06/09/26 22:56:10
宇宙世紀136年。
木星戦役から3年の月日が流れていた。
シーブックとセシリーは海賊をやめ、地球でパン屋を開業していた。
その他のメンバーはかつての貴族主義者を除き
表向きは「ブラックロー運送」という会社として輸送と調査を行いつつ、
新生クロスボーンバンガードとして、世のため人のため、さまざまな事件を影で解決してきた。
そんなある日、木星軍の残党に追われた女性を救助する。
その女性の名は「エウロパ」。以前の木星帝国の総帥ドゥガチの後妻でベルナデットの義理の母。
彼女によると木星帝国の残党は巨大コロニーレーザーで木星圏から地球を狙撃する「ゼウスの雷計画」を立てているという。
タイムリミットはわずかに2週間。
地球から木星に向かうには最速でも3ヶ月はかかるため、これを防ぐ手立ては無いかと思われた。
ただひとつ「光の翼」をのぞいて。