ディアナ・ソレルのよしなに日記2006~時代~at X3
ディアナ・ソレルのよしなに日記2006~時代~ - 暇つぶし2ch677:通常の名無しさんの3倍
06/11/22 01:25:08
             ノ∩
           ⊂>>676
            /( 。A。 )っ
            U ∨ ∨
   __    ・@;∴‥
  //ヽヽヽヽ∩  :: :.
  川 ´∀`)/  :: :: <ディアナ様はわたしません!
  (つ 》 》/  :: :'
  人⌒l ノ  :: ::
  し(_)


678:小ネタ 4
06/11/22 01:34:52
「さて、朝食の準備もできたし、ディアナ様を起こしに行くか…。」
ディアナ様の寝室のドアの前でロランの見たものは



『ただいま冬眠中。起こしたものにはディアナの法の裁きを受けていただきます。』



「はぁ…昨日の夜、一生懸命何を作ってるのかと思えばこんなものを…。」
一つため息をついた後、勢いよくドアを開けるロラン
「ディアナ様!朝ですよ!起きてください!」
「…うぅ…。」
「ほら、朝ですよ!朝食が冷めてしまうので早く起きてください!」
「…ドアの前の札が読めなかったのですか?今女王は人工冬眠に入っているのです。
邪魔しないでください…。」
「馬鹿なこと言ってないで、起きてください!!」
無理矢理布団を引き剥がすロラン。
「寒いです…。寒い…。」
「ほら、早く起きて着替えてください。今日もいい天気ですよ。」
「天気はどうでもいいので後5分だけ寝かせてください…。」
「駄目です!言うこと聞かないと朝食抜きにしますよ!?」
「わかりました…。着替えますから部屋を出てください。」
「最初からそうしてください。下で待ってますから。」
そう行って部屋を出て行くロラン。
「…後5分だけ寝させてもらいましょう。」
…結局そのまま眠ってしまうディアナ様。
数分後にどこからともなくシンバルを取りだしたロランが寝室に向かったとか。


679:小ネタ 5
06/11/22 01:36:48
ロランたちの住む小屋に遊びに来たソシエとの3人の様子

「この家って暖炉があるのね。初めて見たわ。」
「ディアナ様の強い要望がありまして、この小屋の完成間際に急遽作ってもらったんです。」
「へ~。どうしてディアナさんは暖炉が欲しかったの?」
「だって暖炉には煙突があるでしょう?煙突がないとサンタクロースさんが
入ってこれないじゃないですか?」
「…は?」
「……。」
「もうすぐクリスマスですよね。プレゼントには何をお願いしましょう?」
「…ひそひそ(ねぇ、ディアナさんって、もしかしてサンタクロースが本当にいると思ってるの?)。」
「…ぼそぼそ(そうみたいなんですよ。本当のことを言おうと思ったんですけど
ディアナ様の嬉しそうな顔を見ると言うに言えなくて…。)。」
「…ひそひそ(馬鹿ねぇ…。信じたままでプレゼントが貰えなかったら
それこそ本人が傷つくだけなのよ。それでもいいの?)。」
「ぼそぼそ…(僕も少しは貯金がありますので、そんなに高いものじゃなければ
なんとかなるとは思ってるんですけど…。)」
「何がいいかしらねぇ…。ダイヤの指輪、じゃあ夢がありませんし…。
一面のお花畑とか良いかもしれませんね…。地球と月の平和とかも良いですね!」
「…ぼそぼそ(既にプレゼントって次元のものじゃないわよ?)」
「…ひそひそ(最低ラインがダイヤの指輪なんて…僕はどうしたらいいんですか?)。」
「ロランは何か欲しいものとかあるのですか?」
「え!?い、いや…。僕はディアナ様やソシエさんが健康でいてくれれば…。」
「ロランは無欲ですね。クリスマスまでに欲しいものを考えておきましょう♪」
「…ぷくく(あたしは知らないわよ。頑張ってね、ディアナさんのサンタクロラン。)。」
「…しくしく(はぁ…。僕はどうしたらいいんだろう。)。」


680:小ネタ 6
06/11/22 01:38:42
「…ところでさ、なんでこの家ってテレビが2台あるの?」
「…色々あったんですよ。」
「はい…あの時のロランは忘れもしません。」
「どういうこと?」
「以前なんですけど…。」

テレビが一つしかなかったころ

「今日はついにドラマ『千年の恋』の最終回なんですよ!?
千年間、愛する人を想い続けてきた悲劇のヒロインがその生まれ変わった人を失って、
絶望しているところに主人公の男の子がどうするのか?この二人の恋の行方は?
ついに今日決まるのです!これを見ないわけにはいきません!」
「いいや、特番の『衝撃!黒歴史の真実に迫る!』です!いままで禁忌とされていた
黒歴史の真実を徹底的に明かそうと製作スタッフが1年の年月を掛けてきたものなんです。
これを見ないわけにはいきません!」
「ロラン!貴方は女王に逆らおうというのですか!?」
「今はもう女王ではないでしょう!?そんなことでは譲れません!」
「ならばチェスで勝負をつけましょう!勝ったほうが見たい番組を見る!!」
「その勝負、受けましょう!」

こうしてみたいテレビ番組を掛けてチェスで戦うこと3時間

「これで…チェックメイトです!」
「そんな…千年の恋が…愛の行方が…。」
「さぁて、テレビテレ…あぁ!!」
「…うぅ…恋の行方が…って、どうしたのですか?」
「…勝負に集中しすぎて、時間を忘れてました…。」
「そういえば…わたくしのほうも終わっているようですね。
仕方ない、3日後にやる再放送で我慢しますか…。」
「そんな!僕の方は今日限りだったのに!!だったら譲ってくれてもいいじゃないですか!?」
「分かっていませんね。ドラマと一緒にパソコンで実況chで他の人と
泣き、悲しみ、笑うのが良いんじゃないですか?」
「そんな、僕は…。うあぁぁぁぁぁ!!!」

「…それからはそんなことが無いようにとテレビをもう一台買ったわけなんです。」
「あのときの悲しみを僕は忘れません!過ちの歴史は繰り返してはいけないんです!!」
「…どっちも馬鹿じゃない?」


681:通常の名無しさんの3倍
06/11/22 23:52:11
よしなにうむ補充完了

682:通常の名無しさんの3倍
06/11/23 17:31:26
ユニヴァース!!
ユニヴァース!!

683:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 19:45:33
スレリンク(x3板)l50
よしなに

684:通常の名無しさんの3倍
06/11/25 23:41:42
>>683
ローラに投票すればいいんでしょうか

685:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 05:46:45
よしなに

686:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 14:49:54
∀ガンダムキャラ人気投票で一位を獲得したディアナ様なら何とかなる

687:時の人、ローラ・ローラ 1/5
06/11/26 23:33:47
ビシニティまで買い物に来ていた二人。

「今日もいっぱい買いましたね。」
「普段は町まで来れませんからね。せっかくですから本屋によってもよろしいでしょうか?」
「良いですよ。何か欲しい本があるのですか?」
「特に欲しい本があるわけじゃないですけど、なかなか本屋にも来れないので
何かめぼしい本はないか…あっ、この本は!」
ロランが一冊の本を手に取る。
「この雑誌がどうかしたのですか?タイトルは…『大戦の記録』?」
「フランはご存知ですよね?以前今回の戦争を本にして纏めたいと
言ってたんですが、これがそうなんですよ。」
「そうだったんですか。どれどれ…。」
その雑誌にはミリシャとディアナカウンターの戦争の経緯、
戦争をした兵士の写真、戦争で逃げ惑う人々、
カプルやボルジャーノンといった機械人形の説明などが掲載されている。
そして…。
「この記事、ロランのことじゃないですか?」
「そうですね。…なんだか恥ずかしいな…。」
そこには∀ガンダムのパイロットであったローラ・ローラの舞踏会での写真や
∀の戦闘の写真が掲載されている。
「でも、どうしてロランじゃなくてローラの名前なのでしょうか?
フランドールさんは貴方の知り合いでしょう?」
「僕がフランから取材を受けたときにローラの名前にして欲しいって頼んだんです。
僕は有名になったりするのって好きじゃないですし、以前新聞に掲載された時も
ロランじゃなくてローラにしてくれましたし。」
「なるほど、フランさんの計らいですか。他にも似たような雑誌がいくつ…。え…これは…?」
「…どうされたんですか?」
「あの、この雑誌…。」
そう言ってディアナ様が手に取っていたのは
「この雑誌がど…『月刊ローラ・ローラ12月号』!?」
そこにはドレスを着たローラが表紙の雑誌が一冊だけある。
「ど、どんなことが書いてあるんでしょう?」
「嫌な予感が…。」


688:時の人、ローラ・ローラ 2/5
06/11/26 23:35:11
ディアナ様が1ページ目を読み上げる。
「えっと、
『地球と月の戦争から早一年。今回の戦争で町は焼かれ、
多くの人が血を流した。戦争当初は停戦協定によりイングレッサ領を除けば被害はほとんど無かったが
かつてのイングレッサ領のミリシャを率いていたグエン・サード・ラインフォード卿
がギンガナム軍と地球に降下してから状況は一変。アメリアは戦火に飲まれた。
かつて無い大戦によって誰もが絶望する中で、この戦争に終止符を打ったのは
ローラという名のムーンレィスの少女だった。
戦争終結後には完全に表舞台から姿を消してしまった彼女だが、
そんなローラを知った人々は『平和の女神』として崇める者も多く、数多くの伝説を残している。
そんな多くの謎を残すローラ・ローラの真実に迫る。』
…だそうです。」
さらにディアナ様がページをめくると舞踏会でのローラの写真や
建国宣言でのローラの写真が掲載されている。
「この本はどちらかというと戦争よりもローラその人を中心に載せていますね。
読者の感想まで載っていますよ?」
「…どんなのがあるんですか?」
「14歳の女性の方から。
『ローラさんって本当に美しい。私もいつかローラさんみたいになりたい!』
41歳の女性の方からは
『今回の戦争が伸びていたら私たちの家族の誰かを失っていたかもしれません。
ローラさんには本当に感謝しています』
20歳の男性の方から、
『ローラはなんで私の側にいようとしないのだ!私は、私は!ローラ!!』
他には…。」
「もう結構です…。なんだか、頭が痛くなってきました。」


689:時の人、ローラ・ローラ 3/5
06/11/26 23:36:50
そう言って本を置くディアナ様。
「ロラン、大丈夫ですか?」
「はい、はい…大丈夫です。でもあんな本買う人がいるわけ」
そんな僕たちの前に若い男女がやって来て、
「おい!見てみろ!『月刊ローラ・ローラ12月号』があったぞ!」
「マジ!?やったじゃん!!10件以上回って見つかったのここだけだよ!速く買おうよ!」
「あぁ俺たちは運がいいな。オークションで定価の数十倍の値段で買う奴もいるのに!」
「今じゃ老若男女問わず大人気だもんね~。早く買おう!!」
そんな男女のやりとりを見た2人は
「どうやら今の男女のやりとりから見て、ローラ・ローラは時の人のようですね。
わたくしが女王の時でもあそこまでの人気はありませんでしたよ。」
「……。」
「落ち込んでますか?」
「…あたりまえでしょう…。僕は男なんですよ…。」
「…帰りましょうか。今夜はわたくしが食事の準備をしますから。」
「すいません、ディアナ様。お願いします…。」

落ち込むロランをディアナ様が慰めながら車まで向かっていると…。

「ロラン、今気づいたのですけど、なんだかローラと同じ
ファッションをしている人が多くありませんか?」
「ディアナ様もそう思いますか?僕の銀色の髪なんてそうあるものじゃないのに
髪型も、服装も、肌の色まで同じ格好の人がこうゾロゾロいると…。嫌でも目に付きますよ。」
「しかもあれ…。ローラの銅像ですよね?」
商店街の中心地にはローラの像が建っている。
「もう言葉もありません…。」
「ロラン、本当に大丈夫ですか?どこかで休みましょうか?」
「いや、ここにいると余計具合が悪くなりそうなので早く帰りたいです。」
「分かりました。もう少しですから、頑張ってください。」


690:時の人、ローラ・ローラ 4/5
06/11/26 23:38:27
ようやく駐車場の側まで来るとそこには

「ロラーン!」
「あ…フラン!」
「フランドールさん?」
「久しぶりね、ロラン。キエルさんもお変わりなく。」
「こんにちは、フランドールさん。」
「どうしてここに。仕事はどうしたの?」
「取材でここに来たのよ。で、今は休憩中だったんだけど
たまたま2人の姿を見たものだったから。」
「そうだったんだ。大変なんだね。」
「ロランだって、普段は畑で野菜作ったり、材木を売ったりしてるんでしょ?
仕事が大変なのはみんな同じよ。」
「それもそうだね。」
「あっそうそう!ちょうど良いから今渡しておくわ。
あたしが預かってたんだけど、この間の雑誌の報酬ね。」
「あ、ありがとう。え…?こんなに貰ってもいいのかい?」
「なんでもローラの記事を掲載したせいか飛ぶように売れてるらしいわ。
そんなつもりでロランの記事を載せたわけじゃないのに…。皮肉な話よね。」
「まあ、しかたないよ。」
「ごめんね、ロラン。あたしがロランの記事を載せようなんて考えちゃったから…。」
「フランが悪いわけじゃないさ。それに、フランがしなくても他の出版社はそういった
本を出してるだろうし、その言葉だけで十分だよ。」
「ほんとにごめんね。今度時間ができたら一緒に食事でもしない?キースたちも呼んでさ。」
「それはいいね。お嬢様もよろしいですか?」
「はい。その時を楽しみにしています。」
「じゃあ、あたしはそろそろ仕事に戻るね。」
「うん、フランも頑張って。」
「ありがとう。じゃあね!」
立ち去るフラン。
「フランさんって優しい方なんですね。」
「そうですね。でも、ディアナ様だって優しいですよ。」
「ふふ、ありがとう。ロラン、笑顔が戻りましたね。」
「あぁ…。そうかもしれませんね。」


691:時の人、ローラ・ローラ 5/5
06/11/26 23:39:31
帰り道の車の中で

「しかしこんなに報酬が出るとは思わなかったな…。
ほんのちょっと質問に答えただけなのに。」
「フランさんが飛ぶように売れたと仰ってましたし、特別報酬なのでしょうね。」
「そうですね。このお金、どうしましょうか?」
「そのお金はロランが稼いだお金です。貴方の好きに使いなさい。」
「よろしいんですか?」
「えぇ。貴方は休むことなく頑張っているのですから、たまには贅沢してください。」
「じゃあ…2人で旅行にでも行きませんか?」
「それはいいですね。でも、わたくしに気を使わなくてもいいのですよ。
本当にそれでよろしいのですか?」
「はい。僕としては、このお金はディアナ様にも使っていただきたいですし、
2人で遠出することってあんまりないじゃないですか?
だからどこか旅行にでも行きたいなぁ、と思いまして。」
「そうですね、2人で旅行なんて初めてですね。」
「今の時期なら温泉とか良いんじゃないですか?体も温まりますし。」
「そのあとは美味しいお酒を飲みながら食事ですね。」
「食べ過ぎてお腹を壊したりしないでくださいよ、ディアナ様?」
「わかってますよ。いつごろ行きましょうか?」
「せっかくだから速いほうが良いですよね。家に帰ってからゆっくり決めましょう。」
「旅行に関して言うならローラ・ローラ様様ですね。」
「まあ、発想の転換ですね。」
「これだけのお金が手に入るなら、もう一回ローラになりますか?」
「それは絶対に嫌です!」


692:通常の名無しさんの3倍
06/11/26 23:41:05
なーんつってなwwwwwwwwwwwwwwwwww

693:通常の名無しさんの3倍
06/11/28 23:03:14
アゲ

694:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 00:47:17
痔穴・外出(ディアナ・ソレル)

695:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 07:54:53
イボ痔が悪化して眠れなかったのですか?

696:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 02:36:32
中の人のお誕生日記念パピコ。

   .., -ー-、.
  <___,-=◎=〉
  i’ |-|*゚ー゚)| よしなに
  ゝ,|,.|()円,こllつ
  |^| ,∪ ==|  
  y ゝ、__〉,_〉
    ∪ ∪

697:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 04:02:54
中の人も外の人も、ぼちぼち年齢の話題は厳しs


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