06/09/01 20:45:12
仲良くふたりで買い物をするシンジとユイ
でも、少々照れがあってユイから少し離れて歩くシンジ
それを寂しそうに見つめるユイ
帰り道、夕暮れ時で橙色に染まった歩道を歩く二人
やはり、ユイから少し離れたところを歩くシンジ
だが、シンジの手にはスーパーの袋
ユイを気遣って重い荷物を持っているのだ。
遠くから、車のクラクション。子供の遊ぶ声。
学校のチャイムが響く。
シンジは歩きながら俯く。そして、意を決してユイと手を繋ぐ。
ユイは少し驚いてシンジの相貌に眼差しを送る。
照れたような表情で視線を返す。
スーパーの袋の中にはナイーブが垣間見える。
「今日はいっぱい汗掻いちゃったね」
「うん…」
母親の優しい笑顔。シンジははにかみながら母に寄り添う。