種・種死のキャラがX世界に来たらat SHAR
種・種死のキャラがX世界に来たら - 暇つぶし2ch438:通常の名無しさんの3倍
06/09/05 22:32:55
私の一日は一杯のコーヒーで始まりそして終わる そんな日があってもいいじゃないか

439:コーヒー&ポーション販売人
06/09/06 18:33:42
AAはなるべく控えるヨロシ!

>>438
マスターの代わりに!
URLリンク(ykr414.net)

それと売れ残りの
URLリンク(img04.pics.livedoor.com)
300円です。…買って下さいッ!!><;

440:コーヒー&ポーション販売人
06/09/06 18:37:27
…ageてしまってゴメンナサイorz


ツッテキマス...
|青木ヶ原樹海| λ............

441:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/06 22:24:02
>>440
間違ってageる事は誰だってあるから気にしなくてもいいですよ?(乱発は問題ですが)

すいませんが、次回の話でちょっと悩んでますので次の話少し遅れるかもしれません…

シナリオ通りに行くか、急展開させるか… セインズアイランドでやら無かったら
後話の分岐点が少なくなる…

442:通常の名無しさんの3倍
06/09/06 22:55:28
個人的希望としては、向こうのスレがオリ展開に溢れてるので
こっちでは堅実に押さえる所は押さえてて欲しいな
エスタルド以降の短縮期間に入ったら削られた分をどんどん補完してもらってもいいと思うけど

443:通常の名無しさんの3倍
06/09/06 22:57:24
>>441
私からお前に送る言葉は一つだけだ

 何 も 考 え ず に 走  れ ! ! 



GX氏が綴る物語だ。GX氏が思うまま、描いてくれればそれでいい。
こちらはそれを楽しみに待つだけですよ

444:通常の名無しさんの3倍
06/09/07 01:05:17
でももしも叶うならば、サテリコン編を充実させてくれますように。
なむなむ

445:通常の名無しさんの3倍
06/09/07 01:14:59
それと、DX強奪編を。個人的に原作でもものすごく燃えたシチュなんで。

446:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/07 01:18:11
オリジナルと言っても、話の本筋を変えるほどではないですよ。

ただ、AWの世界と言ってもガロードたちの周りだけがAWと言うわけじゃありませんからね…

その辺のことを少し考えています。

447:通常の名無しさんの3倍
06/09/07 08:54:50
>>446
回答ありがとうございます。世界観を拡げるの生活感を出すのは良いですが、
本筋から極端に離れるのは避けるのが良いかも(種死での緊迫した状況にあるまじき買い物
とか場違いの場面とか・・・・・・入れるわきゃ無いですよね負債じゃあるまいしwww)

軽い行動(人との出会い・交流・アイテム入手)が後半の伏線となったり、この時点では無意味
でもきっちり伏線回収出来れば無問題ですよv

では、珈琲飲みつつまた~りと待ってますね♪

448:通常の名無しさんの3倍
06/09/08 17:37:48
>>446
つまんねーんだよ氏ね

449:通常の名無しさんの3倍
06/09/08 18:17:13
ウンコ君、君の役目は一先ずオワットルから、次の出番までドーナツでもパクついててくれたまえ。

450:通常の名無しさんの3倍
06/09/08 21:43:15
感想板ができた
URLリンク(yy44.60.kg)

451:通常の名無しさんの3倍
06/09/09 01:28:46
ここなら感想版使うまでもなかろうが…あえて乙

452:通常の名無しさんの3倍
06/09/09 23:10:13
>>446
まぁ…それでもいいけどさ...


 コーヒースレみたいに取っ付き難くなったり、Wスレの如く他作品キャ
ラを絡ませる(ア○ロの登場)とかさえなければ…別にイイよ。

>>448
もしかして…以前のスレに居た保守くんか?

もしそうなら…保守、乙!
違うなら…大人しくしてろ!
>>450
俺的には微妙だが、一応…乙

453:通常の名無しさんの3倍
06/09/10 00:25:45
1001 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2006/09/10(日) 00:12:41 ID:???
紅茶・妖精・変態・ザフトレッド

こいつら荒し自演糞コテが居なくならない限り
談話室は立ち続ける


454:通常の名無しさんの3倍
06/09/10 15:12:59
以前からこのスレ(と今はコーヒースレも)を見ていました。
で自分もXとSEEDのクロスオーバーを考えていました。
最初はXキャラ→CEでしたがX運命氏のモノ以外にも連載モノが多いので
種キャラ→AWにしました。
未熟かとは思いますがよろしくお願いします。
なお第1話は今夜9時ぐらいに投下予定です。

455:通常の名無しさんの3倍
06/09/10 15:33:35
OK、wktkして待ってるw

456:通常の名無しさんの3倍
06/09/10 16:09:51
うぇい、シン職人さんだ。初回放映まってるよ。

457:MP(軍K札)
06/09/10 20:33:08 5GliuZxg
>>454
「運命」じゃない方?

458:通常の名無しさんの3倍
06/09/10 20:48:52
これは期待が出来そうだぜ!!!

459:545
06/09/10 21:26:10
545です。
6時ごろに急に出かけることになり、今帰宅しました。
そのため投下がもう少し遅れます。
すみません。

460:454
06/09/10 23:21:02
第1話 「コイツは・・・・ガンダム?」




「キラ!」

「アズラァァァァン!!」

お互いに仲間を失い、感情を抑えられなくなった2人の駆るストライクとイージスが激突する。

ストライクはサーべルでイージスの腕を切り落とす、がイージスはかまわずストライクを蹴り飛ばした。

すぐさまキラは体勢を整えようとするがそれより早くイージスはモビルアーマー形態に変形しストライクに組み付いてきた。

「ちぃ!!」
アスランはイージスに搭載された自爆装置を起動させ、アスランはイージスのコックピットから脱出した。

数秒後、イージスはストライクに組み付いたまま自爆。2体のMSを中心に白い閃光が辺りを包んだ。

461:454
06/09/10 23:23:20


海岸線を飛ぶMSが一機。
そのMSの名はGX、15年前の戦争で切り札として使用されたMSだ。
ただその個体はバックパック周りが換装されており、最大の特徴であるサテライトキャノンが装備されていなかった。

コレを操る少年は頭を掻きながら1枚の写真に目を通し、そしてため息をつく。
「この絵から目的の場所を見つけろだなんて・・・ジャミルも無茶言ってくれるぜ」

少年、ガロード=ランはニュータイプ保護を目的とする『バルチャー』ジャミル=ニートが指揮する陸上艦、フリーデンの乗組員でありMSパイロットである。
今回彼がGXで海岸を飛んでいるのも『ニュータイプ』ティファ=アディールがデッサンした次の目的地に在るであろう特徴的な大岩を探しているからである。

愚痴をこぼしつつもガロードは海岸線を見つめる。
やはりそれらしき大岩は見当たらない。
そのまま海岸線を直進すると大きな崖に差し掛かった、崖を超えた先に目的の大岩があるとは思えなかったガロードはGXを反転させようとした。
しかしその瞬間、GXのディスプレイにMSの残骸らしき金属反応が出た。
『バルチャー』でもあるフリーデンの資金調達はジャンクMSを修理して売りさばくという方法がメインであるため、探索が主とはいえジャンクを見つければ持ち帰るのが普通だった。

そうしてGXを崖の向こう側まで移動させ、センサーの示した位置を確認したガロードは目を疑った。

462:454
06/09/10 23:26:44


「コイツは・・・・ガンダム?」
ガロードの目に映るのは全身が灰色を基礎としたカラーリングで、以前ビット対応MS『ベルティゴ』に完敗を喫した際のGXの損傷度を遥に上回ってMSと呼ぶにも値しないような『鉄くず』。
しかし何とか原型を留めている顔の部分は明らかにGXと同系統の顔つきをしていた。

急いでガロードは『鉄くず』のすぐそばにGXを着陸させると、コックピットから出て『鉄くず』の状態を確認する。
外部装甲らしきパーツが本体の周りに散乱しているが、フレーム自体はしっかりした構造になっているらしくこの状態ならGXで抱きかかえて持って帰っても途中でバラバラになることはなさそうだった。
「ふぅ、コレなら何とかなりそうだな。よ~し、フリーデンに連絡入れるか。」

「・・・うぅ・・・・・・・・・」

突然うめき声が聞こえた、ガロードはすぐに周りを確認したが人影はない。
「どうなってんだよ! 幽霊とか言うオチじゃないだろうな?」

何度周りを見回しても残骸以外には何も見当たらない。
音を聞き取ることに神経を集中させ、耳を済澄ませるとMSの腕らしき残骸の影から水の流れる音が聞こえる。残骸の反対側に回りこんでみると、小川のふちに少年が倒れていた。
パイロットスーツを着ているがその所々が裂け、血が滲んでいる、ひどい怪我をしているようだった。

「おい!!!大丈夫か? 何があった?」

反応は無い。
すぐさまガロードは少年を砂浜に寝かせると着ていたシャツを破き、それで出血のひどい部分より心臓に近い部分を縛る。旧世紀から変わらない応急処置法だ。
処置を済ませてすぐに少年寝かせると、GXに乗り込みフリーデンへ連絡を入れる。

事情を話すとジャミルはフリーデンをコチラに向かわせてくれた。
ガロードの処置とテクスの能力の高さもあってか、名前も知らない少年は一命を取り留めた。
今は処置室で穏やかな寝息を立てている。
目的の大岩はウィッツが見つけており、ガロードは本来の働きをすることは出来なかったが、結果として貴重なガンダムタイプのジャンクを手に入れることができ、また何処の誰ともわからないが1人の人間の命を救えたことにガロードは満足した。




463:454
06/09/10 23:29:48


ガロードがガンダムタイプのMSを発見してから3日が経ち、ちょうど目的の大岩のある海岸へフリーデンが到着する寸前、少年が目を覚ます。

「ここは・・・・何処だ?」
「目が覚めたかね、少年」
すぐそばにいた白衣を着た男が話しかけてきた。

「貴方は?」
「テクス・ファーゼンバーグ、医者だよ。ところで君の名前を聞かせて欲しいのだが。」
「・・・・アスラン・ザラ。それが俺の名前です」
「ではアスラン、君は何者だ?」
「は? 自分はザフト軍所属のパイロットですが・・・・」
「ザフト軍・・・・心当たりがないな」
「えっ、ここは何処なんです!!」
「陸上艦フリーデンの処置室だ。」
「そうではなくて・・・・・」
「ああ、細かな地名は知らないが北米大陸の海岸だよ」
「・・・・どういうことです、何で俺が北米に?」
「どうも話しが噛み合わんな・・・・・無理をしない程度でいい、君の覚えている限りの倒れる前の出来事を話してくれないか?」
「分かりました・・・・」

明らかに相手の様子がおかしいことに疑問を抱きながら、機密等の情報は隠しつつ、アスランはことの顛末をテクスに話すことにした。





464:454
06/09/10 23:33:17


一通りの話を聞き、テクスは難しい顔をする。
「ふむ・・・・私はあまりそういう話は信じないものだが、これだけ証拠があっては信じる他無いか・・・・」

テクスと話すことによって、自分の置かれた状況が分かって来たのはよいが・・・それは正直自分でも信じられない。
それがアスランの本音だった。
しかし今自分は此処に存在している。運命のいたずらか、友を自らの手で殺したことに対しての罰なのか?
そうしてアスランが考えているうちに処置室の扉が開き、蒼い上着を着たサングラスの男が部屋に入ってきた。

「少年が目を覚ましたと聞いたが・・・」
「アスラン・ザラ君だ」

サングラスの男はアスランの正面に立つと握手を求めてきた
「フリーデンの艦長を務める、ジャミル=ニートだ、よろしく。」
「・・・はい。よろしくお願いします」

アスランはとりあえず差し出された手を握り返す。
「挨拶はそこまでとして。ジャミル、彼についてなんだがな・・・・」

テクスがジャミルに説明をしている間、アスランはこれからのことを考えていた。
帰る方法はあるのか?? 自分は今後どうすればよいのか?? いくら考えても答えは出てこない。
そうしているうちに2人の話は終わったらしく、ジャミルは処置室を後にする。
しかし数分後にジャミルは戻ってきた。
そしていつも着ていた赤服とはほど遠い、ラフなデザインの服を渡された。
そしてジャミルはアスランに告げる。

「私は君をどうかしようとは思わない。行くあてが無いというのならこの艦(ふね)で暮らしてみないか??」
「・・・・・こんな自分でも役に立てるなら。お願いします。」


そうしてアスランの見知らぬ世界での生活の幕が上がる。

~つづく~

465:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/10 23:39:49
>>464
GJ なるほど、種時代から持ってきましたか…種死を扱う私としては今後の展開にwktk
ついでにPNも決めてみては?

こっちもネタ投下
皆さんどっちにも感想レスよろノ

予告
『幸せ』とは、それを感じるものによって良くも悪くもなる。

幸せについて考えるシンに、激動の時代を生き抜いた1人の男が彼なりの答えを出す。

それは、シンの『戦う意味』そのものを否定するものであった。

第三十三話『幸福の価値は人それぞれだろ?』

466:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/10 23:42:38
第三十三話『幸福の価値は人それぞれだろ?』(前編)

「ふああぁぁああぁぁ・・・。」
窓の外は薄暗く水平線の向こうに太陽の片鱗すら見えていない。目覚める時間としてはかなり早い時間ではあったが、シンは珍しくそんな時間に目を覚ました。大きなあくびをしながら寝ぼけ眼で時間を確認する。
「まだ5時か…。とはいってももう一眠りするような時間帯じゃないよなぁ…。」
寝起きでボサボサの髪をかき上げ、窓の外に目を向ける。下はどこまでも穏やかに広がる海、上は明るくなり始めた空を少しばかりの雲がゆっくりと流れてゆく。
「…甲板に出て朝日でも見るか…。」
シンには寝坊の習慣は無い。部屋にいてもやる事も無く退屈なだけなのでなんとなく甲板へと足を運んだ。

 外は中に比べて空気に”張り”があった。ドアを開けた瞬間、頬をなでる朝の空気が体にまとわりついていた眠気を吹き飛ばし、
ふやけていた顔を引き締める。大きく体を伸ばし、全身の筋肉を一通り動かすと甲板の縁へと足を進めた。
「そういや、朝日をこうやって見るのは何年ぶりだろう…?」
C.E.70の泥沼化した戦争でオーブを離れた後、彼はずっとプラントにいた。砂時計を模したプラントでも朝はやってくるがそこはやはり人工の空間、
幼い頃にオーブで見た朝焼けや夕焼けの美しさには程遠い。ミネルバに乗って地球に戻ってきた後も、戦争ばかりでそういったことをする余裕も無かった。
 フリーデン正面の水平線から太陽が顔を出し始める。太陽が昇る速度はゆっくりとしていて、それでいて見ている人を飽きさせる事が無い。
「…朝日って、こんなにきれいだったかな…?」
今までに何度か見たこの光景にシンは感動を覚えていた。地球にいればどこでも見ることのできる光景だが、以前見たものとはまるで違う。
見た場所が違うからか、時期が違うからか、理由はいくつか考えられるがそんなことはどうでも良いと思わせるほど朝日は美しく見えた。
「”早起きは三文の徳”って言うけど、確かにこれを見ると得した気分になれるな。」
 朝日は水平線を昇りきり、燦々と光を湛えている。何か良い事が起こる予感を感じながらシンは朝日に背を向けた。


「…んで、これか…。」
「ん? どうかしたか?」
「べつに…。」
カガリが運転する車の助手席でシンは頬杖をついて投げ遣りな返事を返した。
 フリーデンは大小6つの島からなる太平洋上の交易中枢都市『セインズアイランド』に寄港していた。北米大陸とユーラシア大陸の間にはこのセインズアイランド以外に目立った島が無いため、
シー・バルチャーやオルクでさえもここで売買を行う。15年前のコロニー落としの被害を逃れた数少ないエネルギープラントを持つこの都市は、海で生活を営むものたちの生命線となっていた。
 フリーデンクルーにとって、北米大陸を出港してから約一ヶ月ぶりの陸地である。久しぶりに陸地の安定感を感じながらクルーの半分が物資の買出しをかねてセインズアイランド観光に繰り出すこととなった。
 南国のきつい日差し、右にはこの一ヶ月窓から眺め続けた青い海を見ながら整備された海岸道路を車は南へと走る。いつもはなんとも思わないこの光景だが、この時ばかりはこの心地よすぎる青い世界が苛立たしく思えた。
「ガロードとティファはわかるさ。ウイッツさんたちもわかる。何で俺とアスハが組んで買い物なんだよ・・・。」
「そんなこと言ったって仕方ないだろ? 手分けしてやらなきゃ終わらないんだから。」
「女同士トニヤさんとでも組めば良いじゃねぇか…。」
「あいつはサラと何か話していた。」
「ちぇ…。」
「それに、こういう時じゃないと話せない内容もあるからな。」
ふてくされているシンを横にカガリは真剣な表情を見せた。口調からも真剣な様子が伺えたのでシンも気持ちを切り替える。
「…フリーダムのことか?」
「それもあるが、お前や私、そしてキラ…フリーダムのパイロットのことだが、何でこんなところにいるのか? 理由も原因も謎だ。」
元々いたC.E.73からA.W.0015へ、どういった経緯で世界を超えてきたのか。こちらに来て既に2ヶ月、まったくそういったことはわかっていなかった。


467:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/10 23:46:46
第三十三話『幸福の価値は人それぞれだろ?』(中編)

「俺とあんたとあいつの共通点って・・・?」
「三人ともオーブ出身、歳があまり離れていない。性別は・・・関係ないか。」
「歳も関係ないだろ、同い歳ならともかく。」
「…それもそうだな…。後は…、全員があの戦争に携わっているということ…か。」
「それも結構奥深くまで、な。」
 戦争。この言葉はどこの世界にでも有る物なのだなとシンは今更ながら落胆する。この世界も15年前に最悪の形で終結した戦争によって今がある。
戦争で最悪の結果を招く引き金を引いた人物が艦長であるということもなんとなく出来過ぎているような気がした。
「ゲームとかファンタジーの世界じゃ、異世界から召喚された勇者が魔王を倒すってのがセオリーなんだろうけど…。」
「15年前に戦争は終わっている。事が終わった後に召喚される勇者なんて、マヌケにもほどがあるぞ。私たちは私たちの世界のことで手一杯だというのに…。」
「だよなぁ…。」
 シンは頭の後ろで手を組み上を見上げる。今乗っている車には屋根が無いため、見上げればただただ真っ青な空が広がる。
考えても答えの出ない問い、最近は打ち解け始めたとはいえまだまだしこりの残る人物と席を並べる車。朝方の良い気分は最早かけらも残っていなかった。
「ホント、憎らしいくらい青い空だ・・・。」


「…これで買い物は全部か?」
「ああ、あとドクターに頼まれたコーヒー豆を買えば終わりだ。」
買ったほとんどの物が乗ってきた車で運べるものではないため、直接港に持っていくように伝えてある。もしこれを自分たちで持って行くとなると小型のトラック程度は必要になるだろう。
 今彼らの車に積まれているのは居残りメンバーから頼まれた細々としたものばかりで、北米大陸から持ち込まれたと思われる化粧品、
丈夫な皮製の手袋、なにやら変な物体の入った酒等々、シンたちにとっては一体なんに使用するのか謎な物の方が多い。
「化粧品に関しては肌との相性が有るから当然かもしれんが…。」
「誰だよ、この変な細長い物体の入った酒を買ってきてくれって言ったのは…?」
大きなのビンの中央に浮かんでいる黒い物体をあきれた様子で眺めつつ、トランクを閉めた。コーヒー豆も大量に購入するわけではないのでもう物を入れることは無い。
「ドクターが自分で買いに行けば良いのに…。 薬やら消毒薬とか医薬品の補給もあるんじゃないのかよ?」
「ドクターの話じゃ、何かやる事があるとか言ってたが…。」
「やること…ねぇ…。」
医務室に行った時に寝込んでいる人はいなかったことは確認済みである。一体何をやる必要があるのか。
「ま、他人の詮索よりも目の前の仕事だな。・・・ってもコーヒー豆なんてどこで買うんだよ?」
「さてな、時間も時間だ。まずは昼食を取るとしよう。」

468:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/10 23:52:12
第三十三話『幸福の価値は人それぞれだろ?』(後編)

白い壁の喫茶店のドアをくぐると中からコーヒー豆独特の香りが立ち込めていた。この店のマスターらしき初老の男性はカウンターでカップを口に運んでいたが、来店してきたシンたちににこやかに微笑んだ。
「いらっしゃい、お二人さん。今日はデートかい?」
『ち、違います!!』
マスターの思わぬ発言に二人とも顔を真っ赤にしながらまったく同じタイミングで否定した。
「そうかい、そいつは失礼した。いやなんせあんまりにも仲がよさそうだったからね。」
「な、仲がよさそうに見えてもデートじゃありませんよ!!」
「まったくだ、何で私とシンがデートをしなきゃいけないんだ!?」
 力いっぱい否定する二人をマスターは笑いながらカウンターへと促す。店内は木製の調度品が要所要所に配置され実に落ち着いた雰囲気を醸し出している。
店にいる客は彼ら以外に1人、肌の焼けた白髪の男が1人パンケーキを食べている。
赤面して二人がカウンターに座ると、白髪の男はパンケーキとコーヒーをもって彼らの横に座った。
「おうマスター、席変わっても良いよな?」
「別にかまいませんよ。1人で食べていてもあじけないでしょうしね。」
「ああ、この二人からかっていたほうがまだ楽しそうだ。」
「か、からかうって・・・。」
男とマスターの言葉に嫌な汗をかきながらもシンたちは軽食をそれぞれオーダーし、軽食が来るまでの間この男と話をして過ごした。
 男の名はカトック・アルザミール、戦中は軍属カメラマンをしていてが今はいろんな土地を放浪しながらそこでの風景をカメラに収めているのだという。
無精ひげの伸びたその風体は決して見栄えのするものではなかったが、逆に話しやすい人物であることを際立たせた。
「まったく、戦争のおかげで俺の半生は散々たる物になっちまった。」
「やっぱり家族を・・・?」
「ああ…。アホらしい話だぜ、コロニーの独立戦争が100億の人口のほとんどを殺す結果になったんだ。お前さんらだってダチの1人や2人おっちんだろ?」
「俺は・・・家族みんな死にました。・・・カトックさんは”誰もが幸福に生きられる世界”って創れると思いますか?」
「…”誰もが幸福に生きられる世界”・・・か。」
 砂糖とミルクの入ったコーヒーを口に運びながらカトックは呟く。彼は戦争という激動の時期を生きぬいて来た。平和に対しての思いは誰よりも強い、シンはそう思った。
「確かに、それを実現できりゃ戦争なんて無くなるんだろうがな。だが、そいつは無理な話だろうぜ。」
「自分自身の進むべき道がわかっていても、ですか?」
「道がわかっていても本人が幸福だと思わねぇならそいつは幸福じゃねぇ。幸福の価値は人それぞれだろ? 皆が皆同じ価値観の世界なんてあるはずねぇんだ。」
 プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルが提唱した“ディスティニープラン”。
『誰もが幸福に生きられる世界』になるとデュランダル議長が言い切ったこのプランを、長い戦争の時期を生き抜いた男ははっきりと否定した。


469:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 00:08:27
…………………ここでカトック来たか!!

470:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 00:24:22
カメラマン名乗ってるのな。
その場限りか、それとも表の顔か?

471:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 00:33:34
お二方ともGJ!
GXさんはおっさんktkrですし、
454さんはあっち(種世界に~)でもやらなかった無印種とのコラボでワクテカです!


ところで454さんのHN、種+Xで種X(たねックス)ってのは…




だめだダサ過ぎる(`A`)サテキャの雨ん中突っ込んでいくか

472:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 00:36:30
>>460
GJ
無印種とXのクロスというだけでなく、無印種と他作品のクロスでアスランにスポットを当てた話は初めてみたので二重の意味で期待します。

それはそれとして
>アズラァァァァン!!
ここで吹いたw

473:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 00:37:14
両職人さんGJ!!!

454氏のは、普通にキラだと思ってたらアスランが来て吹いた。
この先が本当に気になる。

そしてついにカトックが!
いつも思うんですが、サブキャラが凄く良い味出してると。今回のマスターも
GXらしい温かみを持ったキャラでGX氏の愛を感じます。

474:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 00:58:35
カトック・・・実に含蓄のあるセリフだぜ。
地に足をつけて生きている人間の言葉だ。
ラクシズにしてもデュランダルにしてもその辺が希薄というか全然無いから全然感銘を覚えんからな。
どっちも扇動家としては優れているから独裁者にはなれるかもしれんが。

475:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 01:02:54
新作の職人さん…無難にSEED-Xとかどうだろ?

>アズラァァァァン!!
マジで吹いたw しかも俺も最初世界を渡ったのはキラだと思ってたw
やっぱテクスはいいなぁ、どんなに信じられない事が起きても
それをコーヒー飲みながら噛み砕けるんだもんなぁ…

>>GX氏
もしやと思ったらマジでカトック来たー!!
生き様が生き様なだけにシンにもカガリにも色んな影響与えてくれそうだ…
ていうかなんだかんだ言いながらちゃんと一緒に行動してるとこが
仕事なんだから当然と言えば当然なんだが可愛かったw

476:454改めSEED-X
06/09/11 01:23:01
454です。

>GX 1/144氏
早速の感想ありがとうございます。
まさか本家様に最初のレスをもらえるとは思っていませんでした。
SS書き(公開)は初めてなのですが頑張ります。


>>471-475
感想ありがとうございます。
やっぱり誰もしたことが無いクロスなので、緊張しつつ第1話を投下してました。
種Xもよいのですが、無難なSEED-Xにしておきます。案を出していただきありがとうござます。

「アズラァァァァン!!」のセリフは狙ったわけではなく、あのシーンのセリフは何度聴いても「ス」ではなく「ズ」だったのでそのままです。

第2話は今週中には投下できると思いますのでよろしくお願いします。

477:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 01:48:02
いいねぇ…
オレもコーヒーが飲みたくなっちまったぜ…へへっ
そう言えばシンたちがこの世界にやってきた理由はどうもサテライトシステムか…DOMEの導きのようにも思えるんだが…
ま、考察はいいや
楽しみにしてるよ!

478:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 01:50:02
テクスお勧めのコーヒーとは?

479:MP(軍K札)
06/09/11 05:57:31 NxNhRHi1
>>462
GXが発見したのはストライクの残骸の方?

480:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 07:04:35
GXにNジャマ積め。


イジョ

481:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 08:07:25
454改めSEED-Ⅹ氏乙!キラではなくアスラン、それも無印時代の「ザフトのアスラン・ザラ」
を引っ張ってきたとは?まあ「一応」無印種では主人公はキラとアスランになっているし、
イイカモwww相変わらず冷静かつカウンセラーなドクター流石だ。
此処のガロードとアスランはどういう関係になるのかワクテカして待ってますwww

>>479
フレームと頭部が無事という描写があったからストライクか?もしかしたら、
ガロードが傍にあるかもしれないイージスのパーツも持っていってるかも?
もしアスランともども復活したら左腕はどーなるんだろう?

482:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 14:27:35
職人乙!!

483:MP(軍K札)
06/09/11 15:04:22 7QMc+i8P
ストライクにイージスの左腕をつけるのだろうか?

484:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 15:14:27
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とりあえずメル欄に半角で「sage」と入れるんだ。

485:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 18:46:30
お二方更新乙、そして添削

>>460
>アスランはイージスに搭載された自爆装置を起動させ、アスランはイージスのコックピットから脱出した。
主語の繰り返しイクナイ

>>461
大きな崖に差し掛かった、崖を超えた先に~
、よりも。

>>462
音を聞き取ることに神経を集中させ、耳を済澄ませるとMSの腕らしき残骸の影から
澄ませると

>>466
>「まだ5時か…。とはいってももう一眠りするような時間帯じゃないよなぁ…。」
連続した音の入る場合は句読点を入れるのが望ましい。

>朝日は水平線を昇りきり、燦々と光を湛えている。
海を主語に持ってこないと動詞が朝日に係ってしまうよ。

486:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 19:40:39
赤ペン先生は相変わらず厳しいぜw
何はともあれGX氏、454氏共に乙!
GX氏は新展開、454氏は新しい物語、どっちもwktkだw

487:SEED-X
06/09/11 19:45:17
添削どうもです、やっぱり脱字等でましたか・・・・
何回も読み返したつもりだったのですが、次は誤字、脱字を減らせるようにします。

~起動させ、アスラン~は完全なミスでした。2回目のアスランの前にボツにした文の主語であるアスランが残ってしまっていたようです。
う~んやっぱり難しいですね。

488:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 20:34:40
SEED-X氏がんがれ!

489:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 20:59:58
GX氏GJ!
カトックキターーーー!
カメラマンを名乗って工作活動かな?
シンにあの台詞を聞かせてやりたい。
「あんたらニュータイプは、軍ではエリートだったろ。
あんた、体一つで戦場に行ったことはあるかい?」
「あんた達ニュータイプがゲームみたいな戦争をしている間、
俺達普通の兵隊は生身で戦い、死んでいった」
シンが聞いたらどう思うのかな?

490:通常の名無しさんの3倍
06/09/11 23:54:57
カトックのような人間を見ていると…0080のEDを思い出す…

491:MP(軍K札)
06/09/12 16:46:16
本編で29話「私を見て!」にあたる部分では、アベルに殺されそうになるティファを見て
シンが種割れして「(ガロードに)俺と同じ思いはさせない!」とかいってティファを庇いそうな気がする。

492:通常の名無しさんの3倍
06/09/12 17:17:44
個人的にそれは勘弁
ティファを庇うのはガロードであって欲しい
それでなくてもガロードは大して活躍できてないんだから

493:通常の名無しさんの3倍
06/09/12 17:21:40
つーかそもそもアベルのオッサンのBitMSの相手に精一杯でシンにそんな余裕は無いと思われ

494:通常の名無しさんの3倍
06/09/12 18:07:11
>>491
まあ、そういう展開もありかもしれないな。
GX氏の作品の主人公はあくまでもシン。
ガロードは脇役その1に過ぎないんだし。

495:通常の名無しさんの3倍
06/09/12 18:09:44
活躍できてないつか、シンにカメラが当たってるのでガロードが目立ってないだけじゃないか
基本的にガロードの戦果は、X本編と大して変わらないし

496:MP(軍K札)
06/09/12 18:14:09
まあ庇うと言ってもアベル機に体当たりをする程度とか、それくらいならいいんじゃないの?

497:通常の名無しさんの3倍
06/09/12 18:49:02
SSでの活躍≠戦果だと思う
目立ってない時点で活躍できてるとは言えないんじゃない?

脇役には脇役の良さがあるから、俺的には現状に全く不満は無いけどね

498:通常の名無しさんの3倍
06/09/12 18:52:31
ま、描写はGX氏にお任せしませう。

499:通常の名無しさんの3倍
06/09/12 20:17:49
>>496
アベル機をどうやって見分けるかが問題だな
ところでアベル・バウアーってAWの最強パイロットの一人だよな

500:通常の名無しさんの3倍
06/09/12 20:41:04
全盛期ジャミルとか除けば間違いなく最強だろうな。
フラッシュシステムを使えるようになってからは慣れてなかった為か寧ろ弱体化してた気はするが。

501:通常の名無しさんの3倍
06/09/13 00:50:37
アレ?…ココはまったり進行の種死inAWのスレだよね?
何か…いつもと違うんだが...

まぁ、それは置いとくとして…先ずはGX氏、乙!
ここでカトックが登場!しかも、いきなりDプランを論破w
カトックファンとしては嬉しいよ!GJ!!

次…ってか新しい職人さん?!え~っと…ま、先ずは乙!
呼称はSEED-X氏でイイのかな?それとも…454氏か?

話の方についてだけど、感想は…保留。訳としては、
<種死の頃でも性能差がある世界なのに、種の頃の機体は如何するの?>って事。
つまり、ここの部分の解決法よって評価は変わるという事。
…話の流れでも変わるけど。(オリジナル厨設定が満載!とかはパス)
とりあえずは始まったばかりだし…次回で判断するよ。

>>480
…GXにNジャマーは要らないよ?AWでもCEでも…ね。
あと、種偏愛者はこのスレには不必要だよ?…おk?

それと…MP(軍K札)
コテは止めてくれないか?他スレとかに居る荒し等と被るから。
つか、感想をカキコするだけなら必要無いんじゃない?>コテハン

502:通常の名無しさんの3倍
06/09/13 15:49:27
続きにwktk

503:通常の名無しさんの3倍
06/09/13 18:38:45
>>501
種の機体は弱いと言う固定概念を捨てろ。

504:通常の名無しさんの3倍
06/09/13 22:20:00
重さはえらく違うらしい。種の機体は大体60トンでXの機体は10トンいくかいかないかなんだよな・・・。

505:通常の名無しさんの3倍
06/09/13 22:31:25
>>504
大体の種MSは全重量で80t~だったとオモ
一方、平成は10分の1前後をフラフラしてる

506:通常の名無しさんの3倍
06/09/13 22:45:22
>>504
で、おまいさんはいつになったら半角sageって言葉を覚えるんだ?

507:通常の名無しさんの3倍
06/09/14 23:09:18
>>504
重さは気にするな。
ぶっちゃけ種の機体ですら軽すぎる位なんだ。

508:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 03:35:17
>>507
ならXの機体軽過ぎだな
発泡スチロール゜∀)

509:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 09:30:41
発泡スチロールってじゃあまりにもあれなんで
発泡金属あたりにしておけばいいじゃないか?

510:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 10:58:54
じゃあ発泡アルミで

511:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 11:48:30
軽くて硬い夢の発泡スチロールなんだろ>平成G系
別に撃たれて効かないんなら素材が何であれ種系より有利じゃねえの?

512:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 12:44:55
>>508
平成系はマジンガーと比重が大体同じなので、
・ルナチタニウム(AW)
・ガンダニウム(AC)
これらは超合金Zと同等として見ればおk
そうすればあのクソ軽さもやたら頑丈なのも全て解決する

513:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 18:01:43
Gガンは…Gガンだからな。

514:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 18:12:27
Gガンは………なぁ?
別格?
もしMFの製造技術をラクシズが手に入れたら…………

515:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 18:20:37
あんなの飛び蹴りでダガーLのメインカメラを割ったり、
12.5ミリの銃弾喰らってもカスリ傷なバリーぐらいしか使えんよ。

516:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 19:14:32
生身日本刀装備でMSビームサーベル斬りあいやって、ガチに勝利しただけでなくMSの腕切り落とす蘊奥のジジイとかもいけるかも試練

517:通常の名無しさんの3倍
06/09/15 19:34:47
話をぶった切って悪いが…聞いてくれ。

今日、このスレを見ながらニュースを見てたんだ。GX氏の面白い!って思いながら...
そしたらさ…

『台風、上陸の恐れが…』『かつての台風19号と同じ位の勢力で…』

とかやってた訳だよ。
別に、俺の住んでる地域は『台風の通り道』の範囲内だから、この時期の台風なんて何時もの事!なんだ。
だから…本来なら大して気にはしない(毎年、この時期は備えてるし)。気にしないんだけど…
…『台風19号』って所で引っかかったんだ。

「アレ?…19号って確か…15年前に…?!じゅ、15年前に家を小破させた…『奴』じゃないか?!」

そう。『奴』は…15年前に『新築』だった俺の家を襲った奴だったんだ!近所の人の車ふっ飛ばしたりとか…アレ?
…15年前?じゅう…?!
15年前って…ま、まるで…まるでッ!!

     『 A W み た い じ ゃ な い か ! 』

そう…思ったんだ。…それだけ。

あと、GX氏…グッジョブ!Σd

518:通常の名無しさんの3倍
06/09/16 11:19:27
寒い

519:通常の名無しさんの3倍
06/09/16 17:51:46
あったかくして寝てろ。

520:通常の名無しさんの3倍
06/09/16 22:15:55
お母さんみたいに優しい・・・

521:通常の名無しさんの3倍
06/09/16 23:51:39
>>517
15年前の悪夢という訳か?ならば、ベタではあるがこの言葉を送ろう・・・
「過ち(家の破壊)は繰り返さすな・・・」

では、健闘を祈る

522:通常の名無しさんの3倍
06/09/17 01:43:55
災害保険の未加入とか欠陥住宅とかが過ちじゃなくて
家の崩壊自体が過ちなのか

523:517
06/09/17 05:38:54
>>521
頑張っては見る。けど…
15年前の新築状態で、瓦やガラスが割れて飛んだり、壁が飛来物で凹とか散々だったのに、
今の家が耐えられるかどうか...orz

>>522
>災害保険の未加入とか欠陥住宅とか
家(実家)は、其処辺りには抜かり無しです。
というか、住んでる地域が『加入は当たり前』の地域なので…


ハァ...
マジで…進路が逸れてくれないかなぁ...orz

524:通常の名無しさんの3倍
06/09/17 16:42:47
鹿児島あたりか?


525:517
06/09/18 00:50:30
>>スレ住人
板違いのスレ違いな話して…スマン。
これからは控えますんで、このレス以降はいつもの流れで。

ホント…ごめん。


526:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 00:56:58
Gファルコン+DXがなかなか見つからない。
あれでX系は制覇なんだが…

527:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 10:35:56
Gファルコン+DXは数年振りに再販されたばかりです

だから店によってはまだ在庫あるかも

528:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 12:05:18
X系(主に主役機)は何故こうも毎度瞬殺されるのか…?
正直Xを買う層は限られてると思うんだが、
まさか同じ人間が出る度に購入してるとかか?

529:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 13:50:54
横浜ヨドバシに山積みだったが......?
遠いんだったら頑張れ

530:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 21:12:23
amazonに売ってるよ。
自分もこの前買った。

531:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 21:19:48
神戸三ノ宮のイエローサブマリンで売ってたよ

532:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/18 23:01:36
プラモは自分もDX単体なら放映当時作りましたねぇ…。 繋ぎ目消して住み入れするだけで充分見れた。

第三十四話『…悩みがあるなら、相談には乗る』(前編)

 昼食を終えたシンとカガリは、マスターから教えてもらったコーヒー豆を売っている店に向かっていた。
昼を過ぎてから日差しはいっそう強くなり、街中を歩く人々は日差しを避けるように店や木陰で涼を取っている。
道は地面からの照り返しのおかげで周りよりも気温が高く、オープンカーに乗る二人にはつらいドライブとなっていた。
「暑い・・・。」
「そんなことはわかってるからいちいち口にするなよ・・・、余計暑く感じる。」
熱を持ち始めたハンドルに四苦八苦しているカガリも、なにやら考え事をしているシンも朝の元気は感じられない。
「南国の気温を甘く見ていた…まさかこれほどとは…。」
「オーブだって南国だろうに…、これだからお嬢様は…。」
「…私は”お嬢様”とか”お姫様”とか言われるのは嫌いなんだ。そういう呼び方はやめてくれ。」
 カガリは怒気の混じった声を出すが、シンの耳にその声は届かなかった。ブティックやらスーパーやら
いろんな店が後方へと過ぎていくがシンの目にはそれすらも入っていない。ずっと何かを考え込んでいた。
「シン、何をそんなに考え込んでいるんだ?」
「…あんたらオーブは、なんでディスティニープランの導入に反対したんだ?」
「あの男の言った言葉が気になるのか…。」
「俺はフェイスだからな。」
 店で別れたカトックという男はディスティニープランを否定した。『誰もが幸福に生きられる世界』は所詮幻想でしか無いと言うのだ。
信じるものを否定された形になるシンが落ち込むのも無理のないことだった。
「プラントはあくまで一つの国だ。一国が出したプランをすべての国家が導入するのはおかしいだろ? たとえ同盟国だとしてもな。」
「国の政治に外国が口出しをしたら内政干渉ってことか…。」
「そうだ。だいたい、プランの内容だって発表されたのは遺伝子による適正を見てその人物に適したことをやらせるってことだけで、
大人になるまでに形成される性格まで考慮に入れていない。」
 遺伝子を解析することで本人も持つ適正はわかるものの、人間が生きていくうえで根幹となる『己の信念』は本人の生活環境や体験が形成させるものが大きい。
ずっと抑圧され続け『自分は何をやってもダメな人間』という烙印を自ら押すものもいれば、
間違いを指摘されずに生きてきて『自分のやることはすべて正しい』と自らの傲慢さに気づかない人間もいる。
「確かに、俺みたいに怒りやすい人間が医者なんかやってたら患者の方は気分が悪くもなるよな。」
「お前みたいに愛想の無い奴が医者になったら、患者からすれば近寄りがたいし、自分の体のことで心配なことも聞けないだろう?」
「…愛想が無くて悪かったな。」
 あさっての方向を向いたままシンは思う。『ディスティニープラン』とは結局何のために打ち出されたか。
議長は、そしてレイはこのプランが戦争を無くし”誰もが幸福に生きられる世界”を作ると断言した。
だがカトックは”価値観の違う人間がすべて幸せになることはない”といった。
友人や信頼できる上司の考えを否定する気にはなれないが、カトックの言葉を否定するだけの力はない。
「ディスティニープランを否定されたら、俺は何のために戦えば良いんだ?」
 さえぎる物の無い空からギラギラと光が降り注ぐ。『ディスティニープラン』という大義名分が揺らぐシンの心にだけ、
一寸先すら見えない靄がかかっていた。


533:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/18 23:05:49
第三十四話『…悩みがあるなら、相談には乗る』(中編)

「お帰りなさい、町の方はどうだった?」
「ああ、町の中はきれいだったし、物も豊富だったぞ。」
フリーデンに戻り買ってきた荷物を分けた二人はそこで別行動となった。シンは艦に積んであったバイクを借りて再び外に出たが、
カガリは久方ぶりの運転に疲れてか休息の場を求めて談話室へと足を運んだ。
 談話室には1人カウンターで考え事をするサラの姿があった。
「カガリさんはシンと一緒じゃなかったの?」
「シンはまた出て行ったよ。それから、私のことはカガリで良いぞ、同い年なんだし。」
そう言いながらカガリはサラの隣に腰掛ける。落ち着いた性格から年上に見られる事が多いがサラは18歳であり、カガリと同い年だ。
「なんかお前も、悩んでますって顔してるな。」
「…そうかしら…?」
「顔に出てるぞ? こないだのローレライの海の一件からずっとふさぎこんでる、まるでアスランだ。」
「アスラン?」
聴きなれない言葉にサラは表情を変えた。逆に口に出したカガリはしまったというような表情を浮かべる。
「何? そのアスランって?」
「い、いやあの…、わ、私の友人だ!  まじめで、頭でっかちで、あーでもないこーでもないとごちゃごちゃ考えて失敗してばっかりいる…。」
「男の人?」
「あ、ああ。まぁ身長はそこまで高くは無いけど私からすればちょうど良い高さというか」
「好きなんだ、その人のこと。」
「い、いい!!?」
 “アスラン”と言うキーワードが出たとたんにカガリは顔を真っ赤に染め、次々と出てくる言葉を逐一訂正し、また口を開いてはまた訂正する。
まるで装弾数の少ないマガジンを交換しながら打ち続けるマシンガンのように彼女は話し続けた。このようにあからさまに顔色が変われば大抵の人間には
彼女が彼のことをどう思っているか見当がつくと言うものである。
「・・・なんだかうらやましいな。」
「う、うらやましいだと!? あ、あいつと付き合うのって結構大変なんだぞ!?」
「そうじゃなくて、そういう風に素直に顔に出せるあなたが、うらやましいの。」
「・・・へ?」
 サラの言葉にカガリは言葉を詰まらせた。”あなたがうらやましい”生まれや育ちを知っている者が彼女のことをこう思うのは良くあることであったが、
”感情を素直に顔に出せる所がうらやましい”と言われたのは初めてである。
「そ、そうか? 私はこんな性格で結構苦労してきたが・・・。」
「そうね、私はそういう一面を持ってないからその苦労はわからない。でもカガリも、私の苦労はわからないんじゃない?」
「当たり前だ、私の中ではこのことは欠点の一つなんだし。」
「長所と短所は紙一重よ。とは言うものの、ねぇ…。」
サラは頬杖をついたまま深いため息を落とす。普段ビシッとしていて欠点のないように見える彼女にも悩みがあるのだ。


534:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/18 23:09:24
第三十四話『…悩みがあるなら、相談には乗る』(後編)

「お前・・・?」
「ゴメンね、湿っぽい話をしちゃって・・・。」
「…悩みがあるなら、相談には乗る。というか、1人で悩んでいてもどんどん考えが絡まるだけだ。」
「そうね、今度からそうするわ。」
「…そういう風に簡単に言う奴ほど、自分ひとりで物事を解決しようと意地を張る奴が多い。
そういうところはアスランそっくりだな、お前は。」
「ふふ、彼のこと、よく見てるのね。」
「え? いや、だってあいつ見てて危なっかしいし、私もその…あいつが危ない目にあってないか…心配だし…。」
「彼も幸せ者ね、あなたからそんなに思われているなんて。私はどれだけ思っても、伝わっているかわからないのに…。」
 不安な気持ちを誰かに打ち明けることは本人の心の靄を一時的に払うことはできるが、完全に取り去ることはできない。
カガリとの会話だけでは彼女の心の曇は消えることは無かった。
「お前・・・。」
「・・・また、会えるといいわね。」
「・・・私は・・・。」
「私は近くにいるから待ちに徹しているけど、あなたは離れてるんでしょ?」
「私は、今あいつがどこにいるかはわからない。一つだけ言えるのは『そばに居れば良いわけじゃない』ということだ。」
「・・・そう・・・。」
 カガリは胸に下げている指輪を手に取った。
今はウイッツの家族からもらったビーズの輪で吊るされているが指輪に嵌った紅い石の輝きはまったく陰りを見せていない。
「私もあいつも見ている未来は一緒だ。そのためにはあいつはあいつのフィールドで、
私は私のフィールドで活動しなくてはならない。二人とも同じ所に居たらダメなんだ…。」
「つらいわね。」
「ああ…、でもあいつもがんばってる。私もがんばらなければあいつに失礼だと思う。」
 指輪を握り締め力強く言い切るカガリの姿に、待ちに徹してばかりいるサラはまぶしさを覚えたのだった。


535:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 23:20:48
更新乙、そして添削

>>532
>「そんなことはわかってるからいちいち口にするなよ・・・、余計暑く感じる。」
三点リーダー、使うなら統一

536:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 23:21:18
GJ!
カガリもシンも前を向いて進んでるのがよく分かるな。
何を目指せばいいのかがはっきりせず迷走してはいるけど・・・
この分ならアスランが登場すればあっさりとフリーデンに加わるかも試練。

537:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 23:27:11
GJ、ただ、デュランダルのいう幸福とカトックのいう幸せは根底が違うから
それをそのまま比較してる時点では二人もまだまだ子供だな

538:通常の名無しさんの3倍
06/09/18 23:36:35
カトックの言う幸福は、誰もが普通の生活を送れるというミクロなもの。
議長の言う幸福は、誰もが自分の役割をこなすことで幸福や不幸という考えすら浮かばないようにするマクロなもの。
ディスティニープランが究極の社会主義とはよく言ったものだな。

539:通常の名無しさんの3倍
06/09/19 00:16:00
カトックが言ったのは例えるならキリスト教徒の幸福とイスラム教徒の幸福とでは指すものが違うって感じのだったやしね?

540:通常の名無しさんの3倍
06/09/19 00:29:56
>>537
今はこれでいいんだよ。悩んで考えて間違えてまた悩んで…を繰り返して人間は成長するんだから。
どこかのだれかは最初っから「正解」に辿り着くから他の全てを切り捨てる始末だ。

541:通常の名無しさんの3倍
06/09/19 03:10:02
GX氏、GJ!!
シンが真剣に悩んで、
「ディスティニープランを否定されたら、俺は何のために戦えば良いんだ?」
って言った所だけで、俺は嬉しかった!
次も楽しみにしてるよ!>GX氏

>>537-539
まだ、2つの『回答例』を得ただけに過ぎないから…ここは仕方ない。
『幾つもの答えを見聞きし、考え、悩み、感じ、そこから自分の答えを出す。』
そのスタートラインに立つ、準備期間みたいなのが『この物語』の意味なんだし。
そう。…種世界(本編)では出来なかった、
   『シンが、時間をかけて自分の答えを見出す』為の『過程』の物語...

>>540
>最初っから「正解」に辿り着くから他の全てを切り捨てる始末だ。
最初っから『自分達の理想=正解』と考え、他の人の意見を全てを切り捨てる始末だ。
だと思うが...

…長い上に、説教クサくなってしまったorz スマソ。

542:通常の名無しさんの3倍
06/09/19 03:15:14
>>541
なぜ毎度全レス返す奴がいるのか不思議で仕方がない

543:通常の名無しさんの3倍
06/09/19 04:06:53
>最初っから『自分達の理想=正解』と考え、他の人の意見を全てを切り捨てる始末だ。

ちょっとずれてるぞ。
>>540が言ってるのは人間を成長する上ではその時出した答えが正しいかどうかよりも
紆余曲折する過程の方が大切、
最初から自分の考えを信じて疑わない奴に成長はないってことだろ。

544:通常の名無しさんの3倍
06/09/19 21:16:23
後半のラクスのような立ち位置のキャラが必要だったとしても、「ラクス・クライン」をそれに当てるべきではなかったな。

545:通常の名無しさんの3倍
06/09/19 21:58:26
>>544
え~っと・・・どこの誤爆?

546:通常の名無しさんの3倍
06/09/19 22:25:17
たぶん処断スレ

547:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 01:34:55
>>542
このレス以降からは控えるようにする。
>>543
>>541の真ん中でそう言ってるんだが?
あと、俺は>>540
>「正解」に辿り着くから
が、<『紆余曲折する過程をすっ飛ばした』キラが、『正解に辿り着いた』>
って言ってるようで気に入らなかった。
だから、『どこかのだれかは<最初っから『自分達の理想=正解』と考え...>』
の間違いなんじゃないか?と言ってみたんだ。

548:540
06/09/20 03:22:03
>>547
正解ってのはそういうことじゃないよ、この世に正しい答えなんて端っからない。
みんな自分なりに答えを自分の生き方の中で見つける。
それがその人にとっての「正解」、わざわざ鍵括弧で括った意味を汲んでくれよな。
他を切り捨てるってのも他人の意見がどうこうじゃなく
>>543が説明してくれてる通り人が本来持ってる多様性、成長のきっかけを捨ててるって意味だし。

549:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 03:28:35
大多数の人たちが正解と認めない自分だけの正解なんてただの独善なんです
偉い人はそれが判らずにサテライトキャノンの光の中に消えていったりするのです
ガンダムではそういう奴から死ぬ、コレは絶対のセオリー

550:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 03:41:22
独善になるのは自分の考えを他人に押し付けるから。
自分に責任を持つかそうでないかが重要。

551:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 03:56:33
>>549
負債補正の前にはセオリーなんて…

552:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 04:23:10
つまりラクシズはどう見ても自分たちに責任を持たないので(以下略

553:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 04:25:42
>>551
そのようなありとあらゆる定型や絶対に見える補正を打ち崩すのが
Xの、直向な「少年の純情は不屈だった」主人公演出

554:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 04:31:03
ところで>>517は無事か?

555:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 07:25:13
>>550
うまくいくかどうか分からんDプランを他国に言われて導入する国はねえよな。
まずはプラントが成果を出してからだ。

556:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 10:15:55
カガリにも突っ込んで欲しいな。
ストフリとかインジャス、アカツキらを見てテロリストとグルだったなんてオーブの理念はどーなってんのよ?
強すぎる力は争いを呼ぶんじゃなかったっけ?みたいに。

557:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 17:35:48
いやその争いが起こっちまってるんだからそれを乗り切る為の力が必要だろ、その理念の為にも
どんな事を言ってたって負ければ賊軍な訳だしな

558:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 17:43:09
カガリは戦争前にラクスのケツを叩いてでも政治の場に引っ張り出せよ。

559:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 18:33:39
オーブの理念って「他国の侵略を許さず、他国を侵略せず、他国の戦争に介入しない」のことだよな?
エスタルドのルクスとかが聞いたらどんな顔するかな? このまんま取ると
『侵略はしないしさせない。ケンカの仲裁もしないから巻き込まないなら好きにして』
って言う風に俺には取れるんだけど


560:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 18:41:05
まさにそういう事ですよ?
そしてその裏で双方に武器を売って私服を肥やすというアナハイム・ルナリアン的な側面も持ち合わせている
それがオーブという国の真の顔です

561:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 18:53:07
『戦争を仕掛けず、戦争をせず、戦争状態の国々の間に立って外交手段でそれを止める』
と言うのであればまぁ…評価できなくもないが。 つうかこれやるためにはまさに戦後すぐの
日本見たく『軍隊』持っちゃダメだな。無論軍事産業に手を出すのも不可だし

562:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 19:15:45
>>560
ちょっと考えると、間違ってもカガリみたいな夢見るお姫様が理想としちゃいけない国家だよな、
オーブって。

563:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 19:21:47
熱くなるのはいいがほどほどにな
ここは議論スレではない

564:541
06/09/20 19:30:25
>>540
おk。そちらの言いたい事は理解した。
どこかのだれか=キラが最初から「正解」に辿り着いた…って事以外は。

565:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 19:42:52
自分が正解にたどり着いたと思い込んだ上に、その「正解」を他人に押し付けるという、
二重の過ちを犯してるわけだな>キラクス

566:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 20:06:10
>>564
どこかのだれかってキラに限ったことじゃねえんじゃねえの?
大体キラはウジウジ悩んでた割に何か信じて守るものを見つけることもなく
自分が嫌だと思うことをとにかく無くしたいって所にスルっとおさまっちゃったから
そういう意味じゃ最初と何も変わらないまま考えが固まってる=最初から「正解」を出したと思うぞ
当然他人からみりゃ偽善独善以外の何者でもないが

567:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 20:29:02
正解とかどうでもいいよ、SSと関係なくなってるぞ
ラクシズの思想とかに絡むとすぐスレの流れがこじれるな

568:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 23:03:56
こうなりゃ雑談スレの出番かね。どなたか誘導してあげて

569:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 23:08:51
URLリンク(yy44.60.kg)

570:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 23:20:31
>>569
雑談そこでするなら新しいすれ立てたほうがよさそうだね

571:通常の名無しさんの3倍
06/09/20 23:28:17
あー、ホントの雑談ならともかくSSの感想とか入るとわやくちゃになりそうだもんな

572:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 10:04:49
>>560
まあ、国の方針としては悪徳って程じゃないんだけどな。
最も実際それを実現するのは凄まじく難度の高い理念であるが。
んで、カガリを中心とする一派はそもそもその解釈を間違えてると。

573:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 10:12:05
すまん、雑談は終了って書いてあったな。
首吊ってくる。

574:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 19:49:32
こう言うのなんだが、こっちも向こうも元々Xと種を比べるスレだろ?

今はSS主体になっているけどそこまで雑談を分ける必要ないと思うけど…

575:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 20:32:09
Xと種を比べてる内はいいんだけど
信者にしろアンチにしろ気に食わない意見が出ると
いちゃもん付けに躍起になってそういうレスでスレが埋まっちゃうから

576:通常の名無しさんの3倍
06/09/21 20:38:14
SSが良作なのでみんな読みたい。

作品投下妨げてまで雑談するのはやめよう。
という事


577:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 14:40:56
保守

578:通常の名無しさんの3倍
06/09/22 17:20:59
SS投下を待ちつつ…保守!

579:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 09:42:04
続きが楽しみ保守

580:通常の名無しさんの3倍
06/09/23 22:21:02
( ´・ω・)つ旦~旦~旦~旦~旦~
コーヒーをお持ちしました

581:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 10:00:59 GkNTLQaH
ホシュ

582:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 12:44:18
ガロード「上上ェ下下ァ右左右左ィ
こっちだけズルして無敵モードだもんな」

583:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 17:34:23
上上下下 左 右 左 右な?

584:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 18:00:50
ロゴマーク表示画面時、下,上,左,右,L,R
かつて…EXでお世話になりました。

あと>>580の珈琲を飲みつつ…保守!

585:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/25 22:12:55
保守どもです。今朝方できたんですけどバタバタしてました…。 ついでにそろそろペース上げていくつもりなので

第三十五話『全部持ってるわよ?』(前編)

「こんにちは坊や。あ、この時間帯じゃもうこんばんわかしら?」
買い物袋片手に紫色の髪をもつ女性はそういった。
 日は西の水平線に沈み、空には幾万もの星が瞬いている。海風は夏の終わりを告げるように冷たい風を運び、シンとその女性に吹き付けていた。
シンは一端フリーデンに戻った後、バイクでカトックの言葉を振り払うように街中を走り回った。だがカトックの言葉は彼の心に深く大きな楔となって振り払う事ができない。
そんな中、道沿いにあるこの小さな崖を見つけ、なんとなく横になって空を眺めていたのだ。
「…なんですか?」
 空に浮かぶ星を眺めながら投げやりな口調でシンは答える。女性は嘆息をつくと右手を彼の頭の上に掲げた。
「バイクのキー、付いたまんまだったわよ? この島は治安がいいとは言え、無用心すぎるんじゃないかしら?」
「…。」
 無言で左手を上げシンは彼女の手の中にあるキーを受け取る。それをポケットにしまうと体をまたもとの体勢に戻した。
「あなた、私がここを行きで通る前から居たわよね? かれこれ3時間はここに居るんじゃない?」
「そんなこと、どうでもいいですよ…。」
「ふぅ、つれないのねぇ…。乙女が1人暗い夜道で見知らぬ男の子に声を掛けたっていうのに…。」
「乙女って柄ですかあんた…?」
「あら、また失礼しちゃうわぁ。これでも私はまだ二十代よ。」
 飄々とした口調で女性は答えた。横に細長い目に高い鼻が特徴的な痩せ型のその女性はそういいながら寝そべっているシンの横に腰を下ろす。
シンは見向きもせずただ空をぼーっ眺めていた。
「きれいな夜空よね…。明日も晴れるかしら…?」
「…。」
 フリーデンは明朝にはこの島を出て行く。明日晴れであろうが雨であろうが彼には関係ないことであった。
「ねぇあなた、何か悩み事でもあるの? 良かったら相談にのるわよ?」
「自分のことは自分でします。それよりも、こんなところで乙女が油売っていいんですか?」
「ま! 心配してくれるの? うれしいわぁ!」
「とっとと帰ってほしいから言ってんですよ!!」
女性のなんとも変な調子にイライラしたシンは、身を起こし彼女を睨みつける。だが女性はそれをまったく気にする様子も無く、話を続けた。
「で? どんな悩み? 恋の悩み? 相手はどんな子なの?」
「いや、だからぁ…。」
「かわいいの? 年上? それとも年下?」
「話を聞いてって…!」
「女の子ってのはね、ただ一緒にいるだけだとつまらない男だと思って簡単に相手の男のことを捨てちゃうの。だから」
「だから、俺は恋で悩んでないですってば!!」
 話を勝手に進めていく女性の言葉をさえぎりシンは声を上げた。このまま彼女を野放しにしておけば話が
どんな方向に進むかわかったものではない。荒い息をしながら否定するシンを女性はきょとんとした顔で見つめた。


586:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/25 22:15:54
第三十五話『全部持ってるわよ?』(中編)

「…違うの?」
「違います。」
「でもあたしの勘では確かに…。」
「そんな当てなら無いものを信用しないでこっちの話を聞いてください。大体あんた、誰なんですか?」
「…人に名前を聞くときはまず自分から名乗るのが筋ってもんじゃない?」
「話しかけてきたのはそっちでしょ!!」
「ま、それもそうね。私はルマーク、今この島の近くで商売をしているジャンク屋。シー・バルチャーといった方がいいかしらね。」


「つまり、あなたの考えを否定された、と?」
「まぁ、そんなとこです。その人の言ったことに対して自分なりに論破しようといろいろと考えてみたんですけど…。」
 結局、シンはルマークに悩みを打ち明けた。ディスティニープランやカトックのことは出していないためルマークには”自分の行動理念の根本を否定されて
どうしたらいいか迷っている”といった内容のことを話している。寝そべったまま話を続けるシンの横でルマークは静かに耳を傾けていた。
「どう考えても否定する材料が無いわけね。…あなたって意外と難しいこと考えてるのね。」
「今はいませんけど、この考え方で目標を達成しようとしている人もいるんです。もしこれを否定できなかったらそいつらまで否定することになりますから。」
「まぁ、そういうことをやるのは自由だけど…。それで、あなたはどうしたいの?」
「え?」
「あなたの…、この場合はあなたたちのかしら。あなたたちの考えを否定されたのはわかったわ。で? その後どうするの?
あなたたちの考え方を否定した人の意見に変わるの? それともあなたたちの考えを貫くの? それともどっちも捨てて自分の意見を生み出すの?」
「…そんなこといきなり言われても…。」
「あのねぇシン。」
 ルマークは横になっているシンの上に覆いかぶさった。二人の顔の距離は約30cm。ここまで女性と顔を近づけたのはルナマリア以来である。
頭の横に手を置かれているので逃げることもできない。
「あ、あの…?」
「私は、自分の中の考え…ポリシーを持つことはとってもいいことだと思うわ。けどそれが人から与えられたものだったらダメだと思うの。」
「と…言いますと…?」
「あなたの考えって、結局さっき言ったあなたの知り合いの人たちの物であなた自身が生み出したものじゃないでしょ?」
「ええ…、まぁ…。」
「あなたたちがどんなことを目標にしているのかは知らないわ。でも、本当に必要なのは”あなた自身が考え”よ。」
「”俺自身の考え”…。」
 先ほどまでののらりくらりと掴み所の無かった彼女の雰囲気が一変し、真剣な表情で話を続ける。そして、その言葉の一つ一つがルマークの大きさを意識させた。
「そう。別に人の意見を聞くなといっているわけじゃないわ。でも人の意見を鵜呑みにするだけじゃダメ。」
「べ、別に鵜呑みにしてなんか…。」
「いいえ、あなたは彼らの言葉をただ丸呑みにしているだけよ。自分なりにその考えを解釈しようとした?」
「っ…。」
 シンは言葉を続ける事ができなかった。自分なりにプランの中身や議長の考えを理解しようとしたかといえばノーだった。
一兵卒であったシンにとって上官の命令は絶対であったし、何より考える間もなく戦いに身をとおじていた。


587:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/09/25 22:18:22
第三十五話『全部持ってるわよ?』(後編)

 ルマークは体を離し、シンの横に仰向けに寝そべる。風をさえぎるものの無くなったシンの顔に容赦なく海からの風が吹き付ける。
「ま、それがあなたの実状ってことよ。お姉さんに相手してほしかったら、もう少し自分で物事考えて、自分の意見を持てるようになってからいらっしゃい。」
「別に相手をしてほしいわけじゃ…。」
「あら、さっきまで1人でもやもやしてたのはどこの誰かしら? いらないもやもやは吐き出した方が楽になるわよ。」
「…そりゃそうですけど。」
「さて、私にできるのはここまでね…。後は自分でどうにかしなさい。」
そう言ってルマークは体を起こす。時間も時間だけに帰らなければならないのだろう。
「あ、あの…。」
「ん? どうかしたの?」
「具体的に…、俺は次に何をすればいいんですか?」
 荷物を抱えたルマークはため息をつきつつ、これが最後のアドバイスと言って口を開いた。
「まずは、自分の行動は自分で考えなさい。少なくとも、あなたはそれをするために必要なものは全部持ってるわよ?」
「必要なもの?」
「そう。考える頭も、前に進む脚も、勝ち取る手も…。あとはそれをどう使うか。人それぞれに使い方は違うからアドバイスはできても具体的な指示をすることはできないわ。」
「でも…。」
「人の話を鵜呑みにしないで、自分できちんと噛み砕いて吸収しなさい。私に言えるのはそれだけ、今度会うときはもう少し大人になってからいらっしゃい。その時は良い物あげるわ。」


 彼女が帰るのを見送るとシンはまた夜空を見上げた。
「『考える頭』『前に進む脚』『勝ち取る手』…か。」
『考える頭』『前に進む脚』『勝ち取る手』。自分の意見を持つために必要だといわれたこの3つのうち、『考える頭』はわかる。
自分できちんと物事を考えて自分なりの解釈を見つけることだろう。
「でも『前に進む脚』『勝ち取る手』って…?」
 物事を考える上で手と足を一体どのように使う必要があるのか。テクスあたりに相談することも考えたが、『考える頭』を持っているのだから自分で考えるとその意見を頭からどける。
だがそのおかげで、この言葉の意味を理解するのはまだまだ先の話になりそうである。
星空の光は相変わらず美しく、東の空に上り始めた少し欠けた月の光を浴びてもそれは色あせる事がない。戦争の惨劇から免れる事ができた
セインズアイランドの夜景と見事なコントラストを描く中、シンはバイクをフリーデンへと向けた。


588:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 22:19:27
乙!


最後までルマークの性別勘違いしたままかYO!!www

589:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 22:24:38
なんで奴が男だと気付かないんだシンwwwww

でもいい事教えてもらったね。
人に追従する事に慣れると自分で考える事忘れちゃうのが人間だし。

590:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 23:24:02
更新乙、そして添削

>>585
>「こんにちは坊や。あ、この時間帯じゃもうこんばんわかしら?」
×こんばんわ ○こんばんは

>海風は夏の終わりを告げるように冷たい風を運び
風が風が運ぶというのはあまりよろしくない(とはいっても難癖レベル、気にするほどでもないのも確か)

「乙女って柄ですかあんた…?」
? 半角か全角かの統一

>>586
>「そんな当てなら無いものを信用しないでこっちの話を聞いてください。大体あんた、誰なんですか?」
当てにならない

>「今はいませんけど、この考え方で目標を達成しようとしている人もいるんです。
>もしこれを否定できなかったらそいつらまで否定することになりますから。」
人→そいつら と対象に対する目線が変化している、統一すべき
(だがまぁシンというキャラクターを再現したとも取れるのでこれも難癖レベルか)

>「あなたたちがどんなことを目標にしているのかは知らないわ。でも、本当に必要なのは”あなた自身が考え”よ。」
>「”俺自身の考え”…。」
“あなた自身の考え” or “あなた自身が考えること”? 引用符

591:通常の名無しさんの3倍
06/09/25 23:24:50
>>586
>「そう。別に人の意見を聞くなといっているわけじゃないわ。でも人の意見を鵜呑みにするだけじゃダメ。」
言ってるわけじゃ

>一兵卒であったシンにとって上官の命令は絶対であったし、何より考える間もなく戦いに身をとおじていた。
身を投じて

592:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 00:54:51
こういう言い方をしたら気を悪くするかもしれないけど、
添削って自己満足にしか思えない

593:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:03:51
>>592
間違いなく自己満足だろ。とりあえず添削やってもいいから、やってるやつ鳥つけてくれ
NG登録するから。うざい

594:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:09:25
X運命氏が始めてやってきたぐらいの頃、親切顔して忠告という名の意見押し付けをやってきた香具師がいたけど、
添削はそいつがやってんのかな?

595:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:14:45
>>593
[更新乙、そして添削]をNG登録すりゃOK

596:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:17:35
このころエニルはトニアと会ってたのか?

597:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 01:18:30
そういうことになるな

598:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 03:38:20
GX氏、久々の投下乙!
忙しい中、相変らずの丁寧な描写のSS…良かった。GJ!!
では、>>580の珈琲を飲みながら、次回をwktkお待ちしとります!

それにしても、…ルマークの性別を間違ってるのに、気付かない(?)シンにワロタw
あと、ルマークってデスティニーの改造とかに一役買えそうだな。…と言ってみる。

599:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 22:23:46
GX氏いい加減にしとけよな
つまんねーんだよこのハゲ、変態が!

600:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 22:29:39
>>599
少なくとも貴様が無駄に過ごしてきたつまらん人生を見ていくよりは100倍マシだと思うよ。
それ以前に比べ物にもならんか、すまなかったなwww


GX氏、投下乙であります。
またまた、良いものを見させて頂きました。 相変わらずクオリティが高い・・・・・

601:通常の名無しさんの3倍
06/09/26 22:37:14 R6TJ1ggH
スルー汁

602:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 18:38:05 Imja7jUq
今北 続きwktk

603:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 20:40:44
そのうち声優のセリフを切り貼りしたフラッシュアニメが出来たりして・・・。
がんばれば出来なくはないかも・・・。

参考 
   URLリンク(kenkoudaa.sakura.ne.jp)

604:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 22:09:05
>>601-603
メ欄わざと?

605:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 22:18:25
見てる人間入れ替わった?
空気がギスギスしてるような

606:通常の名無しさんの3倍
06/09/27 23:40:17
>>605
ヒント:感情を制御できない人間が増えた

607:通常の名無しさんの3倍
06/09/28 00:24:10
感情を制御出来ない人間はクズだと(ry

608:コーヒー提供&ポーション販売人
06/09/28 01:08:51
皆、これを飲んで!そして…落ち着いて!><;
URLリンク(ykr414.net)
あと、売れ残りのポーションが有るけど…要る?


要りませんか…そうですか...orz

609:通常の名無しさんの3倍
06/09/28 11:25:54
>>607
ザビーネさんはまた意味なくデストロイにバスターランチャー連射するために黒本スレにお帰りくださ(ry

610:通常の名無しさんの3倍
06/09/28 19:44:03
未だにポーションが残っていることが驚きだW
DSでの続編発売に合わせて再販されるのかね

611:通常の名無しさんの3倍
06/09/29 02:25:25
亀ですがGX氏GJ!

612:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 12:33:46
先ずは保守!
そして…GX氏は音信不通

…心配だorz


613:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 12:52:26
シン「そういや知ってる?オレの仲間のハイネってヤツだけどね、あんたの弟のせいで死んだんだわ。それとあんたの弟がタンホイザー撃ったせいで仲間の死体を何個か見たよ。
ステラって子もあんたの弟のせいで死んだ。あんたも武器を手にしながら戦闘に割り込んできて戦闘停止を叫んだ、ホント理解に苦しむね。」

614:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 13:35:25
ハイネはただの後方不注意、タンホイザー打ち抜きはオーブ艦隊を殺らさせないため
ステラの件はキラの行動が間違ってた訳でもないからお門違い
カガリの行動は当時権力がほとんど無かった国家元首の苦肉の策

とネタにマジレス返ししてみる

615:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 13:40:14
>>614
確かに正論でそうなんだが、説得力感じないんだよなあ。

616:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 13:41:02
>>614
君の発言も突っ込みどころ満載だが…
とりあえず他行ってやれ

617:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 13:41:54
>>614
プッwww

618:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 22:59:24
ステラってシンがコクピット付近をぶち壊した時のガラスとかの破片が
突き刺さって出血多量で死んだんだろ?
キラのせいにするのもどうかと思うよ

619:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 23:09:02
実際そうかもしれないんだよなあ
キラは万全のデストロイに傷一つつけられなくて
デストロイにダメージ与えられたのはシンだけ
確かにシンのせいかもしれないなあw

620:通常の名無しさんの3倍
06/09/30 23:20:30
>>618
出血多量じゃない
胸の破片見る限りパイスーで止まってるようだ

死因は最後の爆発での衝撃だろうな
話すのが苦しそうだったし内臓系にダメージ受けたんでしょ

621:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 06:47:27
>>613-620
議論ハ他所デヤロウネ?

622:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:23:40
>>614
キラ厨乙

623:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:44:57
空気変だぞこれでも飲んで落ち着け
つ【コーヒー(に見せかけたホットコーラ)】

624:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:55:02
ぶふぅおッッッ!!!

こ、コーヒーが口の中で爆発したッッッ!!?

625:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:59:03
あ、自前の紅茶あるので…


626:通常の名無しさんの3倍
06/10/01 23:59:47
うちには超新水が・・・

627:通常の名無しさんの3倍  
06/10/02 01:50:12
深く静かに、マタ~リといきましょう…ずずっ(自前の緑茶)…

628:コーヒー提供&ポーション販売人
06/10/02 06:48:32
つ旦~旦~旦~旦~旦~
先着五名&どれか一つがポーション!なロシアンルーレットのおまけ付き!


629:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 17:24:33
よし、そのポーション貰ったあ!!



                                 いやっほーぅ

630:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 19:01:11
てか、続きはもうないの?

631:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 19:52:35
ポーションまだあるのかよw

632:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 21:49:58
ポーション飲んでダメージ受けたのもいい思い出
ま続きはゆっくり待てばいいさ

633:通常の名無しさんの3倍
06/10/02 22:53:23
実は俺、ポーションって見た事も飲んだ事もない…

時代の流れに取り残されちまったぜ|ω・`)

634:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 00:02:05
>>633
俺もだよ

635:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 12:58:36
皆がダメージを受けまくる中俺だけ回復してたのは内緒だ

636:コーヒー提供&???宅配人
06/10/03 16:57:57
GX氏が降臨しない...orz

つ旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~
今回はエリクシールを混ぜてみました。どうぞ!
当たりは次レスのメ欄で教えるんで、どれを取ったかカキコしといてw


637:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 20:42:30
じゃあ 左から二番目をば戴きますね

つ旦~

638:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 21:13:25
折角だから俺はこの右端を選ぶぜ!

639:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 22:12:33
右から三番目を・・・

640:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 22:40:21
じゃあ一番左のを・・・

641:通常の名無しさんの3倍
06/10/03 22:51:59
左から4番目ちょうだい

642:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 02:13:10
>>637-641君たちは他に言うことがあるのではないかね。
たとえばそう、
「GJ」
とかね。
本日G-コレクション5を1個買ってみたら
GW-9901-DXが出たので、早速飾りながらコーヒーを飲んでくる


643:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 02:43:05
すません、誤爆しましたorz


644:コーヒー提供人
06/10/04 04:45:02
今回は普通に...
つ旦~×∞(スレ住人分)

GX氏…是非、スレに降臨してください。返事だけで良いんで...orz


645:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 07:49:36
>>644
返事が遅れてホントごめんなさい
前回投下したネタが本編の『また、会えたわね』の終盤シーンで微妙に足りてなかったのでどう書こうか
四苦八苦しておりました…。

結局書かずに次の『死んだ女房の口癖だ』に行きますので…、今日中には投下できるかと…

646:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 09:27:41
>>645
締切があるワケじゃないので、マイペースでどうぞ。
住人は「もう来ないかも、続きが読めなくなるかも」ってのが怖いだけで、
作品の続きを急かしてるわけではないと思いますよ。

647:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 17:19:47
>>645
そうそう。本来まったりがⅩスレの愉しみ方なんですから、焦らず納得いくまで
詰めてくださいな。逆に早すぎると荒らしが発生する恐れがありますし・・・・・
コーヒー飲んで落ち着きましょうやw

648:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 18:18:09
>>646-647
じっくり考えてはいるんですが…、毎回

1.話を半分ぐらい書く

2.1日置いて読み直す

3.『ここはこうじゃないだろ』と書いた半分ぐらい消す

4.1に戻る×∞

で、内容ばかり考えて細かいミス(字の変換等々)が残る…
SSの難しさを毎回噛み締めてます…

649:コーヒー提供人
06/10/04 19:13:33
GX氏。ご無事の様で…何よりです!
自分のレスに返事をくれただけでもっ…十分嬉しいです!ありがとう。
SSの方は、今まで通りのまったりペースでOKです。
GX氏が納得出来たSSが投下されるまで、スレは保守し続けますからご安心を。

後、GX氏にコーヒーを...
つ旦~→URLリンク(www.sensaiichiba.com)

650:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 22:34:56
どうにか間に合った… 前半はできてたから間に合ったんだよなぁ…。

第三十六話『抱え込み過ぎるなよ?』(前編)

「ディスティニー、着艦します!」
シンは機体の移動速度を落とし、艦のデッキに着艦させた。
 セインズアイランドを出て三日、出航時に多少のごたごたがあったものの、フリーデンはサンルーカス海岸で確認されたマイクロウェーブが到達したと思われる地点へと到着していた。
だが、その地域はあくまで計算から導き出した目安であり、精確な到達点は未だ発見できずにいた。
『シン、そっちはどうだった?』
「ダメですね、捜査海域には島すらありませんでしたよ…。シー・バルチャーが持っていると言う可能性もあるかもしれませんけど、それだったら長々と居たりしないでしょうし…。」
『そう…、わかったわ。』
 浮かない表情のサラとの通信を切り、コックピットを降りたシンはガロードたちがなにやら話しこんでいる姿が見えた。
「あんだと? ティファに”変わってない”って言われたってか?」
「……これってほめられたんだよな?」
 ガロードの喜ぶべきなのか悲しむべきなのかわからないといった表情を見たウイッツは呆れ顔で彼を怒鳴りつける。
「バカ! それりゃゼンッゼン褒められてねぇよ!!」
「や…、やっぱし?」
「男として、成長してないってことと一緒だろうが! なぁ?」
「そーそー。俺だったら落ち込んじゃうよぉ?」
 機体を固定して輪の中に加わったロアビィも同じ意見のようである。だが、シンは違った見解を見せた。
「別に無理して変わる必要は無いんじゃないですか?」
「…おいシン、お前マジで言ってんのか?」
「…こりゃ、お前の相手の子が大変だわ。成長する必要が無いなんて考えてる奴が相手じゃねぇ……。」
「べ、別に成長するなといっている訳じゃないですよ! い、今のガロードにだって良い所はいっぱいあるじゃないですか! それがあるのに無理して性格やら何やらを変える必要はないっていったんです!」
 ウイッツとロアビィにいやな目で見られたシンはあわてて補足を入れた。ティファが言った”ガロードはずっとガロードのまま”という台詞をシンなりに良い意味で取ったのだが、ウイッツたちの反応は良くない。
「ま、確かにそういう解釈の仕方もできるけどね。」
「でもこの場合は”男として成長してない”って取るのが普通じゃねぇのか?」
「”男として成長”……ですか?」
「そ、お子ちゃまから良い男に成長したかってことさ。特に、好きな女の子ってのは想像以上にこっちのこと見てるから、下手すりゃ嫌われちゃうぜ?」
「……お前が言うと、妙に説得力があるな。」
「当然。なんたって、フリーデンの中じゃ一番恋多き人なんだから。」
 あさっての方向を向きポーズをきめるロアビィを尻目に、ガロードとシン、さらにウイッツも彼から距離をとる。
「恋愛経験じゃかなわないってのは認めるけど……。」
「恋多き人って要するにただのナンパ男なんじゃ…?」
「ほっとけほっとけ。あんな奴のことよりも、とりあえずはガロードの問題が先決だ。」
 未だにポーズをとったままのロアビィを置いて、ガロードたちはMSデッキを後にした。


651:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 22:38:54
第三十六話『抱え込み過ぎるなよ?』(中編)

 自室の近いシンとガロードはウイッツと分かれた後、再び話題を元に戻していた。
「ティファが言ったのって結局どんな意味が込められてんだろ……?」
「さぁな…。ガロードはティファのどこが変わったと思ったんだ? そこからあの台詞だろ?」
「ん~、あくまでなんとなくさ。確かに白イルカの一件でティファは変わり始めたけど、最近また少し変わったよなぁ……と思って。」
「そうか? 白イルカの件はわかるけど、俺は変わってないと思うけど…。」
「だから、あくまで”なんとなく”だよ。フリーデンに乗ってからティファの身の回りの世話をしていたからわかる違いって言うのかな……。」
「…すごいな。」
 具体的に何が変わったがわからないとはいえ、ティファの微妙な変化を感じ取ったガロードの感性にシンは素直に感心した。一方自分はどうだろうと考えてみると、表情は一気に暗くなる。
「へっ?」
「俺は、一緒に生活していた周りの人間の変化に気づかなかったからさ。ガロードは精神的に余裕があってうらやましいよ。」
「そうか?」
「ああ。俺が前乗ってた艦、ミネルバって言うんだけどそこで一緒に戦ってた仲間がいきなり裏切ってさ。おまけに昔からの女友達も一緒だったもんだからもうパニックになっちゃって…。」
「へぇ~。」
 フリーダムを撃墜後、シンは今の愛機であるディスティニーをデュランダル議長から貰い受けた。その機体での初仕事が裏切り者である『アスラン・ザラ』『メイリン・ホーク』の乗るMSの撃墜であったのである。
「上の人間は撃墜命令までだして、もう俺はその時ただ言われるがままそいつらの乗った機体を破壊した。…その時の後味の悪さは今でも忘れない。」
「じゃ、じゃあお前そいつらを…?」
 大きく目を見開いて声を震わせるガロードに対して、シンは静かに首を横に振った。
「俺もそいつらのことを完全に殺したと思ってた。けど、あいつの悪運は半端じゃ無かったよ。胴体にアロンダイト突き刺して爆砕させてやったのに、次会った時には平気な顔してMS操縦していた。」
「ゆ、幽霊じゃなかったんだな?」
「ああ、何はともあれそいつは未だ敵のままだ。短い期間とはいえ一緒に生活してどんな奴かも知ってるとやり辛くて…。」
「そっか…。」
 両手を頭の後ろに回し、ガロードはなんとなく上を見上げた。シンは逆に撃つ向き気味に話を進める。
「俺が…そいつらの変化に気づいていれば、そんなことをする必要も無かったんだろうけど、な。あの時はいろいろ有って、いっぱいいっぱいだったし…。」
「…あんまり、抱え込み過ぎるなよ?」
「別に抱え込んでなんか無いさ、終わったことをどうこう言っても仕方ないし…。」
「…シンって、変だな。」
「俺が…変?」
「変だよ。だってさっきの話だって、そのミネルバって艦のクルー誰一人として気づいてなかったんだろ? それだけの人間がいるのに自分が気づかなきゃいけないなんてことはないだろ?」
ガロードはシンの鼻先に指を突きつけ指摘した。ミネルバにはシン以外にも多くの人間が乗っている。それだけの人間がいて誰一人として気づくことない人の変化は今までのガロードの経験上ありえないことであった。
「皆が気づいていないのに俺だけ気づくのはおかしいってことか?」
「俺が言いたいのはそういうことじゃない。その裏切った奴らの変化に気づくのがシンじゃなきゃダメなのかって話だ。別に気づくだけなら誰でも良いだろ?」
「……ああ、そういうことか。」
 ようやくシンの中で合点が言った。アスランは後々議長の打ち出したディスティニー・プランに反対している事がわかったが、メイリンに関しては未だにどんな理由で裏切ったのかわかっていない。
シンよりも距離の近いはずのルナマリアも、脱走に対しての事情聴取で”理由に関しては皆目見当がつかない”と言っている。彼よりも距離の近い人間が気づいていないのになぜ”シン”が気づく必要があるのか。
「ん~…、でも俺は二人と結構仲良かったぞ? …かたっぽはそうでもないとも言えるけど。」
「仲がよかったらって気づくとは限らないだろ? シンは何でもかんでも自分のせいにしすぎなんだよ。」
「……俺はそうだと思わないけど…。」
「お前は昔の俺と同じだよ。1人で突っ走って、回りは助けてくれないと決め付け、自分だけで終わらせようとする。1人で生活するならそれでも良いだろうけど、フリーデンの皆はちゃんと受け入れてくれるぜ?」
「それは……わかってるよ……。」
「ガロード!!」
 ガロードとシンの話に割って入ってきたのは通路を後ろから走ってきたティファであった。彼女が走ることはまれなことで、決まって悪い事が起こるまえであった。

652:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/04 22:42:45
第三十六話『抱え込み過ぎるなよ?』(後編)

「どうしたんだよティファ、そんなに急いで…?」
「敵が…来ます。」
「敵だって!!?」
 ガロードとシンは顔を見合わせた。ティファはこれまで何度か敵の接近を予知している。信憑性はきわめて高い。
「ガロードはティファをブリッジに! 俺は先に機体を出す!」
「わかった!」
「ダメ!!」
 条件反射のように動こうとする二人をティファは再び止めた。今までここまで彼女が食い下がることは見た事がない。
「ダメって…、何でだよ!? 敵が来るんだろ!!?」
「彼らは、違います。普通の敵じゃない。無害な人を装って、内側から襲ってくる。」
「内側から?」
「…工作員か!」
 シンたちは迫り来る敵の情報を皆に知らせるために急ぎブリッジへと向かった。そのさなか、ティファはシンに対して言葉を発した。
「そして……、あなたはその人を知っている。」

653:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 22:51:57
カトッククルーーーーーーー!!!!!
なんかロアビィ放置されたまんまだけどいいのか?!w

GJ!

654:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 23:08:14
おお!?Ⅹ運命に続いてGⅩ氏もキターーーーーーー!!
そして、シンとカトックの再会(一応ガロードも邂逅なんだがwww)が!?
ドキドキが止まらんですばい!!・・・・・・っと何かこの展開に
「DⅩ強奪するのがガロードとカトックじゃなくて、シンとカトックだったら
どーなんだろう?」というアフォな想像が・・・・・・
戦争観訴えるシン→「青臭い」と蹴飛ばすカトック(もちろん心境変化アリ)→
フリーデン奪取作戦開始→シンも参加するが、はぐれる(その間ガロードが輸送船
乗る前のティファと再会)→シンの目の前にカトック登場→「未来を変えてみたいか?」
と問う→シン頷く→シンを庇うカトック→シン号泣→シン「DⅩ、起動!!」・・・・・・

ってゴメン。ガロとシン入れ替えただけじゃんorzツインサテライトキャノンで
ゾンダーエプタごと灰になってくる。

655:通常の名無しさんの3倍
06/10/04 23:14:18
つか、話まんま流したらDX強奪のイベント参加できなくね?

656:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 00:50:06
>>654
脇役に追いやられた上に機体まで奪われるガロードが哀れすぎるな

657:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 07:34:01
超大穴予想、シンがカトック手下をアシュタロンから助ける。そしてシン達で捕まった
仲間の救出作戦を行う。ガロードは本編どおりで、シン頑張る意味なし。

658:コーヒー提供&ポーション販売人
06/10/05 07:36:26
GX氏、GJ!!
種死後半の状況のおかしな点を、的確に指摘したガロードが
カッコ良かったです。
あと…カトックの真の出番がクルーーーーー!!!
次回が楽しみです!

今回のコーヒー
つ旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~旦~
今回は、GX氏降臨に付き、コーヒーの数を増量&ポーションを2つに!
今回も、当たりは次レスのメ欄で!どれを取ったかカキコしといてw
それと>>639はオメ!
…当たっても特に何も無いです。が、傷ついた心が癒されてる…かも試練(何

659:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 18:45:08
遅ればせながら更新乙、そして添削

>>650
>「バカ! それりゃゼンッゼン褒められてねぇよ!!」
そりゃ

>それがあるのに無理して性格やら何やらを変える必要はないっていったんです!
言ったんです

>>651
>シンは逆に撃つ向き気味に話を進める。
俯き

後、引用符


苦心されてるみたいっすね。いちいち誤謬をあげつらう俺が言うのも変な話ですが、
気にしないでガンガって下さい、話をより練り上げようとした証拠でもあるんですから。

660:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 19:31:06
マジで鳥つけてください>添削氏
うざがられてるって事をわかってください

661:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 19:49:41
連投荒らしじゃあるまいし、たかだかこの程度のことスルーしろよ
自治厨は荒れる元だぞ

662:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 20:12:11
【そして添削】

これをNG指定すれば幸せになれるよ

663:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 22:42:26
Xのガロードとティファみて思ったんだけどさ、もし種のキラとアスランがそれぞれ
ナチュラルとコーディネイター(もしくは逆)だったらもっと違った展開になったんじゃないかと

 Xは結局“ニュータイプは万能じゃない“ってことを言っているわけだし、オールドタイプのガロードと
ニュータイプであるティファの信頼構築(愛構築のほうがいいかな?)が主軸となってたと俺は思う。
 だったら、両方ともコーディにしないで遺伝子レベルからきちんと分けるべきじゃなかったのだろうか?
種死まで通してみると結局コーディ万歳な感じを受けてナチュラルの存在意義がぼやける

664:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:04:36
いや本編でコーディに未来は無いってコーディ自信が言ってるしなぁ

665:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:09:05
種世界って科学力の発達の割に個人レベルでの人格は底辺なあたり
現代社会っぽいなーとか思ったりなんだり

666:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:14:41
そう考えると、無印種の話はキラはナチュラルのフレイと紆余曲折ありながら信頼関係を築いていくっていう方が良かったかもね。

667:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:18:06
見える、、、フレイとかカガリとかトールとかの友情で
見事立ち直って、連合軍とマブの戦友となり105ダガーとかデュエルとかと連携して戦うキラのデルタフリーダムが見える!!!

668:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:26:40
>>664
いやいや、全体のメインキャラでコーディの占める割合の高さがって話しさ
ナチュラルってAAのマリュー、ノイマン以下乗組員やカガリ、連合の三馬鹿だけだろ?

669:通常の名無しさんの3倍
06/10/05 23:33:11

               >>667
も ご ヘ     /  λ___  /  __,}     |   こ 変 そ
う め ナ    }  /_:::::... ̄`´ ̄  υ ヽ    |   の わ れ
言 ん ッ    l  |´-ニニ=、i! {、_,ィ-―-、 |   | ._毛  っ 出
い な プ   ./  }::::::::::::/~ ,_二=ニ-‐ }   | ̄  フ  ち  し
ま さ      }、 |::::. ...:::じ/   ι   /  /    ェ ゃ た
せ い も ∴.ヽハ:::.::< t={.  .-,rr^~ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「 チ う  ら
ん ホ う ' ,∴・ヽヽ:::::>=l ::::::| } 「`|    ,:::.. | が だ 話
   ン   ,∵   ,.i`ヽ(_リ'ヽ:::::LL_^.ノノ   ,/ ̄ ̄    ろ
.   ト  ∴  / ヽ、 ヽ==ニ--ヽ‐-、__,/ノノ ヽ


670:通常の名無しさんの3倍
06/10/06 23:39:26
今後某スレみたいに死んだ人出てきたりするのかな?
ステラとかだったらティファと気が合いそうな気がするが

671:通常の名無しさんの3倍
06/10/06 23:51:43
AWのNTは死んだ人間を感知したりはしないから出てこないよ

672:通常の名無しさんの3倍
06/10/07 09:20:58
浮上

673:通常の名無しさんの3倍
06/10/07 16:33:58
>>672
中途半端に腐敗してるんだろうな・・・。

674:通常の名無しさんの3倍
06/10/07 22:07:59
今後の流れはDX→エスタルド→ニュータイプ研究所→宇宙→ラストだろうけど
種キャラが出てくるのは十分に考えられるが死んだキャラまで出してキリがないんじゃないかと

675:通常の名無しさんの3倍
06/10/07 23:14:56
>>663
戦艦だけ見てるとノイマンのバレルロールのせいで、
4バカを除けばナチュラルもコーディもそんな変わらないような気はするんだよな…

676:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 00:45:53
つうか種第一話の時点で能力差はプロパガンダ以外に説明できないが・・・

677:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 08:51:52
何を言ってるんだ、あの神速キータッチを覚えているだろう?補給物資なしで敵の新型を
修理・補給したり、『戦艦』の中でジンより優れた機体を解体もせずにコピーしたり、整備員
は敵の新型すぐ直せるようなったしストライクーって言いながら単機特攻したり、キラー
って言いながら敵と戦闘中にしゃべったり、スパコディだと戦闘中にOS書き換えて、訓練
つんだ敵コーディを一蹴、ナチュラルだと艦砲戦もせずにMA出してしまうくらいなんだ
から、やっぱり金かけた人類はすごいよ。

678:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 09:41:41
>>677
>補給物資なしで敵の新型を修理・補給したり、
>『戦艦』の中でジンより優れた機体を解体もせずにコピーしたり、
>整備員は敵の新型すぐ直せるようなった

デス種で連合も同じことができています!
しかもザフトはヘリオポリス襲撃で修理部品を入手してたけど、
連合はマジで機体しか入手していない。

679:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 17:36:42
それの本当の問題は双方共に機体、それも最新鋭のを盗まれすぎって事だろ

680:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 19:43:12
>>679
それ同感。Xやヒゲみたいに戦争でめちゃめちゃになって秩序の崩壊した世界で
回収、発掘されるならまだしも…

種のときはコーディ>>(技術の壁)>>ナチュがわかるように厳重な警備を抜けていってたから
納得できなくもないが、種死は前フリもくそもなかった

681:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 19:47:29
エクステンデッドの能力の前に基地のコーディ形無しだったっけ?

682:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 19:54:17
>>681
あそこにいた衛兵は実はオーブから移民してきた
ナチュラルだったりして・・・。

683:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 19:56:44
戦闘能力は
ナチュラルの巨乳艦長>>>>>コーディの特殊部隊
だろ。

684:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 20:07:52
あの特殊部隊は寝不足だったからな、しかたない。
・・・やべえ俺達ガンダムXと関係ない雑談してる。

685:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 21:05:28
>>682
むしろあそこでファントムベインに協力してた奴等が
オーブから移住してきた元大西洋連合軍人で“ブルーコスモスの”コーディネイターと予想。
「エイプリールフールクライシスで死んだ者達の中に、、、コーディネイターがいなかったとでも思っているのかーーっ!!!」
とか言ってくれると個人的にゾクゾクするwww

686:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 21:09:30
>>685
それありえるな。

687:通常の名無しさんの3倍
06/10/08 22:11:57
潜入能力と言う点ではガロードもかなりのものだと思う。

688:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 02:23:20
雑談長いよ

689:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 09:43:59
>>663-687
雑談ばかりするな!
別にスレ立てしてそこでやれっ!

690:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 12:06:30
>>688-689
暗に更新が遅いと言いたいわけか?

691:通常の名無しさんの3倍
06/10/09 13:39:13
まあ…あれだ、毎日自動保守システムの書き込みというのも寂しいので、ほどほどにやってくれや。

692:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/09 21:36:09
私としては投下待ちの間は雑談してもらっててぜんぜんかまいませんけど…
(私の投下速度が遅いのが悪いんだよなぁ… 徐々にペース上げていかんと)

第三十七話『俺の敵に成りえねぇよ』(前編)

「隊長、助けてくれるそうですよ……。」
「…よぉし野郎ども、行くぞ!」
煙を上げる漁船の中で男たちは気合を入れる。彼らは獲物を狙う蛇のように目をらんらんと輝かせ、前方に見える白い艦を見つめた。
 船長席に座るカトックも唇の片側を上げ、毒々しい笑みを浮かべる。
「反応が早いのは良いが、警戒心が無さ過ぎる…。」
そういうと席を立ち部下である男たちを連れて艦首へと脚を進めるのだった。


「あ、あれですね。」
ブリッジ前方で操舵を任されているシンゴは船体から煙を上げる漁船を見つけた。船首部分に4つの影が見える。
「サラ、映像を。」
「はい。」
 すぐさまメインディスプレイに彼らの映像が映し出された。4人とも両手を上に上げてばたばたと振っている。これだけ見ると彼らはただの漁師にしか見えないが、
ティファ予知がもたらした情報から彼らはジャミルたちにとって”敵”であることは既にわかっていた。
「う~ん、皆悪そうな顔しているわねぇ…。」
トニヤは彼らの”悪人面”を見て正直な感想を漏らす。乗組員のほぼ全員が30代後半から50代前半の年齢で、戦後の激動期をあの手この手を使って生き残ってきたのだろう。
「カガリ、彼らの中で見覚えのあるものはいるか?」
 艦長席の横に立つカガリは四人の中に知っている顔をすぐさま見つけた。男たちの中でひときわ背の高く、がっしりとした男である。
「あいつだ、あの一番でかい奴! セインズアイランドでシンと一緒に入った店で話をした男だ!」
「奴は何者だ?」
「名前は確かカトック・アルザミール。昔は従軍カメラマンをしていて、戦後はいろんなところの風景をフィルムに収めていると言っていたが…。」
「もしあの男が工作員ならば、その話にウソは無いだろう。内部情報などを映像で収めることは仕事のうちだ。」
皆がディスプレイに映る男たちの映像にくぎづけになる中、ジャミルは別のことに不安を覚えていた。


 男たちはこの海域で漁業を営み生計を立てていて、今回オルクの連中に遊び半分で撃たれてしまったのだと言う。ガロードたちが彼らと話をする中、
シンは1人ディスティニーのコックピット内で彼らの様子を眺めていた。
「あいつ…、一体なんなんだ?」
 シンとカガリは既に顔が知られているため、彼らを捕まえるまでは顔をあわせるわけにはいかない。さらに、彼らが先日ローレライの海で現れた敵と同じ組織に属していた場合、
ストライクフリーダムと同じ”色の変わる装甲”を持つディスティニーは彼らにとって大きな意味を持つ。
「変な行動を起こすことは無いと思うけど、備えあればなんとやらって言うしな。」
 VPS装甲の電源を入れたままデッキに立たせておけば少なくともVPS装甲が使われていることはわからない。
さらに、万が一彼らがMSデッキで行動を越した場合に迅速にそれを制圧する事ができる。


693:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/09 21:39:02
第三十七話『俺の敵に成りえねぇよ』(中編)

『そっちの様子はどうだ?』
「おわっ! なんだアスハか…。いきなり通信入れるなよ…。」
『残っている私には何にも情報が回ってこないのでな。』
「だからって俺の所につながなくても良いだろ? 大体なんであんたはブリッジに?」
『皆そっちに行ってブリッジを空にするわけにはいかないからな。それに私はあいつに顔を知られている。』
「あっそ、今のところ尻尾を出す様子は無い。とりあえずはMSデッキでドンパチってことはなさそうだ。」
『そうか……。』
「なぁ。」
『? なんだ?』
「あいつら…、一体何をたくらんでいると思う?」
『そうだな……、工作員として乗り込んできているのなら、ティファの奪還じゃないか?』
「それをあの人数でやれると思うか?  奪還自体はできても退路を断たれるのが関の山だろう?」
『それも……そうだな…。』
「この一件は、これだけじゃ終わらなそうだな……。」


 彼らを捕まえるのは容易なことであった。ジャミルたちはカトック達が敵である事がわかっていたがカトック達は気づかれているとは思っていない。
あっという間に一つの部屋に押し込まれ武器を奪われたカトック達は部屋の中央で無数の銃口に睨まれる形となった。
「どうしてだ? どうしてばれた……?」
 カトックは何度も何度も今までの行程を思い出す。漁船から乗り移り、部屋へ案内させる。
途中部下が先走りそうになったがちゃんとフォローはできている。変装にしてもどこからどう見てもただの漁師にしか見えないはずだ。
新連邦のマークの入った物は持ってきていないし、漁民特有の”におい”をつける為に特製の”風呂”にまで入ってきた。
「ま、捕まっちまった以上そんな事を考えるのも無駄か…。」
 周りを取り囲むフリーデンの面々は彼らに罵声を浴びせながら銃口を向けている。現状は最悪であるが、打開する手段が無いわけではなかった。
 カトックは腕時計にチラリと目を落とす。後10分、後10分待てば新連邦の艦隊がこの艦に向かって攻撃を開始する。その時こそ、脱出の好機である。
 と、そんな事を考えていると部屋の入り口から若い男女が入って来る。カトックは彼らに身を覚えがあった。
「先日はどうも。」
「まさか、こんな形で再開することになるとはな。」
 黒髪の男はマシンガンを手に持ったままこちらを睨みつける。彼の赤い瞳からは人を殺すことのできる銃を持つ恐怖感が感じられない。
銃を持ちなれているのだ。金髪の女もまったく銃口を揺らすことなくまっすぐにこちらを見ていた。
「……シンとカガリ、だったか。オメェらなんでこの艦に乗っている? この艦はバルチャー艦だろ?」
「あんたに会う前から、俺たちはこの艦のクルーでしたよ。」
「お前こそ、こんなところで何をしている? とても海の風景を写真に収めていたようには見えないぞ?」
「……なぁに、ちょっとしたアルバイトさ。」
「”ちょっとしたアルバイト”でこんな危険なことするなんて、なに考えてんだ? あんたは。」
 シンは腕を伸ばし照準をカトックの眉間に合わせた。だが同時に、彼の表情に哀しさとも悔しさとも取れる表情が浮かんだ。


694:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/10/09 21:42:25
第三十七話『俺の敵に成りえねぇよ』(後編)

「あんた言ったよな? 『アホらしい話だ』って。戦争で家族が死んで、戦争のおかげで俺の人生めちゃくちゃになったって!
じゃあ何で、あんたはこんなものを持ってこの艦に乗ってきたんだ!!?」
「…………。」
 シンの心痛の叫びをカトックは無言で聞き流す。お前には関係ないことだ、といわんばかりに視線をそらしポケットからガムを取り出した。
だが、ガムはカトックの口に入る前にシンによって奪い取られてしまう。
「まじめに答えろよ!! こっちは真剣なんだぞ!!」
「…お前は、何でこの艦に乗っているんだ?」
「なに?」
 怒りに燃えるシンに戸惑いの色が浮かんだ。カトックは胡坐をかいて座ったまま静かに彼を見つめた。
「なんでって、俺はこの艦のクルーだから……。」
「俺が言っているのは”お前さんがこの艦に乗ることになった理由”だ。お前さん言ったよな? 戦後の混乱で家族が皆死んだと。
どういう経緯で死んだかは知らん。コロニー風邪か、MS乗りの抗争か、貧困かもしれん。」
 カトックは徐々に声を大きくし、シンを直に殴る事ができない鬱憤を晴らすように言葉を思い切り、だが静かに叩きつけた。
「だがな、そうやって家族が死んだ原因である”戦争”の遺品で生活しているお前が、お前の家族を殺した連中と何が違うんだ?」
 シンはハッと息を呑んだ。かつてミネルバに乗っていた時に言われた言葉と映像が脳裏によみがえった。

『力を得たお前が、今度は誰かを泣かせる立場になることを忘れるな』

 シンの表情に否定し様の無い言葉に対する虚脱感、”認めたくない”という彼の心の苦しみがありありと浮かんできた。
歯を食いしばり、顔をしかめるシンにさらにカトックは追い討ちを掛ける。
「へっ! ”誰もが幸福に生きられる世界”だかなんだか言っていたが、バルチャーとして生きているお前さんは、他人の幸せを壊しているんだぜ?」
「―っ!! それ以上っ―!!」
「シン!!」
 感情を爆発させて引き金を引こうとするシンにジャミルは声を荒げる。彼がここまで声を荒げさせるのは珍しいことであった。
「……お前は外に出ろ。」
「でもっ!!」
「お前は自分の感情に流されすぎる。彼らをここに監禁している間、お前はここに来ることは許さん。良いな?」
「そうそう。ケツの青いお前は、俺の敵に成りえねぇよ。」
「っ――!! くそぉぉぉぉっ!!」
 カトックの最後の言葉に歯を食いしばり、銃のグリップを握る手に怒りの力を込めながらもシンは部屋を出た。

 ティファが後続の敵部隊が接近しているのを予知したのはこの数秒後のことであった。



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