種・種死の世界にXキャラがいたら-コーヒー17杯目- at SHAR
種・種死の世界にXキャラがいたら-コーヒー17杯目- - 暇つぶし2ch195:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 21:25:49
>どこまで卑劣なのでしょうか、あの方は!
そっくりそのままお返しします
>未来は、あなたの勝利に終わるはずでした
アレを勝利と呼ぶのか?

などなどツッコミどころが結構あるけどいいたいのはただひとつ
GJ!!
続き楽しみです

196:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 21:40:07
今回のお茶目っぷりとアスランのツッコミというかおしおきと言うかを
甘んじて受ける所にミナ様の懐の深さを感じた…(*´Д`)

ていうか直前までのシリアスムードが一発で吹き飛んだwwwww


197:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 21:41:17
>>195
勝馬に乗るって点では勝利だろう
もっとも監督サマですら納得した訳じゃないみたいな言い分だが

もしくは負債の関わらない世界での未来とか…
夢見過ぎだな俺、スマソ

198: ◆yb4dHGjFao
06/09/22 21:48:56
「私の存在価値ってなんだろう・・・」

ルナマリアがへこんでいる。

「機体がなかったせいで出番がないのは仕方ないとしても・・・『軍服をピンクのミニスカに改造しているアホ毛』は無いじゃないのよぅ・・・」

本気でへこんでいるようだ。語尾にいつもの力が無い。

「ねぇ、あんたは私の存在意義ってなんだと思う・・・?」

存在意義・・・存在意義・・・えー・・・

「そ、そりゃパイロットとして・・・」
「シンとか艦長とかに混ざって自慢できる腕・・・?」
「あー・・・その、シンにとって姉みたいな存在で・・・」
「その役はミナ様に盗られちゃったじゃない・・・」
「お、お色気要員とか・・・?」
「ステラ・・・」

まいった。本気で思い浮かばない・・・あ!

「艦内のマスコットだ!」
「そう・・・私はシンタやクムと同じレベルなのね・・・あはは・・・は・・・は・・・」



Dインパが復活したんだ!次こそ活躍の場がある・・・かもね。

199:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 21:57:05
ミナ様サイコーだwwwww
何気にティファが微妙に影響されようとしてるし…
アスランも今まで焦燥シリアスっぷりを一気に吹き飛ばしたなー、まだ予断をゆるさないけど
けれども個人的に、今回のMVPは目の前の敵よりも、力なき人のために迷わず向かったガロードとシンですね!
大局的に見ればラクスを追ったほうがよかったのかもしれませんが…それでこそ主人公コンビ!

しかし、偽議長よ、あそこはプラント打つよかフリーダム沈めといた方が後々にいいんでないか?
それだけネグザスに自信があるんでしょうが…
しかし理屈もなく、(目に見える)力も打ち破られ、未来を提示せず、といいとこなしなのにそれでもなお能力を発揮するラクスがすげー
というより、それでもなお言葉1つでどうにかなると信じきってるラクスは確かに人間じゃない

200:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 22:00:31
ルナへ
つ艦内のムードメーカー

201:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 22:04:33
ちょwwミナ様www太陽拳wwwww笑いすぎて死にそうw

202:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 22:10:53
ルナへ
つステラの親友


203:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 22:22:08
>>198
>マスコット
保健所のflash思い出したw妙に顔でかいあれ。

204:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 22:34:09
太陽拳最高!
ガンダムX最悪!

205:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 22:55:11
いまさらだがGっJ!!!
太陽拳で大笑いしたが、なによりゴスロリティファに萌えもえだ!
・・・描こうかな

206:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 22:58:37
>>205
なにも考えずに(ry
君たちは希望の(ry
俺の声が(ry

207:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 23:05:33
あや。
俺も描こうかと思ったけど…んじゃ>>205の後に同じ服でミナ様行くかな?

208:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 23:09:26
>>207
出来ればゴスロリ(幼)ミナ様でお願いします。

ところで小さい頃のミナ様はギナとほぼ見分けつかなかったらしいし案外ユウナがゴス服渡したのギナだったりして........
しかもミナ様がティファに渡したのはギナの部屋から出てきた遺品だったりしたら笑うしかない。

209:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 23:11:36
>>205>>207に期待

210:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 23:13:43
>>208
ユウナが告ったのは(ミナ様と間違えて)ギナだったと今でも思っている俺ガイル

211:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 23:25:58
そりゃこっぴどく振られるわww ユウナカワイソス

幼少と言わず成長後もそっくりだからな。
マティスマティアスみたく二人してゴスロリ着てればいいよもう。
そんなことを思い出しながらティファに着付けするミナ様萌エス
年の離れた妹をかわいがる感じで。

212:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 23:30:55
さてと、そろそろ貼っとくかね
URLリンク(yy44.60.kg)

213:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 00:56:16
今回はネタも満載でワロタw

214:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 04:50:59
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ヽ  ゙ヽ  ゙           ., "                    ゙.、           _,,,-‐
  ,,_   /゙ヽ        ,,                        ヽ,      /゙ヽ‐'"ヽ
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   ─'''''''''─‐'''"~   .ノ                          .|.゙ヽ、     -
゙''     _,,,-    ,,,,-‐"                           |、,,-、゙'ヽ
         ,,-‐'.、,_|                           ,.-┴‐─'''""
        ゙''ヽ‐-、,,,|____                        ヽ        ̄''''
      ""''        ),‐-、      O    O        ___  ゙l‐、--┬┐
         ,,,,,,,---、--‐''l|:::::::::\                /::::|l .//_  / ノ  -‐''
       ヽ/ ゙、 ノヾ、 ''‐.、:::::::\    O    O    /::::::::::|ll / ゙ヽ|,,-‐'"
        \ヽ  /'" ゙、   \::::\           /:::./ ̄ /,,, l"~  ,,,-'''"ヽ  ,-''"
      ,-、   ゙"'''ヽ ,-,゙、  ゙ヽ、\:::\ O    O ./:/-‐   ./二-゙ヽ‐'"::::::\/  /
      ゙、::.゙'''''‐┬'"ヽ-、 ゙、  ゙"''ヽ、\::\  | , l  //,'"-‐''  ./'" / /.:.:.:.:.:./ /
    ゙ヽ、, \.:.:.:.:.:゙、 \  ゙、 '''''==-゙''\::ヽ-| | |'''"‐''"~ニ''"~  /-‐'/  /.:.:.:.:.:.:/‐''"
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  └─┐  ┌─‐‐┘       |   〈├──┐      |_    __   _|
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    /  ハ  \         .|  ,、 __,,,,      .|        \,‐__二   .二_,,/
  、‐'"  /'"ヽ\  \        |  |、=‐" ノ  ⊿  |        |二二二  二二二|
  \_/ \_/  \_/        |_.| メ、'",,.-ヘ___ノ           ヽ'゙__ノ
                           ̄               

X運命氏GJ

215:故天津飯ことフリーマン
06/09/23 05:01:20
   |  ,-''l     | ,,-''l    |  ,,-''l    |  ,,-'l              |  |::::::   \
   |/  |  ,‐'''''|/  |  ,,''''|/  |   ,'''''|/  |   ,─ヽ、        |   |-─'''''ヽ、
   .|・  /  /:::::::::|・  /  /::::::::|・  /   /:::::::|・  /  /::::::::::lヽ       ヽ  |_,,-   \
   |_/  |::::::::-ヽ/  |:::::::-ヽ/  |::::::::-ヽ/  |:::::::/            ヽ
   .|    |::::// |    |:::://|    |::::://|    |::::://|             \二ヽ.
   .|     |::/   |    |::/  .|   |:::/   |    |:::/   |                /ヽ
    |ヽ_/:/o   /|ヽ_/:/o  /|ヽ_/:/o  ./|ヽ_/:/o  /               ヽ二|
   ヽ_\lイ,|.  / ヽ\‐イ |  / ヽ\‐イ|  / ヽ\イヽ  /               /,,,/
     ゙ヽ‐  ゙'"   ゙''ヽ‐  ゙'"   ゙'ヽ‐ ゙''"   ゙''''|‐--゙'"    ,,,          ,''"
      |  , ゙,,,,-‐''"|  , ゙,,,,,-‐'"|  , ゙,,,,,-‐'"|  , ゙,,,,-‐''"           ヽ_,,/
      /  ゙''"   /   ゙''"   /  ゙''"    /  ゙''" 
    /       /       /       /                      ,
   ヽ、_,-、    _ヽ、,-、    _ヽ、,-、    _ヽ、,-、    ,,,,,,,,               |
       ゙|  /  \ |   /  \ |   /  \ ヽ  /   \             |
まさか    ヽ- /    ,,\ヽ-/   ,,,\-- /   ,,,\--/   ,,-ヽ,           ./|
あそこで      \,,/   |   \,/   |  \,,/   |   \/    |         /:::::::|
太陽拳とは!     \,,,,,,,,ノ    \,,,,,,,ノ    \,,,,,,,ノ    \,,,,,,,ノ        /::::::::::::::|
X運命氏GJ       |        |       |        l,,,_        /::::::::::::::.:.:.:|
             ゙゙'Tヽ、     ゙''Tヽ、    ゙''Tヽ、      | ヽ       /,,,,,,,,_:::::::..:..:..|
              ゙、      /゙、     /゙、      /゙、     /   \::::::
              ヽ,,,,_,,/   ヽ,,,_,,/  ヽ,,,,_,,/   ヽ---,'''"      ヽ/


216:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 12:48:26
いきなりああ落とすとは思わなかった。

217:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 14:31:05
アウルってステラが生きてる事知ってるのかな

218:日記の人
06/09/23 17:50:09
スティングの日記
03ページ目「Friendship」

=======================

消えたい。だがそれは許されない
アークエンジェルに帰ってから幾度となく試みたが、痛みも苦しみもなく、無駄なことだと自嘲する

「誰か……俺を殺してくれ……」

矛盾も甚だしいが願わずにはいられない。その浅ましい願いを

何度かフレイが様子を見に来たが、皮肉にもその優しさが一層心を突き刺した

『絶望しないで』
『きっといい方向にいくよ』
『辛かったら、何時でも相談に乗るよ』

あああああああ、うるさいうるさいうるさい

「滑稽だな、スティング・オークレ」

ふと投げ掛けられた言葉ではっと我に帰る
振り向くと、そこには見知らぬ仮面の男がいた

「死した身でなお苦しむ意味があるのかな?」
「誰だ……貴様……?」
「私は君を嘲笑いに来た者だ」
「……貴様に何が分かるっ……」
「分かるさ。私は貴様の絶望を具現化したような存在だからな
故に貴様の滑稽具合が手に取るように分かる。ふふふ」

219:日記の人
06/09/23 17:51:41
「……だから……何が分かるってんだ!!」

何かにかきたてられたように飛び上がり、男の顔面を殴りつけようとしたが容易くかわされてしまった
怒りに息を切らせる俺をよそに、男は仮面を外し始めた

その面立ちに俺は目を見張った

「……お前は……!」
「理解したかな?」

うすら笑いを浮かべながら去っていく男
―仮面は宙に漂ったままだった
=======================


「おい、こんなことしていいのかよ」

呆れかえって通信を開く

「構わんさ。私の知ったことではない」

悪びれもせず答える男

「さぁ、行こうか」

男はハッチを強引に開け、『ソラ』に出た
俺もそれに続く

220:日記の人
06/09/23 17:53:06
30分前のことだ―

「お前の絶望とやらを聞きにきた」

俺は仮面を手渡しながら男に語勢を強めて問ただした
あれから色々と考え進めたが、妄想の域は出ず、直接的な手段を決心したのだ
そんな俺の問に、男は侮蔑に満ちた微笑を浮かべながらこう言った

「ただ教えるのでは興が削がれる
退屈していた所だ。手合わせ願おうか」

俺は言っていることが理解出来なかった―が、男が向かった先を見て直ぐに理解した
そう、俺たちは今、勝手にMSを拝借している
クルー達の混乱が容易に目に浮かぶ
しかし量産機というのが唯一の救いか

「喰らえ!」

引金を引き、ライフルを放つが、相手は事も無げにかわしていく
そこで俺は頭を切り替えた

「中々やるではないか、スティング
噛ませ犬にしてはな」
「俺は噛ませ犬じゃない!」

剣戟―鍔競り合い
戦い方が『アイツ』に似ている

「お前は、ネオの何なんだ!?」
「一矢報えたら教えてやろう!」
「……ファントムペインを……舐めんじゃねぇぇぇぇ!!」

蹴りを放って吹き飛ばす
しかし幽霊故にパイロットダメージが目的の格闘戦は無意味だと気付いた

221:日記の人
06/09/23 17:54:54
「それなら……」

ならば幽霊の利点を使ってやろう
目を閉じ、右腕でサーベルを構え、スラスターを吹かして突進する

「愚かだな!隙だらけだぞ!!」

降り注ぐ銃弾が身を削る―メインカメラ、右足、左腕

「勝った!!」

俺は勝利を確信した

眼前には仮面の男

拳を振り上げ叩き付ける

「なにぃ!!」

男は拳を避けるも、MSの操縦はおぼつかない
その間に押し寄せる機体―俺が瞬間移動する前までいた場所で、既に自動操縦に切り変わっている
故に単純な動きしか出来ないが、突進して剣を突き刺すことくらいは出来る
勝負は敵コックピットへ瞬間移動するまでの隙をやりすごした時点で終ったのだ

「この手があったか……」
「へへ、一緒に泳ごうじゃないか、暗い海をな」

高熱元体がその場を貫き、爆散する機体
しかし、不自然にも居残る二人、否、二つの思念

「ふふふ……」

男は似合わない、無垢な笑みを浮かべた

「はっはっはっ!!完敗だ!!」
「反則技だがな……ふふふ」

お互い腹を抱えて笑いあった
=======================

222:日記の人
06/09/23 17:56:03
=======================
しばらくして笑いが収まると、男は真剣な表情に一転した
俺も笑いが吹き飛んだ

「約束は守らんとな。私はな…」
「もういい。楽しかったからな」

もうどうでもよかった
苦しいとか、悲しいとかいう気分は先ほどの笑いで隅に追いやられ、
この男が何者で、どんな絶望を抱えているのかどうでもよくなっていた

「そうか」

男も満足げな表情であった

「……名前だけ教えてくれよ」

俺の問に、少しだけ男の表情が曇ったが、すぐにいつもの皮肉混じりの顔立ちに戻った

「私はラウ・ル・クルーゼだ」

俺に一人、友人が出来た出来事だった

~つづく~

223:日記の人
06/09/23 17:57:07
03ページの裏

=======================

『……私だけ仲間外れ……MS動かせたらなぁ……
というか、クルーゼに励ましてやってくれなんて言ったの間違いだったかしら……』
「おい、キラ!MSが勝手に動いたらしいぞ!」
「えっ……フレイ……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」
『私じゃないわよ!!』

~つづく?~

224:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 18:06:31
フレイ優しいなぁ…

225:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 18:28:59
幽霊になると皆性格が良くなるのかな…

226:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 18:29:48
盟主王も?

227:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 18:30:32
>>225
つーか生きてた頃の軋轢から解放されるんじゃね?
クルーゼの場合特に。
寿命も恐くなくなってるしねー。

228:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 18:53:34
そっか、クルーゼって短命なの呪ってたんだっけ

229:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 18:57:52
お、ティファ来てるw

230:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 18:59:26
日記の人乙。
量産機って何を壊したんだと思ったのは秘密だ。ムラサメか?

>>227
その上、この後はムゥネオの葛藤をにやにやしながら眺められるという娯楽まで待ってるしな。
案外幽霊というのはクルーゼに対しての救いなのかもしれん。
……死後の世界って所まで行ったら地獄行きだろうからな。

231:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 19:49:08
>>225
イデオン発動編というものがあってな

232:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 20:07:39
>>228
つ常人より短いテロメア

233:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 20:08:54
>>232
それは百も承知だが

234:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 23:43:59
>>231
                __         ____
               |  | _|_   __ __|  l| |
               |  ! i\ |O| |/.|  l| |
               |  |__|_( 凸 _)__|  l| |  <そんなのあったね
               〉 l|__|lヘ三,,ヘ|_| 〈_〈__、
             ,,__/__/ / ]i 目 _l [,,ヘ -f-fUiヨ
            《ヶ〕_〕__フ [l二|0|二l_] `l__l Lヒシ|
            `" ̄   _〕 ハ_ 〔_    ̄ ̄
                  「亘L| |」「亘〕
               |┃l.| | .l ┃|
                |\厂L_ロ 〔l_厂l.|ノ|
                L〔__l__/ \__l__〕」〕

235:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 23:52:15
今日は更新なしか・・?最近は毎日連載だったので、待ち遠しい・・・

236:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:06:40
毎日更新なんて贅沢の極みだが…人間ってのは恐ろしいな
それにすらも慣れてしまう



そして某ハンター漫画の長期長期長期長期長期休暇にもなれてしまう(´・∀・`)

237:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:24:43
ウッソとキラスレにいる俺からしたら、これぐらい何ともないぜ!

238:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:28:18
俺の行きつけSSは、週刊だし
好きな漫画はベルセルクとかバガボンドだし
全く持って無問題

239:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:34:54
俺も俺も
鬼畜王ランスからは6年新作5D待ったし、それから2年待ってランス6、
さらに今年の12月に2年ぶりの戦国ランスと年単位で待つことに馴れてるぞ

240:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:35:16
まちまち

241:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:37:27
アルスラーン戦記は待っていられなかった俺がいる

242:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:41:41
ダンシングウィズバンパイアは待てなかっ(ry

243:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:50:04
俺も年単位で延期したり、もうすぐ発売かと思ったらまた延期したり5周年記念を8年目にやったり
むしろ延期しないとガッカリされたりする某ゲームメーカーが大好きだからなんともないが
そろそろ雑談スレのがよくないか?

244:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:52:38
俺もメタルマックスを10年待ったクチだ

雑談行くか

245:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 00:53:40
お前ら氏ねよ雑談厨が

246:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 04:10:01
>>245
言い方はともかく同感。雑談してる連中は何しにこのスレに来てるの?
書く前にテンプレなり少し前のレスなり読もうよ。
あげくにゃ更新催促で職人にプレッシャーかけるような真似して…好意でこれだけの良作読ませてくれてる職人に失礼じゃないんか?

247:ノイマン公開日誌13頁目修正
06/09/24 07:58:00
宮殿の前に到着すると兵士が銃を突きつけて来た。
「貴様、何者だ!ここはキラ様のおわす宮殿だz」
「あ~れま、こんなところまでどうしたんだい、バレルロール殿?」
宮殿の中から虎が出てきて、兵士が慌てて敬礼をする。
「ま、こんなところで立ち話もなんだから入んなよ、とっておきの豆をだそう」
そう言って、虎は俺を宮殿の中へと招きいれた。

「なんだか友達が増えたようだ。嬉しいねぇ」
コーヒーを出される。当然、口は付けない。
「毒なんて入ってないよ」
俺の体や脳波に何か異変があったら、俺の頭のカツラ型爆弾に仕掛けたセンサーが
異常を感知してここいら一帯を、ニートやピンクともども灰にするぞ?
「…せめてコーヒーだけは自然のままを味わうのが僕の主義だ」
いつ、宇宙へ出るつもりだ?
カップに手をかけ、漂う香りとやや苦味のあるコーヒーを味わいながら尋ねる。
「5日後だ。やっと最低限の物資が確保の見込みができたんでね」
クーデターの被災者達はどうする?
「僕の考えることじゃないね。それに戦闘が起きれば犠牲はつきものだ」
ならばその犠牲をどうするんだ?
「それを考えるのも僕じゃない。官僚の仕事さ。国防は軍の仕事だが、
 社会福祉は官僚のお仕事だろう?きっと今頃彼らは会議の連続だろうね」
命を失った市民が大勢いるんだぞ?
「繰り返しになるが何が正しいかは僕が考えることじゃない。僕は彼女に従うだけさ」
こいつも所詮はピンクの手先、お人形に過ぎないということか。
お互い、眼が殺気立ってきたので、もう一杯、コーヒーを飲んで心を落ち着かせる。


248:ノイマン公開日誌13頁目修正
06/09/24 07:58:50
「あとキラの名前で、いくつか辞令が出た。ロアビィを三佐、シャギアを二佐に任命したよ」
あいつらの有能さは認めるが、佐官とまでなると、身内人事と陰口を叩かれるぞ?
お前やアニキのような正規の軍人ですらないんだ。
「…言ったろ、何が正しいかは僕が考えることじゃない」
マードックには家族がある、これから子供が金のかかる時期だ。
「キラに言っておこう」
キラ、か。本当にキラの意思で任官させたのなら、アークエンジェル時代から
「マードックさん」「ボウズ」と呼び合っていた、
整備班の長の任官を忘れるとは到底思えない。
つまり、そういうことだ。
席を立とうとしたとき、虎が金塊の入ったケースを出した。
「先払いしようか?」
その都度働く分にしてもらおう。
「…昨日は惜しかったねぇ」
この野郎、大きなお世話だコンチクショウ!!!!!!!!!
近くのクッションを投げつけてしまった。
やっぱり情報は筒抜けか!

(以下、ノイマンの頭の中)
ちゃんちゃかちゃんちゃん、ちゃちゃんちゃちゃんちゃん×2
カルト教団が風俗維持って、動き出したら~
ラブホが全部潰されてました~

チックショォォォォォ!!!!!!!!!

潰されてなければ、家に連れ帰らずに喰っちまえたのに!


尾行を撒いてから事務所に戻り、マードックに今日あったことを伝え、
もうここには来るな、と告げる。
任官は、奴らの下につく、ということを意味する。
俺はプライドを捨てたとしても、魂までを売り払うつもりはない。
だが、マードックには支えなくてはならない家族(ヒト)がいる。
軍人になれば、生活は安定するし、もしも、のときには家族に恩給も出る。
きっと、あのカルト教団が滅亡すれば、またともに笑いあうこともできるはずだ。
だから、その日まで、さよならだ…
「すまねぇ…」

こうして俺達はかけがえのない仲間と一時の別れを迎えた。
もし本当に、また皆で友と呼び合うことができる日が来たのなら…
いや、その日が来るまで生き続けよう…

どうやら死ねない理由が増えたようだった。

249:ノイマン公開日誌13頁目修正
06/09/24 07:59:38
出発の日、俺はあの人の墓に花を添えてから、戦場へと歩いていった。
再び花を持ってくることを心に誓って。

出発前に大天使の舵の調子を確かめていたときだった。
何の異常もなく、いつでも出発可能だ、と点検を完了した俺を呼ぶ声がした。
振り返った先にいたのは、あのオペ子だった…

なぜ!?一体どうして?なんでだよ、どうしてだよ、誰か理由を説明汁!!!!!!
…いや、落ち着け、俺。落ち着くんだ。クールになれ、髪の毛の色のような、
寒々しい青色のように、アイスのごとくクールになれ。
ビークール、Be COOL、Be KOOL!!!

やぁ、先日はお疲れ様。でも君、どうしてアークエンジェルに?
「はい、人事に異動願い出したらバルトフェルト隊長が気を利かせてくれたんです」
何度見てもカルト教団の信者にしておくにはあまりに眩しい笑顔で微笑みかけてくる。
そして明らかに周りの空気がおかしい。
そりゃそうだ、乗艦しているときは、ミリアリアと業務上の話をする以外に、
俺が女と話す機会など全くない。
周りからヒソヒソ話が聞こえてくる。
明らかに、「あいつら、なんかあるよな?」的な会話だ。
そしてオペ子の後ろにあるブリッジ入り口の扉から、
青鼻のドクタートナカイが隠れるときの仕草で
半身を壁に隠しながら虎がニヤニヤしながらこっちに手を振っている。
虎ぁ、貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
「これからよろしくお願いしますね~♪」
これが予想を超えた苦難の日々の始まりであったことをそのときの俺はまだ知らない。

大気圏を突破し、迎撃に出てきたザフトがしばしばちょっかいを出してきたが、
アークエンジェルは至って平和そのものであった。
というのも、ザフトは主にエターナルを狙ってくる上に、あっちには
まさにキチガイに刃物ともいうべき和田とミーティアがある。

以前、マードックに聞いた話だと、和田にはMCCシステムとかいうものが搭載してあり、
搭乗者の精神を安定させるシステムがあるらしく、
ニートの調子も極めてよかった。
だが、MCC…何の略だろうか。
メンデル…クローン…コーディネートシステム・・
………んな安易な略し方する訳ないか。

250:ノイマン公開日誌13頁目修正
06/09/24 08:03:04
話は戻るが、アークエンジェル自体が平和であっても俺が平和であるとは限らない。
理由は簡単だ。ことあるごとに俺にちょっかい出してくるオペ子のせいである。
オペ子はそのハイレベルなルックスにより、艦内野郎連合の中でもすぐに人気者となったのだが、
彼らを敵に回さないためにも、最初は、
表面上だけ対応して深く関わらないようにしてきたのだが、ここで思わぬ支障が出てきた。

艦のクルー達の視線である。
ある者は、戦場で何やってるんだ、という目で俺を見つめ、
またある者は、若いね~、といいたげな目をしている。
だが、圧倒的多数の視線は、
「俺達のオペ子ちゃんにつれなく振舞って、悲しませやがってぇぇぇ!!!!」
というものであった。
正直、冷静になれば、俺のようなモブキャラが「フツーなら」そんなモテるわけがないことは
少し考えればわかることだろうに、今のオーブ軍兵士の多くはカルト教団のせいでマトモな判断ができないようだ。

そして、具体的に生じる支障というのも、
ブリッジのシートに画鋲が仕込んであるというものから
操縦桿に落書きされていたり、部屋から出たところの上から黒板消しが落ちてきたり、
明らかに捨てアドとわかるアドレスから大量の「死ね」と666個記載してあるメールが
受信フォルダ一杯になるまで送り付けられたり、
配膳される食事の量が明らかに他の連中より少なかったりと、もはやイジメである。

しかし、それを知ってか知らずか、オペ子の攻撃?は止むことがない。
配膳される食事の量が少ないのを哀れに思ったのか、自分の分を
「ア~ン」させて食べさせようとしてくる始末。それも食堂の、皆が見ている前で。
嗚呼、殺意すら感じる。
食料ならロメロ達に渡されてこっそり持ち込んだレトルト食品半年分があるから要らないのに…
手を出したら一貫の終わりなのでひたすら忍耐の毎日なのだが、
そんなイジメとオペ子アタックに見舞われる日々の中で段々と
乗艦にあたり、こっそり俺が大量に持ち込んだ食料の中にあった酒に手を出す回数と量が増えていく。


251:ノイマン公開日誌13頁目修正
06/09/24 08:04:00
そんな中でエターナルにいる虎から通信が来る。
「まずは今日までの分、金塊を送っておいたよ」
そりゃまいどどーも。
「しっかし、君も我慢強いねぇ。据え膳喰わぬはなんたら、ってオーブの諺を知らないのかい?」
あれは据え膳ではなく、単なる餌だろうが。
「やっちゃえよ、我慢は体によくないぞ。それに君らが仲良くなれば
 僕らも、ナチュラルとコーディネーターの融和というものを示す
わかりやすいシンボルが出来て助かるしね。それに避妊具は艦にあるだろう?」
それが本音だろう、貴様。カガリが死んで、アスランが貴様らと対立の途を選んだ今、
新しいシンボルが内部的にも必要なんだろう。
それに貴様らの用意した避妊具なんて穴が開いていそうで恐ろしくて使えんわ。
「はっはっはっは、作ってしまってくれていいよ。出生率低下に悩むコーディネーターにとって
君みたいなイレギュラーな能力の持ち主の『ナチュラル』の子種は貴重だからねぇ」
…貴様、人をダビスタの種馬みたいに言うな。
「なんなら女の子はこっちで用意するからとっかえひっかえ孕ませてもいいぞ。
 君の遺伝子を受け継いだ子供が将来の僕達の艦隊を支えていく、
 さしずめピンクバレルロール艦隊ってとこかね。いやはやなんとも素晴しい。
 人件費的にも、対外的にもいい宣伝になる」
…残念だが、俺は技能を売り込んでも、魂や遺伝子まで売り払うつもりはない。
それにお前が言ってることは、あのキチガイピンクが火病ってテロりながら否定している
デュランダルのデスティニープランと全く同じなんだが、その辺りについての詳細をkwsk
「ではリストを作っておくから考えておいてくれよ」
人の話をまったく聞いていないところはキチガイピンクと同じ、
いやむしろ奴の教え、か。
そういって、虎は通信を切った。


252:ノイマン公開日誌13頁目修正
06/09/24 08:05:49
虎の不謹慎極まりない話を聞いて以降、新たな、そしてさらに深刻な問題が生じた。
端的に言えば、性欲の処理である。
奴らカルト教団がいつ、いかなる手を用いてくるかは皆目検討がつかないので、
なんだが迂闊に処理することもできず、日に日に欲求は高まっていく一方であったりする。
だが、そんな中であってもアークエンジェル内での日常は変化しない訳で、
俺への様々な嫌がらせは継続しているだけでなく、
さらに運の悪いことに、
休憩室で横になって眠っていたのだが、起きて目を開けたところに
俺を覗き込んで座っているオペ子の姿があり、視線が合ってしまう。

!?!?!?!?!?
……Be KOOL!Be KOOL!Be KOOL!
落ち着け、落ち着け、冷静な思考を取り戻すんだ、俺。
まずは距離を取れ。今の間合いは甘いどころじゃない。間合いを取る術を冷静に考えろ。
俺はアーノルド・ノイマン。某国某知事と名前が一緒。趣味は合コン。実は27歳…
そのとき、妙案が閃く。
ビックリした振りをして急に頭を上げて、頭をゴッツんこして、
痛がる振りをし、「イタタタ…」と痛みに悶絶する振りをしたまま
立ち上がり、歩いて物理的距離を開けよう。
我ながら見事な回避方法だ!さすが俺!
よし、せ~の、ん!?!?
頭を上げようとしたが…肩が動かない!
いや、正確に言えば肩を押さえつけられていて上半身の動きが封じられている。
クソ、さすがコーディネーターの馬鹿力。
って、そんなこと言ってる場合じゃねEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!
誰か助けて、いや誰か来てこんなところを見られた方がもっと困る!
いや、でも今の時点で勢いに呑まれたら身の破滅だし!
あーもう!どーなる!どーなんの!?どーなんのよ、俺!?
だからボスケテェェェェェ…
続く

>>赤い2連星様
遅レス失礼しますた。
提案というほどのことではないのですが、万が一ネタにお困りでしたら
オーブでスパイなんてどうでしょうか、という程度の話ですので詳細というほどのものはございません。
お気を害したのならお詫びします、スマソ┏タ―(;゚д゚)∵―ン

253:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 08:20:23
GJ!
ノイマンにグリニデ様が乗り移っててワロスwww

254:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 08:27:08
GJ!!

ボスぼくらをたすけて!!
……って、己がボスとちゃうんかい>>ノイマン

ま、AA自体が奴にとって敵地だから、この位の奇襲ですんでむしろ御の字か。

255:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 08:39:53
>253
むしろ前原圭一じゃないの。
なんかオペ子が愛用の鉈を持っておお暴れしたり。
医療部の看護婦さんが毒ガス撒いてラクシズを皆殺ししそうな気がするんだが。

256:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 09:04:23
まさに想像を絶する苦難!
戦えぼくらのノイマン!
負けるな!ぼくらのノイマン!!
AA組最後の「常識と良識」は君の双肩にかかっているのだ!!

257:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 09:34:35
ノイマン…L5を発症しやがって…

258:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 11:42:50
ノイマンガンガレ!

しかし今回の虎の発言って何気に運命計画の本質ついてないか?
出生率が回復しないコーディネイターはナチュラルとの融合は避けられないし
それなら優秀な遺伝子持ってる奴が良いって考えるだろうし
やがて調整をオーダーするように遺伝子を選んで交配するようになるのかも

259:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 14:41:12
既に婚姻統制をやってる以上、運命計画ってコーディが生きていく上で必要な処置かも
もしコーディだけに適応されるプランならあながち間違ってない気もするな

260:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 15:10:33
>>259
そしてコーディは子供を「生産」する様になる訳ですね。

261:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 15:16:50
まあ子供を母胎で育てない時点で生産な気もするが……

子供を生産ってヴァンドレッドを連想するな。

262:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 16:24:55
>>261
しかもタラーク側か

263:通常の名無しさんの3倍
06/09/24 16:30:11
何度も言うが雑談は向こうで
URLリンク(yy44.60.kg)

264:207
06/09/24 17:59:31
あんまり似合わなかった…ごめんなさいミナ様orz
URLリンク(pig.oekakist.com)

265:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第六十九話
06/09/24 23:37:41

第六十九話 『やっぱ死んでりゃよかったよ』

==========================

シンは思う
かつて、MSは作業用のモノだった。それが戦闘に使われるようになったのは、いったいなぜなのか
                アマツ
アストレイゴールドフレーム 天 ミナ。ロンド・ミナ・サハクの乗機であり、前大戦で造られたMSだ
型遅れのMSといえるが、度重なる改修により、セカンドシリーズにも匹敵する能力を持つ

プラントに穴を開けるビームを放ったのは、フリーダムのように見えた
しかしシンは、ネオがそんなことをするとは思えなかった
ラクスがやったかどうかも、怪しい。理由は簡単で、プラントを攻撃するなんのメリットもないことだった

しかし今はそんなことを考えている場合ではなかった。プラントに穴が開いたのである
空気が漏れ出し、ゴミが宇宙へと舞い散っている

(どうする?)

穴をどうやってふさぐのか。穴は決して小さくない、MS一機なら余裕でくぐることのできる大きさである

『・・・・・おい!』

通信が入る。GXがこちらに向かってくる。同時に、二つに分かれたザフト艦隊が小競り合いを始めていた

「あ・・・・ガロード」
『穴をふさぐんだろ? でもおまえは死人だ、あまりザフト軍に近づくなよ。レイも来ている』
「レイが・・・・」
『回収したレジェンドに乗ってんだとよ。ケッ、デスティニーが偽モンの味方だってのは、こっちも先刻承知だけどよ
 まぁいいや。今はこの穴だな』

言って、GXが穴の前に出た

「どうする、ガロード」
『少しだけ、補修用のトリモチがGXの中にある。プラントの中から出ているゴミを集めてくれ
 そいつとトリモチを混ぜて、応急処置用の壁を作ってみる』
「わかった」
『にしても、誰もこっちに来やしねぇ。どうなってんだ?』

工作隊の発進は遅れているのだろうか。プラントの防衛隊は同士討ちを始めている
ラクスを守るもの、ラクスを討とうとするものに分かれ、戦いを行っていた


266:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第六十九話
06/09/24 23:39:26

誰もこっちに来ないのは、自分たちが補修に当たっているからだろうか
それでもなにか釈然としない。皆、ラクスに心を奪われてしまっている

ゴールドフレームがゴミをかき集める。GXがそれに少しずつトリモチを混ぜて、徐々に大きなものにしていく
幸い、まだ人が飛ばされてくるということは無い
ある程度穴をふさげる大きさのモノにしたら、二機のMSはプラントの中に入り、内側から応急処置を施した

「これで大丈夫かな。完全に密封はされてないだろうけど、工作隊が来るまではどうにか・・・・」
『おい、シン。こりゃどうなってんだ?』
「え?」
『なんか火の手があがってるぜ』

GXが指差した先に、プラントの居住区がある。そこのビルが一つ、火事になっていた

「なっ・・・!? プラントで火事?」

プラントで空気は大切なものだ。だから空気を汚す火事には敏感で、万全な防火態勢が整えられているはずである
だから火事はすぐに消火されるのだが、ゴールドフレームのカメラがとらえた映像は、暴徒と化した民衆の姿だった
彼らは口々になにかを叫び、警官隊とぶつかり合っている
誰が火をつけたのかは知らないが、暴徒のせいで消防隊が動けないのだ

『コロニーに穴が開いたっつーのに・・・・なにやってんだよ、こいつら! クソッ!』

GXがブーストを吹かし、火事の起こっているビルに向かう。シンは一瞬、迷った
ゴールドフレームはザフトの機体ではない。だから派手に動くのはあまりいいことではない
その時、ゴールドフレームの特性を思い出す。ミラージュコロイド
姿を消して動けば、問題はないはずだ。ミラージュコロイドを起動させ、姿を消す

「・・・・・!?」

瞬間、なにかが空間から姿を見せた。デスティニー。それが巨大なビームライフルを構え、放つ

ドォン! 強大なビームが放たれ、シンたちが苦労してふさいだ穴を吹き飛ばす
同時にまた空気が巻き上がり、穴から宇宙へとゴミが投げ出されていく
いや、ゴミだけではない。木々や土なども、巻き上げられていった

(まさか、フリーダムじゃなくてあいつがやったのか!?)

赤い翼を持つ、禍々しい機体をシンは見つめた。奥歯を噛み締める
民間人がいくら死んでもいい。そのMSは、そう言っているようだった

267:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/24 23:40:45

「野郎・・・・!」

コクピットで吐き捨て、ミラージュコロイドを展開したまま、そろりとオツキノカガミを構える
オツキノカガミはビームシールドだが、出力を変えることでビームソードにもなる
テンメイアカツキのツムガリはこれを参考にして造られたのだ

じわり、とゴールドフレームは近づいた。瞬間、デスティニーが強大なビームライフルをこちらに向ける

『ミラージュコロイドですか? ククク、気配の消し方がなってませんねぇ・・・・』
「なっ・・・!」

ドシュゥゥゥ! 高出力のビームが放たれ、とっさにシンはミラージュコロイドを解いてビームシールドを展開する
寸前で防御したが、あまりの出力にゴールドフレームは吹っ飛ばされ、無様に地面へ叩きつけられる

『一つレクチャーしてあげましょうか? ミラージュコロイドを使う場合は、移動は物音を立てぬよう、慎重を期すること
 また、事前に姿を消すところを見せないこと
 そして長く展開すればするほど、気づかれる可能性は高いので、奇襲は手早く行うこと
 わかりましたか?』
「貴様ッ! プラント内でビーム撃つなんて、正気かよ!」
『さて、正気じゃないかもしれませんねぇ? だったらこういうのはどうですかぁ!? あははははは!』

耳障りな高笑いが聞こえると、デスティニーは長射程ビーム砲を背中に収納し、通常のビームライフルを引き抜く
同時に、なんとそれをあたり構わず乱射し始めた


268:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/24 23:41:50

ドォン、ドォン、ドォン! ビームは散乱し、プラントを傷つける。その一つが居住区に放たれ、暴徒たちが吹き飛んだ
シンがカメラをアップする。そこにあったのは・・・・・血まみれの死体・・・・・・・・死体・・・した・・・

なにかが、シンの頭にフラッシュバックする。思い出す。家族、両親、妹
こうやって流れ弾に当たって死んだ。死んだ。死んだ。

「あ・・・・ああ・・・・・あんたは・・・・あんたはぁ・・・・あんたって人はァァァッ!」

ぱぁぁぁん

シンの頭で『種』がはじける
同時にゴールドフレームが起動、オツキノカガミを全身に展開し、デスティニーに特攻する

『あはははは、虫けらを殺しただけじゃないですか! なにが気に入らないんですかぁ?
 気に入らないんですかぁ? あはははははッ!』

デスティニーがビームライフルを次々と放ってくる。オキツノカガミがそれを防ぐ
後、数歩。その瞬間、デスティニーが翼を広げ、逆にこっちへ間合いを詰める

「・・・・な!?」

数瞬。気づけば、ゴールドフレームの頭部はデスティニーの右手に握られていた

『性能差、忘れちゃったんですねぇ? ざ・ん・ね・ん・・・・アヒャヒャヒャヒャッ!』
「う・・・・ぁ・・・・」

ドォン! デスティニーの右手が光り、ゴールドフレームの頭部が吹き飛ぶ
そのままの勢いで、ゴールドフレームが地面へ叩きつけられる
同時にコクピットのメインモニタが死んだ

==========================


269:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/24 23:42:39

==========================

「どうなってんだよ、こりゃあ!?」

ガロードは目前の光景に戸惑っていた。ガロードにとって、暴動というのを見るのは初めてである
しかしプラントに穴が開いているにも関わらず、なにをやっているのか
穴が遠くて気づかないのかもしれないが、ならなぜ火事になっているビルを放っているのか

民衆は口々になにかを叫び、警官隊に石を投げつけたりしている
GXを人気のない居住区に降り立たせ、ガロードはスピーカーをオンにして叫ぶ

「やめろおまえら! このコロニーには穴が開いてんだぞ! 
 応急処置だっていつまでももたねぇ! 外じゃ戦闘が始まってんだ、こんなことしてる場合じゃねぇ!」

すると一瞬、民衆が足を止めた。ガロードはすぐさまGXのビームソードを引き抜き、頭上で振り回す

「暴動をやめろ! そんなことしてる場合じゃねぇ! 俺は『FAITH』のガロード・ランだ!」

もうやめたけど。語尾にこっそりそうつけて、ガロードは叫ぶ
ビームソードを頭上で振り回しながらGXをゆっくりと進ませ、警官隊と民衆の間に入る

「早く避難しろ! 死んじまうぞ!」

とにかく力ずくでも暴動を止めさせてやる。そう思いながらGXは、暴徒たちと対峙する
その瞬間だった。遠方からビームが飛んできて、民衆を吹き飛ばしたのは

(攻撃!? どこから・・・・・!?)

とっさにGXは旋回し、ビームが飛んできた方向を見る。いた
デスティニーと呼ばれるMSが、シンのゴールドフレームと対峙している
そう思った瞬間、デスティニーがゴールドフレームの頭をつかみ、吹き飛ばした


270:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/24 23:45:04

とっさにガロードはシンの救援に向かわんと、GXを起動させようとした

その時だった

始めにやってきたのは振動だった。攻撃を受けたのかと思ったが、それにしては振動が長い
何事かと思い、計器をチェックする。異常はない。ふと眼下を見下ろした時、民衆や警官隊がバランスを崩して転倒していた

(地震・・・・・?)

ようやくその時、大地が震えているのだと気づいた

ドショォォォォッ!

そしてガロードは見た。プラントを貫く巨大な閃光、レクイエムを

==========================

271:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/24 23:48:44

==========================

月アルザッヘル基地
大西洋連邦ジョゼフ・コープランドは、アカイ大佐からの報告を受けて血相を変えた

「レクイエムが発射されただと!? いつだ!」
「ついさっきです。プラントに向けて、ぶちかまされやした」
「ジブリール・・・?! あの戦争屋め、どうでもコーディネイターを滅ぼさねば気が済まんのか!
 和平を弱腰と考えるような夢遊病者と、手を組んだのがそもそもの間違いか
 わかった、アカイ大佐。ニレンセイ中佐と共に月の軍をしっかり掌握しておいてくれ」
「へぇ、わかりやしたが、どうしてですかい?」
「ブルーコスモスへの同調者が我が軍には多い。それにラクス・クラインの崇拝者もな
 そういう人間を裏切らせるな。それにしてもジブリールめ、撃てば撃たれるということがわからんのか!」
「了解しやした。軍を引き締めなおしやす」

アカイが敬礼し、大統領室から出て行く。それを見届けるとジョゼフはすぐに秘書に命じて、回線を開いた
相手先は同じ月にあるダイダロス基地、ロード・ジブリールである

巨大なモニタが切り替わり、冷酷そうな顔をした青年が登場する

「これはこれは大統領。祝辞でも送ってくれるのですか?」
「大西洋連邦に対して、無断での大量破壊兵器の使用。ご説明願えるのでしょうな、ジブリール?」
「心外ですね? コーディネイターを殺すのに、許可が必要だとは思いませんでしたよ」
「あちらはジェネシスを持っているのですよ。レクイエムの報復でそれが地球に撃たれたら、
 いったいどう責任を取るおつもりなのですか!」

ドンッと、大統領が机をこぶしで叩く。しかしジブリールは酷薄な笑みを浮かべたままだ

「大丈夫ですよ。デュランダルはラクスとの戦争で手一杯です。報復する余裕などありません
 今回のレクイエム発射、不幸にも偏向基がザフト軍の襲撃を受けたため、わずかに照準がずれましたが、
 なーに・・・・次はアプリリウスをきちんと落として差し上げますよ」
「・・・・プラント側の被害は?」
「ヤヌアリウスを含めて、わずか六基。たった150万しか殺せませんでした」
「・・・・・・・」

ジョゼフは秘書に、回線を切れとうながした。現実の見えないバカに付き合ってられなかった
今、プラントを攻撃することがどういうことなのか、まったくわかっていない。しかも民間人の大量虐殺である
選挙の時はロゴスに世話となったが、これ以上付き合えば、自分は史上最低の大統領となるだけだ
ジョゼフはこの時、ロゴスとの断交を腹で固めた

==========================

272:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/24 23:52:34

==========================

サザビーネグザスは動かなかった。指揮に専念しているのか、それともなにか事件でも起こったのか
ラクスの演説により、ザフトの同士討ちが始まったのでムウはすぐに逃げようとしたが、レジェンドが追撃してくる

『ギルの邪魔をするな、ラクスッ!』
「うッ、なんだよこの不愉快な感覚は!?」

次々と放たれてくるドラグーン。まるで、クルーゼと戦っているような錯覚を覚える
戦ってる時ぐらい、妄想もいい加減にしろとムウは言いたかったが、クルーゼの感触がレジェンドから消えない

『フリーダムのパイロット・・・なんだこの感覚は!』
「ええい、しつこいんだよおまえ!」

ムウは相手が、空間認識能力者であることを悟った。アーモリーワンで出会ったこともあるような気がした
そんなことを考えながらビームを撃ち合っていた時だ

ドシュゥゥゥゥッ!!

突如、巨大なビームがどこからかやってきて、六基のプラントを貫いた
それは貫いたというより、ビームがなぎ払ったという感じで、六基のプラントは粉々になる

「な、なんだこりゃあ!?」
「これは・・・・」

ムウは目を丸くする。なにが起こったのか、さっぱり理解できない
ラクスも同じで、呆然となぎ払われ、崩壊し、チリになるプラントを見つめていた
同士討ちをしていたザフトも、戦う手を止め、静止している

『ムウ』

唐突にシャギアから通信が入ってくる

「な、なんだ?」
『今が機だ、逃げるぞ』
「あ・・・・あ、ああ」

思考がうまくまとまらない。なにが起こったのか、正直なところさっぱりわからない
ただなんとなくフリーダムを動かして、プラントから全速力で離脱する


273:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/24 23:55:46

「わたくしに追従してください」

ラクスがとっさに、寝返ったザフト艦に告げる。するとそれらもフリーダムやヴァサーゴに追従してくる
それに気づいたザフト艦が数隻、追撃をかけてきたが、ヴァサーゴがメガソニック砲を放ってなぎ払った

そうして戦線から離脱したところだ。アークエンジェルから通信が入ってくる
クーデターに失敗したと同時に、こちらに進路を取っていたのだろう
ムウはほっと息を吐いて、アークエンジェルのカタパルトに向かった

「やーれやれ。とりあえず生き延びたか」
「・・・・・・・」

わざと気楽そうに言って、着艦する。その時ムウは、コクピットの中でラクスがなにか考え事をしているのに気づいた
落ち込んでいるのではない、考え事をしているのである
なにを考えているのか、少しだけ気になったが、ああいうことがあったので聞きづらかった

ムウはフリーダムをハンガーに固定すると、ほっと息を吐いた
それから考える。いったい、あの巨大なビームはなんだったのだろうと
プラントが六基、壊滅した。一基あたりの人口がだいたい25万だから、150万ほどが一瞬で死んだことになる
いったい、なんだったのか。あまりに一瞬の出来事だったため、目の前で人が一人死ぬより、ずっと現実感が薄い

「シャギアさん、ムウさん、ブリッジに参りましょう」

ラクスはフリーダムから降りると同時に、そう言った。ムウとシャギアはうなずき、彼女に追従する
先ほどまで考え事をしていたようだが、今の彼女はいつもどおり決然としていた

ブリッジに向かうと、キラが待っていた。彼はほっとした顔で、ラクスを抱きしめる

「ラクス! よかった・・・・」
「ええ、キラ・・・・。心配かけて申し訳ありません」
「こうして君がここにいる。それが本当に嬉しい」
「わたくしもですわ、キラ」

言って、二人は抱擁を終えた。ムウはブリッジを見回す
艦長であるマリューの他は、ドムトルーパーのパイロットがいるだけで、他のメンバーは見当たらない

「おいマリュー。虎やロアビィはどうした?」
「まだコロニーメンデルで待機しているわ
 ストライクフリーダムの修理は終わったけどね、他の戦艦もまだ動けないし・・・
 私たちは、ちょっとミネルバといざこざがあった、ヒルダさんたちを拾って、すぐにこっちへ来たの」
「そうか。しかしなにが起こったのかねぇ? いきなりどこからかビームが飛んできたんだもん」

274:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/24 23:59:47

するとシャギアが、ゆっくりと首を振って口を開く

「なにが起こったのか、具体的にはわからんが、誰がやったのかはわかる」
「シャギア?」
「月のロード・ジブリールだろう。プラントを無差別に破壊しようなどと考える男は、彼しかいない
 またそれだけの力を持っているのも、な」
「ロゴスか・・・・」

ムウは憂鬱な気分になる。記憶が無かったとはいえ、かつての自分はロゴスのために働いていたのだ
そういうことを考えると、ひどい後悔が自分を包んできた

そういえば、シャギアも記憶がないのだという。今のところ彼は自身の立場に疑問を感じていないようだが、
もしも記憶を取り戻せば、自分のように後悔したりするのだろうか

「・・・・・申し訳ありません、ラミアス艦長。至急、メンデルへ通信を開いてはいただけませんか?」
「ラクスさん? ええ、わかったわ」

マリューはミリアリアに言って、メンデルへの通信を開かせる
メインモニタが切り替わり、出てきたのはアンドリュー・バルトフェルドだった

『失敗だったか、ラクス?』
「ええ。わたくしたちの味方をしてくださる議員の方も、逮捕されてしまいました」
『・・・・すまん。俺のミスだ。情けないが俺の立てた作戦は、すべて失敗している
 砂漠の虎の名が泣くよ、まったく』

バルトフェルドはいらだっているようだった
前大戦では戦術家として名をはせた彼だが、こと今回の戦いに関しては後手後手に回っている
ただ、無理もないとムウは思った。バルトフェルドの得意はゲリラ戦である
大軍を率いての作戦展開は、不慣れなはずだ

「皆さん、聞いていただけますか?」
「ラクス?」


275:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/25 00:00:45

いきなり口を開いたラクスに、キラが首をかしげている

「わたくしはこれより、全オーブ軍をもって、プラントに攻め込むことを提案いたします」
「え・・・・?」
「なっ・・・・!?」

キラとムウはほとんど同時に驚いた。バルトフェルドもマリューも、ぽかんと口をあけている
シャギアだけが、腕を組んでじっとラクスを見つめていた

「議長もこのタイミングで、まさかこちらが攻め込んでくるなどと考えてはいないでしょう
 疾風の勢いでわたくしたちはプラントを制圧し、それからすぐに月へ向かいます」
「月へ?」
「ええ、キラ。月へ向かい、レクイエムを破壊するのです
 デスティニープランも、レクイエムも、この世にあってはならないものなのですから
 いかがですか、バルトフェルド隊長?」

ラクスがモニタを見上げると、バルトフェルドが沈思する。ややして、手を打った

『ラクス。それ、いけるかもしれんな。確かに戦機はここしかない
 今、メンデルから全軍を全速で発すれば、奇襲になる』
「ええ。それに、ザフト軍の皆さんも協力してくれていますわ
 戦力は、以前よりも増えています」
『だが問題は、サザビーネグザスがどれほどのMSかわからんということか。キラ』
「なんでしょう?」

呼ばれ、キラがモニタのバルトフェルドと視線をかわす

『サザビーネグザスは、デュランダルの切り札と考えていい。ストライクフリーダムが頼りだ
 おまえに任せていいか?』
「・・・・はい。大丈夫です。僕はもう、誰にも負けたりしませんから」
「わたくしからもお願いしますわ、キラ。あなただけが、頼りなのです」
「うん。任せて、ラクス?」

するとバルトフェルドが景気よく両手を叩き、こぶしを握り締めた

『よし、こうしちゃいられん。すぐにエターナルを始めとする艦をメンデルから出す
 忙しくなるぞ! 最終決戦だ、おまえら気合を入れろ!』

するとアークエンジェルのブリッジで歓声があがった。ドムのパイロットたちも、両手をたたきあっている
戦場におもむく兵士たちの、陽気な開戦宣言のように見え・・・・

(なんだ、これは?)

急速に、ムウの中で熱が冷めていく。おかしい。これはどう考えてもおかしい

276:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/25 00:06:28

「待てよ!」

気がつくとムウは叫んでいた
すると、歓声をあげていたブリッジクルーたちが、はしゃぐのをやめていっせいにムウの方へ視線を送ってくる

「ムウさん?」
「キラ、おまえおかしいと思わないのか?」
「おかしいって・・・・わたくしたちのなにがおかしいのでしょうか?」

ラクスとキラがきょとんとした顔で、ムウを見つめてきた

「おかしいに決まってんだろ! おまえら、なにがあったのかわかってんのか?
 プラントで大量虐殺が起こったんだぞ!?」
「その通りですわ。だからわたくしたちは、レクイエムをいち早く破壊しなければならないのです」
「違う! だから、なんで大量虐殺に襲われたところへ、奇襲なんかかけるんだよ!
 せめて被災者の収容や、対策とかがきちんとされてから・・・!」
『おい、ムウ・ラ・フラガ。そんな悠長なことができるか。被災者のきちんとした対策なんか待っていたら、数年はかかるぞ?』
「せめて一ヶ月ぐらい待てよ! 今、攻め込んだら、プラントは無茶苦茶になるぞ!」
「落ち着いてください、ムウさん」

なだめるように、キラが肩を叩いてくる。ムウはとっさにそれを払いのけた

「坊主! おまえはなにも思わないのか?
 おまえたちのやろうとしてることは、たくさんの被害が出たプラントへ、さらに追い討ちをかけるような行為なんだぞ!?」
「でも、これ以上デュランダル議長を放っておくわけにはいきません」
「俺たちがプラントを攻撃したら、一番ひどい目にあうのは市民だろうが!」


277:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/25 00:07:52

するとラクスがムウの正面に立ってくる

「ムウさん、落ち着いてください。どうか冷静になってください・・・・」
「ラクス。おまえらこそ落ち着け! 攻撃が成功すりゃまだマシだが、オーブ軍の攻撃が失敗してみろ・・・・
 疲弊したプラントに対して、それこそジブリールがなにやらかすかわかりゃしねぇ!」
「ムウさん。心配することはありませんわ。わたくしは、ムウさんがロゴスのために働いていたことなど気にしておりません
 仲間でしょう? だから、過去になにをやっていたのかはどうでも良いことです」
「おい、そりゃどういう意味だラクス!」

頭に血がのぼる。反射的に、ラクスの胸倉をつかみ上げた
瞬間、キラが飛び、ムウの頬に裏拳を叩き込んできた

「ぐっ・・・!」
「やめてくださいよ、ムウさん!」

キラがラクスをかばう。よろめいたムウは、誰かにつかまえられた。ドムのパイロット、ヒルダだ
そう思った瞬間、他のドムパイロットに腹を思いっきり殴られた。一瞬、呼吸が止まる

「ぐほっ!」
「ラクス様につかみかかるなんて、いい度胸してるじゃないか!」

バキッ、ドコッ!

ドムのパイロットたちに、顔や腹を殴られる。コーディネイターである。ナチュラルのものとは比べ物にならない威力だ
ムウはとっさにこぶしを放って反撃したが、それもあっさり受け止められる

「おやめなさい!」

しかしラクスが間に入ってきた。それでどうにか、ムウはリンチから解放される
よろめきそうになるムウを、とっさにマリューが支えた

「どうしたんだ、おまえらしくない」

シャギアがなにか言っている。しかしそれを最後に、ムウの意識は途絶えた

==========================

278:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/25 00:09:06

==========================

次にムウが目覚めたのは、アークエンジェルの営倉だった
薄暗い部屋で、自分の体には毛布がかけられている
身を起こすと、体のあちこちが痛んだ

「起きたか?」
「シャギア?」

扉の向こう側で、オールバックの男が腕を組んでいる
いくらか憂鬱そうな顔だった。そういえば、頭痛があるとか言っていたか

「三日間の営倉入りだ。ラクスにつかみかかったのはまずかったな
 それと、発言するのはいいが、時と場所をわきまえろ」
「チッ・・・・言ってくれるぜ」
「マリュー・ラミアスを呼んできてやる」
「すまん」
「いいさ」

シャギアが去ると、しばらくしてマリューが姿を見せた
彼女は営倉の扉を開けて、中に入ってくる。手には救急箱が握られていた

「じっとしててね」
「ああ・・・・」

マリューが打ち身になったところへ、塗り薬をぬってくる
薬がしみて、ムウは顔をしかめた

「どうしてあんなこと言ったの、ムウ?」
「俺はおかしなこと言ったか、マリュー?」
「え・・・・? そうね。大きく間違ったこと、言っているとは思わないけど、ラクスさんの意見の方が正しいと思うわ」
「そうか・・・・。じゃあ、俺がおかしいのかな」

言って、ムウは治療するマリューの手を払いのけた
拒絶されたマリューが、困惑の表情を浮かべている
それを無視して、ムウは毛布へくるまった

279:X運命 『やっぱ死んでりゃよかったよ』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/25 00:10:59

「ムウ、どうしたのよ? すねるなんてあなたらしくないわ」
「うるせぇ! ほっといてくれよ!」
「ムウ?」
「一人にしてくれ、マリュー」
「ちょっと、なに怒ってるのよ。最近のあなた、少しおかしいわ」

マリューが、ムウがくるまっている毛布をゆする
しかしその手を払いのけた

「いいから出てけ、マリュー!」
「あ・・・ごめん、なさい・・・・」

マリューが救急箱をしまい、営倉から出て行く。それから鍵がかけられる音がした
しばらくして、ムウはひどい自己嫌悪に襲われた
いったい自分はなにをやっているのか

「これが・・・・『エンデュミオンの鷹』の、成れの果てかよ・・・・・」

泣きたくなった。ぼこぼこに殴られ、営倉にぶちこまれ、恋人に八つ当たりする
そして毛布にくるまり、現実から逃げているのだ。自分が情けなくてしょうがない

目を閉じる。なぜか、シンの顔が思い浮かんだ
あいつはまだ戦っているのだろうか。まだステラを幸せにしようとしているのだろうか
まだ戦争を終わるなどと、バカなことを言っているのだろうか

「シン・・・・。俺にはできない。なにも止められない、なにも変えられない
 なぁ、俺、なんのために生き延びたのかな・・・・なんのために、こんな無様・・・・」

寝そべったまま力なく右こぶしを振り上げ、地面に叩きつける
情けない男だと、暗闇の中で自嘲する

「俺、やっぱ死んでりゃよかったよ」

ムウのつぶやきは、薄暗い営倉の中へ消えた


つづく

==========================

280:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:12:12
なんだか、ムゥさんが寝返りそうなシチュエーション キター!

281:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:12:29
ムウ…

282:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:12:40
ムゥおじさーーーん! ムゥー!ムゥー!ムァーー!ムァァアアー! アッー! アッー! アッーアーーー!

283:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:12:52
本編のユウナリンチの悪夢が蘇ってきた

284:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:13:01
全米が泣いた

285:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:13:06
GJと言わざるをえない

286:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:13:25
ムゥアアー!!ムァー!ムルァアアアーーーー! ムルタァアーーー!アズラエルぅううーーーー!



あれ?( ・ω・)

287:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:13:27
GJ!

288:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:13:49
不可能を可能にするGJ!
ムゥはネオとしてもう一度死ねるのか?

289:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:13:54
今回もGJです
洗脳電波怖っ!
正気を保ってるムウのセリフが悲しいですね・・・

290:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:14:58
待ってくれ、こんな期待しちゃう引きを魅せられて俺はこれから寝なければならないのか!?

291:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:15:26
>いくらか憂鬱そうな顔だった。そういえば、頭痛があるとか言っていたか

>「三日間の営倉入りだ。ラクスにつかみかかったのはまずかったな
> それと、発言するのはいいが、時と場所をわきまえろ」

シャギアの記憶完全に戻ってるよコレ!

292:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:15:59
X運命氏GJ!

しかしどうやってもここのラクシズの更生する様が思い浮かばない…
というか俺だったらマジに全滅対象>ラクシズ
一秒だって同じ空気吸いたくないというか、同じ人類だと思いたくないよ。
今回の兄貴の気持ちが痛いほどわかる。
というかコレが負債の理想の最高の人物像?どれだけネジ足りないんだ?

293:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:18:22
壮大なAA離反フラグktkr

294:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:18:55
ゴールドフレームを壊したシンが、どういう目に合わされるのかが気になる……

295:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:19:34
シンとガロードが真っ先にプラントの修復に向かったのが実に良い対比だ。
二人はどう危機を乗り越えるのか。

296:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:20:04
ムウが哀れ過ぎて涙。
ラクス電波に犯された人間はヒトじゃなくモノになるのか…軍神強襲の火星人みてぇ。

それはそうとシンお憑かれ、コレから三日間ミナ様の公私・夜も併せて奴隷生活が待ってるぞ!<を

297:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:21:36
ラクスはレクイエム知ってたのに放置してたのかよ!

298:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:21:55
ひとつ訊いていいか?

>「ええ、キラ。月へ向かい、レクイエムを破壊するのです
> デスティニープランも、レクイエムも、この世にあってはならないものなのですから
> いかがですか、バルトフェルド隊長?」

ラクスはいつレクイエムの存在とその位置、そしてあの攻撃がそれによるものだと知ったんだ!?
まさか全部知っててこうなることを予見してたのでは・・・

299:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:22:00
X運命さんGJ。ムネオ反逆来ましたな。
魔乳はもうだめか、やっぱり。ヤタガラスへ来るんだ、ムネオ。
そこにこそお前の居場所がある、護るための本当の戦いが出来るぞ。

300:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:22:10
GJです
ラクスがどうがんばっても許せないのがなんとなく解った気がする
「あなたは罪人です。私のところで懺悔すればその罪は洗い流されるでしょう」
ような事を言っているからだな…
ここまでラクシズの再現度の高さ、すばらしいです

>ラクスにつかみかかったのはまずかったな
口調からみてシャギアの記憶は戻ったな…おそらく

301:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:22:10
なんか、ラクシズに戦慄を感じてきたな
おそろしい奴らだ

302:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:23:13
>>298
ラクスは原作でも全くレクイエムに動じてなかったからな。

303:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:23:22
これは「僕らの求めた戦争」なのか!?

304:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:25:51
やっぱり兄さん、ドム女に喰われたショックで(ノд<。)゜。

305:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:26:15
本編のラクスの言った「戦ってもよいのです」に感じた違和感はこれかあ……

X運命氏GJ!

306:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:27:00
X運命氏GJ!!!

ついにネオ(あえてこっちで呼ぶ)のラクシズ出奔フラグかっ!?
そしてシャギアがものすごく理性的に動いてるな、狂気のドムトリオとの対比で見事に映えてる
これはシャギア兄さん(記憶復活)とネオが脱走する日も近いな

307:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:29:02
>>298

>>「ブルーコスモスへの同調者が我が軍には多い。それにラクス・クラインの崇拝者もな
 そういう人間を裏切らせるな。それにしてもジブリールめ、撃てば撃たれるということがわからんのか!」

ヒントは大統領のこのセリフじゃないか?

308:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:30:36
キラのやめてよね裏拳キター!!!!!


氏ねよゴキラ

309:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:35:09
今だからこっそり言える・・・
ラクソやニートが永遠に移動したあとに、
アニキがAAのブリッジクルーと共謀してタカマガハラに参戦してくれたら俺、神様信じる。
そうすれば、ロアビィとかも一緒にタカマガハラに移れるし。

310:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:38:25
ラクシズのおぞましさにすっかり気を取られて、いつの間にか二連星が
大統領側近にまで成り上がっていることを誰も気にしてない…

アッテンボロー中将の挑戦状じゃないけど、
「近年、失敗続きにもかかわらずその度階級が上昇する奇跡の人」だな…

311:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:39:53
ラクシズが不気味なカルト集団から本格的な悪役軍団に描写変わりしてきますた

312:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:40:30
GJ!
シン達はどうなる?
ムウ切ないなぁ…。

で、もしムウがシャギアやロアビィと出奔するとして
オルバはどうなるんだろう…

313:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:41:17
ムウ。・゚・(ノд`)・゚・。

314:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:42:21
>>312
記憶さえ戻ればツインズシンクロがバリバリさ

315:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:43:33
シャギアはこのままラクシズいた方が世界ぶっ壊しやすくていいんじゃないかw

316:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:48:35
ムウはムウの兄貴は惚れた女を捨てられる男じゃないんだよー。離反は・・・・・・
シャギアって前からムウに優しかったような気がするが、ニュータイプが苦しむ様が楽し
くって楽しくって仕方なくて、間近で見るために絡んでるんじゃないかと邪推してる。
ロアビィ背景化・・・彼はX勢の中で唯一魅せ場がないな、一般人だから電波に対抗でき
ないっぽいぞ、彼はこのままだってのか?!先が、先が気になるぞーちきしょーGJだー

317:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:48:52 VnoN0TiR
そういや、オルバ今どこにいるんだっけ?

318:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:49:02
X運命氏GJだね

シャギアは記憶戻ってるラクスサイドで暗躍確定かな?

319:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:52:20
こんな思想だの宗教がかった集団自己陶酔ってロアビィが最も嫌って
シラケるふいんきじゃなかったのか…?

320:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:54:14
そういえばロアビィいつの間にか消えてねぇか?

321:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:56:07
そろそろ雑談や展開予想はこっちでやろう

URLリンク(yy44.60.kg)

322:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 00:59:57
>>320
それか。次でロアビィが連れて離反か?

323:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:00:56
GJ!
ラクシズ、今まででも十分救い様がありませんでしたが、もう・・・駄目ですね。
シンが言ったことは何の効果も無かったようです。
こいつ等は結局何をやりたいんでしょうか?
世界が気に入らないのなら集団自殺でもしてればいいんですがね。
メンデルに大質量の隕石でもぶつかんねぇかなぁ。もしくは蛇の尾に核攻撃を依頼とか。(害虫駆除だからおk)

顔芸人がやっと生体ミラコロを解いて出てきましたが次回にも消えそうですね。
ゴルゴムの行動の行方も気になりますが、フロスト兄弟の動向も気になります。
ムネオ+フロスト兄弟で何らかのアクションを起こ・・してくれたら嬉しいなぁ。

>>300
「さあ、やろう兄さん」
「我らの世界に栄光あれ」
サテライトランチャー⇒ラクシズ
こうですか?

セリフを調べるためにビデオを引っ張り出したよ。
ラストバトルってフロスト兄弟がアニメの中で唯一焦るシーンだから、今見ても新鮮だ。
戦闘シーンもバンクじゃないし、くるくる回ったりポーズ取らないしね。

324:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:10:59
マジでラクソとゴキラ死ねよ…
Ⅹ運命氏、GJであります。

ところで今変な電波受信した
シン「早くヤタガラスと合流しなきゃやばくね?」
ガロード「じゃあAA乗っ取らね?」
シン「うはwwwおけwwwwちょうど今日、ミラコロの使い方教えてもらったし」
奇襲精工
シン「この船は頂いていく」
ガロード「ホールドアップってやつ?」
魔乳「そんなことはさせな…」
ムネオ「じゃあ今からこの船は俺が乗っ取ったぁ!」
シン「ネオ!・゚・(ノд`)・゚・」
ロアビィ「あら~これ、不可抗力だよね~じゃガロードこれからもヨロ」
ガロード「おかえりキモロン毛wwwwww」

325:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:13:42
GJ!
ムウ生きろ!

326:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:16:03
>>324
アイスラテ吹いたwww

327:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:23:02
>>326
「アイステラ吹いたwww」に見えた

328:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:33:31
精工吹いた

性交じゃないだけマシかwww

329:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:34:22
GJ・・・つかムゥが悲惨すぎる
死に場所で死ねなかった人間ってのはこんなにも惨い生き様を晒すことになるとは…

つかスゴイな、今回の描写は下手すれば叩きにもとれる
だってのにそんなものはどこからも感じられん
これまでの描写・伏線の絶妙さが生きてるな

今後あるだろうヤタガラスVSラクシズオーブVSジブ連合(VSザフト?)のレクイエム攻防戦が激しく気になる
改めてGJ!

330:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:48:30
俺はアニキがあいつらとアークエンジェルを乗っ取ってくれると信じてるぜ!

331:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:56:20
GJ
久々にニコルキタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~ー!!

ピンク教団は常々好ましからず思ってたけど……
今日ほど、こいつらは生きてちゃいけない存在だと思った事はない。
やってることはニコルの台詞と同じだよね。
市民が死んだって「虫けらが死んだだけ」なんだよ、連中にとっては。

ムネオ兄さんがまともになったと思ったのにこんなのって(ノД`)゚・゚

332:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:56:48
>>316
ムネオが愛故に魔乳を説得してシンと手を取り合う、なんてのはイヤか?

333:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 01:59:59
もう魔乳は無理だろ。

334:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 02:03:32
無理?それって不可能ってことか?
なら大丈夫さ、なんせムネオは「不可能を可能にする男」だ

335:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 02:10:01
無理じゃないかもしらんが思いくそ イ ヤ なのは確かだ。
あんだけ暴言吐いといてどの面下げてアスランやユウナと対面できるんだ。

336:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 02:13:05
>>335
割と面白そうな描写に思えるな、それ。
殺気みなぎらすアスランと、清濁併せ呑もうとするユウナが対照的に描かれそうで。

337:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 02:17:05
ラクスは言ってることだけ見れば小さな犠牲も大きな犠牲も出したく無い
なんだが実際の行動は小さな犠牲どころか大きな犠牲まで出しかねないんだよな
しかも質の悪いことにそのことに気付かない

338:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 02:21:35
あんなのヤタガラスに乗せたらまた乗っ取りテロを謀るに決まってる。
むしろここは同人アニメの何代目か忘れたがOPの幻の銃突き付け合いカットこそ
再現されるんじゃないかという飢餓

339:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 02:26:36
魔乳やら親ラクシズはどっかで放り出すか監禁すりゃいくね?
魔乳はラクソの電波と武力がなきゃただのエロ要員にすぎん

340:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 02:31:35
「おっぱいを馬鹿にする奴はおっぱいに泣く」という言葉を知ってるか

341:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 02:34:54
魔乳はエロ要員、つまり魔乳は乳だけには価値がある、ってことじゃね?

342:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 03:06:29
ミターーーーーーー!!>X運命
こりゃすげえわw ネオの哀愁が胸を打った。

やっぱ死んでりゃよかったよ
ネオの自嘲じゃなくてラクシズへの想いじゃねーのと思った

343:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 04:56:19
でもラクシズ離反なんかできないよ・・・怖い

344:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 05:11:00
そうか?ラクシズにいる方がよっぽど怖いぞ。
ラクシズが無差別に憎しみをばらまくせいで
サザビー来るわ、天命来るわ、ダブルエックス来るわで、豪華な敵ばっかだもん。

345:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 07:20:04
>>329
ラクスの行動自体は原作どおりなのがすげえよな。

346:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 07:43:04 g9xUXi5C
>>322-345
俺は>>321じゃないけど誘導は無視か?
正直うざいお前ら

347:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 09:00:56
アツクナラナイデ、ハゲルワ

あれ、艦長どうしたんすかそんな爽やかな笑顔で。

348:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 09:42:13
GJでした
ネオの行動に哀愁が漂うなぁ…とりあえず、どんな理由があれど暴力ふるったのは事実なんだから
止める形になったキラはともかくヒルダとかは喧嘩両成敗ってことで処罰しようよラクス
ぶっちゃけ、キラやヒルダの行動が狂信者にしかみえなくて怖いです(汗

プラント市民への援助も、レクイエム破壊も同レベルの平和活動ではあるが、『自分たちにしかできない』という観点で後者を取れるラクシズが怖ぇ(w
前者は誰かがやるだろ、もしくは大事の前の小事だぁらパス
後者はほっときゃ誰もやらないから自分等がやらないと…と思ってるわけだよな?
前者はそれこそ戦争ふっかけられりゃ救助活動なんざ誰もできるはずもなく、後者はヤタガラスを始めとして、普通にザフトも破壊に動くと思うが…

349:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 09:54:47
皆の衆、GJ・感想・雑談はこっちでな。
URLリンク(yy44.60.kg)

次を楽しく迎えるためにぜひ協力してほしい。

350:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 10:21:37
自治厨ウゼェ

351:350
06/09/25 10:22:39
スマン、誤爆した。

352:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 10:41:48
遅くなりましたがGJです!!

狂信の中で一人だけ正気を保ってるネオの悲哀と
ある程度距離を置いているシャギアの対比が際立ってましたね。

集団の中で一人だけ異端の考えを持つとはじき出されるのは人の業ですね。

353:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 11:53:19
つか、ヒルダの異教徒狩りがマジコエエwwww

354:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 12:16:13
それでも兄貴ならAAの連中を救ってシンを手助けしてくれると信じてるぜ。
だって不可能を可能にする男なんだから…

355:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 12:38:15
>>384
同意。
ラクスが本当に平和の歌姫だったら
ムウの言うとおりまずは市民への援助から始めるよな・・・

356:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 12:41:06
そろそろ向こう行こうな
これはマナーだから

URLリンク(yy44.60.kg)

357:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 12:59:03
ここの連中にマナーを問うのは無理

358:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 13:06:45
今回もGJ!

359:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 13:38:09
>>356
感想まで向こうにやってどうする?
雑談になってる奴もいるが、大多数はあくまでも感想だろうが

360:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 13:43:23
今回もGJです

でもムゥの離反予想を言ってる人が多いが
死亡のような気がしてるのは俺だけか?

361:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 13:56:13
予想と願望が入り交じってるな。死にそうってのには同意する。
まぁ魔乳の洗脳が解ければ兄貴にも幸せになって欲しいけどさ。

362:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 14:28:38
マリューはなあ。
一見、常識があるように見えながらおかしいって言う一番厄介なパターンだからな。


363:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 14:44:04
つか正直フラガは魔乳のどこに惚れたのかワカラン。
本編の最初からヤツはヤバかったぞ色々と。

364:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 15:07:40
やっぱ乳でしょ、乳。

365:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 15:20:06
乳しかないじゃん

366:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 15:22:11
乳揺れ

367:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 16:14:02
魔乳は戦争で夫失っても気丈に接してたけどフラガにやさしくされちまったからなァ
んでもってさらに目の前で失ったと思って絶望に陥った所をこうコロッっとラクスの想いに賛同しちまったんだろ
フラガも軟派な奴だったが何時死んでもおかしくない戦争なら今やれる事をして後悔しないようにする奴だと思われ
でいつもどおりに魔乳おちょくったら未亡人ってことであーこりゃ支えてやらなきゃ駄目かもわからんねって事でしかたねーなと思いつつ支えようとしたんじゃなかろか

368:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 16:14:52
あの乳にはラクス同様魅了の効果があるんだよ!

369:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 16:16:44
そうして前の夫だか婚約者だかはあっさり忘れ去られたのであった

370:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 16:21:29
そういやそんな設定もあったな

371:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 16:24:50
結婚してたっけ?恋人だったような気がするが

372:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 16:28:45
スレ違いだ

373:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 16:38:37
そろそろ雑誌に
い か な い か

374:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 16:51:46
>>373ー!、雑誌じゃなくて雑談!雑談ー!

URLリンク(yy44.60.kg)

375:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 18:01:48
URLリンク(yy44.60.kg)

新しい雑談スレ。専ブラの人たちのためにドゾー

376:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 21:12:01
ムゥが「あぼ~ん!」しながらも元AAクルー(できればキラも)をラクスの洗脳から
開放して「過ち」に気付かせる事が出来れば
「不可能を可能にする男」の面目も立つんじゃないか?

・・・まぁ、俺の妄想だ。無視してくれて構わない。

もし、ダメだったら・・・ノイマンに期待するしかないなw

377:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 21:13:35
>・・・まぁ、俺の妄想だ。無視してくれて構わない。
ならわざわざここに書くなよハゲ

378:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 21:21:27
ノイマンは何もしないさ、奴は塗り絵の絵ではなく色だからな。
個人的にはチャンドラやマードックたちとアニキの背中を押してほしいけどさ。

379:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 21:36:17
キラももう手遅れだろ、医学的にも人道的にも。
ノイマン達はあれだ、∀のラス前で逃げ出してウィルゲムを事実上航行不能に
して御曹司の野望を実質的に阻止したブルーノ&ヤコップを彷彿と…


380:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 21:38:21
時々ここで妄想オナニーしてる奴って同一人物じゃないかと思うときがあるよ

381:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 21:39:52
>>380
それはお前の妄想だw

382:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 21:42:04
雑談に来い
AAクルーに入れあげてる奴のために話題を用意しておいた

383:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 22:19:16
じゃあせっかくだし雑誌にいきますか

384:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 22:26:10
雑誌定着の悪寒

385:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 23:14:43
雑誌でやってる話題がわからんぜorz

386:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 02:14:52
今からでもいいからX運命氏の今日の新作が読みたいぜ

387:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 03:06:15
ラクスのイメージ

URLリンク(555.sytes.net)

388:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 03:31:33
>>387
残念ながらそいつはミーアなんだ…

389:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 03:44:31
このスレにもラクスザー様がやって来たか

390:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 07:56:37
>>386
頑張ってくれてる職人に余計なプレッシャーかけんな糞が

391:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 12:06:55
>>390
言いたい事には禿げしく同意するが、そういう言い方は自分を貶める事になるからやめた方がいいよ

392:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 12:45:10
>>387
「妹」タトゥーのリードギターってアイツかァ~ッッッ!!

393:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 13:36:39
URLリンク(yy44.60.kg)

だからこっちでヤレっつーに

394:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 14:04:11
雑誌、乙

395:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 14:04:49
>>387
左にいるのがシンで右にいるのがレイかな?

396:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 14:32:47
 .::{       |  l   ..:::/ /        ..:::::/   /      /
  ::::l        :::l |   ::::l :l     ..::  .::::, /  , イ    , <::::::
 :/ l      :: ..:::l l   ::::/| ::l     ::  ..:/ ' ' ´ /  , イ ::::::::::::::
  l l     :::...:::| ハ   l | |     ::: :::/     ' ' ´  l  :::/ /
  |/{  ',   :::::::|」 |ヽ  |  l |、   : :::  /    ゝ,<   / ::/ /::
ヽ l::::',  l   ::::::lヽ|‐-ヽl、._ヽ!ヽ、  :::::::| {  ,〃     ,__/ 「/ イ   /
:::::::::::ヽ  ヽ  :::::::|─Z─ ヽ 、_ヽ  ::::lリ <____,==‐〃'、///   /  /
::::::::::::::>  ヽ   ::ヽ Z!      ヽヽ、 :::l   //      ヽ「/   /  /
:::::::::/ \ |ヽ、  l l{    ・   ヽ\.| ::.   /    ・    //  / /
::::/    \ヽ ヽ、 \`          ,- ::::..         〃  / /|
:/      | ヽi:::::::ヽ、 \ヽ --‐    '''  |:::::   ` ‐--  /, イ//:::::l
      l  ::::::::::::| ̄ ̄ =       | l:::::::   ミミ  'r‐´ /   :::|
     / |   :::::::l      /ム     l |::::::::         |   ::::l アタイはラクス、地獄からの使者!
    /  |    ::::::|ヽ     ⌒    l            /  ::::::::|クソにまみれたこの世を支配、逆らう奴は死ぬまでレイプ!
   / r‐|    ::::::|;/ヽ    /、_______,ヽ   /l   ::::::l DOKUSAI 政治
二二〃´:::l    ::::::|::::::::\   ヾ {--____', __l冫   /::::l   ::::::::| DOKUSAI 政治
 / ::::::::i     :::::l:::::::::::::|ヽ、   二___二    /|::::::::/| l  :: ::::l 消費税は99%
/ ..::::::::::::|     ::|::|:::/ ̄|::::::::ヽ、         /:::::|ヽ/、l |   :::| パンが無いならお菓子を食らえ
 .:::::::::::/|     ::::l::∧  l  :::::::::::ヽ、     /:::::::::l   >| |   ::::l ワインが無いなら血をすすれ
:::::::::::::::::::::l     :::||∧∨ |    :::::::::::ヽ─ ´::::::  l  //||    ::l DOKUSAI するぞ
:::::::  ::::: |     ::::| ヽ ヽl     :::::::::::::::::::::::    |  // ||     ::| DOKUSAI するぞ
   ::::::: |     ::::|  ヽヽ/ヽ          /\  //  l     ::l 逆らう奴はその場で死刑、アタイが法律、お前は奴隷!
>>387

397:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 18:27:39
お前ら雑談するなよ
ここは新シャア板でXについて語るスレじゃなくて
作者様が御SSを御投下してくださるスレなんだからな

作者様の為に!

398:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 19:11:27
ちょwww

399:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 20:57:38
>>396
おおミーア様!

400:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 22:34:33
>396
これに行くのをお勧めしておく
スレリンク(shar板)l50
種キャラのAAに名言を言わせてみるスレ 

401:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 23:08:32
絵を見て今更の様に気付いたが、ムウって目が覚めるまで治療受けてなかったんだな

402:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 23:32:03
ブルデュエルなんて・・・・

403:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 23:33:10
おいィ? 誤爆してくれぜ? 俺の怒りが有頂天

404:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 23:41:34
「もうついたのか!」「はやい!」「きた!DXきた!」「メインユニウスの悪魔きた!」「これで勝つる!」

405:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 00:13:28
ま、またしても丸二日…急かしちゃいけないのはわかってるが
ち…中毒が、禁断症状がッ……ッ!!

406:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 00:15:25
落ち着け! 落ち着いて、あえてコーヒー飲まずにぐっすり睡眠だ

407:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 00:18:00
つ超神水

408:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第七十話
06/09/27 00:18:44

第七十話 『おまえを助けるためにやってきた』

==========================

GXは頭部を失ったゴールドフレームを連れて、アプリリウスの港に帰還した
何度か検問に止められたが、ガロードと名乗ると通してくれた

「いったいどうなってんだよ、ったく!」
『・・・・・・・・』

ガロードたちの輸送船に戻り、ゴールドフレームを収納する
それを確認すると、すぐにガロードはきびすを返した

『どこ行くんだよガロード』
「いや、生きてるヤツがいるかもしれねぇしな。ちょっと様子を見てくる
 代表さんやジャミルは大丈夫だと思うけど、先に合流しといてくれよ、シン」
『わかった』

GXはアプリリウスの外に出て、破壊されたプラント、ヤヌアリウスを見回る。生きている人間はほとんど見えない
他にもザフトのMSが救助、捜索に当たっているようだが、成果は見えないようだ
彼らは生きている人間を救出するというより、死体の身元を確認しているという感じだ

「人間を滅ぼしたいのかよ、こいつら・・・・」

ガロードは歯噛みする。GXの手に、こつんと当たるものがある。男の子の死体だった
瞳からは光が失われ、無残な屍をさらしている。思わずガロードは目をそらした

『地獄だな、ここは』

通信が入ってくる。GXの肩を、叩いてくるMSがいた。レジェンドだ
一瞬、ガロードはびくっと身構えたが、そこに乗っているのがレイだったことを思い出す

「レ、レイか。おどかすなよ・・・・」
『この地獄の、原因が判明した。レクイエム。月のダイダロス基地にある、長距離ビーム砲だ
 撃ったのはロゴスの、ロード・ジブリール』
「月、か・・・・」


409:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 00:18:57
ぐふっ

410:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:21:52

レイのレジェンドは先ほどの男の子を受けとめ、そっと手で包む

『かわいそうにな。この子も、もっと生きたかっただろうに』
「・・・・ああ」
『なぜ人はこうまでして争うのだろうな。戦争をやりたい人間など、ほんの一握りだ
 だったらそいつらだけで思う存分傷つけあえばいい。なのに現実はこうだ
 力の無い人間だけが、平和を願っている人間だけが真っ先に死ぬ
 そして力を持ち、戦争を望んだ権力者は、か弱い死をあざ笑いながら生きる』
「まーな。きっついよなぁ、こういうの」
『ガロード。俺は、ジブリールもラクスも許せない。あいつらは自分のためだけに戦争を生み出す
 俺は、俺の世界を、おまえたちの世界のようにしたくないんだ
 だから俺はラクスを殺す。ジブリールも殺す』
「・・・・・・・・」

それからレジェンドは男の子の死体を、救助隊に渡した。どうやらレイも救助に参加しているようだ
ずっと向こうの方に、サザビーネグザスの姿が見える

『議長もみずから陣頭に立ち、救助隊の指揮をとっておられる』
「そうなのか」
『ああ。なぁ、ガロード。なぜシンはあんなことをしたんだろうか
 ルナマリアまで巻き込んで・・・・せめて、一言ぐらい相談して欲しかった』
「俺にわかるわけねぇだろ、そんなもん」

生きていると言ってやりたがったが、ガロードはぐっとこらえた
だから少しだけ冷たい口調になってしまった

『そうだな。それもそうだ。だが、友を失うというのは辛いな
 失って初めてわかる、あいつらがどれだけかけがえの無い存在だったかを』
「あ・・・ああ」
『今の俺にできるのは、議長を護ることだけだ。議長は世界を平和に導くすべを提示された
 俺はデスティニープラン実現のため、全力を尽くす』

そう言って、レジェンドが去って行った
その後ろ姿を見つめながら、ガロードはひどく自分が悪いことをしたような気分になる
気を取り直してガロードは捜索を再開した
生きている人間はいなくとも、遺骸を回収したいと考えている遺族は多いはずだった

==========================


411:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:27:13

==========================

アスランはひとまず関係者の無事を確認して安堵した。ユウナ、ジャミル、シン、ガロードの四名は無事である
それらに連絡し、すぐにプラントを離れるように言う
ヤタガラスをプラントに入港させるのはまずいだろう
なにしろ偽者は、ヤタガラスごとオーブ軍を吹き飛ばそうとした男である
あれが事故だったとは思えない。事前に参戦を告げているのだ。明らかに故意である
もしもヤタガラスが近づけば、なにをされるかわからなかった

「プラントを襲ったのは、レクイエムだよ」
「レクイエムですか?」

ヤタガラスのブリッジ、メインモニタでユウナが聞きなれぬ単語を吐く
アスランは艦長席でそれを聞いていた

『そうだ。月ダイダロス基地にいる、ロード・ジブリールの切り札だよ』
「代表、それがプラントを撃ったんですか? 正気か・・・・民間人の大量殺害など・・・・」
『あれはもう完全に狂ってるね。この時期にこんなことやるんだから、思慮分別を失っているとしか思えないよ』
「参ったな・・・・。ザフトはどう動きますかね?」
『今は救助活動に専念しているね。すぐに軍を再編して月に行きたいところだろうけど、
 ラクスに寝返った将兵がかなりいる。こうなるとラクス・クラインがどう動くか、かな
 ただ彼女について気になることがある』
「なんです?」
『一つわからないのがね、彼女、ジブリールより議長の方を敵視してるよね
 あれ、なんでだろう? 元々、開戦の指示をしたのはジブリールらだし、議長は応戦しただけだよ
 そりゃあ、今の議長はちょっといろいろまずいけどさ。それでも彼女、議長に執着しすぎている気がする』
「それは・・・本人に直接聞いてみないとわかりません」
『アスラン、君でもラクスはわからないのか?』
「一応、婚約者でしたが。でも子供の頃から、わからないところはありました」
『そうか・・・・。まぁいいや。ひとまず合流しよう』

モニタが落ちる。アスランは艦長席でため息をついた
正直、ロード・ジブリールのことなどまったく気にかけていなかった
オーブのことや、ラクス、偽者のことなどが頭を埋め尽くしていた
知っていたらどうこうということはないが、それでも無念さが頭を焼く
故郷などとうに捨てたと思っていたが、この無念さはなんななのか

412:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:30:14

プラントの防衛線ぎりぎりまで、ヤタガラスは近づいた
カメラを望遠すると、粉々になったヤヌアリウスの屍が見える。犠牲者は百万を超えただろう
しばらくして小型の輸送船が合流してくる。アスランはそれをそのまま、MSデッキへ収納させた

「シンゴ、ヤタガラスをこの宙域に固定させろ。トニヤ、メイリン、周辺警戒怠るな
 イアン、付いて来い。作戦会議だ」
「はっ」

ユウナは月を攻めたいと考えている。そのための作戦会議だった
ヤタガラス一機、正面から攻めれば勝機は薄い。だが奇襲さえ成功すれば・・・・

「艦長!」

突如、メイリンが声をあげた。アスランはブリッジを出ようとする足を止める

「なんだ?」
「お・・・・オーブ軍艦隊が・・・・」
「オーブ軍? メンデルでなにか動きがあったのか?」
「いえ、オーブ軍艦隊が本艦に対し接近中です!」
「なんだと!?」

アスランは瞬間、頭が真っ白になった。予想外、という単語も生ぬるい
ラクスはなにを考えているのか。今、艦隊を動かすというのはどういうことなのか

「目標はプラントだろうな、艦長」

ブリッジにジャミルが顔を見せてくる。ユウナも一緒だった

「ジャミルさん。ラクスがプラントを攻めるっていうんですか?」
「戦術としては悪くない。君でさえ驚いたのだ、ザフトはその数倍の驚愕を受けているだろう
 まさに奇襲の中の奇襲だ、これは」
「なにを考えてるんだラクスは・・・・。レクイエムを撃たれたプラントに攻め入るなんて・・・・」
「正義は結局、勝者のものだ。そういう意味でラクスは、わかっていると言うべきかな」
「あいつら!」

ラクスは基本的に、二者が戦っているところへ介入するのが好きだった
彼女はそうやって勝利を築いてきたのだ。今回もその例に漏れなかったというべきか

413:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:33:19

「どうしますか、艦長?」

イアンが聞いてくる。どうしますか。戦うか、逃げるか。そしてプラントかアメノミハシラに行くか、月へ向かうか
難しい判断を迫られることになった。アスランは腕を組む
オーブ軍とヤタガラス一隻で真正面から戦って、勝てるわけが無い。ここは当初の予定通り、月へ行くべきだろう
そう思ったときだ。ティファがアスランの前に立った

「ティファ?」
「勝てます」
「は?」
「大丈夫、勝てます」
「勝てるって・・・・それはどういう意味だ?」

まるで予言者のようなことを言うと、アスランは思った。ティファの瞳は遠くを見ていて、ここにない
また、その姿がラクスに似ていると感じた
ちなみに心なしか、青ロリの姿をしたティファを、見つめるユウナの顔色が悪い

「戦った方がいいのか、ティファ?」

混乱するアスランに代わり、ジャミルがたずねる。するとティファはこくんとうなずいた

「はい」
「勝てると言われてもな・・・・。そんな不確かな予言で、俺は軍を動かすわけにはいかない」
「だろうな。だがここはティファの言うことを聞いてくれないか?」

ジャミルが言ってくる。彼の優秀さは、少し触れただけでわかっている
だがそれでも、アスランはニュータイプというものを信じられないでいた
人類の革新という思想。どこか幻想じみている。そして戦争の中で幻想を夢見たら、軍人は死ぬ


414:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:36:45

アスランはユウナに視線を移した

「ユウナ代表」
「ミナのやつ・・・・なんでいまさらこんなものをわざわざティファに・・・・・」
「代表!」
「あ、な、なんだいアスラン?」
「最終決定権は代表にあります。どうしますか?」
「あ、戦うかどうかね。うーん。僕としては・・・・」

ドォン!

瞬間、ヤタガラスのブリッジが大きく揺れた。アスランはとっさに艦長席の椅子をつかみ、顔をあげる

「トニヤ! 損害報告!」
「右舷後方被弾! 損害軽微!」
「メイリン、どこからだ!」
「オーブ軍からの艦砲射撃です! 威嚇の攻撃が当たったものと思われます!」
「ラクス・・・・!」

アスランは歯噛みした
ブリッジのメインモニタに、オーブとザフトの混成部隊を引き連れた、アークエンジェルとエターナルの姿が映った

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415:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:37:35

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シンはMSデッキで腕を組み、じっとしていた。目の前にはアカツキがいる
最近、こうやって考え事をしている時間が多くなった

「シン、どうしたの?」

ルナマリアがステラを連れてやってくる。シンは腕組みを解いた

「いや、なんでも・・・・。それよりステラ、もう風邪はいいのか?」
「うん。だいじょうぶだよ?」
「よかった」

シンはステラに手をのばし、頭をなでてやる。彼女は気持ちよさそうにそうしていた

「それにしてもいったい、なにが起こったのよ・・・。寒気がするわ・・・」
「レクイエムのことか」
「プラントが六基も壊滅したって、どういうことなのよ。無茶苦茶じゃない!
 ロゴスやブルーコスモスは、どうしたって私たちコーディネイターを滅ぼさなきゃ気がすまないの?」
「ルナ。だから俺たちはここにいるんだろ。絶対にあんなもの、もう撃たせちゃいけない」
「ええ」

瞬間、大きく地面が揺れた。シンはステラを抱きとめる

「なんだ!?」

『コンディションレッド発令。当艦はオーブ軍より攻撃を受けています
 これより戦域からの離脱を行います。MS隊はけん制のため、発進用意』
「オーブ軍だって!?」

シンは思わず息を呑んだ。オーブ軍が動いてきた理由は一つしか考えられない
ヤタガラスの討伐ではない。プラントの制圧である。レクイエムが放たれたこのタイミングなら、
ラクスは有利に軍を展開することができる

しかし。だからといってあんまりな話だった。ラクスの目的は、Dプランの廃案とデュランダルの解任だったはずである
プラントの制圧ではなかったはずだ。なのになぜ、彼女はこんなことをするのか
まるでプラントの民がどうでもいいと言わんばかりの行動だ。だが、それでも人は彼女を支持するのだろう

「止めないと」
「うぇい?」

思わずシンはつぶやいた。ステラがぽかんとした顔をしている
ルナマリアも首をかしげていた

416:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:40:48

「止めるって、あんた・・・・」
「オーブ軍を止めないと! ラクスはきっと、わからないんだ!」
「え?」
「あいつ、自分がプラントを攻撃することで、プラントの市民が苦しむって事がきっと、わかってないんだ! 
 自分がプラントを制圧すれば、コーディネイターが幸せになると思ってるんだ!」
「ちょ・・・シン? あんたなに言ってんの? まるでラクス・クラインの知り合いみたいなこと・・・・」
「知ってるんだよ。ラクスはそういうヤツなんだ」
「でもあんた、止めるってどうすんのよ? いくらヤタガラスでも、
 相手はザフトを吸収してさらに大きくなったオーブ軍なのよ? キラ・ヤマトだっているんだし」
「でも放っておいたら、プラントが・・・・。あそこは今、本当に地獄なんだ!」

すると、とんとんとシンの背中が叩かれた
振り返ると、ガロードがにやりと笑ってる


417:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:43:28

「シン」
「ガロード」
「理屈はよくわかんねぇけどよ、ラクスを止めてぇのか?」
「ああ」
「なら行こうぜ。おまえにゃ俺がついてる。そして俺にはこいつがついてる」
ガロードが、ハンガーに固定された機体を指差す。最強のMS。この世でなにより恐れられた悪魔
「復活したのか」
「おうよ。いつでも行けるぜ」
「・・・・・・」
「平和を作るんだろ。人が死ぬのは真っ平なんだろ? なら、やるだけやってやろうじゃねぇか」
「悪いな。おまえには関係ない世界なのに、つき合わせて」
「いや、気にしてねぇ。それに・・・・俺、思うんだ。なんでこの世界にやって来たのかって」
「?」
「もしも俺がこの世界にやってきたことに、なにか理由があるのなら・・・・」
 きっと俺は、おまえを助けるためにやってきた」
「ガロード・・・・・」
「あー、畜生! こっぱずかしいこと言わすんじゃねぇよ! ・・・とにかく貫けよ、シン
 おまえが正しいと思うこと、おまえがやりたいと思ってることをよ
 もしも間違ってたらちゃんと言ってやらぁ、正しけりゃ力になってやる。覚えとけ」

ガロードが照れくさそうに笑う。シンは大きくうなずいた
それからルナマリアとステラに視線を送る

「ステラ、ルナ、ごめん。ちょっと協力してくれ。これからオーブ軍を止める」
「は・・・・? あんた本気なの?」
「うぇーい」
「ここでラクスを止めなきゃ、コーディネイターに未来はないよ。いつまでも戦争なんて、やっちゃいけない
 本当に死ななきゃならない人間なんて、本当は一握りなんだ。なのにいつまでもこんなバカなこと・・・・
 わからせてやるんだ。なにが正しくて、なにがいけないのか、あの子供にさ」

シンが言うと、ルナマリアは呆れたような顔してうなずいた

それからアカツキに乗り込み、MSを起動させる。隣でDインパルスとガイアが起動する
そして最後に、ゆっくりとガンダムダブルエックスが動き始めた・・・・

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418:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 00:44:51
GJ!
DXキタキタキタキタ━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━!!!!!!!!!!

419:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 00:45:16
GJ!!

420:『おまえを助けるためにやってきた』 ◆UO9SM5XUx.
06/09/27 00:45:27

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ラクスはアークエンジェルにいた。エターナルにいるのは、依然としてバルトフェルドとミーアである
体調は完全でないこともあるが、一種のおとりだった
こういう影武者作戦、キラは好きでないが、仕方なかった。ラクスの命には代えられない

「威嚇だけでいいわ。戦う必要はないから」

ヤタガラスが見えた時、マリューは威嚇射撃を命じた
キラはアークエンジェルのブリッジで、宇宙にただよう漆黒の船体を見つめる

(アスラン・・・・)

心の中で親友に語りかける。なぜこうなってしまったのだろう
友だったはずなのに、お互いの行く道はこうもすれ違ってしまった

「ラクス」
「なんですの、キラ?」

ゲスト席で、少し青い顔をしたラクスが顔をあげる
また少し、彼女は体調を崩していた

「悲しいね。きっと、こんなのもう誰も嫌なのに。なんで僕たちは戦ってるんだろう」
「そうですわね。だから、もう終わりにしましょう。この戦いを最後にして、どうか平和な世界を」

ラクスに言われ、キラはうなずいた。ヤタガラスから目をそらし、プラントを見つめる
そこにいる、デュランダルという男。まずはそれを倒さなければ始まらないだろう

「ったく、うるさいな」

いきなり、一人の男がブリッジに入ってきた。ムウだ
キラは少し不満げな視線をそちらに送った

「ムウさん。営倉入りはどうしたんですか?」
「ちゃんと三日間、立派に勤め上げただろうが。なんだ、坊主。まだ怒ってるのか?」
「怒ってませんよ。でも、もうあんなことやめてください。ラクスは病人なんですよ!」
「はいはい。気をつけるよ」

言って、ムウは視線をブリッジのメインモニタに映した
キラも視線をそちらに戻す


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