【CCA後・ここだけの話】シャアとアムロの隠居生活at X3
【CCA後・ここだけの話】シャアとアムロの隠居生活 - 暇つぶし2ch632:塀の中からの手紙 1
06/06/05 23:05:54
Dear ジェニー

僕は今、連邦軍の収容所からこの手紙を書いています。
僕はあなたにとても辛いことを伝えなければなりません。
あなたのフィアンセであり、僕の親友であったブライアン
が行方不明になったまま、見つからないということです。

シャア総帥の革命は、、旧世のHipHopミュージックのギャング
スター達がリリックとして語り続けていたような、危険なスラム街のごと
くなおかつ貧しい、ゴミ溜めのようなコロニー郡にに生まれ育った僕達にとっ
て、きっとあの方はいつか、コロニー郡にスペースノイドの為のシオン(ザイ
オン)を築いてくれると信じ、彼の活動に参加することを決心したという話を
ブライアンはあなたに話したことがあるでしょうか?

僕達は命がけでこの宇宙(そら)に溢れかえる、たくさんのコロニー
の中で貧困と差別に苦しめつづけられている人々を助けるべく、危険を
省みずに旧世の十字軍のような意思をもってネオ・ジオンに参加したのです。

僕とブライアンはシャア総帥に心酔し、自ら今回の作戦の最前線である、モビ
ルスーツ部隊に志願し、今回の作戦に参加しました。
僕とブライアンは下っ端だから、むつかしいミッションに参加させては
頂けませんでしたが、縁の下の露払い的なささやかなミッションを引き受け
、少しでも総帥の作戦の手伝いをしたいと必死でした。

アクシズがどんどんと地球に向かって落ち始めたとき、ブライアンは僕が
考えもしなかった行動をとったのです。
彼は本来のミッションを破り、他の重要任務につく兵士や、仕官たちの乗っている
ものより低スペックで大した装甲もついていない一般兵用の量産型のギラ・
ドーガというモビルスーツでアクシズの墜落の阻止をするべく大気圏すれすれ
まで落ちかかったアクシズの壁面に取り付いて、数人の同士たちと共に墜落の
阻止を始めたのです。

僕は無線でブライアンに問いかけました。
「この作戦が成功すれば忌まわしい連邦政府の弱体化が可能になる。
それに総帥の夢である唯一の美しき星、地球に寒冷化をおこす事によって、
ただ金と地位があるということだけで地球に張り付き、この先この星が
どうなるかも考えることなく環境の汚染し続ける愚かな愚民どもに制裁を
与え、総帥と共にコロニー圏に「楽園」を作り上げることが僕達の
夢であり、目標であったんじゃないのか?」と。

ブライアンは摩擦熱で装甲が危なくなりかけているギラ・ドーガから僕に
『遺言』を残してくれました。


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