【ひぐらし】園崎魅音専用スレッド5【きおつけ】 at ANICHARA2
【ひぐらし】園崎魅音専用スレッド5【きおつけ】 - 暇つぶし2ch71:名無しさん@お腹いっぱい。
07/03/18 19:28:09 3oc+IoZs
レナの舌がゆっくりと唇を舐め。
魅音は思わずびくりと、それから逃げるように口を開いてしまった。勿論レナがそれを逃す筈もなく、そのままぬるりと入り込み互いの舌をくっつける。
魅音も先程のように、いきなり身体を離して終わらせるような事はなかったが。
「ん、んんっ」
口の中で何かを訴えながら、レナの濡れた舌から逃れようとする。
レナはふと、肩に違和感を感じて瞼を上げた。
……ぁ……。
きゅうっと、肩に置かれた魅音の手がレナの制服を強く握り締めている。真っ赤な顔で身を竦めて。
それが毛を逆立てる子猫のように見えて、レナは目を細めた。
……くすくす、……本当にかぁいいね、魅ぃちゃん……。
怯えた猫の前でねこじゃらしを振るように、レナは舌先で、微かに掠めさせくすぐるように魅音を誘う。

レナに口を塞がれ息も満足に出来ず、ましてや息継ぎなんて思いもよらず、ただ、思考が白く染まってゆく。
少し肩を震わせて、もう、何をどうしていいかも分からずに、ただレナに舐められる。
……身体の奥が……、少し熱い。
「はぁ……ね、魅ぃちゃんもレナに……して?二人で練習、しよ?」
レナは一度顔を離して、怯える幼い子供を安心させるように、至近距離で魅音に優しく微笑む。
はぁ……はぁ……ぁ……そう、だ…………れ、練習……れんしゅー……。
そしてまた息も整わないままに、思考も廻らないままに。レナの柔らかい唇に、唇を奪われた。
再び入り込み、触れ合わせて。濡れた生暖かい感触に口の中を探られ弄られる度に身体の内部まで、奥までもが暴かれてゆくようで。
熱……。
「ぁ……ん、ふ……」
熱に浮かされたようにぼんやりとしながらも、魅音からのたどたどしいキス。
ふるっ。
魅音に舐められ、レナは少し背を振るわせる。その稚拙な動きは、気持ちいい、には程遠いが。
何よりも魅音が応えて来た事が、レナの心に充足感と渇望をもたらした。
思わず手に力が篭りそうになり、意識して、柔らかい胸に置くだけに留める。
……ここで怯えさせては、元も子もない。

絡みつくレナの濡れた舌を恐る恐る舐め、なんとか動きに合わせようとするが、上手く出来ない。
とん、とんとん。
息苦しさにもう限界とばかりに、魅音がレナの肩を軽く叩く。
「っはぁ、は……レ…ナぁ……」
魅音自身は恐らく全くの無意識だろうが、その懇願するような甘い声に、ぞくりとレナの脊椎に微弱な電流が走る。
かぁいいな、魅ぃちゃん……うん、……このままでも、すっごくかぁいいんだけど。
レナの脳裏に歪んだ思考が、……嗜好が、過ぎる。
この奥手で可愛い少女を自分の手で、自分色に染めてしまいたい、独り占めしたいと。

……いつの間にか、魅音の一番近くという自分の立ち位置をあっさりと奪った、圭一や詩音を出し抜いてやりたい、と。

レナの心の奥底にそっと仕舞っていた微かな黒い感情が、今こうして魅音に名を呼ばれる事で肥大し、表にまであふれ出た。
あ、……そうだ。
レナはスカートのポケットを探り、指先に当たったそれを取り出した。
「魅ぃちゃん」
薄いビニール包装を開き飴玉を取り出して、どこか放心したように荒く息を吐く魅音の唇に押し付けた。
「ぁむっ?」
そしてそれを反対側から咥え、魅音へと押し込んだ。
……イチゴミルクの甘さ、飴の硬さ。次いで、柔らかく濡れたレナの舌を感じて。
魅音は何事が起こっているのか理解できず、目を白黒させる。
「んむっぅ、むー?」
レナも、今度は簡単には逃がさないように背伸びをして空いた片手を魅音の首に手を廻し、魅音の中でゆっくりと飴を転がす。
「ん、んぅーーっ!?」
漸く事態を把握した魅音が口の中で一際大きく、声を上げる。多分悲鳴だろう。
「みぃひゃ……ん、こく。……魅ぃちゃん、一緒に食べよ?」
少しだけ口を離してレナが優しく囁く。言葉を紡ぐ度に唇が唇を掠めて、恥ずかしい。
「ちょ、……っはぁ……なんか、へ、変態っぽく、ない……!?」
「でも、……これが分かりやすいと思うな。頑張ろ、ね?……上手に出来れば圭一君、喜ぶよ、きっと」
かぁああああ。
「え、あ、あの、いやっその」
圭一の名前に、途端にうろたえ出す魅音。レナは内心など全く見えない邪気のない笑顔で、魅音の口を塞いだ。


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