06/09/20 20:29:02
正解とかどうでもいいよ、SSと関係なくなってるぞ
ラクシズの思想とかに絡むとすぐスレの流れがこじれるな
568:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 23:03:56
こうなりゃ雑談スレの出番かね。どなたか誘導してあげて
569:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 23:08:51
URLリンク(yy44.60.kg)
570:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 23:20:31
>>569
雑談そこでするなら新しいすれ立てたほうがよさそうだね
571:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 23:28:17
あー、ホントの雑談ならともかくSSの感想とか入るとわやくちゃになりそうだもんな
572:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 10:04:49
>>560
まあ、国の方針としては悪徳って程じゃないんだけどな。
最も実際それを実現するのは凄まじく難度の高い理念であるが。
んで、カガリを中心とする一派はそもそもその解釈を間違えてると。
573:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 10:12:05
すまん、雑談は終了って書いてあったな。
首吊ってくる。
574:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 19:49:32
こう言うのなんだが、こっちも向こうも元々Xと種を比べるスレだろ?
今はSS主体になっているけどそこまで雑談を分ける必要ないと思うけど…
575:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 20:32:09
Xと種を比べてる内はいいんだけど
信者にしろアンチにしろ気に食わない意見が出ると
いちゃもん付けに躍起になってそういうレスでスレが埋まっちゃうから
576:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 20:38:14
SSが良作なのでみんな読みたい。
↓
作品投下妨げてまで雑談するのはやめよう。
という事
577:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 14:40:56
保守
578:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 17:20:59
SS投下を待ちつつ…保守!
579:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 09:42:04
続きが楽しみ保守
580:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 22:21:02
( ´・ω・)つ旦~旦~旦~旦~旦~
コーヒーをお持ちしました
581:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 10:00:59 GkNTLQaH
ホシュ
582:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 12:44:18
ガロード「上上ェ下下ァ右左右左ィ
こっちだけズルして無敵モードだもんな」
583:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 17:34:23
上上下下 左 右 左 右な?
584:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 18:00:50
ロゴマーク表示画面時、下,上,左,右,L,R
かつて…EXでお世話になりました。
あと>>580の珈琲を飲みつつ…保守!
585:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/25 22:12:55
保守どもです。今朝方できたんですけどバタバタしてました…。 ついでにそろそろペース上げていくつもりなので
第三十五話『全部持ってるわよ?』(前編)
「こんにちは坊や。あ、この時間帯じゃもうこんばんわかしら?」
買い物袋片手に紫色の髪をもつ女性はそういった。
日は西の水平線に沈み、空には幾万もの星が瞬いている。海風は夏の終わりを告げるように冷たい風を運び、シンとその女性に吹き付けていた。
シンは一端フリーデンに戻った後、バイクでカトックの言葉を振り払うように街中を走り回った。だがカトックの言葉は彼の心に深く大きな楔となって振り払う事ができない。
そんな中、道沿いにあるこの小さな崖を見つけ、なんとなく横になって空を眺めていたのだ。
「…なんですか?」
空に浮かぶ星を眺めながら投げやりな口調でシンは答える。女性は嘆息をつくと右手を彼の頭の上に掲げた。
「バイクのキー、付いたまんまだったわよ? この島は治安がいいとは言え、無用心すぎるんじゃないかしら?」
「…。」
無言で左手を上げシンは彼女の手の中にあるキーを受け取る。それをポケットにしまうと体をまたもとの体勢に戻した。
「あなた、私がここを行きで通る前から居たわよね? かれこれ3時間はここに居るんじゃない?」
「そんなこと、どうでもいいですよ…。」
「ふぅ、つれないのねぇ…。乙女が1人暗い夜道で見知らぬ男の子に声を掛けたっていうのに…。」
「乙女って柄ですかあんた…?」
「あら、また失礼しちゃうわぁ。これでも私はまだ二十代よ。」
飄々とした口調で女性は答えた。横に細長い目に高い鼻が特徴的な痩せ型のその女性はそういいながら寝そべっているシンの横に腰を下ろす。
シンは見向きもせずただ空をぼーっ眺めていた。
「きれいな夜空よね…。明日も晴れるかしら…?」
「…。」
フリーデンは明朝にはこの島を出て行く。明日晴れであろうが雨であろうが彼には関係ないことであった。
「ねぇあなた、何か悩み事でもあるの? 良かったら相談にのるわよ?」
「自分のことは自分でします。それよりも、こんなところで乙女が油売っていいんですか?」
「ま! 心配してくれるの? うれしいわぁ!」
「とっとと帰ってほしいから言ってんですよ!!」
女性のなんとも変な調子にイライラしたシンは、身を起こし彼女を睨みつける。だが女性はそれをまったく気にする様子も無く、話を続けた。
「で? どんな悩み? 恋の悩み? 相手はどんな子なの?」
「いや、だからぁ…。」
「かわいいの? 年上? それとも年下?」
「話を聞いてって…!」
「女の子ってのはね、ただ一緒にいるだけだとつまらない男だと思って簡単に相手の男のことを捨てちゃうの。だから」
「だから、俺は恋で悩んでないですってば!!」
話を勝手に進めていく女性の言葉をさえぎりシンは声を上げた。このまま彼女を野放しにしておけば話が
どんな方向に進むかわかったものではない。荒い息をしながら否定するシンを女性はきょとんとした顔で見つめた。
586:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/25 22:15:54
第三十五話『全部持ってるわよ?』(中編)
「…違うの?」
「違います。」
「でもあたしの勘では確かに…。」
「そんな当てなら無いものを信用しないでこっちの話を聞いてください。大体あんた、誰なんですか?」
「…人に名前を聞くときはまず自分から名乗るのが筋ってもんじゃない?」
「話しかけてきたのはそっちでしょ!!」
「ま、それもそうね。私はルマーク、今この島の近くで商売をしているジャンク屋。シー・バルチャーといった方がいいかしらね。」
「つまり、あなたの考えを否定された、と?」
「まぁ、そんなとこです。その人の言ったことに対して自分なりに論破しようといろいろと考えてみたんですけど…。」
結局、シンはルマークに悩みを打ち明けた。ディスティニープランやカトックのことは出していないためルマークには”自分の行動理念の根本を否定されて
どうしたらいいか迷っている”といった内容のことを話している。寝そべったまま話を続けるシンの横でルマークは静かに耳を傾けていた。
「どう考えても否定する材料が無いわけね。…あなたって意外と難しいこと考えてるのね。」
「今はいませんけど、この考え方で目標を達成しようとしている人もいるんです。もしこれを否定できなかったらそいつらまで否定することになりますから。」
「まぁ、そういうことをやるのは自由だけど…。それで、あなたはどうしたいの?」
「え?」
「あなたの…、この場合はあなたたちのかしら。あなたたちの考えを否定されたのはわかったわ。で? その後どうするの?
あなたたちの考え方を否定した人の意見に変わるの? それともあなたたちの考えを貫くの? それともどっちも捨てて自分の意見を生み出すの?」
「…そんなこといきなり言われても…。」
「あのねぇシン。」
ルマークは横になっているシンの上に覆いかぶさった。二人の顔の距離は約30cm。ここまで女性と顔を近づけたのはルナマリア以来である。
頭の横に手を置かれているので逃げることもできない。
「あ、あの…?」
「私は、自分の中の考え…ポリシーを持つことはとってもいいことだと思うわ。けどそれが人から与えられたものだったらダメだと思うの。」
「と…言いますと…?」
「あなたの考えって、結局さっき言ったあなたの知り合いの人たちの物であなた自身が生み出したものじゃないでしょ?」
「ええ…、まぁ…。」
「あなたたちがどんなことを目標にしているのかは知らないわ。でも、本当に必要なのは”あなた自身が考え”よ。」
「”俺自身の考え”…。」
先ほどまでののらりくらりと掴み所の無かった彼女の雰囲気が一変し、真剣な表情で話を続ける。そして、その言葉の一つ一つがルマークの大きさを意識させた。
「そう。別に人の意見を聞くなといっているわけじゃないわ。でも人の意見を鵜呑みにするだけじゃダメ。」
「べ、別に鵜呑みにしてなんか…。」
「いいえ、あなたは彼らの言葉をただ丸呑みにしているだけよ。自分なりにその考えを解釈しようとした?」
「っ…。」
シンは言葉を続ける事ができなかった。自分なりにプランの中身や議長の考えを理解しようとしたかといえばノーだった。
一兵卒であったシンにとって上官の命令は絶対であったし、何より考える間もなく戦いに身をとおじていた。
587:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/25 22:18:22
第三十五話『全部持ってるわよ?』(後編)
ルマークは体を離し、シンの横に仰向けに寝そべる。風をさえぎるものの無くなったシンの顔に容赦なく海からの風が吹き付ける。
「ま、それがあなたの実状ってことよ。お姉さんに相手してほしかったら、もう少し自分で物事考えて、自分の意見を持てるようになってからいらっしゃい。」
「別に相手をしてほしいわけじゃ…。」
「あら、さっきまで1人でもやもやしてたのはどこの誰かしら? いらないもやもやは吐き出した方が楽になるわよ。」
「…そりゃそうですけど。」
「さて、私にできるのはここまでね…。後は自分でどうにかしなさい。」
そう言ってルマークは体を起こす。時間も時間だけに帰らなければならないのだろう。
「あ、あの…。」
「ん? どうかしたの?」
「具体的に…、俺は次に何をすればいいんですか?」
荷物を抱えたルマークはため息をつきつつ、これが最後のアドバイスと言って口を開いた。
「まずは、自分の行動は自分で考えなさい。少なくとも、あなたはそれをするために必要なものは全部持ってるわよ?」
「必要なもの?」
「そう。考える頭も、前に進む脚も、勝ち取る手も…。あとはそれをどう使うか。人それぞれに使い方は違うからアドバイスはできても具体的な指示をすることはできないわ。」
「でも…。」
「人の話を鵜呑みにしないで、自分できちんと噛み砕いて吸収しなさい。私に言えるのはそれだけ、今度会うときはもう少し大人になってからいらっしゃい。その時は良い物あげるわ。」
彼女が帰るのを見送るとシンはまた夜空を見上げた。
「『考える頭』『前に進む脚』『勝ち取る手』…か。」
『考える頭』『前に進む脚』『勝ち取る手』。自分の意見を持つために必要だといわれたこの3つのうち、『考える頭』はわかる。
自分できちんと物事を考えて自分なりの解釈を見つけることだろう。
「でも『前に進む脚』『勝ち取る手』って…?」
物事を考える上で手と足を一体どのように使う必要があるのか。テクスあたりに相談することも考えたが、『考える頭』を持っているのだから自分で考えるとその意見を頭からどける。
だがそのおかげで、この言葉の意味を理解するのはまだまだ先の話になりそうである。
星空の光は相変わらず美しく、東の空に上り始めた少し欠けた月の光を浴びてもそれは色あせる事がない。戦争の惨劇から免れる事ができた
セインズアイランドの夜景と見事なコントラストを描く中、シンはバイクをフリーデンへと向けた。
588:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 22:19:27
乙!
最後までルマークの性別勘違いしたままかYO!!www
589:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 22:24:38
なんで奴が男だと気付かないんだシンwwwww
でもいい事教えてもらったね。
人に追従する事に慣れると自分で考える事忘れちゃうのが人間だし。
590:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 23:24:02
更新乙、そして添削
>>585
>「こんにちは坊や。あ、この時間帯じゃもうこんばんわかしら?」
×こんばんわ ○こんばんは
>海風は夏の終わりを告げるように冷たい風を運び
風が風が運ぶというのはあまりよろしくない(とはいっても難癖レベル、気にするほどでもないのも確か)
「乙女って柄ですかあんた…?」
? 半角か全角かの統一
>>586
>「そんな当てなら無いものを信用しないでこっちの話を聞いてください。大体あんた、誰なんですか?」
当てにならない
>「今はいませんけど、この考え方で目標を達成しようとしている人もいるんです。
>もしこれを否定できなかったらそいつらまで否定することになりますから。」
人→そいつら と対象に対する目線が変化している、統一すべき
(だがまぁシンというキャラクターを再現したとも取れるのでこれも難癖レベルか)
>「あなたたちがどんなことを目標にしているのかは知らないわ。でも、本当に必要なのは”あなた自身が考え”よ。」
>「”俺自身の考え”…。」
“あなた自身の考え” or “あなた自身が考えること”? 引用符
591:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 23:24:50
>>586
>「そう。別に人の意見を聞くなといっているわけじゃないわ。でも人の意見を鵜呑みにするだけじゃダメ。」
言ってるわけじゃ
>一兵卒であったシンにとって上官の命令は絶対であったし、何より考える間もなく戦いに身をとおじていた。
身を投じて
592:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 00:54:51
こういう言い方をしたら気を悪くするかもしれないけど、
添削って自己満足にしか思えない
593:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:03:51
>>592
間違いなく自己満足だろ。とりあえず添削やってもいいから、やってるやつ鳥つけてくれ
NG登録するから。うざい
594:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:09:25
X運命氏が始めてやってきたぐらいの頃、親切顔して忠告という名の意見押し付けをやってきた香具師がいたけど、
添削はそいつがやってんのかな?
595:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:14:45
>>593
[更新乙、そして添削]をNG登録すりゃOK
596:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:17:35
このころエニルはトニアと会ってたのか?
597:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:18:30
そういうことになるな
598:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 03:38:20
GX氏、久々の投下乙!
忙しい中、相変らずの丁寧な描写のSS…良かった。GJ!!
では、>>580の珈琲を飲みながら、次回をwktkお待ちしとります!
それにしても、…ルマークの性別を間違ってるのに、気付かない(?)シンにワロタw
あと、ルマークってデスティニーの改造とかに一役買えそうだな。…と言ってみる。
599:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 22:23:46
GX氏いい加減にしとけよな
つまんねーんだよこのハゲ、変態が!
600:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 22:29:39
>>599
少なくとも貴様が無駄に過ごしてきたつまらん人生を見ていくよりは100倍マシだと思うよ。
それ以前に比べ物にもならんか、すまなかったなwww
GX氏、投下乙であります。
またまた、良いものを見させて頂きました。 相変わらずクオリティが高い・・・・・
601:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 22:37:14 R6TJ1ggH
スルー汁
602:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 18:38:05 Imja7jUq
今北 続きwktk
603:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 20:40:44
そのうち声優のセリフを切り貼りしたフラッシュアニメが出来たりして・・・。
がんばれば出来なくはないかも・・・。
参考
URLリンク(kenkoudaa.sakura.ne.jp)
604:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 22:09:05
>>601-603
メ欄わざと?
605:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 22:18:25
見てる人間入れ替わった?
空気がギスギスしてるような
606:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 23:40:17
>>605
ヒント:感情を制御できない人間が増えた
607:通常の名無しさんの3倍
06/09/28 00:24:10
感情を制御出来ない人間はクズだと(ry
608:コーヒー提供&ポーション販売人
06/09/28 01:08:51
皆、これを飲んで!そして…落ち着いて!><;
つURLリンク(ykr414.net)
あと、売れ残りのポーションが有るけど…要る?
要りませんか…そうですか...orz
609:通常の名無しさんの3倍
06/09/28 11:25:54
>>607
ザビーネさんはまた意味なくデストロイにバスターランチャー連射するために黒本スレにお帰りくださ(ry
610:通常の名無しさんの3倍
06/09/28 19:44:03
未だにポーションが残っていることが驚きだW
DSでの続編発売に合わせて再販されるのかね
611:通常の名無しさんの3倍
06/09/29 02:25:25
亀ですがGX氏GJ!
612:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 12:33:46
先ずは保守!
そして…GX氏は音信不通
…心配だorz
613:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 12:52:26
シン「そういや知ってる?オレの仲間のハイネってヤツだけどね、あんたの弟のせいで死んだんだわ。それとあんたの弟がタンホイザー撃ったせいで仲間の死体を何個か見たよ。
ステラって子もあんたの弟のせいで死んだ。あんたも武器を手にしながら戦闘に割り込んできて戦闘停止を叫んだ、ホント理解に苦しむね。」
614:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 13:35:25
ハイネはただの後方不注意、タンホイザー打ち抜きはオーブ艦隊を殺らさせないため
ステラの件はキラの行動が間違ってた訳でもないからお門違い
カガリの行動は当時権力がほとんど無かった国家元首の苦肉の策
とネタにマジレス返ししてみる
615:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 13:40:14
>>614
確かに正論でそうなんだが、説得力感じないんだよなあ。
616:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 13:41:02
>>614
君の発言も突っ込みどころ満載だが…
とりあえず他行ってやれ
617:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 13:41:54
>>614
プッwww
618:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 22:59:24
ステラってシンがコクピット付近をぶち壊した時のガラスとかの破片が
突き刺さって出血多量で死んだんだろ?
キラのせいにするのもどうかと思うよ
619:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 23:09:02
実際そうかもしれないんだよなあ
キラは万全のデストロイに傷一つつけられなくて
デストロイにダメージ与えられたのはシンだけ
確かにシンのせいかもしれないなあw
620:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 23:20:30
>>618
出血多量じゃない
胸の破片見る限りパイスーで止まってるようだ
死因は最後の爆発での衝撃だろうな
話すのが苦しそうだったし内臓系にダメージ受けたんでしょ
621:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 06:47:27
>>613-620
議論ハ他所デヤロウネ?
622:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:23:40
>>614
キラ厨乙
623:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:44:57
空気変だぞこれでも飲んで落ち着け
つ【コーヒー(に見せかけたホットコーラ)】
624:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:55:02
ぶふぅおッッッ!!!
こ、コーヒーが口の中で爆発したッッッ!!?
625:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:59:03
あ、自前の紅茶あるので…
626:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:59:47
うちには超新水が・・・
627:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 01:50:12
深く静かに、マタ~リといきましょう…ずずっ(自前の緑茶)…
628:コーヒー提供&ポーション販売人
06/10/02 06:48:32
つ旦~旦~旦~旦~旦~
先着五名&どれか一つがポーション!なロシアンルーレットのおまけ付き!
629:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 17:24:33
よし、そのポーション貰ったあ!!
いやっほーぅ
630:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 19:01:11
てか、続きはもうないの?
631:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 19:52:35
ポーションまだあるのかよw
632:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 21:49:58
ポーション飲んでダメージ受けたのもいい思い出
ま続きはゆっくり待てばいいさ
633:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 22:53:23
実は俺、ポーションって見た事も飲んだ事もない…
時代の流れに取り残されちまったぜ|ω・`)
634:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 00:02:05
>>633
俺もだよ
635:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 12:58:36
皆がダメージを受けまくる中俺だけ回復してたのは内緒だ
636:コーヒー提供&???宅配人
06/10/03 16:57:57
GX氏が降臨しない...orz
つ旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~
今回はエリクシールを混ぜてみました。どうぞ!
当たりは次レスのメ欄で教えるんで、どれを取ったかカキコしといてw
637:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 20:42:30
じゃあ 左から二番目をば戴きますね
つ旦~
638:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 21:13:25
折角だから俺はこの右端を選ぶぜ!
639:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 22:12:33
右から三番目を・・・
640:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 22:40:21
じゃあ一番左のを・・・
641:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 22:51:59
左から4番目ちょうだい
642:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 02:13:10
>>637-641君たちは他に言うことがあるのではないかね。
たとえばそう、
「GJ」
とかね。
本日G-コレクション5を1個買ってみたら
GW-9901-DXが出たので、早速飾りながらコーヒーを飲んでくる
643:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 02:43:05
すません、誤爆しましたorz
644:コーヒー提供人
06/10/04 04:45:02
今回は普通に...
つ旦~×∞(スレ住人分)
GX氏…是非、スレに降臨してください。返事だけで良いんで...orz
645:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 07:49:36
>>644
返事が遅れてホントごめんなさい
前回投下したネタが本編の『また、会えたわね』の終盤シーンで微妙に足りてなかったのでどう書こうか
四苦八苦しておりました…。
結局書かずに次の『死んだ女房の口癖だ』に行きますので…、今日中には投下できるかと…
646:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 09:27:41
>>645
締切があるワケじゃないので、マイペースでどうぞ。
住人は「もう来ないかも、続きが読めなくなるかも」ってのが怖いだけで、
作品の続きを急かしてるわけではないと思いますよ。
647:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 17:19:47
>>645
そうそう。本来まったりがⅩスレの愉しみ方なんですから、焦らず納得いくまで
詰めてくださいな。逆に早すぎると荒らしが発生する恐れがありますし・・・・・
コーヒー飲んで落ち着きましょうやw
648:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 18:18:09
>>646-647
じっくり考えてはいるんですが…、毎回
1.話を半分ぐらい書く
↓
2.1日置いて読み直す
↓
3.『ここはこうじゃないだろ』と書いた半分ぐらい消す
↓
4.1に戻る×∞
で、内容ばかり考えて細かいミス(字の変換等々)が残る…
SSの難しさを毎回噛み締めてます…
649:コーヒー提供人
06/10/04 19:13:33
GX氏。ご無事の様で…何よりです!
自分のレスに返事をくれただけでもっ…十分嬉しいです!ありがとう。
SSの方は、今まで通りのまったりペースでOKです。
GX氏が納得出来たSSが投下されるまで、スレは保守し続けますからご安心を。
後、GX氏にコーヒーを...
つ旦~→URLリンク(www.sensaiichiba.com)
650:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 22:34:56
どうにか間に合った… 前半はできてたから間に合ったんだよなぁ…。
第三十六話『抱え込み過ぎるなよ?』(前編)
「ディスティニー、着艦します!」
シンは機体の移動速度を落とし、艦のデッキに着艦させた。
セインズアイランドを出て三日、出航時に多少のごたごたがあったものの、フリーデンはサンルーカス海岸で確認されたマイクロウェーブが到達したと思われる地点へと到着していた。
だが、その地域はあくまで計算から導き出した目安であり、精確な到達点は未だ発見できずにいた。
『シン、そっちはどうだった?』
「ダメですね、捜査海域には島すらありませんでしたよ…。シー・バルチャーが持っていると言う可能性もあるかもしれませんけど、それだったら長々と居たりしないでしょうし…。」
『そう…、わかったわ。』
浮かない表情のサラとの通信を切り、コックピットを降りたシンはガロードたちがなにやら話しこんでいる姿が見えた。
「あんだと? ティファに”変わってない”って言われたってか?」
「……これってほめられたんだよな?」
ガロードの喜ぶべきなのか悲しむべきなのかわからないといった表情を見たウイッツは呆れ顔で彼を怒鳴りつける。
「バカ! それりゃゼンッゼン褒められてねぇよ!!」
「や…、やっぱし?」
「男として、成長してないってことと一緒だろうが! なぁ?」
「そーそー。俺だったら落ち込んじゃうよぉ?」
機体を固定して輪の中に加わったロアビィも同じ意見のようである。だが、シンは違った見解を見せた。
「別に無理して変わる必要は無いんじゃないですか?」
「…おいシン、お前マジで言ってんのか?」
「…こりゃ、お前の相手の子が大変だわ。成長する必要が無いなんて考えてる奴が相手じゃねぇ……。」
「べ、別に成長するなといっている訳じゃないですよ! い、今のガロードにだって良い所はいっぱいあるじゃないですか! それがあるのに無理して性格やら何やらを変える必要はないっていったんです!」
ウイッツとロアビィにいやな目で見られたシンはあわてて補足を入れた。ティファが言った”ガロードはずっとガロードのまま”という台詞をシンなりに良い意味で取ったのだが、ウイッツたちの反応は良くない。
「ま、確かにそういう解釈の仕方もできるけどね。」
「でもこの場合は”男として成長してない”って取るのが普通じゃねぇのか?」
「”男として成長”……ですか?」
「そ、お子ちゃまから良い男に成長したかってことさ。特に、好きな女の子ってのは想像以上にこっちのこと見てるから、下手すりゃ嫌われちゃうぜ?」
「……お前が言うと、妙に説得力があるな。」
「当然。なんたって、フリーデンの中じゃ一番恋多き人なんだから。」
あさっての方向を向きポーズをきめるロアビィを尻目に、ガロードとシン、さらにウイッツも彼から距離をとる。
「恋愛経験じゃかなわないってのは認めるけど……。」
「恋多き人って要するにただのナンパ男なんじゃ…?」
「ほっとけほっとけ。あんな奴のことよりも、とりあえずはガロードの問題が先決だ。」
未だにポーズをとったままのロアビィを置いて、ガロードたちはMSデッキを後にした。
651:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 22:38:54
第三十六話『抱え込み過ぎるなよ?』(中編)
自室の近いシンとガロードはウイッツと分かれた後、再び話題を元に戻していた。
「ティファが言ったのって結局どんな意味が込められてんだろ……?」
「さぁな…。ガロードはティファのどこが変わったと思ったんだ? そこからあの台詞だろ?」
「ん~、あくまでなんとなくさ。確かに白イルカの一件でティファは変わり始めたけど、最近また少し変わったよなぁ……と思って。」
「そうか? 白イルカの件はわかるけど、俺は変わってないと思うけど…。」
「だから、あくまで”なんとなく”だよ。フリーデンに乗ってからティファの身の回りの世話をしていたからわかる違いって言うのかな……。」
「…すごいな。」
具体的に何が変わったがわからないとはいえ、ティファの微妙な変化を感じ取ったガロードの感性にシンは素直に感心した。一方自分はどうだろうと考えてみると、表情は一気に暗くなる。
「へっ?」
「俺は、一緒に生活していた周りの人間の変化に気づかなかったからさ。ガロードは精神的に余裕があってうらやましいよ。」
「そうか?」
「ああ。俺が前乗ってた艦、ミネルバって言うんだけどそこで一緒に戦ってた仲間がいきなり裏切ってさ。おまけに昔からの女友達も一緒だったもんだからもうパニックになっちゃって…。」
「へぇ~。」
フリーダムを撃墜後、シンは今の愛機であるディスティニーをデュランダル議長から貰い受けた。その機体での初仕事が裏切り者である『アスラン・ザラ』『メイリン・ホーク』の乗るMSの撃墜であったのである。
「上の人間は撃墜命令までだして、もう俺はその時ただ言われるがままそいつらの乗った機体を破壊した。…その時の後味の悪さは今でも忘れない。」
「じゃ、じゃあお前そいつらを…?」
大きく目を見開いて声を震わせるガロードに対して、シンは静かに首を横に振った。
「俺もそいつらのことを完全に殺したと思ってた。けど、あいつの悪運は半端じゃ無かったよ。胴体にアロンダイト突き刺して爆砕させてやったのに、次会った時には平気な顔してMS操縦していた。」
「ゆ、幽霊じゃなかったんだな?」
「ああ、何はともあれそいつは未だ敵のままだ。短い期間とはいえ一緒に生活してどんな奴かも知ってるとやり辛くて…。」
「そっか…。」
両手を頭の後ろに回し、ガロードはなんとなく上を見上げた。シンは逆に撃つ向き気味に話を進める。
「俺が…そいつらの変化に気づいていれば、そんなことをする必要も無かったんだろうけど、な。あの時はいろいろ有って、いっぱいいっぱいだったし…。」
「…あんまり、抱え込み過ぎるなよ?」
「別に抱え込んでなんか無いさ、終わったことをどうこう言っても仕方ないし…。」
「…シンって、変だな。」
「俺が…変?」
「変だよ。だってさっきの話だって、そのミネルバって艦のクルー誰一人として気づいてなかったんだろ? それだけの人間がいるのに自分が気づかなきゃいけないなんてことはないだろ?」
ガロードはシンの鼻先に指を突きつけ指摘した。ミネルバにはシン以外にも多くの人間が乗っている。それだけの人間がいて誰一人として気づくことない人の変化は今までのガロードの経験上ありえないことであった。
「皆が気づいていないのに俺だけ気づくのはおかしいってことか?」
「俺が言いたいのはそういうことじゃない。その裏切った奴らの変化に気づくのがシンじゃなきゃダメなのかって話だ。別に気づくだけなら誰でも良いだろ?」
「……ああ、そういうことか。」
ようやくシンの中で合点が言った。アスランは後々議長の打ち出したディスティニー・プランに反対している事がわかったが、メイリンに関しては未だにどんな理由で裏切ったのかわかっていない。
シンよりも距離の近いはずのルナマリアも、脱走に対しての事情聴取で”理由に関しては皆目見当がつかない”と言っている。彼よりも距離の近い人間が気づいていないのになぜ”シン”が気づく必要があるのか。
「ん~…、でも俺は二人と結構仲良かったぞ? …かたっぽはそうでもないとも言えるけど。」
「仲がよかったらって気づくとは限らないだろ? シンは何でもかんでも自分のせいにしすぎなんだよ。」
「……俺はそうだと思わないけど…。」
「お前は昔の俺と同じだよ。1人で突っ走って、回りは助けてくれないと決め付け、自分だけで終わらせようとする。1人で生活するならそれでも良いだろうけど、フリーデンの皆はちゃんと受け入れてくれるぜ?」
「それは……わかってるよ……。」
「ガロード!!」
ガロードとシンの話に割って入ってきたのは通路を後ろから走ってきたティファであった。彼女が走ることはまれなことで、決まって悪い事が起こるまえであった。
652:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 22:42:45
第三十六話『抱え込み過ぎるなよ?』(後編)
「どうしたんだよティファ、そんなに急いで…?」
「敵が…来ます。」
「敵だって!!?」
ガロードとシンは顔を見合わせた。ティファはこれまで何度か敵の接近を予知している。信憑性はきわめて高い。
「ガロードはティファをブリッジに! 俺は先に機体を出す!」
「わかった!」
「ダメ!!」
条件反射のように動こうとする二人をティファは再び止めた。今までここまで彼女が食い下がることは見た事がない。
「ダメって…、何でだよ!? 敵が来るんだろ!!?」
「彼らは、違います。普通の敵じゃない。無害な人を装って、内側から襲ってくる。」
「内側から?」
「…工作員か!」
シンたちは迫り来る敵の情報を皆に知らせるために急ぎブリッジへと向かった。そのさなか、ティファはシンに対して言葉を発した。
「そして……、あなたはその人を知っている。」
653:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 22:51:57
カトッククルーーーーーーー!!!!!
なんかロアビィ放置されたまんまだけどいいのか?!w
GJ!
654:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 23:08:14
おお!?Ⅹ運命に続いてGⅩ氏もキターーーーーーー!!
そして、シンとカトックの再会(一応ガロードも邂逅なんだがwww)が!?
ドキドキが止まらんですばい!!・・・・・・っと何かこの展開に
「DⅩ強奪するのがガロードとカトックじゃなくて、シンとカトックだったら
どーなんだろう?」というアフォな想像が・・・・・・
戦争観訴えるシン→「青臭い」と蹴飛ばすカトック(もちろん心境変化アリ)→
フリーデン奪取作戦開始→シンも参加するが、はぐれる(その間ガロードが輸送船
乗る前のティファと再会)→シンの目の前にカトック登場→「未来を変えてみたいか?」
と問う→シン頷く→シンを庇うカトック→シン号泣→シン「DⅩ、起動!!」・・・・・・
ってゴメン。ガロとシン入れ替えただけじゃんorzツインサテライトキャノンで
ゾンダーエプタごと灰になってくる。
655:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 23:14:18
つか、話まんま流したらDX強奪のイベント参加できなくね?
656:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 00:50:06
>>654
脇役に追いやられた上に機体まで奪われるガロードが哀れすぎるな
657:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 07:34:01
超大穴予想、シンがカトック手下をアシュタロンから助ける。そしてシン達で捕まった
仲間の救出作戦を行う。ガロードは本編どおりで、シン頑張る意味なし。
658:コーヒー提供&ポーション販売人
06/10/05 07:36:26
GX氏、GJ!!
種死後半の状況のおかしな点を、的確に指摘したガロードが
カッコ良かったです。
あと…カトックの真の出番がクルーーーーー!!!
次回が楽しみです!
今回のコーヒー
つ旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~
今回は、GX氏降臨に付き、コーヒーの数を増量&ポーションを2つに!
今回も、当たりは次レスのメ欄で!どれを取ったかカキコしといてw
それと>>639はオメ!
…当たっても特に何も無いです。が、傷ついた心が癒されてる…かも試練(何
659:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 18:45:08
遅ればせながら更新乙、そして添削
>>650
>「バカ! それりゃゼンッゼン褒められてねぇよ!!」
そりゃ
>それがあるのに無理して性格やら何やらを変える必要はないっていったんです!
言ったんです
>>651
>シンは逆に撃つ向き気味に話を進める。
俯き
後、引用符
苦心されてるみたいっすね。いちいち誤謬をあげつらう俺が言うのも変な話ですが、
気にしないでガンガって下さい、話をより練り上げようとした証拠でもあるんですから。
660:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 19:31:06
マジで鳥つけてください>添削氏
うざがられてるって事をわかってください
661:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 19:49:41
連投荒らしじゃあるまいし、たかだかこの程度のことスルーしろよ
自治厨は荒れる元だぞ
662:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 20:12:11
【そして添削】
これをNG指定すれば幸せになれるよ
663:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 22:42:26
Xのガロードとティファみて思ったんだけどさ、もし種のキラとアスランがそれぞれ
ナチュラルとコーディネイター(もしくは逆)だったらもっと違った展開になったんじゃないかと
Xは結局“ニュータイプは万能じゃない“ってことを言っているわけだし、オールドタイプのガロードと
ニュータイプであるティファの信頼構築(愛構築のほうがいいかな?)が主軸となってたと俺は思う。
だったら、両方ともコーディにしないで遺伝子レベルからきちんと分けるべきじゃなかったのだろうか?
種死まで通してみると結局コーディ万歳な感じを受けてナチュラルの存在意義がぼやける
664:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:04:36
いや本編でコーディに未来は無いってコーディ自信が言ってるしなぁ
665:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:09:05
種世界って科学力の発達の割に個人レベルでの人格は底辺なあたり
現代社会っぽいなーとか思ったりなんだり
666:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:14:41
そう考えると、無印種の話はキラはナチュラルのフレイと紆余曲折ありながら信頼関係を築いていくっていう方が良かったかもね。
667:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:18:06
見える、、、フレイとかカガリとかトールとかの友情で
見事立ち直って、連合軍とマブの戦友となり105ダガーとかデュエルとかと連携して戦うキラのデルタフリーダムが見える!!!
668:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:26:40
>>664
いやいや、全体のメインキャラでコーディの占める割合の高さがって話しさ
ナチュラルってAAのマリュー、ノイマン以下乗組員やカガリ、連合の三馬鹿だけだろ?
669:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:33:11
>>667↓
も ご ヘ / λ___ / __,} | こ 変 そ
う め ナ } /_:::::... ̄`´ ̄ υ ヽ | の わ れ
言 ん ッ l |´-ニニ=、i! {、_,ィ-―-、 | | ._毛 っ 出
い な プ ./ }::::::::::::/~ ,_二=ニ-‐ } | ̄ フ ち し
ま さ }、 |::::. ...:::じ/ ι / / ェ ゃ た
せ い も ∴.ヽハ:::.::< t={. .-,rr^~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「 チ う ら
ん ホ う ' ,∴・ヽヽ:::::>=l ::::::| } 「`| ,:::.. | が だ 話
ン ,∵ ,.i`ヽ(_リ'ヽ:::::LL_^.ノノ ,/ ̄ ̄ ろ
. ト ∴ / ヽ、 ヽ==ニ--ヽ‐-、__,/ノノ ヽ
670:通常の名無しさんの3倍
06/10/06 23:39:26
今後某スレみたいに死んだ人出てきたりするのかな?
ステラとかだったらティファと気が合いそうな気がするが
671:通常の名無しさんの3倍
06/10/06 23:51:43
AWのNTは死んだ人間を感知したりはしないから出てこないよ
672:通常の名無しさんの3倍
06/10/07 09:20:58
浮上
673:通常の名無しさんの3倍
06/10/07 16:33:58
>>672
中途半端に腐敗してるんだろうな・・・。
674:通常の名無しさんの3倍
06/10/07 22:07:59
今後の流れはDX→エスタルド→ニュータイプ研究所→宇宙→ラストだろうけど
種キャラが出てくるのは十分に考えられるが死んだキャラまで出してキリがないんじゃないかと
675:通常の名無しさんの3倍
06/10/07 23:14:56
>>663
戦艦だけ見てるとノイマンのバレルロールのせいで、
4バカを除けばナチュラルもコーディもそんな変わらないような気はするんだよな…
676:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 00:45:53
つうか種第一話の時点で能力差はプロパガンダ以外に説明できないが・・・
677:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 08:51:52
何を言ってるんだ、あの神速キータッチを覚えているだろう?補給物資なしで敵の新型を
修理・補給したり、『戦艦』の中でジンより優れた機体を解体もせずにコピーしたり、整備員
は敵の新型すぐ直せるようなったしストライクーって言いながら単機特攻したり、キラー
って言いながら敵と戦闘中にしゃべったり、スパコディだと戦闘中にOS書き換えて、訓練
つんだ敵コーディを一蹴、ナチュラルだと艦砲戦もせずにMA出してしまうくらいなんだ
から、やっぱり金かけた人類はすごいよ。
678:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 09:41:41
>>677
>補給物資なしで敵の新型を修理・補給したり、
>『戦艦』の中でジンより優れた機体を解体もせずにコピーしたり、
>整備員は敵の新型すぐ直せるようなった
デス種で連合も同じことができています!
しかもザフトはヘリオポリス襲撃で修理部品を入手してたけど、
連合はマジで機体しか入手していない。
679:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 17:36:42
それの本当の問題は双方共に機体、それも最新鋭のを盗まれすぎって事だろ
680:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 19:43:12
>>679
それ同感。Xやヒゲみたいに戦争でめちゃめちゃになって秩序の崩壊した世界で
回収、発掘されるならまだしも…
種のときはコーディ>>(技術の壁)>>ナチュがわかるように厳重な警備を抜けていってたから
納得できなくもないが、種死は前フリもくそもなかった
681:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 19:47:29
エクステンデッドの能力の前に基地のコーディ形無しだったっけ?
682:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 19:54:17
>>681
あそこにいた衛兵は実はオーブから移民してきた
ナチュラルだったりして・・・。
683:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 19:56:44
戦闘能力は
ナチュラルの巨乳艦長>>>>>コーディの特殊部隊
だろ。
684:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 20:07:52
あの特殊部隊は寝不足だったからな、しかたない。
・・・やべえ俺達ガンダムXと関係ない雑談してる。
685:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 21:05:28
>>682
むしろあそこでファントムベインに協力してた奴等が
オーブから移住してきた元大西洋連合軍人で“ブルーコスモスの”コーディネイターと予想。
「エイプリールフールクライシスで死んだ者達の中に、、、コーディネイターがいなかったとでも思っているのかーーっ!!!」
とか言ってくれると個人的にゾクゾクするwww
686:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 21:09:30
>>685
それありえるな。
687:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 22:11:57
潜入能力と言う点ではガロードもかなりのものだと思う。
688:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 02:23:20
雑談長いよ
689:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 09:43:59
>>663-687
雑談ばかりするな!
別にスレ立てしてそこでやれっ!
690:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 12:06:30
>>688-689
暗に更新が遅いと言いたいわけか?
691:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 13:39:13
まあ…あれだ、毎日自動保守システムの書き込みというのも寂しいので、ほどほどにやってくれや。
692:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/09 21:36:09
私としては投下待ちの間は雑談してもらっててぜんぜんかまいませんけど…
(私の投下速度が遅いのが悪いんだよなぁ… 徐々にペース上げていかんと)
第三十七話『俺の敵に成りえねぇよ』(前編)
「隊長、助けてくれるそうですよ……。」
「…よぉし野郎ども、行くぞ!」
煙を上げる漁船の中で男たちは気合を入れる。彼らは獲物を狙う蛇のように目をらんらんと輝かせ、前方に見える白い艦を見つめた。
船長席に座るカトックも唇の片側を上げ、毒々しい笑みを浮かべる。
「反応が早いのは良いが、警戒心が無さ過ぎる…。」
そういうと席を立ち部下である男たちを連れて艦首へと脚を進めるのだった。
「あ、あれですね。」
ブリッジ前方で操舵を任されているシンゴは船体から煙を上げる漁船を見つけた。船首部分に4つの影が見える。
「サラ、映像を。」
「はい。」
すぐさまメインディスプレイに彼らの映像が映し出された。4人とも両手を上に上げてばたばたと振っている。これだけ見ると彼らはただの漁師にしか見えないが、
ティファ予知がもたらした情報から彼らはジャミルたちにとって”敵”であることは既にわかっていた。
「う~ん、皆悪そうな顔しているわねぇ…。」
トニヤは彼らの”悪人面”を見て正直な感想を漏らす。乗組員のほぼ全員が30代後半から50代前半の年齢で、戦後の激動期をあの手この手を使って生き残ってきたのだろう。
「カガリ、彼らの中で見覚えのあるものはいるか?」
艦長席の横に立つカガリは四人の中に知っている顔をすぐさま見つけた。男たちの中でひときわ背の高く、がっしりとした男である。
「あいつだ、あの一番でかい奴! セインズアイランドでシンと一緒に入った店で話をした男だ!」
「奴は何者だ?」
「名前は確かカトック・アルザミール。昔は従軍カメラマンをしていて、戦後はいろんなところの風景をフィルムに収めていると言っていたが…。」
「もしあの男が工作員ならば、その話にウソは無いだろう。内部情報などを映像で収めることは仕事のうちだ。」
皆がディスプレイに映る男たちの映像にくぎづけになる中、ジャミルは別のことに不安を覚えていた。
男たちはこの海域で漁業を営み生計を立てていて、今回オルクの連中に遊び半分で撃たれてしまったのだと言う。ガロードたちが彼らと話をする中、
シンは1人ディスティニーのコックピット内で彼らの様子を眺めていた。
「あいつ…、一体なんなんだ?」
シンとカガリは既に顔が知られているため、彼らを捕まえるまでは顔をあわせるわけにはいかない。さらに、彼らが先日ローレライの海で現れた敵と同じ組織に属していた場合、
ストライクフリーダムと同じ”色の変わる装甲”を持つディスティニーは彼らにとって大きな意味を持つ。
「変な行動を起こすことは無いと思うけど、備えあればなんとやらって言うしな。」
VPS装甲の電源を入れたままデッキに立たせておけば少なくともVPS装甲が使われていることはわからない。
さらに、万が一彼らがMSデッキで行動を越した場合に迅速にそれを制圧する事ができる。
693:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/09 21:39:02
第三十七話『俺の敵に成りえねぇよ』(中編)
『そっちの様子はどうだ?』
「おわっ! なんだアスハか…。いきなり通信入れるなよ…。」
『残っている私には何にも情報が回ってこないのでな。』
「だからって俺の所につながなくても良いだろ? 大体なんであんたはブリッジに?」
『皆そっちに行ってブリッジを空にするわけにはいかないからな。それに私はあいつに顔を知られている。』
「あっそ、今のところ尻尾を出す様子は無い。とりあえずはMSデッキでドンパチってことはなさそうだ。」
『そうか……。』
「なぁ。」
『? なんだ?』
「あいつら…、一体何をたくらんでいると思う?」
『そうだな……、工作員として乗り込んできているのなら、ティファの奪還じゃないか?』
「それをあの人数でやれると思うか? 奪還自体はできても退路を断たれるのが関の山だろう?」
『それも……そうだな…。』
「この一件は、これだけじゃ終わらなそうだな……。」
彼らを捕まえるのは容易なことであった。ジャミルたちはカトック達が敵である事がわかっていたがカトック達は気づかれているとは思っていない。
あっという間に一つの部屋に押し込まれ武器を奪われたカトック達は部屋の中央で無数の銃口に睨まれる形となった。
「どうしてだ? どうしてばれた……?」
カトックは何度も何度も今までの行程を思い出す。漁船から乗り移り、部屋へ案内させる。
途中部下が先走りそうになったがちゃんとフォローはできている。変装にしてもどこからどう見てもただの漁師にしか見えないはずだ。
新連邦のマークの入った物は持ってきていないし、漁民特有の”におい”をつける為に特製の”風呂”にまで入ってきた。
「ま、捕まっちまった以上そんな事を考えるのも無駄か…。」
周りを取り囲むフリーデンの面々は彼らに罵声を浴びせながら銃口を向けている。現状は最悪であるが、打開する手段が無いわけではなかった。
カトックは腕時計にチラリと目を落とす。後10分、後10分待てば新連邦の艦隊がこの艦に向かって攻撃を開始する。その時こそ、脱出の好機である。
と、そんな事を考えていると部屋の入り口から若い男女が入って来る。カトックは彼らに身を覚えがあった。
「先日はどうも。」
「まさか、こんな形で再開することになるとはな。」
黒髪の男はマシンガンを手に持ったままこちらを睨みつける。彼の赤い瞳からは人を殺すことのできる銃を持つ恐怖感が感じられない。
銃を持ちなれているのだ。金髪の女もまったく銃口を揺らすことなくまっすぐにこちらを見ていた。
「……シンとカガリ、だったか。オメェらなんでこの艦に乗っている? この艦はバルチャー艦だろ?」
「あんたに会う前から、俺たちはこの艦のクルーでしたよ。」
「お前こそ、こんなところで何をしている? とても海の風景を写真に収めていたようには見えないぞ?」
「……なぁに、ちょっとしたアルバイトさ。」
「”ちょっとしたアルバイト”でこんな危険なことするなんて、なに考えてんだ? あんたは。」
シンは腕を伸ばし照準をカトックの眉間に合わせた。だが同時に、彼の表情に哀しさとも悔しさとも取れる表情が浮かんだ。
694:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/09 21:42:25
第三十七話『俺の敵に成りえねぇよ』(後編)
「あんた言ったよな? 『アホらしい話だ』って。戦争で家族が死んで、戦争のおかげで俺の人生めちゃくちゃになったって!
じゃあ何で、あんたはこんなものを持ってこの艦に乗ってきたんだ!!?」
「…………。」
シンの心痛の叫びをカトックは無言で聞き流す。お前には関係ないことだ、といわんばかりに視線をそらしポケットからガムを取り出した。
だが、ガムはカトックの口に入る前にシンによって奪い取られてしまう。
「まじめに答えろよ!! こっちは真剣なんだぞ!!」
「…お前は、何でこの艦に乗っているんだ?」
「なに?」
怒りに燃えるシンに戸惑いの色が浮かんだ。カトックは胡坐をかいて座ったまま静かに彼を見つめた。
「なんでって、俺はこの艦のクルーだから……。」
「俺が言っているのは”お前さんがこの艦に乗ることになった理由”だ。お前さん言ったよな? 戦後の混乱で家族が皆死んだと。
どういう経緯で死んだかは知らん。コロニー風邪か、MS乗りの抗争か、貧困かもしれん。」
カトックは徐々に声を大きくし、シンを直に殴る事ができない鬱憤を晴らすように言葉を思い切り、だが静かに叩きつけた。
「だがな、そうやって家族が死んだ原因である”戦争”の遺品で生活しているお前が、お前の家族を殺した連中と何が違うんだ?」
シンはハッと息を呑んだ。かつてミネルバに乗っていた時に言われた言葉と映像が脳裏によみがえった。
『力を得たお前が、今度は誰かを泣かせる立場になることを忘れるな』
シンの表情に否定し様の無い言葉に対する虚脱感、”認めたくない”という彼の心の苦しみがありありと浮かんできた。
歯を食いしばり、顔をしかめるシンにさらにカトックは追い討ちを掛ける。
「へっ! ”誰もが幸福に生きられる世界”だかなんだか言っていたが、バルチャーとして生きているお前さんは、他人の幸せを壊しているんだぜ?」
「―っ!! それ以上っ―!!」
「シン!!」
感情を爆発させて引き金を引こうとするシンにジャミルは声を荒げる。彼がここまで声を荒げさせるのは珍しいことであった。
「……お前は外に出ろ。」
「でもっ!!」
「お前は自分の感情に流されすぎる。彼らをここに監禁している間、お前はここに来ることは許さん。良いな?」
「そうそう。ケツの青いお前は、俺の敵に成りえねぇよ。」
「っ――!! くそぉぉぉぉっ!!」
カトックの最後の言葉に歯を食いしばり、銃のグリップを握る手に怒りの力を込めながらもシンは部屋を出た。
ティファが後続の敵部隊が接近しているのを予知したのはこの数秒後のことであった。
695:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 22:51:53
更新乙、そして添削
>>693
>カトックは彼らに身を覚えがあった。
身に覚え
>「まさか、こんな形で再開することになるとはな。」
再会
696:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 22:55:58
添削の人、トリ付けてくれ。
697:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 23:03:26
気にするなよ、GX氏自体が添削否定して無いんだし
GX氏乙!カトックの指摘に揺れるシンの心情が凄い丁寧で判りやすい。
MSでドンパチはしないだろうけど、シンにとって「あの人に勝ちたい」役を十二分に果たしてくれそう。
こういう大人がTVに居なかったのが本当に悔やまれるな…
698:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 23:06:28
>>696
上で【そして添削】をNG登録すりゃいいって出てるだろ
699:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 23:09:55
GJ!
ここはなるべきしてこうなるって感じだな
しかしこのままだとカトックに突っかかっていくの役がシンに取られそうだw
700:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 23:29:43
シンを目立たせたい気持ちはわかるんだけど・・・
カトックとの出会いはガロードにとって非常に大きな出来事なのに
それが丸々シンに与えられちゃってるのはちょっとなぁ
少し前に誰かが冗談で言ってたけど、このままだと本当にDXすらシンに取られそうだ
701:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 00:06:55
でもカトックが捕まったこのシーンて原作でもそれほど
ガロードは話に絡んでなかったと思う。
連行されてからの「片手吊し上げ」のとこからじゃね?
ガロードがカトックと関わるのって。シンの痛いとこ
突いたカトックが逆にガロードに痛いとこ突かれる事になる、
筈。原作をそのまま追うなら。
702:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 00:25:48
いっそのこと徹底的にシン贔屓でもいいんじゃね?
カトックのエピソードはシンをメインに。DXに乗るのもシン。
ガロードは…隅っこの方でティファといちゃいちゃしててもらうってことでw
703:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 00:59:50
「軍」「戦争」この二つに「自分から」「積極的に」関わった事が
ある(シン)か、ない(ガロード)かで
「お前らの尻拭いやらせんなボケ」
てな意味の台詞がカトックにどう響くかが全然違ってくるからね。
シンは確かに「戦争」の被害者だけど、「軍」に入って自分も「戦争」
しちゃってるから。
(ガロードも犯罪じみた事色々やってはいるんだろうけどこの子の場合
世界の方が先にぶっ壊れてたからしゃーない)
704:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 01:11:19
そりゃ無理だろ
ティファが自分の予知に逆らおうとしたのもガロードの行動があったからなんだし
それにそれがなかったらDX自体機動させる事が出来ないしな
705:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 01:17:18
ティファをシンに惚れさせちゃえばいいよ
きっとそれで万事解決
706:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 01:25:39
いくらなんでもそれはまずいだろw
707:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 03:17:26
GX氏、GJ!!
今回、感想は省略する。
…仕事を終わらせないとアカンのでorz
そんじゃ…次回も楽しみにしてるよ!
708:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 08:21:36
>>695
× 身に覚え
○ 見覚え
m9(^Д^)
709:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 15:43:25
>>700
役目何もかも奪われて、ガロード可哀相…
シンイラネ( ゚д゚)、ペッ
710:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 17:17:06
落ち着け。まだそうなると決まったわけじゃない。
それに、こう言っては酷だが、仮にそういう流れになったとしても仕方ない気もする。
この作品の主人公はあくまでもシンであり、ガロードは脇役の一人に過ぎないのだから。
711:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 17:18:39
>>708
アイタタ、木を見て森を見てませんでした。まるで面目が無いな。
クロスオーバーで主人公複数になったら出番や見せ場の変化が醍醐味である訳だし、
GX氏は押さえる所はキッチリしてくれると思うな。
シンとルマークの会話見る限り、カトックを動かす立場にはシンはいないと思うし。
712:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 20:26:10
ティファが、カトックに彼の家族の絵を描いてやったように、
シンにステラの絵を描いてやるなんてことはないのかな・・・?
713:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 20:52:44
それ、シン泣いてしまうぞ
714:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 22:35:03
テクス医師のさりげない、けど親身な助言で
皆一回り成長する。カガリあたりは号泣する。
715:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 23:14:47
>>711は
>>710へだよな?
>>710
AWの話を曲げてまでシンを出す意味は無いし、そもそもその流れって…
キ ラ が や っ た 事 と 同 じ だ よ な ? w
俺は種死の展開の二の舞なんて嫌だね!
あと、このスレの原点と立った理由をもう少し考えて発言しようね?
716:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 23:24:31
無駄に荒らそうとしてる人が居るね、誰とは言わないけど
基本的にシン視点、というかシン主観という方式を取っているからね
視点が固まる分、難しい書き方だけどGX氏は上手く表現してると思うよ
ひとまずお疲れ様。続きを楽しみに待ってます。
717:通常の名無しさんの3倍
06/10/10 23:27:44
っていうか、原作と同じ部分は書いてもらう必要ないだろう?
エニルがらみの話とかすっ飛ばされてるじゃないか。
別に起こってないわけじゃなくて、同じだから記述してないんだろう。
その省略されてるパートがガロードの活躍パートな訳で。
つまり、ビデオ見ながら、ああこの裏側でシンが暴れてるんだな、
と思えば良いんだよ。
718:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 00:00:52
原作しらねえから、ガロードとカトックの出会いの重要性なんてどうでもいい。
719:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 00:26:32
ガロードはカトックと一緒に死なせちゃえばいいんじゃないの?
そうすりゃ主役がどうのといった不毛な議論も消えるだろうし
ガロードを主役なんだか脇役なんだかはっきりしない中途半端なポジションに置いておかずに済む
かっこいい死に方さえしてくれりゃここの住人からだって文句は(そんなには)出ないんじゃね?
720:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 00:37:49
719
保守はいらん。この密度ならな。
721:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 00:49:34
脱出作戦時のガロードの手際にシンがどんなリアクションするか
楽しみだ。あとツインサテキャを軍勢じゃなく脱出済みの島に
向けて撃って撤退させたやり方に対してとか。
コロニーレーザー破壊のシーンに居合わせるのはAA組とキラかも
しれんがその辺も楽しみ。
722:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 15:36:54
>>718-719
はいはい、素ン晴らしい種死同人アニメのdvdでも死ぬまで見ててつかあさいな。
723:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 17:16:22
でも真面目な話、ガロードの活躍があまり見れてないのは事実。
だがオリジナルの本編カトック登場シーンではガロードはあんまり絡んでないし
今後美味くたちまわせればDX奪取のシーンに立ち合わせる事もできなくないとオモ
ちょっと前にあったキラネタが伏線ではないかと俺は思っているが
724:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 18:25:34
シンはフリーデン奪還の方に行っていてそっちメインで話しを進めれば万事丸く納まるんじゃね?
725:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 18:54:37
37話で絡みが有ったのにそのままだったらなんかしらけるような
726:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 19:12:37
どうだろうなぁ。
シンとカトックの間に因縁というか繋がりが出来ちゃったからな。
それを考慮すると、DX奪取時などで二人を別行動させるのは
話の流れ的にちょっと不自然じゃないかなぁって気もする。
シンにもカトックの死は看取らせるべきだろうと思うし。
ただ、そうするとガロードの立場は完璧に無くなるけど。
・・・クロスオーバーの話を考えるのって難しいな。
ほんと、職人さんを尊敬するわ。
727:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 19:16:00
あまりGX氏にプレッシャーかけるなよ
ほどほどにな
728:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 19:34:32
>ガロードの立場は完璧に無くなるけど
別にそうはならないと思うけどね。まあその辺はGX氏に
任せようや。
729:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 20:26:31
シンに今までの行動を省みらせるきっかけを作った時点でシンに対するカトックの役割は終わってる気がするがな
730:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 20:31:51
>>726
別に本筋を変えなくても、DX奪取時にガロードとカトックとシンで
行動すればいいんでないか?
シン単独の見せ場は、キラや他の種キャラとのからみの部分だろう。
だからこそ、GX氏もキラやカガリもX世界に来させたと思うし。
731:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 20:50:13
>>730
むしろティファやジャミルと一緒に連行されて、最後に合流した方がいいんじゃない?
それが一番本筋には影響を与えない気がする
732:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 20:51:32
展開の押し付けはよくないぜ。
733:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 21:03:32
全くだ
こんな時はコーヒーでも飲むに限るな
でも俺コーヒー飲むとお腹ゆるくなるんだよねorz
734:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 21:13:14
>>733のためにたんぽぽコーヒーを用意してみました
URLリンク(www.fpnet.jp)
735:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 21:35:12
ストライクフリーダムと同じシステム(PS装甲)を積んでいるからって理由で
デスティニーがDXと一緒に護送されるってことにすればいいのかもしれない。
736:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 22:07:23
それだと普通にデスティニーが機動できちゃってDXを強奪することも無く脱出って事になるんだが・・・
737:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 22:15:44
デスティニーは普通にコンテナ輸送だろ
738:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 23:10:51
つか機体に興味示すんだったら機体だけでいいのでは?
別に一緒にシンをつれて行かんでも機体の解析はストフリのデータもあるわけだし
それこそ“シン”に興味を示さん事には…
739:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 23:14:12
シンがコーディネイターだってバレたら興味示すだろ
740:通常の名無しさんの3倍
06/10/11 23:20:03
そしてキラと一緒に収容所&データ取りのモルモット化を狙っていくわけね…
アイムザットさんもようやるわ
741:通常の名無しさんの3倍
06/10/12 00:38:41
捕らえた捕虜のDNAなんてすぐには調べんだろ、てかそもそもそんな時間も無いか
742:通常の名無しさんの3倍
06/10/12 00:53:17
デスティニーから割れるんじゃね?
脅迫されたらシンなら自分から名乗り上げるだろうし
743:通常の名無しさんの3倍
06/10/12 23:15:24
議論の最中流れぶった切って悪いですけどネタ投下
第三十八話『あれも”狂戦士”か……!』(前編)
ティファが敵の襲来を予知しカトックたちの監禁部屋に入ってきたその時、彼らは包囲網を潜り抜け部屋を脱走した。シンは追いかけて銃弾を頭に
撃ちこんでやろうという気持ちに支配されそうになったものの、フリーデンが沈んでしまっては元も子もないと思い、歯を噛み砕かんばかりに食いしばってMSデッキへと向かった。
コックピットに乗り込みブリッジとの通信をつなぐと、開口一番に脱走したカトックたちの情報がサラからもたらされる。
『脱走した捕虜は現在キャプテン達が追跡中! こっちは大丈夫だから外の敵に集中して!!』
「了解!! 絶対にあいつら捕まえてくださいね!!」
目じりを吊り上げたまま通信を切り、VPS装甲の電源を入れて機体をハッチへと進ませると、壁に掛けられた”剛刀”に目が止まった。
『キッド!! クラウ・ソラスを使うぞ!!』
対艦刀アロンダイト2世というべきクラウ・ソラスを手に取る。フォートセバーンでの戦闘後、レーザーの出力調整が行われたおかげで以前よりも使用可能時間が延長されていた。
「敵は新型も出てる!! 間違っても折ったりするなよっ!」
左手にクラウ・ソラスを持ったディスティニーを見上げながらキッドは叫んだ。全長20m強のこの大太刀は修理するのも一苦労なのだろう。
機体の右手を上げて返事をするとシンは発進態勢を整えた。
「シン・アスカ、ディスティニー行きます!!」
新型が出ようが関係ない、この胸のムカつきを晴らせればそれで良い――
海上に深紅の翼を広げたディスティニーの中で、シンはどす黒い感情に染まっていた。
「止まれ!! 止まらないと本気で当てるぞ!!」
ジャミルと一緒にカトックたちを追うカガリは叫んだ。だが、そんな台詞を言ったからといって敵は止まってはくれない。
通路を挟みカトック達はマシンガンを乱射しこちらの進行を妨げる。カガリは発砲しようにも、
ジャミルは彼らを捕縛するつもりでいるので必要以上の発砲は禁じられてしまっていた。距離は一向に縮まらない。
「艦長!! このままじゃ逃げられるぞ!!」
「艦の外は一面海だ! 奴らの救援が来ない限り、逃げ場は無い!」
「海に飛び込まれたらどうするつもりだ!?」
「奴らがどこに脱出用ハッチがあるかをわかっているとは思えん! ハッチのない部屋に追い込んでしまえば後は弾薬が切れるのを待つだけだ!!」
脱出用の緊急ハッチがある部屋は限られている。行き当たりばったりで進んでいる彼らがその部屋に入り込む確率は低いとジャミルは踏んでいた。
「カガリ、お前はロココと一緒に反対側の通路に回りこめ! 次の通路で奴らを部屋に押し込む!!」
「わかった、むちゃするなよ!!」
そういうとカガリは反対側への通路へとつながる別の階段を駆け下りた。
744:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/12 23:20:25
トリ付けるの忘れてた…orz >>743も私です・・・・・・
第三十八話『あれも”狂戦士”か……!』(中編)
「こいつらぁぁぁぁっ!!!」
海上では前々からフリーデンをつけ回している紅と紫ガンダムタイプ2機と新型MSバリエントとがシンたちに襲い掛かっていた。
このバイエントというMSはドートレスから派生した空中での運用を主体に考えられた機体で、白い頭以外のほぼ全身が空の色と酷似した青っぽい灰色をしている。
機体の前面から後ろにかけての空気抵抗を考えて丸みを帯びた造りになっており、従来の空戦装備のドートレスと比較すると格段に速い。
「うおおおぉぉぉっ!!」
飛び交うビームを最小限の動きで避けて構え切り込んでも、バリエントはやすやすと刃を避けて再開する。ドートレスと違いビームライフルが標準装備となっているため
下手に攻撃を受けると大打撃を被りかねない。パイロットの力量はローレライの海での戦闘の時と多差ないが、
MSの性能が向上した上に無理な突撃をする事ができないためシンにとっては我慢を強いられる戦闘となっていた。
「ガロードもウイッツさんも、新型相手に苦戦らしい苦戦してないってのにっ!」
GXはシールドとしてもビーム兵器としても使用できるディバイダーをうまく使い、次々にバリエントを撃退してゆく。
エアマスターは空中戦で負けては名折れとばかりにたった二丁のライフルで正面から3機のバリエントを駆け抜けざまに撃ち落す。
「俺は――、お前らなんかにっ!!」
シンの頭の中で何かがはじける。ドートレスと違う動きになかなか慣れないでいたが、違いを一瞬にして認識し、操作に反映させてゆく。
バリエントが距離を置いて戦おうとするのであれば無理に接近する必要は無い、ディスティニーはそういわんばかりに背中に剛刀を背負ったままライフル一丁で次々とバリエントを落としていった。
「兄さん、あいつ!」
『なるほど、あれも”狂戦士”か……!』
バリエントと共に戦場に出ていたオルバとシャギアは突然ディスティニーの動きが変化したことに少しだけ驚きを見せていた。
『おそらくあのパイロットも――。』
「遺伝子操作を受けた自然の摂理に逆らった存在……。」
『いくぞオルバ、あんな物はこの世から抹殺せねばならん。』
「了解兄さん。あの赤い翼、毟り取ってやろう!!」
紅と紫の機体がディスティニーとの距離を詰める。ヴァサーゴとアシュタロンの計四門のビーム砲が閃光を放つも、攻撃に気づいたディスティニーはやすやすと回避した。
「なるほど、なかなかの動きだな。だが、これでどうだ!!」
ヴァサーゴは両肩に格納されている伸縮用アームを伸ばし、腕に装備されたストライククローでディスティニーのライフルを叩き落す。
今までに出会ったことの無いトリッキーな機体を前にしてシンは舌打ちをしつつ、背中のクラウ・ソラスを引き抜いた。
「そっちが接近戦で来るというのなら!」
両手持ちでクラウ・ソラスを構え、ヴァサーゴとの距離を詰めて一気に振りぬく。ヴァサーゴもその攻撃を後に下がってなんなく回避した。
「武器が大きいからといって当たる物ではない!!」
『兄さん!!』
ヴァサーゴが下がって開いた2機の間にアシュタロンが割って入り、ほぼゼロ距離で両脇に供えられたアトミックシザーズを繰る出し打撃を加える。
さすがのディスティニーもこれを回避することはできず、コックピットを衝撃が襲った。
「つ、強い!!」
海に落ちる前に体勢を立て直すが、相手もすぐさま攻撃を再開する。一方が攻撃を回避すればもう一方が間に入って追撃を防ぎ、片方が前にいればもう片方は後から攻撃を仕掛けてくる。
フロスト兄弟の一糸乱れぬ連携にシンは翻弄された。
745:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/12 23:22:28
第三十八話『あれも”狂戦士”か……!』(後編)
「くそっ! なんて連携の取れたコンビだ!!」
ディスティニーに装備された固定武装のバルカンでは牽制にもならず、仕切りなおしに持ち込むことすら許されない状況でシンは打開策を模索する。
「君のその大剣は飾りかい!?」
二対一で余裕の笑みを浮かべるオルバは、アシュタロンを操り腰のリアアーマーに収納されているビームサーベルを引き抜き切りかかった。
刃を回避できる距離ではなかったのでディスティニーは大剣でそれを受け止める。
「悪くは無い、けどこのアシュタロンを相手にするには役不足だ!」
ビームサーベルで鍔迫り合いをしながら、アシュタロンはアトミックシザーズを繰り出しディスティニーの脚を掴む。これでアシュタロンの間合いから逃れることはできない。
同時にヴァサーゴの攻撃を回避することも。
「さあ兄さん!!」
「機体は持ち帰る。さらばだ、血涙の剣士よ。」
ヴァサーゴもサーベルを引き抜き、後ろからディスティニーに突き刺そうと一気に加速する。アシュタロンの攻撃を受け止めているためクラウ・ソラスを使って受け止めることはできない。
「ちぃっ!!」
もともとディスティニーは重たい対艦刀を振るうために両腕のパワーは高めに設定されている。シンは機体の性能を信じ、右手のみでクラウ・ソラスを持ち左手で左肩のフラッシュエッジ2を引き抜いた。
「こんな所でむざむざと!!」
フラッシュエッジを逆手に持ち、後から来るヴァサーゴのビームサーベルをどうにか受け止める。両足を縛られ、前門の虎に後門の狼の中シンは必死に戦った。
「開けろ!! もう逃げ場は無いぞ!!」
ジャミルはロックされた部屋のドアをガンガンと殴りつけながら中にいるカトックたちに叫んだ。
ジャミルの通路の両側から挟み撃ちにする作戦は功を奏し、カトックたちを部屋の中に押し込むことに成功した。だが、
その部屋の中には脱出用の通用口があり、扉を爆破しカトック達は脱出を試みる。ドォオンという大きな音と共に扉は外れ、眼下には真っ青な海が広がった。
「行け!」
「ですが……。」
「まず、隊長から!」
「命令だ!!」
カトックは脱出口に背を向け無言で彼らが飛び降りる音だけを聞いた。全員が飛び降りた事を確認すると名残惜しそうに彼らを見つめた。
「無事に逃げてくれよ……。」
無事に味方部隊に回収されることを祈りつつ彼らを見送っていると、銃声が二度、三度と響いた。扉の方に目を向けると、ジャミル達が扉のロックのある部分を撃ちぬいて強引に入ってくる。
「さて、いよいよ女房と再会か……。」
そう呟きながらカトックは両手を上に上げ、降参のポーズをとったのだった。
746:通常の名無しさんの3倍
06/10/12 23:39:12
GJ一番乗り!
さすがフロスト兄弟…
シンのこれからの成長に期待するぜ
747:通常の名無しさんの3倍
06/10/12 23:49:11
シン、フロスト兄弟に大苦戦ですな。まあ、あそこまで徹底したコンビネーション
の相手とは対戦経験無いし(ファントムペインのあれはとても「連携」といえない)
ある意味妥当か?しかし、兄弟はよくシンがキラと同じ「狂戦士」と解ったな。
デスティニーの機体特徴と急に動きが変わる(種割れ)だけで判断できるもんなの
だろうか?
カガリも艦内戦闘で出番多かったし、ガロードもウイッツも地味に強いし
(種割れシンと互角?)でそろそろ盛り上がりが・・・・・・ってアレ?ロアビィは?(泣)
最後のカトックの「女房と再会」とは果たして・・・
748:通常の名無しさんの3倍
06/10/12 23:53:00
GJです。今回も楽しく読ませていただきました。
ただ、GXとエアマスターの活躍はそれぞれ一行でセリフすら無しですか。
あまりにも扱いが軽くて悲しいorz
いえ、仕方ないのはわかってます。わかってはいるんですけどね。
これだったら全く名前すら出てこない方がまだマシだったかもと思ってしまったもので。
749:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 00:10:41
SSみたいなのをちょろっと書いてみて分かったんだけど、
「全部のキャラを全部のシーンで均一に登場させる」
のは難しい。つか無理。キャラ多いと特に。
シーンごと、数話ごとに「ここはこいつら」と出演キャラ数を
絞らないと内面やらなんやら描写しきれない。
今はシンの内面の描写がメインみたいだし、ガロードの描写が
少ないのはしょうがないんじゃないかな?
もう一つのスレでもガロードとシン、どっちが活躍するか数話ごとに
入れ替わってる感じだし、こっちもそのうち「揺り戻し」が
あるんじゃないかと思ってるよ漏れは。
750:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 00:20:40
別にいいんでね?そうゆう回もあるだろ、逆にシンがまったく出てこなかった時もあるんだし
751:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 00:22:15
今にきっとガロードやウィッツが大活躍する時がくるさ。
だからもうちょっと待とうぜ。
748の気持ちも痛いほど分かるけどな。
752:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 00:24:30
ガロードが大活躍するときは来るだろうけど
ウィッツが大活躍するときは来るのかな?w
753:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 01:15:05
更新乙、そして添削
>>744
>バリエントはやすやすと刃を避けて再開する。
攻撃を が抜けてる?
>パイロットの力量はローレライの海での戦闘の時と多差ないが
大差?
>ほぼゼロ距離で両脇に供えられたアトミックシザーズを繰る出し打撃を加える。
繰り出し
>>745
>「悪くは無い、けどこのアシュタロンを相手にするには役不足だ!」
役不足が誤用
754:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 02:11:23
GX氏、GJ!!
しかし、フロスト兄弟…強いなw
流石は…文字通り『意思疎通』が出来る兄弟!凄まじいコンビネーションだw
そういえば…もうそろそろDXが登場する頃かな?wktkwktkするぜw
>>753
また君かッ!>そして添削
君という奴は…本当に厄介な存在だよッ!!
755:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 03:43:44
いい加減スルーもあぼーんもできないお前の方が厄介者だよ
GX氏がウザがってるならともかくいつまで粘着してんだ
756:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 06:04:16
実の所、俺は添削を、というよりGX氏が完璧な文章仕上げて添削のしようが無くなるのを期待している
757:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 08:48:25
今更気付いたが「ディスティニー」はいいのか?
758:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 09:41:03
>>755
添削をNGワードにしてスルーできないお前の方がウザイ
759:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 09:43:36
>>752
お前・・・ウィッツだってオリジナルの活躍の場面が与えられるに違いないだろう
760:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 10:12:28
別に添削も感想の一種ではあるんじゃねえの?
悪意持ってやってるようには見えんし。
やっきになって否定しようとする奴の意図がわからん。
761:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 14:23:36
ばかだなお前ら
SS投下→添削→添削ウザ→添削ウザと言う奴ウザ
ここまでで1セットなんだよ
だからGX氏はその流れを崩さないために、わざと毎回誤字脱字を混ぜてるんだよ
762:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 15:55:11
なるほど。
それならGX氏の誤字の多さにも納得できる、ような気がしなくもない。
763:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 19:50:04
おいおい、さすがにそれは無いだろ…
764:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 20:10:22
ネタにマジレス(ry
765:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 20:49:59
最近こっちのが進みがいいのはなんでだぜ?
766:通常の名無しさんの3倍
06/10/13 21:17:26
あっちは専用のSS板もあるからじゃないの?
767:通常の名無しさんの3倍
06/10/14 01:08:34
まったり進行を知らない新規が増えたんじゃね
768:通常の名無しさんの3倍
06/10/14 21:30:07
このマッタリ感に…乾杯
769:通常の名無しさんの3倍
06/10/14 22:08:47
ところで…XSEED氏を最近見ないのだがどうしたのだろうか?
確かに二つのSSが連載されると多少見づらくなるけどGX氏とはまた違う作品になるから
読んでみたいものだが…
770:通常の名無しさんの3倍
06/10/15 00:10:45
マッタリ保守
つURLリンク(ykr414.net)
771:通常の名無しさんの3倍
06/10/15 12:09:46
>>769
煮詰まってるだけだといいが
772:通常の名無しさんの3倍
06/10/16 21:26:46
俺たちはきっと花を見るのにかまけて種を育てるのを忘れてしまったんだよ……。
773:通常の名無しさんの3倍
06/10/17 00:38:23
>>772
誰が巧いこt(ry
774:通常の名無しさんの3倍
06/10/17 00:41:40
ややこしいがこっちに来てたのがSEED-X氏、向こうにいたのがXEED氏
向こうにはサトーさんのとこにシンがいるっていう設定で書こうとしてた人もいたんだが…
なぁ?
775:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/17 19:04:52
エー、今日中に次回投下分はできると思いますが、今日は投下しません。
一日間を置いて文字の変換ミスやおかしな所を修正しますので…
待っている方には申し訳ないですが、もう1日お待ちくださいm(_ _)m
776:通常の名無しさんの3倍
06/10/17 19:14:25
添削か!添削対策なのか!
ま、楽しみにwktkしてます
777:通常の名無しさんの3倍
06/10/17 23:57:12
ういさー、楽しみにしてますw
778:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 00:45:40
>>775
イエッサー!!御武運を!w
779:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 02:09:29
おk、楽しみにしてるw
聞いた話だけど、SSって書き上げたら一晩寝かせた方がいいんだってさー
780:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 02:49:08
というか書き上げて推敲もせずに即投下ってのは本来あまり好ましいとは言えぬ
長文書いてると知らぬ間にテンション上がっていたりするしな
落ち着いてから一度見直すのは重要、特に締め切りがないような文はな
781:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 03:24:09
しかし勢いで投下しないと、読み返しているうちに恥ずかしくなってお蔵入りになる可能性大という罠もある。
いくらでも訂正できる場なんだから、とにかく投下しまくって、不都合が出たら「さっきの話はなかったことに」としてもいいんじゃないかとも思う。
782:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 03:33:26
>>775
何を仰ってるんですか!
こちらこそ…急かしてしまって申し訳ないです<(_ _)>
783:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 14:25:52 jHUUGgs6
>>781
それじゃ嫁とかわらん
784:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 21:37:21
>783
売るわけじゃないしいいんじゃない?
785:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/18 22:03:50
一回出した物を無かった事にするのは個人的にしたくありません。私にとってはどれも努力の結晶ですから
第三十九話『皆を変える事ができる』(前編)
ティファはフリーデンの外で戦闘が行われている間はいつも自室にいた。彼女にはサラやトニヤのように戦闘中にこなすような仕事は割り当てられていない。
だがティファの場合、戦闘時に仕事をする余裕など存在しなかった。戦闘の規模に関係なく『ニュータイプ』としての力は戦闘の中で散っていく命の叫びを否応無しに彼女に届ける。
「―――っ!」
ティファはベッドの上でひざを立てて座り、耳を押さえ苦悶の表情を浮かべた。
物心ついたころからいたアルタネイティヴ社の研究者達は、彼女のことを実験用のマウス程度にしか思っておらず、彼女はただただ無気力に毎日を過ごしていた。
ガロードと共にフリーデンでの生活の中で彼女はアルタネイティ社で失ったものを少しずつ取り戻す。人が感じる痛みや死に対する悲しみ、ガロードやクルーのみんなのことを思う気持ち、
共に行動することに対する喜び、そしてその中で誰もが同じ痛みを感じ、同時に同じように喜びを分かち合うことを知った。
一つ、また一つ命が散ってゆく。誰の命であってもその価値は等価であるが、やはりガロードの命は彼女にとっては特別な存在であった。今は大丈夫であっても、
次に散る命はガロードかもしれない。そう思うと、散っていく命の声に耳を傾けずにはいかなかった。
だが、今回はフリーデンの中から”声”が聞こえた。
「――あの人を死なせるわけにはいかない!」
思い立ったら即行動、どこかの少年のように直情的に彼女は動いた。
『ロアビィそっちに行ったぞ!!』
『まったく、人気者はつらいね! 毎度毎度大歓迎でさ!!』
フリーデンの右側にある長い甲板の上でバリエントへの攻撃を続けるロアビィはぼやく。
前衛をガロードとシンに任せたウイッツと陸での戦闘を主として設計されたレオパルドに乗るロアビィは、
ガロードたちの攻撃を潜り抜けて来たバリエントに対して防衛線をはっていた。エアマスターは海上で、泳ぐことのできないレオパルドは甲板の上からの迎撃である。
『オラオラオラオラオラ!!!』
エアマスターにはビームサーベルなどの接近戦装備はなされていない。エアマスターの攻撃を掻い潜り、接近してきたバリエントが腕のサーベルラックからビームサーベルを引き抜く。
『へッ!! エアマスターをなめんじゃねぇぞ!!』
両腕はライフルでふさがっている。だが、ケンカで使われるのは拳だけではない。
ビームサーベルを振り上げるバリエントのコックピットと思しき部分をエアマスターは勢いよく踏み潰す。コックピットをつぶされたバリエントは、
サーベルを振り上げた状態のまましばらく惰性で飛行すると、糸が切れた人形のように海に落下した。
海中でバリエントが爆砕するのとほぼ同時にエアマスターの後方で爆発音が響く。
『ウイッツ、よそ見してると海におっこっちゃうよ?』
レオパルドの右肩のミサイルラックを閉じながらおどけた調子のロアビィが通信を入れてくる。後ろから攻撃してきた敵に対してミサイル攻撃を行ったのだろう。
『サンキュー、ロアビィ! 助かった。』
『どういたしまして、今度なんかおごってくれよな。』
2機が動きを止めたのを好機と見たバリエントが数機、フォーメーションを組みながら接近する。
『今までより性能が上がってるからって!!』
『伊達に”ガンダム”のパイロットやってる訳じゃないんだよね!』
エアマスターは縦横無尽に飛び回りながらビームをバリエントに撃ち込み、エアマスターの死角から攻撃しようとする敵には容赦なくレオパルドが細かなビームの雨を降らせる。
エアマスターの長所を最大限に生かした動きと、わずかなチャンスも見逃さないレオパルドの息のあったコンビのおかげでフリーデンは未だ一発も被弾を受けていなかった。
『ん? おい、あいつら!!』
ウイッツは海を泳いで逃げていく忍び込んだ敵兵の姿を見つけた。4人いた敵のうち3人に逃げられたことになる。
『ジャミルの奴、しくじりやがったな…!』
『無茶言わないの。工作員だかなんだか知らないけどさ、特別な訓練かなんか受けてんでしょ? そんな奴ら相手じゃ、いくらジャミルでもしくじるさ。』
『でもよぉ……!!』
『それに、いまはこっちに集中しないといろいろと問題アリだって。ほら、またおいでなすった!』
ウイッツは目の前にいる敵を見逃さなければならない苛立ちを抑え、接近するバリエントに注意を向けた。
786:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/18 22:07:08
第三十九話『皆を変える事ができる』(中編)
『大丈夫かシン!?』
「ああ、なんとかな……。でも、まだまだ大変なのは続きそうだ!」
ヴァサーゴとアシュタロンに激しく攻め立てられていたディスティニーはGXの乱入によって何とか戦況を立て直していた。ヴァサーゴとアシュタロン、
GXとディスティニーは数の上では互角だが連携のうまさでは2歩3歩先をいかれている。
さらに、シンたちの敵はこの兄弟だけではない。クラウ・ソラスとフラッシュエッジ2を左右に持ち、攻撃に変化をつけながらバリエントを一閃し、時には貫く。
数は半分程度になってはいたが、まだまだ多いことに変わりは無かった。
「気をつけろ…! 奴らの連携は並じゃない!」
『あの2機のパイロットは双子の兄弟なんだ。』
「兄弟!? …なるほど、お互いのやることは見当がつくってことか!」
『あいつら兄弟は互いに意思の疎通ができるんだ、通信機とかそんなのに頼らずに!』
ディバイダーを背中にマウントし追加ブースター状態にしたGXは、すれ違いざまにビームソードでバリアントをなぎ払い、さらに後から追従する敵には機体のすばやく振り向いてライフルの狙いをつけ撃ち落す。
『どんなに遠くにいても、まるで隣にいるかのようにな!!』
「通信機要らずのテレパシー兄弟か…。 なんて奴らだよっ!!」
ライフルを回収することもままならない状況の中、フラッシュエッジ2は唯一まともに使える飛び道具となっていた。正面の1機をクラウ・ソラスで上段から一刀両断し、
剣をふり終わって止まった瞬間を狙う敵にすかさずフラッシュエッジ2を投げつける。
ビームのように弾速は速くないので避けられてしまうが、シンは最初から”行った”ビームブーメランが当たることは期待していない。ブーメランは必ず戻ってくる。
その”戻り”を当てる事ができれば十分であった。バリエントのパイロットも投げ放たれた武器が戻ってくることは予想していなかったようで、ライフルを持っている右腕の上腕を半ばから切断される。
「はあぁぁぁぁ!!!」
右腕を失って動きを止めたバリエントに容赦なくクラウ・ソラスを突き立てた。その瞬間、初めてディスティニーに乗ってアロンダイトを突き立てた時の後味の悪さが彼の心によみがえった。
「――こうしなきゃ、艦が沈むんだ!!」
動かなくなった残骸から大剣を引き抜きながら必死に自分に言い聞かせる。
お前さんは他人の幸せを壊しているんだぜ?
敵を切り倒すたび、貫くたびにカトックの言葉が彼の中でどんどんとその音量をあげていった。
戦闘が始まって20分が経過した頃、逃げ出した工作員たちの姿を目にしたシャギアたちは落胆の表情を見せた。
『兄さん、あれは……。』
『作戦は失敗か……。これで戦闘をするも無くなった、帰るぞ。』
方向転換し、退却しようとするヴァサーゴとアシュタロンの前に1機のバリエントが立ちはだかった。退却命令が出ていないのに退却すれば敵前逃亡となり、軍人にとって極刑は免れない。
だが、立ちはだかったバリエントをシャギアたちは問答無用で撃墜した。
「なッ――!!?」
シンは絶句する。ヴァサーゴがなぜ味方を撃ったのかは知らない。だが、あそこまであっさりと味方を切り捨てることのできる人物を彼は知らない。
さらに、アシュタロンは逃げ出した工作員たちの泳ぐ方向に立ち、彼らを回収すると思いきや、MA時の頭部に装備されているバルカン砲で彼らを人間から肉片へと変える。
戦闘を続けていたバリエントがどんどん退却をしていく中、シンは呆然とその様子を見送った。
「何で…、何であんなに簡単に仲間を撃てるんだ……? 俺は…あんなに苦しんだのに…。」
仲間を撃つことにまったく抵抗が無いフロスト兄弟の姿にシンはただただ目を丸くすることしかできなかった。
787:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/18 22:10:18
第三十九話『皆を変える事ができる』(後編)
死なせるわけにはいかない!
ティファはその一身でピンを抜いた手榴弾を高々と掲げるカトックに組み付いた。カトックからすればこんな少女の細腕など振りほどくのは容易なことである。
だが、彼はその少女がまったく恐れずに彼に向かってきたことに驚かずにはいられなかった。
「ティファ! そいつから離れろ!!」
「そうだティファ!! 死にたいのか!?」
「ダメです!!」
ジャミルとカガリの言葉にティファはまったく従おうとしない。彼女はカトックに組み付いたまま、今まで彼女から聞いたことの無い大きな声でカトックに叫んだ。
「あなたは生きなきゃダメ!!」
生きなきゃダメ。カトックの心はこの言葉に強く揺さぶられる。15年前の戦争が終わってからと言うもの、彼は死に場所を求めて戦場を彷徨っていた。先日のセインズアイランドについても、
今後の新連邦による太平洋侵攻を視野に入れた偵察任務のために赴いている。
死に場所を求める彼に、ティファは生きろと言う。ニュータイプとはいえ、見た目はただの少女にしか見えない。だが彼女の強い意思のこもった眼を見ていると不思議と体から力が抜けた。
手榴弾を掲げる右腕から力が抜けるのをジャミルは見逃さない。一気に彼に詰め寄り手榴弾を奪い取ると、それを海へと投げ捨てた。
ドォンと大きな爆発音からティファを守るように体を盾にしたカトックは、自分に未だ組み付いて離れないティファに目を向けた。
「どうして、どうして俺を死なせない?」
「あなたは、やさしい人だから……。」
真剣な顔でそんなくさい台詞を言うな、と普段のカトックなら笑い飛ばしていただろう。しかし、彼には笑い飛ばすことはできなかった。
カトックはジャミルたち男性陣が独房へと連れて行くことになり、カガリは部屋に戻るティファに付き添った。
「お前、何であんなことをしたんだ?」
「え?」
好奇心でカガリはティファに話しかけた。ティファがあそこまで大胆になった姿をカガリは誰も見た事が無い。
「だから、何であの男のためにあそこまでやったんだ? あいつはただのスパイだろ?」
「あの人は…、やさしい人だから……。」
「あいつのどこが、優しいって言うんだ? 」
「あの人のやさしさは、ガロードの物とはちがう。ジャミルの物と少し似ているけど…。」
「……理解に苦しむやさしさだな……。」
「あの人は、皆を変える事ができる。」
「皆を……変える?」
ティファはそれ以降この話題を話そうとしなかった。
あの人は、皆を変える事ができる
カガリにはティファの言っている意味がわからなかった。彼は敵であり、そんな奴が皆を変える事ができるのか? 皆が奴らの手先にでもなるというのか、それともまた別の意味なのか。
ティファの意味深な発言にカガリは首をひねることしかできかなかったのであった。
788:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 22:21:30
GJ!
このタイミングで来るとは思わなかったぜ
789:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 22:45:07
まあ、あれだ…世の中には校正という仕事があってな…
790:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 22:58:54
更新してなかったー。投下の後に変なの入れてスマソ……GJです。
アシュタロンに挟まれて来る
791:通常の名無しさんの3倍
06/10/18 23:23:32
GX氏投下乙ー!ってそんな言葉で終わらせていいものやら…
なかったことにはしたくない。この言葉に氏の真摯さが見て取れる。
GX氏の言うとおり、この話は氏の努力と情熱そのもの。
氏が投下してくれるからこそ、読者はこの話を楽しむことが出来る。
氏への感謝を、常に心に留めておきたいね。
いやぁ、今回はフリーデン雇われG乗り達大活躍ですな
戦闘で散っていく者の断末魔を感じ取るティファといい、カトックの言葉とフロスト兄弟の冷徹さに揺れるシンといい
描写の積み重ねが丁寧でいいね
それにしてもここのシンは良く悩むね。
色んな人と巡り合いぶつかり合い、悩んで迷って考えて…その全てがシンの糧となることを祈って…
792:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 00:24:10
更新乙、そして添削
>>785
>ガロードと共にフリーデンでの生活の中で彼女は
文章の収まりが少し悪し、 フリーデンで生活する中で などの方が良いかと
>バリエントに対して防衛線をはっていた。
漢字の方がいいかな、まあしかし難癖レベル
>泳ぐことのできないレオパルドは
厳密には、泳ぐはふさわしくないかも、まあしかし難癖レベル
>>786
>連携のうまさでは2歩3歩先をいかれている。
文章構成が少し悪し、 連携の巧みさでは2歩3歩の開きがある などの方が良いかと
>『作戦は失敗か……。これで戦闘をするも無くなった、帰るぞ。』
理由、あるいは必要が抜けてる?
>>787
>カガリは首をひねることしかできかなかったのであった。
できなかった
793:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 00:31:36
GJ!今回も力作だ~
で、ツインズシンクロのことこの時点でガロードは知ってたっけ?
どうも明かした記憶が無いんだが
794:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 00:36:38
すまん気になった
> 物心ついたころからいたアルタネイティヴ社の研究者達は、
> 彼女はアルタネイティ社で失ったものを少しずつ取り戻す。
どっちが正しいんだっけ…?
最近このスレとあっちのスレに影響されてGXをDVDで借りたんだが…記憶が…
確かアルタネイティヴで良いよな…?
795:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 00:46:00
アルタネイティヴであってる
つーか添削見逃したなw
796:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 03:02:34
GX氏、GJ!!
次回以降も、期待wktkして待ってるんで頑張って下さい!
797:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 13:36:41
さらに細かいことを言うと、レオパルドは
本編17話の時点でマブチモーターを装備してたりする
798:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 19:43:58
また亀になったが…GJ!
799:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 21:58:36
>>795
(ノ∀`) アチャー、見落としました
800:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 23:01:15
カトックの印象が強くて忘れていたが次あたりエニル登場じゃないか?
DX目撃して変態兄弟にボコられた後に
801:通常の名無しさんの3倍
06/10/19 23:18:17
登場しても絡みがないから簡単に流れそうだが
802:通常の名無しさんの3倍
06/10/22 21:48:37
そろそろ保守
803:通常の名無しさんの3倍
06/10/23 23:05:47
乙かパルマフィオキーナ!
804:通常の名無しさんの3倍
06/10/25 05:35:58
こんな時間に保守!
805:通常の名無しさんの3倍
06/10/26 00:27:47 VqgcSH6H
Ageとこう
806:通常の名無しさんの3倍
06/10/27 23:32:08
保守
807:通常の名無しさんの3倍
06/10/28 21:03:44
珈琲保守
つURLリンク(ykr414.net)
808:通常の名無しさんの3倍
06/10/30 00:20:02
続きを待ちながら保守~
809:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/31 20:25:16
前回からかなり間があいてホントすいません…
…マジでスランプ入ってます……。下手すりゃ来週までかかるかもしれません…
いい文章を書くのって難しいィィィ!!
810:通常の名無しさんの3倍
06/10/31 21:00:35
な、何だってー(AA略
スランプですか、一度スッパリ忘れて息抜きした方がかえって筆が進むかも
焦らずじっくり仕上げて下さい、気長に待ってますんで
811:通常の名無しさんの3倍
06/10/31 23:26:15
>>809
頑張らなくてもいいです。
貴方が書きたいように書いたモノが読みたいだけですから。
一度、作品から距離をとって見るのもいいのでは?
スランプ脱出を気長にお待ちしています。
812:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 00:11:59
>>809
スランプ脱出までスレを保守してお待ちしております。
813:通常の名無しさんの3倍
06/11/01 22:25:45
73 名前:通常の名無しさんの3倍投稿日:2005/12/17(土) 23:52:33 ID:???
>>25
GジェネSEED
ギャラリーでBGMはDREAMS
キャラクタープロフィールにクルーゼを出しておき、ボイステスト
第一声は「自ら育てた闇に喰われて、滅びるがいい!」
違和感無し、っつーか結構合ってた
814:通常の名無しさんの3倍
06/11/03 13:54:39
保守
815:通常の名無しさんの3倍
06/11/05 05:13:47
ジ「保守はしているかッ!!」
サ「ハイ、艦長。」
…以上、文才の無い香具師による、超ミニ掛け合い保守でした。<(_ _)>
816:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/11/06 21:14:16
ようやくできました…。満足できるしていただけると幸いです。
第四十話『”月の魔力を借りた悪魔の兵器”だよ』(前編)
夜空には幾万もの星が瞬いていた。満月を過ぎ、月の出が遅くなるにつれて星々が主役になる時間が長くなる。月光の強さとはかけ離れた小さなその光は、満月の夜空とは違う儚げな光で夜空を彩る。
星たちの瞬きの下、漆黒の海面に白波を立てながら風のように飛ぶ1機の蒼い鳥のようなMAがあった。名は『エスペランサ』、戦後に作られたハンドメイドMAでその名は『希望』を意味する。
「ようやく島のある海域に入ったみたいね……。」
エニル・エルはコックピットの中で1人呟いた。
品の良い輪郭に赤みをおびた黒い髪、長い睫毛やパッチリとした猫を思わせる大きな瞳は彼女の女性としての魅力を引き立てる。
MSに乗る人間はあまり肌を露出しない服装をしているのだが、彼女は逆に肩や背中を大きく露出させ、成熟した大人の女としての色気をかもし出していた。
彼女は戦後間もない頃に宇宙革命軍の将校だった父親を目の前で殺され、母と二人で動乱期を生き抜いてきた。秩序の崩壊した世界で、女が経験する苦労は一つや二つではない。
その中で自分を守る術を覚え、父と同じようにMSに乗り、今日生きている。
父親が優れたパイロットであったためか、彼女も優れたMS乗りになっていた。MS乗りとして殺伐とした毎日を送る中で彼女が一番に感じたのは『女が幸せを掴むのは戦争で勝つことよりも難しい』ということであった。
「いてもたってもいられなくなって飛び出してきたけど…、これからどうしようかしら…。」
北米大陸でのゴタゴタで嫌気がさしたエニルは一度MSを降り、普通の生活をするために新天地としてセインズアイランドを選んだ。治安の管理が行き届いたセインズアイランドは彼女にひと時の安らぎを与える。
自分なりの楽しい生活もやっていたし新しい恋も見つけた。だが、満足できる環境にいるはずの彼女は、その環境で新しい人生を歩むべきか、元のMS乗りとしての世界に戻るべきか、二つの中で大きく揺れていた。
「フリーデン……か。」
北米大陸で起こったゴタゴタの一番の原因であるフリーデン。その白い艦体が再び目の前に表れたことにエニルは驚愕し、同時に少しだけまったく別な感情を覚えた。
「ホント、人生ってなにが起こるかわからないわね……。」
いたずら好きな運命に喜びと諦めのため息をつきつつ、エニルはディスプレイに映る一つの島に目指した。
その島は、戦前に作られた海図には載っていなかった。しかし、コロニー落としのおかげで地球連邦の本部の有った南アメリカは大陸の形そのものが変わってしまっている。
それに比べたら海上に島が一つ二つ増えたことはたいしたことではない。そう、その島がただの島であればどうでも良いことであった。
島に入った途端、島のあちこちから警報が鳴り響き、ライトが夜の闇を照らす。エニルは島の異常な反応に舌打ちをした。
「こんな所で一体なんだって言うのさ!?」
着陸態勢に入っていた機体を強引に動かし森の中を突っ切る。うっそうとした森の中で急反転などすれば最悪の場合バーニア等に損傷が出かねない。
このMAに乗ってまだたいした時間はたっていないが、そういったことは機体を買ったときに既に理解していた。
「このまま島の反対側まで突っ切るしかない!」
操縦艦を押し込み、島を縦断すべくエスペランサはものすごい速度で進んだ。
「無人島かと思ったのに、たいした歓迎ね!!」
地面からはいくつもの対MS用機銃が火を噴き、エスペランサを撃ち落そうと弾丸を繰り出す。
進行方向には大きな山がある。山越えをしていては最悪の場合蜂の巣になりかねない。
エニルは山を迂回するために山の右側へと機首を向けた。
817:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/11/06 21:18:30
第四十話『”月の魔力を借りた悪魔の兵器”だよ』(中編)
「何事だ?」
「カモメが一羽、迷い込んできたようです。」
司令室に入ってきたアイムザットに対してシャギアはそう答えた。
『ある実験』のために準備をしていたシャギアたちは、謎のMAの襲来に実験を中断。今は実験に使うはずだった『ある物』を大急ぎで格納庫へ移送しているところであった。
「おそらく、翼を休めにきたのでしょう。」
「……兄さん、このまま行くとあいつは…。」
「あれを見られるかもしれん、か。まったく、彼がいたら面倒ごとは彼に任せるのだがな…。」
「彼は今、文字通り『檻の中』だもんね。」
「最悪の場合、お前達であれを殺せ。」
笑いながら話すシャギアとオルバと対照的にアイムザットの目は笑っていなかった。
島の中央にそびえる大きな山を迂回しながら進むエスペランサの前に、MS用のトレーラーが現れた。機銃やライトがこれだけ多く備えられていると最早ただの島でないことは明白である。
だが、目の前に現れたMS輸送用のトレーラーは荷台にカバーが掛けてあり、迎撃用に出されたものでないことは見て取れる。動く様子も無いため、無視してスピードを緩めずに通過すると、
掛けてあったカバーが風にあおられてめくれ上がり、荷台に置かれていた”MS”が姿を現した。
「あれは、ガンダム!!?」
大戦末期に最強の装備を施されたMS『ガンダム』。彼女にとっては因縁めいたものであったが、その姿形は彼女が知っているどのガンダムとも違った。
レオパルドのようにどっしりと重量感のある大きめの上半身に威圧感を与える黒い塗装。
上腕や頭部は白で統一されているが、GXやエアマスターとはまったく違う印象をエニルに与えた。
「なんだってこんな所にガンダムが……?」
調べてみたい気持ちも有ったが、現状では自殺行為になりかねない。後ろ髪魅かれる思いを振り切り、エニルは島を脱出したのだった。
「あいつの尋問、思うように進んでないらしいいですね。」
「ま、そう簡単に口を割るような性質じゃないとは思ってたけどな。」
面白くないという表情のシンの言葉にウイッツはタオルとボトルを渡した。
工作員騒ぎから一夜明け、シンたちは再びマイクロウェーブ到達予想地域を捜索していた。今は一度捜索から戻り、補給を受けている。
「あのくらいの年のおじ様方ってのは頑固だからねぇ、年下のジャミルの言うことにほいほい答える気にならないんじゃないの?」
ロアビィは飲み物の入ったボトルを傾けつつ口を開く。どういった組織でもそうであるように基本的には年上が指揮をし、年下が手足となって働く。
カトックのようにあの年で工作員をやっているほうが珍しい。
「ジャミルさんのやり方が手ぬるいんですよ! 俺が行って…!」
「まあまあ、ジャミルにはジャミルのやり方があるんだし……。」
イライラを募らせるシンをガロードはなだめる。シンはカトックと再開してから眉間にしわを寄せ続けていた。
818:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/11/06 21:20:51
第四十話『”月の魔力を借りた悪魔の兵器”だよ』(後編)
「ま、俺達がさっさと発見してしまえばあのおっさんもお役御免になるんだがな。」
「でも、見当つけたところはあらかた探し終わってるわけだろ? 後どこ探せって言うのさ?」
「探してるニュータイプがサテライトキャノンって奴を撃ってくればそれで居所ははっきりするんじゃないの?」
あらかた手を尽くしてしまっている彼らの気持ちを代弁するガロードにシンはとんでもないことを口にした。ガロード同様他の2人も表情を曇らせる。
「……あれ? 俺なんかまずいこと言いました?」
「シンは見たこと無いから…、仕方ないけど…。」
ガロードの口調は重い。シンも申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にした。
「ご、ゴメン…。」
「あれはおいそれと使って良いもんじゃねぇ。」
「威力を目の当たりにしなきゃ、わからない恐怖もあるからね。」
「お、俺はコロニーを落とす一撃なんて想像できないです……。」
渋面するウイッツとロアビィ『見ないほうが良い』と口をそろえた。
「『月の魔力を借りた悪魔の兵器』だよ、あれは。」
「うまいこと言うじゃねぇか。まさしくその通りだぜ。」
「あ、悪魔の兵器って……。」
「いや、ロアビィの言う通りだ。」
ガロードは実際に引き金を引いた右手を見つめる。あの時の何かもなぎ払ってしまったあの光景は今も彼の目の中に焼きついている。
「今のGXはサテライトシステムを使うことはできない。でも15年前の戦争で『最強』の異名は伊達じゃないと思う。」
「『最強』……か。」
『最強』、シンにとってこの言葉は特別な意味を持っていた。『誰もが幸福に生きられる世界』を作るために、
ディスティニープランを実行させるために彼は議長の元戦ってきた。フェイスに任命され、
最新鋭の機体を与えられてもあの裏切り者や前大戦時最強の異名を取った奴には勝てていない。
「俺にもそんなMSがあったら……。」
「シン?」
「あ、いや、なんでもない。」
思わず出た言葉を必死に取り繕う。自分の無力さを今まで何度噛み締めたかわからない。
そのたびに『力がほしい』と願い続けて今のディスティニーがある。しかし、彼にとってはまだ足りなかった。
「最強のMSが最悪の事態を招いたんだから、『最強』じゃなくて『最凶』って感じだな。」
「たかがMS1機で戦局をひっくり返す事ができるんですか? 集団でかかれば…」
「できる。」
ウイッツの言葉に反論するシンの言葉をさえぎって、ガロードは断言する。有無を言わさぬ迫力で彼は続けた。
「チャージさえ終わってしまえば、指先一つで終わりだ。」
その指先で引き金を引いた少年の言葉に、皆は沈黙した。
819:通常の名無しさんの3倍
06/11/06 21:30:01
指先一つで~ダウンさぁ~~ 乙
820:通常の名無しさんの3倍
06/11/06 21:53:04
指先一つで終わりだw
シリアスなシーンなのに吹いちまった
このセリフ、どうしても世紀末救世主を連想しちまうよなぁ
821:通常の名無しさんの3倍
06/11/06 22:10:46
Your(シン) Shock!!
サテライトキャノンでコロニーが落ちてく~る!!
サテライトキャノンの最凶の威力をシンがどこまで感じることができるのだろう。
最凶ではなく最強の力だと感じた日には、
シンが過ちの引き金を引いてしまうのだろうか…。
この先の話をwktkしながら待ってます。