06/05/19 14:21:22
>七番目の橋が落ちるとき
このエピって、よく「カリ城っぽくて宮崎臭くて軟弱だ」等々の意見を耳にするんだが、俺には全く納得できない。
話の鍵になるのは「ルパンの生き方」
悪役はそのルパンの生き方を土足で汚したので、ルパンは明確に意図してP38で撃ち殺している。
「粋にやろうぜ、粋に、よ」ルパンのこのセリフが彼の意思を説明していると思う。
この展開はカリ城より「対クローン」の「俺は夢、盗まれたからな。取り返しに行かにゃ」の方がはるかに近い。
だから「オニャノコを救う」という表面的な理由で、カリ城と同じ視点で語られることが多いエピだが、
実は「ルパンの生き方」という点で考えると全然違うという事が見えてくる。
またルパンはリーサが好きだから救ったのではなく、悪役がルパンを操るためのネタとして自由を奪われている事に
我慢がならなかったから。
次「ふぇ~。あんな街、もう懲り懲りだぜ」
ル「・・・。・・・・・イイ子だったなぁ、・・・リィ~サちゃん」
次「へっ!帰りたかったら、一人でもどれ!」
というカリ城でも変形して引用されたこのセリフも、ルパンがリーサに対してクラリスの様に、
「助けなきゃいけなかったオニャノコ」ではなく、「口説き落としたいイイ女」の一人として
認識していた事を示している。
つうわけで、お前ら!もっと「七番目の橋が落ちるとき」を愛してください。オナガイシマス