シンジハーレムを追い求めるスレ6at EVA
シンジハーレムを追い求めるスレ6 - 暇つぶし2ch343: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 20:08:49
殴り込みしていたのはミサトだけではなかった。
「つまりは、バカシンジはアタシを異常者とヘンタイペンギンの元に残して逃げ出すわけねッ!!」
シンクロ率試験を終えて着替えもせずに飛び出してきたアスカの拳が机に叩きつけられた。
ゲンドウの顔に黄色いLCLの塊が反動で飛び散る。少女は保護者の方へ向き直ると、人差し指を
その眉間に向かって一気に突き出した。さらにLCLが室内に撒き散らされた。男性のする尿と似た
ようなものか、本人は気づいていない。
「で!“わたしのシンジ君”って一体全体どーいう意味よ」
昨今のアスカは絶不調だった。彼女の大親友(そして唯一の友達)が自分の一番の宝物にアタック
しようとしている。毎日毎日シンジの桃尻を某「優等生」や某「転校生」の魔の手から守って過ごす
だけで十分辛かったのだ。まさか未だ留まることを知らないリストにヒカリを加えることに
なろうとは。

//ミサト(小)シンジ(小)に対するあらゆる危険物の除去を開始。
 種族性別の差を無視した温泉ペンギン含む//

「誰も私のマンションに住めと強要はしていないわ、アスカ。いつでも出てってくれて結構。それと
この際だから言っとくわ。シンジ君は 私 の 物 と初めから決まっているのよ」
ミサトはご丁寧にラミネート加工までされている碇シンジの所有権利書コピー(原物は極秘裏に
保管されている。というかミサトが忘れた)を取り出した。
「このオッサンも認めたことだわ…」
もはやシンジに関連する一切合財の事への干渉が可能、と満足したミサトは、真赤な上着を脱ぐと、
ゲンドウへのブチかましに備えて準備運動を開始した。

//ミサト(小)、シンジ(小)の装着した首輪に付いた鎖を引く。シンジ(小)ため息とともに保護者に
 缶ビールを取り出す//


344: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 20:11:29

「みゃ?」

異常なまでに場違いな声に一同はドアの方へ振り返った。
ミサトの驚愕ぶりは筆舌に尽くしがたい。
「…リッ…ちゃん?」
彼女の脳は普段冷静沈着な旧友と目の前の猫女を結び付けようと躍起になっていた。
「白衣は…どうしたのよ?」
「あ…赤木博士?」
ゲンドウも同様である。ネルフの総合予算内に"コスプレ衣装"が含まれていることに関しては
リツコはいつも上の空だったはずだが。
さも何も問題が無いかのようにカジュアルに振舞いつつ、リツコは司令室を後にした。
「エー私ーんンーシンジ君にーんンーまあそのォー用があるんですがーあァー見失っちゃったようで」


345:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/13 20:47:58 zmvDVxZ2
600切ったので一旦あげてみる

346:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/14 04:44:12
ふーん、じゃあ記念に死んでくれ

347:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/15 07:18:38
プリンスシンジ君か?
ぷりてぃシンジきゅんか?


348: ◆cfqIhm9D6w
06/12/16 13:53:10

***

シンジは尻を擦りながら起き上がった。
「あぁ~もう…あれ…どこだここ…?」
彼が佇んでいたのは、黄金色の液体(LCLと思われる)を湛えた湖が広がる巨大な洞穴の中であった。
最後に覚えていることといれば…彼は猫狂いのモンスターと二人きり個室に監禁され、逃げ場を
失っていた。「もう駄目だ」と思いかけていたところ、迫りくるリツコの背後に突然、異常なまでに色白な
肌の女性が現れる。そして気がついたらここにいたのである。ここがどこなのかはさっぱりだが。天井の
高さから察するにセントラル・ドグマとかいう本部の最深部あたりかと思われた。
「な…何なんだあれ?」
空間の奥深くには目を見張る大きさの真っ赤な十字架があり、奇妙な様相の白い巨人がはりつけに
されていた。
「ここがネルフならこんな得体の知れないもの保管してるのは最高司令の父さんだろう。実の父親がこんなもの
地下にほっぽり出してるってのに大して驚かない自分がなんか怖いな」
湖の岸まで進んだ彼は下に覗き込んでみた。
「どれくらい深いんだろうなー」
普段彼はこういった大量の液体に浸かるのを避けている。泳ぎが苦手などころか浮かんでいるだけでも恐怖心が
募るのだ。自宅の湯船で、ビールに酔った勢いで頻繁に「ジョーズごっこ」を始める某温泉ペンギンの影響もある。
が、この液体は見た目も匂いもLCL。沈まない確固たる自信があった。
好奇心旺盛な少年に気づかれず、七つ目の仮面は新たな来訪者に視線を向けた。少年が出口へ去り行くのを見た後。

第二の使徒、人類の母たる存在、リリスは、

動き始めた。


***


349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/19 18:01:01
り!?りりす!?

350: ◆cfqIhm9D6w
06/12/22 19:23:54

~相田家-Y染色体に高エネルギー反応!!~

相田ケンスケはパソコンのモニタに映る光景に己の目を疑っていた。
「おいトウジ、これ見ろよ!すッごいぞ!!」
鈴原トウジは目にも留まらぬ速さで身を乗り出すと、顔面をディスプレイに押し付けた。
彼の14歳のホルモンは既にオーバードライブモードである。
「いよォォォォし!!!あ…どこや?裸のネエチャンはどこやぁー!?」
単純な快楽を求める単純な男は落胆をあらわにした。
ケンスケは顔面へのパンチについては納得できた。それくらいは読めたことだ。さすがに直後の
股間潰しは少々割りに合わないとは思ったが。
「トウジ、お前さぁ、ちょっとヤバイって」
トウジは改めて室内を見渡してみた。陸軍テントとジョークグッズ店を足して割ったような内装である。
「ヤバイ? わ し が か?」
ケンスケは軽く流した。誰にだって趣味はある。自分の場合それがエロと銃火器だった、それだけのことだ。
「もういいよ。こいつは今度のウチの学校に入ってくる転校生のリストなんだけど。この名前に見覚えあるだろ?」
そう言った彼はとある名前と、その上に並ぶ顔写真を示した。
トウジは驚きの余り何度か瞬きした。
「『あいつ』が…!?帰ってくるっちゅうんか!!?」
「面白くなってきたね…クックックッ…アーッハッハッハッハッハッ…」
ほとんど躁病なケンスケの甲高い笑い声に、近隣の家々の犬・赤ン坊のなき声が響いた。
友人として付き合いの長いトウジは彼のこういった変わり身にはすっかり慣れていた。加えて言うなら、ケンスケと
交友関係を結んだのも、実にナイスな裏サイトを知っていたからというのも理由に含まれる。
「なぁ、それは置いといて裸のネエチャンのことやねんけど」


***


351:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/30 19:12:33
(;´д`)まだ~?

352:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/30 22:15:08
マダ~

353: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:54:32
~NERV-XXも結構脅威~

ようやく司令塔に戻ることができたシンジは、第2層担当の女性職員二人に歓迎される。その内容は
「温かい微笑みの後手錠を掛け一気に親父の事務室まで有無を言わさず連行」というものだった。少年には
「別に拘束しなくても」と抗議する気も起きたりはしたが、実行はやめておいた。以前そうクレームを付けた際は
確か猿ぐつわを噛まされさらに妙な形に縄で縛られるオプションが付いてきた。その辺の学習能力はある。
何故か途中、二人の監視の下でプラグスーツに着替えたり脱いだりを強制されたが、そのうち3人は碇ゲンドウ
総司令の事務室に到着した。
2人は手錠を外し、改めて微笑むとシンジの尻を優しく叩いて(本当はガッチリ掴みたかったが自粛した)室内へ
押しやった。さて、今度は親父はどんなやらしい処罰を用意して待っているのやら。
「どこほっつき歩いてたのよッ、バカッ!!」
早速アスカに怒鳴られた。彼女はどうやらシンジが他の女性といるのを見るだけでイラつくようだ。女性は生理中
ストレスが溜まるものだがアスカの場合はエンドレスで続く期間のようである。
シンジは怯んだ。最悪の展開だ。父さんアスカにだけは僕を引き渡さないでと真摯に祈っていたのに。まだやりのこし
たことがたくさんあるのに。とりあえず「死ぬ前に某ネルフ総司令の身体を初号機の掌で握り潰す」のは現時点で
最優先事項である。
「…シンジ君?」
血の海の中のミサトはゲンドウへのストンピングを中断した。
「シンジ君!!!」
ミサトは目にも止まらぬ速さで少年に突撃すると、「ミサト・カツラギ・ハッグ7号」をかけ始めた。

- ミサト著「シンジ君虐待ガイド」より抜粋―ハッグ7号―豊かな胸の谷間にシンジの顔をガッチリと挟み込む。臀部に
手を伸ばし絞り上げる。以下繰り返し。 -


354: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:55:32
「グッフゥ」
それが彼にできた唯一の反応だった。酸素の供給が妨げられている為ミサトの体当たり行為にも素直に喜べない。
ミサトがさらに虐待ガイドに記した手順を進めようとした時、ゲンドウはなんとか割って入れるほどに回復していた。
「ザードヂルドレン、碇シンヂ」
腫れ上がった唇と砕けた顎から彼はなんとか声を漏らした。
シンジは前を見ようと、ミサトの胸から不承不承で若干顔を上げた。なにやらドキュン親父に似た血まみれアザだらけ
な人影が見える。
「はい、父さん…」
「お前には葛城三佐との同居を辞めてもらう」
ゲンドウがふらつきつつも椅子に座って言った。彼は眼鏡を押し上げようと指を顔へ近づけたがもはや眼鏡がそこに無いことに
気づいた。葛城三佐め、これでは格好もつかん。
「え…それじゃあ僕はどこへ行けば」
答えを得る間もなく、シンジはアスカの罵詈雑言を尻目に、嘆き悲しむミサトにハッグ12号~36号をノンストップで掛けられて
いくのだった。

***


シンジはびしょびしょに濡れたシャツを脱ぐとミサトの涙を絞り出した。これだけの量なら口紅の跡も洗い流されているだろう。
「どうして引っ越さなきゃいけないんだろう」
新たな「家」を見渡した彼の目は自然と上に向かった。
「ハァ、また知らない天井だ…」


355: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:56:39

***


第3新東京市道路―発情した迷い猫



 シンジは後部座席にもたれ、微笑んだ。事実上、彼は第3新東京に来訪して初めて車でのドライブを
エンジョイしていた。死神の影が見えないドライブは実に新鮮で、彼も安心して満喫できるものである。
「ありがとうございます、マヤさん。学校まで送ってくれるなんて」
シンジは安全運転を心がける若い二尉をしげしげと見た。安全運転。概念を理解するのは普通簡単なはずである。
道というものは本来「A地点からB地点までのガイドライン」であるはずだが、ミサトにはそんな認識すらほとんどなかった。
「新しい部屋探すだけで夜明け前までかかっちゃって、ほとんど寝てなくて…」
照れくさそうにシンジは首の後ろをぽりぽりと掻いた。
 マヤはチラリとシンジを見た。チラリと言うには随分道路から目を離していたともいえる。
「いいのよシンジ君。私も昨日の夜はシフト遅かったし、どうせうちに帰るところだったから。
今朝朝ご飯食べる時間あった?」
無論望む答えはNOである。
 シンジは首を振り、
「いえ、時間ギリギリになっちゃうところだったんで食べずに来ました」
空元気の笑みを浮かべた。この街に来てからというもの、ぐっすり眠れた日の方が珍しい。
アスカの分まで朝ご飯を作らなかったら今以上にひどい目にあうのは本人が保証している。
待ち受ける惨劇に対する危機感は、今まで試した中では最高の目覚まし時計だ。

356: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:57:32
 マヤは息を呑み、
「だめよシンジ君」
と彼をたしなめた。
「成長期の男の子はちゃんと食べて体力をつけなくちゃ」
浴びせる言葉にしょぼくれ、弁解を連発するシンジを見ているうちに、お互いが満足する(特にマヤ)であろう
計画が出来上がった。シンジ君が欲しい。もうこの場でもいい。今すぐにでも。が、こんなところで情熱を
解放しては運転の妨げになるかもしれない為、次なる策を練り上げた。
「うちでご飯食べていかない?私住んでるアパートが本部から結構近いの、学校には後で送るから」
"どれくらい後か"については触れていない。いや、果たして"後"が来るのはいつの日か。若い女性のニーズは
わからんもので、マヤはそのニーズを押し付ける気満々である。
 「命の恩人ですよ、マヤさんは!」
さして過言でもなかったかもしれない。
「でっかい借りができちゃいますね」
 マヤはニヤリと笑った。
「また違う時に返してくれればいいわよ、シンジ君」
シンジが"どう"借りを返すかについても既に見事なアイデアが考え抜かれている。アパートが防音対策万全なのは
実にいい。
 「じゃあ、お願いします」
シンジは同意すると、地平線から除く朝焼けを見ながら鼻歌を歌いだした。自由人としての彼の新たなる人生を
予告する太陽だ。


357: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:58:35

マヤのアパートに到着したシンジは、室内がとても綺麗でかたづいているのに感心した。前の自宅と
大して変わっているわけではないが、到着した時の様子と比べたら月とスッポンである。
 戸を閉めると、マヤは邪魔が入らないよう防犯システムを起動した。
「シンジ君、朝ご飯はもう少ししたら作るから。先に制服から着替えてスッキリしたいんだけど、良いかな?」
ネルフの制服から朝のエンタメに"相応しい"正装に着替えるつもりのようである。
「もちろんですよマヤさん」
部屋に向かうマヤにシンジは言ったが、途端赤面した。
マヤが自室に入る 前 か ら 既に服を脱ぎ始めたからである。


***


358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/07 05:51:48
乙。
過疎ってるけどガンガレ。

シンジきゅんはそろそろ一通り姫はじめを済ませた頃でしょうか。

359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/08 07:10:02
>>357
GJ!
続きみたいww

360:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/13 10:30:41
もちろん保守

361: ◆cfqIhm9D6w
07/01/17 18:14:42 I3KXkUG/

~霧島家-トライデントちゃんはペットじゃありません。家族です。~


マナはつい最近改装された自室内を見回した。彼女は、仮にシンジが同居することになるなら同じ部屋じゃないとイヤだ、
と念を押しておいた。使い古したベッドは無くなっており、部屋のど真ん中の高台に設置された巨大なハート型のデザインの
物へと取って代わっていた。ベッドに飛び乗ると、マナは仰向けに寝転がり天井を見上げた。
鏡に反射した顔が彼女に笑い返した。
「誰かが様子見に来るまで何回学校休めるかしら?」
マナは目を閉じると、ベッドで自分の横に夢の男性像を妄想し始めた。


***


362: ◆cfqIhm9D6w
07/01/17 18:16:52
~綾波家-定着剤は一生涯保証~

レイは鏡に反射する自分を睨んだ。反射するレイは睨み返した。
彼女は朝の大半を登校への準備に費やしていた。単にシャワーを浴びて終わるだけのいつもの朝とは違い、今朝は一丁
やってみようと決めていたことがあった。

<碇君は私が気になるはず。>

卓上においた雑誌をちらちら見つつ、レイは髪をとかし、ページ上に描かれたファッションに似たものへとヘアスタイルを
整えていった。次は化粧品だ。適切な用法を覚えるのにずいぶんと手間はかかったが、望んでいた結果となってくれれば
その甲斐もあったというものだ。
雑誌の女の子の写真に自分の外見が十分に似ていることを確認すると、レイは一たび頷き、マンションの戸を開いて学校へと
向かった。新たに設置した鍵がガチャリと気持ちの良い音を立てた。

<碇君は、私の物。>

***


363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/18 09:20:30
乙。
待ってた。
過疎だし orz


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