいサイトを作ってみました(´・ω・`)
URLリンク(blog.goo.ne.jp)


213:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 11:57:39 2gvG4GcY
下の名前は不明
この先もずっと不明のような気がする

214:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 12:35:43 sT+soKbz
>>211
るん

215:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 12:46:45 sJYxo0gq
>>212
乙!
やっとまとめができたか

216:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 13:10:02 JOa+F7S4
>>200
ヤンデレルート突入っぽいな

217:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 13:23:45 B9ykDgKz
>>212
スマン、新SOS団の最初のが入ってない・・・
前スレ230からの奴だ。

218:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 13:32:51 xo44eqyI
>>212
お疲れ井戸

219:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 14:02:37 xo44eqyI
橘「あなたとは一度対峙しなくてはと思っていたの。」
古泉「争いごとは僕の趣味ではないんですが…いいでしょう。振りかかる火の粉は払わなければいけない。」

藤原「まて橘。こいつは僕に任せろ。」
橘「えっ!?」
古泉「賛成ですね。女性を殴るなどという野蛮なことは僕には出来そうもない。
    ここは肉弾戦で行きましょうか。男らしく、ね」
藤原「望むところだ…たっぷりとかわいがってやろう」
古泉「フフフ…」
藤原「クク…」
古泉「ここで喧嘩をして人の目に触れるのも面倒です。
    佐々木さん…どうかひとつ、あなたの閉鎖空間をお借りしたいのですが」
藤原「そうだな、人目につかないところ…二人きりになれるところがいい…ハァハァ」
古泉「貴方とは気が合いそうですね…ハァハァ」
藤原「同感だ。結構好きだぜ、お前のこと……ハァハァハァ」
古泉「僕もです。お願いできますね?佐々木さん…ハァハァウッ!!!」
佐々木「断る」

220:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 14:06:23 JOa+F7S4
佐々木視点のSS書いてるが
イマイチ自信がない
冒頭だけ投下するから
判定願う




4月。私は無事、市外の私立高校に入学した
入学したとなれば本来ならばこの空が快晴な様に晴れ晴れとした心象を持つか
少し曇り掛かった様に緊張と不安を持つのが多数なのだろうが
どうやら私は少数派なようだ
チャンネル合わせが上手く出来ないラジオの様に心にノイズが走っている

有名進学校と言うこともあり
授業についていくには塾に通う必要がある
1つランクを下げて市立の学校に行けばその必要も無いのだろうが
親は進学校に行かせたがっていたし
私自身、自分の為にその方が都合が良いだろうと予測していた
余裕が生まれればそれだけ思い出してはいけないことを思い出しそうだから……

学校に通いはじめてからは勉強一辺倒の日々が続いた
さすがは有名進学校と言ったところか、始業式の翌日から小テストの嵐
高校での交友を交わす時間もそこここに
教師陣はSL車に石炭をくべるが如く、せっせとこなすべき課題を与えてくる
生徒の大多数も悲鳴をあげながらも確実にこなしていく
学校が終わった後は塾にいき
ただただホワイトボートと参考書と大学ノートに視線を往復

受験時代と代わり映えの無い毎日の繰り返し
あの頃と違うのは勉強時間がより多くなったことと
「彼」が隣にいないこと………

自分が望んだこととはいえ私は少しの喪失感を覚えていた
荒めの液晶画面の中心に1ドット欠けているかの様に…
それでも押し寄せる日々に追われる様にその感覚も薄れていき
私は自分の予測が正しかったと思い込んでいた

入学して最初の定期試験を終え、高校での生活リズムに慣れはじめた頃
ある名前が私の耳に入った

『SOS団』

それは私にとって鬼門となる人達のいる団名……
この時はまだ、私は自分の間違いに気付いていなかった



以上
どんだけ長くなるか分からんから
いつ書き終わるかも分からん

221:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 14:14:41 KjdkaBXb
>>219
桃色空間w


222:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 14:49:28 9UhFgaHO
>>220
続きwktk!!


223:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 14:52:49 5y/Xo1l/
>>220
いいね 続きを

とにかく数書いて推敲すれば上達する
はじめはみな初心者

224:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 15:45:12 iCCJDE9U
>>219
変人同士が、人目の付かないところに行くぞと言い出したので、
そのまま佐々木空間に移動し、この中では変人達は通常の三倍の能力を発揮出来るのだ!という会話が始まるのかと。

で、三倍に強化された古泉がアッー!

225:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 17:32:06 k5tvHRhg
佐々木のプリンSSって何だ?
VIPっぽいが、該当するものがどれなのか>>212見ても分からなかった。

226:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 17:35:47 xo44eqyI
プリンたべたでしょで投下されたやつのことじゃね?

227:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 17:39:18 Wjj5Diau
ニュー速VIP板にあるぞ
スレタイだけ見るとSSスレとは気づかないよな

228:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 17:42:20 w/IKs4nJ
他にはエロパロもssスレあったっけ?

229:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 17:49:05 LSlKZ8tv

           エロパロには 2本ほど、
           俺たちの本番ありSSが来てるが・・・

 くっくっ お恥ずかしい限りだよ
       , -‐- 、.     ,. ‐-ー- 、
      ,'. /  ト、 ヽ.   ノ /    ヽ
.      i. ((从ソ 从〉  ノハハハハハ !
      l. (|┳ ┳i!l   .!|─ ─;iリ)!
.     ハNiヘ  ー ノハ!.  ’ 、 - ,ノル´ なんというべきか・・・難しいよな
.        {iつ旦O    O旦と'!}   俺の語りも お前の喋りも
.       とくュュュュ〉    〈_.〈__,i'つ

230:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 17:55:47 xo44eqyI
>>219
佐々木「とは言ってもね、僕も一応は女だ。
     強い男が弱い男の血をすする光景に興味が無いともいえない。」
橘「さ、佐々木さん!!?」
佐々木「いいだろう。君達二人に僕の閉鎖空間を提供しよう。好きに使ってくれていいからね。
     それと橘さん、君も一緒についていって後で二人の様子を事細かに教えてくれないかな?」
橘「わ、分かったのです」
佐々木「二人の男と一人の女を僕の中に閉じ込める…くっくっく。いったい何が起こるんだろうね?
     ちょっと考えただけでぞくぞくするよ。くっく。さぁ、用意はいいかな?」

古泉「( この女…
藤原     できる! )」

橘「もう…帰りたいのです…」

231:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 18:08:55 k5tvHRhg
>>220
続きに気体!

>>230
そもそも佐々木さんの閉鎖空間は橘さんの手引きナシで古泉も入れるのか

232:220
07/04/10 19:11:52 JOa+F7S4
>>220だが
了解
高望みせずこのまま続きを書いてくよ
難行していて時間かかるよ

233:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 19:53:35 sJYxo0gq
佐々木の難しい口調はキョンに影響されてああなったんだろうか?

234:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:00:51 A5yxRnis
>>233
キョンが佐々木に影響された可能性も指摘してみる。
無意識とか佐々木から聞かされたとか言ってたし

235:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:01:46 vYYby+Bm
>>231
橘が古泉・藤原の手を取って佐々木空間に侵入→藤原が橘に、古泉が藤原に侵入
で、泣き叫ぶ橘を想像しながらくっくっくっとほくそ笑む佐々木様

S精神的に
O追い詰める
S佐々木様の


>>233
むしろ逆じゃね?
佐々木に若干影響を受けてキョンが小難しい話し方になったと予想
んでもって佐々木は実はハルヒに影響を受けたと思っている俺がいる。恋愛は精神病の一種の件が偶然とは思えん

236:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:16:32 sJYxo0gq
>>234>>235
やっぱりそうなんだろうか
佐々木がキョンの真似してあの口調で喋ってたら萌えたのにな

237:句読点さん
07/04/10 20:18:52 zQ4mMPa8
>>134-139
の続きを投下します

238:7
07/04/10 20:20:15 zQ4mMPa8
俺と佐々木は駐輪場を出て、駅前を歩いていた。
あくまで本日の目的はクラス会の下見だ。
クラス会の人数や一人当たりの予算、連絡方法などを話しながら、辺りを散策する。

相変わらずの佐々木の小難しい話に俺が相槌を打つ。
たわいもない雑談、懐かしい光景。
そうあるようにお互い意識していただけかもしれない。
でも、あの頃とは変わらないまま。
そう、思わずあのいかれた非日常を忘れてしまうくらいに。
この瞬間がいつまでも続けばいいと思わなかった、と言えばきっと嘘になる。

ほんの少しだけ俺の前を歩く佐々木も、少しだけはしゃいでいるように見える。
少しずつ高度を上げていく太陽に照らされた佐々木の笑顔が時々俺を振り返る。
あいつの顔が輝いて見えるのは、きっと太陽のせいだろう。

そうこうしているうちに手帳にメモを取っていた佐々木が話しかけてきた。
「さてと、キョン、キャンディデイトはいくつか挙げられたね。
次なる課題としては、だ、僕らはここからベストキャンディデイトを選ばなければならない。
ここはやはり実際に食事をしてみるのが早いかな?」
佐々木は俺の目を見ながら悪戯っぽく笑う。

「昼前に待ち合わせているんだ。もともとそのつもりだったんだろう。」

くっくっと佐々木は笑った。
「それはよかった。君の懐事情を僕は知らないからね。
 先立つものがない場合はファーストフードでも致し方なしと思っていたのだよ。」

お前がどこぞの団長様のように「罰金!」とか言い出さなけりゃ大丈夫だ。たぶん。

「っても、候補の店を全部食べ比べるのは無理だぜ。」
リストアップされた店は十軒程度に上っていた。

佐々木は風を受けて揺れる髪を払いながら言った。
「これから毎週末に二人で食べ歩けばいい。
そうすれば半年くらいでこの辺りの飲食店をコンプリートできるかな。」

おいおい―

「冗談だよ、キョン。」
そう言って佐々木は首を少し傾げて、愉快そうに笑った。

「そんな困った顔をしないでくれよ―」

そして、目線を俺からはずして佐々木はつぶやくように言った。

239:8
07/04/10 20:22:03 zQ4mMPa8
結局、候補に選んだ店から一軒選んで実際に食事をしてみて、
よっぽどひどい場合だけ考えようという話になった。

さすがに俺と佐々木が一時間ちょっと歩き回って探しただけあって、
店内の雰囲気はおしゃれな落ち着いたイタリアンレストランだった。

二人でそれぞれ千円ほどのパスタセットとピッツァセットを頼んだ。

「まぁ、コストパフォーマンスは上々といったところだろう。」
佐々木はピザを一口一口ゆっくりと食べながら、ひそひそ声で俺に話しかけてきた。
その食べ方は、豪快極まりないハルヒとも、また別の意味で豪快な長門とも、
おっとりとした朝比奈さんとも違って、新鮮な感じがした。
まるで食べるところを人に見せたくないような食べ方は、
なぜか妙に佐々木に似合っているような気がした。
今まで知らなかったな―

「そうだな、悪くないんじゃないか。会費も一人二千円程度だしな。」
俺は適当な相槌を打った。
中学のクラス会程度にご馳走なんか期待してはいけない。

「よし、会場はここで決定としよう。次に同窓会の連絡についてだが、
 ここは順当で凡庸なアイデアで申し訳ないが、女子は僕が、男子ということでいいかな?」

そうだな。

「それとも、もし誰か君の心の中に想う女子がいるなら、
 その子に招待状を送るという役は君にお任せしてもいいのだが。
 どうかな、キョン?」
両手に顎を乗せて佐々木が偽悪的な笑いを浮かべながら俺を見る。
佐々木のどこか深い色に染まった瞳が俺を覗き込む。

そんなのがいないことぐらいお前は知っているはずだろう―

「そうだったね。
 ―少なくとも中学時代の僕の知る範囲ではそうだったね。」

佐々木の瞳の中に、まるで深海に取り込まれたような俺の姿が見えた。
その中で、何かを見透かされたような気がした。
続く言葉が出ない。
俺はどこか、なにか見つかってはいけないものを見つけられてしまったように目をそらしていた。
それがなにかはわからなかったけれども。

佐々木は唇を結ぶように笑った。
一瞬、どこか寂しげに見えたのは気のせいだったのだろうか。

240:9
07/04/10 20:23:15 zQ4mMPa8
それからは、お互いクラス会についての事務的な話を進めていって、キリのいいところで店を出ることにした。
食事代をワリカンだ。
しかし、悲しきはパブロフの犬並みに染み付いた習慣かな。
条件反射で思わず伝票を手に取っていた。

「女性と食事する際のマナーはきっちり教育されているようだね。」

クラス会の会場も決めて、連絡係も決めて、今日やるべきことは終わった―
はずだった。
店を出てとりあえず駅前の方へ歩いていると、突然佐々木の足が止まった。
見てはいけないものを見てしまったような佐々木の顔から、その目線の先に目を向ける。
涼宮ハルヒ。
そこには涼宮ハルヒがいた。

ハルヒは目を見開いて立っていた。
その表情からはSOS団をサボって女の子とデートしている団員に対する怒りは感じられず、ただ驚愕の一言あるのみだった。
一瞬時間が止まったようだった。
何もやましいことはないはずだ。
なのに、なぜ俺は言い訳を必死で考えている?
なのに、なぜ俺は逃げ出したいような衝動に駆られている?
なのに、なぜ―

古泉の言葉が頭に響く。
俺はどうすることもできず、そこにいた。

241:生殺しでごめん
07/04/10 20:24:43 zQ4mMPa8
とりあえずここまで。
最後まで書くのに手間取っているので、これで許してください。
次は最後まで一気に上げますので。

242:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:26:44 ErK4n5vE
この焦らし上手め!


GJ

243:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:27:22 nH/+Ju1E
憂鬱の最後があれだったから驚愕では佐々木と何かありそうな悪寒

244:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:28:19 es9Nw6JM
ハルヒへ禁則事項 を反転させて 佐々木からボディーブロー

245:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:31:47 4L/czVGC
>>243
そこまでやったらハルヒが空気

246:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:40:26 sJYxo0gq
驚愕では佐々木とキョンの二人だけ佐々木の閉鎖空間に閉じ込められる展開になると思う

247:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:43:27 A5yxRnis
そして佐々木がキョンの唇を奪うと

248:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:44:54 w/IKs4nJ
でもそれなら二人だけの秘密には出来るね…
チョメチョメしようとバレはしないしw

249:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:58:47 nH/+Ju1E
まあ"ハルヒの驚愕"だけにキョンと佐々木のツーショットは確定かな?

250:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:59:04 WzTYmsi7
>>246
成る程、世界に絶望した佐々木がキョンと一緒に新世界を築こうとするってか
それじゃあ●じゃなくて橘が閉鎖空間に来るのかw

251:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:04:50 nH/+Ju1E
>>250
佐々木の場合はハルヒみたいに全否定じゃなくて、「今在る世界を
より良いものに」みたいなコンセプトで作り変えそうな気がする

252:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:05:00 WhjC+sOP
分裂買ったお
僕っ子じゃなければかなり萌えるんだがなぁ

253:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:06:50 w/IKs4nJ
>>252
じゃあ君が女になればいいんだよ
あれは男の前でしかしない口調なんだし

254:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:07:22 oKaDEYx0
>>252
きみはなにもわかっていない

255:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:08:07 WhjC+sOP
>>253
ちんこ切るの嫌だから
オカマでもおk?

256:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:09:30 WzTYmsi7
>>252
俺は僕っ子ってなんか萌えを狙ってるキャラって感じがして受け付けなかったが
佐々木には萌えたぜ

257:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:16:14 w/IKs4nJ
>>255
思いつくのは…そうだな、渡良瀬準みたいな感じ?

258:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:21:18 sJYxo0gq
>>256
俺も俺もw
ドクロちゃんとかD.Cの桜は苦手だったのに佐々木は好きになった
佐々木さんには普通の僕っ娘にはない何かがある

259:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:22:41 oKaDEYx0
それはきっとあれだよ
「ボク」じゃなくて「僕」だからだよ

260:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:24:31 nH/+Ju1E
>>258
通常の僕っ娘は現実味を感じさせないが、佐々木の場合は
どうにも使い分けという点でリアリティを感じさせるしな

それ以上に佐々木のキャラが良いから、と言ってしまえばお仕舞だけど

261:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:43:34 F9MspbHs
変な女ってどんな奴なんだろうってずっと気になってたけど
まさかこれほどまでとはなあ・・・
ハルヒが一番好きだったんだけど
もうハルヒいらね とまで思ってしまった

262:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:49:28 xo44eqyI
なんだかんだで森さんが一番好き
ついで佐々木組

263:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 21:59:31 qqHCsUyK
ふと思ったんだが
キョンと佐々木がしりとりしたらどういう展開になるのかな?

264:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:02:08 xpEaCero
同窓会の単語が出た時点で「変な女キターーー!?」だったから
予想があたったときは嬉しかったよ。ずっと待っていた。

265:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:05:01 3Y6cw6a3
キョン「よーし三文字しりとりだ!コンマ!」
佐々木「くっく。君は僕になんて言ってほしいのかな?」


266:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:05:35 sJYxo0gq
>>263
聞いたことがない単語が飛び交いそうだw

267:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:08:26 OveJXrmG
キョン「んー、じゃあーキス」
佐々木「キ、キス? す、す、好き……」
キョン「機関。あ、んがついた」
佐々木「(´・ω・`)ショボーン 」

268:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:09:38 es9Nw6JM
佐々木「マサコ」
キョン「小山」
佐々木「マリコ」
キョン「木霊」
佐々木「マナコ」
キョン「小浜」
佐々木「マキコ」

269:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:11:26 xo44eqyI
むしろ長門とやらせてみるべきじゃあ

270:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:19:02 es9Nw6JM
キョン「く、まだまだっ……小熊」
佐々木「松子」
キョン「子馬」
佐々木「マチコ」
キョン「……な、名前反則じゃないのか?」
佐々木「くっくっ、じゃあ禁止にしようか」
キョン「……コジマ」
佐々木「舞妓」
キョン「……くっ……」

271:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:21:28 39sHJrsf
>>269
長門は九曜とのにらめっこ勝負で忙しいから。

272:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:23:01 WzTYmsi7
>>263
キョン「佐々木」
佐々木「・・・キョン」
キョン「んがついたな///」
佐々木「・・・・うん/////」



藤パン「何この雰囲気」

273:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:24:51 DGy8vZEy
佐々木のデレってちょっと想像できないな

274:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:26:02 xo44eqyI
キョン「佐々木」
佐々木「・・・キョン」
キョン「んがついたな///」
佐々木「・・・・うん/////」
ハルヒ「ンジャメナ!!」

275:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:26:24 es9Nw6JM
キョン「……小土間」
佐々木「益子」
キョン「あ、それ」
佐々木「栃木県にあるからね」
キョン「…………小釜」
佐々木「マルコ」
キョン「そ、それも」
佐々木「製薬会社さ」
キョン「……小胡麻」
佐々木「真横」
キョン「…………」
佐々木「くっくっ」

276:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:45:02 qqHCsUyK
>>269
長門「後、あなたが言える言葉の中には{ん}が語尾につくものしか残っていない・・・・・私の勝ち・・・・」
佐々木「何 を 言 っ て る ん だ い ?
      リバースカードオープン!!キョンカード発動!!」
長門「キョンカード?」
佐々木「このカードは僕とキョンの思い出の数々を鮮明に思い出す事で君に精神ダメージを与える事ができる。
     まず一つめ、二人きりで楽しく談笑!!」


長門「・・・・・・・くっ・・・・・・・・・・」

佐々木「二つ目、キョンと自転車で二人乗り!!」

長門「・・・・・・・つっ・・・・・・・・・・・・・・」

佐々木「三つ目、キョンの部屋でキョンに勉強を教える!!!!!」

長門「・・・・・・・・ぐ・・・・・・・・・・」

佐々木「四つ目、クラスでキョンと付き合っていると噂される!!!!」

長門「・・・・・・がはっ・・・・・!・・・・」

佐々木「五つ目、キョンの家に泊まり込み!!!!」

長門「・・・・・・・・ごふっ・・・・!・・・・・・・」

佐々木「六つ目、キョンと・・・・・」



キョン「もうやめろ佐々木!!長門の精神ポイントはとっくに0だ!!!!」


佐々木「は な せ キ ョ ン !!!」

277:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:45:27 nH/+Ju1E
そこでキョンは小次郎と言うのであった

278:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:48:00 vYYby+Bm
キョン「もうやめろ佐々木! 長門の精神ポイントはとっくに0だ!!」

佐々木「何を言っているんだい、キョン。お楽しみはこれからじゃないか。くっくっくっ」

279:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:48:58 w/IKs4nJ
>>277
アサシンの方が浮かんでしまう…

280:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:49:44 es9Nw6JM
元々キョンがポニテ好きなったのは佐々木が当初ポニテだったことが原因とか
そんな電波を受信した

281:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:50:11 KlI4m2YA
>>267
プラネテスかとおもた

282:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:51:27 ixvj8SvR
>>278

そこで長門と九曜の奇妙な友情が芽生える

283:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:54:24 sJYxo0gq
カオスw

284:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 22:55:02 whWHob+3
>>240
 いい焦らし方だ……だが須藤のことも少しは
思い出してください。
 いや、ほらいつのまにか佐々木とキョンが
幹事になっているような~~~。
 同窓会の幹事は、須藤なんだよね、「ひとめぼれ」
で中河が言ってた。

285:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:00:30 LdESjIcC
毛虫。

「し、し……塩ジャケ」

け? け……け……鍵盤ハーモニカ!

「髪の毛」

また『け』かよ。

「くっくっくっ、もうないだろう?」

……あるさ。


結婚しよう。


「……」

『う』だぞ?

「うん」

よし、お前の負けだ。

286:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:02:24 WzTYmsi7
>>284
二次創作なんだしいいジャマイカ

287:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:05:13 nH/+Ju1E
>>285
キョンひどいな

288:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:05:22 WzTYmsi7
>>285
なんという桃色空間

289:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:08:06 KlI4m2YA
>>285
こんばんは。星野八郎太さんと田名部愛さん。

290:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:10:19 A5yxRnis
そういや原作のタナベは実に変な女だったな

291:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:11:50 hkUebUxL
なんか流れ速いな
分裂見てないから佐々木のことがよく分からないんだがどんな人なの?

292:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:12:32 oKaDEYx0
>>291
黙って分裂読んでこい

293:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:14:08 KlI4m2YA
>>290
変というレベルじゃない気が…

>>291
分裂を早く読め
言うことはそれだけだ

294:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:16:42 Rxd79kwI
             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ
             /         \
         / / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ  >>291   
        ,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i '  分裂を読むと
        !  !.ト●    ● ! !ノ、i !    幸せになれるかもしれないぞkk
        ,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 ! 
        /⌒ヽ!;!l|ヘ       j /⌒i/  
      \ / | l>,、 __, イァ/  /!ノ´  
.        / /| | |___|{ヘ、__∧
       `ヽ<.| |         彡'


295:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:17:41 HLEWtFz+
>>291
 佐々木か? ああ、こいつは俺の……
「伴侶」

296:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:18:01 WzTYmsi7
>>291
言葉では表しづらいw
とりあえず分裂読みな

それにしても本当に流れ速いな
このペースなら一週間で1000いけそう

297:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:20:52 r8YX004g
驚愕が出た日には凄まじい速度になるだろうな

298:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:21:00 iOWhd2kO
今読了しました。

個別スレたってるとは思ったが2スレ目かよww


299:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:23:04 WzTYmsi7
>>296
アニメキャラ個別の総合2位だからなkk

>>294
しゃしゃきかわいいよしゃしゃき

300:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:23:17 es9Nw6JM
             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ
             /         \
         / / / .ィ ./ヽ.Y l .', ヽ  
        ,' ! -/7'Y /|' "´ヽ|. !!i '  
        !  !.ト●    ● ! !ノ、i !    ためしに鎖骨をいれてみたけど絵的にクドい
        ,'' l l l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ l丿 ! 
        /⌒ヽ!;!l|ヘ       j /⌒i/  
      \ / | l>,、 __, イァ/  /!ノ´  
.        / /| |ヽー  ー ノヘ、__∧
       `ヽ<.| |  ̄ ̄ ̄    彡'

301:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:24:04 WzTYmsi7
て何自己レスしてんだ俺・・・

302:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:24:39 OveJXrmG
佐々木もののSSでおすすめある? 参考にしたいんだが。

303:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:28:52 HfiddSxa
佐々木が出てればそれだけで萌える俺はすべてがオススメ

違う視点で言うとだな、驚愕への伏線はりまくり謎が残りまくりで
佐々木の設定を最高に生かしたSSは作りにくいので深い作品は期待しないほうがいい

304:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:29:16 whWHob+3
>>302
 少し上にまとめサイトのアドレス張ってあるから言って見てみれば、
あとは、快速軽量一人乗りーズかなぁ。
VIPのハルヒSSまとめにも1~2編上がってた、かな。


305:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:30:03 hkUebUxL
>>292-296
とりあえず分裂見るわ
見た目はハルヒキャラで一番好みだし分裂読んだら佐々木にはまりそうだ

306:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:40:50 sJYxo0gq
一分佐々木

307:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:41:04 oKaDEYx0
ss

308:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:42:09 KlI4m2YA
>>306
vipとかじゃないんだから1時間とかにしようぜ

309:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:42:09 sJYxo0gq
>>307
まさかこんなに早く阻止されるとは…

310:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:43:51 oKaDEYx0
>>308
スレの速度的に5~10分ぐらいが妥当
14秒で阻止した俺には言えないけど

311:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:46:28 Tmt6p1uk
3分佐々木             主浩

312:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:47:01 es9Nw6JM
ハイル鎖骨

313:**恋人じゃなくて親友**
07/04/10 23:53:30 286C73zC
「まさか、それほどまでとは」
古泉は眉間に中指を当て、
「まるで本当に無邪気な中学生同士のたわいも無い恋愛模様の1ページのようではありませんか」
恋愛という言葉に一瞬ピクリと反応してしまった俺を古泉が見逃すわけは無かった。
「…………どうやら彼女とあなたには、もっと深い想い出がありそうですね」
周りにはさぞ爽やかに見えるであろうこいつの微笑は、俺には悪党が人の弱みを握って
さぁどう脅迫してやろうかと考える時に見せるニヤケ面にしか見えなかった。
「何にもねーよ」
「さぁ、どうでしょうか。これは涼宮さんどうこうではなく、
 ただ単に僕自身が、あなたのこれまでの人生について興味があるだけなのですが」
強調するようにこう続けた。
「一般的な青春真っ盛りの高校生として」
思わずかなりの勢いで古泉のほうを振り向いてしてしまったため
椅子の背もたれに肘をぶつけてしまい非常に痛い思いをした。
「お、お前今青春っぽいことでもしてんのか、誰か気になるやつでもいんのか?」
「あなたの中学生時代の思い出を聞かせてくれたら……聞けるかもしれませんよ?」
古泉はニヤケ面を続けているが、俺はこいつの口車に簡単に乗せられるほど単細胞じゃないし
こいつがどういうやつかもそれなりには知ってるつもりだ。
まぁ………こいつの今までの恋愛経験とかにはかなり興味を注がれるが
自慢話を聞いたところで俺の気分がブルーになるのは必然の理だろう。
「仮にお前が期待するようなことが過去にあったとしても、
 俺はそのことを喜んで人に報告する趣味は無い」
俺は優男から目を離し、依然黙々と読書にふける長門に目をやった。
「それは残念です。……しかし、あなたは以前の会誌作成の際にそんな経験などないと
 頑なに否定し続けていませんでしたか?
 さらにあれほど追い込まれても、結局は妹さんの友達とのお遊び体験をお書きになりましたね。」
ミヨキチとのお出かけについてお遊びと称したことに多少反論したくなったが
おしゃべりマシーン古泉に勝てるとは思わなかったので聞き流した。
「あなたも本当に謎多き人だ。」
「……………」

そしてなんやかんやがあって新人部員募集イベントは何の収穫もなく終わった

その夜、久しぶりにあの日の事を思い出した


佐々木に告白されたあの日の事を

314:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:54:05 7GWl/k/P
驚愕でキョンが佐々木を下の名前で呼ぶといいな。

315:**恋人じゃなくて親友**
07/04/10 23:55:45 286C73zC
それは中学生として過ごす最後の日、これまで世話になった学校や教師、
別々の進路に進む同級生に別れを告げる日。
まぁ簡単に言えば卒業式だ。

式が終わり、夜に学年全員で大きな宴会場を貸し切り夕食。
その後はさらに仲のよいグループに別れて2次会、
各々好きな場所へ、別れる友とは最後の思い出を作りに。
PTAの保護者は宴会場までしか同伴してないのでそんなに遅い時間まではさすがに無理だったが。
しかし大半の人にとっては最高の時間を堪能することができるだろう。
男女交際をしているやつらが二人で会場を後にする姿もよく見かけた。

俺も最初は国木田や他の仲のよい男子グループと一緒に宴会場の外で写真を撮ったりバカ騒ぎをしていた。
佐々木含めた女子グループもその中に入り、談笑の輪を広げていた。
実に中学生らしい初々しい会話が繰り広げられていたことだろう、
…………と、今なら言えるね。

女子グループも混ざってからは、
相変わらず俺は佐々木と中学生生活について色々話していたわけだが。
佐々木と出会ったこと、塾のこと、俺の家で勉強をご教授してもらったこと。
どういう訳か、二人で盛り上がっているうちに他のやつらはどこかへそそくさと消えてしまったらしい。
「気を使ってくれたんだろう。みんなは先に近くのゲームセンターへ行ってるらしい、
 さっきメールが入っていたよ。相変わらず勘違いされてるらしいね。」
一体何の気を使ってくれたんだろうか、
先に行くなら直接誘ってくれればよかったのにと、その時の俺は思ってたなそういえば。



316:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:57:23 whWHob+3
>>313
 GJ、佐々木が出るまで待ってるぜ。


317:**恋人じゃなくて親友**
07/04/11 00:00:33 286C73zC
その後ふらふらとみんなのいるゲーセンへ向かう途中のことだ、
「こんな時間にキョンと二人とは、塾の帰りを思い出すね。」
何がおかしいのか独特の笑いと共に佐々木はつぶやいた。
「そうだな、お前ともうこうやって歩けなくなると思うと少し寂しいな」
「……僕もさ」
今思うと、この日の佐々木はいつもみたいな理論や理屈を用いて話すことが少なかったように思う。
それで俺の会話のペースも少し狂っちまったんだろう。
「………」
「………」
無言で歩くこと数分、佐々木が切り出した
「キョン、少し話があるんだがいいかい」
「ん、ああ構わんが」
そう言うと、ちょうど近くにあった公園のブランコに二人で腰掛けた。
少し神妙そうな佐々木の態度から、
高校生活への不安や勉強への悩み、もしくは家庭に何か問題でも生じたのかとすら思ったが。
「キョンは恋愛感情というものをどう思う?」
全く方向違いの質問に意表を付かれた俺は返事に少し時間がかかった。
「………キョン?」
「あ、あぁスマン。いやもっと重大な悩みでも打ち明けられるのかと思ってたもんだから」
「くく、今の僕にとっては中々に重大なんだよ。」
「恋愛感情か、そりゃ人間なら誰もが抱く素敵な感情なんだろうよ、
 というか以前にもこの話はしなかったか?
 お前は恋愛感情なんて抱いても得することはない、とか何とか言ってなかったか?」
確か中学3年のクリスマスの日だったか、クリスマスを塾の冬季講座で過ごした
俺と佐々木が塾帰りにも話した事だった。
「覚えていてくれたかい、キョンの事だからもう忘れてしまっているかと思っていたが」
「さすがの俺でも数ヶ月前の事を忘れたりはしねーよ」
「英単語は3日で忘れてしまうのに」
押し殺したような声で笑う佐々木、俺もつられて笑ってしまう。
「はは、そう言うな。最低でも受験までは覚えているつもりでいるんだ。
 ……で、恋愛感情がどうかしたのか、まさかついに好きなやつでもできたのか?」
ため息をつきながら佐々木は言う。
「キミは本当に困った人だな、
 いつも言ってるがもう少し他人の気持ちに敏感になったほうがいいと思う」
やれやれ、またそれか。いつも佐々木に説教をされた最後にはその言葉を言われる。
俺は空気は読めるほうだと思っていたのだが……


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