07/09/27 02:28:48 ylntUyKQ
762 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 02:13:47 ID:Lf3PfxiY0
しえn
763 :名無しセカンド:2007/09/27(木) 02:17:34 ID:4GXLRjw.0
け、携帯から投下とかどうやるんだ支援
764 :736:2007/09/27(木) 02:22:05 ID:GuFN6dA60
まったり支援
324:ひょっとして常に
07/09/27 02:29:48 FXxDk7ju
張り付いてるのかな?怖いわ
325:両雄思案――そして激突 ◆8pP6SaUBG6
07/09/27 02:30:31 e11UyVRZ
自分はなにを為すべきか、それが現在の課題だった。
先ほど名簿を確認したところ、シュバルツ、アレンビー、そしてドモンも参加していることがわかった。
(ドモンよ、やはりお前はこの殺しあいを止めようとするのだろうなぁ)
まだまだ未熟な、だがしかと成長してゆく、誰よりも熱い心を持つ弟子を思うと、自然と笑みが浮かぶ。
しかし、次の瞬間には表情を消し、冷徹な思考を進める。悲願である地球人類抹殺を完遂するために。
マスターアジアが見いだした、デビルガンダムの理想的な生体ユニット。それがドモンだ。故にこんなところで死んでしまっては困る。
いや、それたけではない、師匠として愛弟子をみすみす死なせたくはないのだ。
しかし、このゲームの勝者になれるのはただ一人。
ならば、ドモンらと協力し、脱出することは可能か?
しかし、それは不可能に思えた。
ワープなどの超技術を持ち、個人の戦闘力もかなりのものである螺旋王ロージェノム。おそらく、脱出や参加者の反乱への対策を、二重、三重にも張り巡らしているだろう。
なら、ドモンだけでも生き残らせるか? いや、それはできない。
果たさなければならないことがある。それまで自分は死ねない。
八方塞がりだった。しかし、解決する方法が一つ思い浮かぶ。
なんだろうと望みを叶える、ロージェノムはそう言った。
ならば、自分を生体ユニットとして組み込める体にできるのではないか? または、ロージェノムの持つ科学力で人類抹殺も可能ではないのか?
複数の案が思いつくが、これはあくまでロージェノムが望みを叶えることが前提となる。
そして、それは保障されたものではない。ロージェノムの力も未知数だ。
―情報が必要だ。
ロージェノムとは何者なのか? どれだけの力を持っているのか? このゲームの真の目的は? 参加者の選抜基準は?
この場で情報を集めるには三つの方法が考えられる。
一つは他の参加者から。
ロージェノムのことを知る人間がいるかもしれない。
もう一つはこのフィールドから。
8キロメートル四方という広大な土地を舞台にしたのだ。なんらかの痕跡が残っていてもおかしくはない。
最後の一つは―螺旋王ロージェノム自身から。