06/10/21 16:03:34
ケンプファーのビーム兵器搭載型とか登場させられんものかの…?
635:通常の名無しさんの3倍
06/10/21 20:10:28
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ノ ヾ、 / i! ! \_ ̄i i l r‐へ.__ ゝ. \ /
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636:新設定で書いてみました
06/10/22 09:26:45
特別命令第9号
デラーズ・フリート司令部
宇宙世紀0084年3月10日
「三年の長きにわたり、比類なき有機と豪胆を示しつつ軍務を全うしてきた我等は、
その過程においてあまりにも大きな犠牲を払ってきた……いまやこれ以上の抗戦は絶望的であり、
士官諸君が兵と共に仮の故郷へ帰還すべき時が来た。未だ果たせぬ復仇の日はいずれ訪れる。
諸君、今は耐えるのだ。生きてこそうる事の出来る、真の栄光をこの手に掴むその日まで。
その時こそ、ジーク・ジオンの勝鬨は遍く祖国に響き渡らん」
―エギーユ・デラーズ中将
(デラーズ・フリート解散時の発表より抜粋)
637:通常の名無しさんの3倍
06/10/22 09:28:42
連邦軍乙事件
連邦軍乙事件は、宇宙世紀0083年10月13日におきた、
ガンダム試作2号機(RX-78GP02A)強奪未遂事件のことである。
この事件の背景には、連邦軍内部に旧ジオン公国軍残党によるスパイ網の構築が深く関与していたと思われる。
※ちなみに連邦軍甲事件とは、一年戦争時のオデッサ作戦における、エル・ラン中将の裏切り行為である。
摂軍体制(現代政治-15)
デラーズ・フリート合流後のアクシズ内での政治的対立構造を示す言葉。
摂政ハマーン派対デラーズ派の争いからこう呼ばれるようになった(後にキャスバル派などもこれに含まれることになる)。
宇宙世紀0087年の第二次ジオン独立戦争では、一年戦争時のザビ家もかくやの派閥抗争を始める。
―高校宇宙史用語集(P518)
(財団法人ブッホ・コンツェルン出版、0106年版)
638:通常の名無しさんの3倍
06/10/22 09:31:28
0086年、アクシズ
「ジオンは、後10年は戦える」
これは一年戦争時のある有名な軍人のセリフである。彼の言動には明らかにおかしいものが多々あったが、この言葉は本当であった。
ジオンは敗北したが、戦闘行為を継続するに足る物資は山のようにあった。7年もの長きに渡って残党軍が活動できたのは、
このジオンの遺産のおかげある。しかし、この遺産も尽きかけようとしていた。
(結局、誰にもわかっちゃいなかったんだ)
オオイ大佐は暗く沈んだ表情で、二度と上昇することの無いグラフを見て思った。
彼はアクシズでの補給担当将校であり、誰よりも戦略物資の重要性を説き続けていた。
(彼等を受け入れたのが間違いの始まりだったのだ…)
639:通常の名無しさんの3倍
06/10/22 09:34:51
2年程前、地球圏に残り徹底抗戦を掲げていたデラーズ・フリートがアクシズに合流した。
彼等が合流した理由は、「星の屑」と呼称された作戦が失敗したからだった。この作戦は緒戦から失敗の連続であった。
ガンダム試作2号機の強奪失敗に始まり、地球上での度重なる敗北、そして拠点である茨の園を奇襲されることによって終わった。
彼等が行ったことといえば、貴重な物資と人命を浪費しただけだといえる。
そしてアクシズは彼等の尻拭いを負わされる羽目となった。連邦軍に敗北した彼等が助けを求めたからだ。
確かに彼等の合流により直接的な戦力は増加したが、合流した者達が消費する物資の方が問題であった。
この2年間でアクシズ内の物資の保有量は急激に低下していた。
要するに、アクシズは重度の栄養失調に陥っているのだった。その死がそこまで迫っている。
「7年前も似たようなものだったな…」
戦争経済の崩壊が迫り、アクシズ内では連日のように地球帰還(連邦軍との交戦)の会議が開かれている。
このままではジリ貧だ。ならば、戦略物資に余裕があるうちに乾坤一擲の決戦に打って出る。
このような意見が大勢を占めていた。意見の相違は作戦目標だけだといえる。
7年前も連邦の経済制裁によってこのような状況に陥ったと思い出していた。
果たして今回はどうなるのだろうか、オオイ大佐は暗鬱たる思いであった。
640:通常の名無しさんの3倍
06/10/22 09:36:59
宇宙世紀200年に出版された仮想戦記の感想なので、新設定を考えてみました。
一年戦争から「星の屑」作戦開始までは史実と同じ歴史です。
デラーズ・フリート→「星の屑」作戦早期失敗により、戦力の大部分を保ったままアクシズに合流(主要メンバーは全員生存)。
アクシズ→ハマーンはアクシズの実権を完全には握れず、デラーズ派+諸勢力と派閥抗争を繰り広げる。
また戦力は増強されたものの長期間の作戦行動が難しいため、史実より早期の地球圏侵攻作戦を目論む。
地球連邦軍→観艦式での被害無し。「星の屑」作戦が失敗したため、地球連邦政府にジオン残党の脅威を植え付けることはできなかった。
ティターンズは結成されたが史実よりも小規模で一部精鋭による独立部隊(ペズンの教導団レベル)。
地球連邦軍の実権は、ティターンズ・エゥーゴのどちらにも属さない主流派閥が握っている。
エゥーゴ・カラバ→ティターンズ勢力が史実より小規模なため結成されていない。
アクシズ(戦力増強)VS地球連邦軍による、グリプス戦役よりも大規模な、第二次ジオン独立戦争です。
これからの展開としては、アイアン・フィスト作戦(ソロモン、ア・バオア・クー同時占領)を考えています。
とりあえず職人さんと御大の文体を真似て、微妙な設定で書いてみましたが、まずそうだったりしたらやめておきます。
641:通常の名無しさんの3倍
06/10/22 15:17:26
>>640
職人のいない過疎スレなんで書いてくれるとありがたい
どんな内容でも叩く奴は叩くし、気にしないで投下してください
その設定では、シーマ艦隊やアナハイムとかの扱いがどうなっているのか興味があるのでよろしくお願いします
642:通常の名無しさんの3倍
06/10/25 16:40:34
同時刻、アクシズ、第505回戦略諮問会議
その日の会議も怒号と罵声につつまれていた。
「我々は7年待ったのだ!ジオン再興の為に!」
ソロモンの悪夢、ケ号作戦の英雄は、狂気を秘めた眼で言い放った。
「我等の戦いは、真の開放を掴みとるまで終わることはないのだ!」
要約するならば、彼等デラーズ派の主張はこうであった。
ジオン再興の為には、連邦宇宙艦隊の撃滅が必須である。
そのため、地球圏帰還と同時に戦略拠点を奪還し(第一期作戦)、来るべき艦隊決戦(第二期作戦)に備えるというものだ。
ここでいう戦略拠点とは一年戦争時の宇宙要塞であった、ソロモンのことである。
珍しいことであるが、この作戦案はハマーン派も賛成であった。
「しかし、それも時間が問題だ。我々に残された時間は余りにも少ない」
大声の演説を遮り、ミネバ・ザビの摂政ハマーン・カーンが発言した。
「そこで提案がある。時間と物資を最大限有効に使うために、多方面同時奇襲作戦はどうだろうか?
地球圏からの偵察によると、幸いなことに連邦軍の戦力は縮小されているという。
我々の保有戦力でも各個撃破の可能性が高いということだ。
この作戦が成功すれば、ジオン本国であるサイド3の奪還も夢ではないぞ」
643:通常の名無しさんの3倍
06/10/25 16:44:01
サイド3の奪還。この言葉に会議へ出席していた者達の大半が賛同の声を上げた。
「実際の作戦計画はどうなっているのですか?」
先ほど演説を行っていた将校が、話の大きさに我慢が出来なくなり尋ねた。
「作戦名はアイアン・フィスト。史上最大の一大反撃作戦である」
ハマーンは側近に図面を用意させると、その図を指揮杖で示し語り始めた。
「地球圏帰還予定の0087年10月中旬に開始するこの作戦は二段階に分かれている。
アクシズより先行出撃した艦隊によるソロモン奪還<アイアン>と、
アクシズごとア・バオア・クーで決戦を行う<フィスト>だ。
我々はこの作戦によって敵要塞と駐留艦隊を一気に包囲殲滅、
クリスマスまでにはサイド3を占拠するつもりだ」
反論はなかった。こうしてアイアン・フィスト作戦は承認されたのだった。
宇宙世紀0086年2月6日、アクシズは核パルスエンジンを点火し地球圏へ向け発進させた。
地球圏到着まで約一年半、戦争の季節が再びめぐってきたのだった。
644:通常の名無しさんの3倍
06/10/25 17:03:36
待ちに待った時がきた!!
ガンガレ
645:通常の名無しさんの3倍
06/10/26 14:17:13
新職人、激乙!
ガトーがなんの機体に乗ってるのかすっげー気になる!
646:通常の名無しさんの3倍
06/10/26 19:37:11
やべえ、燃えてきた
職人さんがんがれ
647:通常の名無しさんの3倍
06/10/28 01:44:53
ノイエ・ジールだったら熱いな。
ガンダム三号機が出ない限り、蹂躙していきそう。
とはいえ、核が使われていない以上、ガンダム計画は進行中か・・・。
648:新設定の作者 ◆u2zajGCu6k
06/10/28 09:39:11
0086年12月24日、サイド1宙域、地球連邦軍T3部隊、アレキサンドリア級<アスワン>
「やっと新型が届いたようです。まさにクリスマスプレゼントですね!」
アスワンの通信士であるケイト・ロス少尉は艦長へにこやかに報告した。
「そうだな。だが本来ならば量産されていて然るべき機体だぞ、連邦軍の予算不足もひどいものだな。
まぁ、それはいい。とにかく整備を急がせ作戦には間に合わせるぞ」
艦長のオットー大佐は、MSと一緒に届けられた作戦書を読みながら答えた。
宇宙世紀0084年、地球連邦軍内で新たなる部隊が発足した。
それは精鋭部隊であるティターンズを利用し、新型MSの実戦評価試験を行うことを目的とした、
MS実験小隊「ティターンズ・テスト・チーム」、通称T3隊である。
だが、彼等の任務はすぐに低調なものとなる。それは、新型MSの開発が一時期凍結されたからであった。
一年戦争後、ジオンの脅威もなくなり、連邦軍の予算は毎年減額されていった。少ない予算をやりくりする中で、
削減の対象となったのはMSであった。MS派の将校達からは抵抗を受けたが、彼等にはGP計画という苦い過去があった。
結局、連邦軍は艦船の維持を優先させたのだ(未だ連邦軍内で大鑑巨砲主義者が多いことも原因だろう)。
そのためT3隊は結成から数年の間、既存のMSを改修した機体のテストを行っていたのだった。
649:新設定の作者 ◆u2zajGCu6k
06/10/28 09:42:13
MSデッキにはちょっとした人だかりができていた。
「これが新型機、まるでジオンみたいだ…」
新型として搬入されてきたMSはザクを連想させた。
「そりゃそうだろう」
整備班長のヘンドリックが疑問に答えた。
「YRMS-106はジオニック社の技術を使っているからな。それに外見はザクでも中身は全然違うぞ。
脚部スラスターからビームライフルまで装備されている。整備のしがいがあるってもんだ。
それに油を売っている暇はないぞ、艦長から急ぎの整備命令だ!」
「通信が入りました。<アスワン>は後続と合流し、
特殊作戦に従事する<リリー・マルレーン>を護衛せよとの事です」
ケイト少尉の報告に、オットー大佐は怪訝な表情を浮かべた。
「<リリー・マルレーン>だと。聞き覚えのない名前だ。新造艦か?」
「データベース上ではジオン残党から接収したザンジバル級のようですが…」
(予算不足の軍は戦利品まで使用しないと艦隊が維持できないのか)
オットー大佐は連邦軍の前途を不安視した。このまま予算不足が続けば、
これ以上の昇進は望めない。年金をもらうことすら怪しくなってしまうだろう。
「それにしても、ジオンの技術を導入して作られたMSが、
ザンジバル級を護衛するとはな。私達はいつからジオンになったのだ?」
「これも歴史の皮肉というものですね…」
歴史の皮肉はそれだけではなかった。彼等とその護衛する艦艇が向かっていたのは、
30バンチコロニーという場所であった。後に30バンチ事件と呼ばれ、
連邦軍内の派閥を大きく二つに分けることなる事件の舞台である。
650:新設定の作者 ◆u2zajGCu6k
06/10/28 09:52:32
これでようやく序章が終わりました。思ったよりも長くなりました…
次からは本格的な戦闘が始まっていく予定です。
物語の中でも触れていますが、連邦軍のMS開発が一年ほど遅れています。
逆にアクシズの方は戦力温存をしないので、ZZ時代のMSも少し出てきます。
量の連邦と質のアクシズという戦いになるかなと。
これからも少しずつ書き上げていくので、皆さんよろしくお願いします。
651:通常の名無しさんの3倍
06/10/28 21:19:39
>>650
乙!楽しみにしてます
652:通常の名無しさんの3倍
06/10/31 15:57:28
同じく楽しみにしてるっす!
653:通常の名無しさんの3倍
06/10/31 16:41:27
前のはジオン勝つのかわからんけど
これは負けたのね
ふむふむ
654:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 21:42:46
>>643
アイアン・フィストいいね
大ちゃんだね。
アイゼン・ファウストにしてもよかったかも