0083キャラと種、種死キャラが出会ったら2at SHAR
0083キャラと種、種死キャラが出会ったら2 - 暇つぶし2ch426: ◆hfGQ1C/H02
06/06/04 22:58:14
ビームサーベルを避けたところを狙い、小型のミサイルが炸裂する。さらに、ノイエ・ジールは既に上に回りこんでいた。ソロモンの亡霊ほどではないが、さすがに歴戦の兵士だけのことはある。
「去ね!」
メガ粒子砲と同時に偏向メガ粒子砲までも放った。通常のメガ粒子砲と違い、磁場を利用して加速した金属粒子の進路をコントロールして、曲がるメガ粒子砲を放てるのだ。
その攻撃を遮る者がいた。サーモンピンクで鶏冠のようなセンサーを持つインフィニットジャスティスだ。
「キラに攻撃するのなら、俺が相手だ。」
インフィニットジャスティスを操るアスランの声を聞いたが如く、ガトーは言葉を漏らす。
「面白い、来るがいい!」
ガトーは至近距離から大型メガ粒子砲を放った。一撃で戦艦をも吹き飛ばす、ノイエ・ジール最強の兵器だ。だが、それをインフィニットジャスティスは手にした大型シールドで防ぐ。
「ほう、だが、これならどうだ?」
偏向メガ粒子砲をうねらせ、さらにミサイルを撃った。同時に加速し、手元に戻した有線クローアームにビームサーベルを持たせ、一気に斬りかかる。
「くっ!」
蛇のようなメガ粒子砲をシールドで受け止め、リフターを放つ。だが、リフターに装備されたビームカッターが肩に命中するも、ダメージを与えることはできなかった。デスティニーのアロンダイトでサイサリスを斬れなかったのと同じことだ。
「そんなバカな!」
「その程度か、コウ・ウラキとデスティニーとやらはもっと歯ごたえがあったぞ!」
ガトーは叫びを上げ、リフターを手にしたビームサーベルで叩き斬り、アスランを援護しようとしたストライクフリーダムのドラグーン6機をメガ粒子砲で破壊した。
「ふん、話にもならん!」
その時、別の方向からミサイルがノイエ・ジールに接近する。デンドロビウムだ。
「ほほう、ガンダムか。ということは……ウラキだな!お前と決着をつけてやる!」
「それはこちらの台詞だ、ガトー!」
シンは、今攻撃したところでガトーの有利になるだけだと主張したが、コウは聞き入れなかった。最早、ガトーとの決着しか眼中にないらしい。
その気持ちは彼にも理解できた。何故なら、自分にとっての宿敵も目の前にいるからだ。
「アスラン、あの大型MA二機を止めよう!」
「ああ!」
シンはデンドロビウムとノイエ・ジールへと向かおうとした二機の間に割って入った。
「プライドを賭けた二人の戦いを邪魔させるわけにはいかない。あんたたちの相手は俺だ!覚悟しろ!」
大事なものを奪っていくストライクフリーダムと、まともな理由も言わずに裏切っていったアスラン。封じられた能力を解き放ったデスティニーとともに、異世界で再び対峙した。


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