07/11/03 18:31:38 5quh4te5
・参加者リスト・(作中での基本支給品の『名簿』には作品別でなく50音順に記載されています)
5/7【魔法少女リリカルなのはStrikerS】
○スバル・ナカジマ/○ティアナ・ランスター/●エリオ・モンディアル/●キャロ・ル・ルシエ/○八神はやて/○シャマル/○クアットロ
5/6【BACCANO バッカーノ!】
○アイザック・ディアン/○ミリア・ハーヴァント/●ジャグジー・スプロット/○ラッド・ルッソ/○チェスワフ・メイエル/○クレア・スタンフィールド
5/6【Fate/stay night】
○衛宮士郎/○イリヤスフィール・フォン・アインツベルン/○ランサー/●間桐慎二/○ギルガメッシュ/○言峰綺礼
4/6【コードギアス 反逆のルルーシュ】
○ルルーシュ・ランペルージ/●枢木スザク/○カレン・シュタットフェルト/●ジェレミア・ゴットバルト/○ロイド・アスプルンド/○マオ
5/6【鋼の錬金術師】
●エドワード・エルリック/○アルフォンス・エルリック/○ロイ・マスタング/○リザ・ホークアイ/○スカー(傷の男)/○マース・ヒューズ
3/5【天元突破グレンラガン】
●シモン/○カミナ/●ヨーコ/○ニア/○ヴィラル
4/4【カウボーイビバップ】
○スパイク・スピーゲル/○ジェット・ブラック/○エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世/○ヴィシャス
3/4【らき☆すた】
○泉こなた/○柊かがみ/●柊つかさ/○小早川ゆたか
3/4【機動武闘伝Gガンダム】
○ドモン・カッシュ/○東方不敗/●シュバルツ・ブルーダー/○アレンビー・ビアズリー
4/4【金田一少年の事件簿】
○金田一一/○剣持勇/○明智健悟/○高遠遙一
4/4【金色のガッシュベル!!】
○ガッシュ・ベル/○高嶺清麿/○パルコ・フォルゴレ/○ビクトリーム
3/4【天空の城ラピュタ】
○パズー/○リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ/●ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ/○ドーラ
4/4【舞-HiME】
○鴇羽舞衣/○玖我なつき/○藤乃静留/○結城奈緒
2/3【R.O.D(シリーズ)】
●アニタ・キング/○読子・リードマン/○菫川ねねね
2/3【サイボーグクロちゃん】
●クロ/○ミー/○マタタビ
3/3【さよなら絶望先生】
○糸色望/○風浦可符香/○木津千里
2/3【ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日-】
○神行太保・戴宗/○衝撃のアルベルト/●素晴らしきヒィッツカラルド
2/2【トライガン】
○ヴァッシュ・ザ・スタンピード/○ニコラス・D・ウルフウッド
2/2【宇宙の騎士テッカマンブレード】
○Dボゥイ/○相羽シンヤ
2/2【王ドロボウJING】
○ジン/○キール
【残り69名】
175:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/03 18:49:51 rtp5ATAY
参加キャラの限定をしちゃうと、参加できないのは永遠に参加できないと思うんだ
176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/11/03 23:52:33 Yju8G9Xh
それはいえるかも
177:賽は投げられた・side b ◆10fcvoEbko
07/11/04 00:07:13 UfyUUtG3
『地響きがする―と思って戴きたい』
店を出て少し歩いた時点で、スパイクは読子がデイパックを置き忘れたことに気付いていた。
『地響きといっても地殻変動の類のそれではない』
指摘してやろうとしたが読子は再び読書に夢中になっており、スパイクの声を届かせるには結構な手間がかかると予想された。
まぁいいか、スパイクはそう思った。
『一定の間隔をおいてずん、ずん、と肚に響く。所謂これは跫なのである』
どうせ中には大したものは入っていなかった。
高価そうなペンダントはスパイクの手で、本人は気付いていないが、読子の首へと移されている。
『たかが跫で地響きとは大袈裟なことを―と、お考えの向きもあるやもしれぬが、これは決して誇張した表現ではない』
それに、先程のはやてという女はしっかり者のようだった。
後で追い付くと言っていたし、ついでに持ってきてくれるかもしれない。
『振動は、例えば戸棚の中の瀬戸物をかたかたと揺らし、建付けの悪い襖をぎしぎしと軋ませ、障子紙をびんびんと震わす程の勢いであった』
読子の本を読むスピードは大したもので、かなりの分厚さであるそれを歩きながらであるにも関わらず、ついさっき読み終えていた。
『子の刻である。折からの雪が、しんしんと江戸の町に降り積もっている』
読み終えてしばらくは頬に手をあてぽ~っと陶酔の表情を浮かべていたのだが、それが済んだと思ったら再び1ページ目に戻り、再読を始めた。
『つまり冬場の深夜である。だから殆どの者は眠っていた』
スパイクにしてみれば、下らないことでぎゃあぎゃあ騒がれるよりは、おとなしくしてくれている方がありがたい。
『当然音はなく、その所為か余計にそれは遠くまで響いた。』
だが、隣でえんえん本の内容を読み上げられるのは、うっとおしくて仕方がなかった。