07/04/26 13:44:07 nVPyh9xq
腐女子の会……それは常に匿名で語られる乙女たちの会である。
「くっくっ、揃ったようだね。では始めましょうか」
「最初は文芸部室のあのお二方についてです。進展ありましたか?」
「えっと、古泉くんの禁則事項的アプローチを華麗にスルーしてました」
「またなの!? んんっ……もうっ」
「だらしないわよね、バカキョンも」
「ほんとヘタレなのね、彼は」
「……でもそれが彼の魅力」
「──きれいな……まま─」
「数多くの女性とのフラグを折りまくってたから男色家かと
思っていましたが……やはり彼はノーマル嗜好なのでしょうか?」
「「「「「「!?」」」」」」
「やはり魅力的な女性のアプローチの方がいいのかもしれませんね」
「あ、あたし急用思い出した!」
「偶然だね、わたしもなんだ」
「わわたしも失礼しましゅっ」
「…………」
「──」
「すいませんっ、あたしもこれで! 領収は切っておいてください!」
「こんなオチなのね、やっぱり」
「ちゃんちゃん、ですね。ところで……失礼ですがそこのお方、この会は男子禁制なのですが」
「……ふん、規定事項だ」