07/06/27 21:38:06 Gl4dBdtJ
詩音 「お姉!」
魅音 「…うそ!?」
詩音 「驚きました? ウフフ…驚くに決まってますよね あんなことがあったんですから」
魅音 「どうして…」
詩音 「私、やっぱり復讐することにしました 悟史くんが認めてくれた
見て! 捕まえた沙都子もここに!」
魅音 「そんな…そんなこと」
詩音 「今度こそ胸を張って言えます 私は"魅音"、鬼の名を継ぎ御三家に復讐する者 よろしくね"詩音"☆」
魅音 「うそ、詩音が復讐するだなんて…そんなこと」
詩音 「どうしてですか?」
魅音 「だって悟史はまだ*されたとは限らないじゃない… 沙都子にぬいぐるみもあげてないし…
雛見沢じゃ北条の風当たりは強くて、叔母さんも死んじゃって… 悟史は…家出したんだよ」
詩音 「…やっぱりそうなんだ 悟史くんのこと、ずっとそう思っていたんでしょう?
自分より劣るかわいそうな人だと 」
魅音 「それは…」
詩音 「優しい言葉をかけたのも 手を差し伸べてあげたことも
悟史くんを哀れんでいただけ 上から見下ろして満足していたんでしょう」
魅音 「違う…」
詩音 「自分が上だと…自分は北条家の生殺与奪権があると
そう思って悟史くんを笑っていただけなんでしょう」
魅音 「それは違うよ… 違う… 私は…」
詩音 「うるさい! …嫌な女。少しばかり恵まれてうまれただけなのに
たまたま刺青を背中に彫られただけなのに…
私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった 」
魅音 「違うよ! 私はせめて、悟史と二人で幸せに暮らせるようにと思って…」
詩音 「それが私を馬鹿にしているといっている!
私と悟史くんとの交際を認めてくれてなかった!」
魅音 「…だって悟史は!」
詩音 「あなたみたいな女が 幸せになれるわけがない!
幸せになるのは…私 誰よりも悟史くんを愛しているこの私…
悟史くんを*した奴らに復讐して、悟史くんに抱きしめてもらうの… 私を見つめてもらうの…」