いくつになっても結婚してないシャアは駄目オトコ9at X3
いくつになっても結婚してないシャアは駄目オトコ9 - 暇つぶし2ch150: 【大吉】 【825円】
06/01/01 02:08:10
>>148>>139がプルBの分じゃないの?

▼Д▼つ今度はプルJだ

151: 【大吉】 【987円】
06/01/01 02:14:22
▼Д▼つはい、プルK

152: 【大凶】 【1625円】
06/01/01 02:31:16
▼Д▼つプルLで終わりだな。みんな、今年もよろしく頼むぞ。

153:月光蝶
06/01/01 05:31:23

URLリンク(axis2000.hp.infoseek.co.jp)

月光蝶である。
職人諸氏の努力には頭が下がるばかりであります。
・・・しかし、諸般の事情で細かい作業が出来なくなって長い。
ともかくも新年にプルズとダメ男たちの旅路を更新する事は出来た。

・・・アクシズよ、そなたの旅路は黄金の道へと続いているぞ。


154:通常の名無しさんの3倍
06/01/01 10:18:56
>>153
お疲れ様です!

155:通常の名無しさんの3倍
06/01/01 14:04:51
スレ違いなんですが、SSにも出たことだし








つ[わんこそば]

          ,.-''" ̄ ̄" ̄`ヽ,
       /゙ ノ --    --ヾヽ
      /   /  ●    ● | i  
      `ヽ,,_(  ´ ( _▼_ )` ノノ     月光蝶サマ、スレ住人の皆様、アクシズご一家の皆様
      ,.-''' 、/    ,,川 |   ''-.,
     ( ,i''゙(   __/ )|川( \ ゙'' i,)
     .| ゙-..;;_''  ''''',, '',,,._ ,,,..-'゙.|            あけおめです。
      l,     ̄ ̄ ̄ ̄     .|
       'l,             ,/
       \          /
         ゙l'-、..,,,,,,,,,,,,..,、-'l゙
         ゙'-、..,,,,,,,,,,,..、-'゙



156:通常の名無しさんの3倍
06/01/01 17:22:36
>>153
月光蝶氏お疲れ様です

アクシズ一家、住人の皆さん、あけましておめでとうございます

157:通常の名無しさんの3倍
06/01/01 20:49:55
>>153
いつもお疲れ様です
>>138-152
お年玉を貰ってもアクシズでどうやって使えばいいんだろか?


158:通常の名無しさんの3倍
06/01/01 21:02:24
フロに多めに入れるとか、シミュレーターの使用時間が延びるとか、いつもより多めにシャアが殴られるとか

159:通常の名無しさんの3倍
06/01/02 03:08:53
>>153
月光蝶氏、明けましておめでとうございます。
更新ご苦労さまです。

160:通常の名無しさんの3倍
06/01/02 14:31:14
アムロ「プルL、どうして泣いているんだい?」
プルL「シャアからもらったおみくじが『大凶』だったの…」
アムロ「う~ん、でもおみくじに書かれてたお告げに注意すれば大丈夫だから」
プルL「『大凶』としか書いてないよ…?」
アムロ「う…」
プルI「私なんて『豚』よ!?どんな運勢なのよ!?まぁおみくじなんて非論理的なものどうでもいいけど…(泣)」
アムロ「……シャアーーー!!!」
(AA略)


161:通常の名無しさんの3倍
06/01/02 14:31:17
そういや、フロとか洗濯とかはコインランドリー方式だったな。TVとか音楽とかの娯楽系もそうなんだろうか?
学生ネタなんかでよく喧嘩がはじまると「○○に食券2枚!」「じゃあ、□□に5枚!」とか賭け事が始まるが…
・・・ここでは大穴だなw

162:通常の名無しさんの3倍
06/01/03 20:23:29
アムロからお年玉は無いのか?

163:通常の名無しさんの3倍
06/01/05 22:13:07
保守

164:通常の名無しさんの3倍
06/01/06 00:56:08
シャア「ほう、1月7日は『七草粥』というものを食べるのか。ふむふむ…」
元総帥がまた怪しい本を片手に何かを考えていますよ

165:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 01:56:25
>>164
ナレーションは、滝口順平なのか、広川太一郎なのか・・・・w

166:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 14:01:26
>>165
若本規夫ですよ。

167:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 16:28:01
いや、森本レオ

168:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 18:02:49
大塚周夫ですよ

169:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 19:16:13
レスでアクシズを押し返すんだよ!

170:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 19:57:42
四十代突破したシャアはともかくとして、まだまだアムロは三十代なわけだよな。
性欲はどうやって解消しているんだろうか。
不謹慎な話だが、あれも立派な生理現象の一つだ。
なにせいくら抑えても眠ってる間に悲惨なコトになってしまう。
男は出さなきゃ勝手に出るんだからな。
多分人目につかないところで適当に処理しているんだろうが、
もしもその現場を目撃されたらどんな修羅場になるんだろうか。

171:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 20:24:54
>>170
確かにこのスレ始まった当初から気になってた。
部屋だと夜でもいつ誰かが入ってくるか分からないから、
トイレとかで一人で済ましているんじゃないかな?
もしくは極秘でそれ専用のハロがあるとかw

172:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 20:26:33
いつもララァに見られてる気がしてEDになったらしいよ

173:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 22:09:50
それ専用のハロに一票入れちゃう

174:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 22:11:28
むしろララァの幻影が処理してあげてる

175:通常の名無しさんの3倍
06/01/08 23:58:43
>>174
そこへ突っ込んでくる大佐の赤い生霊w



           『ララァ! 奴との濡れ事はやめろ~~っ!!』

176:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 00:06:33
ってか、シャア40代でいいのかw

177:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 00:06:53
それを知ればプルJは酷く傷つくだろうな(w

178:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 00:13:07
>>170
人間、耐えようと思えば普通に耐えられるものだ。
200年前あたりの日本の武士なんて普通に耐えるのが美徳だったし。耐えられない奴もいただろうがね。
後軍隊暮らしが長ければ、普通に我慢する方法くらいは弁えてるもんじゃないかな。特に戦争続きの軍隊では。

179:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 00:15:10
確かに最初みたいに1スレ=1歳なら確かに40超えてる…
まぁこち亀みたいに子供は普通に成長するけど大人は歳をとらないってことでいいんじゃない?

180:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 01:16:26
むしろ逆でプル達は子供のまま、シャア一人だけが年を取っていってるような…

181:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 02:46:43
>178
武士や軍隊の世界じゃ女色を耐えて男色に走るとかそういう話になっちゃうから
あんま上手い例えじゃないな

あと、まあ軍が駐留してるとこにはプロの女の人が集まるし
前線はともかく

182:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 03:52:39
昔、修行と称して数か月オナ禁したことがあるが、
その時夢精も無かったので病気かと思った事があった。
医者曰く、Hな夢を見なければ夢精はせず精子は
玉の中で溶けて新しい精子の元になるとの事だった。
だからアムロもそんな感じではないのか?

183:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 05:21:14
てか、別に自己処理くらいしてたっていいじゃん
家族にバれなきゃいいだけだし

SSのネタにするには、覚えたての中学生じゃあるまいし、って感じだけどな

184:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 12:20:44
うっかり夢精してそれを洗うところを見られるってのもネタになりそうではあるが。
ランドリーと手もみ洗いって水の使用量はどうなんだろう?
後者が少ないんであれば今後の多大な苦労と引き替えに簡単にごまかせるが…

185:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 16:57:15
つまらないからいいよ
それより>>164は結局書かなかったのか

186:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 18:15:39
それより総帥はいつ女を知ったんだろう
まさかララァが初めてってことはないよな…

187:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 18:26:17
>>186
もちろん初体験はアルテ(ry

188:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 18:34:53
>>186
え、ララァじゃないの?素でそう思ってた

189:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 18:37:13
密会設定なら、そもそも軍の付き合いで行った娼館でララァに出会ってるから
それ以前にもそういう息抜きに付き合ってるだろうし

オリジン設定なら…あいつなんでもしてそうだしなぁw

190:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 19:21:34
士官学校時代にガルマと二人で遊びまくったに決まってるじゃん

191:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 19:26:00
アムロはどうなの小説版ではセイラさんみたいだけど

192:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 19:49:23
小説でも密会はアムロ童貞だよ
シャイアンで玄人さんにやってもらったんだよ
以降、週に一回毎回違うお姉さんに通ってもらって…ウラヤマシステンゴクジャネ

193:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 20:16:17
選択権と拒否権があれば確かに天国だろうな

194:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 21:34:29
16やそこらでそんなセックスしか出来ないのはイヤ過ぎる
連邦はアムロの青春返せ

195:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 22:51:58
>>186
4歳ごろ、キシリア閣下に遊んで貰った。


196:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 23:12:05
士官学校時代に上官に連れられ夜の街で筆おろし

同じくガルマたちと合コンで遊びまくって女をお持ち帰り


ララァと出会い娼婦仕込みのスーパーテクを修得

そのテクでアクシズでハマーンをハニャーンに調教(被害者一号)

以後ハマーンをはじめ、女性から怨まれる(機動戦士Zガンダム)

197:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 23:19:32
#▼Д▼ノ「私のことばかり暴露するというのか?」

学生時代にネットでサルのようにエロ画像探し、ついでにガンダムの情報ゲット

マチルダやハモンといった年上の女にハァハァする日々

シャイアン時代に送り込まれる女たち仕込みのスーパーテクを修得

そのテクでじゃじゃ馬ベルトーチカ調教(被害者一号)

以後MS隊の部下、情報提供者、技師を愛人化(ロンドベル時代)

198:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 23:21:22
ララァのトラウマで炉利に走るようになったのか

199:通常の名無しさんの3倍
06/01/09 23:24:18
プルJ「大佐、不潔です…(涙)」

200:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 00:03:44
一年戦争時代のシャアとララァのベッドでの力関係

ララァ>>>>>>>>>>>>(越えられない経験の差の壁)>>>>>>>>>>>>シャア

201:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 00:20:05
グリプス、CCA時代のシャアとアムロの経験人数の関係

アムロ>>>>>>>>>>>>(越えられない人数の差の壁)>>>>>>>>>>>>シャア

人数だけはアムロが上なんだよな…でもやっぱりアムロカワイソス

202:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 00:27:15
>197
皆さん通常の3倍で暴露しているだけですよ。総帥。

203:アクシズの囚人
06/01/10 01:37:39
SS投下いたします。

そこそこ長文ですのでよろしければお付き合い下さい。



204:シャア・アズナブルと賢者の石(1/12)
06/01/10 01:39:31

「僕の名前はシャア・アズナブル。君は?」
「僕は…」



「…というわけだから貴様には、て聞いているのか、シャア?」
「…ああ、そうだな。そうしよう。」
赤茶けたクセのある髪の男が神経質そうに、同席しているもうひとりの男に注意する。
「そうしようも何もまだ話の途中だぞ。」
「ああ、それでいい。」
もうひとりの男、かつて赤い彗星と呼ばれた男は相変わらずの生返事である。
「分かった、もういい。その件はオレが何とかするよ。」
話にならないと悟った神経質そうな男は、それだけ言うと部屋を後にした。
もうひとりの男は見送りもせず、何を見るともなく虚ろな表情で椅子に掛けたままだった。

205:シャア・アズナブルと賢者の石(2/12)
06/01/10 01:40:33
「全く話にならないな。何を考えている、シャア…?」
自室に戻った神経質そうな男、アムロ・レイは、ベッドに横たわるとぶつぶつと呟き始めた。
その日は明らかにもうひとりの男、シャア・アズナブルの様子がおかしかった。
いつも必要以上に雄弁なシャアが、その日は朝から口数が少なかった。
いつも割り当てられた仕事に対して不真面目なシャアが、その日は一切無駄のない仕事をした。
そして、いつもかけているサングラスをその日はかけていなかった。
その様子を見ていたプルたちは口々に、
「心を入れ替えたのかな?」
「サングラスない方が良くない?」
「真面目なシャアって何か不気味だよね。」
「アムロに何されたんだろう…?」
「大佐もやればできるんです!」
とシャアの明らかな変化に概ね好意的な印象を抱いたようだった。

しかし、シャアのそつのない態度は夕食の席までだった。
夕食を終えてすぐに食堂を後にしようとするシャアにアムロは声をかけた。
環境システムのことで相談がある旨を伝えると、
「待ってる。」
シャアはそう返事をした。
その言葉を聞いてアムロの違和感は頂点に達した。
晩酌をしながらの夜のミーティングはアムロの部屋でするのが習慣になっていたからだ。
実はアムロ自身もその日のシャアのあからさまな振る舞いの変化を好意的に受け止めていた。
シャアが以前に宣言した「ダメオヤジとしての立場」にも一定の理解を示してはいたが、
日常的に信頼できるパートナーが欲しいと思っていたのもアムロの本音なのである。
もちろんシャアの土壇場での信頼感は誰よりも大きいことを分かっているうえでの話である。
しかし、己の振る舞いを省みたとしても、夜のミーティングの場所を変える必要はない。
(シャア、何を考えている…?)

アムロはシャアの部屋で理由が明らかになることを期待した。
だが、簡単な用事を済ませて日付が替わる時刻にシャアの部屋を訪ねると、彼は予想に反して
全くの上の空だった。
何を言っても気のない返事。
何も見ていない虚ろな視線。
アムロがニュータイプと呼ばれる人間でなかったとしてもシャアの意識がこの場にないことを
感じ取るのは容易な事だった。
今なら生涯の宿敵に難なく止めを刺すことができる、そんな雰囲気さえ漂っていた。
もちろんアムロにそんなつもりは微塵もないことは言うまでもないが。

206:シャア・アズナブルと賢者の石(3/12)
06/01/10 01:41:31

「君は本当に凄いね。君とは対等な友人になれそうだ。」
「それは光栄だ。」



「おはようございます、大佐。」
「…、ああ。」
「お食事、机の上に置いておきますね。」
「ご苦労。」
食事を乗せたトレーを机の上に置くと、その少女は背を向けてベッドに横たわっている男の顔
を覗き込もうとした。
「用事は済んだのだろう?ならば下がってもらおう。」
「失礼しました。」
男は露骨に不快感を示して少女に退室を促した。
少女も素直にそれに応じ、かしこまった動作で男に向かって敬礼すると、その部屋を後にした。

「この感じ…、一体何なんだ…?」
男は自分の中に沸きあがる不可思議な感覚に耐えかねてそう呻いた。

207:シャア・アズナブルと賢者の石(4/12)
06/01/10 01:42:28
「プルJ、シャアの様子は?」
「口調ははっきりしていましたし、体調に問題はないかと。ただ…」
アムロの質問にプルJは弱々しい声でそう答えた。
「心の問題、か。」
「おそらく…。」
シャアが心を入れ替えたと思われたあの日以降、シャアは部屋から出てこなくなった。
最初はアムロやプルたちが何度も部屋に様子を見に行っていたが、シャアの近寄り難い雰囲気
と射抜くような冷たい視線に気圧され、交代で食事を運ぶ以外は誰もシャアの部屋に立ち入る
ことができなくなっていた。
アムロもプルたちもシャアが何かに思いつめていることは感じ取れた。
しかしそれが何なのかは全く見当がつかないでいた。
そこでアムロはアクシズの航路に絶望的な障害が発生したのではないかと仮説を立ててみた。
しかし、管制室の観測データやシャアのファイルを調べても全く問題は見つからなかったし、
食料やエネルギーも危機的な状況という程のものでもなかった。
そもそもシャアは何か問題があればすぐに皆に伝えることにしている。
そのうえ、生き延びることに関しては宇宙一と言えるあの男が、仮に絶望的な状況だとしても
何も行動せずに黙って諦めるとは到底考えられなかった。
そうなるとやはり今回のことはシャアの内面の問題だという結論に落ち着く。

「プルH、シャアの周りに何か感じないか?」
「漠然と漂っている何かが…。でもそれが誰かの思念なのかシャア自身から発せられたもの
なのかは…」
アムロは何らかの思念がシャアに影響を与えていると考え、姉妹の中で最も感覚の鋭いプルH
に協力してもらった。
しかしアムロやシャアにも感じ取ることができない存在と会話することができるプルHを以て
してもその正体に迫ることはできなかった。
「全く、何だっていうんだ…。」
アムロはさまざまな想いを込めて力なくそう呟いた。

208:シャア・アズナブルと賢者の石(5/12)
06/01/10 01:43:27

「僕はジオンの士官になる。」
「君なら立派な士官になれさ。」



「シャア、アズナブル…。」
男はうなされながらそう呟いていた。
「夢、か…。ん、何の夢だ…?」
男はまとわりつくような夥しい寝汗と、何ともいえない喪失感とともに目を覚ました。
「こんな時間だが、シャワーでも浴びてくるか。」
時計は午前2時を表示していた。
「大佐…。」
着替えを手にした男が部屋を出ると、正面に毎朝食事を運んでいる少女が立っていた。
「こんな時間に何をしている?早く休みなさい。」
「私は、その…。」
冷たい表情の男は目の前の少女にこの場から立ち去ることを促した。
少女はひるまないつもりだった。
「大佐。」
「何をする?」
少女はそう言うと男の背に腕を回し、その胸に顔をうずめた。
不意に少女に抱きつかれたが、その男は表情を変えることはなかった。
「私は大佐のことが心配で…。」
「君に私の何が分かる?」
少女の必死な想いを、男は冷たく拒絶した。
男の言葉は少女の頭の中で残酷に響いた。
少女は腕を解くと、何も言わずにその場から立ち去った。
その目はひどく潤んでいた。

「私は何をしているんだ。」
少女の後ろ姿を見ているうちに男は無性に自身に腹を立てていた。

209:シャア・アズナブルと賢者の石(6/12)
06/01/10 01:44:18

「僕は急いでいるんです。」
「それなら僕にいい考えがある。」
「それは名案だ。恩に着るよ。」



「おはようございます。」
「ああ…。」
「何か必要なものはありますか?」
「特にない。」
少女は食事を乗せたトレーを運びながら男に尋ねた。
「今日は、君か。」
「はい。」
その少女はいつも朝食を運んでくる少女ではなかった。
背格好と声はよく似ているが、性格や口調は全く違う。
(昨晩のことを思い返すと無理もない。)
男はひどく後悔した。
「では私はこれで。」
「ありがとう。」
少女はにっこりと微笑むと部屋から出て行った。
男は昨晩の反省からか、きちんと礼を述べて少女を見送った。
「もう少しか…。」
男は無意識のうちにそう呟いていた。
自身の口から発せられた言葉に気付いたが、男にはその意味が分からなかった。

210:シャア・アズナブルと賢者の石(7/12)
06/01/10 01:45:06
「今日は比較的機嫌が良さそうでしたよ。」
キッチンで洗い物をしていたアムロに、先ほどシャアに朝食を届けたプルKが感想を述べた。
「そうか、その代わりプルJが落ち込んでいるようだが…。」
「そうですね…。」
アムロも、そして姉妹たちも昨晩の出来事を知らない。
しかし、プルJが落ち込んだ原因は誰の目にも明らかだった。
ただ、落ち込むプルJに対して、元凶と思われるシャアがやや機嫌が良くなっているのは
アムロにはどうにも腑に落ちなかった。

「今日もシャア出てこないのかな?」
「本当にどうしたんだろうね?」
「…、不気味…。」
「大人にはいろいろあるのよ。」
「またプルFはそんなこと言って。」
こう何日もシャアが姿を現さないと、普段はからかってばかりのプルたちも心配になってくる。
その光景を見てアムロは、プルたちの関心を集めたくて引きこもっているのでは、と考えたが
即座にそれを否定した。
そんなふざけた意図ではあんな雰囲気にはならないし、そもそもシャアはどのような形であれ、
プルたちと直接触れ合うことを好んでいることをアムロは知っていた。
アムロは改めて、シャアのことをよく分かっているが、同時にほとんど分かっていないことに
気付いた。
「今はそんなこと考えている状況じゃないだろ。」
アムロは苦笑しながらそう呟いた。

211:シャア・アズナブルと賢者の石(8/12)
06/01/10 01:45:58

「じゃあ僕は先に行く。また会おうね。」
「さようなら。よい旅を。」



「行くな、シャア。」
男はそう叫びながら飛び起きた。
「夢か…。今までのも、これか…?」
またしても男の体には夥しい寝汗が滴っていた。
しかし以前のような何ともいえない喪失感はなかった。
今回は夢の内容を全て憶えていたからだ。

「僕はここだよ。」
男は何者かに呼びかけられた。
声のする方向に顔を向けると、そこにはひとりの少年が立っていた。
「シャア・アズナブル…。」
男はその少年の顔を見るなりそう呟いた。
「久しぶりだね、エドワウ。」
「シャア、何故ここに…?」
少年は男に微笑みかけた。
男はこの場所にその少年がいることに理解ができなかった。

「君は気付いていなかっただろうけど、僕は今までずっと君の傍にいたんだよ。」
「そんなことは…。」
男は少年の言葉が信じられなかった。
その男もニュータイプと呼ばれる者の一人である。
その男自身、その能力の影響で今まで何度か死者と会話をしたことがあった。
また、その男の周りにも彼と同様、死者と会話することができる者が少なからずいた。
しかしその男も、そしてその周りの人間も、一度としてその少年の存在を感じたことはなかった。
「強い能力をもつ人は死後も永遠に思念が残るみたいだけど、僕みたいに大した能力ももたない
と生きてる人に語りかけることはできないみたいなんだ。」
少年は男の疑問を感じ取って説明した。

212:シャア・アズナブルと賢者の石(9/12)
06/01/10 01:46:47
「では何故今になって…?」
「その話は後で。まずは僕の話を聞いてくれるかい?」
少年は、今度は男の質問を遮って自分の話を始めた。
「さっきも言ったけど、僕は今まで君の傍にいたんだ。そしてずっと君の人生を見てきた。」
少年の話を、男は黙って聞いた。
「君の栄光と挫折を繰り返す人生は見ていて楽しかったよ。僕ならできれば栄光ばかりの人生が
いいけどね。そして君の出生の秘密も知ってしまったし、ここでの君の本当の意味での充実した
暮らしぶりも見てきた。」
「シャア…。」
男は少年の名を呟くことしかできなかった。

「あの事故が全ての終わりであり、そして全ての始まりだった。」
少年はそれまでの明るい調子から一転して暗い口調でそう言った。
男は押し黙るほかなかった。
「あの事故で僕は命を失い、そして君は『シャア・アズナブル』としての人生を歩み始めた。
一時期名前を変えたこともあったけど、結局君は『シャア・アズナブル』として生きることを
選択した。本名に戻るチャンスは何度もあったのに。」
「それは、ジオンの赤い彗星の名に周りが価値を認めていたのを知っていたからだ。」
少年の問いかけに男は素直に答えた。
「それなら君の本名の方が価値があるじゃないか?それに今の生活なら『シャア・アズナブル』
の名にこだわる必要性もないだろう?」
少年の問いかけに、今度は男は答えることができなかった。
ネオ・ジオンの総帥に就任する際、『キャスバル・レム・ダイクン』の名を用いなかった。
それは実際のところ、政治的な影響力やカリスマ性云々といった理由は二の次で、最終的な判断
は直感的なものだった。
また、現在このアクシズにおいて『シャア・アズナブル』を名乗っているのも、かつてのライバル
の存在もあるが、単なる感覚によるものである。
以前その男自身が言ったように人生をやり直している実感があるのならば、本名に戻るいい機会
であるとも考えられる。
確かに少年の言う通り、男は人生の転機といえる場において悉く『シャア・アズナブル』の名を
選択していた。

213:シャア・アズナブルと賢者の石(10/12)
06/01/10 01:47:34
「実は君が気付かないうちに僕が影響を与えていたんだよ。」
「何?」
思いがけない少年の告白に男は耳を疑った。
「僕の能力では君に直接語りかけることはできなかったけど、僕はあの事故以降、君の傍でずっと
『僕を忘れないで』って念じ続けたんだ。」
「そうだったのか。」
少年の話を聞いて、男には思い当たることがあった。
それは直感という形の少年の願いだったのだ。
「でももうそれはお終い。君に本当の名前を返してあげるよ。」
「何を言う。」
少年の申し出の真意を、男は図りかねていた。
「良くも悪くも僕の名前を有名にしてくれたし、それにこれからの君は僕のことを忘れないでいて
くれるから。今の君を見ていれば分かる。」
少年は満面の笑みを浮かべて男に言った。
「だからこれからは君は君の本当の人生を歩めばいい。」
そう言うと少年の姿は少しずつ薄れていった。
「待ってくれ、何故今になって私の前に。」
「僕の足元を見てくれ。きっとそのお陰だ。」
言い終わる頃には少年の姿はほとんど消えかかっていた。
「さっきは僕を引き止めてくれてありがとう。やっと君と話すことができたのに、また見殺しに
されたらどうしようかと思ってたけど。じゃあ僕はもう行くよ。」
少年は楽しそうな笑い声とともに去って行った。

214:シャア・アズナブルと賢者の石(11/12)
06/01/10 01:48:32
「これは…。」
男はさっきまで少年がいた場所にあった金属板を拾い上げた。
それは先日、彼が自分の愛機から解析と修復のために取り出したサイコ・フレームと名づけ
られたものだった。
サイコ・フレームは一部が欠損すると増幅する際に波長が乱れ、システムに負担をかける。
そこで、交換や完全な修復ができない場合は、応急処置として正常な波長になるよう削って
調整することになる。
しかも最終的には手作業で微妙な削り込みが必要なのである。
そのため、男は自室に一片のサイコ・フレームを持ち込んでその作業をしていた。
彼自身は憶えていないが、実は少年が夢に出てきたのはその作業が完了した日からであった。
「あのときといい、サイコ・フレームには不思議な力があるみたいだな。」
わずかに緑色に光るその金属板を手にした彼は一連の出来事を悟った。
彼の見た悪夢、それは少年の思いが形になるための言わば産みの苦しみだったのである。
「今までありがとう。」
男はその金属板を固く握り締めながらそう呟いた。

215:シャア・アズナブルと賢者の石(12/12)
06/01/10 01:49:46
「おはよう、諸君。」
久々に食堂にシャアの声が響き渡った。
「今まで随分と迷惑かけてくれたじゃないか。」
シャアの晴れ晴れとした表情を見て、問題が解決したことを察したアムロは口元を緩めながら
皮肉を言う。
「被告人、プルJの件は覚悟しているだろうな。」
裁判官の扮装をしたプルIがシャアをギロリと睨みつける。
シャア自身の問題が解決したことが分かると、すぐにプルたちは弾劾裁判の用意をしていた。
先日プルJがシャアの言葉で傷つけられたことは既に姉妹全員に伝わっていたのである。
「大佐…。」
被害者のプルJが遠慮がちにシャアに声をかけた。
プルJの姿を確認したシャアは思わずプルJを抱きしめた。
「大佐!?」
「この前のことは本当にすまなかった。精神的に参っていたというのは言い訳にもならんな。
また私は大切な人を傷つけてしまった。どうすれば償えるだろうか?」
シャアは心から謝罪し、プルJをより強く抱きしめた。
「大佐…。」
プルJは瞳を涙でいっぱいにしながらシャアを抱きしめ返した。
「だ、弾劾だー!!!」
その光景を目の当たりにしたプルIは顔を真っ赤にしながらそう叫んだ。

結局、プルIの強硬な主張もあって弾劾裁判が開かれた。
なお、罪状はプルJを深く傷つけたことからプルJを二度も泣かせたことに変更された。

「私の名は、シャア・アズナブル。逃げも隠れもせんよ。」
被告人席でシャアは堂々と名乗りを上げた。
(やはり私の人生は、君の人生でもあるのだよ。これまでも、そしてこれからも。)
シャアは心の中であの少年に向かってそう宣言した。
そして改めて、彼は自分の意思で「シャア・アズナブル」として生きていくことを決心した
のであった。

216:アクシズの囚人
06/01/10 01:55:47
実は一番書きたかったテーマです。
でも全体的にちょっと暗い感じになったので、
次からはまた明るい話を投下しようと思ってます。

ちょっと遅くなりましたが、住人の皆様、今年もよろしくお願いします。

217:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 02:05:16
>>216
乙です、ちょい泣きストーリーもいいものですな。

218:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 02:27:39
エドワウ坊や…りっぱになって(ノд`)乙です

219:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 10:13:09
>>216
乙です。本年もよろしくお願いします。

220:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 12:21:42
サイコフレームをノミで一生懸命削る大佐を想像して噴いたw

221:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 12:30:52
ガルマ以上にひどい目にあわされながらそれでも許すシャア、テラモエス

222:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 14:30:42
クワトロさんにも哀悼を…

223:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 19:04:01
クワトロさんは既にハマーン様に弾劾されてるからなぁw

224:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 19:25:37
いや、あのシャアが名前を借りた連邦の亡きクワトロ・バジーナに
別に大尉じゃないですね

225:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 19:39:46
↑すいません「別に~」以降意味はありません(汗)

226:通常の名無しさんの3倍
06/01/10 23:01:22
乙!!

まだまだアクシズの行程、続きそうで嬉しい限りです…

227:通常の名無しさんの3倍
06/01/13 00:47:48
職人様乙です!
しかし本当に息の長いスレですねここは
ここにはシャアのゴキブリ並の生命力が備わっているのだろうか…!?

228:通常の名無しさんの3倍
06/01/15 17:26:43
(▼∀▼)「保守ぬるぽ~♪アムロ、近くにいるなら私をがっしてみろ~」

229:通常の名無しさんの3倍
06/01/15 17:37:12
>>228そうさせてもらう!」
 ^'、     ,r'⌒⌒⌒'、
|y'ソ 〃〃∩( ミ""メ""ミ )
|・ノ   ⊂⌒ヾ▼Д▼ノ ギクッ
|       `ヽ_つ ⊂ノ


 ^'、     ,r'⌒⌒⌒'、
|y'ソ    ∩( ミ"メ"""ミ )
|・ノニ⊃⊂⌒(▼д▼ ノ !
|       `ヽ_つ ⊂ノ


  ,r'⌒⌒⌒'
| ( ミ""メ""ミ )
|⌒ヾ ▼д▼ノ )))
|`ヽ_つヽ_つ ))

|⌒⌒'
|メ""ミ )
|д▼ノ ))
|ヽ_つ )

|
| ズガガガガガガガガガ !!!
|


230:通常の名無しさんの3倍
06/01/15 21:30:42
プル達に暴力シーンを見せないようちゃんと気を使うなんて…
流石だなアムロ。

231:通常の名無しさんの3倍
06/01/15 21:30:54
>>229
「それは『がっ』じゃなくって『ズガガガ流星拳』。アムロもシャアを殴るのが本当は好きなのね。」

232:通常の名無しさんの3倍
06/01/15 23:26:05
いやそれは違う
シャアが好きなのは殴られる事だ

233:通常の名無しさんの3倍
06/01/16 03:57:27
(▼Д▼)「10時に寝たらこんな時間に目が覚めてしまった。この時間なら荒らされることもないからageるぞ!」

234:月光蝶
06/01/16 04:07:15
>>233

そして私が下げる(こんな時間に活動している!?な、なぜだ!!)

235:通常の名無しさんの3倍
06/01/16 04:13:03
(▼Д▼)「月光蝶氏だと!?なんたる僥倖!」

236:通常の名無しさんの3倍
06/01/16 07:30:18
それなんて読むの?↑

237:通常の名無しさんの3倍
06/01/16 07:46:20
ギョウコウも読めないのか

238:通常の名無しさんの3倍
06/01/16 12:58:08
ギョウチュウも読めないのか…
何たるゆとり教育!

239:通常の名無しさんの3倍
06/01/16 14:16:12
ギョウチュウですね、ありがとうございます!

240:通常の名無しさんの3倍
06/01/17 00:07:03
いやむしろターンエックスと読むのでは、と小一時間ほど悩んでみる。

そして寝る。

241:通常の名無しさんの3倍
06/01/19 00:50:52
                      __
                 ,.、-''"´     ̄`゙゙''- 、
                  ,.-'"              ゙ヽ、
             /                      \
             /         /      i   `゙ヽ、     ヽ
           /   /  /    i   | 、ヽ`ヽ、ヽ 、  ゙、     /
            / / / / //,イ /!|、 |   l i \ヽ  ヽ,ヽ,  ゙i     (
            ,'/  /./   // / l / l !゙i l!゙'iヽヽ 、. \゙i  ゙i ゙i   ゙i     )
          l i / // 〃 l l .!|  i! ゙i!、l、ヽ ヾi,、 ヽ,  | |  i |   /
            !il i l l i/i7‐-!|、,_l!  !   ヽ,ヽ>ゝl-´iゝ| l ヽ、.| !  (  保守するよ~♪
           i!| l ! | ! i| l! ,,. --.、ゞ、   =,".--゙、`l i!. l/人ゝ<!l   )
          !.l | l ゙i゙、 l _,r'にi::::。l゙      "l:ニ)::。ヽi!l| |'´i゙i i| i i/  (
          ゙i.|、゙、ヾヽ ゙ ゙、::::::::l      l::::::::::ノヾ.l/|〉'ノ,'.l l/!    )
           ゙i!゙i, ハヽ ゙、 `''"´       `゙'ー' ' //|‐'l//〃   ⌒`‐‐----‐‐‐‐--‐‐---
        ,、 ,-,   ゙i.l、 l | i゙i. """   __'__   """イ,'! l/,/    ,、 ∩ ,.,
     /ノr' ノ____  ゙、゙i | ゙i .゙、     l´ ̄`i    // ト、゙/  ,..__ ゙i,゙、l ゙i | .l
     | l / レ',.--'    ´| l |. ヽ、   ゙、___,ノ   // i レ.` `-、 ゙iノ l l/ /  
   r-、|    'ー'^゙っ    | l |゙、i、_゙i'' ‐ .,,_ ,. -'"l/゙i i  |     ゙、   ' ' /
    ヽ、l    ゙'i'´     | i |,、.,∠L,. ---─┴、!|  |      .l     ゙‐-っ  
     `i      |     | i |ヽ,      ......:::::::::::ノ!l  !      l      ,.‐'"
     rl    /_  ,.. --゙、 i |'Tヽ、 .......:::::::::::::::/:::|i .ト、    〉、  




242:通常の名無しさんの3倍
06/01/19 17:06:23
                     _,. -‐''"´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄``''''''''─--- 、
                  _, -''"               、_ _,.. -‐''
     (二二二二二二'';:-''"                   \______
            , ‐'"                                , ‐'"
            ,∠,                                , ‐'"
         /'i,.r‐>、  :、‐┐                      , ‐'"
      /   `'く.,,_l .   ヽi                     , ‐'"
    /        r‐-、                    , ‐'"
.  /            ヽr'",>、                , ‐'"
. /    _,,.._          ヾ、__i             , ‐'"
  ̄ ̄ ̄  ,>                   _,. -''" 
      /              _/ /゙
.      /         _,,.. -‐''''"/ / 
    ∠__,,,,,. -─''''''""      / /  
                      / /
                    / /
                 / /
                `''"
       はろーえぶりにゃん ろんぐたいむのーしー はうどぅゆーどぅー


243:通常の名無しさんの3倍
06/01/20 15:20:49
「ええい!解読できんッ!」

244:通常の名無しさんの3倍
06/01/21 02:56:40
                 -― ̄ ̄ ` ―--  _
            , ´  ......... . .   ,   ~  ̄" ー _
          _/...........::::::::::::::::: : : :/ ,r:::::::::::.:::::::::.:: :::.........` 、
         , ´ : ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::::: : ,ヘ ::::::::::::::::::::::: : ヽ
      ,/:::;;;;;;;| : ::::::::::::::::::::::::::::::/ /::::::::::::::::::: ● ::::::::::::::::: : : :,/
     と,-‐ ´ ̄: ::::::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::r(:::::::::`'::::::::::::::::::::::く
    (´__  : : :;;:::::::::::::::::::::::::::/ /:::::::::::`(::::::::: ,ヘ:::::::::::::::::::::: ヽ
         ̄ ̄`ヾ_::::::::::::::::::::::し ::::::::::::::::::::::: :●::::::::::::::::::::::: : : :_>
            ,_  \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: `' __:::::::::-‐ ´
          (__  ̄~" __ , --‐一~ ̄
   誰もかまってくれない…


245:通常の名無しさんの3倍
06/01/21 06:18:23
大人はわかってくれない

246:通常の名無しさんの3倍
06/01/22 18:48:14
分かっている。任せたまえ。

247:通常の名無しさんの3倍
06/01/22 18:52:58
何をする気だ!?

248:通常の名無しさんの3倍
06/01/22 21:02:29
ナニをする気だ。

249:通常の名無しさんの3倍
06/01/22 21:08:14
ナニヲスルキダ

250:通常の名無しさんの3倍
06/01/22 21:22:45
何をするだーッ!

251:通常の名無しさんの3倍
06/01/23 22:43:16
な…なにをする気なの!?(ガクブル)

252:第三者からみた...
06/01/24 00:06:20
今日は久しぶりにゲームコーナーに寄ってみた
待ち合わせ時間にはまだ早かったので時間を潰そうとしただけだが
アナハイムのMSシュミレーターが出ると言うことなので、ついでに見にきたのだが..
一応これでも徴兵されていた時に関わったことがあったので
気になったのが本音だが

お目当てのものはすぐに見つかった
外環はそうでもないが、中はMSと同じだった
早くも遊んでいる者がいるようだ

ライブモニターに操縦者として表示が有った
ホワイト 、コメット 2人だけようだ
とりあえず2回ほど対戦してみることにした
....
まったくもって相手にならなかった
現役MSパイロットなのか?と思われるほど扱いなれていた
そこに店の店員が「お客さん、この2人組みには勝てませんよ」
と、言ってきた。「今日入れた物ですがこの人たちは一寸前の
乱戦(苦笑)でも相手にならなかったですから。」
といって、カウンターニ戻っていった
苦笑するしかなかった。私から見ても軍のシュミレータと遜色ないレベルの
ゲームであるので、何処の部隊の人じゃないかと思ったほどだった
おっと、そろそろ待ち合わせ時間だ
彼女が待っているだろう場所に急いだ

253:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 00:08:43
誤爆かな?

254:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 02:48:17
地球圏に帰還後じゃないの?
待っている彼女はプルズの一人で、この後彼氏を連れてくる話に続くとか

255:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 08:49:53
で、お父さんが俺に勝てなきゃ交際認めないとか言い出すんだな

256:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 09:25:14
(;▼Д▼)<け、結婚するだと!?駄目だ駄目だ!!許さん!!!

257:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 15:00:29
アムロ「でもこれは事実なんだ!認めなくちゃいけないんだ!(涙)

で も 僕 が 一 番 ガ ン ダ ム を う ま く 使 え る ん だ!!!」

258:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 15:19:02
お父さんたちテンパリすぎようw

259:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 20:15:52
>>257
一人称が「僕」だと父親の威厳が感じられない

260:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 21:02:51
>>259
で も ワ シ が 一 番 ガ ン ダ ム を う ま く 使 え る ん だ!!!
とか?

261:通常の名無しさんの3倍
06/01/24 22:18:09
新郎なんかどうでもいい!プ ル と ガ ン ダ ム を 映 せ !

262:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 02:19:56
ところで今思い浮かんだんだが、アムロって髭が生えない(もしくはかなり薄い)といういうイメージがあるんだがどうだろう?

263:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 02:29:11
むしろ毛深いイメージの方があるが。ベルチルのおかげで

264:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 10:51:08
同じく。
ヒッキー時代ならともかく、軍人になってからはきちんと髭も剃ってるんじゃないか。
アクシズ生活だと機械いじりに没頭して不精ひげも珍しくないように思える。

髭はむしろシャアの方がイメージ出来ん。
毎朝完璧に手入れしてて絶対に無精ひげ姿とか見せなさそう。

265:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 14:41:50
一様シャアは紳士だからなぁ…髭は想像できない
身だしなみとかはむしろシャアのほうが煩そうなイメージ
以下妄想
シャ「淑女とは常に身嗜みには気をつけるものだぞ、ほら」
Jの子「ごめんなさいお父様、でも…」
シャ「言い訳は良くないな」
Jの子「はい、お父様。御免なさい」

みたいな
やっぱ不摂生なイメージはアムロの方が強いなぁ

266:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 15:06:47
お父様と聞くと某乙HIMEのカニ頭の声で変換されてしまう……

267:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 16:44:46
40過ぎたら、シャアはヒゲが似合いそうだと思っていた自分は少数派なのか。
地球に戻ることがあれば、変装とかの必要もあるだろうし、絶対無いわけではないと思う。

アムロが不摂生なのは同意・・・けどアクシズ生活だと、プルズもいるからそうそう偏った生活は
できないと思う。
きちんと三食とって、仕事して・・・機械弄りで夜更かしするくらいじゃない?昼とかに、自分の
時間が出来たらうたた寝してそうだけど。

268:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 19:08:07
>>267
そのヒゲは無精ヒゲでなくて手入れされて一分の隙もなく見事に刈り込まれたヒゲだろう。
そういうヒゲなら似合うな。

無精ヒゲはアムロの専売特許。

でもアクシズのトラブルとかで不眠不休でかけずり回ってようやく解決、そのままダウン、
寝起きで武将ヒゲ面のダメ男モードでボーっとしてるシャアとかは見てみたい。
むかつくけどそれでも無意味にかっこいいんだろうな…

269:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 19:36:05
中年のシャアが綺麗に髭生やしたらダンディズム溢れる紳士っぽくなって
格好良いかもと俺も思ってた。
親父さんは髭ボーボーだったけど、顔が似てないし参考にはならんか。

270:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 21:56:11
シャアは母親似なんだろな

271:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 22:03:38
アムロも母さん似。
父親と血のつながりがないんじゃないかと、ちょっぴり疑っちゃうくらいに。


272:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 23:13:32
それでもアムロのことが心配でアクシズにまで顔を出してくるテムはいいレイ。

273:通常の名無しさんの3倍
06/01/25 23:14:31
テムはプルたちにとっておじいちゃんか、もしや

274:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 00:15:39
>>265
ああ、シャアは子供に自分の事を「お父様」って呼ばせそうだなぁ
アムロだと「父さん」かな
どっちもパパって感じはしないな

275:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 00:54:54
>>267
まあ、シャアの反乱から10年経って、見事に髭を生やしたダンディになったブライト艦長の例もある。

276:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 01:08:11
テム霊氏も、息子がいきなり娘12人の親になってる姿にさぞ驚いただろう
息子の嫁は居ないが成仏前に沢山の孫娘の顔が見れて良かったな

277:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 05:15:31
>>276
だがその娘たちのどれか一人がアムロの嫁になっている可能性もあるぞ。

まあ、私もしかりだがね(*▼∀▼*)ハァハァ

278:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 09:03:32
>>272
アムロが心配なんじゃなくてアムロのMSが心配なんじゃね?

279:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 09:38:52
テム霊は成仏したんか?

280:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 13:52:24
テム霊が成仏するわけないじゃないですか
このスレの準レギュラーなんだから

281:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 19:06:54
初SS投下しまつ。すごい緊張する・・・
他の職人さんの神SSとの矛盾はスルーしてくだされば有難い。


282:RAY 1/10
06/01/26 19:13:29
 ディスプレイに映った表示を、アムロとシャアは食い入るように眺めていた。
 アムロが先日改造したハロが送ってきた情報で、マップが更新されたのだ。そのなかでも、
アムロとシャアの目を引いたのは、空調の生きた部屋だった。そこそこのスペースのあるその
部屋は、エアーが十分にあることを示す表示が点滅している。省エネのために、必要な生活
空間以外は全て電力の供給を切っているはずなのだが、どうも独立した発電機関を持ち
合わせているようだ。
 「・・・それほど遠くはないな。」
シャアが、距離を指で確かめながら言った。
「ああ。しかし、かなり細い道だな。こんな隠し通路のようなもの、今までなかったじゃないか。」
「ひょっとすると、どこかの壁が崩落したのかも知れんぞ。」
「・・・それはそれで問題だな。」
アムロは眉間によりかけた皺を伸ばすように、指をぐりぐりと押し当てた。
 「しかし、空調が生きているとなると・・・」
「重要な部屋なんだろうな。お前は知らないのか?」
アムロの質問に、シャアは肩をすくめて見せた。
「行くしかないな。」
 上着を脱いで近くの椅子の背もたれに放り投げ、アムロは大きく伸びをした。
「今すぐか?」
「ああ。今からなら、夕方には帰ってこれるだろ?」
すぐ帰ってくるさと、アムロはシャアに背を向けたまま答えた。
「何かあれば、すぐに連絡してくれ。君が戻るまでは、私もここにいよう。」
「いや、いいよ。ガンダムを使うほどの場所でもないし、軽く様子を見たら帰ってくる。」
 シャアは少し考えたようだったが、宇宙空間にさらされている場所ではないことからも、アムロなら
大丈夫だろうと、昼までは自分の作業をしようと決めた。
「ならば、私もプルたちと農園に行くが、何かあればすぐに・・・」
「ああ。」
アムロは小さく手を上げて、コントロール・ルームを後にした。


283:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 19:14:44 JsrLEp76
 シャアは、件の部屋に入ってため息をついた。アムロがいつまで待っても戻ってこないので
迎えに来たら、案の定コンピューターと資料の宝庫だ。どうせここに篭って、めぼしいものでも
探していたのだろう。何が「夕方までに」だ。そろそろ夕食の時間だというのに。
シャアはパーソナルコンピューターの前に立ちすくんでいるアムロを見かけ、声をかけた。
 「アムロ、君は・・・」
そこまで言って、シャアは苦情の言葉をひっこめた。振り向いたアムロの目が、異様な光を
湛えている。まるで、餓えた獣のようだった。そして、その右手の中には、小ぶりのピストルが
シャアの心臓に狙いを定めていた。
 一瞬で事実を認識したシャアの行動は早かった。迷わず、アムロの懐に飛び込む。
ガッ!
手に持っていたヘルメットで、アムロの右手にあった黒光りする物騒なものを弾き飛ばした。
「しゃ・・・」
アムロが何かを言いかけたが、シャアは手加減無しに、アムロの顔を思い切り殴り飛ばした。
 機械類を跳ね飛ばす騒々しい音と共に、アムロの体が机の上に倒れこむ。
 「何をやっているんだ、君は!」
 息を切らして、シャアは叫んだ。この息切れは、急激な運動によるものではない。突然の命の危険に、
体が危険信号を出したのだ。
「ごめ・・・」
殴られた頬を押さえながら、アムロは意外と早く起き上がった。シャアはため息をついて、アムロの
腕を掴んで立たせてやる。
「まったく、らしくないとはこの事だ。」
「ごめん、ちょっと混乱してただけなんだ。」
 そう言って、アムロは申し訳なさそうにため息をついた。
 「・・・何があった?」
「何も。」
「何もない訳がないだろう。それとも、君は、本当に私のことを仕留めるつもりだったのかね?」
「それは違うさ。いまさらお前を始末する必要なんかない。」
「ならば、ほかに理由があるのだろう?未遂とはいえ、私は銃を突きつけられたのだぞ?貴様はそれで
いいかも知れんが、私は納得いかん。」
 アムロはシャアの言い分にため息をついた。確かに、今回は自分が全面的に悪い。
 頬が今更酷く痛むが、アムロはそれを気にしないようにして、乱れたデスクの上を見た。
「これに・・・プルたちのデータが入ってたんだ。」
アムロの言葉に、シャアは視線をそちらにやった。アムロが先ほど倒れこんだ机の上に、デスクトップ
タイプのコンピュータ・・・だったと思しき機械くずがのっかっている。先ほどアムロの体で壊れたのか
とも思えたが、よく見るとハードディスクのカバーに、小さな穴が幾つも空いている。銃痕だった。


284:RAY 3/10
06/01/26 19:16:14
「そんなもの、見るつもりはなかったんだが・・・」
「何を見た!?」
シャアは鋭く尋ねた。プルたちの命に関わるようなことであれば、事だ。忘れそうになるが、彼女たちは
人工生命体。思いもよらない体の不具合があることも、十分にありえる。
「いや、たいしたことじゃない・・・うん、大した事じゃないんだ。」
 アムロはそう言って、シャアの横を通り過ぎようとしたが、シャアはそれを許さなかった。
「何を見た。」
肩をシャアにつかまれ、アムロは歩みを止めざるを得なかった。
「聞いたら呆れるから、嫌だよ。納得しないだろうし。」
「それでも、だ。」
 いつもなら、アムロが話さないなら、シャアはアムロが言いたくなるまで待っただろう。だが、先ほど
危うく撃たれかけたという事実が、彼に強引さを付加させた。
「分かったから、放せ。」
迷惑そうに眉間に皺を寄せて、アムロは肩を掴んでいたシャアの手を振り払った。視線をシャアと
合わせようとせず、アムロは下を向いたままぽつりと言った。
 「・・・俺の戦闘データが使われていたんだよ・・・プルたちの、戦闘パターンに。」
 シャアは、思わず片方の眉を跳ね上げた。それくらいのことなら、想定できる範囲だろう。おそらくは
一年戦争のデータだろうが、そんなにショックを受けるような事実だろうか。
「それで?」
「それだけさ。腹が立って仕方なかったから、思わず壊してしまっただけで。
ただ、俺が・・・戦争に参加しなければ、プルたちが戦争の道具として造られることも、なかったんじゃ
ないかと思うと・・・」
「それを、負い目に感じたのか?」
「それもある。けど・・・」
アムロは、そこまで言って口をつぐみ、顔を上げた。その顔が、一瞬で笑顔になっていくのを、シャアは
奇妙な生き物を眺めるような思いで見た。
「いつからそこにいたんだい?」
笑顔のアムロが、出入り口のドアに語りかけた。ようやく、シャアは人の気配が増えていることに気づく。
「ほら、見つかっちゃったじゃないか!」
「だから止めとこうっていったじゃない・・・」
少女たちのざわめきが聞こえる。シャアが近づくと、物陰から同じ髪色の小さな頭が、いくつも覗いていた。


285:RAY 4/10
06/01/26 19:18:02
「君たち・・・食堂で待っていなさいと言っただろう?このあたりは、安全とは言えん。」
万一のことを考えるとほめられた行為ではない。父親になった気分で、シャアは少女たちを諭すように言った。
「すみませんでした、大佐!」
プルJが、さっと頭を下げる。
「けど、アムロもシャアも帰ってこないから・・・」
プルAが、拗ねたように言った。
「だからこちらから迎えに行こうということになったんだ。約束破って、ごめんなさい。」
「あれー?アムロ、どうしたのさ、その顔!」
プルGが気づいて、大声を上げた。
「あら、本当。かなり腫れ上がっているわね。冷やさないと、せっかくのいい男が台無しよ?」
プルFの言葉に、プルたちの間で漣のようなクスクス笑いが起こる。
「ああ、これね。さっき棚の上からいろいろ落としちゃって。そこで伸びてるところを、シャアに
助けられたってわけさ。」
 アムロは笑顔で嘘八百を並べた。プルたちに、知られたくないのだろう。
「ええ!?大丈夫なのぉ?」
プルたちの様子を見ると、今着たばかりなのだろう。プルLは涙目になっている。
 アムロと自分の会話は、聞かれてはいないようだった。
 シャアは苦笑して、アムロを振り向いた。
「帰ろう。こうやって、娘たちが迎えに来てくれたからな。」
「・・・ああ。」
アムロが笑ったまま返事を返したが、どこか覇気がない。まだ何かあるだろうことは明白だったが、
今は聞ける状態ではない。
 シャアは、プルたちにヘルメットをつけさせると、食堂に戻るように指示した。

 戻る道すがら、プルHがそっとシャアのヘルメットに顔を寄せてきた。
「シャア。アムロはどうしたんです?」
 この少女には、隠し事は出来ない。アムロの様子の変化に、聡く気づいたのだろう。
「嫌なことがあったようだ。だが、私に話すつもりはないらしい。」
「なら、アムロが私たちに話すとでも?」
プルHは、優しく微笑んだ。
 シャアは驚いた顔でプルHを見た。彼女には、自分には見えていない真実が見えているように思える。
「アムロは悩んでいます。シャアが力になってあげてください。あの人は、寂しいんです。」


286:RAY 5/10
06/01/26 19:20:14
 プルたちは、もう夢の中だろう。いつのころからか、娘たちが寝静まった後は、男二人で晩酌をするのが
日課になっていた。今日もワインを一本くらいは開けるつもりだったが、アムロのことが気になるシャア
としては、酒どころではない。いや、アムロの事が気になるというよりも、プルHに言われたことを忠実に
実行しようとしているのだ。娘からの頼みを無碍にできる父親はほとんどいない。シャアも御多分に
漏れず、ということだ。
 アムロを探してMSデッキに入ると、真っ先に白い機体が目に入る。床を蹴ってその機体のコックピット
まで上がると、コックピットが内側から開いた。
「どうした?」
アムロがその中から顔を出す。整備か何かをしていたらしく、作業着どころか、顔にまで機械油が
ついている。
「いや。今日は、飲むつもりはないのかと思ってな。」
アムロは片手を振って、今日は遠慮しとくと答えた。
「・・・そうか。」
会話がそこで途切れた。どう切り出そうか、シャアが迷っていると、アムロがため息をついた。
 「いいよな、シャアは。」
アムロが呟いた。頬の腫れはまだ収まっていない。大したことはないと本人は言い張ったが、
プルたちが手当てをしろと言うので、大きな絆創膏を貼っている。
「何がいいのだね?」
「プルたちのこと、好きなんだろ?」
「・・・それが何だ。」
 イエスと言えばいつものように鉄拳が飛んできそうな気がして、シャアは条件反射的に一瞬ためらい、
当たり障りのない言葉で返した。
「プルたちのこと、愛してる?」
「ああ。・・・いや、誤解するな!変な意味で言っているのでは、決して・・・」
危うく即答してしまい慌てたが、アムロが拳を握る様子も、殺気をみなぎらせる様子もない。おかしい。
 「アムロ、どうしたんだ、今日は。私はともかく、子供にまで心配をかけるような態度は・・・」
「プルたちに?気づかれていたのか?」
「・・・プルHが、な。」
あぁ、とアムロはもう一度ため息をついて、油塗れの絶縁グローブを脱ぎ捨てた。


287:RAY 6/10
06/01/26 19:22:29
「シャアはいいよな。」
「私の何が羨ましいのか知らんが、言いたいことがあるなら言うんだ。言葉にしなければ分からんだろう。」
「・・・あの子達の事、愛してるって言えるから。」
そう言って、アムロは頭を俯いた。
訳が分からず、イライラしながら、シャアはしばらくアムロの頭頂部を見ている嵌めになったが、
ようやくため息を一つついた。
「・・・で、それは、今日の出来事と関連しているのかね?」
「プルたちは、戦争の負の遺産だ。それは、同時に俺の責任でもある。」
「君だけではないだろう。一年戦争で少し力を発揮したからとて・・・」
「言い訳はいいよ。とにかく、俺のせいでNTは戦争で最大限に力を発揮すると、誤解されちまった。
そのことが、強化人間だ、人造人間だって、NTを戦争に送るきっかけになってしまった。
確かにそのことは、ここに来る前から分かっていた事だった。だけど・・・」
アムロはため息を一つついた。
「今日、改めて現実を突きつけられて、ふと思った。俺は・・・プルたちを・・・本当に愛しているのか?」
「・・・なんだと?」
アムロの言葉に、シャアは眉間に皺を寄せた。今までの生活は、なんだったと言うのだ。ぎこちない
ながらも、14人のファミリーでここまでやってこれたのは、互いへの信頼と、家族に対する愛情が
あったからではなかったのか?
「俺は、罪悪感からプルたちに優しくしているんじゃないかって、思ったんだ。そう考えたら、俺には、
その思考を否定するだけの根拠がない。だから・・・」
シャアは拳でνガンダムの装甲を叩いた。反動で体が浮きそうになったが、もう片方の腕と両足で
しっかりと体を支えた。アムロが驚いて顔を上げる。
 「それは、貴様のエゴだ。それはいい。だが、娘たちにそれを押し付けるのは止めてもらおうか。」
自分の声が怒りに震えているのが、はっきりと分かる。
「けど、本当に分からないんだ!これが俺の自己満足の表れなのか、それとも彼女たちを家族として
本当に愛しているのか!」
「ララァと分かり合った貴様がそんな事を言うのか!」
「その名前を出すな!」
嫌な空気が、二人の間をどんよりと湿らせていく。二人はぶつかり合わせた視線をそらせず、
しばらく無言でにらみ合っていた。
 「・・・これは、俺自身の問題だ。むやみに彼女を引っ張り出すのはやめてくれないか。」
アムロはそう言って、やっとの思いで目をそらした。
 シャアとて、感情に任せて彼女の名前を出すつもりはなかった。だが、彼にとって、アムロの言動は
それほどまでに許しがたいものだったのだ。
「ララァを引き合いに出したのは私が悪かった。だが、もしも同情だとか、そういった気持ちで彼女たちに
接しているなら、私は君を哀れむよ。」
「そうしたいなら、そうすりゃいい。」
ここまでくれば、売り言葉に買い言葉だった。シャアは醒めた目でアムロを一睨みすると、踵を返した。


288:RAY 7/10
06/01/26 19:23:48
 「プルH!」
 突然、背後でアムロの声が響く。驚いて視線をめぐらすと、たしかに少女の人影がデッキの近くに見える。
アムロの立ち位置からでは見えないはずだが、サイコフレームのなせる業、だろう。
 「こんな時間に?」
シャアは眉をひそめて下に下りると、プルHの元に駆け寄った。
「どうしたんだ、プルH?もう夜も遅いだろう?」
シャアがかがみこんでプルHの顔を覗き込むと、プルHは小さく首を振って言った。
「言っておかなきゃいけないことが、あってね。」
「?」
 シャアは眉をひそめた。あきらかにプルHではない。まさか、またおかしなものに取り憑かれたのか?
「プルH?私がわかるか?」
「どうした、シャア!?」
異変に気づいたのか、アムロが駆け寄ってきた。
 「アムロ!」
 途端に、プルHの表情が変わった。泣きそうな、だが喜びを感じている顔だ。シャアの前を通り過ぎ、
アムロに抱きついた。
「プルH?どうしたんだい?」
「アムロ!会いたかったよ・・・!」
「え?」
 意味が分からず、アムロはシャアに助けを求めるように視線を向けたが、シャアも首を傾げるだけだった。
「プルH、何があったか分からないけど、落ち着いて・・・」
「あぁ、アムロ・・・そうだね、説明しないといけないね。・・・信じてくれるか分からないけど、お前の母さんだよ・・・」
「!?」
アムロの体が硬直したのが、シャアの目にもはっきりと分かった。


289:RAY 8/10
06/01/26 19:26:40
 「か・・・あさん?」
「やっと会えたねぇ・・・」
彼女は、かがみこんだアムロの髪を撫でて、絆創膏の貼られた頬に手を当てた。
「怪我をしたのかい?小さい頃はこんな元気な子じゃぁなかったのに。」
「・・・母さん?何で・・・」
 やっと現実を認識できるようになったのか、アムロがおずおずと尋ねる。
「母さんね、お前に言わなきゃならない事があったんだよ・・・けど、安心したよ。いい家族を持ったねぇ。」
「プルたちのことかい?」
「お前に話しかけたくても、なかなかできなくて、わたしが困っていたら、この子がね・・・」
そう言って、彼女は自分の体を指差した。
「自分の体を使ってくれて構わないって、言ってくれたんだよ。アムロを助けてやってくれって。」
「プルHが・・・俺を助けるって?」
「寂しがってるって言ってたよ。悪かったね・・・お前を見捨てるような真似をしてしまって。」
「待って、母さん。今更そんな・・・」
「もう行かないといけないから、これだけ言っておくよ。お前が私のことを許してくれるかはわからない。
けれど、母さんは・・・母さんはお前の事をいつも愛していたよ。」
 そう言って、彼女は優しくアムロを抱きしめた。
「お前は私の大事な息子だよ。・・・愛しているよ、アムロ。」
「そんな、今更・・・」
そこまで言って、アムロは重大な事に気づいた。
「・・・ねえ、母さんは何で・・・なんでここにいるんだ?」
彼女はそれには答えず、優しく微笑んだ。大きく見開いたアムロの瞳に、彼女の顔が映る。
「悪かったね、突然押しかけるような事をしてしまって。最後にお前に会えて嬉しかったよ。」
アムロの額にキスをして、身体を離す。
「母さん、待って!一つだけ答えて・・・!人を愛するという心は・・・!」
 プルHの身体が、ゆっくりと床に倒れこんでいった。


290:RAY 9/10
06/01/26 19:29:17
 シャアが抱きかかえると、プルHは、すぐに目を開けた。
「・・・アムロ?だいじょうぶ?」
覗き込んだアムロの顔が、涙と機械油で大変な事になっているのを言っているのだ。
「うん、大丈夫だよ。それより、ありがとう。」
 アムロが微笑むと、プルHは安心したように目を細めた。
「会えた?」
「・・・あぁ。プルHのおかげだよ。」
アムロの言葉が終わらないうちに、プルHの瞼が閉じられた。
「眠ったようだ。」
シャアが、自分の上着を脱いで、それでプルHの体を包んだ。パジャマ一枚では、風邪を引いてしまう。
「アムロ。一つ聞きたい。君は、プルたちとの生活は、幸せか?不幸せか?」
「・・・幸せだよ。ずっとずっと幸せさ。」
「私には、君の母上の言っていた事が分かるよ。親というのは、無条件に自分の子供を大切に思うものだ。
君がどう思っていたのか知らんが、私には、君もまた、祝福された子供だったのだと思える。」
言いながら、シャアは、アムロに触ったせいでプルHについてしまった油汚れを、ハンカチで優しく
拭き取ってやった。
「私にとって、彼女たちは血のつながりもない他人に過ぎなかったはずだ。だが、彼女たちは希望を
教えてくれた。もう一度、私は生き直すことが出来ると。」
シャアは右手を、そっと自分の胸の辺りに押し当てた。服の下の硬いものが、シャアの指に触れた。
「そして、私は彼女たちを、この希望の光を守りたいと思った。それは、私にとって至福だ。それが、
人を愛するということではないだろうか?
もしも、君が私と同じように、彼女たちを大切に思い、それを幸せと感じているなら・・・」
シャアはアムロを見上げた。
「君は十分に、彼女たちを愛していると言えないか?」
アムロはぎゅっと目を閉じた。そうでもしないと、また余計なものが溢れてきそうだったからだ。
「・・・母さんはずるい。言いたいことだけ言って、さっさと逝って。
生きているうちに・・・言ってくれたらよかったのに。」
「なら、君はプルたちに教えてやるんだな。君の言葉で。」
シャアはプルHを抱いて立ち上がった。
「食堂に、ワインが置いてある。どうする?」
「・・・すぐに行くよ。」
アムロが答えると、シャアは満足そうに頷いた。


291:RAY 10/10
06/01/26 19:31:17
 フリッジからスライスしたスパムを取り出し、テーブルに置いた。グラスを二つ並べて、ワインの栓を
抜く。小気味いい音が、シャアの耳に心地よい。
 「白か?」
シャワーを浴びてきたのだろう、アムロがタオルで頭を拭きながら食堂に入ってきた。
「嫌いじゃないだろう?」
「ああ。」
 椅子に座り、それぞれグラスを手に取り、軽く合わせる。涼しい音が食堂に静かに響いた。
 「お前に説教されるとは思ってなかった。」
ワインで喉を湿らせて、アムロは開口一番そう言った。
「心外だな。そんなに私は頼りないか?
 私にも、守りたいものの一つや二つはある。・・・いくつかは、自分で潰してしまったがね。」
苦笑しながら、シャアはまた右手を胸に当てた。そこにある存在を確認する。
 アムロはシャアの仕草を見ていたが、ボトルを取って、シャアのグラスに注ぎ足した。
「だからこそ、この家族だけは守りたい。これも一つのエゴかもしれんが、それも悪くない。」
「そうだな。」
アムロは薄く笑って視線を上げた。
「希望の光か・・・」
アムロの脳裏に、鮮やかな光が蘇った。アクシズを地球から遠ざけた、あのオーロラ。何がどう転んで
あの光が発生したのか、知る者はいないだろうが、唯一つだけいえることは、あれは、生命の光だったと
いうことか。
 いつか見た、人の心の光。それは、どこか遠いところにあるのではなく、目の前の命の中に、自然に
宿るものなのだろう。
 シャアが、ワインボトルを手に取った。
「入れようか?」
アムロは頷いて、シャアにグラスを差し出した。



292:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 19:40:22
途中でageてもうた・・・
言うまでもないけど、上がってる奴が2/10になります。

カマリアもテムもアムロのことを愛してただろうけど、アムロ本人は親の愛に
気づいてない(っていうか、気づくほうが難しいか)ようだったので、アクシズの奇跡でも
起こればいいと思った。
ちょうどテムパパの話が出てきたので、丁度いいかとも、思った。テム出てこないけどw
ちなみに、シャアが右手で胸を押さえるのは、セイラさんの写真入ロケットをつけてるからです・・・

とりあえず、お目汚し失礼しました。


293:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 21:24:12
GJ!
これからも期待してます。

294:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 21:33:55
カマリア霊、乙です

295:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:06:23
カマリアって死んだんだっけ?

296:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:18:18
ラサにでも住んでたんじゃないの

297:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:23:42
このスレはじめて見たけどおもすれー
しかしプルズの区別がつかん
辛うじてCJHは区別ついた

298:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:27:01
>>297
新しい住人さん?過去スレ(まとめサイト)へどうぞ

URLリンク(axis2000.hp.infoseek.co.jp)

299:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:32:22
>>296
見過ごすところだったけど何気に酷いこと言ってるね…
もしそれが事実ならシャアがアムロ母を殺したことに…

300:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:41:24
アムロ絡みで連邦が軟禁してたのかなーと思ったので

301:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:46:34
それでもわざわざ参謀本部のお膝元には置かないでしょ?

確かにカマリアママンって1stで登場した以降、何やってたんだろうね

302:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:49:37
アムロはカマリアの動向知らなかったろうけど
カマリアはアムロの英雄扱いを聞き知ったろう
一年戦争後は派手に宣伝されてたんだし、アングラ雑誌じゃ連綿と伝説語り継がれてるし

「すさんだねえ」と言った子どもが、その人殺しで政府に英雄扱いって、どうなんだろうな

303:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 22:56:08
北米に住んでたよな確か
星屑作戦の余波を受けてる可能性はないか?

304:通常の名無しさんの3倍
06/01/26 23:01:38
>>303
シャイアンが大丈夫だったからきっと大丈夫だと信じたい


305:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 00:11:18
待て、生き霊かもしらんぞ。
アムロが死んだというか行方不明と知って(どこにいたってニュースで流れるだろうし)、
きちんと愛情を言葉で伝えてやればよかったとか色々悩み続けてその想いがある夜
時間と空間を超えてアクシズに届いたんじゃないか?
母の子を想う心は宇宙空間だって超えられるさ。

306:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 00:47:19
>252 続きはどうなった?

307:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 01:35:55
>>306
あの話はあれで終わりじゃない?
きちんとまとまってたと思うし。

308:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 02:41:36
>>302
あの時点でも連邦の知る人ぞ知るエースパイロットではあったし、
今更考え方も変えなかったんじゃない?
こう言うのもなんだが、女性は結構あっさりと現実に馴染んで過去を捨てるし。

309:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 03:13:02
あの時点ではカマリアはアムロがエースパイロットはおろか
軍人として人を殺してるかどうかも知らないよ
15歳の現地徴集の少年兵がそこまで役に立つと思う人間は少ない。
だから初めて銃を持った人間にするような
あの時点のアムロにはもう逃げ場のない叱り方をしたわけだが。

310:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 03:34:47
>>302
一年戦争終結後にはアムロの活躍というか行状は有名になってたわけだけど、
やっぱりカマリアにとってはただの人殺しとしか思えなかったと思う。

でもアムロの死(公式の情報)を知ったらそれなりに後悔とかしただろうね。



311:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 03:34:58
あんな別れ方をしたアムロと母の再会がこれか…
涙が出てきた…

312:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 04:58:55
>>282-291
俺も涙が出てきた GJです。

313:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 21:45:05
>>310
それなりどころか後悔してもしきれなかったと思う

捜索打ち切り後にブライトはカマリアに会いに行ったりしたんだろうか
英雄どころか危険視されて軟禁されてたこととか人殺しのトラウマに苦しんでたこととか
本当のことが言えなくて「息子さんは立派でした」とだけ言って帰ってきそうな気がする

314:通常の名無しさんの3倍
06/01/27 21:56:37
振り向くなアムロ

315:通常の名無しさんの3倍
06/01/28 02:03:26
>>313
恋人とあっさり再婚してて、テムとアムロのことを忘れたかのように
夫や子供と幸せに暮らしているカマリアをみて、何もいわずに立ち去るかも。

316:通常の名無しさんの3倍
06/01/28 02:22:42
確かに再婚してそう。
間男もいたくらいだし、そこら辺の気持ちの切り替えというか、要領は良さそうだ。

317:通常の名無しさんの3倍
06/01/28 03:47:45
その方が幸せかもね
カマリアにとってもアムロにとっても

318:アクシズの囚人
06/01/28 21:53:11
>>292さん、乙です。
今回のカマリアのSSで、アムロとシャアの重要な縁者がひと通り登場したので
お節介ながらまとめてみました。

1st
テム・レイ 「父との遭遇」(37歳スレ)
カマリア・レイ 「RAY」(駄目オトコスレ9)
セイラ・マス&カイ・シデン 「静謐を破って」(37歳スレ)
リュウ・ホセイ 「やってきたのはだれでしょう」(37歳スレ)

ジオン・ダイクン(お父さん) 「接近遭遇シリーズ」(35歳スレ・37歳スレ2)
シャア・アズナブル(本物) 「シャア・アズナブルと賢者の石」(駄目オトコスレ9)
ガルマ・ザビ 「いつかワインをたずさえて」(37歳スレ)

ララァ・スン 「>>993-995」(37歳スレ)他



カミーユ他 「災いを呼ぶもの」(35歳スレ) 「番外編・療養中」(37歳スレ2) 

パプテマス・シロッコ(ジ・O) 「弔花無けれど」(37歳スレ2)

ハマーン・カーン&ミネバ・ザビ 「>>245>>256」(33歳スレ) 

CCA
ブライト・ノア 「閃光のブライト」(37歳スレ) 「ロンデニオンにて」(駄目オトコスレ8)
チェーン・アギ 「アムロの夢」(駄目オトコスレ7)

クェス・パラヤ 「その輝きを」(34歳スレ)

ナナイ・ミゲル 「メスタの恋」(駄目オトコスレ7)

こうして見ると歴史を感じますねw
一応、メインで登場しているSSを挙げましたが、漏れている作品については申し訳ありません。
なお、ジュドーやグレミーなどのZZ関連については割愛させていただきました。

319:通常の名無しさんの3倍
06/01/29 01:06:06
ジオン・ダイクンは偽者だろ…

320:通常の名無しさんの3倍
06/01/29 03:41:14
>>318
なるほど…歴史の長いスレと言う事を再び体感しました。
乙ですな。

321:通常の名無しさんの3倍
06/01/31 02:20:56
アムロ「いくつになっても結婚してないシャアはぁ~…」

プルズ「駄目男ぉ~~♪♪♪」

シャア「Σ(▼д▼)な!何をいきなり皆で言うのだ!…クスンクスン」




AA付ける技術は私には無い

322:通常の名無しさんの3倍
06/01/31 02:45:12
>>321
金八先生?

323:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 16:00:24
「・・・で、どう思う?こないだプルAが連れてきた青年は。私は悪くないように思うが・・・」
「確かに人格もまともそうだし、何より女性に優しそうだ・・・お前と違った方向でな」
「・・・皮肉か?」
「さぁな・・・」
「プルが彼の事を愛していると言うのなら、私達が口を出すことではあるまい。
 彼女ももう大人だ、自分の未来は自分で切り開くだろう。
 ・・・新しい未来を作るのは、老人ではないのだからな」

とあるコロニー、旧世紀のニホンという国の都市をまねて作られた
この都市は、今の見方からすれば古臭い町であるが、当時の見方からすると先進的な
都市であった。そんな町の一角にあるゲームセンター、今も昔もこのようなところは
若者の溜まり場であることには変わりはない。

だが今日は、そんな場所に不釣合いとまでは言わないが、少なくともゲームセンターに居そうではない
中年の男二人(とはいっても年齢以上に若く見えるが・・・)が、新しく入ったドーム型の
MSシュミレーターを改造した戦闘ゲームをしていた。
傍から見れば少々異様な光景とも見えたが、二人にとって少なくとも
そのコックピットを模したイスに座っているのは悪くない気分であった。

「何時、連れてくるつもりなのかな・・プルAは」
「焦る必要は無いだろうに・・貴様もせっかちな男だな」
「お前に言われたくは無いよ・・・そんなんだから、一年戦争の時
 散々機体を乗り換える羽目になったんじゃないか?」
「出会う度に強くなっていたからな君は。全く困ったものだよ・・
 一時期乗る機体の補給が追いつかずに、アッガイに乗りかけたこともあったな
 何とかズゴッグの配備されたから良かったものの・・・」
「惜しかったな・・もしアッガイに乗っていたら確実に仕留めていたんだがな・・」



324:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 16:01:43
周りから見ると、MSオタクのような会話を繰り広げている二人である。
そんな二人にゲームを通して多くの若者が挑んでいくが、ことごとく撃破されていた
持っても5秒、殆どは2秒以下で瞬殺されてしまうのである。
「む・・・?乱入者か」
ヒョイとシミュレーターから顔を出し、見てみる。
そこには先ほどの青年が席に座り、横にいる人物となにやら話している。
話している相手の顔はこちらからは見えないが、男の表情を見る限り相当親しいようだ。
さっきは待ち合わせまでの時間つぶしとして、ここでやっていたのだろう。

「カップルでゲームセンターとは・・随分変わったものだな?」
「シャア・・・少しは手を抜いてやれよ?若いのをいじめてもしょうがないだろう?
 それに彼らのムードをぶち壊すのは気が引けるしな・・」
「冗談ではない・・やるからにはマジメにやる。それが私だ・・・」
「ハァ・・セイラさんの苦労が今やっと分かった気がするよ」
「何か言ったか?」
「いや、別に・・来るぞ」

シュミレーター上に機影が現われる。一機はZガンダムでもう一機は・・・
「νガンダム、か・・・だが素人にその機体は扱えまい」

シャアがそういうのも無理は無かった。今の時代においてνガンダムももはや
旧式扱いであり、このようにゲームと言う形で普通の人でも擬似的にではあるが
νガンダムに乗る事が出来るようになった。連邦軍としては過去のようにガンダムを秘匿する
意味は無くなり、このように民間にデータを流すこともしばしばあった。
だが完璧なデータはあるがゆえ、忠実に再現した結果素人には全く扱えない
機体となってしまった。

そのため実際にゲームとして業者に売り出す際には、データを消去したのだが
ここのゲームセンターのオーナーがどこから手に入れたのか、消去されたはず
のデータを手に入れ、客寄せの宣伝として使っている。
実際効果はあるらしく、若者が途切れることは無い。
≪NOW、LOADING・・COMPLETE≫
ロード終了を表す画面が現われ、画面が切り替わる。
画面には広大な宇宙が広がり、正面やや離れたい位置にν及びZガンダム
が映し出される。そして・・・


325:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 16:03:00
≪GAME,START!!≫
「シャア!!手加減しろよ!!」
「冗談ではない!!」

シャアが操るサザビーがZガンダムに突進する。相手はまさか真正面から
突っ込んでくるとはつゆ知らず、反応が鈍い。
「(終わった・・かな)」
あそこまで接近されては、変形で離脱するのも不可能だ。ライフルもシャア相手では
命中は期待できないだろう、そうアムロは思った。
しかし・・・・・

「!!何!?」
サザビーの突進を防ぐように、νガンダムのライフルからビームが降り注ぐ。
本能で危険を察知したシャアは無意識のうちに機体を後退させた。
「今のは・・・偶然か?いや違う、あれは・・」
「アムロ!!貴様の方に行ったぞ!!」
「!?チィ!!」
ビームライフルを連射しながら突っ込んで来るνガンダムに、アムロの乗った
νガンダムは後退せざるを得ない状況になった。
しかし、そこはアムロである。一種の隙を突き、ダミーを放出。距離をとる。
「何だったんだ今のは・・・素人にはνガンダムは扱えないはず。それをここまで」
自分自身が設計に携わり、自分が乗る事を前提に開発された機体である。
それがどれだけピーキーかは、自分自身が一番よく分かっていた。
その機体をこれだけ扱える人間は、恐らくシャアぐらいだろう。そう思っていた。

「仕掛けてみるか・・・」
「ああ・・それしかないな」
二機同時に、1つづつファンネルを放出する。マニアのオーナーが
軍から安く下取りしたのだろうか・・・ご丁寧にもサイコミュシステム
までが組み込まれており、ファンネルもそれにしたがって動く事が出来る。
「「ファンネル!!」」
二機のファンネルが、Zとνに接近する。

ー方、もう一つのシミュレーターでは・・・

「凄いねプル。その機体って凄く難しいって聞いたんだけど・・・」
「へへ・・まぁね。私もこの機体はよく知っているから」
「そうなんだ・・でも僕はこの機体を操れる自身は無いよ・・・」
「大丈夫、私はあなたが護ってあげるから・・・」
「あ!来たよ!!プル!!」
「大丈夫、私の側にくっついて離れないでね!!」
「う、うん!!」
「(お父さん・・・今日だけは負けられないの。だから、本気で行くよ!)」
プルの機体からファンネルが離れ、漂う。そして・・・・

「行け、ファンネル!!」
プルの意思に導かれて、ファンネルが迎撃する。
中年親父の思いと、娘の愛の力・・・・
どちらが勝っているのかは、言うまでも無い。



326:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 16:15:59
>>323-325
乙!

Aが彼氏を連れてくる頃、シャアとJはどうなってるのかな~

327:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 16:26:22
乙です

アムロとシャアなら途中でプルAだと気付いてそうな気がするけど、
それでも本気でやってそうだね

328:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 17:48:19
彼氏連れてきたのAだったのか。
てっきりFかKあたりだと思ってた、なんとなくだけど。

329:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 20:15:50
>>327
そのせいで余計本気になりそうな気がする。
主にνでは無い方相手にw

330:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 22:14:06
>>329
大人げナス

331:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 23:33:07
A「お父さ~~ん」
ゾロゾロゾロ・・・・・
r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ *▼ーノ   ヾ  *゚ ー ノ   ヾ *‘ ー ノ   ヾ  *´ーノ
  r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ  *・ー ノ   ヾ[*▽ー]   ヾ *`_ゝ ノ   ヾ  *`ーノ
  r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"_"メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ * ,_ノ ノ   ヾ *@ーノ   ヾ *‘ 皿 ノ   ヾ *▽Дノ
H「パパ~~~」
ゾロゾロゾロ・・・・・
r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ *▼ーノ   ヾ  *゚ ー ノ   ヾ *‘ ー ノ   ヾ  *´ーノ
  r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ  *・ー ノ   ヾ[*▽ー]   ヾ *`_ゝ ノ   ヾ  *`ーノ
  r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"_"メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ * ,_ノ ノ   ヾ *@ーノ   ヾ *‘ 皿 ノ   ヾ *▽Дノ
J「お兄ちゃん!!」
クルッ
  r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ ▼ー▼ノ   ヾ  ゚ ー ゚ ノ   ヾ ‘ ー‘ ノ   ヾ  ´ー`ノ
  r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ  ・ー・ ノ   ヾ[▽ー▽]   ヾ `_ゝ´ ノ   ヾ  `ー´ノ
  r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、   r'⌒⌒⌒'、    r'⌒⌒⌒'、
 ( ミ"_"メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ) ( ミ"""メ""ミ)  ( ミ"""メ""ミ)
  ヾ  ,_ノ` ノ   ヾ @ー@ノ   ヾ ‘ 皿‘ ノ   ヾ ▽Д▽ノ

「「どうしたんだい?」」






332:通常の名無しさんの3倍
06/02/01 23:55:42
>>323-325勝手にちょっと加筆

「動きが甘いぞ、Zガンダムのパイロット。」
シャアは敵のνガンダムをアムロに任せ、まずはZガンダムを撃ち落すことにした。
動きが素人同然とは言え、生かしておけば何らかのイレギュラーがある、幾多の戦場をくぐり抜けてきた二人は
それを分かっていたからだ。
ビームライフルの照準が甘いZガンダムはサザビーの接近を容易に許してしまった。
MS戦闘のセオリーからすれば、射撃で仕留められる場合にわざわざ接近戦を仕掛けるのは無益な行為である。
それどころか自機の被弾・損傷の可能性を上げることになり、マイナスな行為なのである。
にも関わらずシャアがあえて接近戦を仕掛けたのは、長年の戦闘の経験からくる彼の性分であった。
相手の技量からして自機にかすり傷ひとつつけることはないと、彼は考えたのである。
「く、早い!やられる!?」
Zガンダムのモニターに、ビームトマホークを構えて高速で突進してくるサザビーが映る。
次第に正面のサザビーの姿が大きくなってくる。
「うわ!光が、広がっていく…?」
Zガンダムのパイロットが撃墜を覚悟した瞬間、彼の脳裏に恋人とのいつかの情景が甦った。
―頼りないかもしれないけど、僕が君を一生守るから―
「む!?」
「負けられないんだー!」
Zガンダムはバーニアを思いっきり吹かしてサザビーの正確な袈裟斬りから逃れると、夢中でビームサーベルを
振り回した。
「ちぃ、油断したか!?」
思わぬ反応を見せたZガンダムに驚くシャア。
そして一瞬動きが止まったサザビーの左腕をZガンダムのビームサーベルが切り裂いた。
「ええい、まだだ。」
自機の損傷を確認したシャアはすぐにZガンダムとの距離を取ると、容赦のないファンネルの嵐をZガンダムに
浴びせかけた。


「甘くみていたとは言え、少しはやるようだな、Zガンダムのパイロット。」
全ての戦闘を終えたことを知らせるシミュレーターのブザーが鳴ったとき、シャアはひっそりとそう呟いた。


333:332
06/02/02 00:13:28
見づらくてスマソ…orz
やっぱりテキストで作ってコピペの方がいいな

334:通常の名無しさんの3倍
06/02/02 00:50:02
乙~♪

335:通常の名無しさんの3倍
06/02/02 01:54:45
こないだ連れてきたと冒頭にある…
…?

336:通常の名無しさんの3倍
06/02/02 02:03:35
>>335
ヒント:倒置法

337:通常の名無しさんの3倍
06/02/02 16:03:25
最近思った、今アクシズにはスパム分が足りていないと!

338:通常の名無しさんの3倍
06/02/02 20:23:44
(▼∀▼)「節分のときに賽の目に切ってカリカリに揚げたスパムを撒けば良かろう」

339:通常の名無しさんの3倍
06/02/02 22:18:49
                      __
                 ,.、-''"´     ̄`゙゙''- 、
                  ,.-'"              ゙ヽ、
             /                      \
             /         /      i   `゙ヽ、     ヽ
           /   /  /    i   | 、ヽ`ヽ、ヽ 、  ゙、     /
            / / / / //,イ /!|、 |   l i \ヽ  ヽ,ヽ,  ゙i     (
            ,'/  /./   // / l / l !゙i l!゙'iヽヽ 、. \゙i  ゙i ゙i   ゙i     )
          l i / // 〃 l l .!|  i! ゙i!、l、ヽ ヾi,、 ヽ,  | |  i |   /
            !il i l l i/i7‐-!|、,_l!  !   ヽ,ヽ>ゝl-´iゝ| l ヽ、.| !  (  食べ物をそまつにしたらダメ!
           i!| l ! | ! i| l! ,,. --.、ゞ、   =,".--゙、`l i!. l/人ゝ<!l   )
          !.l | l ゙i゙、 l _,r'にi::::。l゙      "l:ニ)::。ヽi!l| |'´i゙i i| i i/  (
          ゙i.|、゙、ヾヽ ゙ ゙、::::::::l      l::::::::::ノヾ.l/|〉'ノ,'.l l/!    )
           ゙i!゙i, ハヽ ゙、 `''"´       `゙'ー' ' //|‐'l//〃   ⌒`‐‐----‐‐‐‐--‐‐---
        ,、 ,-,   ゙i.l、 l | i゙i. """   __'__   """イ,'! l/,/    ,、 ∩ ,.,
     /ノr' ノ____  ゙、゙i | ゙i .゙、     l´ ̄`i    // ト、゙/  ,..__ ゙i,゙、l ゙i | .l
     | l / レ',.--'    ´| l |. ヽ、   ゙、___,ノ   // i レ.` `-、 ゙iノ l l/ /  
   r-、|    'ー'^゙っ    | l |゙、i、_゙i'' ‐ .,,_ ,. -'"l/゙i i  |     ゙、   ' ' /
    ヽ、l    ゙'i'´     | i |,、.,∠L,. ---─┴、!|  |      .l     ゙‐-っ  
     `i      |     | i |ヽ,      ......:::::::::::ノ!l  !      l      ,.‐'"
     rl    /_  ,.. --゙、 i |'Tヽ、 .......:::::::::::::::/:::|i .ト、    〉、  

340:通常の名無しさんの3倍
06/02/03 02:32:50
全然関係ないが、この前タコスを作ってて気づいた。

・小麦粉と、とうもろこし粉でトルティーヤを作る
・レタスとトマトを刻む
・挽肉をスパイスで炒める
・もしくは『スパム』を用意する
 →色々挟んでマヨネーズかけて食べる

レタス以外は完璧に手に入る・・・
アクシズに最適な料理はメキシコ料理なのでは?!

341:通常の名無しさんの3倍
06/02/03 13:52:13
>>340を参考に

アクシズ風タコス
・ミノ粉で生地を作る
・トマトを刻む
・スパムを賽の目切りor短冊切りにして炒める
・自家製ケチャップをかけて完成


(▼∀▼)「私の大好きな真っ赤な料理ではないか♪」

342:通常の名無しさんの3倍
06/02/03 15:01:59
じつはスパムはご飯に驚くほどあう。
おにぎりにドゾー

343:通常の名無しさんの3倍
06/02/03 15:25:49
>>342つ△⊂(▼∀▼)「ふふふ、久しぶりの米だ♪(む、プルたちに見つかったらどうする!?)」

344:通常の名無しさんの3倍
06/02/03 16:11:33
純粋なシャアはもちろん独りじめ

345:通常の名無しさんの3倍
06/02/03 16:38:16
プルA「あれ、シャア何してるのー?」
Σ(▼Д▼;)「モグモグ?」
プルB「やれやれ、つまみ食いか。」
プルC「アムロに言いつけちゃうよ。」
(▼Д▼;)「モグモグ…」
プルD「何食べてんの?」
プルE「…おにぎり…」
プルF「おかしいわね、アクシズにお米なんてないはずなのに…」
(▼Д▼;)「モグ…」
プルG「どこで見つけたの?」
プルH「むー(電波受信中)」
プルI「待って、ミノ粉を使った新しい料理かもしれない。」
(▼∀▼;)「モグ…」
プルJ「大佐、私たちのために…泣」
プルK「なるほど、新しい料理の試作と味見ってわけですか。」
プルL「美味しそうだね、『お父さん』」
(▼∀▼;)「ホッ」



珍しく好意的な反応でした

346:通常の名無しさんの3倍
06/02/03 22:36:58
黙って食すとは恵方巻きですかw

347:通常の名無しさんの3倍
06/02/05 22:49:55
えぇい

348:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 01:57:56
ヾ ゚ー゚ノ <ふんふんふ~ん♪


349:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 09:12:02
B*`-´ノ <なにかいい事でもあったのか?アムロ

350:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 09:19:23
D*^∀^ノ「新しいおやつのレシピ見つけたのかな~」

E*‘-‘ノ ……♪

351:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 21:16:12
ヾ ゚ー゚ノ <こっちの配線をこっちにつなげて…この機構は…ハロ作りはやっぱ楽しいな

352:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 22:22:01
(▼Д▼)<もちろんそのハロには撮影機能がついているのであろうな?

353:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 22:46:43
ヾ ゚ー゚ノ   
  ⊂彡☆))Д▼) パーン

354:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 22:57:07
ヾ ゚ー゚ノ   ああ、お前を監視する為にな

355:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 23:08:17
(▼Д▼)<私のことよりも、もっとプルたちの日常を記録すべきではないか?

356:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 23:28:54
D*^∀^ノファンネル~~!!
B*`-´ノファンネル~~!!
(▼∀▼;)ファンファン!!
j*‘-‘ノ大佐…それ違います…


357:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 23:49:38
ヾ ゚ー゚ノ <こういう日常なら録画しておいてやって構わないが?

358:通常の名無しさんの3倍
06/02/06 23:52:05
(▼Д▼;)………

359:通常の名無しさんの3倍
06/02/07 02:46:48
プルの一行AA(例)

A*^∀^ノ
B*`-´ノ
C*´ー`ノ
D*^∀^ノ
E*‘-‘ノ
F*゚ ー ゚ノ
G*`-´ノ
H*゚ ー ゚ノ
I*@ー@ノ
J*‘-‘ノ
K*´ー`ノ
L*・ー・ノ

360:通常の名無しさんの3倍
06/02/07 11:04:21
A*^∀^ノ わ
B*`-´ノ た
C*´ー`ノ し
D*^∀^ノ の
E*‘-‘ノ 彼
F*゚ ー ゚ノ は
G*`-´ノ ア
H*゚ ー ゚ノ ム
I*@ー@ノ ロ
J*‘-‘ノ ・
K*´ー`ノ レ
L*・ー・ノ イ




361:通常の名無しさんの3倍
06/02/07 15:37:52
後ろ六文字は パ イ ロ ッ ト ♪ の方が良さそう。

362:通常の名無しさんの3倍
06/02/07 17:30:29
>>360
B*`д´ノ 「そこは『彼』じゃなくて『親』だろ」

E*‘-‘ノ 「…そうなの?」

A*^ワ^ノ 「Eが間違えるなんて珍しいね」

L*・ヮ・ノ.。oO(もしかして…Eちゃん、わざと間違えたのかな)

363:通常の名無しさんの3倍
06/02/07 17:35:19
A*^∀^ノ シ
B*`-´ノ ァ
C*´ー`ノ ア
D*^∀^ノ は
E*‘-‘ノ 可
F*゚ ー ゚ノ 愛
G*`-´ノ い
H*゚ ー ゚ノ ダ
I*@ー@ノ メ
J*‘-‘ノ 親
K*´ー`ノ 父
L*・ー・ノ ♪

I「大佐はダメ親父なんかじゃない!!!!」

364:通常の名無しさんの3倍
06/02/07 19:21:40
>>363
それはJだと思われ

J*‘-‘ノ大佐はカコイイ!

365:通常の名無しさんの3倍
06/02/07 22:54:47
>>363
C*´ー`ノ < “ア”が言えたからいいの…♪

366:通常の名無しさんの3倍
06/02/08 00:25:28
なにげにBがまちがってるよー


367:通常の名無しさんの3倍
06/02/08 12:00:37
A*^∀^ノ い
B*`-´ノ つ
C*´ー`ノ も
D*^∀^ノ あ
E*‘-‘ノ り
F*゚ ー ゚ノ が
G*`-´ノ と
H*゚ ー ゚ノ う
I*@ー@ノ お
J*‘-‘ノ 父
K*´ー`ノ さ
L*・ー・ノ ん

368:通常の名無しさんの3倍
06/02/08 17:26:38
(▼∀▼)<いい娘たちじゃないか♪
ヾ ゚ー゚ノ <そうだな

369:通常の名無しさんの3倍
06/02/08 17:50:26
ネタ投下
最初に謝っとく

370:帰ってきた… 1/7
06/02/08 17:51:58
「…朝か…ふあ~。」
アムロは目を覚ますと、気だるそうに一伸びした。
彼の一日はいつも通り始まるはずだった。
夜明けを模した人工の光。
いつもの部屋。
彼のお気に入りのガラクタたち。
いつもと何ら変わらない日常の光景だ。
しかし…
「あれ、何だこれ?」
アムロはふと視線を落とすと、シャツの中に林檎サイズの何かが二つ紛れ込んでいることに
気付いた。
ぷに。
アムロはその何かをつついてみると、林檎とは思えない感触を得た。
ぷにぷに。
二つの林檎サイズの何かの質感はゴム毬のようでもあり、饅頭のようでもあった。
いや、そのような回りくどい表現を用いずとも、彼にはその感触に思い当たるものがあった。
彼が今までの人生で何度か経験した感触。
彼の住むアクシズで、現時点では得られない感触。
しかし彼はその予想を即座に否定した。
なぜなら彼は男だからである。
寝ている間にボールかなにかがシャツの中に紛れ込んだのだと、彼は納得した。
だが、現実は得てして予想を裏切るものである。
「………ある…。」
アムロはシャツをめくると、彼の肌と同じ色をした林檎サイズの膨らみを二つ確認した。
「痛っ!」
彼は何かの冗談だと思ってその膨らみを思いっきり引っ張ってみた。
しかし完全に肌と同化していたそれは、多少形が歪むことはあっても、離れる気配は全く
なかった。
「まさか!………ある…何故だ…?」
アムロはとっさに閃いたある考えを確認してみた。
だが、下着の中には男性の象徴が当然のようにたたずんでいた。
アムロの頭はもはや収拾がつかない状況になってしまった。

371:帰ってきた… 2/7
06/02/08 17:53:01

ここで、少し時間を遡ってみることにする。

数日前からアムロは自身の体に不調を感じていた。
しかし彼は周りに心配をかけまいと、何事もないように振舞っていた。
だが結局、作業中に無理が祟って倒れてしまった。
「41度か…。普段健康なものほど大病にかかると言うが、君もそのタイプのようだな。」
いつもは呆けてばかりのシャアであるが、いざとなると頼りになる。
シャアはアムロが倒れたことを知ると、プルたちにてきぱきと指示を出し、たちまちのうち
に看護体制を整えた。
「ふはないなひゃあ。(すまないな、シャア)」
「ふ、困ったときはお互い様だ。」
「ぷるはひのほと、よろひふ。(プルたちのこと、よろしく)」
「無論だ。今は君は自分のことだけ考えていればよい。」
高熱で意識が朦朧としているため呂律の回らないアムロと難なく会話しているシャア。
「ほほえましい光景ですね。」
「何だか愛を感じるわ。」
「ホモ…?」
看護の手伝いをしながら大人二人の会話を聞いていたプルKとプルFがひそひそ話をする。
そこにプルEが何気なく『不適切な発言』を付け足す。
「無駄口たたいてないで点滴用の栄養剤持ってきて。」
「大佐は本当は優しい人なんです!」
耳聡く姉妹のひそひそ話を聞いていたプルIとプルJが3人に不快感を示した。
こうして、このような調子で3日間アムロの看護が続いた。
当然、この間のアムロは食事を摂ることができず、栄養剤の点滴で栄養補給することになった。

372:帰ってきた… 3/7
06/02/08 17:53:54

「もうどうなってるんだ…?」
自分の肉体の異様な変化を把握したアムロは半ば呆然としていた。
「アムロ、今日の調子はどうだ?」
そこに、流動食を持ったシャアが入ってきた。
連日のアムロの容態の経過を見て、そろそろ食事が摂れる頃合だと判断していたのだ。
「………」
「シャア?」
シャアはベッドに腰をかけているアムロの姿を確認すると、言葉を失った。
彼の視線の先には、とうにシャツを脱ぎ捨てていたアムロがいたからだ。
「あ!シャア、実は…」
アムロは慌ててシャツを羽織ると、改めてシャアに声をかけた。
「………」
シャアは今度も反応を示さなかった。
それどころか、そのままその場に崩れ落ちた。
なお、倒れた衝撃のせいかそれ以外の衝撃のせいか、鼻の辺りから少し出血が見られた。
「あれ、シャアどうしたのー?シャア!?」
少し遅れてきた今日の看護当番のプルAが部屋に入ると、倒れているシャアを見てそう叫んだ。
「どうしたの?」
「なになに?」
プルAの叫び声を聞いて、すぐにプルたち全員がアムロの部屋に駆けつけた。
「とりあえずシャアを部屋に運ぼう。」
気を取り直したアムロが自分の肩にシャアの腕をかけ、シャアを彼の部屋まで運ぶことにした。
「あれ、アムロもう大丈夫なんだ?」
「ああ。」
シャアが倒れたことと、アムロが無事回復したことの二つの重大事件のおかげで、幸いなこと
にこの段階でアムロの身体の変化に気付いた者はいなかった。

373:帰ってきた… 3/7
06/02/08 17:54:43
「これでよし、と。」
アムロはシャアをベッドに寝かせると、ようやく一息つくことができた。
ぷに。
しかし彼が一息つけたのはわずか一瞬のことだった。
ぷにぷに。
「柔らかい…」
アムロに違和感を覚えたプルEが、その違和感の原因を指でつついたのだ。
「プ、プルE?ダメだよ。」
プルEにつつかれていることに気付いたアムロが優しく制止しようとする。
しかし…
「あれ、アムロにおっぱいがあるよ!」
「あ、あたしも触りたい!」
「一体どうしたんでしょうね?」
「ふふふ、これでシャアも落ち着くんじゃないかしら。」
「プルF、またそんなこと言って!」
「アムロにおっぱい…?(わたしより大きい…!?)」
アムロとプルEのやりとりを見て、たちまちプルたちが大騒ぎを始めた。
「アムロはママになったの?」
そんな中、プルLが小さな声でアムロに尋ねた。
「う~ん、確かに胸は膨らんだけど、完全に女性になったわけじゃないんだ。」
収拾がつかないと悟ったアムロはとりあえず今分かっていることを素直に話すことにした。
「…だから今は少し胸が大きいだけで正真正銘の男なんだよ。」
「じゃあアムロはママじゃないんだ。」
ほっとしたような、がっかりしたような複雑な感情を抱きながら、プルLは一応納得した。
「おっぱいあるのに何で女じゃないの?」
「ふふふ、プルI、プルJ、アムロが女性にならなくて良かったわね。」
「もう、プルF!」
またしても喧噪が始まったが、プルたちはアムロの現状について一応の理解を示した。
ただ、何故アムロの身体に変化が起こったのかについては誰も分からなかった。

374:帰ってきた… 5/7
06/02/08 17:55:39
「すまないが静かにしてくれないか?」
喧噪の続くシャアの部屋で、その部屋の主の声が響いた。
「気がついていたのか?」
「ふ、こう騒がしくてはおちおち寝ていられんよ。」
アムロはシャアの顔色を確認すると、安堵の表情を浮かべた。
「アムロの看護で疲れがたまってたのかもしれん。少し休ませてもらえないかな?」
シャアはプルたちに暗に退室を促した。
「アムロ、君には少し話がある。」
プルたちとともにシャアの部屋を後にしようとしていたアムロを呼び止めた。

「おそらく点滴の栄養剤が原因だ。」
「どういうことだ?」
「実は途中で応急セットの点滴用の栄養剤が切れてしまったので、仕方なく医務室の栄養剤
を使うことにしたのだ。」
アムロの質問にシャアが訥々と答える。
「医務室の栄養剤だと?」
「ああ、プルたち用に調整された栄養剤だ。おそらく成長促進の女性ホルモンが大量に含ま
れていたはずだ。」
シャアはアムロの身体に起こった現象の原因についての推論を述べた。
「なるほど、道理で胸が膨らむはずだよ。」
「ああ、しばらくすればまた元に戻るから問題ない。」
シャアの話を聞いて、アムロは彼の処置を軽率だとは思わなかった。
アクシズという閉ざされた空間の中で、貴重な物資をやりくりして自分を回復させてくれた
シャアに対してアムロは素直に感謝した。
この程度の副作用は大目に見ようと思った。

「分かっていると思うが、この件はプルたちに内緒にしてもらうぞ。」
「ああ、辛い思い出を蒸し返す必要はない。」
そのため、アムロとシャアは、今回の原因について適当な理屈をでっちあげた。

375:帰ってきた… 6/7
06/02/08 17:58:02

「大佐、鼻血出てますよ…?」
プルJはシャアにティッシュを差し出した。
シャアの視線の先には、エプロン姿で夕食の支度をしているアムロがいた。
普段通りの光景だが、いつもと少し違う感じがする。
きりっと締まったヒップライン、艶っぽい唇、年齢より若く見える張りのある肌。
そして、決して大きいわけではないが、存在感のあるバスト。
シャアはその相手が男であることを頭では十分理解していた。
これまで何度も、モビルスーツで、そして己の肉体で拳をぶつけあってきた相手なのだ。
しかし、シャアは沸きあがる倒錯した感情を否定できないでいた。
「なんかシャア嬉しそうだね。」
「そう?わたしは困ってるように見えるけど。」
「また鼻血…」
食堂で座っていたプルたちがシャアの様子を見て口々に感想を漏らした。

376:帰ってきた… 7/7
06/02/08 17:59:15

それから数日、シャアは悶々とした日々を過ごした。
恒例の二人きりの晩酌も、気まずくて遠慮していた。
しかしある日、シャアは画期的な(?)アイデアを思いつき、意を決して実行することにした。
「アムロ、たまには男同士一緒に風呂にでも入らんか?」
シャアは入浴の支度をして、そう言いながらアムロの部屋を訪ねた。
「………」
「ああ、まあいいだろう。」
シャアは床に座ってジャンクをいじっているアムロの姿を確認すると、言葉を失った。
「あ!シャア、実は…」
「………」
アムロは立ち上がると改めてシャアに声をかけた。
シャアは今度も反応を示さなかった。
「やっと胸がへっこんだんだ!」
「…急用を思い出した。」
シャアはアムロの身体がすっかり元に戻ってことを知ると、ひどくがっかりした様子でアムロ
の部屋を後にした。
なお、彼の瞳にはうっすらと涙が滲んでいた。
「全く、変な奴だな。」
アムロはがらりと態度が変化したシャアを不思議そうに見送った。

「私はどうかしてたよ、ララァ…」
その晩、シャアは刻の涙を流した。

377:帰ってきた… 
06/02/08 18:01:49
最近書いてる密室スレのノリで書いてみた

正直スマンかった
今は反省している



378:通常の名無しさんの3倍
06/02/08 18:33:52
>377
いやいやいやいや、GJ!
大佐殿は風呂で「男」を確認したかったのか?それとも・・・

あ、ついでだから虐待スレも・・・いや、なんでもない。スマソ orz

379:通常の名無しさんの3倍
06/02/08 19:15:26
大佐…あんたロリコンマザコンシスコンの変態三冠王なのに
この上ホモまで加える気ですかいw

380:通常の名無しさんの3倍
06/02/08 19:47:00
プルスレは連動しているのですね。

381:通常の名無しさんの3倍
06/02/09 01:00:01
>>379
某スレではホモまで入った筋金入りの変態だが・・・

382:通常の名無しさんの3倍
06/02/09 11:29:25
A*^∀^ノ 私
B*`-´ノ 達 
C*´ー`ノ ラ
D*^∀^ノ ラ
E*‘-‘ノ ァ
F*゚ ー ゚ノ の
G*`-´ノ 身
H*゚ ー ゚ノ が
I*@ー@ノ わ
J*‘-‘ノ り
K*´ー`ノ な
L*・ー・ノ の?




383:通常の名無しさんの3倍
06/02/09 14:06:40
ア「身代わりなものかよ!!プルたちはプルたちさ」
シャ「冗談ではない!!そうとも、代わりなんかではないさ」

384:通常の名無しさんの3倍
06/02/09 14:42:43
A*^∀^ノ あ
B*`-´ノ り 
C*´ー`ノ が
D*^∀^ノ と
E*‘-‘ノ う
F*゚ ー ゚ノ 大
G*`-´ノ 好
H*゚ ー ゚ノ き
I*@ー@ノ お
J*‘-‘ノ 父
K*´ー`ノ さ
L*・ー・ノ ん

385:通常の名無しさんの3倍
06/02/09 21:34:42
A*^∀^ノシ
B*`-´ノャ
C*´ー`ノア
D*^∀^ノ「
E*‘-‘ノヌ
F*゚ ー ゚ノル 
G*`-´ノポ
H*゚ ー ゚ノヌ
I*@ー@ノル
J*‘-‘ノポ
K*´ー`ノ!
L*・ー・ノ」

386:通常の名無しさんの3倍
06/02/09 22:05:42
ヾ ゚ー゚ノ
  ⊂彡☆))Д▼) ガッ

387:通常の名無しさんの3倍
06/02/09 23:42:33
 / ̄ ̄/_7_7 __/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7__/ ̄/_/_7_7
..  ̄ .フ ./  /__  __  / ./__  __  / ./__  __  /  /__  __  / /__  __  /
 __/  (_ _./  //  /  ._./  //  /  _./  //  /   _./  //  / . _./  //  /
/__.ノゝ_/ |_ノ |_/.    |_ノ |_/  . |_ノ |_/   |_ノ |_/   . |_ノ |_/
             \\\              //
             \ \ \\\  r'⌒⌒ヽ    ///  //
              \ \  (⌒\ ( rνyy'ソ⌒レm)///  ガッさせてもらう!!
             \\ (mJ \ ヽヽヾ#゚Д゚ノ/ レm)レm)/    
             \\ \\(mJ(mJ∩]¶[ イレm)レm)レm)/     まてアムロこれは
           (´⌒;; \\ (mJ(mJ(mJ| .|/ノハλ) //レm)/;;⌒`) ;;⌒`) ガッのレベrwせdrftgyふじこlp「;」
 (´⌒;;   (´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;(´⌒;;/(mJ(mJ#Д▼||l レm)/;;⌒`);;⌒`)    
  (´⌒;; (´⌒;; \从从从从从(___へ_ノ ゝ__ノ从从从从从//;;⌒`);;



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