06/11/28 17:19:00
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730:通常の名無しさんの3倍
06/11/28 17:20:31
| 65氏をお迎えに上がりました
\__ _________
V
凸\_________/,凸、
ノ´⌒`ヽ三三三三三三三i三.ノ´⌒`ヽ、
[二ノ´金`ヽ二]二二二二二二i仁ノ´劵`ヽニフ
,.-┴―┬┴┐鬨鬩鬨鬩鬨鬨鬩鬨
/ΛΛ //ΛΛ||L匳匳||卅||匳匯||匳||
/_(゚д゚_//_゚Д゚,,)| |丗卅丗卅丗卅丗卅丗
_,,,.-―''''"_,,,.-―''''"|コ ̄ ∪i  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
i゛(}[王i王]I()0コ ― |――=|―――――〕
|_∈口∋ ̄_l_l⌒l ノ ノ ___l⌒l_ソ
 ̄ ̄`ー' ̄ `ー' ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄`ー' `ー'
731:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 05:34:32
保守。
732:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 06:55:36
733:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 13:22:15
荒れてるな
734:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 15:58:53
まったく降臨しないから荒れもするさ。
ゆっくり待ってても投下する以外書き込みしないモンだから死んだとか書かれちゃうんだよ。
>>65氏も少しは投下以外で書き込んでくれれば良いのに…
735:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 23:45:32
まー、文句言ってもしゃーない。
荒らしなんて、ゴキブリのようにどこにでも沸くもんだし
保守。
736:通常の名無しさんの3倍
06/11/29 23:47:41
保守
737:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 00:01:47
人生の保守
738:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 02:29:27
保守
739:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 06:03:08 qImrVedy
投下は未だですか
740:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 13:39:46
でも65氏が投下以外で書き込んだら、職人の分際で自己主張
うぜーーーとかいって叩くんだろ、おまいら。
741:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 20:02:32
とは言うものの、以前は書き込んでたーよ
742:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 20:47:18
>>740
そんな事で叩く訳ないだろ この人間不信め
743:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 21:46:41
嵐過ぎるまで保守
744:通常の名無しさんの3倍
06/11/30 22:25:05
季節的に吹雪
745:通常の名無しさんの3倍
06/12/01 00:31:55
>>734
案外名無しで書き込んでるんじゃないか?
少なくともスレは見てくれてると思うが…
なんとか年内にもう一度投下してもらいたいなぁ。
ということで保守。
746:通常の名無しさんの3倍
06/12/01 03:08:54
夢も希望もない
747:通常の名無しさんの3倍
06/12/01 11:58:44
夢と希望くらいある保守
748:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 00:54:27
保守。
749:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 02:47:02
妄想の世界はあっじゃはあ
あぁ今日も星がキレイではあ
750:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 06:02:04
751:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 11:35:55
保守だな
752:65 ◆.Wxr.QhTjg
06/12/02 12:37:53
第33話 敗因
弧を描くような進路で、高速旋回している赤いMAにドラグーンは追いつかない。ムゥ
は歯噛みしながら、ドラグーンをアカツキの背へと戻し、その進路を遮るように直進させ
る。
微妙なバランスの上で成り立っている状況下で、対峙している五人のパイロットが考え
ている事は殆ど同じだった。
ムゥ等にとっては味方の一機、そしてカズイ等にとってはデスティニー、その内の一機
の撃墜が勝敗を分けるという事である。
だからこそ、意識を敵機に集中させつつ、味方機の動きにも配慮しなければならない。
普段ならば特に意識もせずに出来ている事だったが、ムゥにはそれが酷く困難な物に思え
てならなかった。
「二人共! さっさとそいつを片付けろ! でないと―」
セイバーには正対したまま、背後に二機のインパルスを構えるに位置を取ったムゥが怒
鳴ると、
「そんな事は解っている!」
「ああ。いくぞ、イザーク!」
二人は焦り混じりに怒鳴って答える。すると、
「インパルスを守りながら戦うつもりか? フッ……舐めたまねを……」
その様を鼻で笑いながら、カズイは瞬時にセイバーをMSに変形させる。そして、
「消えろっ!」
セイバーの背から、十基のドラグーンが一斉に弾け飛んだ。
「くそっ!」
最初に切先が向いたのが自分達ということが、イザークのプライドを傷つける。
数字の上では十基のはず。だが、縦横無尽に駆け巡るドラグーンの影は、それを実際の
数よりも多く感じさせていた。
(……避けきれるか!? だがっ!)
まずは、この攻撃を凌ぎきる。そして、デスティニーに突貫する。二人が出せる答えは、
これ以外になかった。
「来るぞ、ディアッカ!」
「ああ」
攻撃の気配を感じ取ったイザークが警鐘を鳴らすと、ディアッカは冷や汗混じりにそれ
に答える。その時、
『なにっ!?』
突如、二機のインパルスを光の壁が取り囲んだ。
四方から放たれる赤いドラグーンから放たれるビームの嵐。しかし、それは光の壁を叩
いて虚しく消滅する。
二人が見渡せば、その壁は二機を取り囲むように六面体をなしている。そして、頂点に
は金色のドラグーンが光瞬いている。
「おっさんか!」
ディアッカは安堵の吐息を漏らしつつ、陽光に一際輝く機体に目をやった。
753:65 ◆.Wxr.QhTjg
06/12/02 12:39:01
「くっ……くははははははは」
目を疑うような光景に、一瞬だけ唖然としたカズイだったが、それはすぐに笑いに変わ
った。
「……面白い……面白いぞ、ムゥ・ラ・フラガ!」
冷徹な氷のような瞳に歓喜の色が混じり始める。カズイの心の底から湧きあがるのは、
真の強者と対峙した時のみに生まれる高揚感だった。
生まれついてのセンスか、それとも長い経験から培った力か。いずれにせよ、カズイに
とって、思いもよらない彼の戦闘は大きく興味が引かれる物だった。
「だが、どうする? オレを相手に守りきれるか? それに、敵はオレだけではないんだ
ぞ?」
呟くように目の前の相手に問うと、カズイは目を少し離れた三機に走らせると、
「シン! いけるか?」
一抹の不安を感じながらも、怒鳴りつけるようにデスティニーに通信を叩きつけた。先
ほどと何も変わっていなければ、彼を諦めざるを得ないという思いを内に秘めながら。
「……大丈夫、いけます」
「ならいい。いま少し任せるぞ」
「了解」
想像以上に冷静な返答に、返って戸惑いを覚えながらも、カズイは安堵の吐息を小さく
漏らした。
(一皮向けたか……?)
ならば、先ほど投げかけた言葉の意味を、一歩踏み込んで理解したのだろう。そして、
それならば当然、表の意味も理解しているはず。
「舐めていたのはオレの方だったな。詫びと……そして敬意を表して戦わせてもらうよ、
ムゥ・ラ・フラガ」
デスティニーは落ちないという確信が、カズイを改めて眼前の敵に意識を集中させる。
もう少し見てみたいという欲もあったが、残る敵の事を考えると、そうも言っていられそ
うにも無い。
「次で決める」
無駄にビームの立体を叩いていたドラグーンを背に戻させると、カズイはアカツキを撃
墜するための布石を脳裏に描いていった。
赤い影が去ったの見計らって、光の壁が霧散する。その刹那の事だった。
「ええいっ!」
「このっ!」
毒づくイザークとディアッカの機体の間を縫うように、赤い光の奔流が駆け抜ける。そ
の始点には長距離ビーム砲を構えたデスティニー。
「おっさんが何時まで持つか解らない。いい加減決めようぜ、イザーク!」
「ああ。いくぞ! ディアッカ!」
咆哮とともにソード・インパルスが突進し、それをサポートするように少し後方にブラ
スト・インパルスが続く。その姿を、少年は凍てついた瞳で睨みつけていた。
754:65 ◆.Wxr.QhTjg
06/12/02 12:40:16
ビーム・ライフルに構えなおしたデスティニーが、ひたすらにビームを連射する。イザ
ーク等にとっては牽制レベルの精度しかない攻撃だったが、突進を多少遅くする程度では
あった。
並みのパイロットであれば、些細な事。しかし、高レベルの熟練したパイロットであれ
ば話は変わる。
真紅の瞳には先ほどよりも、よりはっきりと動きが映っている。それを貫くのは掌の上
にある林檎にナイフを刺すかのように容易に思えた。
「…………」
微かに乱れた敵機の動きを読みきり、デスティニーは再び長距離ビーム砲の構えをとる。
シンの瞳には、照準越しにソード・インパルスの姿が映っている。
僅かな力を込めた指先に届く微かな手ごたえ。同時に、赤い閃光が眼前に広がっていく。
だが、当然、これで終わるとは思っていない。
乱れた精神が一瞬の判断の遅れを生み出してしまったのか。
「しまっ…………」
セイバーの登場によって生まれた焦りか、猪突猛進な動きを繰り返したデスティニーを
甘く見たせいか、いずれにせよ、機体の動きは単調に成りかけていた。的確に自らを捉え
た閃光は、確実に機体を貫くだろう。それが解ってしまったイザークは、せめてコクピッ
トへの直撃だけは避けんと、無理やりにインパルスのスラスターを噴かさせる。
迫る光、軋む機体。背筋を凍らせながらイザークが、インパルスの片腕を諦めたとき、
違う角度から、同質の光が目の前を横切った。
走った光が盾となり、デスティニーの長距離ビーム砲が霧散していく。
「うかつだぞ、イザーク!」
微かに安堵し、そして自らへの怒りが込み上げていくイザークに、ディアッカからの叱
咤が入るが、
「うるさいっ!」
感謝の念を抱きつつも、喚き散らした。それが、大丈夫だという意味の応対だと、付き
合いの長いディアッカは理解しつつも苦笑を漏らす。そして、改めて敵機を捕えようとす
ると、
「……デスティニーが、いない!?」
さっきまでの位置にデスティニーはいなかった。一瞬の間に消えた敵機に眉をひそめ、
どこにいったかと確認しようとした時、背筋に冷たい物が走り抜ける。
直感だけを頼りに、スラスターを全開に噴かして機体を横に振ると、
「………………っ!?」
声にならない悲鳴と同時に、頭上か振り下ろされた剣閃が、機体の寸前を駆け抜けた。
「デスティニー!?」
消えて行く幻影の姿を、うめくような声を出しつつ確認する。撃った直後に全速で動い
ていたのであろう。そうでなければ、このタイミングでの攻撃は説明がつかない。
「ディアッカ!」
一瞬の思案に暮れていると、我を取り戻させる叫びが届く。
(後ろかっ!)
振り向くまでもなく更に機体を横に振る。強力なGに体が軋み、歯を食いしばる。だが、
「ぐぁっ」
小さな爆発が機体を違う角度に大きく揺さぶる。
755:65 ◆.Wxr.QhTjg
06/12/02 12:41:25
微かに確認できたのは、ソード状のビーム・ブーメランを振るうデスティニーの姿。
(肩っ!? いや……)
全速で回避運動を行いながら、モニターが表示する機体の異常を見れば、左肩部に装備
されたレールガンが切り落とされている。
「この野郎っ!」
同僚の窮地に突進するイザークのソード・インパルス。彼の判断では追撃をカットでき
るかどうか、微妙な間合いではあった。だが、追撃へ走ればデスティニーは大きな隙を見
せるであろう。恐らく、敵パイロットはそう行動するだろうし、その時点で勝負は決まる。
(落ちるなよっ! ディアッカ!)
下手を打てばディアッカは死ぬ。最悪でもコクピットだけは外してくれよと、イザーク
は友の腕に全てをかけるしかなかった。だが、
「なっ!?」
予想に反して銃口が向いたのは自分だった。ビーム・ライフルが雨のように降り注いでくる。
「こいつっ!?」
明らかに異質だった。今までのように、全てが必殺を狙ったものではない。牽制の中に
本命を隠した攻撃は、その一つ一つに意味を伴っているのかのような錯覚に陥る。
「一体、何があった!?」
大きな変化に動揺が隠しきれない。イザークは辛うじて、その攻撃を避けながら自問す
る。
きっかけは、間違いなくセイバーだろう。しかし、それが一言、二言かけただけで、こ
のような変化がおきるのだろうか?
最後と思われるビームを避けて、反撃の手をイザークは上げようとする。だが、
「くそっ!」
目に映るのは掻き消える敵機の影。見渡せば、すでにブラスト・インパルスに弾丸のよ
うに突っ込んでいくデスティニーの姿があった。
「認めてやるよ……アンタ達は強い。だがっ―」
盛る業火を、真紅の瞳の奥で凍てつかせた少年は、獲物を見据えながら小さく呟く。
「―その機体じゃ、オレには勝てない」
一定の状況にはめ込む事を想定したインパルス。全ての状況に対処できる能力を求めた
デスティニー。前者ははまれば抜群の力を発揮できるのに対し、後者はどんな状況でも安
定した力を発揮できる。
とどのつまり、コンセプトが違いすぎるのだ。
相性の選択が重視されるインパルスでは、その換装が重視される。それが無ければ、力
を十二分に発揮できはしない。だからこそ、アスラン・ザラは二種類の機体を生産させて、
それを補わせようと考えた。もちろん、それを実行できるパイロットがいることを念頭に
おいてのことである。
彼は間違ってはいなかった。
現に二人は獅子奮迅の活躍を見せ、敵陣の不覚まで切り込んできている。だが、それは、
インパルスのはらんだ不安を拭い去った結果とは言い切れない。
ソード・インパルスは距離を取られれば手数を減らされるし、ブラスト・インパルスは
決して、接近戦が得意な機体ではない。
その部分を全く感じさせずに、ここまでの力を発揮できたのは、彼等の熟練された能力
と、長年の間に培ってきたコンビネーションの賜物である。
756:65 ◆.Wxr.QhTjg
06/12/02 12:42:37
対してデスティニーに不得手はない。だが、逆に言えば、得意な距離というのもない。
あくまで、その武器はこの時代でも突出した総合力でなのだ。
特化型のインパルス、総合型のデスティニー、機体の出力とパイロットの腕が拮抗して
いるのであれば、結局の所、その勝敗は間合いで決する。
ソード・インパルスは接近戦を心がけ、ブラスト・インパルスは距離を取る。対するデ
スティニーは、相手が苦手な間合いを取りつづける。それができた方に、勝利が転がり込
むのは明らかだった。
「オレはそいつを知っている。データだけじゃない、癖も……何もかも」
解ってはいた。だが、血が上った頭では、とても実行できなかった。
「インパルス……いい機体だったよ。だけど、一長一短がありすぎる」
カズイの言葉が示した意味は二つ。内面に訴える物と、今現在の戦略的な物。
「オレはただ、弱点を突きさえすればいい」
過去に培ったインパルスのパイロットとしての経験が、その機体に乗ってされると嫌な
行為を、鮮明に浮かび上がらせていく。そして、デスティニーは、確実にその弱点を突い
て行ける機体だった。
(どうする……どうすりゃいい?)
ドラグーンを巧みに操りながら、セイバーの突進を辛うじて凌いでいたムゥも、デステ
ィニーの動きが変化したことに気付いていた。
あの様子では、短時間で落とすことはできないだろう。逆に自分は、更なる持久戦を覚
悟しなければならない。
(できるか……? だが―)
「―やるしかないっ!」
よりいっそうの気合を込めて、ドラグーンを使って攻撃するが、セイバーに当たる気配
は微塵も無かった。長くなってきた戦闘の中で、敵は自分の攻撃の癖を理解し始めている
のだろう。
「くそっ!」
あまりに強大な敵の力にムゥは毒づく。時間稼ぎすらままなりそうにない現状に、彼の
プライドは切り裂かれていく。そんな時、
「なっ!?」
突進してきていたセイバーの動きが止まった。そして、背負ったものが広がって、真紅
のドラグーンが一気に飛び立つ。
「そうくるかっ!?」
別に彼にとっては、自分も敵の一機に過ぎない。専念して戦うでもなく、周りの状況を
確認しつつ、先に落とせる者を先に落とす。デスティニーの変化を見取って、先にインパ
ルスを落とそうと考えたのだろう。
「やらせるか!」
さっきのように、インパルスをビームの壁で包みこむ訳にはいかない。そんなことをす
れば、一瞬で矛先は自分に向き、ドラグーンを戻す間もなく自分は簡単に落とされてしま
う。
757:65 ◆.Wxr.QhTjg
06/12/02 12:43:34
「気をつけろ、二人共っ!」
叫びながらムゥが選んだ選択肢は、セイバーのドラグーンの迎撃。仮にそれが成らずと
も、動きを鈍らせることができれば、二人はきっと避けてくれるだろう。
乱舞し、絡み合う二種類のドラグーン。
予想通り、簡単に落とさせてはくれなかったが、理想と思われる攻撃コースは取らせな
い。
(くっ……なんとか……)
全神経を集中させつつ、及第点の結果を得たことに安堵しかけた時だった。
アカツキとセイバーの間の空間に位置していた一機の赤いドラグーンに光が灯る。
(ディアッカか!?)
軌道上から計算される標的は、ブラスト・インパルス。だが、これだけ離れていては当
たりはしないだろう。そこに、ムゥの脳裏に一瞬の閃きが走る。
「これならっ!」
自分とビームの軌道上の距離は近い。そこで、アカツキの装甲でビームを反射させ、反
撃の糸口を掴もうと考えた。
スラスターを噴かせてドラグーンとブラスト・インパルスの間に入る。間違いなく、ビ
ームは反射する。あとは、微妙な角度調整をして、セイバーの元へとビームを飛ばす。彼
にとっても予想外の攻撃は、きっと、足元をすくうことができるだろう。
そんな確信を持った時だった。
ビームとアカツキが接触する、その刹那、二つの間に赤い影が割り込んだ。
「なっ!?」
突如、アカツキの目の前で爆発が巻き起こった。爆風は機体を飛ばし、その衝撃にムゥ
は顔をしかめる。
(ドラグーン!?)
爆発したのはセイバーのドラグーン。ビームを放ったのとは別の物が、アカツキに当た
る直前に間に入り、その身を散らしたのだった。
「……野郎……味な真似をっ……!」
レーダーを見落としたのは自分の責任。だが、敵や味方、そして自らとセイバーのドラ
グーンの動きの全てを意識しながらの戦いで、生じてしまった一つの見落としは、決して
彼の実力が足りなかったという訳ではない。
758:65 ◆.Wxr.QhTjg
06/12/02 12:44:46
飛ばされた機体を制御しつつ、レーダーに一瞬目を落とす。その時、ムゥは全身が凍り
ついた。
二つの光点が自らに張り付いているといわんばかりの距離に位置している。
「しまっ……」
アカツキの前と後ろ。挟み込むように位置したドラグーン……それに光が入り……放た
れる。
僅かな空間に瞬いた光は、その装甲の力によって行き場を失って来た道を辿り……それ
を生み出した主を霧散させる。
「ぐあああああああああああああっ!」
二つの爆発が機体を巻き込み、ムゥの体は激しく前後に揺さぶられる。
ビームそのものは効きはしなくても、その爆発の強さは、機体に損傷を与えるのに十分
であった。
爆煙に包み込まれ、機体の制御が一瞬失われる。だが、これによって生み出された僅か
な隙が、何を意味するのかは、彼には十分理解できた。
敗因は、ビームを返すその装甲に、ドラグーンの刃が刺さりはしないと考えていたこと。
「……化け物めっ」
包み込んでいた煙幕が少しずつ薄れ、その裂け目から、真紅の機体の姿が見える。その
手から伸びたビームサーベルの光が、やけに眩しく見えた。
「すまない……マ……」
その謝罪が最後まで紡がれることはなかった。上段から振り下ろされたビームサーベル
が、アカツキを中央から真っ二つに切り裂いていく。
「さようなら、ムゥ・ラ・フラガ」
セイバーの背後に巻き起こる、一際大きな爆発。それを一瞥しながら、カズイは別れの
言葉を告げた。
759:65 ◆.Wxr.QhTjg
06/12/02 12:45:33
遅れに遅れてしまって、本当に申し訳ございません。
それでも待ってくださった方々、本当にありがとうございます。
ちと、事情があって、忙しすぎたもんで。
次は、できるだけ早くなんとかしたいと思っております。
760:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 13:19:53
御待ちしておりました、今回も心臓バクバクさせながら読ませていただきました。
兄貴…
761:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 13:41:46
読み合いバトルGJ。
カズィ様クソ強ぇなやはり。
762:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 13:51:51
ktktktktktktkt------------!(・∀・)
GJでありまっす!
763:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 14:13:13
うおーこのたみんぐでぇ
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \ / \
764:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 14:39:54
あぁ…。カズイ様万歳!65氏GJ!(´∀`*)
765:通常の名無しさんの3倍
06/12/02 22:52:02
65氏GJ!!
待ってて良かった (ノ_・。)
766:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 04:49:24
おっさーんっ!!!!!
65氏GJJJJJJJJ!!!
767:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 05:53:41
このスレに載ってる分で興味が湧き、まとめサイトで読んでみたら、
一気に12話まで止まらずに…いい加減ヤバいと思って中断www
面白いです!
768:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 08:01:35
65氏、お疲れっす!!!GJ!!!!
保守し続けた甲斐があった…
そして、おっさーんっ!!!
カズィ様ツエー!!!!
769:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 11:30:35
投下されれば瞬時にしてスレの流れは元に戻る…!
荒らしなど56氏の前では無力だな。これが圧倒的な『格』の差って奴か。
770:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 11:41:19
>>769 釣りか?釣りだと言ってくれ
56氏って誰だ!?
771:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 12:46:24
>>769
すげぇ良いこと言ってんのに…
残念なヤシだ
772:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 12:48:58 BvEZiIGb
>>769
迂闊で残念な奴認定
773:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 13:01:56
おっさんが…
774:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 16:31:52
おっさんは陽電子砲の直撃からも生き延びる男
775:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 17:21:34
ここでは負債補正がないから大丈夫だろう
776:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 23:30:04 q5kX3cJw
まだ僕には小説の続きが読める所がある…。こんなに嬉しいことはない…。
777:通常の名無しさんの3倍
06/12/03 23:59:02
携帯サイト更新しました
URLリンク(pksp.jp)
けっこうなアクセス数ですごいですね
778:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 04:27:35
あ…あ……兄貴いぃぃ!!!!
779:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 08:05:21
>>777も乙!
しかし…ムゥから先にか。
今後の展開が気になるな。
780:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 19:25:48
久しぶりに見にきたら更新キター(・∀・)
カズイ強い シンかっこよす
781:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 20:54:15 DnlwFBjw
カズイが強すぎてつまらん
782:通常の名無しさんの3倍
06/12/04 21:00:45
あら?おっさん?!
氏んだぁァぁァぁぁ!
783:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 00:09:22
GJです、ムゥが逝きましたね・・まあ戦争ですから。
今のところ無敵なカズイ様ですが、金銀だけじゃなく
背後にキラとアスランが控えてるのでここから先は苦戦は
必至な気がします・・以前アスランと一騎打ちの後倒れたし。
続き期待しています。
784:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 01:14:05
原作はキラが強すぎだが、ここはカズイが強すぎ。
戦力のバランスが原作並にクソ。
785:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 02:04:07
しかしカズイ様にはリスクもあるから…それをどう生かすかが楽しみ。
つか、まだ22話くらいまでしか読めてませんorz
786:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 08:18:05
>>781
>>784
じゃあ来なければいい
787:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 12:54:04
65氏補正
788:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 13:04:44
〇〇はこんなに強くない
〇〇はこんなに弱くない
〇〇はこんな事しない
〇〇は言わない等々ウザい。
789:通常の名無しさんの3倍
06/12/05 14:31:35 s4MsWg3A
神君カズイさま
790:通常の名無しさんの3倍
06/12/06 04:48:12
>>785に同意。
65氏、乙!GJ!!
791:通常の名無しさんの3倍
06/12/06 20:36:41
>>787
まあオリキャラみたいなものだから仕方がない。
オリキャラが最強ってのは良くある話
792:通常の名無しさんの3倍
06/12/06 21:35:32
フラガはナチュラルだからまだいいけど、どのみちこの先戦うにはキツそうだ
倒れそうだな、カズィ様
793:通常の名無しさんの3倍
06/12/06 23:22:35
カズィは戦いを楽しんでいる。
生きていてはいけないやつなんだ
794:通常の名無しさんの3倍
06/12/06 23:46:30
カズィは痔を病んでる。
いきんではいけないやつなんだ。
795:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 07:48:22
カズイの顔は見れたもんじゃない
796:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 13:16:01
面食いか
797:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 14:39:58
このての文章がなぜ往々にしてつまらないか。ひとつには、作者が一人で
盛り上がって、読者が置き去りにされているからだ。
つぎに、同人誌的な会話シーンの単発ばかりだからだ。
世界の叙述がない。括弧や会話に頼らないまともな叙述力がない。
政経軍事外交、人文、科学技術、社会制度などの広範な知識がない人間が
妄想を膨らませて、単発的な戦闘や会話シーンを書いて自己満足に浸っているだけだ。
798:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 14:47:38
つか、ここは「カズイ様マンセー」スレだから。
見た目の悪いナチュラルだけど、中身は最高のカズイさまが
嫌いな人は、こないほうがいい。政治等は必要ない(種にあったか?)
が、65氏はこの板の職人の中では文章は上手いほうだよ。
799:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 14:57:55
>>797の発言がことごとく自分に当てはまってる件について
800:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 15:03:51
大半の二次創作物は、具体的な戦闘シーンや会話シーンの大量投入と
それをつなぐ短い説明文で構成されている。局所的ミクロ的な描写に
依存しており、世界、背景、物語の進捗と全体像を叙述説明することが
できない。たとえるなら、キラやアスランのような情緒的なせりふの
掛け合いは得意でも、クルーゼのように全体や流れを説明的な言葉で
叙述するのが苦手なのだ。
801:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 15:06:03
65氏一人が盛り上がっている様には思えないけどな。
プロでもない65氏に何を求めてんの?
802:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 15:13:32
アニメのせりふをそのまま文章化したものが彼らの書く二次小説なのだ。
彼らは直説法的な表現しかできないので、キラやアスランの絶叫なども
脚本からコピペするかのごとく逐一そのままかっこつきの会話で再現する。
結果、語尾に毎度毎度ああああ!!!などの過剰表現がみられる文章と
なってしまうのだが、こういう文体は見ていて疲れないだろうか。
また、作者一人で盛り上がっているように見えないだろうか。
あるいは、叙述力の欠如、ごまかし、などという印象をあたえまいか。
そのあたりを1ミクロンでも考慮にいれれば、少しは小説らしい文章に
なるかもしれない。もっとも、二次小説は二次小説の流儀があり、文体も
ふつうの小説と違うのだ!といわれてしまえば、それまでだが。
803:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 15:18:59
アゲてるおまいとは話したくない。
804:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 15:40:02
65の文章は
アニメを思わせるせりふのやりとりをみせておきながら、その間やテンポを
邪魔する場違いな冗漫な説明文が挿入されすぎていて、読みにくい。
っ!!とか ああああ!!とか !?とかの表現化が過剰で、それは緊迫感や
スピード感の表現ということだろうけど、そういうふうにいやおうなく
緊迫感やスピード感を感じざるをえない短いせりふの間ごとに、スピード感の
違う冗漫な説明文が何行も挟まれていて、リズムが狂い、気持ち悪くなってくる。
っ!! ああああ!! !?を残したいなら、説明文もそれらにあわせて
簡潔にしてテンポよく読めるようにせねばならないし、説明文をそのまま
にするなら、目障りな っ!! ああああ!! !?ははしょって
淡々と簡潔に戦闘シーンを描写するよう工夫せねばならない。
805:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 15:57:39
>>755-758などをみると一目瞭然だが、アニメのせりふをそのままコピペして
かっこ内のせりふで再現しなければならないという強迫観念にはまった典型的な文章。
なっ、しまっ、そういう単語にすらなっていない音すら逐一文字化しないと
気がすまないことがわかる。どうでもいい雑音を省いて、本当にせりふにしないと
だめなところに厳選するという発想がないのだろうか。おそらくないのだろう。
二次小説という文章はたいがい、促音まで一字一句文章化されている。
>包み込んでいた煙幕が少しずつ薄れ、その裂け目から、真紅の機体の姿が見える。その
>手から伸びたビームサーベルの光が、やけに眩しく見えた。
こういう説明文が っ!! とか っ!?とかいいうせりふの合間に詰め込まれていて
テンポが狂う。もう少し、読む人の気持ちも考えてほしい。
っ!!
つつみこんでいただんまくがすこしずつううすれそのさけめからしんくのきたいの
すがたがみえてからのびたびーむさーべるのひかりがやけにまぶしくみえた
っ!!
↑こういう文章だとテンポも狂うし、普通に読みにくいと思わないのだろうか。
806:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 15:59:09
65氏の擁護派はいても
>>804を擁護する住人は多分いないよ
己の意見を通したいのなら
おまえの作文みたいなのを見せてくれ
おまえがスゲーヤシだったら
804マダーって言われるさ
65氏に対する嫉妬はみっともない
807:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 16:42:56
>「気をつけろ、二人共っ!」
> 叫びながらムゥが選んだ選択肢は、セイバーのドラグーンの迎撃。仮にそれが成らずと
>も、動きを鈍らせることができれば、二人はきっと避けてくれるだろう。
> 乱舞し、絡み合う二種類のドラグーン。
> 予想通り、簡単に落とさせてはくれなかったが、理想と思われる攻撃コースは取らせな
>い。
ムゥはするどくふたりに注意を促し、同時にドラグーンを射出した。
敵機も応じてポッドを射出。漆黒の空間に幾筋もの光が煌く。
敵ポッドの動きは的確で、こちらの思考が先読みされているかのようだった。
>(くっ……なんとか……)
> 全神経を集中させつつ、及第点の結果を得たことに安堵しかけた時だった。
> アカツキとセイバーの間の空間に位置していた一機の赤いドラグーンに光が灯る。
>(ディアッカか!?)
> 軌道上から計算される標的は、ブラスト・インパルス。だが、これだけ離れていては当
>たりはしないだろう。そこに、ムゥの脳裏に一瞬の閃きが走る。
>「これならっ!」
> 自分とビームの軌道上の距離は近い。そこで、アカツキの装甲でビームを反射させ、反
>撃の糸口を掴もうと考えた。
> スラスターを噴かせてドラグーンとブラスト・インパルスの間に入る。間違いなく、ビ
>ームは反射する。あとは、微妙な角度調整をして、セイバーの元へとビームを飛ばす。彼
>にとっても予想外の攻撃は、きっと、足元をすくうことができるだろう。
数秒持ちこたえ、焦りが自信へと変わった瞬間、かなたの赤いポッドから
光が直進する。標的はブラストインパルス。彼はスラスターを噴かした。
暁のボディでビームを反射させるために。
> そんな確信を持った時だった。
> ビームとアカツキが接触する、その刹那、二つの間に赤い影が割り込んだ。
>「なっ!?」
> 突如、アカツキの目の前で爆発が巻き起こった。爆風は機体を飛ばし、その衝撃にムゥ
>は顔をしかめる。
>(ドラグーン!?)
> 爆発したのはセイバーのドラグーン。ビームを放ったのとは別の物が、アカツキに当た
>る直前に間に入り、その身を散らしたのだった。
>「……野郎……味な真似をっ……!」
> レーダーを見落としたのは自分の責任。だが、敵や味方、そして自らとセイバーのドラ
>グーンの動きの全てを意識しながらの戦いで、生じてしまった一つの見落としは、決して
>彼の実力が足りなかったという訳ではない。
ビームと暁が接触するかに見えた。が、着弾点の手前に何者かのドラグーンが
投射され爆発した。セイバーがとっさにドラグーンを投げ打ったのだった。
808:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 16:48:49
↑
そう書けば済むのに、わざわざ、をっ!! あっ!? なっ!?
と促音まで文字化した直説法的なせりふをいちいち全部書いている。
またそれらの掛け声の合間にスピード感を損なわせる説明文が挿入されて、
読むリズムが狂う。
また、をっ!! あっ!? なっ!?を頻発しすぎているため、驚嘆表現の
インフレが起こっているし、見ていて疲れる。
そのての表現はここぞというときにとっておいてこそ、効果を発揮する。
809:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 16:49:01
俺は横書きのSSでも、段落の頭を一字下げないのは嫌いだ。
810:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 17:06:16
>>758
>飛ばされた機体を制御しつつ、レーダーに一瞬目を落とす。その時、ムゥは全身が凍り
>ついた。 二つの光点が自らに張り付いているといわんばかりの距離に位置している。
この文は抵抗なく読めるが、
>「しまっ……」
こういうふうに促音まで文章化したせりふを挟まれるとテンポが狂いげんなりする。
しまっ とかかなくても十分、彼のしまったという感情は伝わる。
> アカツキの前と後ろ。挟み込むように位置したドラグーン……それに光が入り……放た
>れる。 僅かな空間に瞬いた光は、その装甲の力によって行き場を失って来た道を辿り……それ
>を生み出した主を霧散させる。
>「ぐあああああああああああああっ!」
> 二つの爆発が機体を巻き込み、ムゥの体は激しく前後に揺さぶられる。
説明文はもっと短くできるはず。また、説明文の間にぐああああああああとか
入れないほうがいい。まじめな描写なのにギャグに見える。
>ビームそのものは効きはしなくても、その爆発の強さは、機体に損傷を与えるのに十分
>であった。
> 爆煙に包み込まれ、機体の制御が一瞬失われる。だが、これによって生み出された僅か
>な隙が、何を意味するのかは、彼には十分理解できた。
>敗因は、ビームを返すその装甲に、ドラグーンの刃が刺さりはしないと考えていたこと。
>「……化け物めっ」
> 包み込んでいた煙幕が少しずつ薄れ、その裂け目から、真紅の機体の姿が見える。その
>手から伸びたビームサーベルの光が、やけに眩しく見えた。
>「すまない……マ……」
> その謝罪が最後まで紡がれることはなかった。上段から振り下ろされたビームサーベル
>が、アカツキを中央から真っ二つに切り裂いていく。
説明文が冗漫。戦闘中であること、メインキャラのひとりが死のうとしている
ことをもっと考慮してほしい・。また、っ!とかすまない…マ…とかを
挟むとテンポが狂わされる。
>「さようなら、ムゥ・ラ・フラガ」
> セイバーの背後に巻き起こる、一際大きな爆発。それを一瞥しながら、カズイは別れの
>言葉を告げた。
ここは問題なし。
811:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 17:16:27
そうか
812:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 17:23:01
65の文章は緊迫感やスピード感が重要な戦闘シーンでの説明文をもっと
簡潔に短くして、…!! なっ!? をっ!! といった無駄な挿入を省き、
必要最低限のせりふだけをキャラクターに言わせれば、少しは読むに耐える
ものとなる。頭のなかで描いたアニメシーンをただ逐一文章化していくだけでは
残念ながら、自己満足の粋を出ることはできない。
813:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 17:23:32
ふーん
814:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 17:26:14
ちゃんと話を終わらせてくれれば、書き方なんて何でもいいよ
815:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 17:40:52
ろくにsageもできないあんたは自己満足以前の問題だけどな。
816:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 17:50:21
疲れる独りよがりな二次小説文章の例
そのときキラの頭の中で紫色の種のような物体が弾けた。じゅわあああとユニットバスに
入れるかけらが解けるかのような音と共に光が目の奥で煌いて、それとともにキラは
くちびるをきゅっとしめていままでのやられぐあいがうそであったかのように鬼神のごとき
強さと気迫を取り戻した。
「アークエンジェルはっ……おとさせはしないっ!」
デュエルの斬撃を信じられないはやさと動きでスラスターを操作して、デュエルの前から後ろに
回りこみ、強烈なキックを加えた。そして、そのままアークエンジェル甲板に取り付き
攻撃を加えるブリッツを撃つために発進した。デュエルはストライクの後ろ足からビームを連射する。
が、がストライクはそれを軽々と正確に身を翻してことごとくかわした。
「かわしたっ!?」
「やあああああああめろおおおおおおおおおお!!!!!」
仲間を守りたい一身で怒りとともに、アークエンジェルに取り付きビームを連発するブリッツに
ビームソードで切りかかるキラ。ブリッツはそれをとっさに交わして逃げる。さらに何度も
ブリッツにキラは切りかかって、ブリッツを追っ払った。追ってきたデュエルがストライクに
切りかかった。後ろからの不意打ちだった。
「うおおおおおおおおおおおおおおお」
が、それもかわされて、ストライクのナイフ攻撃が襲った。ストライクのナイフはデュエルの
濃くピットにまで達して、その破片でイザークのヘルメットが割れた。
「ぐあああああああああああっ!!」
「イザーク!!」
「痛いィ 痛いィィィ!!」
イザークは目を手で覆い、感情をむき出しにして痛がった。その隠れた目からは
血が流れ出ている。ブリッツは中破したデュエルを抱いてスラスターを噴かせ急速に退避した。
817:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 18:11:24
ここはいつから赤ペン先生のスレになったのだ?
うざいから別スレ立ててやってくれ
818:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 18:57:34
>>816
safgeって何?食えるのか?
819:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 19:32:34
長文かけるだけでも尊敬に値すると思うぞ。
というわけで>>816 新連載期待
820:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 19:42:00
どっかのクロスオーバースレでも添削人がいたんだがそこでは華麗にスルーされ続けてきた
そこで投下が少なくなってきたからこのスレに意気揚々と乗り込んできた気ガス
とりあえずうちらもスルーしとこうぜ
821:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 19:54:17
>>804
さっき張ってたことと矛盾してるやん
てかまぁ、コピペなんだろうけど
822:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 20:00:50
>>808
あー。最初の頃からするとちょっと 作風が変わったような
気はするが。
でもさぁ、他の読んでみると分かるが、65氏は確実にうまいほうだよ。
で、そういうことを書けるおまいが、ここでそういう指摘を
しているのは、どういう効果を狙ってのことなんだ?
>>814
うんうん
>>820
しまった、もうレスってもうたw
823:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 20:41:18
safgeのfって
もしや福田じゃあるまいな
824:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 20:45:39
シーンの描写をとりとめもなく続けているだけで、ひとつのエピソードとしての
まとまりがあるわけでもないのに、第○話××となうっている点が解せない。
また、実態としてとりとめのないシーンの連続であるため、テンポが悪く、
ストーリーが見えてこない。1から読まないとないように内容についていけない
構造になっているので、入りにくい。
また、第○話××と表題するなら、一話内でひとつのまとまりを作ったほうがいい。
アニメをそのままコピペしたようなせりふを書くくらいなら、前回の話の
ダイジェストをさっと数行で説明するなどしてくれれば、現在ストーリーが
どこまで進行しているのか、つかみやすくなる。TVのシードでは現にそうなっている
から、途中から見てもそれなりにストーリーが把握できた。
825:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 21:08:30
>>824
あぼーんするからコテつけろよ
826:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 21:12:17
促音まで再現したせりふを書くのもアニメ的なわかりやすい表現のひとつだが、
やりすぎると、表現力のなさをごまかしているように見えるし、疲れる。
どうせアニメ的わかりやすさを使うなら、一話ごとにひとつのまとまりを作る、
前回のダイジェストを書く、次回予告をする、などのほうがはるかに効果的。
また、そうしないと途中からスレを見た人間には冗漫な文章が延々と
繰り返されているだけで、何がどうなっているのかまったく意味がわからない。
集客性の観点から、1話だけ見てもなんとなく流れがつかめるように工夫して
新しい視聴者を開拓するのは常識。私なら、冒頭で前回のダイジェストを書き、
中身可能な限り簡潔に凝縮して冗漫にならないように書く・。それも、1話ごとの
まとまりを作って、表題と話の中身がちゃんと関連づいているようにする。
827:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 21:13:29
>>826
あぼーんするからコテつけろよ
828:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 23:15:30
>>824
うん、おまいの作品はどこで見れるの?
仮に面白かったとしても俺は得だし、
面白くなかったとしても、楽しめるんだが。
逃げるなよ
>>826
>新しい視聴者を開拓するのは常識。
いらねーだろうが、もう人は付いてんだから。
829:通常の名無しさんの3倍
06/12/07 23:44:15
>>826
65氏ばかりマンセーされてるのが悔しくて、
まで読んだ
830:通常の名無しさんの3倍
06/12/08 00:23:36
促音でNG登録すればいいんじゃない?
831:通常の名無しさんの3倍
06/12/08 00:56:02
>>807-808
だって読み合い戦だし。客観的事実だけ書かれてもな。
>ビームと暁が接触するかに見えた。
これだけじゃ、ムゥには避けるだけの技術があるのに何でそうなったかワカランよ。
832:通常の名無しさんの3倍
06/12/08 02:11:29
>>826
部屋から出たいんだけど勇気が、まで読んだ。
833:通常の名無しさんの3倍
06/12/08 02:26:21
テンポが悪くなるとか言ってるけど、
テンポが悪いなんて感じたことないし、
今見返してみても悪く感じない。
自分の言ってる事がみんなも思ってることだと思ってないか?
あと、自分は想像力がないほうだから、
逐一説明文があったほうが脳内再生できていい。
807みたいになったらよくわからなくなる。
つまり「おもしろくない」「読みにくい」
834:通常の名無しさんの3倍
06/12/08 07:19:59
ヒント:添削スキルが中途半端にある「俺SUGEeeeeeeeee!!」な種厨
添削は必要だとは思うけど自分本位な物の見方で書かないほうがいいと思うぞ
作者は君のため「だけ」に書いてるわけではないのだから。
とりあえず、みんなスルー汁
熱くなってるようだから茶を入れるわ つ旦旦旦旦
835:通常の名無しさんの3倍
06/12/08 17:07:21
どうも
旦~~頂きます
ズズーッ
836:通常の名無しさんの3倍
06/12/08 17:44:01
>>832
オモレー事カクナwwww
837:通常の名無しさんの3倍
06/12/08 23:00:03
(´・ω・`){ま、そんな自論をいくら語ったって無駄なだけだけどね。
838:通常の名無しさんの3倍
06/12/09 06:05:43
頭悪いのが、また沸いてんな。
ま、荒らしなんてそんなもんか。
真面目に添削やる気があるなら、sageるしな。
839:通常の名無しさんの3倍
06/12/09 10:59:53 CmpC3bCH
840:通常の名無しさんの3倍
06/12/09 22:18:09
ここの影響で1/144セイバーに続き1/100セイバーも買った
俺が保守。
841:通常の名無しさんの3倍
06/12/09 22:36:42
( ´_ゝ`)
842:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 06:32:37 0uZ2foHb
('A`)
843:通常の名無しさんの3倍
06/12/10 15:26:11
>>840
完成したら
うpうp
844:通常の名無しさんの3倍
06/12/11 03:24:22
>>840
ドラグーンも着けろよ
845:通常の名無しさんの3倍
06/12/11 15:15:21
カズイ