07/04/09 22:48:28 /R5EZu6N
ちゃりんこちゃりんこ。
俺と佐々木は中学の頃を懐かしむように、極自然と二人で自転車に跨った。
「キョン、君は変わらないな」
「そういうお前だって変わってなくて安心した」
・・・
「・・・ん、どうした?」
「いや、変わっているだろう?」
「・・・・・・え?」
「だ、だから、ほら」
「は?」
「むっ、ほら!」
キキキーッ
自転車を止めると、俺に必死でしがみ付く佐々木の腕を腰から解きがら尋ねた。
「すまん、お前は男言葉のままだし小難しい喋り方のままだ」
俺をじっと上目遣いで睨みつける佐々木。
「中身だって変わって無い様に思えるぞ?」
「む・・・」
「でも、すまん。よかったら教えてくれないか?お前が変わったというところを」