06/12/07 17:50:21
疲れる独りよがりな二次小説文章の例
そのときキラの頭の中で紫色の種のような物体が弾けた。じゅわあああとユニットバスに
入れるかけらが解けるかのような音と共に光が目の奥で煌いて、それとともにキラは
くちびるをきゅっとしめていままでのやられぐあいがうそであったかのように鬼神のごとき
強さと気迫を取り戻した。
「アークエンジェルはっ……おとさせはしないっ!」
デュエルの斬撃を信じられないはやさと動きでスラスターを操作して、デュエルの前から後ろに
回りこみ、強烈なキックを加えた。そして、そのままアークエンジェル甲板に取り付き
攻撃を加えるブリッツを撃つために発進した。デュエルはストライクの後ろ足からビームを連射する。
が、がストライクはそれを軽々と正確に身を翻してことごとくかわした。
「かわしたっ!?」
「やあああああああめろおおおおおおおおおお!!!!!」
仲間を守りたい一身で怒りとともに、アークエンジェルに取り付きビームを連発するブリッツに
ビームソードで切りかかるキラ。ブリッツはそれをとっさに交わして逃げる。さらに何度も
ブリッツにキラは切りかかって、ブリッツを追っ払った。追ってきたデュエルがストライクに
切りかかった。後ろからの不意打ちだった。
「うおおおおおおおおおおおおおおお」
が、それもかわされて、ストライクのナイフ攻撃が襲った。ストライクのナイフはデュエルの
濃くピットにまで達して、その破片でイザークのヘルメットが割れた。
「ぐあああああああああああっ!!」
「イザーク!!」
「痛いィ 痛いィィィ!!」
イザークは目を手で覆い、感情をむき出しにして痛がった。その隠れた目からは
血が流れ出ている。ブリッツは中破したデュエルを抱いてスラスターを噴かせ急速に退避した。