06/12/30 20:29:25
醜態を晒け出しているカガリはとても醜い。しかしそれ故に美しくもある。
理性をかなぐり捨てた人間の本性、それは自然への回帰であるのかもしれない。
私は足の動きをゆっくりとした大きな動きに変えて、スカートをたくし上げる。外気に晒された脚が気持良い。少しばかり火照っていたようだ。下着は湿気を帯びている。下着を横にずらし、私は私の敏感な部分を露出する。
そして、下腹部に力を込めて黄金の液体を彼女に振りかける様に放出する。
放物線を描きながら彼女に液体はかかり、彼女は嬉しそうに口を開けて顔で受け止める。
私はある種の解放感と、背中を撫ぜる様な背徳の快感を覚える。
ああ、なんて素敵なんだろう……
倒錯した私の感情の奔流は暴走を始める。 余計な衣服を脱ぎ捨て、私はカガリに覆い被さる。
お互いの敏感な場所を擦り会わせ、胸の膨らみを付き合わせる。
そしてお互いに唾液を交換するようなキス。
打てば響く、とはこの事だろうか。彼女は果たしの動きに対して私が望む動きで返してくれる。
どちらかが絶頂に達しても、残されたどちらかが飽く無く求め、快楽の火種は消えはしない。
一瞬が永遠に、永遠が一瞬に。
理性を捨てて、自然に回帰する。それは獣の営み。
しかしそれは甘美な官能。
熱いパトスが共振し、終わる事のない円舞曲を奏でる。
そう、それは永遠に……
―to be continued―