06/07/19 22:44:58 AQGOJp/p
念願の>>2げと
3:通常の名無しさんの3倍
06/07/19 22:46:17
>>1乙は出ているか!?
4:通常の名無しさんの3倍
06/07/19 22:48:09
>>1
僕が乙だ
5:通常の名無しさんの3倍
06/07/19 22:52:51
>>1
あなたに…乙を…
6:通常の名無しさんの3倍
06/07/19 22:56:42
>>1
おめでとう。君は新スレ設立に成功した。
7:通常の名無しさんの3倍
06/07/19 23:05:15
>>1 GJさ!!
8:通常の名無しさんの3倍
06/07/19 23:55:32
兄弟スレ
種・種死の世界にXキャラがいたら-コーヒー五杯目-
スレリンク(shar板)l50#tag13
9:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 01:05:42
>>1
乙しかないのか・・・
10:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 02:17:20
>>1乙でございます
11:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 04:18:48
スレ立て乙。
補足、まとめサイトです。
GX-P 様
URLリンク(aw0015.hp.infoseek.co.jp)
GX-P 「ディスティニー in A.W.0015」
URLリンク(aw0015.hp.infoseek.co.jp)
12:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 13:31:16 wXWkeoU0
まるで>>1乙をしているみたい
13:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 13:41:32
>>1乙+ガンバ
14:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 15:17:32 5oOTeOYW
>>1乙☆
15:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 19:25:00
>>1
僕らが求めた新スレだ
16:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 21:09:12 z+WhUUDr
<<1
乙
17:通常の名無しさんの3倍
06/07/20 23:48:21
ちまたに>>1乙のふるごとく
18:通常の名無しさんの3倍
06/07/21 20:07:23
しかし、世界が変わると人も変わるよなぁ……
こっちのシンとカガリがX世界で人間的に成長したかと思えば
向こうではフロスト兄弟がかなーりヤバい事になってるし……
戻ってこーい、(向こうの)オルバぁぁぁぁーーーーーっ!!
19:通常の名無しさんの3倍
06/07/21 21:10:46
環境が変われば人は変わるさ
良くも悪くもね
20:通常の名無しさんの3倍
06/07/22 01:42:58
>>18
こっちのアスランがどうなってるかが気になる俺
キラがあれだけのメに合ってるんだから、ある意味さらに数段救えない奴にも同等以上の苦渋を飲んでもらわにゃ納得いかんぜよ
向こうのアスランは、大事な者を失ってようやく必死になる事を覚えて人間的に成長できたみたいだが、こちらではどうなるかな
21:通常の名無しさんの3倍
06/07/22 02:16:14
wktk
22:通常の名無しさんの3倍
06/07/22 12:38:53
アレ?
・・・何時の間に立ったの、ココ?
ディスティニーinA.W.0015が読みたくて、ココの事を知らずに向こうに書き込んだ。
そんな俺は・・・俺はっ!
恥 か し い よ orz
とりあえず、>>1乙!
23:通常の名無しさんの3倍
06/07/22 12:58:57
>>22に萌えた
24:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 00:44:12
保守
25:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/07/23 14:59:54
専用スレを作っての初投下… ああ、雨の描写考えるのに事欠かないこの天気… スーツで動きたくない・・・
第二十五話『とても同一人物だとは思えねぇな』(前編)
深く暗い海の底で彼女は静かな眠りについていた。
15年前のあの日、彼女は12体の人形と共に海の底に沈んだ。海の底には光は無く、轟音も無く、何より彼女の一番嫌いな”戦争”が無かった。
地球にコロニーが落とされ環境が激変した後も彼女はそこで静かに眠り続ける。
衝撃で舞い上がった塵は空を覆い人々から太陽を奪い、星空を奪った。作物を育てる田畑は荒れ果て、真っ白な雪がすべてを白く染める。
人々が厳しい世界の中で懸命に生きている中でも彼女は海の底で眠り続けた。海の中はうるさい”音”が無く彼女の眠りを邪魔するものは無かった。
だが、その静かな日々が突然終わりを迎えた。
海の中で静かに眠っていたかったのに…。彼女は叫んだ。
『助けて』
その声は世界中にこだましたが、聞き取る事ができたのは白い船に乗る1人の少女だけであった。
ジャミルは誰もいないMSデッキに1人立っていた。
「・・・・・・。」
自室のデスクの上にいつも置いていた15年前の写真を久しぶりに手に取り、自分が昔乗っていたものと同じ機体を前にしてみるとその頃に訪れたわずかながらの春が思い出される。
折り曲げられていた写真を広げると右側には若く惨劇の引き金を引く前の彼の姿が、そしてその左側には腰下までまっすぐに伸びた金髪の女性が写っている。身長は彼より頭一つ大きく、にこやかに微笑むその姿はまさに彼にとって女神であった。
プシューッ
不意に通路の入り口のドアが開いた。時刻は深夜を回っている。
「・・・ティファ?」
持っていた写真を上着の胸ポケットにしまいながらジャミルはティファの方向を向く。彼女の雰囲気はいつもの彼女とどこか違った。
「何のようだ? こんな夜中に?」
「…進路を変えてください。」
「…どこに行けというのだ?」
「ローレライの海へ、です。」
先日まであんなにも晴れていた空は黒々とした雲に覆われ、海もそれに呼応するかのように波が高くなる。フリーデンは嵐の前兆を艦体で感じながらある場所へと進む。
「ローレライの海へ行けって!? ティファがそういったのか!!?」
「既に向かっている。」
艦が進路を変えたことを知ったガロードたちがブリッジに入ってくる。ジャミルはそんな彼らの様子に当たり前のように答えた。
「幽霊退治ってか?」
「そうじゃないでしょ? きれいな幽霊なんだから仲良くなりに行くんだよね?」
「二人ともノリが軽すぎますよ・・・。」
勝気なウイッツときれいな女性に眼が無いロアビィは軽口を叩く。わりとまじめなシンはこの二人のノリに乗る事ができなかった。
だが、ジャミルの表情は硬い。
「そんな悠長なことを言ってられんぞ。」
「な、なんですか一体?」
「まさか本当に幽霊が出るってんじゃ・・・?」
「もっと恐ろしいものが待っている。」
不安な表情を浮かべるシンとガロードにジャミルは事実を語る。正面のメインディスプレイに目的地と現在地、
そしてなにやら大量に重なった丸い円が映し出された。
26:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/07/23 15:01:54
第二十五話『とても同一人物だとは思えねぇな』(中編)
「こ、これは…?」
「超大型のハリケーンよ。」
「最大風速は60mだって。この風速だと鉄塔だって曲がっちゃうわよ? このままだとローレライの海で出くわすことになるわ。」
サラとトニヤの言葉にガロードたちの表情は一気に青ざめてしまう。今居る海域には艦を寄せて嵐をしのぐような孤島は無い。海の上でこの嵐をしのがなければならないのだ。
「こ、この中に突っ込むっていうのか・・・?」
「海の中にもぐるってわけにはいかないんですか?」
「フリーデンは元々陸上での運用を考えられて設計されている。今艦の推進に使っているホバーを止めたら2度と海上には出てこれん。」
フリーデンを海上で使用すること自体、作られた当初は想定されていない事態である。逃げ場の無い荒波が打ち寄せる海路を艦は必死に進むのだった。
「さて…。」
12体のGビットを回収したオルバはMSデッキに立っていた。右と左に各6機ずつ並べられた白い巨人たちの立つ姿はなかなか壮観である。
だが、彼が見ていたのはGビットたちではなく、MSデッキの中央に置かれた。巨大な謎の装置であった。Gビットを回収する際に一緒に回収したものだが今までに見たことのない装置である。
その装置の中心には黄色い強化ガラスで守られた状態で1人の女性が裸体をさらしていた。黄色い棺の裏には幾本ものパイプがつながれ彼女とつながっている。
ふくよかな胸を両手で隠し、まぶたを閉じて眠る姿はまさに”眠れる森の美女”に出てくるお姫様のようである。
オルバは目を閉じ、意識を集中する。
『見えるかい? 兄さん。』
『確認した、こちらで調べてみる。』
『じゃあこっちは、Gビットの回収任務を続けるよ。』
『たのむ。』
シャギア・フロストとオルバ・フロスト、双子である彼らはどんなに遠くに離れていても互いに言葉を交わす事ができた。理由はわからない。
昔からそうだった彼らはそんな力が自分たちにあることで自分たちを”選ばれた存在”として認識していた。
「Mr.オルバ! ここに居たのか、ちょっと着てくれ!!」
MSデッキの入り口からマーカスの声が聞こえる。オルバは再度あの装置を一瞥するとマーカスの元へと向かった。
ブリッジのメインディスプレイに海上の様子が映し出された。低気圧の中にいるようで激しい風によって引き起こされる高い波と視界を埋め尽くすように降る雨のおかげで視界は最悪だったが、目標の白い艦体ははっきりと見えた。
「これは!?」
「おそらく例のガンダムを3機持ってるって言う陸バルチャーの艦だ。オルクである俺たちに取っちゃまたとない獲物なんだが…、回収作業中だがやってもいいか?」
「・・・フフッ、しょうがないですね。」
オルバの声に一同は喜びの声を上げ、意気揚々と作業を開始する。旧連邦の
ビットMSの次はガンダムが3機、MSを扱う人間にとっては夢のような取り合わせであった。
27:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/07/23 15:03:49
第二十五話『とても同一人物だとは思えねぇな』(後編)
嵐の海を行くフリーデンは雨や雷よりも高い波に翻弄されていた。
「ディスティニーの調整はこれでOKッと…。」
シンはコックピットの中で機体の最終チェックを行っていた。海中での戦闘は想像以上に機体に負荷がかかるため、自分の命を守るためには少しの妥協も許されない。
「とはいっても、俺がやるのはあくまでチェックだけだけどな…。」
機体の整備に関してはフリーデンのメカマン軍団に完全に任せていた。
ロココやナインから『もっと機体を大事にしろ!』といわれることも多々あるが多少荒い扱いをするのはそれに耐えうるだけの状態になっていると信頼しているからこその行動である。
「お前もこっちに着てからのほうが調子よさそうだもんな。」
コックピットから出て機体胸部の灰色の装甲をなでる。通常灰色であるVPS装甲の手触りはなんら普通の金属と変わらない。だがシンにはなんとなく暖かく感じられた。
「みんな! 人数分の救命胴衣は詰め所の方においておくからな!」
シンが下で作業をしている面々に目を向けたとき、カガリがなにやらオレンジ色の物体を持ってふらふらしながらメカマンたちの詰め所の方へ歩いてゆく。
艦の中で雑用を一手に引き受けているというのはどうやら本当のようだ。
「あんたもよくやるな…、こんな仕事。」
下に下りて作業中のカガリに声をかける。まだオレンジ色の物体は数があるようで何度顔往復する気満々であった。
「…悪かったな、雑用しかできなくて。」
「何でそこで機嫌が悪くなるかなぁ? 俺は別に嫌味を言ってるわけじゃないぞ。」
「わかってる。ただ、私はこっちではMSの操縦もできないんだ。艦にクルーとして乗るというのなら何か仕事をこなすことが当たり前だろう?」
プイっと顔をそむけ、作業に戻るカガリの後をシンはついて歩く。救命胴衣の入ったコンテナを前にカガリは再度シンに向き直った。
「まだ何か用があるのか?」
「別に。俺の仕事は有事の際だから今は暇なんでね。こいつをクルー全員に配るって言うのか?」
シンはコンテナの中に大量に入れられたオレンジ色の救命胴衣を見ながら言う。士官学校時代に訓練で付けた覚えがあるものの、こうやって実践で使うところを見るのは初めてだ。
「ああ、クルー全員分だからな。軽く3桁はいくだろう。」
「んじゃ、俺は他の部署に配りにいってくるか。」
「・・・え・・・?」
救命胴衣を配った部署のリストをチェックするシンにカガリは戸惑いの声を上げる。今まで彼が献身的に彼女に協力したことは無い。
「か、勘違いするなよ? これはあくまでフリーデンのクルーの命を守るための仕事だからな。」
「・・・フ、そうか。」
彼に対してこうやって感謝のもったのはこれが初めてではなかっただろうか。カガリはそんなことを考えながら再び胴衣を担いでMSデッキへと向かった。
残されたシンは同じように胴衣を担ぎ、カガリとは別の方向へと向かう。
「ミネルバに乗ってたときは、戦闘に介入して馬鹿なことやったあいつがねぇ…。とても同一人物だとは思えねぇな。」
自分から率先して動く彼女の認識がシンの中で少しだけ変わっていく。オーブでの結婚式での誘拐事件以後、やる事がむちゃくちゃだった彼女が少しだけ”良い奴”に見えた。
28:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 15:33:43
>>25>>26>>27
乙、久しぶりの更新は心躍る
だが内容は正直あんまり進んでないな
29:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 16:07:02
シンちゃんマジツンデレだなw
次回も楽しみにしてるぜ。
30:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 16:12:25
>>29
てめぇ、俺の言いたいことを取りやがって!ww
それはそれとしてGX氏GJだ。リアルのほうもガンガレ。
31:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 16:14:59
GJ!!
シンが良い感じにカガリと絡んでるな~~
今後に期待。
GX氏、マイペースでガンバ!!
32:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 17:20:58
こういうのんびりじっくり人と触れ合っていくってのが
Xの醍醐味だよな~w
GJ!
33:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 19:03:29
いいツンデレ具合だw
願わくば本編で見られなかった互いへの理解をこのスレに望みたい
34:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 21:06:52
カガリとシンが少しだけ雪解けムードかな?
何はともあれGJですよ!次回更新も期待してます~。
35:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 22:14:08
コーヒー五杯目のスレはすでに700弱まで行ってるのにこっちはまだ35…
なんてマターリしてんだ!!
36:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 22:18:42
>>28
まあな
テレビ放映にするとAバート終了するかどうかって感じではあるなあ
まあこの話はマクロ的な物語よりも、シンの成長や他キャラとの交流を主眼に描かれてる感じだから、
このぐらいマッタリしてても問題はない、と思う
37:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/07/23 22:52:05
>>28-36
レスどもです…。
書くのが遅い、しかも内容が進んでいない。 ウウ…聞くのが痛い言葉です。
正直に白状しますけど、私がこのSSでやりたいのは
『ダメな種系キャラを過酷なX世界で矯正する』ことです。
内容の通り筆頭はシンですが、後々凸とかもきちんと出すつもりではいるんです。
これは私個人の考えですが、『人間性の成長は経験がものを言う』と思うんです。
たとえどんなに勉強が出来ても、運動が出来ても、いろんな人の考えを知らないと
1方向からしか物事を見れないので結局はダメな人間になってしまいます。
Xは原作でもガロードの成長に主眼を置いているのでそういう意味ではとてもクロスの素材としては
いいと思います。ですので、出来るだけ戦闘よりは人間模様を書きたいと思いつつ作業を進めているのです。
遅筆&進行速度が遅いのは私の技量が低いのも有りますが、
ご理解&今後とも"ディスティニー in A.W.0015"応援よろしくお願いします。
38:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 23:01:27
おk、元からそれに期待してる
これまでの話もシンの成長に主眼が置かれてたしな
感情の激発と一見悟ったような俯瞰主義だけで人間味に欠けたのが種キャラだし
そこの所をどう料理してくれるか楽しみだ
どういう形であれ最後まで見届けるつもりだから自分のペースで無理なくやってくれ
不満があればガンガンいうつもりだけどそれは話半分、思うところあれば参考程度に効いてくれればいいし
39:通常の名無しさんの3倍
06/07/23 23:12:50
>>37
締め切りがある訳じゃないし、無理せず焦らず、じっくり書いてくださいな。
40:通常の名無しさんの3倍
06/07/24 01:29:50
>>39の言うとおり、あせらずじっくりやって欲しいですよ。
正直向こうの職人さんは仕事が速すぎるから気にしていると思うんだけど
気にしないほうがよろしいかと。作者様のペースがあるからそっちのほうが大事ですよ。
期待していますんで頑張って下さい。
41:通常の名無しさんの3倍
06/07/24 12:13:37
>>37
『そのままで良い!』
言いたい事は・・・それだけだ!
by運命inA.W.0015を初期から応援してる名無し
42:通常の名無しさんの3倍
06/07/24 14:02:20
ま、ここがGXさんの負担にならない位のペースでゆる~っと行けばいいって
俺たちはコーヒー片手にスレ保守しとくからさ
43:通常の名無しさんの3倍
06/07/24 19:49:49 BE:254610465-2BP
元来Xスレってマターリ進むもんだしなw
44:通常の名無しさんの3倍
06/07/24 21:22:37
うむ、エレガントに行こう
45:通常の名無しさんの3倍
06/07/25 18:23:05
はやく戦争にな~れ
46:通常の名無しさんの3倍
06/07/25 21:52:20
>>45戦争イクナイ(・ω・)
…まぁ、起こらなかったら話が進まないのだが……。
47:通常の名無しさんの3倍
06/07/25 21:56:48
>>46
戦争が起こらなくとも、紛争程度でも話は続く
48:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 03:18:25
>>
そう言えばW、Xの初めのほうって紛争やテロ、小競り合いで話が進んでた
気がする。
49:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 13:03:20
種なんかまだプラントが国家扱いされてなかったから
オーブ戦以外は戦争じゃないといってみるテスト
50:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 22:16:00
ふと、こちらのシンとカガリが「流石だよな、漏れら」の体勢で
ダブルエックス in C.E.73を見ている光景を妄想してみた。
結婚式のところで、なんかカガリが
「私が死んだぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」
って慌てふためいていた。
51:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 22:41:17
>>50
慌てるカガリ萌え。
52:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 22:43:13
>>50
正直吹いた
53:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 22:56:19
>>50
安心したまえ。カガリ、君の死は決して無駄ではない・・・というか生きてるよりずっと価値がありすぎ。
54:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 23:20:09
なんか向こうのXスレ、キモい流れになってんな・・・
いつもああなのか?
55:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 23:24:46
>>53
それを>>50のカガリに聞かせてやったら、「それは今すぐ死ねってことかああああ!!!」と言って殴られますた
byシン
56:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 23:51:07
>>55
いつもっつーか向こうの職人さんであるX運命氏が種死を全話見たわけじゃないらしいからな
まぁ、出てくるメカとかはきちんとしてるけど。話の流れを根本的に再構築してるし・・・
こっちの職人さんはのんびりXの話をなるべく忠実に再現しつつって感じか?
運命の武器で多少オリジナルが出てはいるが
57:通常の名無しさんの3倍
06/07/26 23:55:30
>>56
多分、>>54へのレスだろうけど、
そいつずっとXのスレ荒らしてるやつだぞ
相手するな
58:56
06/07/27 00:00:04
>>57
うは、アンカー間違えた・・・。
荒らしなんて何処にでもいるからほっとくか…。さてさて、次はどんな展開なのやら・・・
そういえば、こっちの職人さんの種死キャラがAWに飛ばされたのって全体で言うと
ミーアが死ぬか死なないかって話のとこでよかったよな?
59:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 00:03:41
向こうのスレ、ラクシズをサテライトキャノンで吹き飛ばせばいいんじゃね?
とかいう意見が出てから見てない
なんつーかこっちと違ってついていけないよ
早くこっち更新されないかなぁ・・・
60:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 00:08:03
俺はコーヒーじゃなくてカフェオレ片手に優雅に待っとくさ。
内容やその他の反応から見て、GX氏は相当真面目なようだし
是が非でも終わるまで続くと俺は思うけど
61:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 00:12:15
>>58
ミーアはまだ生きてるな、時期は45話終了直後
62:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 00:27:45
>>61
そうか…、 万が一ミーアがラクスとしてではなくミーア本人として
出てきてシンと接触したらどんな事になるんだろうな
63:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 00:33:31
ミーアの件はラクスがちゃんと向き合わなきゃいけないことだから
シンと絡ませてもかえって話を阻害するだけな気がする
64:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 00:39:29
>>62
どっから持ってくるかにもよるな。
もしまだ"生存"した状態で出すのであればまったくの無駄だが
"死んだあと"出すのなら、また話が変わってくるかも知れんし
65:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 00:50:07
向こうがキモく見えるなんてのは豚のつがいと馬鹿ラクシズ厨ぐらいのもの。
66:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 01:39:41
そういう言い方はやめろって
あっちのスレでやれよ
67:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 02:37:55
>>66
まあ落ち着け。夜も更けたし、コーヒーに酒でも落としてどうだね?
68:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 22:58:12
>>67
アイリッシュコーヒーか、良いな。
69:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 23:23:29
向こうで騒いでるのも楽しいがこっちにくるとほっとする…マスター、エスプレッソ頼む
70:通常の名無しさんの3倍
06/07/27 23:52:51
コーヒーもいいが、寝る前に暖めたミルクもいい
71:マスター(?)
06/07/28 01:07:18
・・・どうぞ。
エスプレッソ
つ[URLリンク(www.tamarizuke.co.jp)
アイリッシュ
つ[URLリンク(www.infosakyu.ne.jp)
カフェオレ
つ[URLリンク(www.nihonkai.com)
ホットミルク
つ[URLリンク(shogi-pineapple.com)
では、・・・GX氏をマッタリ待つとしよう。
72:通常の名無しさんの3倍
06/07/28 14:52:38
>>71
お、サンキュw
73:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/07/28 22:33:42
皆さん御くつろぎのところにネタ投下… マスター、私にもカプチーノプリーズ…
第二十六話『かつてあなたと同じ時間を過ごした者・・・』(前編)
ドォォォオン!!!
「右舷機関部に被弾しました!!」
「海底に機影発見!! 潜水艦です!!」
大型のハリケーンの中を進むフリーデンに対しマーカスは容赦なく先制攻撃を仕掛けた。
もともと陸上戦艦であるフリーデンは海底からの攻撃を想定して設計されていないため大ダメージを受けてしまう。
「チィッ…、ガンダムを出せ!!」
ジャミルは厳しい表情で指示を出す。彼が舌打ちをすることはめったに無いことだった。
『水中用に改造したハイパーバズーカだ。ビームライフルよりは使えるだろ。』
「そういうのがあるなら、もっと早く出してくれよな…。」
『仕方ないって、俺用に先にバズーカ回しちゃったんだからさ。』
ガロードたちは各々の機体に搭乗し艦から発進する。外の嵐は傘をさす程度ではまったく意味を成さないような激しさだ。GX、レオパルド、ディスティニーの3機が水中に潜る中、空中戦使用のエアマスターは艦の甲板に降り立つ。
『悪いねウイッツ、俺達ばっか水ン中で。』
「上からだって、魚雷の迎撃はできるぜ。」
そういいながらウイッツは3発の魚雷を海上から狙撃し爆発させる。普段は上空で自分も動きながら敵機を迎撃しているので、命中精度はたいしたものである。
「こっちも負けてられないな…!」
『見えた! MSが来るぞ!!』
ウイッツの活躍に気分を高揚させるシンたちの前に水中用MSドーシートⅢが姿をあらわす。先日の白イルカの戦闘のときに出てきた『ドーシートⅠ』よりも若干大きくなった機体が彼らに牙を向く。
「フリーデンはやらせないぞ!!」
GXは今回、水中の敵を迎撃できるように実弾であるバズーカを装備していた。キッドが改良を加えているため弾層には魚雷が計9発収納されているがこれはディスティニーが装備している
2連装バズーカランチャー”ブリューナク”とほぼ同様の物でビーム兵器主体のガンダムタイプが一つ、また一つとドーシートⅢを撃墜してゆく。
だが、敵母艦は海中を移動しながらフリーデンに対して魚雷を発射し続けている。ドーシートⅢがシンたちを抑え、母艦がフリーデンに対して魚雷で攻撃するという状態は変わっていなかった。
さらに魚雷を撃墜しながら海上で機体を駆るウイッツはあせりの色を浮かべ始めた。
「いくら迎撃できるったって、このままじゃ長くはもたねぇぞ…!!」
『お説ごもっとも! ッても、これじゃあね!!』
ロアビィも普段の余裕はどこえやら、自慢のロン毛を振り乱しながら魚雷発射用に改造された左腕を振り回して次々とドーシートⅢに対し魚雷を打ち込む。
茶色く塗られたドーシートⅢは暗い海中ではどこにいるか判別がつきにくい色だ。おまけに元々陸上戦専門の戦い方をしていた。ロアビィはウイッツやガロードといった飛行可能な機体を使っていた者に比べて”下”からの攻撃になれていない。
「ロアビィさん下!!」
シンからの通信で下から来るドーシートⅢの突撃を避ける。敵は全方位から攻撃を仕掛けてくるため、緊張の連続で息をつく暇も無かった。
GXに対し2機のドーシートⅢが攻撃を加える。魚雷に突撃、さらに腕の伸縮攻撃と2機はGXをあの手この手で追い詰めていった。ガロードはバズーカの弾数が少ないので1発で確実に落とすために確実に攻撃を加えるタイミングを計る。
だが、右の1機からの攻撃を避けた途端、もう1機のドーシートⅢが自機の左伸縮アームを伸ばしてGXのバズーカを弾き飛ばした。
「し、しまった!!」
間髪居れずGXに取り付こうとする2機に対し、ガロードは落ち着いて対処する。
「なんのぉ、これしき!!」
背中にマウントしてあるビームサーベルの発信装置をスイッチを切ったまま引き抜く。水中ではせいぜい根元から2~3mの長さにしかならないビームサーベルだが、
長さがないならば近づくまで、と相手のコックピット付近に発信装置の根元を押し当てスイッチを入れる。普段ならば10m近くになるビームの刃はドーシートⅢのコックピット部分を貫き、中のパイロットを蒸発させた。
「水中でも、ビームサーベルは使いようによっては使えるもんね!」
MSを”勘”で操縦する彼は”咄嗟のひらめき”にかなり重きを置いている。今回も今までどおりそれが成果を挙げた。
74:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/07/28 22:35:38
第二十六話『かつてあなたと同じ時間を過ごした者・・・』(中編)
「くそぉ、コイツらぁ!!」
ある意味で一番大変だったのはディスティニーだった。ブリューナクを装備しているため敵を迎撃することはできるが、敵からすれば水中戦では余計な”翼”を持つディスティニーはGXやレオパルドに比べて捕まえやすい。
宇宙での戦闘経験もあるので全方位からの攻撃に対応することはできるが、2機がかりで翼を捕まえて水中で後ろ向きに激しく振り回されると反動だけで気が遠くなりそうになってくる。
「うわぁあぁぁああぁッ!!」
急に引っ張られたり、急に止まったり。無邪気な子供がぬいぐるみの首を持って振り回すようにディスティニーは縦横無尽に海中を舞わされた。
「い・・・いい加減にしろぉぉぉッ!!」
良いように振り回されてばかりでは腹の虫が治まらない。衝撃でモザイクのかかる頭で必死にタイミングを計る。敵機たちがディスティニーを海面方向に振り上げた瞬間、シンは背中のバーニアと羽根のスラスターを一気に噴射させた。
「わああぁぁぁぁっ!!」
急な行動だったため、手を離さなかったドーシードⅢ2機はディスティニーと一緒に海上に飛び出してしまう。ある程度海上から距離をとるとそこで急制動を掛けドーシードⅢを翼から振り払った。
さらに、ブリューナクを上空に放り投げながら反転し海面に向かって加速、落下する2機のドーシードⅢをフラッシュエッジ2のショートソードモードでそれぞれ2枚下ろしにし、敵が爆砕するとほぼ同時におちてきたブリューナクの砲身を受け止めた。
「ハァッ!! ハァッ!! ハァ・・・頭がクラクラする・・・。」
急な動きの連続で吐き気すら覚える状態であったが、敵は待ってくれない。深呼吸で気持ちを落ち着けると、機体を再び海中に躍らせた。
外の激しい戦闘で揺れる艦の中でティファは部屋の中で1人立っていた。おもむろに髪を結んでいた紐を解き、何か儀式を始める魔女のように稲光が走る空を見上げる。
「・・・どうぞ・・・。」
そう言った瞬間、”彼女”は”彼女”では無くなった。
救命胴衣の配達は居住区にいるティファの分と自分の分だけとなったカガリは、二つの救命胴衣を脇に抱えティファの部屋を目指して艦内を走っていた。
「大丈夫かなあいつ・・・、血圧低そうだったからなぁ・・・。」
艦の衝撃で倒れてはいないか心配しながら角を曲がると、ちょうどティファが部屋から出てきた。
「ティファ! 部屋にいないと危ないぞ!!」
右側の壁に手をついて体を支えながら歩くティファをカガリは止める。だが、彼女はその手を振り払ってゆっくりと廊下を歩いてゆく。
「おいお前!! 危ないって言ってるのが聞こえないのかよ!!」
カガリはなおも食い下がる。ティファは彼女のほうを向き一言だけ言葉を口にした。
「・・・邪魔しないで下さい。」
「な・・・!!?」
ティファはそれだけ口にするとまたゆっくりと通路を歩き始める。普段の彼女からは想像もつかない突然の台詞にカガリは言葉を失ったものの、救命胴衣を渡さなければならないことに変わりは無いので仕方なく彼女についていった。
「機関部の炎焼を防げ!!」
「ハイ!!」
シンたちのがんばりもむなしく、艦は後一撃受ければ船が沈むというところまでダメージを受けてしまっていた。状況は極めてよくない。
「万一に備え、全クルーに退艦準備を通達!!」
「・・・了解しました。」
プシューッ
緊迫した空気のブリッジの通用口が突然開いた。通路から髪を解いたティファとライフジャケットを脇に抱えたカガリが入ってくる。
「部屋に戻ってないと危ないわよ!?」
「カガリさん、彼女を部屋に!」
「・・・そうしたいのも山々なんだが・・・。なんかいつもと雰囲気が違うんだよ、コイツ・・・。」
カガリが説明しようとしたその時、ティファがおもむろにジャミルの手に自分の手を重ねたのである。
75:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/07/28 22:37:45
第二十六話『かつてあなたと同じ時間を過ごした者・・・』(後編)
「ッ!!」
突然のティファの行動に困惑したジャミルは、咄嗟に医務室への直通回線を開いてしまう。
その回線の先で救急箱の中身をチェックしていたテクスも彼女のその様子を見て困惑の色を浮かべた。
「こ、これは・・・!?」
普段の彼女からは想像できない姿だった。普段の彼女が小さな一輪の桜の花だとしたら、
今の彼女は満開の桜の木といったところだろうか。そこにはティファとはまったく別の人物が立っていた。
「!! 魚雷きます!! 4発!!」
「回避不能です!!」
トニヤとシンゴは悲鳴じみた声で報告をしてくる。
これまでか、と思うジャミルにティファは穏やかに語りかけた。
「大丈夫。」
「え?」
「私が助ける、昔みたいに・・・。」
そう言うと彼女はおもむろに胸を張り、目を閉じて何かを動かすように静かにたたずむ。
彼女のその行動に呼応するかのように、彼女の長い髪は風になびくようにゆっくりと広がり始めた。
「な、何がどうなっているんだ・・・!?」
困惑しているのはカガリだけではない。その場にいる全員が困惑の色を浮かべていた。
本当の彼女は金色の棺の中で念じた。
『やめて』
彼女のその願いに答えるように、彼女の棺につながれた機械は瞬く間に起動し機能を発揮し始めた。
彼女が本当に後光を称えながら光り輝きはじめると、艦のシステムに変化が現れ始めた。
「・・・え? ちょ、ちょっとどうなってるのよ!?」
最初に異変に気づいたのはトニヤだった。艦の機器が次々にダウンしていくのである。
「サラ! なんか艦のシステムがどんどん落ちてくわよ!!」
そういっている間にもどんどんシステムは落ちていき、ついには艦のホバー以外はすべて停止してしまった。
「これは一体・・・。」
プシューッ
医務室から駆けつけたテクスは、この状況を見てあることを思い出す。
「思い出したよ…、忘れていた詩の続きだ…。”黄金の髪を鋤きながら 少女は歌を口ずさむ その歌声に秘められし 不可思議なるその力”・・・。」
一同がこの異常な事態に混乱している中、ティファの体を借りた彼女はやさしくジャミルに語りかけた。
「ジャミル、私のことわかるわよね?」
「ッ・・・、ルチルなのか・・・!?」
「そう、私はルチル・リリアント。かつてあなたと同じ時間を過ごした者・・・。」
76:通常の名無しさんの3倍
06/07/28 22:58:51
ルチルキタ━━(゚∀゚)━━ッ!!!!!
シンよく中で吐かずにすんだな、流石コーディ?
ともあれ乙っすwww
しかし「自慢のロン毛」は……せめて長髪くらいで^^;
77:通常の名無しさんの3倍
06/07/28 23:08:16
俺もそこが気になった>ロン毛
シリアスなシーンなのに一発で雰囲気ぶち壊しw
78:通常の名無しさんの3倍
06/07/28 23:33:07
ローレライの海…久々に「本物のガンダムパイロット」が見れるか?
79:通常の名無しさんの3倍
06/07/28 23:49:06
それじゃガロード達がニセモノみたいに聞こえるぞ
「本当の戦争経験者」だろ、後に控えるあの人含めて
80:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 00:21:40
そいえばアシュタロン出て無くね?
81:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 00:21:51
>>GX氏
つ カプチーノ
シン坊もかなりX風の戦い方が板についてきたね
82:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 01:47:10
>>81
と言うか最初っからAWの世界の方が向いてたのかも知れんな
皆人生も似た境遇だろうしな
元々シンはアウトロー気質があったのかも知れん
83:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 01:49:22
>かつてあなたと同じ時間を過ごした者・・・
む、余計なことかも知れんが「同じ時間を過ごした仲間」と言っていた気が
ま、あんま気にせんでくれ
続き、期待しとりまっせ!
84:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 02:05:27
URLリンク(www.youtube.com)
URLリンク(www.youtube.com)
お土産持ってきた!
85:マスター(?)
06/07/29 03:25:47
GJ!!
ただ、>>83の突っ込んだ部分が・・・気になったかな。
あと、カプチーノ・・・遅かったみたいだw
申し訳無いので・・・代わりに差し入れを...
つ[URLリンク(saorinco.seesaa.net)
>>81氏
早めの対応に・・・感謝する。御礼に...
つ[URLリンク(www.sensaiichiba.com)
それでは・・・続きを楽しみにしてるよ。>GX氏
86:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 04:07:12
GX氏お疲れさまでした。
マスターも来てくれて飲むコーヒーにも事欠かなくなったし、次回投下まで
まったりお待ちしてますよ。
無理せず焦らずで頑張ってくださいな。
87:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 07:32:06
URLリンク(kasamatusan.sakura.ne.jp)
HDDからこんなもんを発掘したお
88:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 08:24:32
GX氏乙
89:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 09:06:26
>>83
つ[まとめサイトのセリフ集]
合ってるよ
90:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 16:36:16
しかし…、あっちと比べるとほんとにのんびりと進行しているこのスレ
91:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 17:35:21
むこうが異常に速いだけだ
92:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 18:23:45
あっちは種死がメインになってるから
種ファンが入りやすいんだろ
93:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 18:59:29
どっちも見てる
こっちの作者さんもマターリ派だしマターリいこう
94:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 19:14:54
Ⅹスレはコレぐらいの速度が丁度いいよ。最近は荒らしが無くてイイねwww
あと、GⅩ氏乙!中盤の山場ルチル教官キターーーーーァ!
彼女の正体はシンとカガリにどんな影響与えるのだろう・・・シンはステラ
とダブって見えてしまいそうだな;;
>>84
お土産ありがとう!なんかまたⅩ本編観たくなったぜ!借りてこよう・・・
>>85
相変わらずさりげない心遣いに嫉妬してしまいそうだw・・・では、ゆっくり
コーヒーの薫りを愉しむとしよう・・・
95:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 20:00:43
>>92
あっちは種死に「よく似た」世界にXキャラが来たら
というスレだと思ってるから、種ファンの俺はむしろこっちのほうがいいな
ニコルとか議長とかオリジナルやりすぎ
96:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 20:10:16
>>95
どこまでが許容範囲なんだ? こっちも今後の展開によってはシンがフリーデンを降りてオリジナルって可能性も有りうるし
運命の大幅改造だって有りうるわけだし
すでにアロンダイト→クラウ・ソラス、高エネルギー長射程ビーム砲→ブリューナクになってるわけだが
97:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 20:13:44
>>95
あっちの作品の批判はあっちのスレでやった方がいいと思うよ。
言いたい事はわかるけど、陰口みたいでかっこわるい。
98:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 20:15:40
>>96
横レスだけど、やっぱり既存の設定から派生した展開かどうかじゃないの?
Xと種死がクロスオーバーした結果によるオリジナルと
本来ならありえない事象が元から存在してるのとは違うでしょ
99:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 20:20:46
>>95-98
話の内容でオリジナルをどこまでやるかってのは結局のところ職人さん頼みなんだよな
読んでる側からの意見でいろいろ言いたいことがあるとは思うが、好みの問題もあるし
あーだこーだいっても仕方ないところもあるって
100:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 20:46:33
想いはそれぞれに、色々有るだろう
その想いのすれ違いが、時として諍いを生むかもしれない
そんな時は深呼吸してコーヒーを飲むんだ
101:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 20:48:46
いやいや誰も争っちゃいないだろw
この程度でコーヒー安売りせんでも
102:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 20:59:06
読者の立場からすれば、作ってもらっているだけでもありがたいと思うよ。
まぁ今後の展開でも予想しながらのんびり行こうぜ
俺はもしかしたらのインパルス+Gファルコンなんての思いついたんだが
103:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 21:12:33
ミネルバがサテリコンに身を寄せてるって展開か
104:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 21:15:49
シルエット代わりにGファルコンか… 悪くは無いな
105:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 21:19:48
それもいいけど、どうせなら本編で見られなかった
エアマスターやレオパルドと合体しての戦闘も見たいな
106:通常の名無しさんの3倍
06/07/29 22:41:56
それは俺も見たいな。レオパルドはともかくエアマスターなんて
合体予想図?みたいなやつしかなかったからなぁ。スパロボのα外伝で
合体させまくってたよ。
107:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 01:19:41
向こうのスレはもうダメだ・・・
108:マスター(?)
06/07/30 03:01:20
>>107
そう言う事は言わないで…マッタリ待ちましょう。
つ[URLリンク(img3.dena.ne.jp)×人数分
109:マスター(?)
06/07/30 03:09:05
送信ミスにつき、前レス訂正。申し訳無い。
>>107
そう言う事は言わない。
…コーヒーでも飲んでマッタリ待ちましょう。
<今日の差し入れ>
つ[URLリンク(img3.dena.ne.jp)×スレ住人分
110:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 03:18:48
マスター、いいコーヒーだ。実にありがたい
だが、>>107はあっちで暴れまわっている粘着だ
相手にしない方が懸命だよ・・・・兄さん
111:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 04:47:38
しばらく見ないうちにラクシズ死ねな流れになってるのに呆然
そりゃ確かにあいつらは嫌いだけど何もそこまで・・・
正直スレを分けたのは正解だと思う
112:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 07:56:22
最近の粘着は住人を装うから困る
113:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 08:15:52
>>111
バレバレすぎてワロスwww
114:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 08:27:18
色んな意見が出るのは当然だろう
別に>>107>>111が粘着だとは思えんよ
ぶっちゃけ自分も最近向こうの空気が怖い
115:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 08:28:28
>>114
自演乙
116:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 09:27:24
まぁ・・・なんだ。「いかに種がデタラメな話か?」って事じゃね?
「貴様(ラクシズ)のようなヤツがいるから戦争がなくならないんだ!消えろ!!」
ってシンが言ったら、大半の人は納得すると思うよ。
もっとも、種厨は・・・まぁ自分もたいがいだけど・・・どっかおかしいから
半分に達すれば「御の字」だと思ってる
117:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 12:29:48
こんな所で揉めるな揉めるな
「大概の問題はコーヒー一杯飲んでいる間に片が付く」
これでも飲んでもちつけ
URLリンク(www.expo2005.or.jp)
118:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 14:49:20
↓…死んだ女房の口癖だ...
「カトックが出るまで保守!」
119:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 20:24:23
>>117
それ全部…飲むの?
120:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 01:04:01
コーヒーとチョコレートケーキを食べながら保守
URLリンク(www.wakhok.ac.jp)
URLリンク(www.misbit.com)
・・・この組み合わせは微妙だな…
121:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 01:53:52
保守。
ジャミルがGXビット動かす姿が楽しみだw
122:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 08:03:08
向こうは完結してからGX-Pさんとこで読む事にする。
大団円を信じて……
(カガリ死ぬとは思わんかった。それ考えるとちょっと
心配だけどティファは生きてるし)
123:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 20:37:09
ティファ死亡フラグはたとえどんな状況であろうと
ガロードが防ぐので心配はしていない。
124:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 20:42:24
>>122-123
うるへー。んなこたあ向こうのスレで言ってこい。
ここでX運命の話をすんのは、もはやスレ違いなんだよ。
125:122
06/08/01 21:32:21
ワリ。とりあえず今は「サテライトキャノンの威力を初めて
目の当たりにするシン」のリアクションを楽しみにマターリ
待つ事にする。
アベル撃墜ににシンやカガリがどう絡むかも楽しみ。
126:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 22:27:02
俺はやっぱりゾンダーエプタに捕まってるキラが気になるね
予測通りなら、あの人と接触しそうだからな
キラもMS戦以外でドンパチやってないしかも途中から不殺というキレイ好きだから
色々と面白いことになりそうだ
127:通常の名無しさんの3倍
06/08/02 00:10:08
>>126
ゾンダーエプタで出てくるのが一番考えられるな
少なくともルチル奪還作戦~エスタルド脱出の間で出るのはガチ
128:通常の名無しさんの3倍
06/08/02 19:14:46
…………今日もコーヒーが旨い。
129:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 01:25:56
圧倒的な戦力で、弱い敵に救いの手を差し伸べようというわけですね?
かつてはわたしもそうした考えの持ち主でした。でも今は違う。
要するに―わたしはあなたたちのような、おりこうぶって気取ったクソ野郎が死ぬほど嫌いなんです。
130:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 20:45:59
マスター・・・強烈なエスプレッソとグラッパを頼む・・・
131:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 21:11:45
ゾンダーエプタ脱走にシンがどう絡むかが楽しみ
132:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 21:57:35
吊り上げられたガロードを助けようとして一蹴されるのは確定だな
133:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 23:05:49
このままの流れだとゾンダーエプタでキラも一緒に脱出という感じかな?
134:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 23:29:17
アズラエル「人の心の幸せを壊すゾンダーは許せませんからねえ」
135:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 23:32:21
まってーそこの盟主王違うスレから来てないかー?
136:マスター(?)
06/08/04 01:11:37
注文の品+α・・・受け取ってくれ。
>>128
つ「URLリンク(ykr414.net)」
つ[URLリンク(imunemu.sakura.ne.jp)
>>130
つ[URLリンク(www.tamarizuke.co.jp)
つ[URLリンク(www.aizawa-web.com)
>>スレ住人
つ[URLリンク(hirokuma.tea-nifty.com)
つ[URLリンク(nakayoshi3kids.up.seesaa.net)
それでは失礼...
137:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/04 23:43:09
ああ… 今日も日差しが暑い… 黒スーツも暑い・・・
第二十七話『同じ思いはさせたくない!!』(前編)
彼はチェスが得意だった。兄と二人でよく勝負をし、何度も勝利してきた。キングを落とすためにはいろいろと策略をめぐらせなければならないが、そのためには相手の性格を熟知する必要がある。
今回の相手は彼が”宿命のライバル”と名づけたかなりの強敵だが、所詮は15歳の少年でしかない。15年前の戦争で荒廃した世界で生活する中でいろいろなことを身に付けたという点では条件は同じ、
直情的な性格の相手を罠にはめる事は簡単なことだった。
先制攻撃、伏兵の配置、相手の性格を考えた上で完璧な配置をした。彼は完璧にその策略にはまり、完全勝利のはずだった。
「な・・・? どうなってんだ・・・? まさか、壊れちゃったんじゃ・・・!?」
「どうした!? 動け! 動けアシュタロン!!」
先行したガロードが乗るGXがガンダムアシュタロンに乗るオルバ・フロストの策略にはまり、敗北の2文字が迫った矢先の出来事だった。GXもアシュタロンも今まで起動していたコックピット内の機器がすべて光を失い、
機器が放つ光とはまったく異質な光がコックピット内で点々と輝いている。操縦桿やペダルを操作しても全く反応が無く、まるで時が止まったかのように静寂に包まれた。
海上を飛行しながら魚雷の迎撃をしていたエアマスターも、海中で無数の敵と交戦していたレオパルドもまったく動作しなくなっていた。今までに無い事態にウイッツとロアビィも驚きを隠せない。
「な・・・何がどうなってやがんだ・・・。」
フリーデンの甲板に力なく落ちたエアマスターの中でウイッツは苦悶の表情を浮かべる。今の今までいつも通りに起動していた機体が、いきなり行動不能になったのだ。海に落ちたら何もできなくなるので、落ちなかっただけ幸いというべきだろう。
ドーシートⅢに周りを囲まれ四面楚歌の状態だったレオパルドは、ドーシートⅢともども海中で力なく漂う。その中でロアビィは歌のように響く“澄んだ音”を聞いた。
「この音・・・、まさか!? ローレライの幽霊・・・!?」
汗でべたつく髪をかき上げながら呆然と呟く。異常な状態にただただ目を丸くするばかりである。
マーカスが最後の一撃としてフリーデンに発射した4発の魚雷を止めるために身を挺したシンも突然の出来事でほかのものと同じようにパニックになっていた。
「い・・・一体何が起こったって言うんだ・・・?」
ブリューナクの弾は既に尽き、ゼロ距離でフラッシュエッジ2とパルマ・フィオキーナを使うことでどうにか戦っていたシンの方向に4発の魚雷が迫る。
これを当てさせるわけにはとまとわりつくドーシードⅢをフラッシュエッジ2をメリケンザックとして殴り倒し、魚雷を追った。
1発目は左のパルマ・フィオキーナで打ち抜き、2発目は右手に装備されているソリュゴス・ブルゴールで切り裂いた。3発目は最後の手段としてVPS装甲の強度が最も高い胴体で受け止めたが、
コックピットへのとても強い衝撃で4発目を処理する事ができなかったのだ。
取り逃した4発目に向けて伸ばした右手がむなしく空を切り、自分の力の無さでまた大切な仲間を失う悔しさが彼を押しつぶそうとしたとき、それは起こった。
コックピットを異質な光は30秒程度たって消えた。敵のドーシートⅢたちも一体何が起こったのかまったく見当がつかないようであたふたしている。
「チャンス!!」
挙動不審になっているドーシートⅢにディスティニーは襲い掛った。停止していたVPS装甲への電力供給が戻り、
枯れた花が一気に息を吹き返すように機敏にディスティニー動き始める。正面にいたドーシードⅢをひざで蹴り上げ、右の手のひらをコックピット付近に押し当て問答無用で爆砕させた。
「何があったかわかんねぇけど、敵に隙を見せるな!!」
ほかのドーシートⅢたちは撃墜された仲間の姿に逆上し、再びディスティニーに攻撃し始めた。
138:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/04 23:46:30
第二十七話『同じ思いはさせたくない!!』(中編)
嵐の中での戦闘は謎の介入により痛みわけの結果に終わった。あの後シンが3機目のドーシートⅢを撃墜したとほぼ同時に敵が撤退を開始したのだ。
戦闘終了後の話でわかったことだが、あの時ガロードが敵潜水艦への攻撃に成功し、敵も引き上げなければならない状況に陥ったのである。
「たいしたもんだな、あのMSを掻い潜って敵艦まで近づくなんて。」
「いや、あいつら俺だけ先行させてたんだ。見事に術中にはまって皆に迷惑を掛けちまったよ。」
シンとガロードが話しながらMSデッキに機体を固定すると、ブリッジから医務室へと向かうように指示が出された。一体なんなのかパイロットの面々は疑問符を浮かべる中、医務室へと向かうのだった。
「どういうことだよ? その”ルチル”って人は一体誰なんだ?」
医務室のベッドの横たわるティファを囲み、皆は顔をつき合わせている。事のいきさつを聞いたガロードたちは疑問符を浮かべつつもジャミルが口を開くのを待った。
「ルチルは、彼女は私の元上司だ。」
「上司ってことは旧連邦の?」
シンの質問にジャミルはゆっくりとうなずきながら重い口調で続けた。
「・・・ニュータイプだ。」
ジャミルはさらに続ける。彼女は早い時期から優れたニュータイプとして覚醒し、決戦兵器”ガンダム”に搭載されている”フラッシュシステム”の操縦訓練の教官をしていたということだった。
「で? ニュータイプだからどうだと言うんだ? 大体なんでティファがその元教官の名前を語っているんだよ!?」
サンルーカス海岸につく少し前にフリーデンのクルーになったカガリはニュータイプが持つ力について少し聞いた程度でしかない。実際に目にするその力にただただ驚くばかりだ。
「ニュータイプ同士で力の共鳴を起こす事がある。今回のことはそれによって引き起こされたことだろう。」
ジャミルの返答にカガリが頭にいくつも疑問符を浮かべる中、他のクルーは納得の表情を浮かべていた。
『ニュータイプ同士の”力”を使った会話で彼女がティファに助けを求めた』既に何度もティファの力を見てきたものからすれば簡単な公式である。
「じゃあそのルチルって人はあいつらの潜水艦の中にいるわけか…。」
「だったら話は簡単だ、そのルチルって人を助けよう!!」
「まて。」
意見の一致を見たシンとガロードにジャミルは静止をかける。その表情は重く、険しいものだった。
「彼女は戦前、精神を破壊しつくされたと聴いている…。」
「そのとおりよ。」
ジャミルの言葉を肯定したのは今の今までベッドに横になっていたティファだった。
「ティ、ティファ?」
「いや、今の彼女はティファではない。」
一種の多重人格症状だ、とテクスは説明を付け加える。この異常な状況の中、彼が一番落ち着いているように見えた。
「この少女に話をして、心と体を借りているの。本当の私はもう死んでいるのも同じ、私に残っているのは戦いに対する嫌悪だけ…。でも科学者たちは戦いを憎む私の心までも利用したの。」
その場にいる全員が静かに彼女の言葉に耳を傾ける。ティファの顔で語られるため少し違和感を覚える者もいたが口を挟むものはいなかった。
「ジャミル、”Lシステム”という言葉を聴いた事があるでしょう?」
「ま、まさか君がLシステムに・・・!?」
「あ・・・、あの・・・Lシステムって?」
ルチルとジャミルの話の腰を折るのは気が引けたが、今回の事の発端については知る必要があったのでシンは口を挟んだ。
「”Lシステム”は旧連邦が開発していると噂されていたニュータイプを生態コアとして使う兵器の事だ。」
ジャミルの口から語られた実態に皆驚きの表情を浮かべた。
139:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/04 23:48:00
第二十七話『同じ思いはさせたくない!!』(後編)
本来、ニュータイプ能力を利用する兵器はパイロットの増幅された精神波を使うことで機能するものである。GXなどに搭載されているフラッシュシステムはパイロットの精神波を増幅した上で、12機のビットMSにそれを反映させ同時に操作させるものである。
だが、”Lシステム”は生態コアであるルチル・リリアントの戦いに対する嫌悪感を増幅させ一定範囲内の電子機器を使用不能にさせるものであった。
「なるほどね。戦闘をMSでやる今の世の中じゃそれだけで戦闘が終わってしまうってわけか。」
「でもよぉ、そんな物が戦場にあったら自分のMSだって動かなくなっちまわねぇか?」
「宇宙であれば、敵をおびき寄せて機能を停止させた後に機雷をぶつけてやるだけで全滅させることが可能だ。」
ロアビィに疑問を投げかけたウイッツにジャミルが答えた。さらに付け加えて、このシステムは未だ試験段階であり、改良すれば宇宙革命軍に対してだけ機能が働くようにすることも可能なのである。
「・・・・・・。」
シンは話を聴いている間感情を爆発させないよう必死に抑えていた。彼の表情はフォートセバーンでフリーダムを見たときよりもさらに険しく、怒りの炎がメラメラと燃え盛っている。
「・・・どこの上層部も、戦争をしたくない奴やさせる必要の無い奴まで勝手に巻き込んで!」
「・・・そうね、戦争で被害をうけるのはいつもそこに住む人達だわ・・・。」
ティファの体を借りたルチルも静かに同意する。軍人であったとはいて、彼女も被害者であることに変わりなかった。
「ジャミルさん、ルチルさんのことを助けましょう!! あんたに、俺と同じ思いはさせたくない!!」
「”同じ”思い?」
「・・・俺は目の前で好きな人を助けられなかった。戦争なんかできる奴じゃなかったのに!!」
血が出るほど強く握り締められた拳から皆は彼の悔しさを容易に感じ取る事が出来た。
140:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/04 23:57:58
投下ついでに上げときましょ…更新速度が遅くてゴメン・・・
141:通常の名無しさんの3倍
06/08/04 23:59:52
>>137>>138>>139
乙乙乙
次はいよいよ海上の決戦だな
スピードから言って次にルチル救出にまでいくかは微妙だが
戦闘描写に期待
>コックピットを異質な光は
これはコクピットの、間違いか
142:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 00:07:46
いや、どっちも使うでしょ>コックピット&コクピット
片方は間違いだけど使われてる、ってよくあるパターン
なのかな
こっちももう一つも「キャラクター達が転移した原因と理由」
「終了後、帰還したキャラクターが元の世界でどうストーリーを動かすか」
は描かれるのかなー、と楽しみなような不安なような。
143:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 00:10:02
あー誤解のないように言っておくと。
微妙とか言ったのは戦闘前にシンとカガリの心情をきっちり書くだろうと思ってるからで
遅筆を責めたりしてる訳じゃないので気にしないでw
144:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 00:12:51
GJ!
このペース自分は歓迎、忙しくてマメに来れへんもんで置いてかれる危険性があるもんでなぁw
兎も角面白かった
145:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 00:43:02
全くだ。何はともあれGX氏乙!体に気をつけてな。
ではまた投下を待つとしよう。エレガントにな。
146:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 03:05:37
GJ!
次回でシンが何を想い戦っていたのかカガリは知ることになるのかな・・・
もしかすると種割れ発動か?
147:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 04:21:56 8qcWoSAl
それよりLシステムは兵器の機能を停止させるシステムって事で
平和のために必要なシステムと変態兄弟にそそのかされた将軍様とのバトルが見ものだ
148:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 04:24:42
GX氏、GJ!!
次回のジャミルの葛藤、それを見たシン&カガリの反応が楽しみだ!
149:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 04:56:36
うはw すげー次が気になるwww
置いてけぼり食らったカガリにちょっと同情w
コーヒー飲みながらマターリ待ってるから熱中症に気をつけて就活ガンガレ!
暑さに負けるなー!
150:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 07:46:11 +Pj5d2Us
ナデシコスレに変更しろ
151:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 11:03:36
>>150
なんで?
152:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 12:06:24
>>147
キラがゲロってない限り監禁解く訳にはいかんだろ
153:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 12:47:42
>>150
ここ逝け
スレリンク(shar板)
154:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 15:13:39
つーかブラッドマンの性格からして情報引き出したら後は銃殺
155:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 15:14:27
>>154
間違えた。。。。アイムザットだ
156:マスター(?)
06/08/05 16:09:55
『アイスコーヒー』をどうぞ...
つ[URLリンク(www.hpmix.com)
それでは、…次回をマッタリと待ちましょうか...
157:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 16:12:29
マスター愛してる!
158:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 18:44:29
>>156
遅かったか・・・
159:通常の名無しさんの3倍
06/08/06 01:10:15
_、_ いいかね、荒らし煽りは徹底スルーが基本だ
( ,_ノ` ) そのコツは・・・・
ζ
[ ̄]'E
 ̄
_、_ 荒らしでなくとも、不愉快なレスを発見したら、反射的にレスをつけない
( ,_ノ` )
[ ̄]'E コーヒーを一杯飲んで、とりあえず落ち着くんだ
 ̄
_、_
( ◎E
_、_ そして、専用ブラウザなどで不愉快なレスを消すといい
( ,_ノ` )
そうすれば君は、今以上にこのスレを楽しめるだろう
[ ̄]'E
160:通常の名無しさんの3倍
06/08/06 01:12:49
クロスオーバーの話で聞くのは悪いと思うんだが、
クロスボーンが種死の世界に来たら
はどこに行ったか分かる?
161:通常の名無しさんの3倍
06/08/06 01:33:29
スレ一覧を「世界に」で検索
162:通常の名無しさんの3倍
06/08/07 21:16:00
干す
163:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/08 22:18:20
暑い日が続きますねぇ… ああ、庭の草むしりしなきゃ…
第二十八話『・・・幸せってなんなんだろうなぁ・・・』
「なぁおい! お前一体何があったんだ!?」
無言で医務室を後にするシンを追ってカガリも医務室を後にする。カガリの制止を無視してシンはずんずんと足を進めた。
「おい! 聞こえてるんだろ!!?」
無言で歩くシンの腕を掴み彼女は強引に顔を向かせる。彼は相変わらずの不機嫌そうな顔を向けた。
「・・・なんだよ?」
「何だよって、さっき言った事がどういう意味なのかを聞きたいといっているんだ! “好きな人を助けられなかった”って…。」
シンはカガリの言葉が終わらないうちに掴まれている腕を振り払って彼女に背を向ける。彼のその姿は普段の仲間と馬鹿話をしている姿ではなく、
フリーダムや大西洋連合に対する激しい憎悪を感じさせるものでもなかった。いや、戦士としての姿ですらなかった。
「・・・あんたって、ホントに空気読まないよなぁ・・・。」
「なんだと!」
「いちいちギャーギャー喚くなよ。聞きたいんならついてきな。」
そういうとシンはまた足を進め始める。彼女に対してようやく打ち解け始めたとはいえ、未だに彼の中には嫌悪感が根強く残っている。そんな彼がいやなことを聞かれて感情を爆発させなかったのは今回が初めてだった。
ローレライの海での戦闘が終了して既に半日、フリーデンは未だ動けない状態であった。右の機関部の損傷がひどいようで未だ命綱を付けたメカマンたちが修復作業を行っている。
「・・・あれだけ損傷してよくあの嵐を乗り切ったもんだ・・・。」
「おい、話をそらすなよ。」
シンたちは艦橋の右側に位置する荷物搬入用の甲板に出た。長かった嵐は終わり、空も海も落ち着きを取り戻している。シンは甲板の縁に腰掛けたがカガリは立ったままほとんど青一色の世界に目を向けた。
「初めて出会ったのは海だった。」
「え?」
「・・・あんたが聞きたいって言うから、話したく無い話をしているんだ。話の腰を折るのはやめろよな。」
「あ、ああ…。」
一度は嫌悪感が混じった目を向けたが、またすぐにすがすがしい青だけの世界に目を戻す。こうして海を見ているのと自分の目の前で散った少女の事が思い出された。
「あの子は崖から海に落っこちてさ、俺が助けて無かったら今頃海底で魚のえさになってたと思う。」
シンはただ事実を淡々と語った。”死”に対して異常に恐怖を覚えること、後々彼女が大西洋連合の強化人間だったこと、薬品漬けにされていて特殊な措置なしではまともに
生きることすらできないこと、彼女のことを思って軍紀を破って彼女を帰したにもかかわらずベルリンであの巨大MSに乗って出てきたこと、
フリーダムがそれを撃墜したこと、戦闘後に彼女の遺体を近くの静かな湖に沈めて弔ったこと・・・。
その話を聞くカガリは彼がものすごい悲しみをこらえて話していることは察する事ができた。
「・・・そうか。」
「似てるだろ? 戦わせる必要が無い奴を戦わせてたり、好きだった奴が大変な目に遭ったり・・・。」
「そうだな・・・。」
「だから、ジャミルさんには同じ思いをしてほしくないのさ。目の前で好きな人が死ぬ姿なんて、自分が死ぬよりもつらい・・・。」
「でも、お前にそれだけ思われていたなら、彼女も幸せだろうさ。」
「・・・幸せ? 死んで幸せな奴なんてどこにいるんだよ!!」
悲しみに染まっていた彼の瞳が一瞬のうちに怒りの炎に包まれる。彼にとってその少女のことはたとえどんなことであっても口出しをされたくないことであった。
「死んで幸せになる奴なんているもんか!! 生きて、生きて生きて生きて生き抜いて! やっと見つかる物が幸せだろう!!?」
握る両の拳から少しずつ血が染み出てくる。さっき医務室で付けた傷がまた開いてきたのだろう。手からたれる血の一滴が青い海に染みを作る。
164:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/08 22:21:06
第二十八話『・・・幸せってなんなんだろうなぁ・・・』(中編)
「俺はステラを守ると約束した! 俺は彼女の”また会いたい”という約束を守るのがやっとだったんだ!! 俺は・・・! 俺はぁ・・・!!」
「・・・友達や家族が死ぬつらさは私もわかっているつもりだ。」
「あんたに何がわかる!!? 婚約者と結婚しようとしたあんたが!!」
シンが怒りの炎燃え盛る瞳を彼女に向ける。だが、彼女は既に彼に背を向けていた。
「お父様は私を守るために目の前で、モルゲンレーテの友達はヤキンでの戦闘で全員撃墜。死んだ皆のことを思うと”あーしてやればよかった””こーしてやればよかった”と後悔ばかりだった・・・。」
風が二人の髪を静かに揺らす。彼女の口調はあくまで静かで、それでいて今にも折れそうな弱さが見え隠れしているように感じられる。
「お前からすれば、お父様は家族を殺したどうしようもなく馬鹿げた政治家だったかもしれない。だが、それでも私にとっては唯一無二の父親だ、失ったときの悲しみは誰よりも強かった・・・。」
カガリは父との思い出を反芻させる。幼い頃一緒に遊んだこと、学校の入学式と卒業式、二人とも頑固者だったのでよくやっていた激しい喧嘩…。今となっては帰ってくることのないものばかりである。
ヤキンドゥーエでの戦闘が終わってからは目が回るほど忙しい日々を送っていたため悲しむこともせずにただひたすらに歩いてきたが、改めて思い出してみると失ったものの大きさがはっきりとわかった。
「・・・そっか、あんたもあの戦争で失ったものがあったんだ・・・。」
カガリに背を向け甲板に座りなおすシンは居心地が悪そうな顔を浮かべる。ミネルバで初めて会った時に散々嫌味を言った事が思い出され、罪悪感と知らなかったことに対する恥ずかしさが頭の中を駆け巡った。
「あの戦争があったから、今の私がここにいる。結果論で言うならあの戦争が私を作ったんだ。」
カガリはゆっくりと通用口の方へ歩き出す。彼女の知りたかった彼が言った”助けられなかった”の意味はわかった。これ以上彼女にはここにいる意味が無い。
「お前が彼女を”心の底からの笑顔”にできたのであれば、その子は幸せだったはずだ。」
通用口を通る直前にシンにそういうと彼女は艦内へと姿を消す。残されたシンはポツリと呟いた。
「・・・幸せってなんなんだろうなぁ・・・。」
シャギア・フロストは独房に続く廊下を歩いていた。先日話をしたフリーダムと呼ばれるMSのパイロットが話をしたいといっていると看守から連絡が入ったのである。
「さて、今度はどんな理想を語ってくれるのだろうか…?」
彼は現実を知らない馬鹿げた考えを持つ人間だった。MSに乗り相手の機体を破壊することはパイロットに大なり小なり傷を負わせることに他ならない。
それを行いながらパイロットを殺さずに置くということはかなり難しいことである。シャギアはそんな理想を語る彼を偽善者と呼んだ。
165:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/08 22:24:35
第二十八話『・・・幸せってなんなんだろうなぁ・・・』(後編)
「・・・私もあまり時間が無いのでね、話は手短にお願いしたい。」
独房へ到着し、彼が入っている檻の前に来たシャギアはこちらに背をむけ座っている青年に対し言葉を発した。
青年は姿勢を変えることなく口を開く。
「・・・あなたは先日、僕のことを”偽善者”と呼びましたよね?」
「それが、どうかしたのかね?」
「僕には守りたい人がします。守りたい世界があります。それを邪魔する人達からすれば確かに僕は偽善者かもしれません。」
人殺しを人殺しとして認識していないところが偽善だといっているのだがな・・・
内心あきれ果てるシャギアをよそに青年は話を続けた。
「あなたたちの目的は一体なんなんですか? 僕と同じように世界の平和を望んでいるのであれば協力してもかまわないと思っているのですが?」
「・・・我々新連邦政府は地球権の統一、そして新たな秩序を作るための組織だ。君が望むのであれば、私からアイムザット総括官に話を通して私直属の部隊に参加することもできなくは無いが?」
「・・・条件があります。」
状況をわきまえろ、と深くため息をつきながらシャギアは次の言葉をまった。檻の中に入っているのはシャギアではなく青年の方である。にもかかわらずこの青年は自分勝手に物事を進めようとしていた。
ここまで話をしてきた中で、彼の常識はシャギアたちのそれとは大きくかけ離れていることは明らかである。むちゃくちゃな青年のむちゃくちゃな要求がどのようなものか、
馬鹿げた会話に付き合うことに苦痛を感じながらもシャギアはそれを口に出すことは無かった。
「一つ目は、機体の整備は僕が行います。ほかの人間は一切手を触れないでください。」
「効率が悪くなるが、かまわないのか?」
「効率よりも機密を重視させてもらいます。二つ目に、もし僕の仲間に出会ったら即刻そちらに戻らせていただきます。」
シャギアもこの発言には眉を動かした。要するに自分の秘密を教えない、でもこっちの秘密を知った状態で仲間を見つけたら情報ごと向こうに行く。
組織というものをまったくわかっていないものの発言であったが、最早そこについて言及する気力もなくなっていた。
「二つ目の条件を入れると君は末端の一兵として扱うことになるがかまないのかね?」
「かまいません。」
「そうか、ならば最初の命令だ。今度からMS戦を行う際、確実に相手を殺せ。」
これ以上付き合う気になれないシャギアはそれだけ言い残し独房を後にする。今回この青年を仲間に引き入れた事が果たして正しいことなのかどうかは今のところわからない。
だが奇しくも、この選択が後々大きな意味を持ってくることをシャギアはまだ知るよしもなかった。
166:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 22:28:04
きたきたきたきたぁッ!!!
ようやくシンとカガリが互いの背負うものを語り合ってくれた…
ちょっとほっとしたw
んで会話の内容はともあれキラの与太話にウンザリ気味なシャギアに乙といいたいw
167:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 22:39:09
キラってここまで頭の回らない奴だったか?
自分の世界にだって地球連合があったんだから
組織というものについてまったく無知な訳でもあるまいに。
それにアイムザットからすれば機体の機密こそが重要で
それを渡さないキラには利用価値がなさそうなもんだが。
ともあれ乙
168:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 22:39:06
マスター、変態兄に一杯頼むよ
169:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:16:17
>>167
キラにそこまで頭の回る描写があったか?>組織というもの~
170:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:19:28
更新乙
シン、状況をちゃんと飲み込めてはいないな。
ルチルはもうほとんど死んでるのと同じなのに。
171:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:41:58
>>163-165
更新乙!考えるまでもなくシン以外の種キャラも『失ったもの』はあった。
しかし本編で描くことも、物語に組み込むこともなかったよな…
カガリが種終了からこっち忙しくて忘れていた、というのは上手いフォロー
だったと思う。
あとシンが、ウズミの死より友達=三人娘の死の方に共感したような書き方も
よかった。種死最終回を経ずにX世界に来たのなら、友人を喪うことは経験していない
から、神妙に聞く耳は持つだろう。
>>167
つーか、キラは環境の変化に上手く適合できる性格じゃない。
X世界に来たことを受け入れていないんじゃないか?
>>169
それは言える。ニートだし。
>>170
それはX本編準拠でやるからじゃないからかねぇ?
ルチルが『人として』死ぬこと。
それをフリーデンのクルーが受け入れること。
それにシンやカガリが立ち会うことに、意味があると思う。
172:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:44:38
核動力とニュートロンジャマーの秘密を知られたくないんだろうが・・・
この世界のMSは核融合炉で動いています。
整備・補給で苦労するだけで全くの無意味。
頑張って人殺しになってくれや・・・
173:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:49:33
ドラグーン、PS装甲、ビームシールドがあるからストフリにはAWでも利用価値は結構ある
174:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:52:22
>>173
キラ自身が必要とされてないあたり…
175:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:03:42
目立ってないけど新連邦の兵士って結構錬度が高いからな。
ちゃんと連携取って戦うからガンダムタイプに乗ってるガロード達でも慣れるまでは苦戦したし。
どこの馬の骨とも知れぬ奴なんて普通はいらないよ。
176:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:11:49
しかも前の時にもやられてるしね。あのニート
177:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:11:57
>>169
それに関してはアスランやAAクルーもだな。
178:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:14:37
このままいけばローレライの海でシンとキラ再会イベかな?
179:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:17:34
>173
ビーム兵器が普及しきってる世界でPS装甲の恩恵ってあんまり受けないよな
ビームシールドだって単に目立つから廃れたって可能性もある
そもそも新連邦はバリエントの時点でシールドに頼らない路線っぽい雰囲気
ドラグーン?そんな本体が止まらないと撃てないような砲台イラネ
180:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:19:38
今フリーデンの前にキラ持ってくるのはカガリに悪影響ありそうだなあ
181:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:57:50
>>179プロヴィデンス用のピーキーなドラグーンなら
別に本体が止まらんでも撃ちまくれるんだがねぇ。
182:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 02:30:50
一応、PS装甲にも利点はある。
その辺の鉄骨で殴られたりしてもダメージ受けない。
ただ、そういう敵は非武装、あるいは武器をほとんど破壊された状況な訳だから
油断しない限り、PS装甲でなくても多分勝てるんだよな。
183:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 04:04:42
>ビームシールドだって単に目立つから廃れたって可能性もある
>そもそも新連邦はバリエントの時点でシールドに頼らない路線っぽい雰囲気
フィールドジェネレータ研究してる時点で防御にも関心があったのは確か
>ドラグーン?そんな本体が止まらないと撃てないような砲台イラネ
演出の悪さだろ、非NTでもオールレンジ攻撃ができるのは新連邦なら歓迎のはず
最もビットMSは使えないから二流品止まりだが
184:マスター(?)
06/08/09 04:31:26
GX氏、お疲れ様。
・・・どうぞ。
つ[URLリンク(images.search.yahoo.co.jp)
次回以降、両陣営の動向,種世界の住人が何を見るのか・・・本当に楽しみだ。
>>168
承りました。それでは…シャギアには
つ[URLリンク(www.donet.gr.jp)
>>スレ住人へ
つ[URLリンク(www.t-break.com)
ん?…もう4時30分かw
寝る暇が無いのは…地獄だ...
185:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 17:13:02
ルチルの水葬が有るのであればこっちのスレではステラは出てこないかな?
出てきたらなんか今まで築いた事がガラガラと音を立てて崩れそうな気がする…
186:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 17:21:41
シンがデスティニーに乗ってるってことはステラは死んでるってことだ
187:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 17:28:31
現状だと
フリーデン→シン、カガリ
フロスト兄弟→キラ
って訳だが…
凸→?(それ以前に出るのか?)
AAラクスご一行→北アメリカ大陸でなんかしてた
↑こいつらどうすんだろ?
>>185
死者をよみがえらせるような真似は勘弁だな。金髪にーちゃんだけで十分だ
188:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 17:51:08
>>173
ドラグーン全機壊されてなかったか?
それとビット系の技術有るからあんま意味無いよな、和田。
因みにドラグーンって決められた動きしか出来ないらしいからほんと奇襲位しか使い道無くね?
189:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 19:58:07
コントロールに関する部位は本体にあるだろうし、解析できれば無問題じゃない?
ビットはフラッシュシステム無しには扱えないネックがあるから劣化品としてはOKだろう
190:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 20:11:09
GX氏乙!最後の一文が激しく気になるが、シンとカガリが近づいてくれて
ほっとした・・・何だかんだいってこの二人よく似てるしな性格とかwww
「♪君の姿は~僕に似ている~♪」
・・・・キラと凸よかこの二人の歌って言ったほうが余程説得力有ったよ。
>>179
う~ん革命軍系統のMSなら実弾系がメインだから、まだメリットあるが・・・
ジェラックとクラウダはビーム兵器メインだからやはり無理があるか・・・
(ジェラックはビームマシンガン、クラウダはビームライフルとカッター)
ところで、PS装甲ってブリトヴァのヒートワイヤーには耐性あるんだろうか?
ガブルの質量攻撃なら文句なしにミンチになりそうなんだが・・・装甲の隙間
から斬られるとか?もしそうなら運命もピ~ンチ!?
(ときた漫画版なんだが、エアマスターのルナチタニウム製のバスターライフル
斬られているし・・・)
191:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 20:35:45
>エアマスターのルナチタニウム製のバスターライフル斬られている
TV版だと装甲ごとを腕をスッパリ切られてますが?
192:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 21:02:02
DXも超装甲と言われているが(制作が物凄い状況だったから破損とか書いてる余裕がなかったからなんだろうが)
ビームナイフ一本にズタボロにされてたりするからな
193:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 21:02:38
あのビームナイフが超出力だったんだ。
194:190
06/08/09 21:46:44
>>191
おっと、失念していましたwもっとも漫画版でも右腕丸ごと持ってかれてるし。
ちなみにあっちのだとコルレルがレオパルドを翻弄して左腕ごとインナーアームガトリング
ぶっ壊しているし、GⅩDVの攻撃もガブルには歯がたたんというガンダムチーム
大ピンチの状況をツインサテライトキャノンでゾンダーエプタごと吹っ飛ばすという
尺が限られている月刊漫画ならではの力技だったwww
ただ、おっさんのカッコよさは一緒だ(名台詞の「死んだ女房の~」は無いが、
代わりにティファ護ってアイムザットを撃ち殺すという美味しい役割)
195:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 00:05:16
ヒートワイヤーってやっぱ熱いのか?
一応、PS装甲は高熱(具体的な温度は不明)に弱いって設定があるが。
196:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 02:34:40
高熱に弱いって、ストライクで大気圏突入してるのにか?
197:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 03:32:12
Xも種もしょせんは空想科学のアニメなんだ
多少設定に矛盾が出てても気にするな、俺は気にしない
話が楽しければそれでいいじゃんか
198:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 07:13:43
ヒートワイヤーが高温という設定は聞いたことが無いなぁ
まあ自分が知らんだけかもしれんが
199:ブリドヴァ
06/08/10 10:01:11
みんなヒートワイヤーヒートワイヤーって何さ
モノフィラメントワイヤーカッターだってば
ちゃんと覚えてくれよぅ
200:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 13:10:44
お前の名前はブリトヴァだけどな
201:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 18:08:44
ASTRYの話の中にブルーフレームが太陽のそばに設置された攻撃兵器を破壊する話があって、
そのときに太陽の熱から機体を守る為にPS装甲製のフルアーマーパーツとAAが大気圏突入時に使ってた融除材ジェルを併用してた。
よってPS装甲は決して熱に弱いわけではなく、むしろ強い部類に入ると思われる。
多分その反則的な対物理攻撃性能に対しビームにはまるで無力だった為に、熱に弱いという思い込みを生んでしまったのではなかろうか。
202:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 18:44:32
いや、アレはCEの中でもはるか超未来の話という位置づけなので
一概に初期のPS装甲が熱に強いとは言い切れない。
むしろ、青枠FAPSに使われている超未来のPS装甲の熱防御力が異常なだけ
203:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 18:46:35
>>202
>>196
204:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 18:56:12
>>203
きっと色々変えてるんだよ
電圧とか
205:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 19:14:54
CEは被弾したMSでも大気圏突入できちゃうから熱が発生してないんだよ
206:マスター(?)
06/08/10 22:37:21
突然ですが・・・このスレの住人で20歳以上の人は居ますか?居るのなら・・・
一杯だけで良いので付き合って下さい。・・・今、そんな気分なんですよ...
URLリンク(home.e-catv.ne.jp)
207:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/10 22:44:25
今日は投下ではなく雑談
>>206何ゆえ酒を…? リアルでなんか有ったんなら多少は付き合うが・・・
208:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 22:52:44
ブライト艦長の声を当てていた鈴置洋孝さんが亡くなられました・゚・(つД`)・゚・
URLリンク(www.asahi.com)
Xスレで言うのもなんですが…ガンダム1の名艦長に、敬礼。
209:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/10 22:56:46
>>208にならい敬礼・・・
210:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:21:29
誰だって、死ぬんだよ…
211:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:25:11
ブライト艦長……
ご冥福をお祈りいたします。敬礼
212:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:29:14
、:::::::::`:::::: . ::::. ::::::::::/::::/,./:::/ 、 ,.-;:=弌:::::::|:::::::::::::ヽ `
..ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::/l/"//:::: ヾ´ ';::::ハ::::::::::::::',
\::::::::::::::::::::::/‐'´_;:ニ'" _,.= ―、 ∨ ヽ::::::::::::'、
_,.-‐'´::::::l::::::::::;イ rr'" /,.‐'" ̄ヾ', '、::::、:r、!
:::::::::::::::::::!::::::::::::::', ll // ヽ', ト、::ヾ',`
 ̄ ̄ 7::::!::::::/ヽ::::',ll l/ `、 f、',::::!` __,,..
/::::::';:::/::::::::ヽヾ'、 ヽ _,.-''"´`ヽ、', ',ノ}::::| ,,,,,,,,.......-‐''" /
/;:イ:::::::'´:::::::::::::::lヾ'、' 、 ヾ ヾ! Y:::l:l/ ∠__,,..‐''"7 /うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!
-=´_::::::::::::::::::::\::ヽ、 `ヾ'、 '、 _,,.-シ /:::ハ! / / /
` 7:::::::::::::::{T‐r`、 ヾ', `ー=‐''",.- /!::l:} l ! / /
/:;:::ヘ::::::::ヽ', `,,.._ ヾ', ''´ / ';:ハ || / /
{/ . ヽ::::::::ヽニノヾーtヽ,,,,,,,,,....... -‐''´ ', ヽ ヽ ノ /
′ 7::::::;:-‐;:ィ:::\ :::'、 ヽヽr''´,. -'´
{/ __,.-ヘ::r、:ヽ :::::::ヽ l Y、` -――r、 ‐-、,.-― 、
/ニ ヽ ` `゙ヽ .........::::::::::::: \l ! \ ,,.._,,..\ `ヽ、 ヽ
// ヽ ヽ ヽ ::::::::::::::_;::-‐'"ヾ ト、 ヽ__r''´ `ヾ'、 ヽ ヽ
/ / ', '、 } _,.-'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ| ', ヽ `ヽ `, ヽ 'ヽ
/ / _ゝ ヽ ト-―''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヽ `ヽ、 '、 ', '、
俺を…俺を修正してくれるんじゃ無かったのかよ!!
『甘ったれるな!殴って何故悪いか!!』と言ってくれるって、約束したじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!
213:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:32:29
>>206
下戸だが付き合おう。旧シャアで哀悼の号砲を撃ってきたよ…
1st、Z、ZZ、逆シャア、閃光。前期UCガンダムの歴史の証人とも言える人も天に還ったか…
寒い時代に、なったものだな…
214:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:51:46
お前たち何か忘れていないか?
俺 た ち の 心 に 生 き て る じ ゃ な い か
215:通常の名無しさんの3倍
06/08/11 00:11:49
__ , ---- 、
/ `rイ ヽ、_.ィ
ト、___{ ト、{ <
>- }┼⌒ヽ \ \ ヽ
// / | / {{ _}_|≧、 \i
/ /{ / /├‐--、___r'´ ......::ヾ |
l/ ! { /.ヽ!..:::::::::j⌒ヽ....::::::::::::H l }
∨l/|....::::::::/j \::::::::ノ | i__ /
トr─' 〈 -`  ̄}N ̄ レ┤
{ レ! __...._ _」 |) }
ヽ ! '´ -- `` \ j丿
\ハ メ「
~ヽ //レ!
| ヽ、 _. '"/ |
, -─‐ァァソ''"~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄} ̄ ̄\
/ |_| | 〈 /| \
/ | | | |//\ \
//〉 / | | / / \\ 丶
今は亡き偉大なる先達に、総員! 敬礼!!
216:マスター(?)
06/08/11 02:53:38
もう、あまり言葉が思い付かない。ただ、とても悲しいんだ。
復帰後の舞台を…楽しみにしてただけにさ...
>>207,>>213
済まない・・頼む。
GX氏、スレ違いな上に気を遣わせてしまって…済まない。
213氏も…済まない。俺も下戸なんだwが、・・・飲まずには居られないんだ。
>>214
解ってるんだよ?でもさ・・・
『右舷弾幕薄いぞ!何やってんの!』『すまんが、みんなの命をくれ』etc...
色々な名言が、本人が声を当てた名言が聞けなくなると思うと・・・やはり辛い。
…駄文すまない。飲みすぎな状態だから変になってるかもしれえんが、許して欲しい。
最後に
鈴置洋孝さん、ご冥福をお祈りいたします。そして・・・ 敬 礼 !
217:通常の名無しさんの3倍
06/08/11 08:18:17
そうかブライトの中の人が亡くなられたのか・・・
自分も敬礼させてください
218:通常の名無しさんの3倍
06/08/11 11:30:56
>>215
艦長!!(同じく敬礼)
ブライトさん・・・ブライトさーーーーーーーん!!(号泣)
慎んでご冥福をお祈りします。鈴置さん、あちらで井上さんと塩沢さんには
もう逢えましたか・・・
219:通常の名無しさんの3倍
06/08/12 10:09:05
URLリンク(up.viploader.net)
URLリンク(up.viploader.net)
あまり誉められた行為ではないが…とりあえずおすそ分け
いつまでも引きずっていては艦長に殴られてしまうが、な…
220:通常の名無しさんの3倍
06/08/12 14:41:41
>219
久々に原曲のめぐりあい聴いたよ
大丈夫さ、きっとそういうときは心の中の艦長が修正してくれるさ
221:通常の名無しさんの3倍
06/08/12 17:38:51
話し切って悪いけど
なんかさ…
同じ英雄でもジャミルはコックピット恐怖症にまで陥るほど罪の意識に囚われてるのに
なんでキラは平然とMSを乗り回せてるんだろう…
アムロですら宇宙に上がるのを怖いと言ってんのに…
超人無敵な奴って自分自身あまりにも強すぎで自分が死ぬと言う恐怖に駆られることも無く
生殺しにあったことも無いから自分のやっていることに対して罪の意識ってのがないんだな…
だから平然と不殺とか出来るんだろうね
ああいうのをやられた側は『生き地獄』って言うんだろうなぁ
オレは旧板に言って弾幕張ってきたよ…
222:通常の名無しさんの3倍
06/08/12 18:08:31
>>221
いやちょっと待て。
英雄云々は置いとくとして、ジャミルがコクピット恐怖症になったのはコロニー大量落としの直接の要因になった行動をしたことが原因じゃなかったけか?
223:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 00:34:40
キラの場合は恐怖症ではないけどあの種死前半の抜け殻みたいな状態が
それに当たるものじゃないかな、と思ってる。
正直ジャミルとは比べては流石にキラが可哀想だろ。もしキラが同じ事
したら精神崩壊してしまうかも知れんぞ。
224:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 00:59:31
しかし戦争が来たら来たらで生き生きと不殺やっちゃってるのも事実だろうね
たかだか2年で吹っ切れちゃうのはある意味凄いっつーか無責任っつーか
225:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 11:36:10
>221-222
2~3話のティファを見てりゃ分かりそうなもんだと思うけど
多くて100人かそこらの状況であれなんだから
約99億2000万人分の断末魔や何やらが頭の中に入ってきたときのショックと言ったら酷いもんだったろう
重度のコクピット恐怖症の一つや二つで済んだことの方が不思議だよ
もちろん罪の意識も相当あったはずだけどね
226:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 12:12:58
>>225
断末魔は訓練しだいで感じないように出来るんじゃないか?
そうでもないとNTなんて兵士としてとてもじゃないが使えたもんじゃ無いぞ
227:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 12:47:22
>>226
たとえ断末魔が聞こえていなかったとしても、人類の9割を死滅させた要因の一端が自分にもあると
認識してしまったら、まともな精神状態じゃいられないだろう。
228:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 15:09:46
>>225
> 約99億2000万人分
落とした連邦側コロニーは、中身を殺してからコロニー落とししてるからその数よりは少ないはず。
229:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 16:18:03
どちらにせよ、ガンダム史上でも屈指の悲劇だな。>GXのプロローグ
そんな世界を生きてきたフリーデンクルーは、屈強な猛者の集い。
対するラクシズは、戦争を遊びにしている軟弱で外道な奴等の集り。
改めて思う!
・・・『何?この差は...(;´Д`)』
230:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 16:31:52
>>229
ラクシズだって種の頃は、本気で戦争をどーにか終わらせたいという有志の集まりだったけど。
ヤキンドゥーエでの成功で味をせしめたのか、種死のラクシズは仲良しこよしが集まってのクラブ活動に成り下がったからな。
明確な目的もなく、状況に振り回されてあちこちうろうろしているだけのAAの連中に何が出来ると?
231:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 16:58:50
UCでもコロニー育ちの連中の事「温室育ち」って言うもんな
クーラーがんがんに効かせて夏を凌いだ奴と
扇風機もクーラーも無い所で夏を凌いだ奴と
どっちが熱さに強くなるかってとこだな
232:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 22:29:18
>>231
反面、「水や空気はただじゃない」というスペースノイドの立場から、
地球の環境問題に一石を投じたのがZのエゥーゴやカラバ。
一方だけでなく、複数の陣営の見方を提示しているんだよね。
Gですら、あの世界では定着したガンダムファイトに対して東方不敗は
異議申し立てをし、デビルガンダムを味方につけてドモン達に挑んだ。
種や種死は本編で、互いを拮抗させたり自分自身のやっていることに疑問を
投げかけることを疎かにしていたから、物足りなかったよ。
その点、>>1氏はよくやっていると思う。マイペースで執筆してください。
233:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 22:54:46
>>230
確かにな
お互い利益じゃなく憎しみだけで戦争を続けようとする両陣営
さらに超個人的な理由で世界を憎み、戦争を影からあおるラスボス
それを何とか止めたくてどちらにも所属せず戦う主人公たち
種を見ていた当時はXを思い出したもんだ
なのに種死は・・・
234:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 23:49:49
終盤のあらすじだけ見るとXに似ているようだが、
そこに至るまでに主人公側の成長がしっかり描かれていたのがX
パクリと腐女子要素だけで中身スカスカだったのが種
235:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 01:04:16
Xのフリーデン一行の場合は特に戦争をどうこうする気は無く、おこなった行動がたまたま戦争終決に繋がっていったとゆう感じじゃないか?
236:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 01:40:05
ザイデルやブラッドマンを殺したのはフロスト兄弟だったしね。
フロスト兄弟が殺さなかったら例えDOMEに触れた後でも戦争は続いてたんだろうか?
237:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 01:47:21
続いてただろうね。
ザイデルもブラッドマンもNTという価値観を捨てられなかったから。
結局同じことを繰り返すからこそ、未来がないと言われた訳で。
238:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 05:59:19
このスレってもしかして種とX両方好きな奴とかいない?
だったら俺消えるけど
239:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 08:12:21
両方好きなヤツが大半だと思うぞ
240:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 08:26:21
種好きというより、シン好きかな。
シンとアベルスレからずっといるし。
X好きなのは言うに及ばず。
241:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 11:27:05
Xは好き
種はあくまで二次創作の題材としてなら面白いと思ってる(本編は言うまでもなく糞)
242:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 11:43:31
種デス本編を見て、Xの良さに気づいたと言うかなんというか。
Xはあの環境下でちゃんとまとめていたので好きになった。
種は素材はいいものそろってるのに、調理の仕方に間違えてるよなあと。
なんで二次の上なら好きよ。
243:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 13:33:14
種も種死も序盤は結構好き。
でも中盤からグダグダになって後半になるともう目も当てられん・・・
Xは欠点も多いけどそれを補って余りある魅力に溢れた作品だと思ってる。
244:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 13:55:55
Xキャラは大人キャラがたくさんいていいですね。安心してみていられます。
しかしそれゆえにガロードやフロスト兄弟にあまり魅力を感くぁwせdrftgyふじこlp;
245:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/14 17:03:51
皆さんお盆休みをいかがお過ごしでしょうか? といいつつネタ投下… また出てきました問題児!
第二十九話『・・・因縁は、自らの手で断ち切るものだ。』(前編)
「機関部の修理、完了しました!」
「よし、フリーデンは直ちに発進。敵潜水艦を負う!」
ローレライの海での戦闘から丸一日、機関部の修復がようやく終わったフリーデンはマーカス一味の追撃を開始した。敵は潜水艦だが先日の戦闘で潜水艦として機能は
一時的に失われており、海上でしか活動できないフリーデンにも追撃は容易な状態であった。
「あ~あ~あ~あ~、また無茶してくれちゃって・・・。」
キッドはディスティニーの整備をしながら愚痴をこぼした。元々海中での活動に不向きな形をしているディスティニーがかなり無茶な扱いをされたために機体の至る所に金属疲労が発生していたのである。
「ま、海ン中で散々引っ張りまわされたって話だから仕方ないか・・・。」
15年前の戦争の際に作られたGXなどに使われている装甲の3倍の厚さはあるだろう装甲をワイヤーで吊り下げ引き剥がす。
ヴァリアブル・フェイズ・シフト装甲、通称VPS装甲は電力を消費することでその強靭な強度を保っているが、装甲そのものが永久にその性質を保っていられるわけではない。
C.E.のレクイエム破壊後に一度新品の装甲に取り替えたとはいえ、幾多の激戦を潜り抜けた装甲には細かい傷がびっしりと刻み込まれていた。
「う~ん、本気で近々装甲の総取り替えせにゃなんねぇかもしれねぇな…。」
VPS装甲の作り方をキッドは知らない。仮に知っていたとしてもVPS装甲は無重力空間でしか生成することが出来ない物だ。ただでさえ”重さ”と言う観点で問題を抱えているディスティニーはさらにキッドに難題を突きつけるのだった。
「目標確認!! 距離2,000!」
「ガンダム各機、発進願います!!」
敵艦の追撃を開始してから丸1日、うまく海流に乗る事ができたので本来の航程の約半分で敵艦に追いつく事ができた。
だが、敵艦に追いつく事ができても今回の目的は達成されたことにはならない、今からが本番なのである。
「皆出た?」
「ええ、皆ちゃんと出撃・・・、って、え?」
いつも耳にする声だが、戦闘中には肉声で聞くことの無い声にブリッジの面々は違和感を覚える。入り口の方を向くと、赤いジャケットを着た少年がにんまりと笑いながら立っていた。
『ガロード!!?』
「何であんたがここにいるのよ!!?」
ガロードはGXのパイロットである。だが、GXは既に敵艦へ向けて出撃している。では誰がGXに乗っているのか導き出される答えは一つ。
「キャプテン!!?」
「ルチル・・・、今行く!」
GXのコックピットの中でジャミルは口を真一文字に結び敵艦を見つめていた。今回の目的は敵艦に回収されたLシステムのユニットを回収すること、生態コアとして組み込まれているルチル・リリアントの救出が最終目的であった。
ルチルはジャミルにとっては元上司、そして淡い青春の思い出でもある。
『ガロードの奴、粋なことするねぇ!』
『ガキの分際でな!』
「ま、ある程度予想できましたけどね!」
ロアビィとウイッツの言葉にシンもうなずいた。ルチルと一番関係が深いのはジャミルである以上、本来彼が助けに行くのが一番良いのである。だからガロードの行動に異を唱えるものは誰もいなかった。
『MSが出てきた。突入を援護してくれ!!』
『おうッ!』
『あいよっ!』
「了解ッ!」
246:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/14 17:07:47
第二十九話『・・・因縁は、自らの手で断ち切るものだ。』(中編)
敵艦も逃げ切れないと悟ってか、主力であるドーシートⅢを出撃させてくる。シンは深呼吸をして改めて操縦桿を握りなおした。
「今回の目的はジャミルさんをあの艦まで行かせること…、あわてるな…、あせるな…、自分が突っ込むんじゃなくて、援護をするんだ…!」
自分の仕事を静かに復唱する。敵は突出するGXに対して狙いを絞ってくることは間違いない、ジャミルの技量はシンよりも上であるが高速で進んでいるので敵のすべてが目に入っているはずが無いのだ。
海面にチマチマと出てきて攻撃してくるドーシートⅢを一撃で倒しながらGXの突入速度が落ちないようにサポートに回った。
ジャミルのGXの動きはガロードが搭乗している時に比べて滑らかだった。弾丸のように高速で移動しながら敵の攻撃の軌道を読み、機体上半身を半身ずらしたりわずかにバーニアを噴かしたりして回避する。操縦技術ではウイッツでもロアビィでも及ばない位置に彼はいた。
「相変わらずスゲェな・・・!」
ほぼ同じ速度で移動しながらブリューナクを脇に抱えてビームでもぐら叩きの様にドーシートⅢを撃ち落しながらシンは感嘆の声を上げる。シンも相手に攻撃を当てる事ができてはいるが、
ジャミルは相手に”攻撃をさせず”に撃ち落していた。敵の頭が海上に見えたときには既に引き金を引いているのだ。
「海中はロアビィさんがやってるし、左右に俺とウイッツさんがいるといっても…。」
処理する数だけならヘブンズベース戦のときよりも少ないが、あの時は空中戦がメインであって、海中のどこから出てくるかわからない敵を相手にすることは無かった。
「ッて、あんまり変なことを考えている暇は無いか!」
敵潜水艦との距離が近くなるにつれて敵MSの数はどんどん多くなってきている。考えることを中断し敵を倒すことだけに集中しようとした矢先に、GXが上空からの砲撃で勢いを止めた。
『うおぉぉあぁ!!』
「ジャミルさん!!?」
敵は潜水艦オルクで、空中戦ができるMSを持っていないことは前回の戦闘で明らかになっている。敵潜水艦が応援を呼んだと考えるのが一番妥当なところだろうが、シンには上空から放たれたビームに見覚えがあった。
「まさか…、またあいつが…!?」
ビームの飛来した方向には白いMSが黒い翼を広げて浮かんでいた。フォートセバーンでの戦闘で壊れた蒼い使い魔たちは未だに直っていないようだが、相変わらず射撃能力はずば抜けている。
空中に浮かぶ黒い翼を持つ白いMS”ストライクフリーダム”は外部スピーカーからあの時と同じ言葉を発した。
『今すぐ戦闘をやめ、MSを引いてください!!』
「シャギア! これはどういうことだ!!?」
空戦装備のドートレスが次々と発進していく中、空母の艦橋でアイムザットは怒りの声を上げた。フリーダムのパイロット、キラ・ヤマトは新連邦政府に協力する事を了承した。
命令されたことを聞くことになっている彼が、『撃墜命令』を出したにもかかわらず相手に引くように勧告を出していることに彼はこめかみをヒクヒクとさせている。
『私にもどういうことなのかは・・・。私が彼を止めに行ってもかまいませんが?』
「・・・敵に隙を見せるようなまねはできん。最終勧告ということにしておいてやる…。」
爆発しそうな怒りを抑えながら苦々しげにアイムザットは空中に漂うフリーダムに目を向けた。
247:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/14 17:12:17
第二十九話『・・・因縁は、自らの手で断ち切るものだ。』(後編)
『ありゃフォートセバーンの時にいた奴じゃないか!?』
『まったく、今度は下っ端そろえてくるとはね…。しっかし、あの数は馬鹿にできないな。』
『いや、あれだけの装備を持っているバルチャーやオルクがいるはずが無い!』
フリーダムの後方に続々と集結する40機近くのドートレスも、ウイッツとロアビィの驚きの声も、ジャミルの疑問の声もシンには聞こえていなかった。
フリーダムのおかげでどれだけ苦渋を飲まされたか、あの機体を見るだけで、あのパイロットの声を聞くだけで彼の中にある火種が一瞬で業火へと変わる。
こみ上げてくるものがある。
完膚なきまでに破壊したい。
あいつが俺から奪ったものはいっぱいある。
だけど…!
「・・・3人とも、よく聴いてください。」
『?』
『シン?』
『・・・なんだ?』
皆が、三者三様の反応を見せる。フォートセバーンの時に見た彼の怒りは生半可なものではない。それを知っている彼らはシンの口調が妙に静かなので激しく燃える炎から距離を置くように神妙な面持ちで次の言葉を待った。
「・・・あいつの相手は俺がします。3人とも知っているとは思いますが、俺はあの機体、”フリーダム”とは浅からぬ因縁があります。」
臨界に達している怒りを必死に隠し、静かな口調で話すその姿は、逆に内に秘めた怒りを際だたせる。
「あいつは2回、俺から大切な人を奪った。俺はこれ以上あいつにいろんな物を奪われたくはありません。GXが飛び込んでいったらあいつはきっと攻撃をしてくるはずです。俺に・・・、俺にあいつを抑えさせてください!」
『・・・』
『・・・』
『・・・』
一瞬の沈黙、今回の目的はあくまで敵潜水艦の中にあるLシステムユニットを回収することである。敵を倒すことではない。
『・・・因縁は、自らの手で断ち切るものだ。』
「! ジャミルさん!?」
われながら虫のいい話をしているとシンが思ったその時、ジャミルから意外な言葉が返ってきた。
『・・・しかたねぇな、後でなんかおごれよ?』
『どんな因縁かは知らないけど、自分の問題は自分で決着付けような?』
ウイッツとロアビィもいつものように応じる。ミネルバでは『勝手な行動は慎め!』といわれそうなものだが、皆の懐の広さに思わず涙が出そうになった。
『行くぞ! あまり時間が無い!』
『おう!』
『ンじゃ、あいつは頼んだぜ!』
3機は再び機体を進め始める。シンは今しがた感じた感激をとりあえず胸にしまい、上空にいるフリーダムに目を向けた。
「お前の相手は・・・、この俺だ!!」
248:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 17:35:35
吉良さんてば自分の立場がよく判ってないのかねぇ?
それと比較するようなシンの冷静な対応、それを踏まえたジャミル達の行動、
なんともおいしいw
つーかアイムザットと兄さんにこれあげる
つ【胃薬】
249:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 17:56:41
しかし実にキラさんらしい
キラさんなりの善意というか正義によるものだからな
でも部下としては持ちたくないよな実際wwww