06/07/30 08:15:52
>>111
バレバレすぎてワロスwww
114:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 08:27:18
色んな意見が出るのは当然だろう
別に>>107>>111が粘着だとは思えんよ
ぶっちゃけ自分も最近向こうの空気が怖い
115:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 08:28:28
>>114
自演乙
116:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 09:27:24
まぁ・・・なんだ。「いかに種がデタラメな話か?」って事じゃね?
「貴様(ラクシズ)のようなヤツがいるから戦争がなくならないんだ!消えろ!!」
ってシンが言ったら、大半の人は納得すると思うよ。
もっとも、種厨は・・・まぁ自分もたいがいだけど・・・どっかおかしいから
半分に達すれば「御の字」だと思ってる
117:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 12:29:48
こんな所で揉めるな揉めるな
「大概の問題はコーヒー一杯飲んでいる間に片が付く」
これでも飲んでもちつけ
URLリンク(www.expo2005.or.jp)
118:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 14:49:20
↓…死んだ女房の口癖だ...
「カトックが出るまで保守!」
119:通常の名無しさんの3倍
06/07/30 20:24:23
>>117
それ全部…飲むの?
120:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 01:04:01
コーヒーとチョコレートケーキを食べながら保守
URLリンク(www.wakhok.ac.jp)
URLリンク(www.misbit.com)
・・・この組み合わせは微妙だな…
121:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 01:53:52
保守。
ジャミルがGXビット動かす姿が楽しみだw
122:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 08:03:08
向こうは完結してからGX-Pさんとこで読む事にする。
大団円を信じて……
(カガリ死ぬとは思わんかった。それ考えるとちょっと
心配だけどティファは生きてるし)
123:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 20:37:09
ティファ死亡フラグはたとえどんな状況であろうと
ガロードが防ぐので心配はしていない。
124:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 20:42:24
>>122-123
うるへー。んなこたあ向こうのスレで言ってこい。
ここでX運命の話をすんのは、もはやスレ違いなんだよ。
125:122
06/08/01 21:32:21
ワリ。とりあえず今は「サテライトキャノンの威力を初めて
目の当たりにするシン」のリアクションを楽しみにマターリ
待つ事にする。
アベル撃墜ににシンやカガリがどう絡むかも楽しみ。
126:通常の名無しさんの3倍
06/08/01 22:27:02
俺はやっぱりゾンダーエプタに捕まってるキラが気になるね
予測通りなら、あの人と接触しそうだからな
キラもMS戦以外でドンパチやってないしかも途中から不殺というキレイ好きだから
色々と面白いことになりそうだ
127:通常の名無しさんの3倍
06/08/02 00:10:08
>>126
ゾンダーエプタで出てくるのが一番考えられるな
少なくともルチル奪還作戦~エスタルド脱出の間で出るのはガチ
128:通常の名無しさんの3倍
06/08/02 19:14:46
…………今日もコーヒーが旨い。
129:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 01:25:56
圧倒的な戦力で、弱い敵に救いの手を差し伸べようというわけですね?
かつてはわたしもそうした考えの持ち主でした。でも今は違う。
要するに―わたしはあなたたちのような、おりこうぶって気取ったクソ野郎が死ぬほど嫌いなんです。
130:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 20:45:59
マスター・・・強烈なエスプレッソとグラッパを頼む・・・
131:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 21:11:45
ゾンダーエプタ脱走にシンがどう絡むかが楽しみ
132:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 21:57:35
吊り上げられたガロードを助けようとして一蹴されるのは確定だな
133:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 23:05:49
このままの流れだとゾンダーエプタでキラも一緒に脱出という感じかな?
134:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 23:29:17
アズラエル「人の心の幸せを壊すゾンダーは許せませんからねえ」
135:通常の名無しさんの3倍
06/08/03 23:32:21
まってーそこの盟主王違うスレから来てないかー?
136:マスター(?)
06/08/04 01:11:37
注文の品+α・・・受け取ってくれ。
>>128
つ「URLリンク(ykr414.net)」
つ[URLリンク(imunemu.sakura.ne.jp)
>>130
つ[URLリンク(www.tamarizuke.co.jp)
つ[URLリンク(www.aizawa-web.com)
>>スレ住人
つ[URLリンク(hirokuma.tea-nifty.com)
つ[URLリンク(nakayoshi3kids.up.seesaa.net)
それでは失礼...
137:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/04 23:43:09
ああ… 今日も日差しが暑い… 黒スーツも暑い・・・
第二十七話『同じ思いはさせたくない!!』(前編)
彼はチェスが得意だった。兄と二人でよく勝負をし、何度も勝利してきた。キングを落とすためにはいろいろと策略をめぐらせなければならないが、そのためには相手の性格を熟知する必要がある。
今回の相手は彼が”宿命のライバル”と名づけたかなりの強敵だが、所詮は15歳の少年でしかない。15年前の戦争で荒廃した世界で生活する中でいろいろなことを身に付けたという点では条件は同じ、
直情的な性格の相手を罠にはめる事は簡単なことだった。
先制攻撃、伏兵の配置、相手の性格を考えた上で完璧な配置をした。彼は完璧にその策略にはまり、完全勝利のはずだった。
「な・・・? どうなってんだ・・・? まさか、壊れちゃったんじゃ・・・!?」
「どうした!? 動け! 動けアシュタロン!!」
先行したガロードが乗るGXがガンダムアシュタロンに乗るオルバ・フロストの策略にはまり、敗北の2文字が迫った矢先の出来事だった。GXもアシュタロンも今まで起動していたコックピット内の機器がすべて光を失い、
機器が放つ光とはまったく異質な光がコックピット内で点々と輝いている。操縦桿やペダルを操作しても全く反応が無く、まるで時が止まったかのように静寂に包まれた。
海上を飛行しながら魚雷の迎撃をしていたエアマスターも、海中で無数の敵と交戦していたレオパルドもまったく動作しなくなっていた。今までに無い事態にウイッツとロアビィも驚きを隠せない。
「な・・・何がどうなってやがんだ・・・。」
フリーデンの甲板に力なく落ちたエアマスターの中でウイッツは苦悶の表情を浮かべる。今の今までいつも通りに起動していた機体が、いきなり行動不能になったのだ。海に落ちたら何もできなくなるので、落ちなかっただけ幸いというべきだろう。
ドーシートⅢに周りを囲まれ四面楚歌の状態だったレオパルドは、ドーシートⅢともども海中で力なく漂う。その中でロアビィは歌のように響く“澄んだ音”を聞いた。
「この音・・・、まさか!? ローレライの幽霊・・・!?」
汗でべたつく髪をかき上げながら呆然と呟く。異常な状態にただただ目を丸くするばかりである。
マーカスが最後の一撃としてフリーデンに発射した4発の魚雷を止めるために身を挺したシンも突然の出来事でほかのものと同じようにパニックになっていた。
「い・・・一体何が起こったって言うんだ・・・?」
ブリューナクの弾は既に尽き、ゼロ距離でフラッシュエッジ2とパルマ・フィオキーナを使うことでどうにか戦っていたシンの方向に4発の魚雷が迫る。
これを当てさせるわけにはとまとわりつくドーシードⅢをフラッシュエッジ2をメリケンザックとして殴り倒し、魚雷を追った。
1発目は左のパルマ・フィオキーナで打ち抜き、2発目は右手に装備されているソリュゴス・ブルゴールで切り裂いた。3発目は最後の手段としてVPS装甲の強度が最も高い胴体で受け止めたが、
コックピットへのとても強い衝撃で4発目を処理する事ができなかったのだ。
取り逃した4発目に向けて伸ばした右手がむなしく空を切り、自分の力の無さでまた大切な仲間を失う悔しさが彼を押しつぶそうとしたとき、それは起こった。
コックピットを異質な光は30秒程度たって消えた。敵のドーシートⅢたちも一体何が起こったのかまったく見当がつかないようであたふたしている。
「チャンス!!」
挙動不審になっているドーシートⅢにディスティニーは襲い掛った。停止していたVPS装甲への電力供給が戻り、
枯れた花が一気に息を吹き返すように機敏にディスティニー動き始める。正面にいたドーシードⅢをひざで蹴り上げ、右の手のひらをコックピット付近に押し当て問答無用で爆砕させた。
「何があったかわかんねぇけど、敵に隙を見せるな!!」
ほかのドーシートⅢたちは撃墜された仲間の姿に逆上し、再びディスティニーに攻撃し始めた。
138:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/04 23:46:30
第二十七話『同じ思いはさせたくない!!』(中編)
嵐の中での戦闘は謎の介入により痛みわけの結果に終わった。あの後シンが3機目のドーシートⅢを撃墜したとほぼ同時に敵が撤退を開始したのだ。
戦闘終了後の話でわかったことだが、あの時ガロードが敵潜水艦への攻撃に成功し、敵も引き上げなければならない状況に陥ったのである。
「たいしたもんだな、あのMSを掻い潜って敵艦まで近づくなんて。」
「いや、あいつら俺だけ先行させてたんだ。見事に術中にはまって皆に迷惑を掛けちまったよ。」
シンとガロードが話しながらMSデッキに機体を固定すると、ブリッジから医務室へと向かうように指示が出された。一体なんなのかパイロットの面々は疑問符を浮かべる中、医務室へと向かうのだった。
「どういうことだよ? その”ルチル”って人は一体誰なんだ?」
医務室のベッドの横たわるティファを囲み、皆は顔をつき合わせている。事のいきさつを聞いたガロードたちは疑問符を浮かべつつもジャミルが口を開くのを待った。
「ルチルは、彼女は私の元上司だ。」
「上司ってことは旧連邦の?」
シンの質問にジャミルはゆっくりとうなずきながら重い口調で続けた。
「・・・ニュータイプだ。」
ジャミルはさらに続ける。彼女は早い時期から優れたニュータイプとして覚醒し、決戦兵器”ガンダム”に搭載されている”フラッシュシステム”の操縦訓練の教官をしていたということだった。
「で? ニュータイプだからどうだと言うんだ? 大体なんでティファがその元教官の名前を語っているんだよ!?」
サンルーカス海岸につく少し前にフリーデンのクルーになったカガリはニュータイプが持つ力について少し聞いた程度でしかない。実際に目にするその力にただただ驚くばかりだ。
「ニュータイプ同士で力の共鳴を起こす事がある。今回のことはそれによって引き起こされたことだろう。」
ジャミルの返答にカガリが頭にいくつも疑問符を浮かべる中、他のクルーは納得の表情を浮かべていた。
『ニュータイプ同士の”力”を使った会話で彼女がティファに助けを求めた』既に何度もティファの力を見てきたものからすれば簡単な公式である。
「じゃあそのルチルって人はあいつらの潜水艦の中にいるわけか…。」
「だったら話は簡単だ、そのルチルって人を助けよう!!」
「まて。」
意見の一致を見たシンとガロードにジャミルは静止をかける。その表情は重く、険しいものだった。
「彼女は戦前、精神を破壊しつくされたと聴いている…。」
「そのとおりよ。」
ジャミルの言葉を肯定したのは今の今までベッドに横になっていたティファだった。
「ティ、ティファ?」
「いや、今の彼女はティファではない。」
一種の多重人格症状だ、とテクスは説明を付け加える。この異常な状況の中、彼が一番落ち着いているように見えた。
「この少女に話をして、心と体を借りているの。本当の私はもう死んでいるのも同じ、私に残っているのは戦いに対する嫌悪だけ…。でも科学者たちは戦いを憎む私の心までも利用したの。」
その場にいる全員が静かに彼女の言葉に耳を傾ける。ティファの顔で語られるため少し違和感を覚える者もいたが口を挟むものはいなかった。
「ジャミル、”Lシステム”という言葉を聴いた事があるでしょう?」
「ま、まさか君がLシステムに・・・!?」
「あ・・・、あの・・・Lシステムって?」
ルチルとジャミルの話の腰を折るのは気が引けたが、今回の事の発端については知る必要があったのでシンは口を挟んだ。
「”Lシステム”は旧連邦が開発していると噂されていたニュータイプを生態コアとして使う兵器の事だ。」
ジャミルの口から語られた実態に皆驚きの表情を浮かべた。
139:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/04 23:48:00
第二十七話『同じ思いはさせたくない!!』(後編)
本来、ニュータイプ能力を利用する兵器はパイロットの増幅された精神波を使うことで機能するものである。GXなどに搭載されているフラッシュシステムはパイロットの精神波を増幅した上で、12機のビットMSにそれを反映させ同時に操作させるものである。
だが、”Lシステム”は生態コアであるルチル・リリアントの戦いに対する嫌悪感を増幅させ一定範囲内の電子機器を使用不能にさせるものであった。
「なるほどね。戦闘をMSでやる今の世の中じゃそれだけで戦闘が終わってしまうってわけか。」
「でもよぉ、そんな物が戦場にあったら自分のMSだって動かなくなっちまわねぇか?」
「宇宙であれば、敵をおびき寄せて機能を停止させた後に機雷をぶつけてやるだけで全滅させることが可能だ。」
ロアビィに疑問を投げかけたウイッツにジャミルが答えた。さらに付け加えて、このシステムは未だ試験段階であり、改良すれば宇宙革命軍に対してだけ機能が働くようにすることも可能なのである。
「・・・・・・。」
シンは話を聴いている間感情を爆発させないよう必死に抑えていた。彼の表情はフォートセバーンでフリーダムを見たときよりもさらに険しく、怒りの炎がメラメラと燃え盛っている。
「・・・どこの上層部も、戦争をしたくない奴やさせる必要の無い奴まで勝手に巻き込んで!」
「・・・そうね、戦争で被害をうけるのはいつもそこに住む人達だわ・・・。」
ティファの体を借りたルチルも静かに同意する。軍人であったとはいて、彼女も被害者であることに変わりなかった。
「ジャミルさん、ルチルさんのことを助けましょう!! あんたに、俺と同じ思いはさせたくない!!」
「”同じ”思い?」
「・・・俺は目の前で好きな人を助けられなかった。戦争なんかできる奴じゃなかったのに!!」
血が出るほど強く握り締められた拳から皆は彼の悔しさを容易に感じ取る事が出来た。
140:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/04 23:57:58
投下ついでに上げときましょ…更新速度が遅くてゴメン・・・
141:通常の名無しさんの3倍
06/08/04 23:59:52
>>137>>138>>139
乙乙乙
次はいよいよ海上の決戦だな
スピードから言って次にルチル救出にまでいくかは微妙だが
戦闘描写に期待
>コックピットを異質な光は
これはコクピットの、間違いか
142:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 00:07:46
いや、どっちも使うでしょ>コックピット&コクピット
片方は間違いだけど使われてる、ってよくあるパターン
なのかな
こっちももう一つも「キャラクター達が転移した原因と理由」
「終了後、帰還したキャラクターが元の世界でどうストーリーを動かすか」
は描かれるのかなー、と楽しみなような不安なような。
143:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 00:10:02
あー誤解のないように言っておくと。
微妙とか言ったのは戦闘前にシンとカガリの心情をきっちり書くだろうと思ってるからで
遅筆を責めたりしてる訳じゃないので気にしないでw
144:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 00:12:51
GJ!
このペース自分は歓迎、忙しくてマメに来れへんもんで置いてかれる危険性があるもんでなぁw
兎も角面白かった
145:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 00:43:02
全くだ。何はともあれGX氏乙!体に気をつけてな。
ではまた投下を待つとしよう。エレガントにな。
146:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 03:05:37
GJ!
次回でシンが何を想い戦っていたのかカガリは知ることになるのかな・・・
もしかすると種割れ発動か?
147:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 04:21:56 8qcWoSAl
それよりLシステムは兵器の機能を停止させるシステムって事で
平和のために必要なシステムと変態兄弟にそそのかされた将軍様とのバトルが見ものだ
148:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 04:24:42
GX氏、GJ!!
次回のジャミルの葛藤、それを見たシン&カガリの反応が楽しみだ!
149:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 04:56:36
うはw すげー次が気になるwww
置いてけぼり食らったカガリにちょっと同情w
コーヒー飲みながらマターリ待ってるから熱中症に気をつけて就活ガンガレ!
暑さに負けるなー!
150:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 07:46:11 +Pj5d2Us
ナデシコスレに変更しろ
151:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 11:03:36
>>150
なんで?
152:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 12:06:24
>>147
キラがゲロってない限り監禁解く訳にはいかんだろ
153:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 12:47:42
>>150
ここ逝け
スレリンク(shar板)
154:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 15:13:39
つーかブラッドマンの性格からして情報引き出したら後は銃殺
155:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 15:14:27
>>154
間違えた。。。。アイムザットだ
156:マスター(?)
06/08/05 16:09:55
『アイスコーヒー』をどうぞ...
つ[URLリンク(www.hpmix.com)
それでは、…次回をマッタリと待ちましょうか...
157:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 16:12:29
マスター愛してる!
158:通常の名無しさんの3倍
06/08/05 18:44:29
>>156
遅かったか・・・
159:通常の名無しさんの3倍
06/08/06 01:10:15
_、_ いいかね、荒らし煽りは徹底スルーが基本だ
( ,_ノ` ) そのコツは・・・・
ζ
[ ̄]'E
 ̄
_、_ 荒らしでなくとも、不愉快なレスを発見したら、反射的にレスをつけない
( ,_ノ` )
[ ̄]'E コーヒーを一杯飲んで、とりあえず落ち着くんだ
 ̄
_、_
( ◎E
_、_ そして、専用ブラウザなどで不愉快なレスを消すといい
( ,_ノ` )
そうすれば君は、今以上にこのスレを楽しめるだろう
[ ̄]'E
160:通常の名無しさんの3倍
06/08/06 01:12:49
クロスオーバーの話で聞くのは悪いと思うんだが、
クロスボーンが種死の世界に来たら
はどこに行ったか分かる?
161:通常の名無しさんの3倍
06/08/06 01:33:29
スレ一覧を「世界に」で検索
162:通常の名無しさんの3倍
06/08/07 21:16:00
干す
163:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/08 22:18:20
暑い日が続きますねぇ… ああ、庭の草むしりしなきゃ…
第二十八話『・・・幸せってなんなんだろうなぁ・・・』
「なぁおい! お前一体何があったんだ!?」
無言で医務室を後にするシンを追ってカガリも医務室を後にする。カガリの制止を無視してシンはずんずんと足を進めた。
「おい! 聞こえてるんだろ!!?」
無言で歩くシンの腕を掴み彼女は強引に顔を向かせる。彼は相変わらずの不機嫌そうな顔を向けた。
「・・・なんだよ?」
「何だよって、さっき言った事がどういう意味なのかを聞きたいといっているんだ! “好きな人を助けられなかった”って…。」
シンはカガリの言葉が終わらないうちに掴まれている腕を振り払って彼女に背を向ける。彼のその姿は普段の仲間と馬鹿話をしている姿ではなく、
フリーダムや大西洋連合に対する激しい憎悪を感じさせるものでもなかった。いや、戦士としての姿ですらなかった。
「・・・あんたって、ホントに空気読まないよなぁ・・・。」
「なんだと!」
「いちいちギャーギャー喚くなよ。聞きたいんならついてきな。」
そういうとシンはまた足を進め始める。彼女に対してようやく打ち解け始めたとはいえ、未だに彼の中には嫌悪感が根強く残っている。そんな彼がいやなことを聞かれて感情を爆発させなかったのは今回が初めてだった。
ローレライの海での戦闘が終了して既に半日、フリーデンは未だ動けない状態であった。右の機関部の損傷がひどいようで未だ命綱を付けたメカマンたちが修復作業を行っている。
「・・・あれだけ損傷してよくあの嵐を乗り切ったもんだ・・・。」
「おい、話をそらすなよ。」
シンたちは艦橋の右側に位置する荷物搬入用の甲板に出た。長かった嵐は終わり、空も海も落ち着きを取り戻している。シンは甲板の縁に腰掛けたがカガリは立ったままほとんど青一色の世界に目を向けた。
「初めて出会ったのは海だった。」
「え?」
「・・・あんたが聞きたいって言うから、話したく無い話をしているんだ。話の腰を折るのはやめろよな。」
「あ、ああ…。」
一度は嫌悪感が混じった目を向けたが、またすぐにすがすがしい青だけの世界に目を戻す。こうして海を見ているのと自分の目の前で散った少女の事が思い出された。
「あの子は崖から海に落っこちてさ、俺が助けて無かったら今頃海底で魚のえさになってたと思う。」
シンはただ事実を淡々と語った。”死”に対して異常に恐怖を覚えること、後々彼女が大西洋連合の強化人間だったこと、薬品漬けにされていて特殊な措置なしではまともに
生きることすらできないこと、彼女のことを思って軍紀を破って彼女を帰したにもかかわらずベルリンであの巨大MSに乗って出てきたこと、
フリーダムがそれを撃墜したこと、戦闘後に彼女の遺体を近くの静かな湖に沈めて弔ったこと・・・。
その話を聞くカガリは彼がものすごい悲しみをこらえて話していることは察する事ができた。
「・・・そうか。」
「似てるだろ? 戦わせる必要が無い奴を戦わせてたり、好きだった奴が大変な目に遭ったり・・・。」
「そうだな・・・。」
「だから、ジャミルさんには同じ思いをしてほしくないのさ。目の前で好きな人が死ぬ姿なんて、自分が死ぬよりもつらい・・・。」
「でも、お前にそれだけ思われていたなら、彼女も幸せだろうさ。」
「・・・幸せ? 死んで幸せな奴なんてどこにいるんだよ!!」
悲しみに染まっていた彼の瞳が一瞬のうちに怒りの炎に包まれる。彼にとってその少女のことはたとえどんなことであっても口出しをされたくないことであった。
「死んで幸せになる奴なんているもんか!! 生きて、生きて生きて生きて生き抜いて! やっと見つかる物が幸せだろう!!?」
握る両の拳から少しずつ血が染み出てくる。さっき医務室で付けた傷がまた開いてきたのだろう。手からたれる血の一滴が青い海に染みを作る。
164:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/08 22:21:06
第二十八話『・・・幸せってなんなんだろうなぁ・・・』(中編)
「俺はステラを守ると約束した! 俺は彼女の”また会いたい”という約束を守るのがやっとだったんだ!! 俺は・・・! 俺はぁ・・・!!」
「・・・友達や家族が死ぬつらさは私もわかっているつもりだ。」
「あんたに何がわかる!!? 婚約者と結婚しようとしたあんたが!!」
シンが怒りの炎燃え盛る瞳を彼女に向ける。だが、彼女は既に彼に背を向けていた。
「お父様は私を守るために目の前で、モルゲンレーテの友達はヤキンでの戦闘で全員撃墜。死んだ皆のことを思うと”あーしてやればよかった””こーしてやればよかった”と後悔ばかりだった・・・。」
風が二人の髪を静かに揺らす。彼女の口調はあくまで静かで、それでいて今にも折れそうな弱さが見え隠れしているように感じられる。
「お前からすれば、お父様は家族を殺したどうしようもなく馬鹿げた政治家だったかもしれない。だが、それでも私にとっては唯一無二の父親だ、失ったときの悲しみは誰よりも強かった・・・。」
カガリは父との思い出を反芻させる。幼い頃一緒に遊んだこと、学校の入学式と卒業式、二人とも頑固者だったのでよくやっていた激しい喧嘩…。今となっては帰ってくることのないものばかりである。
ヤキンドゥーエでの戦闘が終わってからは目が回るほど忙しい日々を送っていたため悲しむこともせずにただひたすらに歩いてきたが、改めて思い出してみると失ったものの大きさがはっきりとわかった。
「・・・そっか、あんたもあの戦争で失ったものがあったんだ・・・。」
カガリに背を向け甲板に座りなおすシンは居心地が悪そうな顔を浮かべる。ミネルバで初めて会った時に散々嫌味を言った事が思い出され、罪悪感と知らなかったことに対する恥ずかしさが頭の中を駆け巡った。
「あの戦争があったから、今の私がここにいる。結果論で言うならあの戦争が私を作ったんだ。」
カガリはゆっくりと通用口の方へ歩き出す。彼女の知りたかった彼が言った”助けられなかった”の意味はわかった。これ以上彼女にはここにいる意味が無い。
「お前が彼女を”心の底からの笑顔”にできたのであれば、その子は幸せだったはずだ。」
通用口を通る直前にシンにそういうと彼女は艦内へと姿を消す。残されたシンはポツリと呟いた。
「・・・幸せってなんなんだろうなぁ・・・。」
シャギア・フロストは独房に続く廊下を歩いていた。先日話をしたフリーダムと呼ばれるMSのパイロットが話をしたいといっていると看守から連絡が入ったのである。
「さて、今度はどんな理想を語ってくれるのだろうか…?」
彼は現実を知らない馬鹿げた考えを持つ人間だった。MSに乗り相手の機体を破壊することはパイロットに大なり小なり傷を負わせることに他ならない。
それを行いながらパイロットを殺さずに置くということはかなり難しいことである。シャギアはそんな理想を語る彼を偽善者と呼んだ。
165:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/08 22:24:35
第二十八話『・・・幸せってなんなんだろうなぁ・・・』(後編)
「・・・私もあまり時間が無いのでね、話は手短にお願いしたい。」
独房へ到着し、彼が入っている檻の前に来たシャギアはこちらに背をむけ座っている青年に対し言葉を発した。
青年は姿勢を変えることなく口を開く。
「・・・あなたは先日、僕のことを”偽善者”と呼びましたよね?」
「それが、どうかしたのかね?」
「僕には守りたい人がします。守りたい世界があります。それを邪魔する人達からすれば確かに僕は偽善者かもしれません。」
人殺しを人殺しとして認識していないところが偽善だといっているのだがな・・・
内心あきれ果てるシャギアをよそに青年は話を続けた。
「あなたたちの目的は一体なんなんですか? 僕と同じように世界の平和を望んでいるのであれば協力してもかまわないと思っているのですが?」
「・・・我々新連邦政府は地球権の統一、そして新たな秩序を作るための組織だ。君が望むのであれば、私からアイムザット総括官に話を通して私直属の部隊に参加することもできなくは無いが?」
「・・・条件があります。」
状況をわきまえろ、と深くため息をつきながらシャギアは次の言葉をまった。檻の中に入っているのはシャギアではなく青年の方である。にもかかわらずこの青年は自分勝手に物事を進めようとしていた。
ここまで話をしてきた中で、彼の常識はシャギアたちのそれとは大きくかけ離れていることは明らかである。むちゃくちゃな青年のむちゃくちゃな要求がどのようなものか、
馬鹿げた会話に付き合うことに苦痛を感じながらもシャギアはそれを口に出すことは無かった。
「一つ目は、機体の整備は僕が行います。ほかの人間は一切手を触れないでください。」
「効率が悪くなるが、かまわないのか?」
「効率よりも機密を重視させてもらいます。二つ目に、もし僕の仲間に出会ったら即刻そちらに戻らせていただきます。」
シャギアもこの発言には眉を動かした。要するに自分の秘密を教えない、でもこっちの秘密を知った状態で仲間を見つけたら情報ごと向こうに行く。
組織というものをまったくわかっていないものの発言であったが、最早そこについて言及する気力もなくなっていた。
「二つ目の条件を入れると君は末端の一兵として扱うことになるがかまないのかね?」
「かまいません。」
「そうか、ならば最初の命令だ。今度からMS戦を行う際、確実に相手を殺せ。」
これ以上付き合う気になれないシャギアはそれだけ言い残し独房を後にする。今回この青年を仲間に引き入れた事が果たして正しいことなのかどうかは今のところわからない。
だが奇しくも、この選択が後々大きな意味を持ってくることをシャギアはまだ知るよしもなかった。
166:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 22:28:04
きたきたきたきたぁッ!!!
ようやくシンとカガリが互いの背負うものを語り合ってくれた…
ちょっとほっとしたw
んで会話の内容はともあれキラの与太話にウンザリ気味なシャギアに乙といいたいw
167:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 22:39:09
キラってここまで頭の回らない奴だったか?
自分の世界にだって地球連合があったんだから
組織というものについてまったく無知な訳でもあるまいに。
それにアイムザットからすれば機体の機密こそが重要で
それを渡さないキラには利用価値がなさそうなもんだが。
ともあれ乙
168:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 22:39:06
マスター、変態兄に一杯頼むよ
169:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:16:17
>>167
キラにそこまで頭の回る描写があったか?>組織というもの~
170:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:19:28
更新乙
シン、状況をちゃんと飲み込めてはいないな。
ルチルはもうほとんど死んでるのと同じなのに。
171:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:41:58
>>163-165
更新乙!考えるまでもなくシン以外の種キャラも『失ったもの』はあった。
しかし本編で描くことも、物語に組み込むこともなかったよな…
カガリが種終了からこっち忙しくて忘れていた、というのは上手いフォロー
だったと思う。
あとシンが、ウズミの死より友達=三人娘の死の方に共感したような書き方も
よかった。種死最終回を経ずにX世界に来たのなら、友人を喪うことは経験していない
から、神妙に聞く耳は持つだろう。
>>167
つーか、キラは環境の変化に上手く適合できる性格じゃない。
X世界に来たことを受け入れていないんじゃないか?
>>169
それは言える。ニートだし。
>>170
それはX本編準拠でやるからじゃないからかねぇ?
ルチルが『人として』死ぬこと。
それをフリーデンのクルーが受け入れること。
それにシンやカガリが立ち会うことに、意味があると思う。
172:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:44:38
核動力とニュートロンジャマーの秘密を知られたくないんだろうが・・・
この世界のMSは核融合炉で動いています。
整備・補給で苦労するだけで全くの無意味。
頑張って人殺しになってくれや・・・
173:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:49:33
ドラグーン、PS装甲、ビームシールドがあるからストフリにはAWでも利用価値は結構ある
174:通常の名無しさんの3倍
06/08/08 23:52:22
>>173
キラ自身が必要とされてないあたり…
175:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:03:42
目立ってないけど新連邦の兵士って結構錬度が高いからな。
ちゃんと連携取って戦うからガンダムタイプに乗ってるガロード達でも慣れるまでは苦戦したし。
どこの馬の骨とも知れぬ奴なんて普通はいらないよ。
176:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:11:49
しかも前の時にもやられてるしね。あのニート
177:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:11:57
>>169
それに関してはアスランやAAクルーもだな。
178:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:14:37
このままいけばローレライの海でシンとキラ再会イベかな?
179:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:17:34
>173
ビーム兵器が普及しきってる世界でPS装甲の恩恵ってあんまり受けないよな
ビームシールドだって単に目立つから廃れたって可能性もある
そもそも新連邦はバリエントの時点でシールドに頼らない路線っぽい雰囲気
ドラグーン?そんな本体が止まらないと撃てないような砲台イラネ
180:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:19:38
今フリーデンの前にキラ持ってくるのはカガリに悪影響ありそうだなあ
181:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 00:57:50
>>179プロヴィデンス用のピーキーなドラグーンなら
別に本体が止まらんでも撃ちまくれるんだがねぇ。
182:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 02:30:50
一応、PS装甲にも利点はある。
その辺の鉄骨で殴られたりしてもダメージ受けない。
ただ、そういう敵は非武装、あるいは武器をほとんど破壊された状況な訳だから
油断しない限り、PS装甲でなくても多分勝てるんだよな。
183:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 04:04:42
>ビームシールドだって単に目立つから廃れたって可能性もある
>そもそも新連邦はバリエントの時点でシールドに頼らない路線っぽい雰囲気
フィールドジェネレータ研究してる時点で防御にも関心があったのは確か
>ドラグーン?そんな本体が止まらないと撃てないような砲台イラネ
演出の悪さだろ、非NTでもオールレンジ攻撃ができるのは新連邦なら歓迎のはず
最もビットMSは使えないから二流品止まりだが
184:マスター(?)
06/08/09 04:31:26
GX氏、お疲れ様。
・・・どうぞ。
つ[URLリンク(images.search.yahoo.co.jp)
次回以降、両陣営の動向,種世界の住人が何を見るのか・・・本当に楽しみだ。
>>168
承りました。それでは…シャギアには
つ[URLリンク(www.donet.gr.jp)
>>スレ住人へ
つ[URLリンク(www.t-break.com)
ん?…もう4時30分かw
寝る暇が無いのは…地獄だ...
185:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 17:13:02
ルチルの水葬が有るのであればこっちのスレではステラは出てこないかな?
出てきたらなんか今まで築いた事がガラガラと音を立てて崩れそうな気がする…
186:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 17:21:41
シンがデスティニーに乗ってるってことはステラは死んでるってことだ
187:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 17:28:31
現状だと
フリーデン→シン、カガリ
フロスト兄弟→キラ
って訳だが…
凸→?(それ以前に出るのか?)
AAラクスご一行→北アメリカ大陸でなんかしてた
↑こいつらどうすんだろ?
>>185
死者をよみがえらせるような真似は勘弁だな。金髪にーちゃんだけで十分だ
188:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 17:51:08
>>173
ドラグーン全機壊されてなかったか?
それとビット系の技術有るからあんま意味無いよな、和田。
因みにドラグーンって決められた動きしか出来ないらしいからほんと奇襲位しか使い道無くね?
189:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 19:58:07
コントロールに関する部位は本体にあるだろうし、解析できれば無問題じゃない?
ビットはフラッシュシステム無しには扱えないネックがあるから劣化品としてはOKだろう
190:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 20:11:09
GX氏乙!最後の一文が激しく気になるが、シンとカガリが近づいてくれて
ほっとした・・・何だかんだいってこの二人よく似てるしな性格とかwww
「♪君の姿は~僕に似ている~♪」
・・・・キラと凸よかこの二人の歌って言ったほうが余程説得力有ったよ。
>>179
う~ん革命軍系統のMSなら実弾系がメインだから、まだメリットあるが・・・
ジェラックとクラウダはビーム兵器メインだからやはり無理があるか・・・
(ジェラックはビームマシンガン、クラウダはビームライフルとカッター)
ところで、PS装甲ってブリトヴァのヒートワイヤーには耐性あるんだろうか?
ガブルの質量攻撃なら文句なしにミンチになりそうなんだが・・・装甲の隙間
から斬られるとか?もしそうなら運命もピ~ンチ!?
(ときた漫画版なんだが、エアマスターのルナチタニウム製のバスターライフル
斬られているし・・・)
191:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 20:35:45
>エアマスターのルナチタニウム製のバスターライフル斬られている
TV版だと装甲ごとを腕をスッパリ切られてますが?
192:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 21:02:02
DXも超装甲と言われているが(制作が物凄い状況だったから破損とか書いてる余裕がなかったからなんだろうが)
ビームナイフ一本にズタボロにされてたりするからな
193:通常の名無しさんの3倍
06/08/09 21:02:38
あのビームナイフが超出力だったんだ。
194:190
06/08/09 21:46:44
>>191
おっと、失念していましたwもっとも漫画版でも右腕丸ごと持ってかれてるし。
ちなみにあっちのだとコルレルがレオパルドを翻弄して左腕ごとインナーアームガトリング
ぶっ壊しているし、GⅩDVの攻撃もガブルには歯がたたんというガンダムチーム
大ピンチの状況をツインサテライトキャノンでゾンダーエプタごと吹っ飛ばすという
尺が限られている月刊漫画ならではの力技だったwww
ただ、おっさんのカッコよさは一緒だ(名台詞の「死んだ女房の~」は無いが、
代わりにティファ護ってアイムザットを撃ち殺すという美味しい役割)
195:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 00:05:16
ヒートワイヤーってやっぱ熱いのか?
一応、PS装甲は高熱(具体的な温度は不明)に弱いって設定があるが。
196:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 02:34:40
高熱に弱いって、ストライクで大気圏突入してるのにか?
197:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 03:32:12
Xも種もしょせんは空想科学のアニメなんだ
多少設定に矛盾が出てても気にするな、俺は気にしない
話が楽しければそれでいいじゃんか
198:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 07:13:43
ヒートワイヤーが高温という設定は聞いたことが無いなぁ
まあ自分が知らんだけかもしれんが
199:ブリドヴァ
06/08/10 10:01:11
みんなヒートワイヤーヒートワイヤーって何さ
モノフィラメントワイヤーカッターだってば
ちゃんと覚えてくれよぅ
200:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 13:10:44
お前の名前はブリトヴァだけどな
201:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 18:08:44
ASTRYの話の中にブルーフレームが太陽のそばに設置された攻撃兵器を破壊する話があって、
そのときに太陽の熱から機体を守る為にPS装甲製のフルアーマーパーツとAAが大気圏突入時に使ってた融除材ジェルを併用してた。
よってPS装甲は決して熱に弱いわけではなく、むしろ強い部類に入ると思われる。
多分その反則的な対物理攻撃性能に対しビームにはまるで無力だった為に、熱に弱いという思い込みを生んでしまったのではなかろうか。
202:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 18:44:32
いや、アレはCEの中でもはるか超未来の話という位置づけなので
一概に初期のPS装甲が熱に強いとは言い切れない。
むしろ、青枠FAPSに使われている超未来のPS装甲の熱防御力が異常なだけ
203:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 18:46:35
>>202
>>196
204:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 18:56:12
>>203
きっと色々変えてるんだよ
電圧とか
205:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 19:14:54
CEは被弾したMSでも大気圏突入できちゃうから熱が発生してないんだよ
206:マスター(?)
06/08/10 22:37:21
突然ですが・・・このスレの住人で20歳以上の人は居ますか?居るのなら・・・
一杯だけで良いので付き合って下さい。・・・今、そんな気分なんですよ...
URLリンク(home.e-catv.ne.jp)
207:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/10 22:44:25
今日は投下ではなく雑談
>>206何ゆえ酒を…? リアルでなんか有ったんなら多少は付き合うが・・・
208:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 22:52:44
ブライト艦長の声を当てていた鈴置洋孝さんが亡くなられました・゚・(つД`)・゚・
URLリンク(www.asahi.com)
Xスレで言うのもなんですが…ガンダム1の名艦長に、敬礼。
209:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/10 22:56:46
>>208にならい敬礼・・・
210:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:21:29
誰だって、死ぬんだよ…
211:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:25:11
ブライト艦長……
ご冥福をお祈りいたします。敬礼
212:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:29:14
、:::::::::`:::::: . ::::. ::::::::::/::::/,./:::/ 、 ,.-;:=弌:::::::|:::::::::::::ヽ `
..ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::/l/"//:::: ヾ´ ';::::ハ::::::::::::::',
\::::::::::::::::::::::/‐'´_;:ニ'" _,.= ―、 ∨ ヽ::::::::::::'、
_,.-‐'´::::::l::::::::::;イ rr'" /,.‐'" ̄ヾ', '、::::、:r、!
:::::::::::::::::::!::::::::::::::', ll // ヽ', ト、::ヾ',`
 ̄ ̄ 7::::!::::::/ヽ::::',ll l/ `、 f、',::::!` __,,..
/::::::';:::/::::::::ヽヾ'、 ヽ _,.-''"´`ヽ、', ',ノ}::::| ,,,,,,,,.......-‐''" /
/;:イ:::::::'´:::::::::::::::lヾ'、' 、 ヾ ヾ! Y:::l:l/ ∠__,,..‐''"7 /うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!
-=´_::::::::::::::::::::\::ヽ、 `ヾ'、 '、 _,,.-シ /:::ハ! / / /
` 7:::::::::::::::{T‐r`、 ヾ', `ー=‐''",.- /!::l:} l ! / /
/:;:::ヘ::::::::ヽ', `,,.._ ヾ', ''´ / ';:ハ || / /
{/ . ヽ::::::::ヽニノヾーtヽ,,,,,,,,,....... -‐''´ ', ヽ ヽ ノ /
′ 7::::::;:-‐;:ィ:::\ :::'、 ヽヽr''´,. -'´
{/ __,.-ヘ::r、:ヽ :::::::ヽ l Y、` -――r、 ‐-、,.-― 、
/ニ ヽ ` `゙ヽ .........::::::::::::: \l ! \ ,,.._,,..\ `ヽ、 ヽ
// ヽ ヽ ヽ ::::::::::::::_;::-‐'"ヾ ト、 ヽ__r''´ `ヾ'、 ヽ ヽ
/ / ', '、 } _,.-'"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ| ', ヽ `ヽ `, ヽ 'ヽ
/ / _ゝ ヽ ト-―''´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ ヽ `ヽ、 '、 ', '、
俺を…俺を修正してくれるんじゃ無かったのかよ!!
『甘ったれるな!殴って何故悪いか!!』と言ってくれるって、約束したじゃないかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!
213:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:32:29
>>206
下戸だが付き合おう。旧シャアで哀悼の号砲を撃ってきたよ…
1st、Z、ZZ、逆シャア、閃光。前期UCガンダムの歴史の証人とも言える人も天に還ったか…
寒い時代に、なったものだな…
214:通常の名無しさんの3倍
06/08/10 23:51:46
お前たち何か忘れていないか?
俺 た ち の 心 に 生 き て る じ ゃ な い か
215:通常の名無しさんの3倍
06/08/11 00:11:49
__ , ---- 、
/ `rイ ヽ、_.ィ
ト、___{ ト、{ <
>- }┼⌒ヽ \ \ ヽ
// / | / {{ _}_|≧、 \i
/ /{ / /├‐--、___r'´ ......::ヾ |
l/ ! { /.ヽ!..:::::::::j⌒ヽ....::::::::::::H l }
∨l/|....::::::::/j \::::::::ノ | i__ /
トr─' 〈 -`  ̄}N ̄ レ┤
{ レ! __...._ _」 |) }
ヽ ! '´ -- `` \ j丿
\ハ メ「
~ヽ //レ!
| ヽ、 _. '"/ |
, -─‐ァァソ''"~´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄} ̄ ̄\
/ |_| | 〈 /| \
/ | | | |//\ \
//〉 / | | / / \\ 丶
今は亡き偉大なる先達に、総員! 敬礼!!
216:マスター(?)
06/08/11 02:53:38
もう、あまり言葉が思い付かない。ただ、とても悲しいんだ。
復帰後の舞台を…楽しみにしてただけにさ...
>>207,>>213
済まない・・頼む。
GX氏、スレ違いな上に気を遣わせてしまって…済まない。
213氏も…済まない。俺も下戸なんだwが、・・・飲まずには居られないんだ。
>>214
解ってるんだよ?でもさ・・・
『右舷弾幕薄いぞ!何やってんの!』『すまんが、みんなの命をくれ』etc...
色々な名言が、本人が声を当てた名言が聞けなくなると思うと・・・やはり辛い。
…駄文すまない。飲みすぎな状態だから変になってるかもしれえんが、許して欲しい。
最後に
鈴置洋孝さん、ご冥福をお祈りいたします。そして・・・ 敬 礼 !
217:通常の名無しさんの3倍
06/08/11 08:18:17
そうかブライトの中の人が亡くなられたのか・・・
自分も敬礼させてください
218:通常の名無しさんの3倍
06/08/11 11:30:56
>>215
艦長!!(同じく敬礼)
ブライトさん・・・ブライトさーーーーーーーん!!(号泣)
慎んでご冥福をお祈りします。鈴置さん、あちらで井上さんと塩沢さんには
もう逢えましたか・・・
219:通常の名無しさんの3倍
06/08/12 10:09:05
URLリンク(up.viploader.net)
URLリンク(up.viploader.net)
あまり誉められた行為ではないが…とりあえずおすそ分け
いつまでも引きずっていては艦長に殴られてしまうが、な…
220:通常の名無しさんの3倍
06/08/12 14:41:41
>219
久々に原曲のめぐりあい聴いたよ
大丈夫さ、きっとそういうときは心の中の艦長が修正してくれるさ
221:通常の名無しさんの3倍
06/08/12 17:38:51
話し切って悪いけど
なんかさ…
同じ英雄でもジャミルはコックピット恐怖症にまで陥るほど罪の意識に囚われてるのに
なんでキラは平然とMSを乗り回せてるんだろう…
アムロですら宇宙に上がるのを怖いと言ってんのに…
超人無敵な奴って自分自身あまりにも強すぎで自分が死ぬと言う恐怖に駆られることも無く
生殺しにあったことも無いから自分のやっていることに対して罪の意識ってのがないんだな…
だから平然と不殺とか出来るんだろうね
ああいうのをやられた側は『生き地獄』って言うんだろうなぁ
オレは旧板に言って弾幕張ってきたよ…
222:通常の名無しさんの3倍
06/08/12 18:08:31
>>221
いやちょっと待て。
英雄云々は置いとくとして、ジャミルがコクピット恐怖症になったのはコロニー大量落としの直接の要因になった行動をしたことが原因じゃなかったけか?
223:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 00:34:40
キラの場合は恐怖症ではないけどあの種死前半の抜け殻みたいな状態が
それに当たるものじゃないかな、と思ってる。
正直ジャミルとは比べては流石にキラが可哀想だろ。もしキラが同じ事
したら精神崩壊してしまうかも知れんぞ。
224:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 00:59:31
しかし戦争が来たら来たらで生き生きと不殺やっちゃってるのも事実だろうね
たかだか2年で吹っ切れちゃうのはある意味凄いっつーか無責任っつーか
225:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 11:36:10
>221-222
2~3話のティファを見てりゃ分かりそうなもんだと思うけど
多くて100人かそこらの状況であれなんだから
約99億2000万人分の断末魔や何やらが頭の中に入ってきたときのショックと言ったら酷いもんだったろう
重度のコクピット恐怖症の一つや二つで済んだことの方が不思議だよ
もちろん罪の意識も相当あったはずだけどね
226:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 12:12:58
>>225
断末魔は訓練しだいで感じないように出来るんじゃないか?
そうでもないとNTなんて兵士としてとてもじゃないが使えたもんじゃ無いぞ
227:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 12:47:22
>>226
たとえ断末魔が聞こえていなかったとしても、人類の9割を死滅させた要因の一端が自分にもあると
認識してしまったら、まともな精神状態じゃいられないだろう。
228:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 15:09:46
>>225
> 約99億2000万人分
落とした連邦側コロニーは、中身を殺してからコロニー落とししてるからその数よりは少ないはず。
229:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 16:18:03
どちらにせよ、ガンダム史上でも屈指の悲劇だな。>GXのプロローグ
そんな世界を生きてきたフリーデンクルーは、屈強な猛者の集い。
対するラクシズは、戦争を遊びにしている軟弱で外道な奴等の集り。
改めて思う!
・・・『何?この差は...(;´Д`)』
230:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 16:31:52
>>229
ラクシズだって種の頃は、本気で戦争をどーにか終わらせたいという有志の集まりだったけど。
ヤキンドゥーエでの成功で味をせしめたのか、種死のラクシズは仲良しこよしが集まってのクラブ活動に成り下がったからな。
明確な目的もなく、状況に振り回されてあちこちうろうろしているだけのAAの連中に何が出来ると?
231:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 16:58:50
UCでもコロニー育ちの連中の事「温室育ち」って言うもんな
クーラーがんがんに効かせて夏を凌いだ奴と
扇風機もクーラーも無い所で夏を凌いだ奴と
どっちが熱さに強くなるかってとこだな
232:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 22:29:18
>>231
反面、「水や空気はただじゃない」というスペースノイドの立場から、
地球の環境問題に一石を投じたのがZのエゥーゴやカラバ。
一方だけでなく、複数の陣営の見方を提示しているんだよね。
Gですら、あの世界では定着したガンダムファイトに対して東方不敗は
異議申し立てをし、デビルガンダムを味方につけてドモン達に挑んだ。
種や種死は本編で、互いを拮抗させたり自分自身のやっていることに疑問を
投げかけることを疎かにしていたから、物足りなかったよ。
その点、>>1氏はよくやっていると思う。マイペースで執筆してください。
233:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 22:54:46
>>230
確かにな
お互い利益じゃなく憎しみだけで戦争を続けようとする両陣営
さらに超個人的な理由で世界を憎み、戦争を影からあおるラスボス
それを何とか止めたくてどちらにも所属せず戦う主人公たち
種を見ていた当時はXを思い出したもんだ
なのに種死は・・・
234:通常の名無しさんの3倍
06/08/13 23:49:49
終盤のあらすじだけ見るとXに似ているようだが、
そこに至るまでに主人公側の成長がしっかり描かれていたのがX
パクリと腐女子要素だけで中身スカスカだったのが種
235:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 01:04:16
Xのフリーデン一行の場合は特に戦争をどうこうする気は無く、おこなった行動がたまたま戦争終決に繋がっていったとゆう感じじゃないか?
236:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 01:40:05
ザイデルやブラッドマンを殺したのはフロスト兄弟だったしね。
フロスト兄弟が殺さなかったら例えDOMEに触れた後でも戦争は続いてたんだろうか?
237:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 01:47:21
続いてただろうね。
ザイデルもブラッドマンもNTという価値観を捨てられなかったから。
結局同じことを繰り返すからこそ、未来がないと言われた訳で。
238:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 05:59:19
このスレってもしかして種とX両方好きな奴とかいない?
だったら俺消えるけど
239:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 08:12:21
両方好きなヤツが大半だと思うぞ
240:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 08:26:21
種好きというより、シン好きかな。
シンとアベルスレからずっといるし。
X好きなのは言うに及ばず。
241:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 11:27:05
Xは好き
種はあくまで二次創作の題材としてなら面白いと思ってる(本編は言うまでもなく糞)
242:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 11:43:31
種デス本編を見て、Xの良さに気づいたと言うかなんというか。
Xはあの環境下でちゃんとまとめていたので好きになった。
種は素材はいいものそろってるのに、調理の仕方に間違えてるよなあと。
なんで二次の上なら好きよ。
243:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 13:33:14
種も種死も序盤は結構好き。
でも中盤からグダグダになって後半になるともう目も当てられん・・・
Xは欠点も多いけどそれを補って余りある魅力に溢れた作品だと思ってる。
244:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 13:55:55
Xキャラは大人キャラがたくさんいていいですね。安心してみていられます。
しかしそれゆえにガロードやフロスト兄弟にあまり魅力を感くぁwせdrftgyふじこlp;
245:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/14 17:03:51
皆さんお盆休みをいかがお過ごしでしょうか? といいつつネタ投下… また出てきました問題児!
第二十九話『・・・因縁は、自らの手で断ち切るものだ。』(前編)
「機関部の修理、完了しました!」
「よし、フリーデンは直ちに発進。敵潜水艦を負う!」
ローレライの海での戦闘から丸一日、機関部の修復がようやく終わったフリーデンはマーカス一味の追撃を開始した。敵は潜水艦だが先日の戦闘で潜水艦として機能は
一時的に失われており、海上でしか活動できないフリーデンにも追撃は容易な状態であった。
「あ~あ~あ~あ~、また無茶してくれちゃって・・・。」
キッドはディスティニーの整備をしながら愚痴をこぼした。元々海中での活動に不向きな形をしているディスティニーがかなり無茶な扱いをされたために機体の至る所に金属疲労が発生していたのである。
「ま、海ン中で散々引っ張りまわされたって話だから仕方ないか・・・。」
15年前の戦争の際に作られたGXなどに使われている装甲の3倍の厚さはあるだろう装甲をワイヤーで吊り下げ引き剥がす。
ヴァリアブル・フェイズ・シフト装甲、通称VPS装甲は電力を消費することでその強靭な強度を保っているが、装甲そのものが永久にその性質を保っていられるわけではない。
C.E.のレクイエム破壊後に一度新品の装甲に取り替えたとはいえ、幾多の激戦を潜り抜けた装甲には細かい傷がびっしりと刻み込まれていた。
「う~ん、本気で近々装甲の総取り替えせにゃなんねぇかもしれねぇな…。」
VPS装甲の作り方をキッドは知らない。仮に知っていたとしてもVPS装甲は無重力空間でしか生成することが出来ない物だ。ただでさえ”重さ”と言う観点で問題を抱えているディスティニーはさらにキッドに難題を突きつけるのだった。
「目標確認!! 距離2,000!」
「ガンダム各機、発進願います!!」
敵艦の追撃を開始してから丸1日、うまく海流に乗る事ができたので本来の航程の約半分で敵艦に追いつく事ができた。
だが、敵艦に追いつく事ができても今回の目的は達成されたことにはならない、今からが本番なのである。
「皆出た?」
「ええ、皆ちゃんと出撃・・・、って、え?」
いつも耳にする声だが、戦闘中には肉声で聞くことの無い声にブリッジの面々は違和感を覚える。入り口の方を向くと、赤いジャケットを着た少年がにんまりと笑いながら立っていた。
『ガロード!!?』
「何であんたがここにいるのよ!!?」
ガロードはGXのパイロットである。だが、GXは既に敵艦へ向けて出撃している。では誰がGXに乗っているのか導き出される答えは一つ。
「キャプテン!!?」
「ルチル・・・、今行く!」
GXのコックピットの中でジャミルは口を真一文字に結び敵艦を見つめていた。今回の目的は敵艦に回収されたLシステムのユニットを回収すること、生態コアとして組み込まれているルチル・リリアントの救出が最終目的であった。
ルチルはジャミルにとっては元上司、そして淡い青春の思い出でもある。
『ガロードの奴、粋なことするねぇ!』
『ガキの分際でな!』
「ま、ある程度予想できましたけどね!」
ロアビィとウイッツの言葉にシンもうなずいた。ルチルと一番関係が深いのはジャミルである以上、本来彼が助けに行くのが一番良いのである。だからガロードの行動に異を唱えるものは誰もいなかった。
『MSが出てきた。突入を援護してくれ!!』
『おうッ!』
『あいよっ!』
「了解ッ!」
246:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/14 17:07:47
第二十九話『・・・因縁は、自らの手で断ち切るものだ。』(中編)
敵艦も逃げ切れないと悟ってか、主力であるドーシートⅢを出撃させてくる。シンは深呼吸をして改めて操縦桿を握りなおした。
「今回の目的はジャミルさんをあの艦まで行かせること…、あわてるな…、あせるな…、自分が突っ込むんじゃなくて、援護をするんだ…!」
自分の仕事を静かに復唱する。敵は突出するGXに対して狙いを絞ってくることは間違いない、ジャミルの技量はシンよりも上であるが高速で進んでいるので敵のすべてが目に入っているはずが無いのだ。
海面にチマチマと出てきて攻撃してくるドーシートⅢを一撃で倒しながらGXの突入速度が落ちないようにサポートに回った。
ジャミルのGXの動きはガロードが搭乗している時に比べて滑らかだった。弾丸のように高速で移動しながら敵の攻撃の軌道を読み、機体上半身を半身ずらしたりわずかにバーニアを噴かしたりして回避する。操縦技術ではウイッツでもロアビィでも及ばない位置に彼はいた。
「相変わらずスゲェな・・・!」
ほぼ同じ速度で移動しながらブリューナクを脇に抱えてビームでもぐら叩きの様にドーシートⅢを撃ち落しながらシンは感嘆の声を上げる。シンも相手に攻撃を当てる事ができてはいるが、
ジャミルは相手に”攻撃をさせず”に撃ち落していた。敵の頭が海上に見えたときには既に引き金を引いているのだ。
「海中はロアビィさんがやってるし、左右に俺とウイッツさんがいるといっても…。」
処理する数だけならヘブンズベース戦のときよりも少ないが、あの時は空中戦がメインであって、海中のどこから出てくるかわからない敵を相手にすることは無かった。
「ッて、あんまり変なことを考えている暇は無いか!」
敵潜水艦との距離が近くなるにつれて敵MSの数はどんどん多くなってきている。考えることを中断し敵を倒すことだけに集中しようとした矢先に、GXが上空からの砲撃で勢いを止めた。
『うおぉぉあぁ!!』
「ジャミルさん!!?」
敵は潜水艦オルクで、空中戦ができるMSを持っていないことは前回の戦闘で明らかになっている。敵潜水艦が応援を呼んだと考えるのが一番妥当なところだろうが、シンには上空から放たれたビームに見覚えがあった。
「まさか…、またあいつが…!?」
ビームの飛来した方向には白いMSが黒い翼を広げて浮かんでいた。フォートセバーンでの戦闘で壊れた蒼い使い魔たちは未だに直っていないようだが、相変わらず射撃能力はずば抜けている。
空中に浮かぶ黒い翼を持つ白いMS”ストライクフリーダム”は外部スピーカーからあの時と同じ言葉を発した。
『今すぐ戦闘をやめ、MSを引いてください!!』
「シャギア! これはどういうことだ!!?」
空戦装備のドートレスが次々と発進していく中、空母の艦橋でアイムザットは怒りの声を上げた。フリーダムのパイロット、キラ・ヤマトは新連邦政府に協力する事を了承した。
命令されたことを聞くことになっている彼が、『撃墜命令』を出したにもかかわらず相手に引くように勧告を出していることに彼はこめかみをヒクヒクとさせている。
『私にもどういうことなのかは・・・。私が彼を止めに行ってもかまいませんが?』
「・・・敵に隙を見せるようなまねはできん。最終勧告ということにしておいてやる…。」
爆発しそうな怒りを抑えながら苦々しげにアイムザットは空中に漂うフリーダムに目を向けた。
247:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/14 17:12:17
第二十九話『・・・因縁は、自らの手で断ち切るものだ。』(後編)
『ありゃフォートセバーンの時にいた奴じゃないか!?』
『まったく、今度は下っ端そろえてくるとはね…。しっかし、あの数は馬鹿にできないな。』
『いや、あれだけの装備を持っているバルチャーやオルクがいるはずが無い!』
フリーダムの後方に続々と集結する40機近くのドートレスも、ウイッツとロアビィの驚きの声も、ジャミルの疑問の声もシンには聞こえていなかった。
フリーダムのおかげでどれだけ苦渋を飲まされたか、あの機体を見るだけで、あのパイロットの声を聞くだけで彼の中にある火種が一瞬で業火へと変わる。
こみ上げてくるものがある。
完膚なきまでに破壊したい。
あいつが俺から奪ったものはいっぱいある。
だけど…!
「・・・3人とも、よく聴いてください。」
『?』
『シン?』
『・・・なんだ?』
皆が、三者三様の反応を見せる。フォートセバーンの時に見た彼の怒りは生半可なものではない。それを知っている彼らはシンの口調が妙に静かなので激しく燃える炎から距離を置くように神妙な面持ちで次の言葉を待った。
「・・・あいつの相手は俺がします。3人とも知っているとは思いますが、俺はあの機体、”フリーダム”とは浅からぬ因縁があります。」
臨界に達している怒りを必死に隠し、静かな口調で話すその姿は、逆に内に秘めた怒りを際だたせる。
「あいつは2回、俺から大切な人を奪った。俺はこれ以上あいつにいろんな物を奪われたくはありません。GXが飛び込んでいったらあいつはきっと攻撃をしてくるはずです。俺に・・・、俺にあいつを抑えさせてください!」
『・・・』
『・・・』
『・・・』
一瞬の沈黙、今回の目的はあくまで敵潜水艦の中にあるLシステムユニットを回収することである。敵を倒すことではない。
『・・・因縁は、自らの手で断ち切るものだ。』
「! ジャミルさん!?」
われながら虫のいい話をしているとシンが思ったその時、ジャミルから意外な言葉が返ってきた。
『・・・しかたねぇな、後でなんかおごれよ?』
『どんな因縁かは知らないけど、自分の問題は自分で決着付けような?』
ウイッツとロアビィもいつものように応じる。ミネルバでは『勝手な行動は慎め!』といわれそうなものだが、皆の懐の広さに思わず涙が出そうになった。
『行くぞ! あまり時間が無い!』
『おう!』
『ンじゃ、あいつは頼んだぜ!』
3機は再び機体を進め始める。シンは今しがた感じた感激をとりあえず胸にしまい、上空にいるフリーダムに目を向けた。
「お前の相手は・・・、この俺だ!!」
248:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 17:35:35
吉良さんてば自分の立場がよく判ってないのかねぇ?
それと比較するようなシンの冷静な対応、それを踏まえたジャミル達の行動、
なんともおいしいw
つーかアイムザットと兄さんにこれあげる
つ【胃薬】
249:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 17:56:41
しかし実にキラさんらしい
キラさんなりの善意というか正義によるものだからな
でも部下としては持ちたくないよな実際wwww
250:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 18:28:24
上司としても持ちたくないですこんな思想がかった人
251:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 18:39:18
部下が必死こいて取り組んでる仕事を横合いからさっさと片付けちゃって、「大変そうだったから」
とか言いそうだよな。部下の面子を潰したことにも気づかずに。
252:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 19:02:46
添削
>>245
敵潜水艦を負う=敵潜水艦を追う
潜水艦として機能は=潜水艦としての機能は
生態コア=生体コア
253:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 20:09:51
GJ!
シンが主人公してるなあ・・・
こうまで社会不適格だと本編でNEETしてたキラは何気に一番無害だったのかも試練。
254:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 21:06:35
>>251
面子を潰すもなにも会社としては早く終わらせる事が出来るならそっちの方が良い訳で・・・
255:マスター(?)
06/08/14 21:58:23
GX氏、お疲れ様。…先ずはコレを...
つ[URLリンク(www.t-break.com)
今回の話、…良かったよ。具体的には、
○シンとキラの対比(シンの成長の度合いの表現)
○サブタイor言葉の重み(ジャミルの行動が、深さを際立たせる所)
○↑の言葉に後押しされた後のガンダム乗り達の姿(信頼・協調性の表現)
の辺りが、とても自然で良かった。
前の話の伏線(X世界は人の過去を云々)が生きてる所も良い。それに…
何だか、GX氏が着々と腕を上げてるのも伝わって来るのも…良い。
読んでいて凄く…『楽しい!』と思えたよ。
>>244
そんな事は無い。
ガロードは、壁を乗り越え必要な部分が成長しつつ、ティファへの想いを
貫く姿は、かなり魅力的だと思う。
それに、フロスト兄弟は…狡猾さとカテゴリーFの力を活かした絶妙なコ
ンビプレイ、そして…搭乗機の禍々しさ等、十分に魅力があると思うが。
今回はココまでだ。という事で…次回も楽しみにしているよ、GX氏。
256:マスター(?)
06/08/14 22:20:10
…追記を忘れていた。
この前のレスで、スレ違いと(何時もの事だが)変な文面のレスをして、済まなかった。
あと、>>スレ住人へ
つ[URLリンク(www.hpmix.com)
それでは改めて…次回も楽しみにしている。頑張れ!
それでは…失礼。
257:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 23:31:14
GJ!
次は一時的にシンとシャギア兄さんが組んでキラを仕留めるお話かな?
258:通常の名無しさんの3倍
06/08/14 23:47:04
>>254
いや、一度部下に任せたからには勝手に割って入ったらダメだろ
そんなことやってたら部下は育たないし、長い目で見れば損失になる
259:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 01:04:33
GJッ!です。
「やっぱ、Xキャラにはあぁいうセリフって似合うよなぁ・・・。」
と、しみじみ思いました。
そういえば、某tubeでXが四話までUPされてましたね。
いや、ここで言うべきじゃなかったかもしれませんが。
260:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 02:28:16
そういや種キャラはXのメタフィクションで分けるとどんな風に分類されるんだろ?
261:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 04:38:41
吉良さんて異世界に来てしまったって認識してるよな?
262:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 08:32:30
認識はしてるだろ
自分の理想は万人の理想という視野の狭さは相変わらずみたいだけど
263:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 11:48:56
・・・・・・いや、まだ認識できてないのでは?
自分の理解を超える事から逃避しているようにも見える・・・・・・
だから何時もと同じ行動を取る。
264:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 14:31:37
カガリがキラを説得するよ。
265:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 15:28:46
>>264
そこでまた結婚式の時みたいに強奪誘拐しようとするが、
フリーデン暮らしで結構人間的に成長したカガリにキッパリ断られたしなめられて、
少しは目を覚ますかそれとも更にいじけるか…
266:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 15:52:55
>>265
説得するとしたらブリッジからだろうに、だから強奪もへったくれも無いと思うんだが
267:通常の名無しさんの3倍
06/08/15 23:50:12
フリーダムを倒せば装甲が手にはいる
沈めるのが吉
268:通常の名無しさんの3倍
06/08/16 10:22:04
まだまだ中盤。全キャラが成長するには時間がある。
安心しろ・・・安心するんだ・・・俺・・・
269:通常の名無しさんの3倍
06/08/16 19:52:24
\ ∩─ー、 ====
\/ ● 、_ `ヽ ======
/ \( ● ● |つ
| X_入__ノ ミ そんなエサで俺様が釣られクマ―
、 (_/ ノ /⌒l
/\___ノ゙_/ / =====
〈 __ノ ====
\ \_ 運命 \
\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
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270:通常の名無しさんの3倍
06/08/16 19:54:31
誤爆すまそ
271:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 00:23:18
>カガリがキラを説得するよ。
それ良いな。ちょっと見てみたい
272:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 00:31:36
拳で説得したりして
273:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 00:43:42
カガリ「やめておけ、本気になった姉に弟がかなうと思っているのか?」
274:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 01:14:45
なんつーか…ここのラクソの洗脳電波は時間と距離に関係ないのか…
相変らず桃色汚物の操り人形でしかないな、ニート中将…哀れな…
これが仮にも新世紀のガンダムを名乗った(同人)作品の、(奪い取った)主人公の成れの果てか…
1人目のキラは嫌いじゃなかったのにな…残念だよ…
275:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 01:22:39
カガリを見つけても誘拐されてると勘違いをしてフリーデンを狙いそう。
276:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 03:21:45
>>274
時間と空間を飛び越えて今までの常識が全く通じない場所に放り出された上に、
最初に頼った相手がライラック作戦の人だったもんでもう何も信じられず、
既に現状とまったくあわなくなった旧来の価値観に哀れなまでにしがみつくことで、
やっとのことで自己を保っているんだと善意に解釈する。
そのうち誰かが叩きなおしてくれるさ。
277:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 03:25:07
本当に「叩き」直されて欲しい
「このバカ弟が―――ッ!!!!!」
278:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 15:48:26
Xの次回予告が好きだった。願わくば今回予告も最初につけてくれたらうれしい
279:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 19:38:26
落ちそうなんで上げ
280:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 19:44:19
アッー!
281:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 22:32:04
dat落ちは最終書き込み時間で決まるから
荒らしを呼び寄せる行為(=age)はやめろ
282:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 22:35:17
>>281
押し出しによるdat落ちという物もあってな。
夏場は糞スレ乱立とかのせいで最終書き込みから1日も経ってないスレも落ちるのだ。
283:通常の名無しさんの3倍
06/08/17 22:36:22
そも980超えてるスレは一日空けば落ちるようになってるけどな
284:通常の名無しさんの3倍
06/08/18 09:41:26
フリーデンって案外小さいな
285:通常の名無しさんの3倍
06/08/18 10:17:48
>>284
確かに・・・宇宙戦艦であるⅡでも173mで350mのアークエンジェル級の半分だもんな
(旧フリーデンは資料が無かったスマソ。本編の対比から観てそんなに差はないと思う)
まあ、アークエンジェルと違ってフリーデンはMS母艦としての特性
(あとサルベージ艦としての改修)が特化された船だから、
戦艦と言い切れないけど・・・火力が少ない地上版アーガマ?
286:通常の名無しさんの3倍
06/08/18 12:15:53
フリーデンは132m
一応陸上戦艦だけど流通システムがボロボロな戦後に造られたから
戦闘能力よりも積載能力を重視してたんじゃね?
287:通常の名無しさんの3倍
06/08/18 20:03:46
ホバリングだし、主砲ないしな
288:通常の名無しさんの3倍
06/08/18 21:30:43
ザブングルのランドシップみたいなもんか
あれも軍艦としては無駄が多すぎるという話だし
289:通常の名無しさんの3倍
06/08/19 00:00:49
そもそもフリーデンは戦艦なのか?
あれはどっちかっていうと輸送艦にちょっとした武装を施した物って感じがする
290:通常の名無しさんの3倍
06/08/19 00:31:24
フリーデンは一応戦艦だったはず…
X世界の戦艦はアーガマとかと一緒で戦艦本体の火力よりMSの運用能力を重視してるんじゃないか?
291:通常の名無しさんの3倍
06/08/19 00:32:28
操舵士シンゴだし少しくらい攻撃されても回避できるもんな!
292:通常の名無しさんの3倍
06/08/19 01:26:58
そうだね、毎回被害は推進部を一カ所持っていかれる程度だもんな!!
・・・・・・あれ?
293:通常の名無しさんの3倍
06/08/19 11:30:42
AW世界では一般的な陸上戦艦はロッキー級との事。
それと比較すると武装・積載量・装甲が明らかに劣ってる
フリーデン(アルプス級)は足回りの良さを活かした高速戦艦なのかも。
もしくはバルチャ-業務を円滑にする為に元あった攻撃的武装は
外してあるのかもしれん>フリーデン
294:通常の名無しさんの3倍
06/08/19 11:43:14
フリーデンは他所からは高い信頼を受けているのに、自前のMSを所有していなかったんだよな・・・・・・
295:通常の名無しさんの3倍
06/08/19 19:26:24
パイロットがいなかったからな。
ジャミルはコクピット恐怖症だし・・・。
296:通常の名無しさんの3倍
06/08/20 11:50:29
他と違って戦闘目的や略奪行為を行って無いからじゃない?
それに必要な場合だけウィッツやロアビィみたいにフリーのMS乗りを雇えば良いんだし
でもある意味自前のMSってGXだけなのでは?
297:通常の名無しさんの3倍
06/08/20 17:44:52
アニメでMSを売っている場面があったから
必要な時以外はMSをもたないようにして傭兵を雇っていたんじゃないかと
298:通常の名無しさんの3倍
06/08/20 18:41:57
>>50と同じく
ふと、こちらのシンとカガリが「流石だよな、漏れら」の体勢で
ダブルエックス in C.E.73を見ている光景を妄想してみた。
「・・・・・アスラン」
「代表・・・・・」
「カガリは今、泣いているんだ・・・・」
つぶやく。その声が、どこか遠かった
つづく
==========================
(原作でのオーブの状況を思い出して)「あ、ああ、わ、私は、私はなんて事を……う、うわあああああぁぁぁぁっ!!!
すみません、すみませんお父様、私は、私はああああぁぁぁぁっ!!」
「……ほんとに泣いてるよ……」←実はカガリ並みにテンパッてる
多分この後、シンがカガリの背中を軽く叩いて宥めているかと。
299:小ネタ
06/08/20 22:03:10
>>298
. . : : : :: ((_ ::: :: : :::: :: ::: ::: ::::::::::::::::::::::::::::::
〃´ `ヽ, : : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : :::::::::::::
((( )) ).. ii: : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::
. . .... ., "⌒` , ぃ゚ - ゚ リiw : : :: :: ::: :::::: :::::::::::: : ::::::::::::::
ルハノルノノ〉/ ⌒i . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽルレ∪ | |. . . .: : : :::::: ::::::::::::::::::::::::::
/ :::/:;ヽ、ヽ、::i | | . .:: :.: ::: . :::::::::::::::::::::::::::::
/ :::/;;:・。 ヽ ヽ::l | |____ . :. :. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、ノ (u ⊃
こうか
300:通常の名無しさんの3倍
06/08/21 10:07:28
>>299
ワロタwwwいやあ、あっちはイイ意味でぶっ飛んでるからね・・・
こっちは「嫁補正ないⅩ世界で頑張る種運命キャラの物語」だけどあちらは
「嫁補正全開の『種死世界』相手に護るべきもののために戦う漢(女性もいるwⅩ・運命キャラ
問わない)たちの物語だから」・・・のんびりⅩスレを楽しんでいる俺には
最近あっちの物語観るのが怖い。Ⅹキャラが極限まで追い込まれているから辛い;;
そこから逆転するのがカタルシスとはいえなあorz
301:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/21 21:48:51
夏休みなんですかそれとばかりに就活中…昨日の試験の結果が早く着て欲しい…結果によっちゃ就活終わる
第三十話『考えたって始まんねぇじゃん?』(前編)
ジャミルたちが前線でMSと交戦する中、ブリッジの面々は備え付けの大型ディスプレイでその様子を静かに見守っていた。
「キャプテンもなかなかやるなぁ。」
「そりゃ、本物のGXのパイロットだもんね!」
「人を偽者みたいに言うな!」
シンゴの感嘆の声にトニヤも同意するが、意地悪な言い回しにガロードは反論する。
ジャミルは15年前の戦争で実際にGXに乗っていた正規の元軍人である。ガロードのGXに乗っている
ジャミルが”本物のGXのパイロット”と呼ばれたら本来のパイロットであるガロードも反論したくなるだろう。
だが、トニヤとガロードの姉弟のようにじゃれあうのとは対照的にサラの表情は芳しくなかった。
「最悪の場合、ルチルがまたLシステムで助けてくれるのかしら…?」
「いいえ、それはできないわ。」
入り口からカガリとティファの体を借りた表情の冴えないのルチルが入ってくる。身体的異常は無いので一人で行動させても問題は無いのだが、『心配だから』という理由でカガリは彼女のそばにずっと付き添っていた。
「どういうことだ?」
「彼らは、私の力に気づいてしまった…。いくらニュータイプといえど、増幅装置が無かったらその力を外部に及ぼすことはほとんどできないわ…。」
ガロードの問いに伏し目がちにルチルは答えた。
増幅装置。ニュータイプ能力を使用するフラッシュシステムなどもそうだが、
1人のニュータイプが放つ精神はそれだけでは12機のビットMS同時操作などの離れ業はできない。敵艦の何者かがそのことに気づきニュータイプ能力を増幅する回路の基板を抜き取ってしまったというのだ。
「…大丈夫さ、きっと。」
ルチルの沈痛な表情とは対照的にカガリは自信に満ちた表情を浮かべていた。
「大丈夫だよ、あいつらなら。」
「…たしかに。ジャミルの腕が俺より良いのは確かだし、シンたちもいるもんな…。」
ガロードも大きくうなずく。普段機体を並べて戦っている彼の言葉は、強い説得力を秘めていた。
だがジャミルが上空からの砲撃で進撃を停止し、フリーダムが周囲にいるすべての者たちに言葉を発したとき、皆は表情を変えた。
「あ、あれはフォートセバーンのときにいた奴じゃないか!!?」
「何であいつがこんなところにいるのよぉ!?」
思ったことをすぐ口に出してしまうガロードとトニヤはもとより、シンゴもサラもカガリもフリーダムの登場にただただ目を丸くする。
ただ、カガリだけはまったく違った意味で呆然としていた。
「・・・キラ・・・?」
「え?」
「キラ・・・なのか・・・?」
「カガリさん、あなたあのMSのパイロットを知っているの!?」
カガリの呟きを聞いたサラは、カガリの両肩を掴み激しく揺さぶった。先ほどの満ち足りた表情は彼方へと去り、その場にいる誰よりも暗い表情のカガリは重たい口を開く。
「あいつは・・・あいつは私の弟だ・・・。」
カガリの発言に一同は衝撃を受けた。言葉を発するものがいなくなったブリッジを重たい沈黙が支配する。
”敵に家族が人質にされた”状況なら経験したこともあるが”家族に銃を向けられた”経験が有るのはフリーデンの全クルーの中に何人いるだろうか。
302:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/21 21:52:56
第三十話『考えたって始まんねぇじゃん?』(中編)
「・・・そう・・・それで? どうするつもりなの?」
「え?」
重く澱んだ雰囲気を最初に打ち破ったのはルチルだった。能面のような何の感情も感じられない表情で淡々と言葉を続ける。
「今あなたの目の前に弟さんが敵として現れた、これは変えようも無い事実よ。姉であるあなたなら彼を止める事ができるかもしれない、うまくすれば仲間にだってできるわ。」
ルチルの言葉はカガリに重くのしかかる。フリーダムを味方に引き入れることも、敵に回すことも彼女次第なのだ。彼女にとっては”あちら側”でユニウス7からの付き合いであり、信頼度が特に高い人物である。
「わ・・・私は・・・。」
敵に回すか、味方につけるか。親しい者同士が撃ち合う悲しさは彼女もよく知っている。できることならば味方につけたいところだが、絶対に1人だけ異議を唱えるものがこの艦に乗っているのだ。簡単に”味方につけよう”などとはいえなかった。
一方、前線のジャミルたちは未だ敵潜水艦に追いつけずにいた。マーカスたちが放ったドーシードⅢはすべて撃退できたものの、空中戦装備のドートレスが36機、さらに”動く砲台”と言っても過言ではない火力を持つストライクフリーダムを
たった4機で相手にするのだ。空中で戦うGX,エアマスター、ディスティニーの進行上に広がる弾幕は最早”弾幕”ではなく、”弾層”となりつつあった。
「1人頭9機ってか? 女性の相手だったら大歓迎なんだけどなぁ!」
海中を移動しながら敵の魚雷を回避し続けロアビィも攻めあぐねていた。対空魚雷を装備しているならまだしも、水中対水中用に改造されているので機体を海上に上げなければ陸上で持つ自慢の火力を発揮できないのだ。
「オラオラオラオラァァ!!」
戦闘機形態に変形させたエアマスターで錐揉み飛行をしながらビームを撃ち続ける。空中用装備をしているとは言ってもドートレスは人型、エアマスターの攻撃を完全に開始しきる事はできない。
2機を海の藻屑と変えたが、敵パイロットの錬度もかなり高く、そのほとんどが射撃を回避していく。
「クソ! こう数が多くちゃジャミルの援護なんてとてもじゃねぇぞ!!」
操縦桿を巧みに操作ながらウイッツも毒づく。一対多数、さらに空中戦。これまでに無い苦しい戦闘に潜水艦へと進むジャミルの援護もままなら無い。敵の攻撃を回避して迎撃、自機を囲む敵に対して一切の油断が許されない状況の中皆それぞれに奮闘しているのだった。
「こんのぉぉぉぉぉぉ!!!」
シンはディスティニーの周りを囲む10機のMSを相手に空中を縦横無尽に飛び回っていた。9機のドートレスは陣形を組み、フォーメーションをとって攻撃をしてくる。連携の精確さはきわめて高かったが、戦闘が長引くにつれ徐々にパターンが見えてきていた。
彼にとって、フォーメーションを組んで精確に攻撃をしてくるドートレスよりもフォーメーションの合間を縫うようにして攻撃をしてくるストライクフリーダムのほうが立ちの悪い敵であった。
『もう下がれ!! 僕たちは君たちを倒したいわけじゃないんだ!!』
サイドアーマーに装備されたレールガンを撃ちつつストライクフリーダムのパイロットは叫ぶ。一対一なら言い返すこともできるが、ほかにも敵がいるのでそんな余裕は無かった。
精確に武器や頭部を狙って攻撃をしてくるところは前の機体であるフリーダムのときとまったく変わっていない。散々シミュレートしたことなので今では難なくかわす事ができるが、
かわすことでほかのドートレスに付け入る隙を与えてしまうのだ。1対10で相手をしている側としては邪魔なことこの上ない存在であった。
「くそぉ!! 回避できても攻撃をする暇が無いんじゃ埒があかない!!」
機体の突進力は昔よりも若干上昇している。接近戦装備”クラウ・ソラス”があれば速度に物を言わせて一気に陣形を崩すこともできるが、今装備しているのは砲撃戦装備”ブリューナク”である。長距離からの狙撃や高出力のビームで敵を一掃するためならまだしも、
今回のようにある程度接近されてしまったらビームライフルの方が便利なのはわかりきっていた。残り少ないライフルの弾数を気にしながら確実に当てるためにタイミングを計る。
『もうやめろぉぉ!!』
2丁のビームライフルを両腰にマウントし、瞬時にビームサーベルを抜いて距離を詰めるフリーダムをどうにか回避する。触れれば斬られる黒い旋風を回避したらすぐにドートレスの射撃、息をつくことすらできない状況の中シンは戦いに専念した。
303:通常の名無しさんの3倍
06/08/21 21:53:31
がんばれー
304:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/21 21:55:38
第三十話『考えたって始まんねぇじゃん?』(後編)
「敵艦、後3分で船団と合流します!」
「・・・艦を出せ!!」
戦闘を見ていたガロードが突然叫んだ。一斉に向く視線に気さくな笑顔えで答えた。
「ッて、ジャミルなら言うんじゃないかな?」
「・・・フ、そうね。フリーデン、全速前進!! 敵艦を追撃します!!」
「了解!!!」
サラの指示に元気よくシンゴは返事をすると、船を全速力で敵艦へと進ませ始める。敵も味方も思わぬところで艦が動いたことに驚いていることだろう。
「おい! 勝手に艦を動かして良いのか!? それとも何か策があるとでもいうのか!?」
「んなもん、あるわけねぇだろ。」
あわてるカガリとは対照的にガロードは落ち着いて前方の敵艦を見据えていた。その眼差しにはまったく迷いが無い。
「な・・・!」
「だって考えたって始まんねぇじゃん? このまんま何にもしなかったら状況は悪くなる一方だしな。だったらここは、何も考えずには走る!」
「それがあなたたちの命を縮めることになるとしても?」
ルチルはガロードに問いかけた。戦艦は戦場での最終目的物であり、最大の標的でもある。それを簡単に動かすことは普通しないし、戦場で軽い気持ちで艦を動かすことはクルー全員の死を意味することだ。
「・・・今回の目的はジャミルをあんたに会わせる事だ。俺はティファを助けるためにジャミルに協力してもらったこともあるし、叱られたり励まされたりもした。そんなジャミルがアンだけ必死にあんたのことを助けようとしてるんだ。
クルーなら、協力するのが筋ってもんだろ?」
「そう・・・。ジャミルも良い仲間を持ったわね、私なんかのためにこんなに一生懸命に・・・私も期待に応えないと。」
ルチルは俯き気味だった顔を上げる。その顔には満ち足りた笑顔が浮かぶ。
「でも、Lシステムはもう・・・。」
「別の力を使います。」
不安げなサラにルチルは動じることなく答え、まぶたを閉じた。
305:通常の名無しさんの3倍
06/08/21 22:36:33
GJです。
ここのカガリがシンに配慮できるくらいに成長したよなあ。
まあ、これでキラが仲間になっても、問題児抱え込むだけだと思うけどw。
最後のガロードの台詞もいい。
ガロードのまっすぐな気持ちが良く出てるよ。
職人さん就活中らしいけど、無理をしないで。
気長に続編を待ってます。
306:通常の名無しさんの3倍
06/08/21 22:40:17
乙、そして添削
>>302
>ストライクフリーダムのほうが立ちの悪い敵であった
立ちの悪い→質の悪い
>>304
>一斉に向く視線に気さくな笑顔えで答えた
307:通常の名無しさんの3倍
06/08/21 23:08:52
乙!ドートレスでこれではネオやバリアントが出てきたらどうなってしまうのやらw
シンvsキラの一騎打ちはちと期待できないかな?ちょっと残念
暑い中就職活動大変だね。体を壊さないよう気をつけて頑張れ
308:通常の名無しさんの3倍
06/08/21 23:16:57
うはこっちも多勢に無勢か、どこ行ってもこいつらは苦労するよなぁ…
カガリがどういう選択するか気になる。
ともあれGJ!
おまけ
>エアマスターの攻撃を完全に開始しきる事はできない。
「回避」と見た
309:通常の名無しさんの3倍
06/08/21 23:21:49
職人様、乙です!
キラには、ACの人達は「生き抜くために」戦っている事を理解して欲しいのだけど・・・カガリと
シンの二人がかりなら、何とかなりますかねぇ??
就活、上手くいくと良いですね。残暑も厳しいので、体には気をつけてください。
310:通常の名無しさんの3倍
06/08/21 23:56:33
GJ!
何も考えずに走れ、フリーデン!
次回果たしてカガリのキラ説得は成功するかな?
逆に言いくるめられそうになったらと思うと・・・・・
ともあれ、兄さんとGビットに期待だ!
311:通常の名無しさんの3倍
06/08/22 00:25:52
GJ!!
そして、就職活動の合間での力作投下…乙!!
次回、遂に…Gビットが動くか?!フリーデンの活躍はどうなるか?!
そして、…シン達の運命は?
今後も…『ディスティニーinA.W.0015』から目が離せないぜッ!!
ついでに、空気の読めないNEETの末路は…別に如何でもイイかw
墜ちてくれても構わないしw…つか、寧ろ墜ちr(ry
312:通常の名無しさんの3倍
06/08/22 00:39:34
個人的にキラはカトックに叩きのめしてもらいたいからここで墜ちてもらっては困るな
313:通常の名無しさんの3倍
06/08/22 00:39:58
>>309
AC:W
AW:X
314:通常の名無しさんの3倍
06/08/22 11:52:35
就職活動乙!
そして、頑張れ!
315:通常の名無しさんの3倍
06/08/22 13:09:31
GJ!
いよいよ次回Gビットの登場かな。期待してます
そして、就活のほうも頑張ってください
316:通常の名無しさんの3倍
06/08/22 18:10:39
見える!私にも見えるぞ!
強化パーツの為にめぼしいパーツひん剥いてから破壊されるGX-bitの悲哀に満ちた未来とそれで強化される運命の姿が!!
317:通常の名無しさんの3倍
06/08/22 18:34:14
>>316
残念だがそれは幻想だ
318:通常の名無しさんの3倍
06/08/22 23:20:24
>>50と同じく
ふと、こちらのシンとカガリが「流石だよな、漏れら」の体勢で
ダブルエックス in C.E.73を見ている光景を妄想してみた。
ふと、ガロードは振り返る。ブリッジから、一人の男が肩を震わせながら出て行く
ユウナだった
つづく
==========================
「やっぱりこいつ等はぁぁぁっ!!……って、どうした、突っ伏して。おい。ちょっと、おいっ!!」
返事がない、ただの屍のようだ。
「……ド、ドクタァァァァァァァッ!!」
復活後。
「よ、喜んでいる!? オーブを滅ぼされて、キサカや大勢の兵や民をあんな風に洗脳されて、それで私が喜んでいるだとぉぉぉぉぉぉっ!!
糞がぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「あっ、やっぱりお前もこんなのは嫌なんだ。ラクス=クラインやキラ=ヤマトと一緒にいるから、違うと思ってたんだけど。」
「当たり前だろうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
319:通常の名無しさんの3倍
06/08/23 01:05:07
>>309
世界中の社会システムの崩壊の後は全世界がサバンナになったも同然
生きるためにライオンが狩りを始め獲物を食らい、その残骸にはハゲタカ(バルチャー)が寄って来る…
そして人を統治する指導者も場所も法律も無くなれば弱肉強食の世界となる…
そんな生き抜くために必死になってる世界の人々に「こんな戦いやめるんだ!!」なんて言っても「馬の耳に念仏」
自分一人生き抜くのに必死な彼らに個人の理想になんぞ構ってられんだろうね
320:通常の名無しさんの3倍
06/08/23 02:51:16
ちょっとそれはどうかな
A.Wの人間は皆したたかに精一杯生きてるけどさ
生き延びることが全てみたいには考えてないだろ
フォートセバーンのように個人の掲げた理想を支えようとしてる人達もいたし
むしろロンド・ミナ・サハクが言ったような、自分自身に従って生きてる人達がずっと多いと思う
キラはやってることが偽善で矛盾を抱え込んだままそれを人に押し付けるから駄目だが
321:マスター(?)
06/08/23 18:09:05
GX氏、お疲れ様。次回も期待してるよ。
<本日の差し入れ>
つURLリンク(www.fujiya-chaho.jp)
アイスクリームも用意してみた。
つURLリンク(www.lookpage.co.jp)
では…失礼。
322:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 02:26:52
グリーンティー???
と思ったがよく見たら淵が緑ですな。
ずいぶんと濃いお茶のようで。
323:マスター(?)
06/08/24 03:41:03
ん?…濃いかった?
…申し訳無い。別のモノに取り替えます。
つURLリンク(www.moritaen.com)
序でに…ゼリーも用意してみた。
つURLリンク(www.fujiya-chaho.jp)
では...
324:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 03:44:28
>>322
グリーンティは普通こんなもん
325:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 13:34:55
ノイマンとシンゴの操舵勝負。
326:通常の名無しさんの3倍
06/08/24 19:58:15
この感じだとキラは遅くてもゾンダーエプタ終了までにはフリーデン側になりそうだな
ゾンダーエプタ編以降も敵側で出る場合ゾンダーエプタを兄弟と離脱する以外に道が無い訳なんだがあの兄弟が他人を連れて行く訳が無いからな
327:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 07:30:15
どうやら知らないうちに嫁補正に汚染されているようだな。
主役を簒奪した前作主人公ごとき途中退場したって良いじゃないかw
328:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 07:47:12
カガリに想いっきり怒られて新連邦離脱、
退場して反新連邦組織にでも拾われとけ。
329:通常の名無しさんの3倍
06/08/25 17:20:48
>>327
その嫁補正のない世界で種キャラを鍛え直そうってのが趣旨なんだから
過剰にプラスされた連中にも辛酸を舐めさせて社会復帰させないと
330:通常の名無しさんの3倍
06/08/26 06:57:51
随分下がってるから次の書き込みでageていい?
先の話になるけど「飛べ、ガロード!」で
ガロードとシンは別行動になるのかな?
(ガロードは宇宙、シンはフリーデンクルーと地上に)
331:通常の名無しさんの3倍
06/08/26 07:00:55
>>330
案外一緒に上がるんじゃないのか?
デスティニーは宇宙の方があってそうだし正直サテリコンの助けが無かったらと仮定したら
仲間は多いほうが良いと思うし
332:通常の名無しさんの3倍
06/08/26 09:46:22
あれ…艦長珍しい所で会いますね、どうしたんです?え、>>331を捜してる?アイツならさっき食堂の方に…
333:通常の名無しさんの3倍
06/08/26 13:21:07
>>331
ん~・・・どうだろなぁ
ガロードがシャトル乗れたのは新連邦の最新型ガンダムを手土産にする事で出来た事だしなぁ
それにシンはシャトル防衛で戦ってる方が合ってる気がする
334:通常の名無しさんの3倍
06/08/26 14:36:14
なんせXネタを止めればもっと面白くなるんだよ
335:通常の名無しさんの3倍
06/08/26 16:09:19
って言うか革命軍にしたって身元不明な奴二人も連れていく訳にはいかないだろうしな
336:通常の名無しさんの3倍
06/08/26 21:26:50
宇宙に行くならキラかな。
ニュータイプ研究所で先天的強化人間としてじろじろされていたところをロリコン誘拐魔によってオマケで連行。
と思ったがロリコン誘拐魔と一緒に銃殺されるぐらいしか使い道がないな。
337:通常の名無しさんの3倍
06/08/27 15:44:03
>ニュータイプ研究所で先天的強化人間としてじろじろされていたところをロリコン誘拐魔によってオマケで連行。
カリスにあまり興味を示さなかったところを見る限り、強化人間は邪道とか考えてそう
338:通常の名無しさんの3倍
06/08/27 15:59:01
>>327
フリーデンにカガリがいるんだからキラが仲間にならない方がむしろ不自然だぞ
339:通常の名無しさんの3倍
06/08/27 16:04:17
かが全く自省しないキラを見てフロスト兄弟だけでなくフリーデン組とシンに生理的嫌悪感を持たれる希ガス
340:通常の名無しさんの3倍
06/08/28 21:26:54
フリー電の面々としては、一応、カガリより付き合いが長いシンを信用するんじゃないかと。
ニートは行動もおかしく見えるし。
341:通常の名無しさんの3倍
06/08/28 21:29:57
カトックがキラにお前の攻撃で女房が死んだとハッタリをかます。
342:通常の名無しさんの3倍
06/08/28 22:16:56
>>341
カトックのキャラじゃないな、「女房」は彼にとってハッタリに使えるほど軽々しい存在じゃないと思う。
「部下が死んだ」ならいくらでもやりそうだがw
343:通常の名無しさんの3倍
06/08/29 20:13:15
>>336
ロリコン誘拐魔というと旧板のドキドキプルちゃんスレの赤い人を思い出す
344:通常の名無しさんの3倍
06/08/29 21:41:56
新作まだ~(?_?)
345:通常の名無しさんの3倍
06/08/29 23:33:02
待ちきれないよ。
346:通常の名無しさんの3倍
06/08/29 23:37:26
職人氏も就活で忙しいみたいだしマターリまとーぜ。
347:通常の名無しさんの3倍
06/08/29 23:52:02
こんな時はマスターの差し入れを頂くのが一番だぜ
348:ウェイター
06/08/30 04:05:54
おごりです
甘いコーヒーでも飲んでゆっくりしてくださいな
あ、マスターには内緒ですよ?
[ウィンナーコーヒー]
URLリンク(www.h-wakamizu.com)
[カフェモカ]
URLリンク(image.blog.livedoor.jp)
349:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 17:39:48
ウェイターさん ウィンナーいただきますよっと
ウィンナーコーヒーをウィンナーの入ったコーヒーだと思っていた少年時代
350:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:20:57
小説を最初から見て、
シンにとってタリア艦長は口煩い艦長で、
ジャミルはMSの操縦では勝てないと思わせる艦長と思っているのではないだろうか。
タリア艦長は船乗りで艦とクルーの安全を守る為に他人に規律を守らせる傾向が強く、
ジャミルは元GXパイロットで、数々の実戦経験から高い操縦技術を持ち、
パイロットの経験が有るからガロードやシンの気持ちを理解して、
適切な指導を行い、立ち直らせて戦闘に送り出すように見える。
ジャミルはアスランと違い正当性と一貫性、シンの気持ちを理解する広い心が有り、
高いMSの操縦技術により、シンは尊敬の念を持っているのであろう。
と長文スマン
351:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:34:14
タリア艦長は口煩いって・・・ザフトは軍隊なんだから当たり前だろうが
むしろ駄目なのは軍にいるのに規律無視しまくりなシンの方だろうに
352:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:41:07
むしろザフトの兵士養成システムに問題ありだな。
353:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:42:56
ディスティニーはビームランチャー、ハンドビーム砲?、光の翼、対艦刀と
様々な武装を持つ高性能なMSだが、エネルギー消費が激しく、
全ての武装を使いこなすのに高い操縦技術が要求され、
使わない武装は無駄な重量となり、補給や整備に大きな負担がかかる、
その為に戦艦や大きな基地の格納庫と整備員と大量の補給物資が必要となる。
GX、エアマスター、レオパルドはそれぞれに性能を分化させて、
GXは白兵戦とサテライトシステム、エアマスターは空中戦と機動戦、レオパルドは射撃戦と火力支援
と要求される操縦技術を分けつつ低くして、早く操縦の熟練が出来るよう考慮されている。
三機とも整備性と運用性が高く、改修により様々な戦場に対応出来る機体の余裕を兼ね備えている。
コーディネーターのパイロットが一人で何でも出来るMSを設計したコーディネーターと
訓練されたNTでもMS操縦経験者でも動かせる操縦性、店でも整備出来る整備性と信頼性、
発展性と性能の役割分担を目指した連邦軍の設計思想が垣間見える。
354:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:48:44
>>351
そう言えばフリーデンは軍隊じゃなかったな。
>>352
ジャミルが受けた養成システムはかなり優秀な教育なのだな。
あの指揮能力とパイロットとしての操縦技術はそれで培ったのかな?
355:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:49:08
・・・え~っと・・・・・・どこを縦読み?
356:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:49:17
アカデミーでは軍規だなんだの教えてないんじゃね?
ハイネも「命令通りにワーワー群れなきゃ戦えない地球軍のアホ共とは違うだろ?」なんて言ってるし。
357:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:53:24
>>356
それなんて中国人?
358:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 20:57:19
>>354
そりゃただたんにザフト(もしかしたらCE全体)の養育システムがイカれているだけだろ
359:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 21:01:18
>>357
ザフトのエリート、フェイスのお言葉です。
360:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 21:10:51
ザフトには階級も無いしな。
フェイスだとか白服だとか変なシステムはあるけど。
361:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 22:03:51
>>360
幾ら能力高いからって10代で艦隊司令官とかやり過ぎだ。
本来司令官や部隊指揮官は大所帯を最善の判断で動かさなきゃならないのだから
キャリアと人格形成術は必須なのに(当然指揮官の人格もだが)
そりゃ奇抜な発想で問題解決出来れば苦労せんが、そんなの極僅かであり、
大半は能力より人格と経験の割合がデカイ。
戦術面のメリットよりメンタル面でのデメリットのほうが大きすぎるよ。
結論・やっぱり種は腐女子好みだと・・・・・・
ジャミルは教育も良かったのだろうが、あの指揮と配慮は戦後の荒廃期に培われた
部分が大きいのだろう?
362:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 22:42:21
25で軍団長になった赤いナポレオンなら実在するが、さすがに10代はなw
363:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 22:46:09
ナチュラルバカにシテルヨナ
だから負けたんだろうけど
364:通常の名無しさんの3倍
06/08/30 23:04:19
ルチルさんにいったいどういう教育をされたんだろう、15の青少年が年上の美女教官でムラムラ来ぬ筈があるまい。
365:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 00:20:26
>>364
ちゃんとムラムラを解消してやったから歪まずに育ったんジャマイカ
366:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 03:25:34
>>363
しかし、C.E世界のナチュラル集団はそのZAFTにすら惨敗してるけどな。
367:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 04:08:11
それ自体が不自然な嫁補正というか脚本補正の結果に見えるんだよなぁ。
実際は物量が圧倒的に異なるはずなのに。
368:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 04:53:28
大体どう考えても国力は連合のほうが遥かに大きいんだから、長期戦になればザフトはジリ貧になるはずなのに
人工差何倍だとおもってるんだ?
369:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 05:07:44
>>368
1.連合内部での足の引っ張り合い
2.その国力が対等になるぐらい、NJ等で被害が出た
あたりの理由じゃね? 多分
370:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 07:16:08
>>368
プラント一基で50万人としても5000万人ぐらいだからな。
371:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 07:21:19
NJの被害はNJCのおかげでだいぶ回復したはずだから、種死のときには連合の工業力は復活してるはずだと。
372:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 08:18:08
ユニウス条約があるからファントムペインみたいに隠匿されてる部隊除いて
兵器の保有数は制限されてたし
NJCは大西洋連邦が外交カードに使ってて他の地域にはそれほど普及してない
その後ユニウスセブンが落ち、生産力ダウン
373:通常の名無しさんの3倍
06/08/31 08:50:48
種本編の話なら他のスレでどうぞ
374:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/31 09:48:46
ルチル編最終話なんであーでもないこーでもないといろいろやってました…。
遅れたついでにこんな物作ってみた。
つ作品の予告 BGMでHUMAN TOUCH(日本語版)を流しながらお読みください。
人は人生の中で『出会い』と『別れ』を繰り返す。15年の時を経て再会した男女の永遠の別れに、少年たちは哀しさを覚えた。だが少女は安らかな笑顔を浮かべていた。
第三十一話『”悲劇のヒロイン”なんて思ってない』
375:GX1/144 ◆nru729E2n2
06/08/31 09:52:00
第三十一話『”悲劇のヒロイン”なんて思ってない』
「うおおおォォ!!」
ディスティニーは、サーベルで切り込んできたドートレスのメインカメラを頭部のバルカンで割り、さらに一蹴し海に叩きつける。ようやく3機目を撃墜した。
「くそ! このままじゃ!!」
シンは焦らずにはいられなかった。一向に縮まらない敵艦との距離、錬度が高く精確な連携をしてくる敵、さらに連携のミスをつこうとするとすかさず嫌な位置から嫌な攻撃をしてくるフリーダム。状況は悪くなる一方だ。
フリーデンの進撃のおかげで今までの均衡は破れたものの、それもこの状況を一変させるほど大きな物ではなかった。
「ライフルの弾は残り10発、ブリューナクはバズーカの弾が丸々1パックとビームランチャーは残り4発! クソッ!」
砲身が長く乱戦では使い勝手のよくないブリューナクを持ってきたことに舌打ちしながらも左側から迫る敵に対して左肩のフラッシュエッジ2で切りつける。引き抜かれたビームの刃はドートレスの頭頂部から胴体へとまっすぐに切り裂き見事に真っ二つにしてしまう。
「このまま…このままあいつらを行かせるわけには…!」
シンは大きく目を見開き敵を見据える。不意に頭の中で何かがはじけ、戦闘中に起こることのあった”著しく頭の中がクリアになる状態”が訪れた。敵の動きが手に取るようにわかるようになり、前と後ろからドートレスが突撃してくる姿がはっきりと見えた。
「いかないんだぁぁっ!!」
腰に付けていたブリューナクを左手に持ち、前後ほぼ同時に攻撃を仕掛けてくるドートレスを急上昇することで回避する。正面衝突をして動きが止まったドートレス2機をビームランチャーで撃ち落した。
「次は!! ・・・ッ!? なんだあれは!!?」
シンが見たのは、敵の潜水艦から12機のMSらしき物が飛び出してくる光景だった。普通MSは艦にあるMS専用のデッキから発進するが、艦の装甲をまるで卵の殻を割るかのように出てくる姿は異様な光景だ。
12機のMSがGXを中心に円を書くように展開するその様子は、主君を守る大太刀を背負った騎士のようだった。
「兄さん! Gビットが!!」
「バカな!!? ジャミル・ニートは能力を失っているはずだ!!」
オルバとシャギアは自分の目を疑った。
Gビットを操作するにはニュータイプ能力を必要とする。GX用のGビットが起動したということはGXにニュータイプが乗っていることになるが、
フリーデンにいるニュータイプはティファ・アディールと力を失ったジャミル・ニートだけである。MSの操縦できないティファが乗っているとは思えないし、何より今日のGXはいつもとは一味違った。
Gビットがドートレスたちに対して攻撃を開始する。一発で落ちる者、回避しても追い込まれて蜂の巣にされる者、ドートレスはあっという間にその数を減らしてゆく。
「兄さん・・・!」
「この戦闘の勝敗は決したな…。」
「もうやめろぉぉぉ!!」
キラはストライクフリーダムに装備されているすべての武装を使ってGビットの武装を撃ち落そうとするが、その攻撃はかすりもしない。その間にも次々に味方は被弾していく。
「やめろと言っているだろう!!」
今まで敵の武器を撃ち落すことで敵の戦闘意欲をそいでいたキラの中で何かがはじける。止める手段が破壊する以外にないと確信したキラはためらわずGビットの胸部めがけてトリガーを引いた。
だが、そこに割って入ってくるものがいた。
「どうして邪魔をするんだ!!?」
手の甲に装備されているビームシールドを展開し攻撃を防いだディスティニーを、キラはにらみつけた。
「あれが”フラッシュシステム”って奴か…、敵に回すと勝てる気がしないや…。」
後ろでなおも攻撃を続けるGビットたちにシンは畏怖の目を向ける。カリスのときもそうだが、ニュータイプの力とは恐ろしさを改めて噛み締めた。
「いらないかもしれないけど、こいつの相手は俺がするんだ!!」
Gビットが後ろで戦っている姿から正面にいるフリーダムに目を向け、あらためて深呼吸をする。元々実力的な面では勝てる相手ではない。以前分析したデータで覚えた事がどれだけ役に立つかわからないが”足止め”が目的なのだから無理に撃墜する必要は無い。
「でも…! できることならこの場で落とす!!」
『何で君たちは僕たちの邪魔をするんだ!!?』