06/08/24 22:12:23
>>743
そうか?
アムロもきちんと成長してたと思うがな。単なる機械オタクから戦争と世界の動きに目を向けるようになっていた
最後はザビ家こそが討つべき敵だと明確な目標を持って戦っていただろ
その後だって単なる一兵士に過ぎないとはいえアムロはアムロなりに世界を良くする方法を模索していた
逆にシャアは世界を動かせる立場にいながらそれをしなかった
まあUCの場合政治家も軍人も腐ってる奴はいてもまともな判断力を持ってるからいくらNTでも一人の人間が世界を変えたりはできないが
751:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:16:24
>>750
アムロにはパイロットしか無いもんな
それでも、愚鈍なまでに人の希望を信じる事ができるってのは素晴らしい事だと思う
絶望もせずに信じる、そうそうできる事じゃないさ
シャアは絶望してアクシズを落とすし
ラクスも見限ってクーデター
人の可能性を信じるってのは大変な事なのかもしれない
752:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:33:09
>>745
俺は【シャマルさんが作った肉じゃが(味醂と酢を間違えた)】 をいただこう。
なに、心配しなさんな。
母が砂糖と塩を間違えて作った肉じゃがを食った俺だ。
酢ならしょっぱいナニ化じゃないだろう?
>>751に同意。
それとアムロもパイロットでは有るがMSの開発には関わり捲ってるから。
ティターンズ拘束時代はアドバイザーみたいなもの、逆シャアじゃあνの開発って具合にね
753:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:33:36
>>731>>736
描いてきた
気に入るかどうかは別問題だがw
754:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:35:19
>>751
ちょっと待った!
ラクスは人の可能性を信じているぞ? その結果があのクーデターだ
人の可能性を守るため、自分たちが全てを救ってやるという思考。ハッキリと間違いなく矛盾してるがラクスとキラの中では筋が通っているっぽい
755:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:41:06
>>754
人の可能性を信じているが故に、DPには反対なんだろうな。
756:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:41:24
>>753
GJ!
757:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:43:35
ラクスは人に任せられないだけ
言いかえれば人を信じてないわけだと思うよ
758:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:45:56
>>755
逆に可能性しか信じていないとも言える。
だから自分たちが導くことにこだわり、異常なまでに表に出ようとする。
759:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:47:43
でもラクスたちは自分たちの考えこそが一番正しいと思ってるわけだ。自分たち(ラクス&キラ)こそが最も優れていると考えているのか、自分たちとは違う意見には耳を貸さない
人の可能性を信じているなら自分たちよりも優れた意見を持つ人間だっているはずだと考えるものだが、何故かそうではない
人の可能性を信じていながら、自分たちこそが最も優れていると認識しているのか…こう矛盾した考えの持ち主がラクス教祖&キラ代表閣下
760:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 22:48:15
(>>331から書き直しています)
「どうした、オカマ野郎? 白兵戦最強の、アスラン・ザラはどこ行った?
やっぱり愛しいキラちゃんのため、本当はオーブに戻りたいんじゃないのか?」
「おい、それぐらいにしとけよ!」
ガロードが割って入る。しかしハイネは、皮肉な笑みのままアスランを見下ろしていた
「ハッ! ガロード。気をつけな。このオカマ野郎はまた裏切るぞ
キラがそばにいなきゃなんにもできないヤツだからな」
「黙れ・・・! ハイネ・・・・! キラがいなければなにもできないだと・・・!?
俺がキラにどんな想いをさせられたのか・・・・・!」
「じゃあ、なんで戦う前から白旗あげてるんだよ」
「え・・・・・」
ハイネの言葉を受け、アスランは固まる
「もう一回言うぞ。フリーダムとジャスティスは、並び称された名前なんだ
アスラン、おまえはキラと戦って、負けたのか? もう戦うことはできないのか?」
「・・・・・・・・・・」
「MSが足りない? 国を盗られた? 結構じゃないか!
おまえ、自分が前大戦でなにをやったのか忘れたのか?
極少数のMSで、圧倒的に多数のザフトと連合の戦いに介入して、戦争を終わらせたんだぞ?
あんな無茶はもうやらないのか?」
「・・・・・・・・・まさか、ハイネ」
「・・・・おまえが負け犬のタマ無し野郎なら、死ぬまでそこで這いつくばっていればいいさ」
ハイネはそれだけを言うと、アスランの部屋から出て行った
彼は励ましに来たのだと、ガロードは思った
「・・・・・・・・ガロード」
「なんだよ、アスラン?」
「ハイネはなにを言いたかったんだと思う?」
「だいたい、わかるぜ」
「・・・・・・・・」
ハイネは言外の意味を、言葉にこめている。どこにも属さない独立軍の組織
本当のタカマガハラの設立。それである
==========================
761:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 22:49:02
==========================
デュランダルは同じマハムール基地にいるはずなのに、なにも言って来なかった
ユウナにはその意図が見え透いている。こちらが泣きついてくるのを、待っているのだろう
オーブをキラの手から取り戻すには、絶対的に戦力が足りない
ヤタガラス一隻でオーブを取り戻せるはずもない
ユウナは港に立って、海を見た。このはるかな先に、故国がある
自分を追い出し、新たな指導者を熱狂して迎えた民のいる国である
「もう、やめよっかなぁ・・・・・」
悲しみもない。痛みもない。ユウナはつぶやく。そして、これが絶望なのだと、初めて気づく
これまでの働きを振り返ると、信じられないものだった
ユウナ・ロマ・アスハという人間が本来持つもの以上の力で働き、オーブを運営してきた
自分で自分を褒めてやりたかった。それでも、オーブの民は自分よりキラの方を選んだ
オーブを武力侵攻してまで取り戻そう、という気は起きなかった
それでは結局、キラと同じである。なにより、また血が流れるだろう
オーブ本土を戦場とすれば、泣くのは結局、民である
他国を侵攻しないという、オーブの理念。それは結局、自国にも侵攻してはいけないということなのだろうか
なら、その理念を守る限り、国を取り戻すすべは無い
「代表」
ふと、気づくと、隣にアスランが立っていた
「アスランか・・・・・。シンたちを返せって、ザフトが言ってきたんだって?」
「はい」
「もう終わりだな、ヤタガラスも・・・・・。僕はザフトの客として、一生を終えるのかな・・・・」
「手は、残っています」
「え?」
アスランの顔を見る。生気にあふれた顔だった。なんとこの男は、絶望的なこの状況でも、諦めてはいない
「代表。前大戦でのラクス・クラインを覚えていますか?」
「ああ・・・・・。エターナルやアークエンジェルなど、極少数の戦力で戦局に介入して、戦争を終わらせた・・・・」
「我々も同じことをするのです」
「なっ・・・・・」
言われて、すぐに無理だと思った。ここにはキラ・ヤマトはいないし、自分はラクス・クラインではない
762:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:49:57
人の可能性云々という美名の下に好き勝手やりたい、つーかやってるだけにしか見えない
763:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 22:50:20
「タカマガハラとは、オーブでもなく、ザフトでもありません。名目として、どこにも属さない独立軍です
オーブがキラの手に落ちようと、その名目は生きております」
「ギルバート・デュランダルがそれを許すか? 彼は、僕をオーブ侵攻の大義名分に使うつもりだぞ」
「逆を言えばそれは、デュランダル議長本人が、代表に価値を認めていらっしゃるということです
やはり彼にとって、キラとラクスは脅威なのですよ」
「MSとパイロットはどうする? 自由に動けるのは、君とガロードだけだろう?」
「シンを取り込めるか、やってみます。代表、彼は元々オーブ人です
レイやルナマリアは難しいかもしれませんが、彼一人をタカマガハラに残すならどうにかなるかもしれません」
「エースを簡単にザフトが手放すか?」
「シンの能力を完全に引き出せるのは、アカツキです。そしてアカツキは、オーブのMSです」
無理だろう。デュランダルはそれほど甘くはない
しかしすぐに、自分はすでにユウナであって、ユウナではないことを思い出した
すでにこの背にはトダカやウナト、そして自分のために死んだオーブ兵の命があるのである
無理だどうだと、甘えてはいられない
死者が、この背を押す。まだ眠ることを許さない
「ガロードは協力してくれます
それに・・・・DX復活のメドがつきました。状況は絶望的ではありません」
「・・・・・やるか」
驚くほど強い自分の声に、ユウナは驚いた。すでに自分の命は、いろいろなモノを背負っていることを、痛感する
「はい
。しかしヤタガラスをザフトから切り離してどこへ向かわせるか・・・それも問題です」
「いや、オーブは国土のすべてを失ったわけではない」
ユウナの脳裏をかすめる、長身の女性。だが彼女が自分を受け入れるとは限らない
正直なところ、彼女は自分のことを好きではないだろう。それにセイラン家とサハク家は、仲がいいわけでもない
ただ一つだけ確かなことがあるとすれば、彼女のオーブを愛する気持ちだった
764:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 22:52:15
「代表」
「やれやれ。『彼女』は、僕のことを認めてくれるかな・・・・」
「もしもダメなら、逃げればいいじゃありませんか。海賊にでもなりましょう」
「ははは、そりゃいいや!」
思わずユウナは笑った。確かに、状況は最悪である。だが最悪であるがゆえに、
これ以上悪くなっても大したことは無い。海賊家業もいいな。そう考えると無性に愉快になってきた
「なぁ、アスラン。僕に海賊はできるかな?」
「なれていただかなければなりませんね」
にっと、アスランは笑う。この男もまだ、諦めていない
「・・・・どうやら、白旗をあげるにはまだ早いみたいだな」
「ええ」
「行こうか、アメノミハシラ。アスラン、一発逆転を狙うぞ」
遠い海の向こう。オーブは確かに、そこにあるはずだとユウナは思った
==========================
765:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 22:53:55
==========================
ラクスの凄さを、改めてアスランは実感する
独立軍の組織と言っても、簡単に行く話ではなかった
難点は腐るほどある。前大戦はクライン派の協力があってこそ初めて独立勢力足り得たが、
今はそんな便利なものはない。アメノミハシラがユウナに味方するとは限らないし、
最悪、ガロードと自分だけがヤタガラスのパイロットということになりかねない
(シンだけか・・・・)
ヤタガラスクルーの経歴を考えると、独立軍、新しいタカマガハラに誘えそうなのはシンだけだった
幸いと言ってはなんだが、シンは家族を失っている、天涯孤独の身である
そして、シンを誘うことができれば、ステラは無条件でついてくるだろう
だが、仮にシンを誘うことに成功しても、次の難題がある
MSだった。現状、こちらの所有と言えるは、アカツキと壊れたDX、そしてクラウダだけだ
ガイア、Dインパルス、インフィニットジャスティス、グフはザフトのものなのである
そしてユウナが交渉に使えるカードは、ほとんど無い。デュランダルが一言、
ヤタガラスをよこせと言われれば、その圧力をはね返せるか、疑問だった
「脱走か・・・・」
結局はその結論に落ち着く。それだけが、MSとパイロットを確保できる有用な方法だった
しかしその手は、ユウナを危険に巻き込むこととなる上に、アメノミハシラもザフトに攻撃される可能性が出てくる
あまりいい手とは言えない、が・・・・・
脱走に見えない、脱走。脱走と取られない、脱走。理想はそれだった
マハムール基地にあるミネルバへ、アスランは足を向けた
それから警備の人間に告げて、面会を申し込む
少ししてから、目当ての人間が姿を見せた。指揮官の証である、ザフトの白服を着ている
「おまえに呼び出されるとはな」
「すまない、イザーク」
「まぁいい。カフェにでも付き合え、アスラン」
イザークと共に、マハムール基地内のカフェに向かう。軍の施設だが、働いている職員は普通で、
かわいらしいウェイトレスが注文を取りにきた。アイスオーレを頼む。イザークはコーヒーだった
766:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 22:53:56
>>757
「デスティニー・プラン、それは…人の自由を奪い未来を鎖してしまう恐ろしい計画。
特にデュランダル議長のような危険な方が行われるのですもの。
ですが、その恐ろしい計画も素晴しいモノへと変えて行く事も出来ます。
人の未来を明るいモノへと照らす事もできます。
故にこそ、わたくしラクス・クラインが行う事にこそ意味が在るのです。
それが、世界の意思なのですから,.....」
とか言い出すんだな!
767:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 22:54:51
「俺はニコルとやりあったぞ、アイスランドで」
いきなりイザークが、そんなことを言い出した
「ああ。知ってる。俺も戦ったからな」
「アスラン。エアマスターとかいう、あの青いMSはなんだ?」
「エアマスター?」
イザークが話し始めたのは、予想外の話題だった
アスランが呼び出して話をしようと思っていたのとは、まったく違う話題だ
「ガンダムタイプだった。いや、それは珍しいことじゃない。俺のブルデュエルも、ディアッカのヴェルデバスターも、
貴様のインフィニットジャスティスも・・・オーブのムラサメもガンダムと言えば、そうなるだろう・・・・・だが」
「ちょっと待てイザーク。エアマスターって、なんだ?」
「貴様、見てなかったのか!? インフィニットジャスティスで貴様が来る前に、デスティニーとやりあっていたMSだ!」
「・・・・・・いや、よく見ていなかった」
「ハンッ! 復讐に目がくらみすぎだ、貴様は。まぁいい。超高機動の可変MSだ。機体の色は蒼
そして意外に高い火力を持っている。格闘戦は、苦手のようだがな・・・・・」
「エアマスターか・・・・・。ちょっと聞いたことが無いな。それがいったいどうしたんだ?」
「ハイネと、そのエアマスターがなにか密談していたみたいなんでな
機体の性能も気になるが、それも気になっただけだ・・・・・。デスティニーとやりあったということは、敵ではなさそうだが・・・・」
この、イザークの言葉は重要である。ハイネがアスランに接触してきたのはアイスランド以後だった
なら、このエアマスターというMSは、アスランに独立軍を組織しろと言外に言うハイネに、
なんらかの影響を与えているのだろうか
「エアマスター、か・・・・・」
「まぁ、知らんのなら別にいい。それより貴様が呼び出した用件はなんだ、アスラン?」
「デュランダル議長と会えないか?」
「・・・・なにを言ってる、貴様。会いたければ勝手に会いに行けばいいだろう
『FAITH』の面会を断るような人でもあるまい」
「いや、おまえやハイネも一緒にだ」
「は・・・?」
「シンたちの引き上げを待ってもらう。タカマガハラの存続を訴えたい」
正攻法の手段も試してみるつもりだった。デュランダルはおそらく、ヤタガラスを吸収してしまいたいだろうし、
こんな甘い手段が通用するとも思えないが、試してみることが無駄になるとは限らない
768:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 22:56:23
「まったく・・・・貴様は・・・・・。俺をなんだと思ってる」
「戦友だよ」
「ハッ・・・・都合のいい時だけ、戦友か。・・・・・無駄だ、やめておけ」
「しかし・・・・」
「オーブがああなった以上、タカマガハラの存続が夢物語だということをおまえもわかっているだろう」
「まだだ。オーブにはアメノミハシラがある」
「いい加減にしろ、アスラン! おまえはザフトなのかオーブ軍人なのかどっちだ!」
イザークが大声をあげたので、カフェにいる客の視線がこっちに注がれる
しかしイザークはそんなことに構うこともなく、胸を張った
「・・・・オーブ軍人だ」
「なっ・・・!」
「と、言ったらどうするイザーク? 裏切者として、軍法会議にかけるか?
それにしてもこの世界には裏切者があふれていると思わないか?」
「なにが言いたい、貴様」
「イザーク、ラクスは裏切者か?」
「・・・・・・・・・それは」
言葉に詰まっている。裏切者と言えば、ラクスほど見事な裏切者はいない
しかしイザークの心には、ラクスへの好意があるのだろう。だから、こんな風に言葉に詰まる
「イザーク、勘違いしないでくれ。俺はただオーブを取り戻したいだけだ
そしてオーブを取り戻すことは、プラントのためになるはずだ」
「おい、アスラン。それは自分をオーブ軍人だと言っているのも同然だぞ」
「・・・・イザーク。もう、うすうすはわかってるんだろう?」
「・・・・チッ。まぁ、いいだろう。だが大きな声では言えんが、俺は最近の議長のやり方に疑問を持っている
まるで人が変わられたようだ
デスティニープランは、コーディネイターの未来を切り開くものかもしれんが・・・・やり方が強引すぎる
スカンジナビアも、交渉など一切せず、いきなりの武力制圧だったからな・・・・・」
「・・・・・・・」
「正直に言うと、ラクス・クラインに賛同する気持ちが、俺のどこかにある
オーブを追われた貴様に、こんなことを言うべきでは無いのかもしれんが・・・・」
「いや、本音をしゃべってくれて、俺は嬉しいよ、イザーク」
「・・・・とにかく、議長と話せるよう、セッティングはしておいてやろう」
いい終えて、イザークはコーヒーに口をつける
アスランもアイスオーレにストローを差しこみ、飲んだ。少しミルクが多い
「よう、アスラン。ここにいたのか」
不意に、陽気な声が聞こえた。アスランがカフェの入り口に目を向けると、
ディアッカが手をあげている。髪を後ろに束ねた女性を連れていた
769:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 22:57:56
「ジュール隊、シホ・ハーネンフースです。ミネルバにてカオスのパイロットを務めています
以後、よろしくお願いします、『FAITH』アスラン・ザラ」
「ああ・・・。君がジュール隊のホウセンカ、か・・・・」
軍人らしい挨拶を受けて、アスランは微笑み返す。つまりこの三人が、ジュール隊のアタマ、というわけだろう
ディアッカとシホが、席につく
「で、なにしに来たんだ貴様?」
イザークがじろっと、ディアッカの顔を見つめる
「なにって・・・・。いや、シホちゃんが愛しのイザーク隊長に会いたいって言うもんだから・・・」
「ディアッカ。無理矢理私を連れてきたのはあなたでしょ?」
じろっと、シホがディアッカをにらみつける。まぁまぁという感じで、ディアッカはそれをなだめていた
「冗談は置いとくとして・・・・・そろそろミネルバはオーブを攻めるらしいから、そいつを隊長さんに伝えにきたワケ」
「なんだって!? 本当か、ディアッカ!」
イザークよりも早く、アスランは声を張り上げていた
「いや、アスラン。なに興奮してるんだ? こうなった以上、オーブを攻めるのは当たり前だろ?」
「ディアッカ・・・・。そうだけどな・・・・・」
「ヤタガラスは、参加するんだろ?」
ディアッカが当然のように言ってくる。そうなのだ。国を乗っ取られた以上、普通は喜んで参戦するはずだ
しかしユウナはそれを望んではいない。オーブを戦火に巻き込まぬことを、第一に考えてきた男だった
「・・・・戦艦が一隻参加したところで、できることはたかが知れてる」
「おいおい、参加しないって? そりゃ無責任すぎるんじゃねぇか? オーブ軍だろ、タカマガハラは?」
「タカマガハラは独立部隊だ・・・・。それにディアッカ、はっきり言うぞ。今のオーブにザフトは勝てるのか」
「いやぁ・・・・・。それを言われると、ちょっと自信無くすな」
ディアッカが気まずそうな笑みを浮かべる
ヤタガラスがどんな風にしてマハムール基地まで逃れてきたか、すでにザフトは知っているはずだった
インフィニットジャスティスとDX抜きであるとはいえ、量産型にヤタガラスが追い詰められたのだ
それに問題はクラウダの他にもある。ストライクフリーダムだった
あの悪魔とも死神とも言える兵器と、どう戦うつもりなのか
770:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 23:00:37
「しかし、ザフトにはサザビーネグザスがあります」
「シホ。君はキラと戦ったことがあるか?」
アスランが言うと、シホは目を伏せた
「あ・・・・いえ」
「あれは正攻法では絶対に勝てない。無駄な戦いをして、ヤタガラスを沈めるわけにはいかないんだ
俺は一応、艦長だからな」
「偉そうな態度で、うちの隊員をいじめるな、アスラン。別に貴様が強いわけでもあるまい」
イザークが不機嫌そうな声で告げる
「・・・・そうだな。俺は負けたんだ。とにかくイザーク、デュランダル議長との面会の件、頼んだ」
「ああ。だが、仮にシンたちの残留要求が受け入れられても、
なにか別の条件を要求されるかもしれんぞ。その時はどうする?」
「条件次第さ」
条件にもよる。受け入れられる条件なら、譲歩するしかないだろう
しかしアカツキをよこせなどと言われたら、これは断るしかない
厳しい状況ということは、痛いほどわかっていた
==========================
771:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 23:02:27
==========================
本音を言えば、ハイネにとってオーブなどどうでもいい
ただ、友好国であるがゆえに、それなりの好意を持ってきた
そして今は、ラクス・クラインがキラ・ヤマトを押し立てて、オーブを乗っ取り、プラントに宣戦しようとしている
バカげたことだった。誰もギルバート・デュランダルを疑っていない。いや、疑うことすらできないのか
デュランダルという存在は大きくなりすぎた。議長という立場であるが、すでに権力は独裁者に近い
ザフトも彼の私兵に近い状態になっているし、デュランダルに心酔している将兵も少なくない
「どうも・・・・ハイネさん。ジャンク屋です」
「おう、ご苦労さん」
マハムール基地に、ジャンクをいっぱいに積んだトラックがやってくる
周囲の人間は、ハイネが個人で雇ったジャンク屋だとしか思っていないだろう
ツナギ姿の男が、トラックから降りてくる。帽子を目深にかぶり、サングラスをしていた
ハイネは周囲に人がいないのを確認すると、男に近寄る
「議長はどうなさっている、ウィッツ?」
「ようやくリハビリが始まったってとこだ。でも、まだ激しい運動とかはできねぇ」
「・・・・・そうか。まだしゃべることはできないのか?」
「もうしゃべれねぇかもしれねぇ・・・・」
「・・・・・・・・」
襲撃されたとき、デュランダルは重傷を負ったらしい。それを偶然、ウィッツが拾った
しかし顔はやけどを負い、声帯にもダメージを受けている
意識を取り戻したのも、ヘブンズベース戦の直前だった。それであわてて、ウィッツに自分と接触するよう頼んだらしい
始めは疑ったが、今は信用している。ウィッツは、デュランダルしか知りえないような情報を、知っていたのだ
それから数回、ハイネはウィッツと接触していた。目的はもちろん、本当のデュランダルの帰還である
「しかし誰も、デュランダルのとっつあんの正体に疑問を持ってねぇのか?」
「ああ。いや・・・疑問を持っている人間はいるかもしれんが、それは議長の豹変だと思っているだろう
権力者が豹変することは、珍しくないからな。人物が入れ替わっているなんて、理解の外だ」
「ったく、アホらしいぜ。議長は偽者ですって、ビラをばらまいてやろうか」
「一笑されるのが、オチだろうな。いや・・・・議長が帰還されても、本物だと認める人間が何人いるか」
だから力がいる。デュランダルを帰還させるには、世界にデュランダルが本物だと認めさせなければならない
そのためには力がいる。ハイネはそれを、ヤタガラスに求めた
772:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:04:13
支援
773:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:05:39
支援
774:X運命 『我々も同じことをするのです』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/24 23:06:47
「おい、俺とガロードを会わせろ」
「うん? いいのか、ウィッツ? おまえ、会うにはまだ早いとか言ってただろう?」
「俺の言葉なら、あいつは信用する。おまえが、議長は偽者だっつっても、ガロードは信用しねぇだろ」
「・・・・まぁ、そうだな。別に俺とガロードは仲がいいわけでもない・・・・」
「俺とガロードは、別行動を取るべきだと思ってた。なにも知らねぇ世界だからな
だからこうやって、合流するのを避けていた。お互いが個別行動して、逃げ道を増やす
まぁ、生き延びるための基本戦略だな。でもそうも言ってられねぇか」
「異世界か・・・・・。正直、信じられないな」
この世界とは別の世界から、ガロードやウィッツはやってきたのだという
信じられない話だが、ハイネにとってどうでもいいことだった。今、肝心なのは、デュランダルが偽者だということだ
かつて、ハイネはデュランダルからじきじきに『FAITH』に任命された
その時、この男ならプラントを正しい方向に導いてくれると信じたのだ。男は、一度信じたものを見捨てるべきではない
「ヤタガラスをザフトから切り離すってのは、まぁ、悪い考えじゃねぇな」
唐突にウィッツが、そんなことを言った
「これしか考えつかなかった。タカマガハラという独立軍は、自由に行動する分には有利だ」
「でもパイロットとMSどうするんだよ? ほとんどザフトなんだろ?」
「まぁ、交渉次第だろうな。だが、おそらく残留交渉は失敗する・・・・。なら、死んでもらうさ」
「あ・・・・?」
「死んでもらうさ。死人がなにをしようが、別に構わないだろう?」
ハイネの頭にあるのはそれである。MSを沈める、パイロットを死なせる。少なくともザフトにはそう思わせる
そうして初めて、タカマガハラは真の独立部隊に変わる
問題はアスランがなにを考えているか、だった。あくまでもあの男は、オーブのために生きている
デュランダルへの義理はあるだろうが、オーブの不利益となると、あっさりデュランダルを放り出しかねない
しかし、困窮のデュランダルを助ける、ということ。これ以上、デュランダル自身に恩を売れる行為は無い
そのことがわからない、アスラン・ザラではないだろう
ハイネはウィッツを連れて、ガロードのいる宿舎に向かった
周囲の人間は、自分がデュランダルに忠実な側近だと思っているだろう
それは構わない。むしろ、望むところだった。偽者に尻尾を振ることも、目的のためなら喜んでやれる
つづく
==========================
775:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:08:57
なんでだろう目立ってるはずのハイネに死亡フラグが見える
776:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:09:59
目立ってるから死亡フラグなんだろ
777:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:10:14
大丈夫、散るときはボンボン版以上にカッコ良く散ってくれるぜ!
778:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:11:41
>>775
そんなフラグ「X運命」のハイネなら回避してくれるさ!
ラクスなんかを信じるより、よっぽど簡単だろう?
779:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:11:51
対デストロイ戦であんな見事にフラグ回避したんだ、死ぬわけねぇだろおぉぉぉぉっっっっ!!!!!
780:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:12:09
GJ!!!!!
ハイネがまるで主役みてぇだ…
「ただ議長のため」のハイネ、
「ただオーブのため」のアスラン、
海の者とも山の者ともつかない黒議長、
とうとう三社面談か
781:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:13:30
まあハイネはX運命では数々の死亡フラグを魔弾のごとき勢いで避け続けてきた男だ。
てかGJ、マジGJ。
煮詰まったなら書き直す、ある意味当たり前だが2chのSSでこういうのははじめて見た。
筆力はもとより「作家力」もある作者さんに惚れそうだぜ。
782:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:15:16
GJです!!
それぞれ立場があるものです。そしてそう簡単にその立場は他人の自己中で変えようとするのは単なる傲慢です。
本編のアスランはシンの立場を何も考えずにお前は間違ってる!!と決め付けてるしね。
783:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:15:23
それぞれの信念が見えてればなにがあろうと説得力があるもんだ
欲望だけなのも…行動に矛盾はないかもね
784:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:17:03
敢えて言おう
次の議長は ハ イ ネ と。
785:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:18:24
さらば、ハイネ…!
786:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:18:47
GJ!
これが真の48話か。
次はトールギスの予備パーツで作ったダミーのウイングを完全破壊した事で上の目を欺いたゼクスよろしく、エサの偽装作戦決行か!?
787:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:19:24
>>781
某魔弾が英霊となって加護しているのかw
788:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:20:28
GJ!!
ハイネかっこいいな!
昨日からのプレッシャーに負けずに、
更にwktkする展開を鮮やかに繰り出した職人さんに心からGJそしてありがとう!!
789:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:22:46
いつも楽しみに読ませていただいています
書き直しお疲れ様です
昨日はキャラクターの感情が先走りすぎてて
これからどうなってしまうのとハラハラでしたが
今日はキャラクターの感情と思考のバランスが取れていて
安心して読めました
ここのアスランは本編のアスランと違って、自分の持っている
カード(フェイス、戦友)を生かす術を知っていますね
これからもヤタガラスの活躍を期待しています
790:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:23:03
俺もSSを書こうと思って色々調べたんだけどさ
プロローグ程度なら少しずづ書き始めてはいるんだけどさ
言わせてくれ
何 で 毎 日 書 け る ん だ ? ( ´ ・ ω ・ ` )
この面白さと技術をオラにわけてくれ!
791:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:23:08
ハイネがカッコ良すぎて俺の心がHOTLIMITです
792:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:23:33
>>774
>お互いが個別行動して、逃げ道を増やす
>まぁ、生き延びるための基本戦略だな。
X世界の住人はやっぱなんつうか、生存に対する貪欲さが違うなあ。
793:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:25:46
ヤタガラス独立の鍵はハイネ・ウイッツの肩に………!!
………なんでこんなに不安なんだろう?|ω・)
794:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:26:27
>>713にあったように展開予想が下手をするとX運命氏の重荷になるかもとさえ懸念されていた
にもかかわらず主だった展開予想への回答のようなリライト+α お見事!
795:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:27:08
少し遅レスかもしれないが
アムロもラクスも人の可能性を信じてるって点は同じだけど
こう・・・ラクスは、無意識に人を見下してる気がする
自分が高いところにいるってやつだな
シャアと似てるのかもしれない、そういう所は
だから、人の可能性を〝自分達が〟作る、守る、そういう風に考えてるんじゃないかって思う
アムロは、自分はただの兵士でしかすぎないってことを理解してるし
シャアとかラクスのようなカリスマも持ってない
けど、人間の可能性を心の底から信じてるから
自分が何もしなくても、人間は、自分達の知恵だけで障害を乗り越えられる
例えどんな大きな戦争が起きようと、人間は必ず気づく事ができる、学ぶ事ができる
そう信じてるんじゃないかって思う
つまり、ラクスは・・・信じてるようで信じていなくて
アムロは、愚鈍にまで信じてる、と
どっちが良いかはわからないけど
後者の方が好感は持てる気がする
796:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:27:47
書き直しとの事でしたが・・・凄いです!ハイネのキャラクターが活きている!?
イザークも何気に現在のアスランの立場を第三者的に的確に述べているし、
ウイッツがタカマガハラに合流するフラグも立った!何か逆境からの逆転劇序章
といった感じがプンプンするぜえ!!・・・・・・ガロードとシンは会話に参加してないが
存在感はきっちりあるし、ホッとしましたwww
プレッシャーに負ける事無く・・・・走り続けてください!!
「飛べ!ガロード!!」「駆け抜けろ!シン!!」の心境です。
797:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:34:47
アムロの様に馬鹿みたいに信じることができるとララァが憑いてくれるよ
ラクスみたいに一人だけで世界を作ろうとすと最後は孤独になるかもね
798:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:36:18
てゆーか最近ガロもシンも微妙に影薄くね?
799:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:36:38
しかしここのアスランは悩み方が本編と全然違うよな・・・
こういう展開なら視聴者も納得できるのにね。
800:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:38:37
>>798
二人とも政治的駆け引きとかとは無縁な存在だからw
アスランは三人目の主人公だよな、正直。
801:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:38:38
中国の格言にこんなのがある。
「巧詐は拙誠に如かず」(こうさはせっせいにしかず)
巧みな演技も最後は拙い誠実さには及ばないと言う意味。
シャアとアムロ、キラクスとガロード達を表現するのにお似合いかもしれない。
802:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:40:34
>>795
なるほど・・・それに加えてというのもおこがましいですが、ラクスが人間の
「綺麗な部分」のみ見せて所謂「世俗だのの汚い部分」や「痛み」を意図的に隠蔽しているのに
対して、何だかんだいってアムロとシャアは「痛み」「汚い部分」にも触れているんですよね。
後年シャアは、「汚い部分」に嫌気さして総帥になってしまうが、アムロはそれでも
尚信じようとしているし、事実そちら側に居るんですよね・・・
ぶっちゃけラクスもそういう描写すればここまで叩かれることも無かっただろうに・・・
例えば親友だった女性(パイロットとか技術屋)が非業の最期を遂げた描写
なんかが入ってそれが切っ掛けもしくは原動力として「平和の歌姫」として
邁進するという方向性に持って行けば良かったような・・・無論男の影なんざ
微塵も出さずに。まあ、婦女子が納得せんだろうが・・・「神格化」させるなら
それくらいしないと無理。変に「女の子」ぽくしても惨めなだけだと思うし、
人物像が歪な感じで矛盾になる。それが種死版のラクス。
確か、無印版当時の設定だとラクスはキラに対しては「異性としての好意はなく
同志としての好意のみ」だったはずなのに・・・
803:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:44:24
>>800
体力派主人公→ガロ・シン
頭脳派主人公→凸・ユウナ
こういうことでおk?
804:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:46:30
どっかの本に書いてあったな・・・
例え嵐が来ようとも、空が荒れようとも、暗雲が立ちはだかろうとも、
アムロ・レイという〝白き鷹〟は、人の心の可能性を信じて羽ばたき続ける。
とか、そんなこと書いてあった
少しかっこよすぎる気もするがw
805:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:49:23
超亀レスだけど(それでも昨日というのが凄いが)>>369
その某スレってどこすか、kwsk……
806:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:51:42
>802
あと神格化させるんだったら
超絶的な狂気なり策謀といった「凡人には出来ない」
といった物を見せないとダメ
ヘルシングの少佐なんてデブ、メガネ、チビで戦闘能力も壊滅的に低いのに
常軌を逸した狂気と名台詞で凄まじいまでの存在感があるからなあ。
ラクスがダメなのはチープな思想に愚かな行動と到底カリスマたり得ないのに
無理やりカリスマ化していることにあるとおもう。
807:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:56:46
>ディアッカが当然のように言ってくる。そうなのだ。国を乗っ取られた以上、普通は喜んで参戦するはずだ
>しかしユウナはそれを望んではいない。オーブを戦火に巻き込まぬことを、第一に考えてきた男だった
キサカをはじめとした基地外糞共に対しておまいって奴は本当に……
切ねえなぁ、本当によぅ……
いーじゃんもうオーブの国土に執着すんのは止めて、どこぞの廃棄コロニーでも手に入れて整備して、
そこにささやかながらもかつてオーブがなろうとした姿の国を立ち上げりゃいいじゃないかっ!!
っつーても聞かないんだろうなぁ……それはミナ様も同じか。
808:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 23:56:56
一本筋の通った漢はカコイイ!と思うけど、
最近、アスランとユウナってオーブのためって事以外に
ヤタガラスクルーに愛着ないのかな?てちょっと寂しくなることがあるんだ |ω・)
809:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:01:09
ラクス・クラインさんへ
世直しの事を知らないんだな。革命はいつもインテリが始めるが、夢みたいな目標を持ってやるから、いつも過激な事しかやらない!
しかし、革命の後では気高い革命の心だって、官僚主義と大衆に飲み込まれていくから、
インテリはそれを嫌って世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる!
810:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:03:28
ラクスはインテリじゃないよ
子供部屋で理屈を捏ね回す頭でっかちだよ
811:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:03:36
GJ!
面白い、続きが楽しみだ
議長は仮面男orニコル2世になったのか
812:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:06:44
ガンダムに乗れなかったシホをカオスに持って来たのは上手いな
813:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:07:24
職人様GJ
まぁ、なんだ毎日投稿出来るのは凄いと思うが適度な休憩も必要だ
なぁに、二三日投稿が無かったところでこのスレは勝手に盛り上がってるさ
体に気をつけてな
楽しみに待ってるから
814:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:07:43
>>807
あながち見当違いではない。
国は民、なミナにかかれば、助力を仰ぐユウナへ「国土に執着するな」と諭すかも
815:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:09:33
>>810
脳みその無いまま生まれて来た奇形児は顔がカエルにそっくりらしい
816:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:09:35
>>811
そしてあなたもわたしもミイラって事で意気投合する議長とニコル。
イヤスwww
817:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:11:29
>>810
>>809の場合、「子供部屋で理屈を捏ね回す頭でっかち」=インテリ でいいかと。
818:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:11:33
>809
あともう一ついい言葉を送ろう
社会を規定するのは政治家でも民衆でもない
経済だ。
カール、マルクス
ラクシズは政治家とか民衆とかは何とかできるかもしれないが
経済に詳しい奴はいるのかなあ。
オーブが赤化するなんて事は止めてくれよ。
819:369
06/08/25 00:11:49
>>805
種ドモンスレだったか種死学園モノのスレだったと思う。
別板だけどシンことり交流スレでもルナは女狙いに成ってたよ~な?
820:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:13:15
種死学園スレでは、マユとルナの戦いが面白かったな
マユ「レズだよそれは!」
には笑った
821:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:13:32
>>817
インテリは他のインテリと意見交換くらいはする
822:805
06/08/25 00:19:23
>>819
トンクス!
823:369
06/08/25 00:21:10
今検索してスレタイ確認して来たが新キャラメインでDESTINY学園開校8 だった。
因みにマユとかハイネとか生存してるし種で悲惨だったキャラ皆居る。ラクシズは排除されとるけどね~~。
ハイネとミゲルのダブルオレンジはCV桑島キャラのストーカー化してたりラジオのMCやったり大活躍さね。
824:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:38:55
>>814
ただ問題はラクシズは暴れに暴れた後、民をおいて世捨て人になりそうだから困る。
825:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:43:16
>>824
そういえば、種が終わってから世捨て人やってたよな
826:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:51:50
兄貴には、「私も、あの方にとっては、数ある手駒の1つに過ぎんのだよ」が似合うと思った吸血鬼の夜、皆さん(ry
827:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:53:45
名声を得るのはラクス
責任を取るのがカガリ
という力関係ですので
828:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:53:56
感化されてうっかりラクス節研究に一時間を割いてしまったよ…
スレ汚しスマソ。吊ってくる
私はラクス・クラインです。
私たち平和を願う者は共に、新しいオーブを築きあげました。
ですがここにあるのは永久の安寧でしょうか?
私たちがこの平和の地を築きあげるために、与えられた力はわずかなものでした。
けれど皆さん、今日ここに集い、共に平和を喜び合う事ができる。
何故でしょう?
願う未来は違っても、私たちは皆平和を願うことで、自由に溢れた未来の守護を受けるからなのです。
皆さん。皆さんが心から愛した姫、誰よりも平和とこのオーブを愛した姫、
カガリ・ユラ・アスハは死にました。
何故でしょう!
確かに私たちはここに小さな楽園を得ました。
けれど思い出してください。私たちが真に戦うべきものを。
今も、願う未来を奪われ、戦火の中で喘いでいる者たちの悲鳴は地に、空に満ち満ちています。
私たちがここで知った、平和を愛する想い。それを世界の人々に教えねばなりません。
カガリさんは今も、私たちがそれに気づく事、そして立ち上がることを願い続けているのです。
あなたがたのひとりひとりの想いの中で!
今、真実のオーブを名乗る方が、遥か彼方からこの安寧を憂いています。
ユウナ・ロマ・アスハ。あの方にはカガリさんの声が聞こえないのです。
何故、と悲しまないでください。
私達は伝え合うことができる。やり方は違うかもしれません。けれど願うのは同じ平和です。
真実を伝えること、手を取り合うこと。
そのための道は険しいものになるはずです。
悲しむべきことですが、私たちは争う道を避けられないのかもしれません。
けれどもそれを乗り越えた時、私たちの前に開かれるのは真の未来です。
私たちの、あなたがたひとりひとりの、オーブのために、力を貸していただきたいのです!
829:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:56:48
>>809
キラは絶対にこう言うことは言わないだろうな…
言ってるつもりだろうが結局「世界を平和にしたいんだ」と言う言葉しか知らんだろうし
あ、でも「…っ!」「…っでもっ!」「そんなことっ!」の連打で行数稼ぎはするだろうがw
830:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:57:30
ラクス節を極めるのなら全部疑問系にしないと
831:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:58:53
>>828
結構、うまくいってるんじゃないか?
832:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 00:59:03
あの桃色汚物どもにまっとうな政治家はできないだろ。武力でしか解決できないんだから。
だから世捨て人(種後)か独裁者(種死後)しかできない。
833:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:01:42
疑問に疑問で返すのは感心せんな
834:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:02:52
乙。なるほど、スレ汚し著しいが、意味不明な電波なとこは確かにラクソ節だな。
835:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:07:38
>>823
やや亀だけど、擬人化スレでも西川機はガイアのストーカーだな
836:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:07:55
理想だけでは政治は成り立たない
837:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:14:14
代表はキラだというのに演説はラクスの役目とは甚だ滑稽だな。
838:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:18:49
キラが演説してる図は想像できん。
839:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:19:20
今きづいたが・・・魔乳とトニアさんの声っていっしょだった・・・
840:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:20:33
っつーか幾らスパコディだからっつってキラなんぞにまともに政治が出来るとは思えん
なんか常に理想しか口にしない上、平和平和とかそれしか言わずに、経済やら外交、法律とかは
ラクスや官僚に任せて、まじでただのお飾り代表になるヨカン
841:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:21:31
キラ「あえて言おう! 嫁乙!」
842:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:22:09
>>838
演説したとしても常にタメ口
丁寧語や敬語は一切使わずになると思われ
「だよね?」「思うんだ」「じゃない?」とか
843:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:25:41 z7MtnmQk BE:114341287-2BP(113)
ミネルバ撃沈フラグキタコレ
844:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:26:07
「そしてわたくしは、ラクス・クライン。カガリ・ユラ・アスハ暗殺の犯人・・・・そう呼ばれています」
「でも聞いて欲しい。あの報道は、デュランダル議長が行った謀略で、濡れ衣なんだ
僕はカガリの弟だ・・・・カガリを殺すことなんて、するはずがない」
「デュランダル議長は先日、デスティニープランを発表されました。一見、平和への手段として画期的な方法であり、
魅力的に思えます。しかし、真実は遺伝子による絶対統制なのです
また、プラン導入のために議長が行ったやり口は非道なもので、
プランを拒否したスカンジナビア王国をザフトは武力制圧しました」
「遺伝子ですべてが決まる。生まれ持った才能で、人の価値を決め付ける。僕らはそんな未来を許しちゃいけない」
「その通りです。しかし悲しいことにオーブは先日まで、プラントの属国でした
ユウナ・ロマ・セイラン代表はデスティニープランの実行を止めようともせず、
ただデュランダル議長の意のままでありました」
「けど、もう違う。オーブは真の独立を手に入れなきゃいけない
誰の言いなりにもならず、本当のオーブにならなきゃいけない
そのためにはみんなの力を貸して欲しい。だから僕は・・・・このオーブの首長に就任する」
「このことに不満を持つ方もいらっしゃるでしょう。戦いたくないとお考えの方も多いと思います
ですが、それは構いません。わたくしたちはただ、人々の未来を信じて、戦いたいだけなのです
例え、最後の一人になろうとも、わたくしたちは戦うだけです」
「でも僕は、みんなと・・・・オーブのみんなと、手を取り合って歩んでいきたい
だから僕に力を貸して欲しい。カガリのためにも、みんなのためにも・・・・!」
「そして、世界中の人々の未来のためにも・・・・!」
一応、47話のラクキラの演説持ってきた
845:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:28:08
嫁本人じゃね?って錯覚するほどの嫁節の再現度だから困るw
846:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:31:23
>>840
実務経験ゼロってのは前例主義で何となるとしても、外交では失血死まちがいない。
―と思ったが、キラどもは外交の敗北たる戦争で無茶苦茶効くからかえって悲惨だ。周りが。
847:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:42:35
キラ「だが、僕は謝らない」
848:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:52:00
キラ「戦う事が罪なら、僕が背負っていく!」
849:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 01:56:11
>>845
再現率は異様に高いがここまできちんと状況やらを文章で表現できるのか?嫁は。
850:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 02:00:02
できればクラウダとかウィンダムなんかの量産機をどんどん捕獲したりして活用して欲しいな。
これからバルチャーまがいになるなら戦力に使えるモンはとことん使っていく方針になると思うし量産機が活躍するのはXの持ち味のひとつだから。
851:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 02:27:35
クラウダってスペック調べたら、あんなにごついのに8.4㌧しかないんだな。
全長は18.0mで種死のMSとそんなに変わらないけど、重量は約1/10か……。
ってことは、ルタチタニウム製になった和田も大幅減量になって……。
それは改めて怖いと感じるな、マジで。
852:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 02:36:35
>>851
火力の数なら歴代随一だからな・・・単純な破壊力は∀・DX・G・W0・ZZ
といった一撃必殺系に劣るとはいえ、装甲が岩のようなルナチタだと恐ろしい脅威だ・・・
確かにこんな強敵に正面切って挑むのは自殺行為だぞシンwww
853:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 03:09:27
なぁなぁ、口頭でしか述べてないのにキラがカガリの弟って事を民衆が認めたって事は
ステラがカガリの妹だとか言っても皆信用するんじゃないか?
いやだからどうしたと言うわけじゃないが。
854:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 03:14:15
やっぱ和田を上回るには機動力と一撃の重さが重要だと思うんだけどなぁ。
ニコルは運命をシンに譲る気ないのかなぁ。
っつーか、いつの間にか和田に挑むのはシン1人みたいな状況になってるがw
仲間が居るだろう。DXに隠者にDパルスに伝説(予定)。
まぁ、最後の最後はやっぱりタイマンがお約束だし、その役目を担うのはシン、というのが美しいけど。
アスランも因果はあるが、そっちはニコルのほうで爆発しそうだし。
855:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 03:32:56
>>852
しかし和田の出力やビームの破壊力はネモ並という罠
856:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 03:35:33
バカヤロウ!
嫁補正ある限り、和田はイデオンにでも勝てるんだよッ!
857:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 03:38:10
>>855
和田に劣る自由がどこまでDXを追い詰めたのか忘れたか?
858:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 03:42:00
つーか、和田の出力とか、その辺は言い出すとキリないからな
859:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 03:53:45
ひとつ言えるのは、この防御力がある限りサザビーと戦ってもどうなるか分からんと言うことだ。
強いぞ。
そんな相手にどうやって戦うんだろうな。想像もつかん。
やっぱり捕まえて「陽電子砲で俺ごと撃ちぬけ」でもやるか?
860:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:01:05
>>854
取り敢えずアカツキ全身を覆うブースターの塊みたいな漆黒の巨大な増加装甲が必要だな。
それと増加装甲にはフォビ丼のゲシュマイディッヒ・パンツァーも仕込んで。
で、聖約や攻撃黒の持ってるハンドビームガン持たせて
増加装甲に更に特殊戦闘用ユニット付けりゃ完璧!
白くてバグ出す幼女付き戦艦も付いてくればパーフェクト!?
……って書いておいて何だが別もん別スレのになっちゃう上にステラがデビルガンダムに取り込まれたレインっぽくなりそうだな.....
861:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:01:40
根拠無いけどなんとなくアロンダイトあれば和田もサザビーもぶった切れる気がするが、運命はニコルが使ってるからなぁ…
862:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:06:36
よく考えてみたら種死の世界って黒本やF-91の時代に近いな
強力なビーム法が作られてもそれを打ち消す事が出来るビームシールドの登場でいたちごっこがさらに過熱
ビームシールドをどうにかするには高出力のビーム剣でシールド後と叩き斬るかシールドの耐久力以上のビームを叩きつけるかって問題だし
如何に和田が攻撃装甲共に優れていても――ああまずあの火力相手に近づかないと駄目なのか
X3だったらなんとかなるか?
863:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:08:08
/ .: . .:: .. :. . ',
/ .:l .::/ .:l :::;. .::;:::. !::. :::. :: l おまえら・・・・・
,' / : :::! .:::l ::/l ::/l:. .:::/ヽ: l;::::..:::..:: ! イツカノリカエルMS
l.:;{ : ::. ::';.::/l/ミ∨ ';:..::/;=;ヘ/l/::::::l:::::{ アカツキを リ ・ ガ ズ ィ みたいに言うなぁぁ!!
l:ハ::..ヽ::∨{-':::j` ヽ/ {-':::j l:::/:l:l::::',
l' ';::;:::ヽ.', ̄ ̄ '  ̄ ̄ /ィ.: :::i::::::',
/; :::::l,` __'_ l .::l::::::::'、
7.:::;::l:'、 /-―-', ,ィl .;::l;::::::ト、ヽ
/.:/::l:l::::`; 、 ヽ.__丿 /ハ:j :/lハ:::::'、 `゙`
∠l /'フ:リ/ ヽ`ヽ、__ .ィ / /,イ`‐-`_ーヽ
__ l//‐''´: : : ハ ヽ / / /´`: : : : : :`丶、
, -‐'": : : : : : : : : : { .! l ! : : : : : : : : : : : `丶、
/ : : : : : : : : : : : : : : l ∨ j : : : : : : : : : : : : : : : :\
864:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:19:15
いや、X3じゃなくてもイケるだろ。
種系でもNダガーNやテスタ、天なんかのミラコロ持ち、
フォビ丼なんかのゲシュマイディッヒ・パンツァー系に
高き空を征く者ことハイペリオンとドレッドノート・H、ザムザザーなんかの光派モノフェーズシールド持ちなんかも十分イケる !
UC系主人公機は0083以降みんな勝てるってのは禁句な?
オールドタイプのコウ(最狂の旧人候補だが...)が操るフルバーニアンに手玉に取られかねん和田って………
865:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:21:03
ルナチタニウムつきミーティアの存在を忘却したかのような物言いだが
866:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:24:22
>>863
ダメダヨ死人がいちゃ、死んでなきゃあ!!
と言うのは冗談で、暁というと同じ金色つながりで百式のようなものと取れてしまうのは仕方が無い
だけど百式もバリエーション機や改良機で百式改とかあるんだ
それに今のところパックだけ換装しているのがSEED系なんだけど
脚部とか肩部とかにも換装パーツをつけれるのがストライク系の強みだろう?
ベースの機体がしっかりしているんだからまだまだアカツキは強くなれる
そうだろう>
867:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:28:17
いや、いかな超劣化デンドロもどきルナチタエディションと言えどIフィールド無いしな。
更に和田の機動力がた落ちで正に白い隕石、墜ちる為に在ると言っても過言ではない。
868:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:29:30
・・・そうか。
暁にI.W.S.Pだな!
これならシンにも扱える、実質運命同様の機体に!
あ、対艦刀ビームじゃねーや
869:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:31:18
オオワシ シラヌイとあるんだから シノノメとか クシナダとかあるだろ
清姫ってのはありかもしれない――
870:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:32:35 z7MtnmQk BE:16334742-2BP(113)
碇シンジ「僕はエヴァンゲリオン初号機のパイロット、碇シンジです!!」
こいつなら勝てる
871:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:37:15
止めて清-HiME止めて
長髪京都女がナギナタ片手に来ちゃうから…っつうかカガリを演じてる這い寄る混沌の別の貌じゃねえか!
872:871
06/08/25 04:40:34
ぶぶ漬け食わしにって書き忘れた………orz
873:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 04:45:14
>>871
えー?葱くらい持ってきても大丈夫だろ?あははは
日本の神話繋がりで天照とかいいんじゃない?
たった15機で惑星を制圧した機体もついてくるし。
874:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 05:01:35
>>873
まさかコイツじゃないだろうな?
URLリンク(rainbow.sakuratan.com)
875:ノイマン日誌
06/08/25 05:24:06
俺は追われている。え、誰かって?そんなモン俺が知りたい。
ヤキン・ドゥーエの戦いの後、オーブで暮らすことにした俺たちアークエンジェルのクルー。
とはいえ、連合軍の脱走艦であるアークエンジェルのクルーが連合軍に復帰できるわけもなく、
かといって、オーブ以外の国で暮らしたところで、脱走兵である俺たちが安全である保障はない。
結局、消去法的にオーブで生きていくことになったというのが実際のところなのだが、
その、生きていく上でまず大きな、とても大きな壁にぶつかることになった。そう、『お金』がない。
そして『職』がない。
なんとなく、オーブ軍かモルゲンレーテで雇ってくれるのかなぁ、と根拠の無い淡い期待を最初は持っていた。
しかし、モルゲンレーテにお呼ばれしたのは魔乳だけ、しかも何故か偽名までキチンと用意されていた。
軍にスカウトされることもなかった。
えぇぇぇぇぇぇ!マジで!? ゜゜(д ;)
あの素人だらけのアークエンジェルに浮沈艦の2つ名を与え、戦艦でバレルロールをかますという荒業までしたのに…
結局、俺達にはなんのフォローもなかった。
悔しかったのでフラガのアニキと魔乳の絡み場を隠し撮りした画像をネットで流してやった。
ウヒョ~!
それを見て興奮する自分が悲しかった…
繰り返しになるが、俺達は連合軍を構成している国の国民である。
だが、脱走兵である俺達が本名使って生きていけるわけはなく、当然偽名を使って生きていかざるをえない。
そんな、素性のわからん、怪しい人間を雇ってくれるところといえばそう多くはない。
そして俺は復興を始めたとはいえ、元々は広く発展していたこの国の、夜の街の、夜王を目指すことにした…
876:ノイマン日誌
06/08/25 05:26:44
黙っていればそこそこの顔、大天使をバレルロールさせる操縦テク、軍で鍛えられた体。ホスト稼業は順調だった。
しかし、ホストを始めて1年ちょっと、№1の座も見えてきた頃だった。
ブレイク・ザ・ワールドと呼ばれる、ユニウス7の破片が全世界に降り注いだ事件が起きたのは。
結果的にこの事件は俺の生きている世界も見事に破壊してくれた。
別に隕石自体で店が潰れたとかいうわけではない。
だが、客の数人にコーディネーターの女がいて、
この事件をきっかけにした国内の反コーディネーターの動きが活発化したことを憂慮してか、
身の安全を考えたその客達はプラントに逃げ帰ってしまったのである。
当然、未回収の代金、いわゆる売掛金は俺が支払う羽目になったのだが、
そいつらはかなりの上客で、悪意はないのだが、相当の額が未回収だったのだ。
ちょwwwwwwそれオメガコマリマスorz
そんなわけで、そんな大金支払えるわけもなく、夜逃げをする運びとなった。
というわけで、俺は追われている。え、誰にかって?そんなモン俺が知りたい。
でも、あの運転技術は、たぶんコーディネーターだと思う。
「普通」のナチュラルはあんな運転できない。「普通」のナチュラルには。
愛車に乗って海岸線を駆け抜けて行く。黒服を着たコーディネーターの回収屋数人に追われながら…
そんなとき、付近で爆発音が。えーと…たしかあの辺りは魔乳と、それを狙った虎が住んでる家があったような…
しかもあれ、ブリッツ!?なんであれが?
って、まあ、そんなこと、今の俺には関係ない。今は後ろの奴等から逃げるのが…
あれ?やばい、もう燃料がない!
そうこうしてる間に、黒塗りの車から降りてきた怖いお兄さんたちに囲まれた。
嗚呼、これで内臓取られてオノゴロ湾にコンクリ漬けにして沈められるのか…
そんなことを思った瞬間…フリーダムキタ━━━(゜∀゜)━━━━!!!
結局、その戦闘のゴタゴタの隙に黒服さんの車をパクって逃げることに成功したのだが、
行く宛てもなく彷徨っているとき、ふと思い出した。
そうだ!あいつらが密かに修理していたアークエンジェルを戴こう!
潜行機能がついたからひっそりどっかに持ち込んで売り払うか、偽装して運び屋でもやろう。
うっはwww俺って頭ヨスwwwww
877:ノイマン日誌
06/08/25 05:29:16
そう思って翌日、早速、持ち前の人間ミラージュコロイドを散布してアークエンジェルが隠されているドッグへ忍び込む。
おぉ、我が青春の大天使がそこにいた。というわけで舵を握りいざ発進!と思った瞬間…
プシュゥ!と扉の開く音。
げ!ニート御一行。
そう、そこには汗水垂らして働くこともせず、戦後、ひたすらニートをしていた婚約者キラー、
フリーダムのパイロット、キラ・ヤマトの一行がブリッジに入ってきたのである。
「ノイマンさん!?」
…ヤバイ。なんでこんなときに…いや、そうだよな、やっぱ泥棒はいかん、
他人様のモビルスーツや戦艦を盗むなんて最低最悪だ、そんなの間違ってるよな…
「やっぱりそうですよね、間違ってますよね、こんな結婚」
…ハイ?
どうやら、カガリが政略結婚することになったらしく、俺がボソッと「間違ってる」と呟いたことを
このことだと勘違いしているらしい。さすが、婚約者キラー。自分が奪わないと、それは間違いなのか。
かくいう訳で、今更降りるわけにもいかず、再び俺はこの艦を、正式に操縦することになった。
…正式に?
だが、それにしてもなんつーこった。またこのカルト教団の運転手をすることになっちまった。
…畜生、俺だけ不幸になってたまるか。こうなったら少しでも道連れを増やしてやる。
というわけで、チャンドラ、ロメロ、パル、マードックに、合コンがあるから、と偽メールを送って待ち合わせをすることに。
結局、やって来たのはチャンドラとマードックだけだったが、まあいい。
さぁ、行こうか。電波ゆんゆんの大天使へ。合コン?嘘に決まってんだろうが!
何?嫌だ?ならチャンドラ、お前が魔乳のパンチラ隠し撮りしてたことバラすぞ?
マードック、お前の合コン三昧かつ条例違反の山本まがいの生活を家族に教えたらどうなるかな?
そうか、わかってくれたか。そうだろ、間違ってるだろ、このままだと世界は大変なことになる。
それは俺達が止めなくちゃいけないよな?やっぱり人は誠心誠意話し合えば分かり合えるよな。
かくしてブレイク・ザ・ワールドは俺(達?)の築きあげてきた生活という名の世界を見事にぶっ壊し、
カルト教団の運転手生活という悪夢の日々が、再び始まったのであった。
アークエンジェルクルーなら誰でもよかった。反省はしてない。
878:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 06:29:01
>>875-877
茶吹いたwww
そーかそーか奴らが突然戻ってきたのにはそのような訳があたっのか
ラクス教の謎の補完乙www
879:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 06:48:44
>>875-877
GJww
ワロタw
>>867
しかし嫁補正+ルナチタだからなぁ。
遠くからツインサテキャで狙撃しても、直撃食らった上で平然と向かってくる永遠&隕石和田。
それをみて士気が崩壊するザフト……
こうなるとアカツキで取り付いてローエングリンも、サテキャが「痛い」で済む相手にゃ全く無意味。
かといって実体弾や実体剣でどつこうにもPS装甲という分厚い壁が……
嫁補正全開なんだからこん位はやりかねんぞ。
880:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 07:26:02
つーかサテキャが効かない相手に通用する武器なんてあるのか?
MSサイズのだとそれこそ石破天驚拳か月光超でも持ってこないと・・・
ジェネシス直撃させればいけるか?
881:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 07:30:36
なんでサテキャが通用しないって決まってるの?
本編中にそんな描写あったか?
882:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 07:38:45
ここは神の多いスレですね
883:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 07:43:13
>>881
勝手な妄想。触らぬが吉。
最近バカ騒ぎしたいだけの書き込みが多くてな…
884:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 07:45:36
ステラ日記書いてたらいつの間にか官能小説になっていた件について
885:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 08:25:17
>>884
うp!うp!
886:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 09:25:44
ここのステラは妙に色っぽいからなー(誉め言葉)
風呂掃除中にキスするシーンから言いようの無いエロスを感じたんだがどうしてくれる。
887:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 09:33:37
俺もあれはエロいと感じた。の前にシンちょっと待てと思ったw
888:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 09:37:24
>>883
同意…
予想するのは勝手だけど職人さんのプレッシャーになることをよく考えろと
雑談するのは勝手だけどまとめサイトの中の人の手間をよく考えろと
889:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 10:06:13
>>881
被害妄想じゃない?
デフォでは嫁補正が乱発されるし、作者の意図による補正は、滅多に発動しない上に抑え気味。
890:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 11:19:17
サテキャ積んだラスボス仕様和田とか
ラクシズがDXを消すためにジェネシス撃ってきてサテキャvsジェネシスとか
突拍子も無い妄想が止まらんな
ちょっと喉掻き毟ってくる
891:すてらの日記
06/08/25 11:30:00
すてらの日記
07:00 廊下
「シン…おはよ…」
「ああ…お、おはようステラ…」
「ステラっ!!あんた何て格好で鑑内歩いてるの!!」
「パジャマ」
「わかってるわよ!フードまで被って…
しかも胸元はだけてるわよっ!!」
「ルナ、お母さんみたいだな」
「シンっ!!」
「ご飯食べたら…ガイアの調整しなきゃ…」
10:00 ドック
「金髪ねーちゃん、ハイドロ上手く作動してるか見てくれ」
「うん」
「次はスラスターを軽く吹かしてくれ」
「うん…」
「次は指の動作のレスポンスが見たい」
「う…ん…」
892:すてらの日記
06/08/25 11:37:57
12:00 食堂
「疲れた…」
ズズズズ…
「わかめラーメンばっかり…体に良くない…」
「食べるしかないじゃないか!!」
13:00 医務室
「砂糖三個に、ミルクだったな。」
「うん…」
「最近シンとはどうだ?」
「……えへっ」
「上手くいっているようだな。
おっ、愛の劇場の時間だ。確かステラは好きだったな」
15:00 ジム
「白兵戦では…足を止めないこと…手を止めないこと…怖がらないこと…」
「「「はい」」」
「活気があるな」
「レイ…」
「ナイフ戦をしないか?かなりの腕と聞いている。」
「いいよ…」
18:00 食堂
「うう…」
「どうした、ステラ?」
「レイに負けちゃった…」
「そうか…結果は?」
「5勝1敗」
「ちょwww」
「戦場では…負けちゃったら死んじゃうもん…」
893:すてらの日記
06/08/25 11:43:59
19:00 談話室
「ガロード、お話聞かせて…」
「いいぜ、何処まで話したっけなぁ…」
「ティファがさらわれたところ…」
「よし…
ところが炎のMS乗りはくじけなかった。ビット対策のシュミレーターで(ry」
21:00 シンの部屋
「疲れたなぁ…」
「おかえり…お風呂にする?…ご飯にする?…それとも…」
「ス、ステラ!!」
「エプロンはメイリンがくれた。」
「そうじゃなくて、自分の部屋に帰らないと…怒られちゃうぞ…」
「怒られても…シンといたい…」
「ステラ…」
「じゃあ、一緒にねよっ♪」
「うわなにするやめ…」
~つづく?~
反省はしている
894:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 11:44:54
皆一人目のキラとか二人目のキラとか言ってるけどとあるゲームをやってて思いついた
「キラはね、解離性同一性障害者、つまり多重人格者なんですよ」
一人目、イージスとの戦闘により仲間を、友人を失い壊れる、精神の奥底で眠る。実質彼本人
二人目、一人目を基本にして再構築される、しかしフレイを失い、クルーゼの戦闘で不完全さが露見する (フレイの影響は一人目に引っ張られている)
三人目の意識が低下した時に現れる
三人目、種死のキラ、基本的に他者に依存、さらに構造が作られる途中ラクスに接触しすぎたせいで感情に偏りが
ときより躁鬱になったり激しく感情を発露したり理解不明な記号にできない言葉を喋ったりする
奴は!単機でソラリスを――
このネタをわかる奴は何人いるんだろうか
しかしクローンネタよりも多重人格ネタの方がしっくりくる
895:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 11:50:04
日記作者氏GJ!
深いな…。ほのぼのテイストで進んでるかと思いきや、「戦場では~」のくだりが…。
>>894
確かにしっくり来るかも。参考にしたゲームの主人公とは天と地程の差があるが。
いや、ヒントにならないヒントのおかげでモロバレだよ…!
896:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 12:10:05
フェイに謝れ!
897:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 12:18:42
シタン先生に謝れ!
898:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 12:25:03
ごめんなさい
899:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 12:49:53
分からなかった俺も謝る。ごめんなさい
900:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 12:52:03
今月のデルトレイで普通にミナ様を招待していた件について
901:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 12:57:53
風の歌、散り往くものの鎮魂歌――
902:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 13:24:53
日記作者さん、乙!
>>892 ステラ、ツヨスw
903:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 13:28:54
すてらの日記GJ!
うかつな僕の切なさを中に出させてくださいw
904:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 13:29:50
_, ,_ しょおーっ!
( ◎д◎)
⊂彡☆))Д´) >>894
905:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 13:46:32
もう900かよw
ところで連ザでノワール解禁されたので、ちょっとハイネ乗せてみた。
ノワールは中々強い機体に仕上がっていて人気もあったよ。
特に特殊射撃のモーションが空中側転しながらビームライフルショーティー
を連射するのがカッコヨス。また着地する時にライフルをクルクルまわすのが
またカッコヨス。ただアンカーが使える武器の中には無かったのが残念だったよ。
ちなみに旧キャラも解禁されているからニコルを運命に乗せることも出来るぜ。
906:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 13:57:39
でもフレイをデュエルとかM1とか105ダガーとかウィンダムに乗せる事はできないんだよね
ラクスはできるのにフレイはできないんだよね
そんな某SS好きの俺
ガロードもいないしなぁ・・・いや、これは当然だがw
907:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 14:31:04
一度でもMSを操縦することが連ザ出演の条件。だからコケてもいい
ラクスはこのためだけに隠者に乗せて貰ったワケ
908:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 14:47:50
ここと他スレの影響で運命inニコル、暁inシン、イージスinトールばっかりやってるのも私だ
909:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 14:52:51
漏れもハイネをノワールに乗せてる。
特殊射撃後のポーズがかなり似合う。
オーブの市民には呆れたがいくらなんでも
全員がラクシズを心の底から支持している訳じゃないはず。
現にあの突発的な市街戦で何度も前スレで言われている通り、
大勢の人がシン・アスカになった訳だし。しかしそれが逆に
「ラクシズに逆らった奴はこうなる!」という無言の脅しとなっているのではと思われる。
910:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 15:05:12
コニールや切り裂きエドだったらエンドレスワルツ以上に
絶望的であっても自分が自分であるために戦いを挑むんだろうな…
911:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 15:09:57
一般市民を集めて破壊兵器でご登場って相当怖いよ
912:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 15:17:41
ところで>>894の元ネタって何?
913:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 15:20:38
>>912
ゼノギアス
914:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 15:39:19
>「ルナ、お母さんみたいだな」
密かな萌えポイントw
915:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 15:50:10
この状況だともうオーブ国民が立ち上がるしかないように思える・・・。
ラクシズ、世界平和を追い求めるあまりに民をないがしろに。→耐え切れなくなった国民が蜂起
→ラクシズ、武力で鎮圧→ヤタガラスがその一部始終をテレビで全世界に放送
→ユウナ演説「見るがいい、この暴虐な行為を!彼らはかつての穏健派から膨れ上がり、
逆らう者はすべて悪と称しているが、それこそ悪であり、人類を衰退させていると言い切れる!
テレビを御覧の方々はおわかりになるはずだ。これがラクシズのやり方なのです。」
→ラクシズ、全世界を敵に回す
どうみてもZガンダムです、本当に(ry
916:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 15:58:02
日記職人氏のSSみたおかげか日記系の夢を見た。
オクレ兄さんの守護霊日記………
ステラに憑いてるオクレ兄さん視点何だが
異常にシンに憑いてるの多くて吹いたよ、夢で。
ラクスのせいでキラに近づけないフレイとかマユとかタケミカヅチクルーとか……
コレってカミーユ化のフラグ?と聞きたくなる状況
PS.フレイの愚痴を聞くオクレ兄さんとキモウト化しかけてるマユは某スレでの影響と思いたい
917:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 16:29:53
>>907
ときどきでもいいからサイのことも思い出してあげてくださいorz
918:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 16:51:46
コケてもいいっていうたやんw
919:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 17:36:45
種・種死の世界にXキャラがいたら-コーヒー12杯目-
スレリンク(shar板)l50
次スレはここの再利用でいいのか?
920:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 19:03:53
ザフトがオーブを攻撃するのを抑えるだけでなく、
ラクシズがザフトに攻撃しないように祈らなければならないアスランとユウナは大変だぜ。
921:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 19:16:16
>>919
実に献身的に保守をしているお方がいらっしゃるんだ、
使わなければ失礼だろう。
922:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 19:33:03
>>920
ある意味キラの『不殺』なんかより遥かに甘い考えだがな。
しかしそれだけに貫き通せば素晴らしく立派な事だとも思う。
923:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 20:12:01
>>920
無理だろ。そもそもあの戦闘狂ども(戦闘狂に失礼か)は、ディランダルを俺理論で叩き殺したいからオーブを簒奪したわけで。
ザフトが動かなかったら、自分達の方からプラントに攻め込むぞ。
アスランとディアッカが話してた通り、ルナチタニウムとコード66がある限りラクシズの負けは無いんだから。
にしても微妙に汚染されてるヨウラン&ヴィーノやイザーク……
ラクシズの不気味な浸透具合がよーく分かる描写だな……
こういう奴らにラクスが近づくと本編イザークみたいに
「あの艦(永遠)はザフトの船だっ!!」という感じに洗脳されて、さっきまでの味方に発砲するんだろうなぁ……なんじゃこりゃぁぁぁぁぁっ!!
そういやラクシズの洗脳といえば、こんな不吉な妄想を思い浮かべちまった。
「あなたなんて事を……なんでユウナ=ロマ=セイランなんか守って死んだのよ!!
ラクス様は平和を愛する素晴らしいお方よ?
なんでそんな立派な人を受け入れずに、あんなゴクツブシの為に死んでしまったのよ?
おかしいじゃない? あなた、なんでそんな風におかしくなってしまったのよ?」
(by あるユウナを守った漢の母or妻or恋人)
自分をくびり殺したくなるほど鬱になっちまったよ……洒落んなってねぇ…………
924:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 20:20:33
大丈夫さ。ユウナを守った漢達は、
歌姫よりも、英雄よりも、聞こえのいい理想よりも、
自分達が信じそして愛した「オーブ」を選んだんだから。
見せ掛けの賛辞も薄っぺらい汚名も彼らには何の意味も持たないさ。
925:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 20:23:23
そうか、ロアビィがラクス側にいるのは生き延びるルートを複数確保しておくためだったのか。
926:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 20:27:47
なるほど、ラクシズ有利になればガロードたちを引き込む窓口を務めるつもりなのか
927:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 20:29:11
>>925-926
ウウッ・・・おまえらがどれだけロアビィが好きか、よくわかるよ・・・(つω;`)
928:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 20:35:18
>>926
もしそうだとしたら、
オーブ脱出のときに強引に連れて行こうとしなかった事から、
ロアビィは内側からだからこそ気付けるラクシズの脆さをすでに看破していると考えられるな。
929:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:19:42
スレリンク(x3板)l50
粘着がまた糞スレたてたから応援を頼む
930:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:21:34
応援とかうざい、スルーしろよ
931:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:26:54
>>929
放っとけ
932:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:26:57
いや・・・単純にロアビィは女性の味方、だからじゃね?
933:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第四十九話
06/08/25 21:31:54
第四十九話 『私も鬼ではない』
==========================
ガロードは頭を抱えていた。自分は『FAITH』だからある程度勝手に行動できるが、
シンたちをどうやって説得すればいいのか。
命令系統はすでにタカマガハラから外れているのである
(いいから黙ってついて来い・・・・じゃあ、ダメだよなぁ・・・・)
あくまでも目的は独立勢力の組織だ。ザフトという大軍を敵に回すことではない
正直なところどうすればいいのか、ガロードにはわからなかった
しかし、このままザフトにシンたちが組み込まれてしまえば、ヤタガラスは翼をもがれたも同然になる
不意に、ノックが響いた。
「うん? 誰だよ?」
「ジャンク屋です」
「は・・・・・?」
ツナギを着た男が、入ってきた。帽子を目深にかぶり、サングラスをしている。誰だ・・・どこかで見たことがある
「まさか・・・・」
「・・・・・静かに」
「え?」
忘れるはずも無い。ガロードの体に、衝撃が走った
ウィッツの声。ガンダムエアマスターのパイロット。フリーデンの仲間
ウィッツは、ガロードの耳元までくると、ささやくように言った
「いいか、ガロード。ギルバート・デュランダルは偽者だ」
「なっ・・・・!? いきなりなにを・・・・?」
「いいから聞け。コイツをアスラン・ザラに渡しな」
渡されたのは、小さなメモリーディスクである。それだけを言うと、ウィッツは背を向けた
934:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第四十九話
06/08/25 21:33:27
「ちょ・・・・待てよ!」 ソ ラ
「俺の雇い主は、本物のデュランダルだ。じゃあまたな、ガロード。宇宙で会おうぜ」
ガロードの制止を聞くまでもなく、ウィッツは部屋から出て行った。手には、押し付けられたメモリーディスクがある
これはどういうことなのか。わからない・・・・・が、ウィッツである
フリーデンの仲間であり、信用できる義理堅い男だった
すぐにガロードはメモリーディスクを手に、アスランの部屋に向かった
息を切らせて、走る。ノックもなしに、飛び込んだ
「あ・・・・・」
「え・・・・・」
ガロードは思わず顔を引きつらせた。アスランがメイリンを、机の上に押し倒している
メイリンは上着をはだけた下着姿で、こちらを見つめている
「ああ・・・・きゃぁぁぁ!」
メイリンは速攻で服を着て体を隠すと、ガロードを突き飛ばすように部屋から出て行った
残されたのはアスランである。少しばつが悪そうに、ガロードを見つめてきた
「おま・・・・こんなときに、なにやってんだよ、アスラン!」
「ノックぐらいしろ、バカ」
「あんたもカギかけろ
他人がどうこう言うもんじゃねぇと思うけどよ、ちょっと節操が無さすぎるんじゃねぇか、あんた?」
「メイリンをタカマガハラに誘っていただけだ、俺は。それよりなんの用だ、ガロード」
不機嫌そうにアスランは机に座った
「チャック開いてるぞ、アスラン」
「ぐっ・・・・!」
「嘘だよ。・・・・ほら、これ」
言って、机の上にガロードはディスクを置いた。アスランは少し顔を赤くして、渡されたディスクを見つめる
935:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:33:38
つ【私は常に強い者の味方だ】
936:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第四十九話
06/08/25 21:42:15
「なんだ、これは?」
「とりあえず見てみればいいんじゃね?」
「ウイルスじゃないだろうな・・・・・」
言いながら、アスランはパソコンにディスクを放り込んだ。しばらくして、動画が再生される
それは一つの記録映像だった。MSのメインカメラが撮影したものだろうか、画質はそれほどよくない
再生された、舞台は宇宙。小型艇が、MSのビームに貫かれて爆発した
・・・・・・!?
ガロードもアスランも、次の瞬間、大きく目を見開いた。なんと小型艇を攻撃したのは、
デスティニー、レジェンド、アビス・・・・・そしてサザビーネグザスである。ミラージュコロイドなのか、姿を消していた
やがて破壊された小型艇とまったく同じ形の船が出てきて、何事もなかったかのように航行を開始した
そこに、ギルバート・デュランダルが乗っているのが確認できた
襲撃した四機は、攻撃する前と同じようにミラージュコロイドで姿を消す
やがてなにもかもが去った後に、一つの影が宇宙に浮いた。ノーマルスーツを着た人間である
カメラは・・・つまりMSはそれに近づき、ノーマルスーツを着た人間を回収した
その宇宙服を着ていた人間は、火傷を負ったのか、顔が赤くなっている。そしてその顔は・・・・
「ぎ、議長・・・・?」
「ティファ・・・・・なんで・・・・・。どういうこったよ・・・・」
「クッ・・・!」
アスランはいきなりパソコンの電源を切ると、ハードディスクを取り出し、思いっきりそれを地面にたたきつけた
ハードディスクが割れる。アスランはさらにそれをぐりぐりと踏み潰した。同時に、メモリーディスクも引き抜き、粉々にする
「アスラン・・・・?」
「こういうことか! ・・・・信じられないな」
「デュランダルのおっさんは・・・・」
「言うな、ガロード」
アスランが言って、周囲を見回す仕草をする。どこに耳があるかわからない、というジェスチャーだった
「とにかく、外に出よう」
「わかった」
できるだけ、『耳』のないところへ向かおうというのだ。アスランと共に、ガロードは宿舎を出、屋上にのぼる
屋上への扉はロックされていたが、ガロードが外した。言い訳は、後で屋上に昇りたかったとでも言えばいい
937:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第四十九話
06/08/25 21:44:49
マハムール基地が一望できる屋上である。二人は、さび付いたベンチに腰掛けた
ガロードはまさか、と思った
あのデュランダルは、ティファを知っている・・・もっと言えば、使っている男ということになる
今すぐ、締め上げて居場所を吐かせてやろうか。そういう暗い怒りが、ガロードを貫く
それでも務めて冷静に、口を開いた
「どうすんだよ、アスラン」
「ニコルが・・・・ニコルが。クッ、なら・・・・カガリを殺したのは・・・・・
いや、冷静になれ、アスラン・・・・。・・・・ガロード、これをどこで手に入れた?」
「信用できるヤツからだ。・・・・・『あっち』の人間だよ」
アスランも自分を冷静にするのに、苦労しているようだ
だが、お互いに暴発が賢明な行動でないことを知っている
もちろんあの映像が、合成という可能性もあるが、ウィッツがそんなことをするはずがない
ただウィッツは、デュランダルが偽者ということを証明したいがために、この記録映像をよこしたのだろう
「信用できるのか、本当に?」
「信用できる。義理堅いヤツだよ」
「・・・・もし本当なら、一発逆転の鍵だな、これは。だが・・・・・まだだ。お会いするまで、完全に信用することはできん」
つまりアスランは、本物のデュランダルと会いたいと言っているのだ
確かに、この映像だけでは、デュランダルの真偽を証明することは難しい
仮に電波ジャックして放映しても、合成と笑われるのがオチだろう
「シンとかに教えたほうがいいんじゃねぇか? おっさんが偽者だとわかったんなら、
あいつらもザフトに残る義理はねぇだろ?」
「そう単純なものじゃない、軍人というのは。それに、なぜ俺がディスクを叩き折ったと思う?
映像を残すのが危険なだけじゃなく、映像だけで信用させるのも難しいからだ」
「アスランは割と信用してるじゃねぇか」
「ハイネの行動、言動が俺にとってもう一つの証明だった。議長が偽者なら、アイツの行動にもすべて説明がつく
それにしても本当なら・・・・ニコルを使ってカガリを殺したのは・・・・クッ・・・・!」
ガロードは、空を見上げた。人の悩みも痛みも気にすることなく、空は今日も蒼かった
「とりあえず、宇宙に行かねぇか。ウィッツも・・・いや、このディスクを渡してくれたヤツも宇宙にいるらしいしさ」
「宇宙に行くのは別にいい・・・・。だが、俺の『FAITH』権限で、ヤタガラスに残すことができるのはおそらく、メイリンだけだ
シンやルナマリアを連れて行くことはできない・・・・」
「問題はそこだよなぁ・・・・・」
軍属というのがここまで厄介なものだとは、ガロードも思わなかった
嫌ならとっとと抜ければいいのではないかと思うが、それは結局、
軍規とは無縁の生き方をしてきたガロード・ランの意見だろう
938:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第四十九話
06/08/25 21:45:51
「・・・・いや、まだ決め付けるのは早いか」
「うん?」
「ガロード。俺はこれから、議長にお会いする。おまえも来い。『FAITH』が一人より、『FAITH』が二人だ」
「ヘッ、偽者さんにかよ。わかった、お付き合いしましょう?」
「だがくれぐれも言葉には気をつけろよ。偽者は偽者であるだけに、自分の正体に疑問を持つ者を許さないだろう」
アスランはそこでタカマガハラの存続を訴え、シンたちの引き上げを待ってもらうのだと言う
だがデュランダルがそこまで甘いとは到底思えない。
しかしすべてが、ウィッツの言うことが真実ならば、あの男はティファを無理矢理戦わせていることになる
許せなかった。ツインサテライトキャノンで撃ち抜いてやりたかった
だが、それは自分のやるべきことではない。賢明に、暴発しそうになる自分を抑える
まだすべての真実が証明されたわけではない。落ち着け。言い聞かせる
自分になにができるのか、ガロードは少し考えた
==========================
939:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第四十九話
06/08/25 21:48:03
==========================
アスランと昼食を取って、ガロードはミネルバに向かった
本来ならマハムール基地の一番いい部屋で議長なんかはふんぞりかえってそうなものだが、
デュランダルはミネルバが気に入ってるらしく、そこで政務を執っているらしい
「貴様が、DXのガロード・ランか」
「なんだぁ?」
ミネルバに向かうと、指揮官の証であるザフトの白服を着た男が、威圧的な視線を投げかけてきた
アスランがガロードの隣で苦笑している
「俺はジュール隊隊長、ブルデュエルパイロット、イザーク・ジュールだ。・・・こんな子供が『FAITH』とはな」
「おい、白髪のババァ。いきなりなんだよてめぇ」
「なっ・・・・! 誰が白髪のババァだ! 俺は男だ!」
「イザーク、それぐらいにしろ。みっともないぞ。おまえだってこれぐらいの年に、戦争やってただろ?」
アスランが割ってはいる。イザークは気に入らないように、横を向いた
「アスラン、なんだよアレ?」
「イザークは、DXが気に入らないらしい。まぁ、ツンケンしてるが根はいいヤツだよ」
「行くぞ! アスラン! ガロード!」
イザークが声を張り上げ、ミネルバの中に入っていく。ガロードとアスランもその後に続いた
アスランとイザークはどうやら、戦友のようだった
奥の方へ進む。本来ならば艦長室である場所に案内された
イザークが扉の横にあるパネルを操作し、呼び出す
「議長、イザーク・ジュールです。アスラン・ザラ、ガロード・ランの両名を連れてきました」
『ふむ。通してくれ』
扉が開き、ガロードたちは中に入る。艦長室は綺麗に片付けられており、
その中央でデュランダルは書類などに判を押していた。その手を止め、こちらを見つめてくる
護衛だろうか。すぐ隣ではハイネが、直立している
940:機動新世紀ガンダムX DESTINY 第四十九話
06/08/25 21:50:24
(こいつが・・・・偽者・・・・)
ガロードの目には、本物との違いがわからなかった。姿かたちはもちろん、柔らかい笑み、落ち着いた仕草、
すべてガロードの記憶にあるデュランダルと違いは無かった
思ったより、ガロードは冷静である。映像が真実なら、ティファを戦わせているのはこの男のはずだ
しかしかっとすることはなかった。それでも、心の奥深くで、重い怒りがうごめいている
(今にみてやがれ・・・・)
奥歯をかみ締め、怒りをかみ殺した
温和な表情で、デュランダルが口を開く
「久しぶりだね。ガロード、アスラン。それにしても今回のことは、本当に大変だった・・・・
私もクライン派だった人間として、今回のラクス・クラインがやったことを大変残念に思っている」
「ありがとうございます、議長。ユウナ・ロマ・アスハもヤタガラスを受け入れてくれたこと、ありがたく思っております」
言って、アスランは敬礼する。ガロードもあわててそれにならった
「話は、ハイネやイザークから聞いているよ
タカマガハラからシンたちを引き上げるのをやめてほしい、ということだったね?」
「はい。確かに、オーブはクーデターによりユウナ政権ではなくなりましたが、
独立軍としてのタカマガハラはまだ生きております。どうかこれからもザフトの友軍として、
お互いに支えあうこと、認めてはいただけないでしょうか?」
「しかしな。いつまでもザフトの有能なパイロットを、外に貸しておくわけにはいかないのだよ
もちろん、それは君たちを含めてのことだ」
デュランダルはアスランとガロードを交互に見つめる。柔らかい視線だが、威圧するような強さがあった
そんなところまで、本物のデュランダルとまったく同じだ
「おい、デュランダルのおっさん。そりゃちょっと薄情じゃねぇのか?」
こらえきれず、ガロードが発言した
941:X運命 『私も鬼ではない』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/25 21:52:25
「お、おっさ・・・・!」
イザークが絶句しているが、構わずガロードは続ける
「オーブだってよ、さんざんザフトに協力してきたじゃねぇか
タカマガハラの参戦だけじゃねぇ。補給とか、そういうこともやってきただろ
それがいきなり国を奪われたからって、
借金の取立てみたいに代表さんからいろいろなもんひっぺがしていくのはどうよ?」
「貴様・・・・議長が借金の取立てだと・・・・!」
イザークが血相を変えたが、それを制するようにデュランダルが右手をあげる
こんなところまで、デュランダルとまったく同じだった。いや、正直、本人だとしか思えない
「ガロード。君はなにが言いたいのだね?」
「簡単な話だよ。要するによ、おっさんの敵はラクスとキラだろ?
で、ユウナさんはオーブを取り戻したい。目的は一緒だ。なら、協力し合えばいいじゃねぇか」
「フッ・・・・。ガロード、それは私も望むことだよ。しかしユウナ代表が共に戦おうと言ってくれない
いったい、彼はなにをためらっているのだろうね?
国を奪われて、なにもしない。これは臆病者ではないのかね」
「戦争がしたくねぇだけだよ、代表さんは」
「ほう・・・・・。それは一見、綺麗な言葉に見えるが・・・・戦うべき時に、戦わぬ男の言い訳に聞こえるな」
「勘違いすんじゃねぇよ。MSでドンパチやることだけが戦いかよ?」
「ガロード、そろそろ口を慎みたまえ。いかに『FAITH』といえど、限度がある・・・・」
「あーあ、そんなこと言っていいのかなぁ・・・・・?」
ガロードは急ににやにや笑って、デュランダルを見る
イザークもアスランもハイネも、なにごとかとこっちを見つめてきた
「む・・・・・?」
「俺との約束、忘れてんじゃねぇのか、おっさん?」
にやりと笑う。デュランダルはかすかに、ひたいにしわを寄せていた
そう、『このデュランダル』が知っているはずも無い。ガロードは『傭兵』なのだ
もっと言えば、対等な契約を結んでいる以上、
ガロードがデュランダルに口を慎まねばならぬ義務はまったくない
するとアスランが、いきなり足を踏みつけてきた
あまり偽者を追い詰めるな、という警告だろう
942:X運命 『私も鬼ではない』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/25 21:54:13
「ガロード。いい加減にしろ。おまえと議長との間にどんな約束があるかはしらんが、言い過ぎだ
こっちはお願いする立場だぞ。・・・・申し訳ありません、議長」
「ああ・・・・アスラン」
「そして無礼を重ねて申し上げます。どうかシンたちの引き上げを待ってはいただけませんか?」
「そうだな・・・・」
なかなか、アスランもわかっていた。ガロードの発言で、デュランダルはかすかに・・・・本当にかすかに、
動揺している。そこを狙って、交渉を再開したのだ
「議長。我々ザフトとしても、タカマガハラがいるのは有利かもしれません」
いきなり、ハイネが発言する
「ふむ・・・・・。しかし有名無実の独立軍に、我が軍のエースや、
最新鋭機を提供する・・・。そこにどんなメリットがあるというのだね、アスラン・ザラ?」
「一旦、アメノミハシラにあがり、オーブ奪還の工作を行います。そのためです」
「フッ・・・・・。工作ならば、シンたちなど必要ないのではないか?」
「ユウナ代表を、ラクスたちは殺すか捕えるかしたいでしょう
あれほどヤタガラスをしつこく追撃してきたのです。強襲してくる可能性は、十分にあります」
「回りくどいな。それならば、ユウナ代表はザフトにいればいい
工作するなら、ここにいてもできるはずだし、動き回るよりはるかに安全だよ」
「直接顔をあわせねば、信用してくれぬこともあります」
「それよりも、オーブ遠征軍に代表が参加してくれることを私は望む。
ラクスとキラが足場を固めていない、今こそが好機なのではないか?」
「逆です、議長。ラクスとキラに政治能力はありません。彼らの真価は、戦場にあります
ならば足場を固めることなどとうていできず、むしろ工作で崩す方が効果的でしょう」
アスランが言うと、デュランダルは笑った。そこに黒い影がある
初めてガロードは、『あの』デュランダルと『この』デュランダルの違いを発見した。そんな気がした
「ザフトは勝つ。絶対にな・・・・」
「戦場に絶対はありません、議長・・・・・
どうか勝利の確率をわずかでも上げるために、シンたちの引き上げを待ってください」
「聞こえなかったのかね、アスラン? 絶対に我々は勝つのだよ
なんの根拠もなく、私は勝つと発言しているわけではない」
「しかし・・・・キラのストライクフリーダムは!」
「サザビーネグザスに負ける」
断言した。太陽が東から昇るのと同じような確かさで、はっきりとデュランダルは断言した
943:X運命 『私も鬼ではない』 ◆UO9SM5XUx.
06/08/25 21:55:29
「・・・・・・・・」
「まぁ、とはいえ私も鬼ではない。君たちがユウナ代表について、宇宙で工作を行うことは認めよう
それと、ガイアも貸してあげようか。すでにデータを取ったし、
OSに操縦者のクセがつきすぎて、まともに扱えないようだからね
後は君から申請があった、メイリン・ホークの残留も認めてあげようか
「・・・・ありがとう、ございます・・・・。感謝します、議長・・・・」
アスランは頭を下げる。デュランダルはもういいという風に、政務を再会した
ミネルバから、アスランとガロードが出る
なんとなく暗い雰囲気だったので、ガロードは小声で話しかけた
「おい、アスラン。よかったのかよ、これで」
するとアスランは、にやりと笑った。これまでの暗い表情が嘘のような笑みだった
「交渉の成果はあった。大成功と言っていい。あのデュランダルは甘いな
インフィニットジャスティスもDXも引き上げようとせず、あげくヤタガラスに、
メイリンにステラという二人の人質を残すことを認めた」
「・・・・・・・・?」
「後はハイネ次第か・・・・。ガロード、俺たちは宇宙に上がるぞ」
「ちょっとこえぇな、あんた?」
「カガリのためなら、なんでもやるさ。だが真実がわかった時は・・・・あの男、決して許さん
八つ裂きにしてやる・・・・・。カガリを殺した、報いは受けさせるぞ・・・」
独り言のようにアスランはつぶやく
とはいえそう言い切ってしまうから、アスランは悪党になれないのだろう
本当の悪党は、笑顔がうまい。ガロードはそれを知っていた
まだ、空は蒼い。その先にはたぶん、宇宙が広がっているのだろう
ティファはどこにいるのだろうか。敵は、身近にいるが、強大である
しかしDXの復活は、もうすぐだった
つづく
==========================
944:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:57:05
ヽ( 'A)ノ ヽ('A`)ノ タッチ!! タッチ!!
( ) ( )
/ ノ < \
ヽ( 'A)ノ
( ) ('A`) ココニタッチ!!
/ωメ ( )ヽ
LL
ヽ( 'A)ノ
( ) ('A`) アーナーターカラー!
/ωヽ(人)
LL
タッチ!!
ヽ( 'A)ノ
ヽ ヽ
ノωA`)
彡 (人)
LL
945:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:57:19
ウホッGJ!!
946:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:58:29
絡篭する気だったのかアスラーン!!w
約束ってなんだっけ・・・過去ログ見て来るうぇあ
947:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:58:37
しかしアスラン、お前はいつか女に後ろから刺されるぜ……
948:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 21:59:54
>>947
アーッ!
949:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:00:58
>本当の悪党は、笑顔がうまい。
重くて深い言葉だな。
しかし同じ対議長疑惑でも確証もなし、というか妄想だけで結論だして行動なラクシズと、
決定的でないとはいえ証拠があるのに確証を得るまで結論を出さないアスランの対比がある意味見事だなw
950:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:01:03
>>947
アムロもあんな感じだったよな
951:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:02:03
種死におけるアスランの追加スキル「女たらし」が発動、何時かメイリンに刺されるよアスラン……。
そして議長の正体もわかり、アスランとガロードのモチベーションは上昇気流。
交渉もシンやルナ、レイは無理みたいだが何とか∞正義、ステラ&ガイアとメイリン残して後は宇宙を目指すか。
それまでに何が有るのやら……次回も楽しみにしてるよ。
952:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:03:08
アスラン、カガリは今泣いてるんだって言われても反論できないな…
ところでエサ、ちゃんとトニアに会ったんだろうな?
953:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:03:14
>>948
アッー だ アッー 発音不明。
それじゃあアマゾンだぞw
954:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:05:17
「カガリを愛していると知っていても好き」なのはミーアもメイリンも一緒だが、なぁ。
メイリンはアスランが既にミーアにも「愛してる」と言ってたことを知っててもなお、ということだろうか。
なんかナナイみたいなポジションですね。
955:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:05:56
今までと比べても一際短い話の筈なのになんだこの異様なまでの密度は・・・GJ!!
冷静に、しかし奥底で暗い怒りを燃やす二人が良過ぎる!
真実を知ったアスランとガロードの怒りの炎が議長を焼き尽くす日もそう遠くはなさそうだな。
ああ知ればユウナも同じように怒りを滾らせるだろうから三人分になるか。
956:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:06:35
職人様乙であります!そしてGJ!!
今後の展開に激しく期待!!!
957:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:06:56
メイリン&ステラ残留が人質ってことは・・・
家族&恋人を人質に取る気だな、アスランw
これでルナやシンに立派な「大義名分」が出来るわけだ、
軍隊的にはどちらにしても銃殺もんだとは思うがww
958:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:07:29
まあ人間、追い詰められるとセッ○スに逃避するものさ
そういえば前作主人公(一人目)もそうだったな
959:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:08:41
>>946
簡単に言えば「ザフトに雇われてやるけど辞めたくなったらすぐ辞める」って約束
ここで出てくるとは思わなかったがw
にしてもまた遺作は同じ所でガロードに切れてくれたなwww
960:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:08:51
>>952
エスタルド編の途中=まだプロポーズしてないってことだし、
気にしてはいてもそこまで執着はしてないのかもね。
961:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:09:59
「シンが付いてくればステラも」という逆転の発想かよw
あ、そういやミリアリアがオーブにいるってディアッカは知ってるんだっけ?
アスランは知っているはずだけど、ディアッカには話してなさそうではあるな。
962:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:10:15
>>957
多分駄目押しでレイ・ザーラモン炭谷氏の裏切りが入るだろうから
心情的には問題無いんじゃないか?>シン&ルナ
963:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:10:46
超進化したサイとカズイの出番だな。
964:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:10:58
あのズラ野郎、なんて女の敵なんだw
965:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:11:16
つーかさ、銃殺どうこうをどうにかするための、ハイネじゃないのか?
966:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:12:30
そういやシンがザフトに戻る以上、少なくとも今はアカツキには乗れないんだよな
いったい何に乗るんだか・・・まさかのダブルデスティニー?
967:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:12:55
,.-''"´ ̄ ̄`丶、
. /::::::;;;;::;-、::::::::::::::::ヽ
{:::::::::「`"ヽ:i::::::::::;::::::;',
';:::::;::',_ '1:::ト;jij;:::::ハ
. };イ::ヾヒシ` ノ'"ヒテj::{′
. /`|::::::'、 :::} 7::::',
''ヘ;i::;::「、 (_フ ,イ::::j` ゙ なにを変な想像している!
「`ゞミ;、`ーイ‐'イ/
__,ノ _」 | |「`f=17 俺はメイリンにマッサージをしてあげただけだ!
./ ´ ノ jj ヽ /{ト,`ヽ
_ - 、 く " ゙「 ` 、 l
''´ _-''_,.ベヾ、 ', ,イ}. }
ヒ'_r'´ / } ! /<.∨
.丶 {>''、_,.-‐''77''ー-'、
ヽ /ミ、 / _ノ-' ヽ、\
ヽ ', ゙7 _ゞゝ、__ 、>'. ` ‐'
`'T''" ̄ i! | `fイ {
|. || | ||ヽ',
| ',', ! || ヾ,
| {{ | ',! ',
968:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:13:04
スタンダードな緑ザク
969:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:13:35
ザラパパはどうだったんだろう?
イザークママンにエザリアって呼び捨てだったし
970:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:13:55
メイリンとミーアの女の戦いフラグ成立か。
テクス先生にやんわり皮肉くらいは言われるな。
>>966
ドム・トルーパーは出たのでゲルググ
なわけがない。
971:966
06/08/25 22:14:47
送信してアホなこと書いたのに気付いた・・・orz
同時に思う。アスラン、今のおまいは黒くいがイイキャラになったなw
972:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:15:32
サザビーVSストフリが楽しみだ
これで議長があっさり負けたら笑い死ぬ
973:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:15:36
_.-~~/
/ /巛 》ヽ,
/ ∩ノ"~^ヽ,^ <そろそろ出番?
/ .| リ ´∀`)_
// | ヽ/
" ̄ ̄ ̄"∪
974:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:16:21
>>966
今更アカツキ以外に乗って大丈夫か、という不安があったり。
ビーム反射する戦法の癖が残っててうっかり被弾しそうだ。
975:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:16:46
心はカガリのものでも身体はヤリ放題だぜやっほおぉぉぉぉぉいいい!!!
976:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:17:20
インパじねーの?
レイと一緒にスプレンダー支給されてインパルストリオ結成とか
977:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:17:28
ギャン・プライド
なんて語呂が良い気がする
ゲルググ・ヴェステージは・・・長いな
978:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 22:18:17
>>962
トイレから出てきた議長とシン、トイレの前に何故か設置されていたベンチに腰掛けた男が…
レイ「や ら な い か ?」
こんなん浮かんだ俺はもう戻れないのかもしれん..........