シンジきゅんはオナヌーしないよat EVA
シンジきゅんはオナヌーしないよ - 暇つぶし2ch130:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/28 19:27:19
>>122
どこか物欲しげなシンジの眼差しに、トウジも気付かれぬようそっと息を飲む。達したばかりのしっとりとした肌、上気し紅潮した頬、潤んで自然と上目遣いになる瞳。全てが自分を煽っているかのように見えた。
「あんな、凄いことっちゅーのはな……」
耳貸してみ、と一段と低く顰められたトウジの声が促す。シンジはその声に誘われ、ぼうっと靄掛かった頭で顔を前へと近づける。瞬間、ふっ、と生暖かい吐息混じりの囁きが耳朶に注がれた。
「…男同士でも、セックスは出来るんやて」
びくり。湿り気を帯びた息にかその台詞にか、シンジの身体は大きく波打った。セックス、友人の口から放たれた言葉は余りにもシュール過ぎた。
もしかしたらこれは授業中に居眠りをして見ている夢なのかもしれない、今更ながらそんなことを考えた。しかし考えたところで僅かにまだ濡れている自身や太股の感触は、夢にするには生々しい。
「え、その……セッ、って…いうと……」
「せや、エッチんことや。良く男と女があんあんやってるやつ」
「ーー!で、でもっ僕男だし……」
時折テレビや雑誌で唐突にやってくる男女の情交シーン。何故か見ているこっちが恥ずかしくなって、目を逸らしつつチラ見したものだ。
トウジはそれと同じ行為を言っているというのか。男女でもなく恋人でもない自分達が、あれを。シンジの思考回路ではとても追いつけそうにない内容に、パンクしてしまいそうになる。
(第一、男の僕に、トウジのを…い、いれるところなんて……)
考えついた先に浮かんだ疑問がどうしようもなく辛辣過ぎて、シンジの色づいていた顔は更にぼっと火が灯った。
そんなシンジの葛藤を読み取ったかのように、トウジはニヤリと笑う。それはいつもの勝ち気な笑顔ではなく、どこか含みを持ったものだった。
「男同士はな、……ココに挿れるんや」


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