シンジきゅんはオナヌーしないよat EVA
シンジきゅんはオナヌーしないよ - 暇つぶし2ch100:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/20 16:04:32
>>99
どれがギヤル字なのヵもわかってないおっさんわ黙ってて㊦さい><
てらきもすだからあ(´д`)消えてよw

101:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/20 16:32:11
>>99
ギャル文字と崩しの違いも分からンの??
ギャル文字使ってるコとかもぅおらンヵラ━ww

102:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/20 17:12:53
>>99のあたまわやぱいのら(ノ∀・)

きれいかふぇとヵみて,いっしようけんめいぉべんきょうしたンだね''えらいxOzヮラ


103:魚
06/08/20 17:40:30
小西美帆
女優・29歳
経歴
NHK朝ドラ主演他
備考
今年ブレイク間違いなし。絶対あの伊東美咲さんの人気を越えます。
容姿はかわいく、優しそうな感じです。
TV
8月20日(日)の18:30からTBSで小西美帆さんを見れます。
お願い
皆さんで小西美帆さんを応援してください。とりあえず、日曜日の視聴率を上げてください。お願いします。

104:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/20 17:49:53
馬鹿腐女子臭がぷんぷんしますね ^^

105:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 00:21:02
もういい
十日町

106:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 01:00:08
職人さんは書き溜めをしてるんだと信じてる。
今日は来てくれるかな…。

107:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 18:00:14
まだかな

108:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/22 22:37:53
まだかな

109:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/23 02:34:25
そろそろだろう

110:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/23 18:50:41
この職人さんは、いつも気になるところで終わらせますな

続き町

111:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/24 23:31:35
>>76
カチャカチャとベルトの金属音が静まり返った個室内に響く。また立ち替わりに便器の蓋の上に座ったシンジは、白くてか細い指で自身のズボンの前を寛げ始めた。
なんでこんなことになってしまったのかと思う反面、さっきまでトウジが座っていたせいで生暖かい蓋に直に素肌が触れると、初めて手淫を受けた時の快感と体温がフラッシュバックして腰が疼いてしまう。
「も、もう……」
いくらトウジとの約束とはいえ、痛いほどの視線を感じながら自分から脱ぐというのはあまりにも恥ずかしい。シンジは下着とズボンを膝まで降ろすと、ワイシャツの裾を引っ張り必死に前を隠す。
―そんないじらしい行動が、更にトウジの興奮と加虐心を掻き立てるのだとも知らずに。
「おお、上出来や。…ほな、約束は叶えんとな」
不敵な笑みを浮かべながらトウジはそう言ったと同時にシンジの膝元へしゃがみ込むと、迷うことなくシンジの中心へと顔を近付ける。
―いよいよ待ち望んだ快楽がやって来る。
そのことにシンジは思わずゴクリと生唾を飲んだ。トウジの骨っぽい褐色の掌が、そろりと露わになったシンジの太股を撫でる。
「あっ………!」
思わずびくりと反応して、甲高い声が出てしまった。それを気にする様子も無く、トウジは相変わらず露わになったシンジの膝小僧から脚の付け根に手を這わす。
「あっト、トウジ……!」
「なんや、どないした」
「や、約束…は、……ふっ」
「勿論したるって、嘘はつかへん。……我慢出来へんほどしてほしいんか?」
「なっ………!」
かあっとシンジの頬が赤く染まる。もどかしい刺激に堪えられなくなったのは事実だった。だが、いつの間にか焦らされる内に自ら強い刺激を強請ってしまっていたことに、シンジはいたたまれなくなり俯いた。
一方トウジは、泣きそうなシンジを見て流石に可哀想にはなるものの、段々と本能に逆らえなくなっている彼を前に自分もまた雄の本能を沸々と沸かせていた。
「悪かったなぁ、今度こそしたるから」
トウジは若干潤んだシンジの目元に優しくキスを落とすと、ワイシャツに隠れたシンジの中心を口に含んだ。

112:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 00:54:57
キテター!
相変わらずエロいな…

113:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 07:38:13
キタ
GJ!

114:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 11:44:47
>>111
「」

115:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 12:26:21
>>111
「ああ……っ!」
若干小振りのシンジ自身は、あっという間にトウジの口腔内へ吸い込まれてしまった。先程の節くれだった指でしごかれた手淫とは打って変わって、生暖かい粘膜が絡み付いてくる感覚はシンジに新たな快感を与えた。
「あ…っ!や、やぁ…トォジィ……!」
「ん、気持ちええか?シンジ……」
含まれながらそう問われ、微妙に当たる歯にシンジは身震いする。そんな敏感で愛らしいシンジの姿にトウジは笑みを浮かべ、まだ露出したばかりの桃色の亀頭にしゃぶりついた。
「ひぁ!や、あっァ…ッす、吸わないでぇ……!」
「…………」
強すぎる刺激にシンジは力の入らない手で必死にトウジの頭を押しのけようとするも、しっかりと脚の間に入り込んでいる彼からは逃れることが出来ない。それどころか、まるでトウジを自身に押し付けるように髪の毛を掴んでしまう。
「あァん…、は、ふぁぁぁ……」
無意識なのだろうが、あられもない声を出してよがるシンジに施す側のトウジもまた自身の高ぶりを感じた。自分から言い出したとはいえ、当然フェラチオの経験など皆無である。しかし、目の前の奴をもっと乱れさせたい、そんな欲望がトウジに火をつけた。
ぬめった舌先は先端の窪みからくびれを這い、裏筋を通って時折袋を吸い上げる。湿った口腔は柔らかく温かく、狭い喉奥は締め付けるように蠢いた。
「いやあっ…!ハァ…っ、ん、あ、あァ…っト、ウジ…っ僕もう……!」
「…………」
「で、出ちゃうから…ぁっ!ァ、離して、だめっだめぇ…!」
いやいやと被りを振るシンジを無視して、トウジは尚も舐め続ける。そんな貪欲な獣のようなトウジの姿に、シンジは目を奪われた。
―僕にあのトウジが、エッチなことをしている…
そう考えた瞬間、一気に中心に熱が集まり出した。
「ほんとに無理だからぁ…ッ!やだ、出ちゃう、汚いよぉ…!」
「…大丈夫や、いつでもイッてええで」
ふと視線が重なる。トウジが自身をくわえる顔が、何だか別人に見えた。カァっと顔と中心に火が灯ったように熱くなる。
「だめぇ…!やぁッもう…っァッ出る、出ちゃうよぉ!」
とどめとばかりに、トウジは根元をしごきながらつるんと濡れた亀頭を強く吸い上げる。
「も、出るぅ…あァんッふああぁぁぁ………!!」

116:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 13:52:07
続きハヤス!!!
GJ

117:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 13:53:46
昼から良いものを見た
GGGGGJJJJJ!!!!

118:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 15:21:30 Ch20wve1
ぐっじょぶ!

119:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/25 15:43:19
もっと続きを

120:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/26 00:15:28
GJ!
続きwktk

121:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/26 02:59:52
エロいな…
このままトイレで食っちまうか、お持ち帰りか…
どっちにしろ最後までヤっちゃってほすぃ

122:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/27 14:46:17
>>115
ゴクリ、とトウジはシンジの吐き出した白濁の液を口腔で受け止め飲み干した。静寂に包まれた個室内では、そのトウジの喉を滑り落ちる精液の音とシンジの荒い息遣いだけがやけに煩く響く。
「はァ、は…………あっ!」
ちゅ、っと可愛らしい音と共にトウジはくったりとしたシンジ自身から口を離した。その僅かな刺激すら絶頂を迎えたばかりの過敏な身体には伝わり、思わずぶるりと震えてしまう。
「…どや、気持ちえかったやろ」
「ト、トウジごめ…!僕、そのまま出しちゃって……あの、」
「なんやセンセ、気にしなさんなって!それはお互い様やろが」
申し訳なさそうに眉を下げ狼狽えるシンジに、トウジは笑いながら滲んだ汗で額に貼り付いた髪を梳いてやった。はにかむように安堵した笑みを浮かべる彼を見、胸のざわつきを感じる。
初めは教室からそそくさと出て行く彼をからかってやるつもりだった。ただそれだけの筈だったのに、まだ性に疎く穢れを知らない純朴な友人の姿を目の当たりにし、もっと乱れて欲望に縋り狂う表情が見てみたい、そう思うようになっていた。
「なあシンジ……もっと凄いこと、教えたろか」
「凄いこと……?」
自分の髪を撫でつける手を止めて急に真顔になった友人に、シンジはどきりとした。凄いことって何だろうか、フェラチオすら知らなかった性の知識などほぼ皆無である自分にとって、それはおおよその検討もつかない。
ただついさっきまで教室でふざけあっていたトウジとは全く違う目の前の男に、シンジ自身戸惑いはあるもののまた別の感情の出現を感じていた。
(なにを考えて…僕とトウジは友達なのに)
友人に陰茎を触られ感じてしまった自分自身をやましく思う。恥じている。だのに、心の奥の本能は彼を求め、惹かれようとしている。その言葉の意味を知りたい、教えて欲しい。シンジはゴクリと喉を鳴らし、その先を促すようにもう一度尋ねた。
「……凄いことって、どんなこと…?」


123:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/27 15:04:36
GJ!!!!!!!!





で、「凄いこと」ってどんなこと?wktk

124:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/27 15:08:49
GJ!
心理もそれとなく描かれてるのがまた堪らん

125:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/27 15:11:39
キタコレ!GJ!
体の関係から愛が生まれればいいよ

126:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/28 01:37:35
凄いことってどんなことおぉおおぉぉおお!?凄いことって!?凄いことって!?
ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ!!!!!

127:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/28 11:38:13
GJ!!!!!!!!11!!
シンジきゅんに凄い事教えてやれ!!トウジ、お前はやれる男だ!!!!
シンジきゅん可愛いよシンジきゅん(******'A`********)

128:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/28 17:23:49
可愛い…

129:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/28 18:16:30
続き待ち

130:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/28 19:27:19
>>122
どこか物欲しげなシンジの眼差しに、トウジも気付かれぬようそっと息を飲む。達したばかりのしっとりとした肌、上気し紅潮した頬、潤んで自然と上目遣いになる瞳。全てが自分を煽っているかのように見えた。
「あんな、凄いことっちゅーのはな……」
耳貸してみ、と一段と低く顰められたトウジの声が促す。シンジはその声に誘われ、ぼうっと靄掛かった頭で顔を前へと近づける。瞬間、ふっ、と生暖かい吐息混じりの囁きが耳朶に注がれた。
「…男同士でも、セックスは出来るんやて」
びくり。湿り気を帯びた息にかその台詞にか、シンジの身体は大きく波打った。セックス、友人の口から放たれた言葉は余りにもシュール過ぎた。
もしかしたらこれは授業中に居眠りをして見ている夢なのかもしれない、今更ながらそんなことを考えた。しかし考えたところで僅かにまだ濡れている自身や太股の感触は、夢にするには生々しい。
「え、その……セッ、って…いうと……」
「せや、エッチんことや。良く男と女があんあんやってるやつ」
「ーー!で、でもっ僕男だし……」
時折テレビや雑誌で唐突にやってくる男女の情交シーン。何故か見ているこっちが恥ずかしくなって、目を逸らしつつチラ見したものだ。
トウジはそれと同じ行為を言っているというのか。男女でもなく恋人でもない自分達が、あれを。シンジの思考回路ではとても追いつけそうにない内容に、パンクしてしまいそうになる。
(第一、男の僕に、トウジのを…い、いれるところなんて……)
考えついた先に浮かんだ疑問がどうしようもなく辛辣過ぎて、シンジの色づいていた顔は更にぼっと火が灯った。
そんなシンジの葛藤を読み取ったかのように、トウジはニヤリと笑う。それはいつもの勝ち気な笑顔ではなく、どこか含みを持ったものだった。
「男同士はな、……ココに挿れるんや」

131:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/28 20:54:59
凄いことキター!!!!
やれよ!やっちまえよ、トウジ!

132:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/29 01:22:31
>>130
そう言ってトウジが手を伸ばし触れたのはーーさっきまでフェラチオを受けていたシンジ自身の奥、アナルだった。
「ひっ……!」
トウジの右手の指が内股の間、陰茎の更に奥にある隠された蕾の周りをそろそろと撫でる。当然のことながら誰にも、自分ですら触ったことのないそこを探られる恐怖にシンジは慌ててまくし立てる。
「ト、トウジっ!や、なに、なにするの……!」
「ココに挿れられんの、めちゃめちゃ気持ちええらしいで……さっきなんかよりずうっと、な」
ーーさっきなんかより。何処からともなくぶるぶると震えが来る自分を抱き締めながらも、シンジはその甘い響きを胸の内で反復させていた。
沸き上がるのは恐怖、後ろめたさ、嫌悪感。でもそれだけじゃない、確かに興奮もしている。鼓動はシンジを急かすかのように速まってゆく。
(トウジとなら、トウジに、なら)
この状況まで来て引き返すにはもう遅い、それならば。渦巻く欲望の波に、シンジは飲まれてしまおうと思った。

(いきなり挿れるんはマズいやろなぁ)
右手の指を自分の口へと運びながら、トウジは思う。若さ故の衝動で此処まで来てしまったものの、実際性行為の経験は無い。漠然とした不安に目が眩みそうだ。
だが不思議と後悔はしていなかった。ただ観念したように肩の力を抜いて便座へもたれているシンジを気持ち良くさせて、出来るなら一緒に気持ち良くなりたい。そう強く思った。
充分に唾液を絡ませ湿らせた指を、再びシンジの蕾へと運ぶ。一瞬びくりと動くものの抵抗を見せないシンジが堪らなく愛しく思えた。指の腹に乗せた唾液を蕾の周りに丹念に塗り込む。
「ーーっ!う、や……こ、わい…怖いよトウジ……」
「大丈夫や、出来るだけゆっくりやるさかい……力抜き、」
あやすように空いた手で肩を叩くと、シンジはその腕にしっかりとしがみつく。そしてシンジが息を吐いた隙を狙い、入り口を撫でていた指を奥へと進めた。

133:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/29 12:09:20
昼から神を見た

134:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/29 15:55:13
凄いことは、やっぱり凄かった!
GJ!!

135:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/30 02:37:43
腐のエネルギーに満ちているスレはここですか?

136:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/30 12:36:45
投下待ち

137:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/31 17:43:30
マダー?

138:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/02 19:56:11
そろそろかな

139:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/05 00:37:35
保守まち

140:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/08 19:29:09
>>132
「いッ―!は、うう……っ」
ズブズブと体内にトウジの指が侵入してくる。思ったよりも一本はすんなりと入った。しかし本来挿入すべき場所ではないその器官は全く湿り気を孕んでおらず、唾液を塗り込んだとはいえ酷く滑りが悪い。無意識に指を追い出そうと力の入るソコはきつきつと痛んだ。
「トウジっ…!や、やっぱり僕…あ、無理だよ……!」
「ちっと中はキツいなぁ…よっしゃ、」
「…?―え、そんな……待って!」
シンジが解放されると思ったのも束の間、トウジは素早く中心へと顔を近づける。そしてそのまま、指を飲み込ませた入り口へと舌を這わせた。
「ッア!やだトウジ…っそんなところ…ふあぁ……」
「直接湿らせたったらやりやすいやろ」
「で、でもぉ……!んっ、汚いって…ばぁ…っ」
「汚ないわ、大丈夫やて………どや、どんな感じ?」
「うあ…ど、どんなって言われても……あァ!」
指の隙間を掻き分ける様にして、舌が中へと侵入してきた。生暖かいぬめぬめとした舌の感触にシンジは腰を捩らせる。敏感な粘膜に舌特有のざらつきは、何だか気持ちが良い気さえしてきてしまう。

141:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/08 19:37:38
運良く投下直後にスレのぞけた!!
ハアハアハアこりゃ最後までやるな

142:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/08 19:56:25
神キター!!待ってたよ!


143:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/09 23:14:33
続きまだかな

144:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/10 20:33:21 h6KWmwSk
だれでもかいていいの?
私、エロストーリーには自信あるよ

145:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/10 20:39:54
>>114
いなくなれ

146:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/10 21:52:47 q0wczJS0
>>144

あげんな、いなくなれ

147:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/10 21:55:13
すいませんした!

148:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/11 02:45:26 5bxDMIfr
いるよアタシ、ここにいるよ!

149:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/11 03:12:53
アスカ乙

150:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/11 04:45:39
しんじ「ハァハァハァ×100アーーーッ!!!!!」

ドピュ!!!

Σアスカ「うぇぇ!!!?しんじいくらアタシをオカズにオナニーしたからって出し過ぎよ;;!!」

しんじ「オナニーでは無い、センズリだ!!!日系被れがしゃらくさい!!貴様には死と恐怖を与e

アスカ「きもちわるい」

151:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/11 18:35:54
トウジが羨ましいな。
俺もシンジきゅんと同じようなことしたい

152:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/11 20:02:48
まったりと続きを待つ

153:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/11 23:35:13
続き読みたいなぁ♪まだかなぁ♪

154:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/12 00:07:08
神は焦らすのが好きだなww
続き街

155:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/13 01:55:18
>>140
目を開けば自身のあられもないところを舐めるトウジがダイレクトに見える。かといって目を瞑っても否応なくいやらしい音は耳に飛び込んでくるし、体内で蠢く指と舌の感触を益々生々しく感じてしまう。
時折荒くかけられる息遣いや形の良い額に滲む汗、最早シンジにとってトウジの何もかもが羞恥と興奮を煽る材料になっていた。
「シンジ…目ぇ開けてみい」
「ふ、んうう……目…?」
「シンジのココ、また勃っとんで」
「―――!」
シンジは自分の目と感覚を疑った。先程からもう何度も射精したにも関わらず、確かにシンジのペニスは緩く立ち上がっていた。そしていつの間にか、異物感と圧迫感しか感じなかったはずのアナルはむず痒い様な熱を纏っていた。
「気付かんかったか?…こン中もな、もうワシの指二本もくわえてんねん」
「ウ、ソ…ッ!や、うそだ…そんなの、んっはあぁ……!」
恥ずかしいと痛いほどに思っているのに、シンジは自分の蕾から目が離せなかった。ソコは実際本当にトウジの節くれだった指を逃すまいと、目一杯広がっていたのだから。
「どや、スゴいやろ…あかん、コーフンするわ……」
「やっやだっ…!も、やめぇ…ッ……ア!?」
トウジの指の腹がぐちぐちと音を立てながら腸壁を擦った瞬間、びくんと大袈裟なほどにシンジの身体が波打った。今までの違和感とは違った何か別の衝撃が、電流の様に駆け巡る。

156:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/13 02:20:26
寝る前にいいことがあった。
乙。そしてGJ!

157:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/13 05:38:18
                     /    |    |    |
                 |     |    |    |
                   |ー |  l ー-  l
           /⌒ヽ   |    |   l     l
           l   l    |   |  |  0   |
            |   l   | ー-  |  l⌒) - l
             |  -‐|    |    |   | 丿   |    /⌒ヽ
           |   |    |    |  |ノ     l   |    ヽ
             l    _!   |    !__,! ‐  一 |   l     ヽ、
         /⌒ヽ l ‐ \  |, ノ⌒) ()    l    〉-‐  l
         l〉   )ヽ、   ヽノ (ノO (ノ  (つ ヽ、 | ノ)  |
        /  人 ヽ、        (⌒)     ヽノ (ノ  |
          l     ヽ、\,        )丿 / ノ/ o     l
        ヽ  ノ \,/     /  (ノ       () ヽ  l
         \    /        /     (⌒ヽ 

158:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/13 07:22:26
Gj Gj!!

159:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/13 17:16:43
GJ!!!
そういえばこの二人まだキスしてないな

160:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/14 01:01:15
甘いのが好きな方は夫婦スレをおすすめする

161:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/14 02:21:31
心が通じ合ったらきっとチューするさ

162:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/16 00:22:37
まだ?

163:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/16 01:31:02
>>162
焦らすなよ

164:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/19 18:52:34
続きまち

165:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/24 16:47:28 Dlfpdrwp
ううっ七十八兆七千八百七十八億七千八百七十八万七千八百七十八

166:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/27 07:30:29
此処は消えないわ。私が守るもの。

167:ウチコミヤ
06/09/27 18:10:32
暇なんで打ち込んでこーかと思います。よろしくでつ。

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授業終了のチャイムが鳴り、学校はもう放課になっていた。
そんな中、2-Aでは二人の少年が帰る支度をしながら話していた。
「…しっかしシンジのやつ、風邪で2日間も学校休むなんてね」
「なぁっ、ワシらでお見舞い行かへんか!?」
「男二人でお見舞いか。…シンジがどう思うか知らないけど、いいかもね」
そして二人はシンジが居候しているミサトのマンションへと向かう。

呼び出し音が部屋中に鳴り響く。
シンジは直前まで眠っていたせいか、フラフラしながら玄関に向かった。
「セーンセ、見舞いに来たで~~」
シンジはいかにも体調の悪そうな顔色で二人を出迎えた。
しかし2日ぶりに会う友の顔を見れば、無性に嬉しくなるのは仕方がないことだ。
しかも、友二人の訪問など想像もしていなかったこともあり、余計嬉しかった。
「なんや、顔色は優れんよーやけど、元気そーやんけ」
「とにかく、上がるよ」
「ありがとう、二人とも…」
シンジはニコニコしながら受け入れた。
トウジとケンスケは、シンジをシンジの部屋で休ませた。
二人は、ベッドにもぐるシンジを相手に話し出す。
「いやぁ、けどシンジが2日も風邪で学校休むなんてね」
「お前学校におる時と同じこと言っとるやんか!」
シンジにとって、二人といる時間はまさに快楽だった。
一番と言っていいほど、とても居心地の良いものだった。
二人の会話を聞いているだけで、面白くてついクスッと笑ってしまう。

168:ウチコミヤ
06/09/27 18:15:11
二人が来てからすでに1時間が経過していた。
徐々にシンジの顔色も優れてきて、だいぶ体調も良くなってきていた。
「あ、俺もうそろそろ帰らないと」
ケンスケが時計を見るや急に立ち上がり言った。
「ケンスケもう帰るの?」
「ああ、ちょっと大事な用事があって…さ」

「なんや用事って?」
「…ちょっとね」
シンジには、ケンスケに少し怪しげな雰囲気が漂っている気がした。
だが、それも気のせいだろうと特に深く気にはしなかった。
「トウジは?まだいれるの?」
「そやな、まだ全然平気や。家帰っても退屈やしな~」
「じゃぁ俺だけ先に失礼するよ、またなシンジ。明日は学校行けそうだろ?」
「…うん」
「じゃぁ明日な」
そう言い告げると、ケンスケはそそくさと去って行った。
「…なぁシンジ、ケンスケのやつ、おかしいと思わへんか?」
シンジはハッとした。そう思ったのは、やはり自分だけじゃなかった。
「ここんところ、ずっとあーなんや。用あるから先帰る言うて…」
「僕も、さっきのケンスケ…なんか変に感じた」
「そやろ?絶対なんかあるで、アイツ」
シンジは、余計ケンスケのことが気になり出してしまう。
真剣な顔つきで考え込むシンジを、トウジはじっと見つめていた。

169:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/27 23:35:21
ウチコミヤ乙。続きが気になる。

170:ウチコミヤ
06/09/28 07:33:43
おはようございます。朝から失礼します。

-----

「僕、ちょっとトイレ」
シンジはベッドから立ち上がり、トイレへと向かった。
思えば、シンジは3時間近くもトイレへ行ってなかったのだ。
「大きい方じゃないやろな~?」
トウジはからかってくる。が、今のシンジは尿意のみだったので、シンジは冷静に否定した。

ドアを開けると、急にハーブの香りが漂ってきた。
「…こんな香り、したかな…」
たしかに、シンジが3時間前に入った時にはこんな香りなど全くしなかったのだった。
シンジが周りを見渡すと、隠れた片隅にハーブの香りの消臭剤が置かれていた。
「ミサトさんが新しく買ったのかな。…良い香りだな」
シンジはそう思い込み、特に深くは気にしなかった。
消臭剤がトイレに置かれていることは、全くおかしくないと思うのが普通だ。
シンジは用を足し終え、トイレを出た。
でも、たしかに何かがきらめいていた。
消臭剤の裏で、シンジが用を足す一部始終は完全に収められていた。

171:ウチコミヤ
06/09/28 07:36:55
「48秒や」
トウジが部屋へ戻るなり、トウジがまず言った。
「なんだよ、数えてたの?」
「もちろんやで。まぁ、普通の速さやな。ちょいと遅めやけど」
「んもー、数えるのとかやめてよね!」
シンジは赤面し、軽く怒った。トウジは笑った。

シンジは時計に目をやった。もうすでに6時を回っていた。
「トウジ、まだ帰らなくて大丈夫なの?」
「帰ってもおもろないしなー……そや、今日此処に泊めさせてもらおかな」
「え!?」
「ダメか?」
「いや、全然いいよ!むしろ嬉しいって言うか…ハハハ」
シンジはまた赤面した。色が白い分、その桃色の染まりはとても目立って見える。
トウジはそんなシンジの照れる顔にしばらく見とれていた。

「…電話借りるで」
トウジはいったん部屋を出て行った。きっと家に電話をしに行くのだろう。
その間、シンジは体温計で体温を計った。
しばらくしてから音が鳴り、画面を覗き込むと36.4度と平熱だった。
「…もう大丈夫だ」
シンジは安心して、ベッドから立ち上がる。
ふと、自分の机を見ると、またもや「見知らぬ物」が置いてあった。
「これ…僕のじゃない」
置いてあったのは、確実にシンジの物ではない、置いた記憶もない消臭剤だった。
「これもミサトさんが置いたのかな…?」
シンジはそう思ったが、よく考えれば、ミサトは消臭剤を買ったりする人物ではないと気がつく。
「じゃぁ、誰が置いたんだろう…」
その時、電話を終えたトウジが戻って来た。

172:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/28 07:44:52
ケンスケか!?ケンスケなのか!?
やっぱエヴァFFにおけるケンスケって酷い奴に書かれがちだなw

173:ウチコミヤ
06/09/28 13:07:56
「あ、おかえり」
「おお」
トウジは消臭剤を持つシンジの手を見た。
「なんや、良い香りするな」
「うん。なんか、僕の机に置いてあったんだ。でも僕は置いた記憶ないんだけどさ…」
「ほんならなんであるんや?」
「わからない」
シンジは黙って考え込んだ。しかし、答えは見つからない。
これは誰が置いたのか。
それほど深く気にならないことのはずが、何故かとても気になってしまう。
「これ、トイレにも同じのあったんだよね」
シンジは香りを嗅ぎながら言う。
「ミサトはんが買ったんやろ」
「でも、ミサトさんってこういうの買う人じゃないんだ」
「ほんなら惣流…」
「アスカも絶対ないと思う。第一、わざわざ僕の部屋に置かないよ」
シンジは手に持つ消臭剤を見つめた。
「…そんな気になるんか?」
「…え?」
やはり、消臭剤の一つや二つでここまで気にするのはおかしいことなのだった。
「…まぁ、どうでもいいよね。きっとミサトさんが珍しい行動に出ただけだよね」
「そーやろ、きっと」

そして、部屋のドアが突然開いた。

174:ウチコミヤ
06/09/28 13:10:39
「ミサトさん。おかえりなさい」
「ただいま。…鈴原君、来てたの」
「あ、ハイ!お邪魔しとります!」
入って来たのはミサトだった。おそらく今、帰って来たのだろう。
「あ、ミサトさん。今日、トウジを此処に泊まらせてあげてもいいかな」
「構わないわよ。でも私、今からまた出かけるのよ。多分帰りは明日になると思う」
「アスカは?」
「アスカも今日は洞木さんのお宅に泊まるんですって。…シンジ君、頼んだわね」
ミサトが部屋を出て行こうとしたその時、シンジは呼び止める。
「あ、ミサトさん!この消臭剤なんですけど…知りませんか?」
「…?知らないわ。シンジ君のとこにあったの?」

やっぱり知らないんだ…

シンジは、ミサトでないとわかるとやはり確実にアスカでもない気がした。
ミサトは部屋を、マンションを去って行った。
部屋は再び二人になった。
「せやけど…着替え、どないしよ」
トウジが言った。勿論、着替えなど持って来ているはずもなかった。
「僕の貸してあげるよ」
「サイズ合わないやろ」
「それが、ちょうど少し大きめのがあるんだ」
「ほぉ~」
シンジは、トウジのサイズに合った大きめの衣服を取り出した。
「Tシャツとズボン…こんなのしかないけど、ごめん」
「なんも、全然ええで。助かるわー、ありがとな」
トウジは早速着替えだす。
シンジも便乗し、高熱があった分だけ大量な汗で湿っている衣服を脱ぎだした。

175:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/28 15:34:41


176:ウチコミヤ
06/09/29 07:33:01
トウジが着替え終えた頃、シンジは未だにとろとろと着替えていた。
トウジはシンジのその姿を見て、とても愛おしく感じた。
「なんやシンジ、おっそいのう」
「そ、そんなジロジロ見ないでよトウジ。着替えづらいよ」
「男同士やんけ」
「でも…パンツとかも取り替えるから」
「ほんなら余計見たろ」
「もーー!やめてよね」
シンジはトウジの言ったことを軽い冗談としてとるが、トウジはそうでなかった。
全くの本心だった。

シンジがブリーフ一枚になると、トウジはその一枚を無理矢理引っ張り脱がそうとする。
「トウジ!やだってば!」
「いいやん、見せてみ」
「僕のなんて見てもつまらないよ、それに恥ずかしいってば!!」
シンジは顔を真っ赤に染めながら、少し困惑して言う。
引っ張られるブリーフを、シンジはぎゅっと押さえる。
しかしトウジはお構いなしにブリーフを引っ張る。その時だった。

おっ……

シンジのブリーフから可愛らしい、魅力的なお尻が露出された。
トウジは興奮し、顔を赤くした。
そして、引っ張りながらも凝視する。

「やだよトウジ、引っ張んないで!」

シンジのケツ…ごっつ可愛いやん…

トウジの引っ張る力は、強さをどんどん増していく。
それと比例するかのように、トウジのあそこも大きく膨らんでいった。

177:ウチコミヤ
06/09/29 07:34:22
「ふざけるのもいい加減にしてよ!」
シンジはトウジを突き飛ばした。トウジは少し驚きながら身を起こす。
シンジの力が自分の想像以上にあったため、驚いたのだ。
「あ……ごめん」
「な、なんも……ワシが悪かったな。ちょいとしつこすぎやった」

それから、二人の間に、長い沈黙が流れた。

沈黙の中、先に口を開いたのはシンジだった。
「…ちょっと、トイレッ…」
シンジはその場に居づらくなったのか、ブリーフを履き直して、部屋を走り出て行った。
シンジの顔は赤く、そして目は充血していた。
「…トイレなんて、さっき行ったばかりやんか…」
トウジは、自身の膨らんだあそこをズボンの上から触った。
「っ…シンジ……っ」
頭の中は、シンジだけだった。彼は、シンジに特別な感情を抱いていた。
初めて会った時からそうだった。
ほとんど一目惚れみたいなもので、いつもシンジから目が離せなかった。
それだけじゃない。彼といつも一緒にいる内に、彼の優しさにも気づいた。
守ってやりたい、とも思った。

トウジはズボンと下着を脱いだ。
ぶるんっと露出されたトウジのペニスは、元気に反り立っていた。
そして、トウジはそのままシンジの後を静かに追い始める。

178:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/29 12:34:39
お、いよいよですか?

179:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/29 13:00:10
襲うのか?

180:ウチコミヤ
06/09/29 17:18:15
シンジはブリーフ一枚で、トイレのドアの前によしかかっていた。
「嫌な空気になっちゃったな…」
シンジは、なんとかトウジとの空気を取り戻したいと思っていた。

その頃トウジは、部屋を出て5Mほど歩いた地点でピタッと立ち止まった。
「こんなの、間違ぉとるわ…あかん…」
トウジは、依然として元気なままのペニスを握った。
「ワシ、シンジになんちゅー酷いことする気でいたんや。最低や…」
そして、その場で手を上下に激しく動かす。―自身で抜くというのだ。

しばらくして、トウジは自身の手で果てた。飛び出た白い液はペニスについたままだ。
そして、自分の頬を掌で強く叩き、気合を入れたかのように前を向く。

トウジはいったんシンジの部屋に戻り、脱いだズボンと下着を身に着けた。
そして、再び部屋を出てトイレの方へ行ってみる。
そこには、うつむくシンジがいた。
「…シンジ」
「トウジ…!」
「お前、急に出てくことないやろ、吃驚したで」
トウジはシンジに微笑んだ。いつも通りの優しい笑顔だった。
その笑顔を見たシンジは、今にも泣き出しそうな顔で、トウジに微笑んだ。
シンジは嬉しかった。心の底から良かった、と思った。
しかし、トウジはどんなにも己の欲情を必死に堪えたのだろう。
シンジの笑顔を失ってしまうのは、彼にとって何よりも一番辛いことだったのだ。

181:ウチコミヤ
06/09/29 17:19:55
「ごめんねトウジ、あれくらいで嫌な空気にしちゃって」
「お前が謝るなや、ワシが悪かった、ホンマに」
「…ありがとう」
二人は、元通りの二人に戻った。何事もなかったかのように。
それに対し、シンジだけでなく、トウジも心の底からホッとしていた。

シンジはトウジをリビングに導いた。
「あ、そうだ。トウジは夕食、何が食べたい?ある物でしか作れないけど」
トウジは時計に目をやる。もう7時を回っていた。夕食を作るのにおかしくない時間だ。
「なんでもええで!ワシは基本的になんでも食うからのぉ」
シンジが作ったものなら、と付け足したいところだったが、そこはやめておいた。
「じゃぁ、適当に何か作るね」
シンジは台所へ向かいエプロンを身に着ける。
細い身体によく似合い、後ろから抱きしめてやりたいという気持ちになる。
シンジは冷蔵庫から幾つかの食料品を取り出し、切ったり煮たり焼いたり。
トウジはイスに座りながら、そんなシンジの後姿を見つめていた。
見ていて全く飽きない。むしろ、見れることがとても幸せだった。
時々、シンジは後ろを振り返りトウジの様子を見る。
その度に、シンジは微笑んで何か言ってくれる。
トウジには、そんなシンジがとても可愛く思えた。
「良い匂いしてきたのぉ」
「へへっ、もう少し待っててね。今、シチュー作ってるから」
トウジはイスから立ち上がり、シンジの横に立った。
それに気づいたシンジは、ニッコリ微笑む。

かわえぇ~~っ……

トウジは顔を赤くした。
シンジの手料理が出来るのを、今か今かと待っていた。

182:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/29 17:26:56
乙。GJ
でもかたやパンツ一丁で、かたや下半身丸出しの図を想像すると笑えたwwww

183:ウチコミヤ
06/09/29 17:32:21
>>182
自分でもちょっと笑ってしまいますたw
でもそこは堪えて見てあげてくださいな

184:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/29 20:48:17 TytemvA6
乙。トウジとシンジの恋も気になるが、消臭剤とかケンスケとかも気になるな

そしてまったり>>155の神の続きも待っている。
凄い気になるところで切ってるし

185:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/29 20:50:19
ごめん、あげちゃった…orz

186:ウチコミヤ
06/09/30 12:06:07
シンジは煮えるシチューを小皿に少量移し、味見をした。
「…うん、美味しい!」
トウジはシチューを啜るシンジの姿に目を奪われた。
シンジは横を向き、トウジに尋ねる。
「トウジもちょっと味見してみる?」
トウジはハッとした。一瞬何を聞かれているか分からなかったが、すぐに理解した。
「へっ、してもいいんか?」
「もちろんだよ」
トウジは、自分の何処かでその言葉を待っていたような気がした。
そして、シンジが飲んだ際のシチューが伝った痕を見つめる。

ここから飲めば、間接チューになるんや……

トウジは緊張しながら、口先を尖らせて近づけていく。鼓動も激しく高鳴なる。
そして、その地点に到達した時、トウジの顔はどんどん赤く染まっていく。
「トウジ?どう?」
シンジが可愛らしく質問してくる。勿論不味いはずがない。
「ごっつ美味いわ!お前、料理の天才やないか?」
トウジにとって、その褒め言葉は本心よりも断然控えて言っている方だ。
実際、褒めるにはまだまだ言い足りない。
「そっか、嬉しいな…そんなに褒めてもらったこと、あんまりなかったから」
シンジは頭に手をやり照れている。
トウジは、シンジが色んな表情をする度に見とれてしまう。
そんな自分にハッとし、我に返る。
「はよ、食べようや」
「うん」

向き合って食べる二人。シンジが物を口に入れる度、見てしまう。
シンジの料理はどれもこれも美味しい。
トウジは、今の現実の何もかもが本当に幸せだった。
そして、シンジにとっても、この二人の夕食タイムはとても幸せなひと時だった。

187:ウチコミヤ
06/09/30 12:09:40
深夜12時。
直前まで喋っていたシンジも、もうすっかり眠りについてしまっている。
隣、トウジの方に向けられた愛しの少年の寝顔はどんなにも綺麗で、可愛いことか。
トウジはなんとか念を押し、一つのベッドで二人で寝ることに成功したのだ。
二人の距離は僅かに数センチで、シンジの寝息がしっかり聞こえるほどだ。
トウジは常に鼓動を高鳴らせている。
この鼓動がシンジに聞こえまいと、常にドキドキしてもいた。
「シンジ、ずっとワシから離れんといてな…」
トウジは心から願い、シンジを自分の方へ更に引き寄せた。
シンジの背中に手を回し、軽く抱きしめる形で、トウジも眠りについた。
机の上に置かれた消臭剤の裏で、その光景はしっかり見届けられていた。

「じゃ、ペンペン行って来るよ」
シンジはペンペンに、ほんの数時間の別れを告げ、トウジと共にマンションを出た。
いつもの通学路、いつもの風景。二人は楽しそうに話しながら、仲良く歩く。
「…トウジ、あれ、ケンスケじゃない?」
ある地点で、シンジは数メートル前方にケンスケを発見する。
「ねぇ、ケンスケのところまで行こうよ」
「え……あ、ああ」
トウジはこのままずっと二人で居たかったが、やはりそれは無理な話だった。
「ケンスケ!」
シンジとトウジはケンスケのところまで辿り着き、並んで歩き始める。
だがケンスケの様子は何処かおかしい。二人の様子を一度も伺うこともなく、一方的に話し始めた。
「…トウジ、昨日のシンジとのお泊りごっこは楽しかったのかよ?」
「へ……」
トウジは唖然としてその場に立ち尽くした。
「じゃ、俺はちょっと寄ってくとこがあるからここで失礼するよ。後でな」
ケンスケはそう言い告げると、見知らぬ曲がり角を曲がって行った。
「なぁシンジ…ワシが昨日シンジんち泊まったこと、アイツ知らんはずだよな…?」
「…うん…」
二人は、ケンスケの後姿を黙って見つめていた。

188:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/30 13:01:06
トウジ、シンジ襲えよ

189:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/30 15:06:25
>>172
まだわからんと言いたかったけど、ケンスケやっぱり黒い奴だな
シンジを襲ってくれ

190:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/30 15:25:23
いっそ3P(ry

191:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/30 18:47:19
つか、ケンスケイラネ

192:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/30 21:28:25
そんなさびしいこといわんといて

193:ウチコミヤ
06/10/01 12:10:15
「やっぱアイツ、絶対おかしいで!!!」
教室に着くなり、トウジが言った。
「さっきも、なんやあの態度は?朝からどこ寄ってくっちゅーねん!!」
「ケンスケ、どうしちゃったんだろう…」
シンジは深刻そうな顔で考え込む。ケンスケのことを本気で心配しているようだった。
そんなシンジを見て、トウジの心はチクッと痛む。
トウジは嫉妬していた。悔しかった。
シンジが自分以外の者の心配をしているのは、勿論嬉しいはずがなかった。
「ねぇ、後で思い切って訊いてみない?ケンスケに…一体どうしたのか」
「……ああ」
授業開始のチャイムが鳴り、二人は席に着いた。
授業中も、シンジの顔は相変わらず暗かった。
そんなシンジを、トウジは後ろの席からずっと見つめていた。

そんなにアイツが心配か…?そりゃ、たしかに変やけど…
ワシかて心配やけど……授業中まで、ずっとそんな顔すんなや…!

シンジは結局、授業の最初から最初まで顔つきを変えなかった。

しばらくして、授業の合間の休み時間、ケンスケが教室に遅刻をして入って来た。
「ケ、ケンスケ」
シンジは恐る恐るケンスケに歩み寄った。トウジも後ろから遅れて歩み寄る。
ケンスケは眼鏡に手を掛けてから口を開いた。
「さっき急に居なくなったこと、気にしてるのかよ?ただ近くの本屋寄って来ただけだよ」
シンジはショックだった。
ケンスケが曲がって行った曲がり角の先には、本屋は一店もないと知っていた。
見知らぬ曲がり角だったが、それだけは何故か知っていた。確かな記憶だった。

ケンスケは僕たちに嘘をついた…どうして??どうして嘘つくんだよ、ケンスケ…!

194:ウチコミヤ
06/10/01 12:12:40
トウジはシンジに小声で呟いた。
「シンジ、はよう言いや。最近のお前はおかしいで、どないしたんや、って」
「でも…やっぱり訊きづらいよ…」
シンジにとって、さっきケンスケが嘘をついたことからも、訊きづらさを増していた。
「じゃぁワシが言うで!いいんか?」
「ダメだよ、やっぱ、訊くのはやめよう?ケンスケから言ってくれるのを待とうよ…」
シンジは、ケンスケに質問をしてどんな答えが返ってくるのかが怖かった。
二人は、その場でしばらくブツブツ言い合いをする。
ケンスケには、そんな二人のやり取りが妙に腹立たしかった。
「俺、担任に遅刻のこと言ってくるから、じゃぁな」
ケンスケはやはり何処かおかしいままで、いつもより遥かに素っ気がない。

「よっしゃ、今日の放課後、アイツのこと尾けるで…」
「え?!尾けるって…やだよそんなこと」
「知りたくないんか?アイツは絶対何か隠しとるで。お前も気になるやろ?」
「そうだけどさ…尾けたりするのって、やっぱり良くないよ」
「このまま黙っとったらずっと疑問のまんまや。ワシらで確かめるんや」
「でも…」
やはりシンジの中で、ケンスケの真実を知るのが怖い自分がいる。
「大丈夫やって。ワシらの根本的な勘違いかもしれんし。
意外にあっけない真実だったしてな」
「う、うん…」
シンジはトウジの気迫に流されつつも、不安を隠しきれずにいた。

そして、あっという間に放課後はやって来た。
シンジは一日中、ケンスケのことで頭が一杯だった。
それを見抜いたトウジもまた、一日中沈んだ顔つきをしていた。
二人は試しにケンスケを遊びに誘ってみる。
だがいつものように、用事があるから、と断わられてしまう。
二人は、ケンスケよりおよそ10M離れるくらいのペースで静かに尾け始めた。

そして間もなく、二人は衝撃の真実を知ることになるのだった。

195:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/01 12:35:21
ケンスケってやっぱ酷い奴だったのか…?









シンジ襲え

196:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/01 15:03:45
ケンスケ、じらすなよ!

197:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/01 16:27:19
ケンシンになるのか?
ケンシンってあまり見ないから期待してるんだけど…
シンジ襲えケンスケ!頑張れトウジ!

198:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/01 22:31:35
むしろケンスケ、ヤられておしまい。

199:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/01 22:41:32
この後ケンシンで、最終的にトウシンでハッピーエンド希望

200:ウチコミヤ
06/10/02 16:31:08
二人がケンスケを尾け始めてから、およそ15分が経過していた。
ケンスケは、例の「見知らぬ曲がり角」を曲がって行く。
「朝のとこ曲がりおった…行くで」
「う、ん」
二人はなるべく音を立てずにケンスケの後を尾けていた。
しかし、ケンスケはそんな二人の存在に気づいているようにも見えた。
勿論二人はそんなことに気付きもしない。

しばらくして、ケンスケは見知らぬ廃屋へ入って行った。
当然二人も遅れて入って行くが、トウジはともかくシンジは不安だらけだった。
何処かもわからない、ましてやいかにも危険な匂いがする廃屋になど、入りたくないのだろう。
「ね、ねぇトウジ…怖いよこんな所…やめよう?」
「せっかくここまで来たんやで。入らんでどないするんや」
「そうだけど…」
「ほんならお前はここにおったらええ。ワシはちょいと覗いてくるで」
「あっ、トウジ…」

行かないで、と告げる前に、トウジは中へ入って行ってしまった。

トウジはいつ崩れてもおかしくない階段を昇り始めた。
一段一段昇る度、ギシギシと音がする。トウジは顔を引きつりながら昇った。
「しっかしケンスケのやつ、何処いったんや…?」
トウジが小声でぼやいていると、目の前に一つの扉を発見した。
「ケンスケ、ここか…?」
トウジが恐る恐る扉を開けた瞬間、そこには信じられない物が繰り広げられていた。

201:ウチコミヤ
06/10/02 16:31:53
「なんや、これ……」
トウジはその場で唖然と立ち尽くした。「物」を凝視しながら。
何も言葉が出てこない。と言うよりも、言葉を失っていた。
ただケンスケを尾けていた。
それだけなのに、こんな「物」に立ち会うことになるだなんて、誰が思うだろうか。
トウジの顔は、みるみる真っ青になっていく。
すると背後から声がした。―シンジだ。
「トウジ…?」
シンジは一人ぼっちの不安に耐え切れず、トウジの後を追って来てしまったのだ。
しかし、シンジは、今来てはいけなかった。
何も知らないシンジは、徐々にトウジとの距離を縮めていく。

最悪のタイミングや……

トウジは本気で思った。
シンジは、扉の先のトウジの後姿を見つけると、小走りで近づいて行く。
トウジはシンジの接近を察知するとすかさず叫ぶ。
「来るな!!!!」
シンジは吃驚してその場で立ち止まった。突然のトウジの大声に、相当驚いたのだろう。
驚いただけではない。
ただ単純に、行ってはいけない理由を探った。だが答えは出てこない。
「トウジ??」
不思議に思ったシンジは、構わずトウジに近づいて行く。
「シンジ、ダメや…今来たら、あかん…!」
何がなんだかわからないままのシンジは、恐る恐る部屋の中へ足を踏み入れる。
その瞬間、シンジの目にも「物」が飛び込んできた。
「………?!」
シンジは、今目の前に繰り広げられている状況を、そう簡単には理解出来ずにいた。

202:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 18:16:08
GJ。続きが気になる…。身体に気ぃ付けて頑張って下さい。

203:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 18:25:37
ごめん聞き方がおかしかった

すべてのタブを更新チェックと
すべてのタブを新着チェックの違いを教えてほしい

どっちをどういう時に使えばいいのか、使い分けがイマイチわからなくて

204:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 18:26:31
誤爆申し訳ない

205:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 18:44:32
焦らしますな

206:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 22:07:30
トウシントイレプレイの神はいずこ…orz

出てきづらくなっちゃったのかな…

207:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 23:29:05
良かった。待ってるの自分だけじゃなかった。ウチコミヤ氏も乙だけど
あの神の>>155の続きをひっそりまったり待ってる。超待ってる。

208:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 23:52:48
どちらの続きもかなり気になります

209:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/03 16:10:53
まだ?

210:ウチコミヤ
06/10/03 21:33:00
「な、に、これ………?」

来たらあかん言うたのに……

目の前に繰り広げられている「物」。
シンジの隠し撮り写真、合成であろう写真までもが一面に広がっている。
「なんで僕の写真が………?」
シンジの頭の中は混乱していた。色んな疑問が頭の中をうろつく。
一方トウジは、この写真は一体誰がやったものなのか、と思っていた。
そして、ある人物の顔が頭をよぎった。
一番考えたくないようで、でも、一番に考えてしまうのが当然な顔だ。
「そんなわけ……あるかいな…」
トウジは首をフルフルと振り、ただ無理矢理、その顔を打ち消した。
信じたくなかった。
その顔の持ち主がするしないの問題ではなく、トウジ自身が信じる信じないの問題だった。
「ねぇ、トウジ………!」
シンジはトウジの腕を掴んで縋った。不安気そうだった。シンジの顔もどことなく青かった。

トウジは、どのようにシンジの不安を宥めようか考え込んだ。
シンジに、この真実をこれから毎日悩ませ続けてはいけない、とトウジは思っていた。
シンジの悩む顔を、暗い顔を、見たくはなかった。
せめて、ずっと明るい笑顔だけを見ていたかった。
その時だった。背後から声がする。―近い。その声はまさしく「彼」のものだった。
トウジの背中は、凄まじいオーラを感じていた。

211:ウチコミヤ
06/10/03 21:38:54
「よっ、シンジトウジ」
二人は振り返った。そう、声の主はやはりケンスケだった。
二人が居ることを普通は疑問に思うだろうが、ケンスケは何も気になってはいないようだった。
確実に、二人の存在を最初から知っていたかのように。
いや、最初からこうなることを予測した上での行動だったかのように。

「…ケンスケ……!」
シンジが言った。トウジはその場でガクッと下を向いた。
「彼」の口から直接聞いたわけでもないが、完全に絶望していた。
今の瞬間、「彼」の登場だけで、全部悟ってしまっていたのだ。
一方シンジは、その瞬間初めて悟った。これはケンスケの仕業なのだと。
「ケンスケ…なの…?なんで僕の写真なんかっ……!」
シンジは手を握ったり開いたり。シンジの身体は小刻みに震えていた。
するとケンスケは、トウジに目線を移した。
「トウジはわかってるんだろ?これがどういうことか、さ」
トウジは下を向いたまま、依然と絶望の表情を浮かべている。
ケンスケは、そんなトウジの表情を見ると、薄ら笑いを浮かべた。
そして二人に、いや、シンジに、少しずつ接近していく。
「なぁ、シンジ。お前もさ、頭良いんだから、わかるはずだよ」
なんという冷たい目つきで人を見るのだろう、とシンジは思った。
ケンスケの目つきが、シンジにチクリと突き刺さる。
シンジは、いつものケンスケとは全く別人のケンスケに、激しく怯えていた。
その時、ケンスケは突然笑い出した。怯えるシンジを楽しんで見ているかのように。

シンジとトウジは完全に黙り切っていた。だがその時、トウジが口を開いた。
「…帰るで、シンジ」
トウジは暗い声でそう言うと、シンジの腕をぐいぐい引っ張っていく。
一刻も早くこの場から抜け出したかったのだろう。トウジは大急ぎで廃屋を出た。

212:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/03 21:57:18
ケンスケはやっぱり酷い奴でしたwww

213:ウチコミヤ
06/10/03 22:05:45
本日ラスト

-----

しかし、ケンスケは未だに笑っていた。意味もなく、笑っていた。
「フッ…逃げれるとでも思ってんのか?シンジ」

その時、トウジと共に外を歩むシンジに悪寒が走った。


翌日、シンジがいつも通りの時間に目覚めると、一通のメールが届いていた。
シンジは恐る恐る画面を覗く。予感は見事に的中した。―ケンスケからだった。

『朝8時に、昨日の廃屋に来いよ。一人で』

こんな短い文章に、どれだけシンジの恐怖をそそるものがあるのだろうか。
シンジは恐怖でいっぱいだった。
あれから、あの出来事を忘れようとしたのだが、それは無理な話だった。
忘れようとすればするほど、病みつきになってしまう。

シンジは行きたくなかった。行きたいわけがなかった。
でも、行かなければダメだということも、シンジはわかっていた。
心の中で葛藤を繰り返している内に、いつの間にかあの廃屋の前に来てしまっていた。

あんなに恐ろしかったケンスケだが、シンジにとって大事な友達の他何でもない。
何も疑うことなく、だが大きな不安と恐怖を抱きながら、シンジはゆっくりと階段を昇り始めた。

-----

スマソ、なんかこの雑な展開に激しく自己嫌悪……OTL
日々を重ねるごとにだんだん文章能力が低下してきているような気がするよー
読んでて見苦しかったら申し訳ないですほんとに。今後も頑張っていきますとも!

214:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/03 22:32:13
よし頑張れ

215:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/03 22:45:22
いつシンジきゅんはオナヌーするんだとか言いたいが
そもそもスレタイが「オナヌーしないよ」だった

そしてトイレプレイの神も待つ

216:ウチコミヤ
06/10/05 20:51:35
階段を昇り終えると、シンジはキョロキョロとケンスケを探す。
廃屋に来い、としか言われてなかったので、何処に行けばいいかまでは聞いていない。
普通は昨日の部屋だろう、とシンジは判断し、例のあの部屋に足を踏み入れる。
写真は既に片付けられていた。
あんなに一面広がっていた自分の写真が、嘘だったかのように消えている。
シンジは、出来れば昨日の「あれ」が夢であって欲しいと願った。
だが、そんなシンジの願いを「彼」の声が一瞬で消し去る。
「よっ、ちゃんと来たんだな、シンジ。偉いじゃん」
背後から現れたケンスケは、シンジと3M離れている位置に立っていた。
「あ、うん……」
いつものように笑うその表情に、シンジは少しホッとしていた。
今日はなんの為に呼び出されたのだろうか、という疑問や不安は忘れていた。
だが、すぐにケンスケはその答えを口にする。
「今日は、さ。昨日のこと、ちゃんとシンジに説明しようと思ってね」
「……!」
シンジはハッとした。そしてケンスケの目をジッと見る。
昨日の「あれ」を、シンジは当然しっかり知っておきたかったのだ。
どんなつもりで自分の写真をあんなに撮られていたのかも、シンジには全くわからない。
「昨日は本当、吃驚させて悪かったよ。あれ、先輩達に頼まれててさ」
「先輩……?」
シンジは首を傾げた。
「まぁ言っちゃうと、お前のファンだよ」
「ふぁ、ふぁん…?」
シンジは、ケンスケの言っている意味が全く分からなかった。
「ファン」の意味は一つしか思い当たらないが、それはさすがに有り得ないと思っていた。
だが実際、有り得ていたのだった。
「だから、シンジのこと狙ってる先輩達だよ」
「え……??」
シンジは信じられなかった。頭の整理がなかなかつかなかった。

217:ウチコミヤ
06/10/05 20:53:12
「ぼ、僕のファン…?冗談でしょ、なんで僕なんかのっ…いるわけないよ、そんなのっ」
「シンジ、お前自覚してないのかよ?自分がどれだけ魅力的か」
「え……?」
またケンスケの言っている意味が全く分からない。
「お前はその先輩達だけじゃない。他のクラスメートや先輩にもそういう目で見られてるんだよ」
「あ、有り得ないよそんなのっ……」
信じられない気持ちばかりが、シンジの頭の中を埋め尽くす。
「で、その頼まれた先輩達は男だから」
「えっ?!おと、こ……??!」
シンジはてっきり、ファンだと言うのだから、女子かと思っていた。
それが普通なのかもしれないが、シンジの場合は例外だった。
「ああ、男だよ。お前のファン、はっきり言ってほとんど男だぜ?」
「なん…で……僕、男なのに、どうして……」
「だからお前が男から見ても魅力的だからだよ」
先から耳にする「魅力的」という言葉が、シンジは分からない。
自分の何処に魅力があるというのだろう。
するとケンスケは、シンジの頭の中の疑問を読んだかのように答える。
「お前は見るからに女っぽいし、その体格、その白い肌。
それのどこに魅力がないって言うんだよ?魅力だらけなんだぜ、シンジはさ?」
「嘘だよ……」
未だに信じられないシンジだが、シンジの顔は自然と赤く染まっていた。
「確かめてみるか?…ま、お前が嫌ならそれでいいけどさ?」
「確かめる……??」
シンジはドキドキしながら尋ねた。

218:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/05 23:34:26
乙。

219:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 01:43:04
おーつ

220:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 16:15:54
確かめたいんです!(;><)

221:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 16:36:00
シンジのピンチにトウジは何をやってるんだ

222:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 17:44:58
強姦されるシンジきゅんが一番萌える俺は変ですか

223:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 18:09:12
>>222
それなんて俺?

224:ウチコミヤ
06/10/07 10:25:45
「お前がどんだけ他のやつから見て魅力的かってことだよ」
「え……確かめるって…どうやって??」
シンジは何もわからないまま、ただケンスケに質問する。
「何、じゃぁシンジ、それを確かめる気あるのかよ?」
「…え…」
そう言われれば、ちょっと確かめたい気もある。
その確かめる方法というのを、まだどんな方法か知らなかったからからだ。
シンジはその場でしばらく考え込んだ。そして、返事をした。
「…うん。別に、いいよ」
「へぇ~~~」
ケンスケは、シンジの顔をまじまじと見ながら、近くにあった紙袋を手に持つ。
そして中から、ある物を取り出す。
「これ、うちの中学の女子の制服だよ」
まさか―シンジは思った。直後に予感は的中することになる。
「シンジ、これ着てみろよ」
「えっ……?!」
シンジは赤面した。そんなもの、着る勇気がない。
もし着てしまったところで、恥ずかしさは最大のはずだ。
「や、やだよそんなの!!ケンスケ何言ってるんだよ」
「まぁ、ちょっと着てみるだけなんだし、いいだろ」
「やだよ!!」
シンジは走ってその場から逃げようとするが、すぐにケンスケに腕を掴まれる。
「は…なしてよっ、僕、そんなの着たくないよ…っ」
「お前、確かめていいって言ったよな?お前が言ったんだよ。確かめるって。
…着たらすぐ行っていいからさ。ちょっと確かめるだけだって」
「…本当?着たらすぐ行ってもいいの?」
「ああ。俺だって学校行かなきゃいけないしね」
シンジは少々戸惑いながらも、ケンスケから制服を受け取った。

225:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/07 16:53:30
乙彼

226:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/07 22:46:48


さぁシンジきゅん、早く着てくれ

227:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/07 22:46:54
GJ!
やってしまうのか!?やってしまうのかぁ!?

気になる

228:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/08 01:16:35
ケンスケはいいからトウジとシンジを絡ませてやってくれ

229:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/08 01:41:21
いやケンシンも良い

230:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/08 01:46:24
ああ。ケンシンはあまり見ないから楽しみだ
でも最後はトウジとシンジを幸せにしてほすぃ

231:ウチコミヤ
06/10/08 10:59:16
シンジはのろのろと着替えている。
そんなシンジを舐めるような目つきでケンスケはじっと見つめていた。
シンジは時々ケンスケの様子を横目で確認する度、赤面する。

やっと着替え終えると、シンジはケンスケに背を向けたまま告げる。
「き、着替えたよ」
シンジは尚も背を向けたまま、そんなシンジを見るとケンスケはもどかしく思う。
「…こっち、向けよ」
「うう…」
こちらを振り向いたシンジは、とてつもなく可愛かった。
カツラをしていなくても、充分女に見えた。それも、美女だった。
「シンジ、お前本当女にしか見えないよ」
ケンスケは、シンジの女子制服姿をまじまじと眺める。
シンジは今の格好、この状況に耐えれなかった。
「そ、そんな見ないでよケンスケっ…」
ケンスケはそんな言葉に一切構わず眺め続ける。
シンジはふとあることを思い出す。それが今この場から逃げれるたった一つの手段だ。
眺め続けるケンスケに耐えつつも、開放されるために口を開く。
「ね、ねぇ…着たんだから、もう行っていいでしょ??」
シンジはソワソワしていた。顔は尚も赤く染まったままだ。
見るからに、早くここから開放されたい、と告げているようだった。
「じゃ、これ脱ぐから」
シンジは早口でそう言うと、さっさと制服を脱ぎだした。
しかしケンスケは、シンジのその行動を許さなかった。
シンジの両腕を力強く掴むと、鋭い目つきをし、こう言った。
「まぁ、そーあわてんなってシンジ。ちゃんと行かせるからさ」

これ以外に何を要求するんだよ……?

シンジは不安になった。怖かった。その時、トウジの顔が頭をよぎる。

―トウジ。トウジに会いたい。助けてよトウジ…!

232:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/08 13:41:19
トイレプレイの神といい、焦らしますな

233:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/09 06:17:32
いつシンジきゅんは襲われますか?
好きな奴のピンチにトウジは何してんだよ?


トイレプレイの神はもう来ないのかな…
続き超待ってる

234:ウチコミヤ
06/10/09 09:37:31
「じゃぁ、それ着たままそこでM字開脚しろよ」
「え……??えむ…じ…?」
「M字開脚だって。わかんないのか?M字で脚広げるんだよ」
「ええっ…?!やだよ、そんなの…!」
「…あのさ、シンジ。お前が確かめるっつったんだよ?お前が」
ケンスケはシンジの前髪を思い切り掴み脅すような目つきで言った。
シンジは怯えた。あの日のケンスケの目つきだ。さっきまでとは違う、別人のケンスケだ。
言いようのない恐怖に包まれつつも、シンジの身体は黙って言うことをきく。
その場でM字開脚をすると、今にも泣き出しそうな顔で、必死に堪える。
「そーだよ。最初から黙ってそーすればいいんだよ、シンジ」
ケンスケはほくそ笑みながら、紙袋の中からカメラを取り出した。
それを見た瞬間、シンジはゾッとした。
当然、これから何をされるのかが分かったのだろう。
「もっと広げろよ」
「だって…これ以上広げたらパンツ見えちゃうよっ……」
シンジは赤面した。
「いいから広げろって。早くしないと終わらないよ?」
「…じゃぁケンスケ、約束して…?これでもう…行かせてくれるって」
「ああ、約束するよ。そんじゃ俺からも約束させてくれよ」
「え…?」
ケンスケは、顔を赤らめ涙ぐみ恥ずかしがる、まさに美女のシンジ目がけてシャッターを押す。
「いいよシンジ……その表情。すげーいいよ」
「ケ、ケンスケ…約束って……?」
シンジは恥ずかしさに耐えつつも質問する。
ケンスケは全部で5回シャッターを押すと、それ以上の撮影をやめた。

「放課後も来いよ、シンジ」

シンジの気は遠くなりそうだった。

235:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/09 16:50:52
GJ!乙です

236:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/09 18:34:01
どちらの話も気になるところですな。
気長に待ってるのでよろしくお願いしマス。

237:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/10 03:35:09
M字開脚の次は何をされるんだシンジきゅん

238:ウチコミヤ
06/10/11 07:49:08
シンジが学校に、そして教室に着いた頃、まだ授業は始まっていなかった。
ホッとしたシンジは、朝からなんだか疲れてしまった身体を休ませようと、机に顔を伏せた。
そこに誰かが近づいて来る。シンジの耳には聞き覚えのある足音。
「なんやシンジ、今日遅かったやないか」
「…トウジ」
シンジは顔を上げる。そこにあるトウジの顔を見るだけで、なんだかとても安心できた。
「え…今日トウジ、珍しく早く来てたんだ?」
そう、トウジはいつも遅刻ばかりのはずなのだが、今日はもう既に来ている。
それは、危ない野望を持っているかもしれないケンスケから、
シンジの身を守るための彼の行為だった。
「…心配やったし」
トウジは顔を赤らめて言う。
まさか今朝シンジがケンスケに会っていたなんて、思いもしなかった。
「なんや今日は、寝坊でもしたんか?」
シンジはその言葉を聞いた途端、今朝の出来事を思い出す。

でも、そのことをトウジに言っちゃダメだ。怖いけど、トウジを巻き込んじゃダメだ、絶対。

トウジが自分にとって大切な者だからこそ、シンジは言い出せなかった。


放課後になり、シンジはそそくさと教室を出ようとする。
トウジに気づかれないよう、見抜かれないよう、こっそりと。
しかしトウジは気づいていた。
シンジのことを見ていない時など、ほとんどないのだ。

なんやシンジのやつ…?こそこそと、先行きおって…

トウジはこそこそするシンジに違和感を感じた。
そして、あの日ケンスケを尾けた時のように、トウジはシンジを尾け始めた。

239:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/11 12:34:36

トウジはシンジきゅんのM字開脚を目にしてしまうのか

240:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/11 19:45:36
修羅場展開か?

241:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/11 20:03:48
もうこの際3Pで

242:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/11 20:33:23
ケンスケが連れてきたシンジきゅんファンに無理矢理3P強要されてるところを
トウジに目撃されるシンジきゅん

243:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/11 21:00:50
みんな3P好きだなwww

244:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/12 00:40:43
ウチコミヤ氏乙!

そしてトイレ神ー!!!
投下はいいから見てたら元気かどうかだけでも反応を…!!
体調でも悪くしたのかと心配だ…

245:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/12 01:20:56
逆に考えるんだ!
神は今書き貯めてると考えるんだ!




大丈夫ですか?

246:ウチコミヤ
06/10/12 20:52:58
シンジの後を尾けている最中に、トウジはあの日の二人のひと時をふと思い出す。
二人きりの食事。楽しく幸せだったひと時。
体温を感じれば感じるほど、シンジがとても愛おしかったあの夜。
一生忘れられないだろう。
その時のトウジの頭の中は、二人の思い出でいっぱいだった。
だが決して、昨日の廃屋の出来事を忘れたわけじゃない。
トウジは、少し予感はしていた。
今シンジは、あの廃屋に向かっているのではないかと。
もしかしたら、ケンスケに何かを言われて、向かっているのではないかと。
そうだとしたら、あのひと時を、あの笑顔を、ケンスケによって失われてしまうのだろうか。
そんなことなど、絶対にさせない。絶対に、自分が守ってみせる。シンジを。

トウジの小さな予感は的中した。
シンジを尾けて辿り着いたのは、昨日の廃屋だった。
トウジは唾をゴクリと飲んだ。
怯えながら中に入って行くシンジを見て、このまま黙っておくわけにはいかない。
シンジに気づかれないよう、トウジも遅れて中へ入る。
そして、シンジは例のあの部屋に入って行く。

やっぱりシンジを此処に来させたのはケンスケか…?

ケンスケが命令しない限り、シンジが自分から此処に来るはずはなかった。
ただでさえ、あんな出来事があった後だ。
そして、別人のケンスケを見た恐怖を忘れられるわけがないと思っていた。
シンジがどれほど怯えていたか、トウジは知っている。

トウジは恐る恐る、例のあの部屋の中を、ばれないように覗いてしまった。
そこにはシンジ―そして、「彼」が居た。

247:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/12 21:22:41
修羅場だな

248:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/12 23:33:02

続きが気になる

249:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/14 18:34:51
誰もいないの?

250:ウチコミヤ
06/10/14 21:37:42
「…ケンスケ!」
シンジはケンスケの名を呼ぶ。
トウジは、彼が此処に居たことにショックを受けた。
つまり、彼がシンジを此処に呼び出したということを悟ってしまったのだ。
予感をしていたのは確かだが、やはり信じたくない気持ちもあったのだ。
トウジにとって、ケンスケは大事な友達だ。それは、当然のことだ。
そしてトウジは気づかれないよう隠れながら、二人の様子を伺う。

「どうして…今朝、あれから学校来なかったの?」
「いいだろ、そんなことはどうだって」
ケンスケの返答はやけに冷たかった。
「…あの……今度は何…?」
シンジは勇気を振り絞り、どうして自分がケンスケに呼び出されたかを問う。
答えを聞くのも怖いが、シンジの口は思い切ってしまった。
「まぁ、簡単に言えば朝の続きだよ」
「え……?!」

朝ってなんや……?まさかシンジ、朝遅かったのはコイツに……!?嘘やろ……?

「ケンスケ、それ本気で言ってるの……?あんな写真撮って何になるんだよっ!!?」
シンジは大きな声でそう言うが、ケンスケの態度は実に冷静だった。
「なぁシンジ、わかってるよな。あの写真、学校中にばらまいたらどうなるか?」

写真……?こいつら朝、何しとったんや…!

「…いいさ。ばらまきたいならばらまけば?!あんな写真、僕は別に平気だから!!」
「じゃぁ、お前のおしっこシーンも見られちゃっていいんだ」
「……ど、どういう意味……?!」
「それとお前の着替えや入浴シーン。お前の日常生活ぜ~んぶ、見られてもいいってことだろ?」
「何言ってるの……?!」
シンジもトウジも、ケンスケの言っている意味が全く理解できなかった。

251:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/15 01:28:26
おっつ

252:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/15 05:24:58

トウジ見てないで何とかしろ

253:ウチコミヤ
06/10/15 10:34:41
「覚えないのかよ?お前の家に、身に覚えのない物、あったろ?」
「―!」
シンジはハッとした。まさか、あの「見知らぬ物」は、ケンスケが置いた物だったのだろうか。
「あれが…何?」
「まだわかんないのか?理解しろよ。あん中に隠しカメラ仕込んどいたんだ」
「え………嘘だろ……?」
「嘘なんか言うかよ。こっちにもあのカメラが写し出した映像全部送られてきてるから、見せてやろうか?」
「嘘だ……嘘だ、嘘だ、嘘だ嘘だ!!!」

なんやて……?!信じられへんわ……!どないしてケンスケそないなことするんや…!!

「いくらなんでも、そんな映像を全部見られるのは嫌だろ??」
シンジは呆然とした。しばらく何も言葉が出なかった。
「シンジ、さっさと選べよ。俺の言うことおとなしく聞くか、お前の恥ずかしい映像やら写真やら全部見てもらうか」
シンジにとって、それは物凄く究極な選択だった。
シンジは辛そうな顔で、言った。
「…ケンスケの言うこと、なんでも聞くよ…だから……」
「あっそ。それはお前が望んだってこと、忘れんなよ」

…ケンスケのやつ、何考えてんねん…!!

「じゃ、まずシンジ、全部脱げよ」
「………わかった」
シンジは何も反抗せず、ケンスケの命令に従う。
もう分かり切っていた。今更反抗しても無駄だということを。何も意味がないことを。
こうやって、素直に従うしか道はないのだと。

…もう我慢できへんわ…!!!

トウジの怒りは頂点に達していた。だが今出て行っては、シンジがどうなるかわからない。
自分のせいで、シンジはもっと酷い目に遭ってしまうのではないかと。
何も出来ない自分が憎くて、トウジは今にも溢れてきそうな涙を必死で堪えていた。

254:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/15 13:24:23
ケンスケが酷いやつだw

255:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/15 16:18:53
トイレ神はこの話が終わるまで戻ってこないのかな…書き込みしづらいだろうしなぁ
勿論ウチコミヤ氏も応援してます

256:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/15 16:30:50
今戻ってきてもらっても全く構わないっていうか、大歓迎なんだけどな
ウチコミヤ氏はコテ付けてるし、トイレ神はアンカー付けてるから混同しないし
まぁウチコミヤ氏の展開を楽しみにしつつ、トイレ神をまったり待とうよ
ウチコミヤ氏もトイレ神も続きが気になるところで切りますな

257:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/15 19:13:12
トイレ神はそういううざいレスのせいで
お隠れになってしまわれたんだよ

258:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/15 19:38:31
ウチコミヤ氏もトイレ神もせかさずまったり続きを待ちましょうや

259:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/16 03:22:34
シンジきゅん全裸でM字開脚?

260:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/17 15:10:40
あの純真無垢で初心でおぼこなシンジきゅんはオナヌーするわけがありません

劇場版でのあの白いのは入院中のアスカのバージンを散らせてあげた
シンジきゅんの優しさの滴り

十話で、温泉に入った時「膨張しちゃった」と言ったのは
超絶妄想で女性キャラの全裸画像を思うシンジきゅんの感受性

九話でアスカの零れるおつぱいをジッと見て唇を寄せたのは、
アスカの胸が上下していなかったので、屍姦をしようとした
シンジきゅんの鬼畜
でも流石、シンジきゅん。屍姦する前に視線でアスカを視姦

よってシンジきゅんは性欲が激しい
だからオナヌーなんかしません^^

261:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/17 17:34:05
「いや、その理屈はおかしい。」

      ,. -─- 、
    /   /⌒ i'⌒iヽ、
   /   ,.-'ゝ__,.・・_ノ-、ヽ
   i ‐'''ナ''ー-- ● =''''''リ
  l -‐i''''~ニ-‐,.... !....、ー`ナ
   !. t´ r''"´、_,::、::::} ノ`
   ゝゝ、,,ニ=====ニ/r'⌒;
    i`''''y--- (,iテ‐,'i~´ゝ''´
    |  '、,............, i }'´
 ●、_!,ヽ-r⌒i-、ノ-''‐、
    (  `ーイ  ゙i  丿
    `ー--' --'` ̄

262:260
06/10/17 17:49:29
>>261
いや、>>1の改変に真面目に突っ込まれても、な・・・

263:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/17 18:29:08
>>261のどこが真面目なんだ?え?

264:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/17 18:32:10
とりあえずモチツケ。

265:260
06/10/17 19:06:47
あの足の短いことで有名なドラえもんが足を組んで腰を据えて、
酷く冷静な口調で突っ込んでいるのを見て、「どこが真面目か?」だと!

266:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/17 19:17:22
まったり続き町

267:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/17 20:44:39
スレリンク(eva板)

268:ウチコミヤ
06/10/19 07:42:40
のろのろ脱ぎだすシンジだが、動きが止まった頃にはブリーフ一枚の姿だった。
そんなシンジの姿を見たケンスケは、顔をしかめた。
「おい…聞いてたのか?全部って言ったんだよ」
「ケンスケ…お願い…パンツだけは…」
「ダメだ。さっさと脱げよ」
「パンツは許してよケンスケ…っ。恥ずかしいよっ……」
シンジは顔を赤らめながら必死に訴える。
だがケンスケは、その願いを聞き入れるわけがなかった。
「シンジ、お前が望んだんだからな?俺の言うこと聞く、ってさ」
シンジの目元からはいつの間にか、涙が溢れだしていた。
目の前に広がる闇の世界。あのケンスケの顔が、鬼のように見える。
それはとても冷たくて、鋭くて、意地悪な表情。
「…泣くなよ。これからが本番だっていうのにさ?」
シンジは不安げに、ケンスケの顔を見る。それは依然として尖った表情。
ケンスケは少しずつシンジとの距離を縮めていく。
シンジは小刻みに震えていた。ケンスケの接近がむしょうに恐ろしかった。

「…脱げよ」

その一言が、物凄い魔力を持っているかのように、シンジは不思議と反抗することが出来なかった。
心の中では反抗しているつもりが、身体が黙ってケンスケの言うことをきいてしまう。
もはや、反抗できるわけがなかったのだ。迫り来る闇に、反抗など。
シンジは最後のブリーフを脱ぎ捨てると、股間を両手で隠し押さえながらうつむく。

「そう、それでいいんだよ、シンジ」

その時トウジの目元からは、小さな涙の粒が零れ出ていた。

269:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/19 12:26:24
乙です。トウジ、助けろよ

270:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/19 17:27:43
トウジ泣いてないで何とかしろ

271:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/19 18:19:51
肝心な時に…このダメ男が!

272:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/19 18:20:34
ここで颯爽とトウジ登場↓

273:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/19 20:26:51
やあ、トウジです

274:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/19 20:38:11
ワシの右手が光って唸る!悪を倒せと轟き叫ぶ!

275:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/20 11:34:58
鈴原トウジの右手はゴッドフィンガーモードを起動することによって
光速の99.89%で己の欲望の屹立をシゴキ上げ、1.5秒で射精することを可能とする!

今、鈴原トウジは恥らうシンジの姿を目にし、涙を流してゴッドフィンガーを起動したのだ!

276:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/20 16:24:42
関智一は、ガンダムからドラえもんまで声幅が広いな

277:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/21 08:09:26
age

278:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/22 09:22:11
続き待ち

279:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/22 23:29:19
>>275
速すぎw

280:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/23 07:40:23
age

281:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/23 11:04:26
トウジの扱いの悪さにバロスw

282:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/24 02:16:46
age

283:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/24 06:19:20
最近ageる人多いね。何でだろ?
職人様待ち

284:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/26 13:16:05
人がいな~い

285:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/26 15:25:48
たった二日で何を言うか

286:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/26 17:54:34
たったなんだ。二日って

287:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/26 19:21:51
まぁ少なくとも3人はいますな

288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/26 21:04:19
フォースですノシ

289:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/27 01:04:31
5人目
まあマターリ待ちましょうや

290:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/27 16:04:31
多分アタシは6人目だと思うから…

291:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/27 21:27:04
ワシは7人目やな

292:ウチコミヤ
06/10/28 09:50:53
「何……すればいいの……?」
シンジの不安は依然として大きいまま。勿論小刻みな震えも止まりはしなかった。
トウジが自分の傍に居るなんてこと分かるはずもなく、
だが分かったところで、トウジに助けを求めるなんてことは絶対にしたくなかった。
自分のせいで、他人を、それも自分にとって大切な者を巻き込んではいけない。
このことは、シンジの中で変わることのない本心だった。
「その前に、その手どけてもらわないと困るんだよね」
シンジの股間を覆い隠す手を見つめてケンスケは言う。
言ってもどけるつもりのないその手を理解したかのように、ケンスケは迷わず足早に近づく。
そして強引に、股間からその手を引き剥がそうとする。
「ちょっ…ケンスケやめてよっ…!」
「何度も言わせるなよ。さっき確認したばっかだっていうのにさ??」
エヴァパイロットとしての特訓により、多少の力はついているはずのシンジだが、
何故かケンスケには敵わなかった。
抵抗するが、すぐにその手は引き剥がされてしまった。
同時に、シンジの小さなペニスが露出される。それを見たケンスケは興奮した。
だが冷静を装うことは忘れない。
シンジは赤面しながら、何の抵抗もできない自分を悔やんだ。
「…お前、一人でやったことくらいあるだろ?」
ケンスケは、直前まで股間を隠していた、今にも暴れそうなシンジの腕を強く掴みながら言う。
「え……?」
シンジはキョトンとした。一瞬何を訊かれているかわからなかった。
「オナニーだよ。やったことあるんだろ?」
その言葉を聞いたシンジは、ケンスケに何の動揺も見せずに黙っている。
ケンスケにとって、予想外だった。だが心の何処かに、この可能性があったのは確かだ。
シンジはオナニーをしたことがない―。ケンスケは悟った。
だが正直ケンスケにとっては、この事実は幸いだった。
「まさか…お前オナニーしたことないのかよ?このくらいの歳じゃぁ普通するぜ」
キョトンとするシンジを見て、ケンスケはほくそ笑んだ。

293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/28 17:05:35
8人目
乙です

294:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/28 18:24:20
275を書いた俺9人目

295:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/28 19:38:57
そして>>272を書いた俺が10人目

ウチコミヤ氏乙!
オナニーwktk
手取り足取りナニ取り教えるんですね

296:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/29 18:15:19



297:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/30 03:19:30
思ったよりいたwそして俺が11人目
職人乙

298:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/30 16:24:25
>>292乙!GJです。
トウジ消えた?w

&12人目

299:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/30 16:42:36
3人の女とヤリまくりだよwww

300:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/30 21:40:30
結構いるなぁ。
トウジは出るタイミングを損なったな。続き街。

301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/31 06:08:42



302:ウチコミヤ
06/10/31 18:04:44
「え…おなにぃ…?って、1年生のとき習ったや…つ……?」
「そうだよ。…お前、あんまりわかってないだろ」
「なんとなくは、わかるけど…」
「じゃあ、今ここでしてみろよ、オナニー!」
「…えっ!??そ、そんなの、どうやるか知らないし…わかんないよ!」
「…じゃぁおしえてやるよ」
ケンスケは、そばにある古びたソファーにシンジを力一杯押し倒した。
シンジは驚き、多少の抵抗をするが力はとても及ばず、
そしてやはりこれはあの時自分で選択した道なのだと思うと、身体が自然と抵抗を止めてしまう。
シンジは己の唇を噛み締め、弱い自分に、そしてこの信じがたい現実に涙した。
上から圧し掛かるケンスケの身体に攻められ、シンジの小さな身体はビクつく。
そんなシンジの身体に、そしてシンジの表情にとても興奮したケンスケは、強引にシンジの唇を奪う。
「んんっ…うー…ッ」
シンジはケンスケの唇から逃れようとするが、それはとても無理な話だった。

シンジ…シンジ…!

一方トウジは未だにどうすることもできずに居た。
このままでは、自分は最低だと思いつつも、なんと情けないことだ、
救出への一歩がどうも踏み出せない。

最低や、ワシは……なんちゅー最低な男なんや……
泣いてるだけじゃ、ダメやろ……!ワシは、シンジを守りたいんやないんか……?!
今ワシが出て行って、シンジがもっと酷い目に遭うかもしれんかて…
…ワシが守ったるわそんなん……!!一生かけて、守り通したる……!

そして遂に、トウジはその場で立ち上がった。

303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/31 18:54:16
乙。このヘタレなトウジにシンジきゅんを救うことができるだろうかw

304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/31 22:08:13
ケンスケ黒いな。黒いよケンスケ。

305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/01 01:33:03
トウジのいくじなしっ

306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/02 09:19:48
>>302
そして遂に、トウジはその場で立ち上がった。
股間もまた、雄々しく天を向き勃ち上がった。

307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/04 03:26:43
>>306
教えたる、ワシが教えたる!
シンジにおなにぃ教えるんはワシや!ケンスケ、お前やのぅてこのワシや!
この際やからついでにせっくすも教えたるわ!

308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/04 07:28:51
>>307
そして入ってきたトウジに二人は、
「「………」」
無言で股間を凝視してから、
「「台本と違うよ…」」
と、冷めた声色で言い放った。

309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/05 17:19:30
>>308
それを聞き、トウジはその場で膝から崩れた。
股間もまた、弱々しく床を向き萎えていった。


310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/05 23:07:38
       ┐
      └ ●  /
       _,◆ /
        _, ◆
        ‐― ◆' ̄
        -― ◆ ―
        ― ◆ ―
        ― ◆ ―
       ― ◆ ―
       ― ◆―
        _,◆⌒
        _,◆⌒
           ,◆⌒/
         /  ,◆
           /  ●┐ちょっとここ通りますよ
.             └


311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/06 03:23:38
続きはまだかい?

312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/06 18:00:27
age

313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/07 02:05:03
知ってるんだよ…?トウジが僕をオカズにしていること…。いつもみたくやってみなよ?
ここで見ててあげるから…。トウジが全部、僕のものにならないなら…。僕はもう何もいらない!!




お茶を濁したところで続きマダー?

314:ウチコミヤ
06/11/07 07:32:58
「何やっとんねん!!!」
トウジはここぞとばかりに叫んだ。その瞬間、二人は物凄く驚き、同士に動きが静止する。
何故、今までこんな簡単なことができなかったのだろうか。
何故、シンジを一刻も早く助けることができなかったのだろうか。
そして、二人はまさかトウジが現れるなど予想もしていなかった。
だが、シンジは嬉しかった。目の前の救世主の登場に、涙を浮かべた。
そして、心からの感動の表情―
それは、あの時シンジが綾波の入っているエントリープラグをこじ開けた瞬間に、
彼女が見せた表情に似ていた。
シンジは唇を噛み締めた。これまでの苦しみに、そして、心からの感動に。

トウジはこうしてはいられなかった。
とにかく急いでシンジを連れ出そうと思い、何も躊躇うことなくシンジの腕を掴む。
「トウジ……」
シンジの感動は、相手がトウジだっただけにとても大きかった。
「ほな行くでっ…」
ポロポロと涙を零し続けるシンジを、トウジは引っ張っていく。
ケンスケはその場で何も動かなかった。だが、焦りの色はなかった。
唖然としているわけでもなく、その表情は確かに、何かを企む表情だった。

「シンジっ……大丈夫か?」
トウジは必死に走りながら、そして依然としてシンジの腕を掴んだまま、話しかける。
「だ、だいじょぶっ…!」
シンジは息を切らしている。廃屋からもう150Mは走って来ている。
ここまで来れば大丈夫だろうと、トウジは走る足を止めた。
シンジをチラッと見ると、これまでにないような、心からの笑顔―
「トウジ……ありがとう」
涙を浮かべた彼の、最高の笑み。
こんな時にも、トウジはシンジの表情にドキッとしてしまう。

だが二人は、決して闇の世界から逃げ切れたわけではなかった。

315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/07 08:58:44
乙彼。
トウジはシンジを素っ裸で連れ出したんだろうか…?

316:ウチコミヤ
06/11/07 13:51:06
「あの、ト、トウジ、…その……」
二人は、建物と建物の間の薄暗く狭い隙間にいる。
シンジはもじもじしながらトウジに何かを訴えようとした。
それは、訊くまでもなかった。今のシンジを見れば、誰もが気づくこと。
「あ、すまん…素っ裸やったな…」
シンジは赤面した。
トウジは、逃げることに夢中で、そしてシンジは感動が止まず、お互い気づいていなかった。
気づいたら気づいたで、二人の顔は真っ赤に染まる。
そんな恥ずかしがるシンジを、トウジは自身に引き寄せる。
「今、そこの服屋で臨時服買って来るから、ちょっとここで待っとき」
トウジはそう言い告げると、着ていたジャージの上着をシンジに着せ、
シンジを残してすぐ近くに見える服屋へと走って行った。
一人になるのは不安だが、シンジはトウジの優しさを傍で感じて、とても幸せだった。
幸運にも、二人が走ってきたのは細い路地で、人通りは全くなかった。
だからこそ二人は完全に安心しきっていたのだった。

寒い…けど、上はトウジの体温であったかい……

シンジは素脚を手の平で擦りながら、何も着ていない下半身をあっためようとした。

油断だった。

シンジは後ろから近づく人影に気づくよしもなかった。
地べたに体育座りをして完全に油断しているシンジは、隙だらけだった。

317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/07 15:23:43
((((;゜Д゚)))ヒイッ!!

318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/07 19:50:10
爪が甘いよトウジ

319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/08 05:33:26
爪じゃなくて詰め。


ウチコミヤ氏GJ!!

320:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/11 01:10:01
いい男だけどヘタレだなぁトウジ

321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/15 23:35:26
まだかな?大人しく待ってる

322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/16 00:09:40
まったり待とうぜ
昼ドラ的展開になるのだろうか


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