07/01/01 22:58:35
マヤのアパートに到着したシンジは、室内がとても綺麗でかたづいているのに感心した。前の自宅と
大して変わっているわけではないが、到着した時の様子と比べたら月とスッポンである。
戸を閉めると、マヤは邪魔が入らないよう防犯システムを起動した。
「シンジ君、朝ご飯はもう少ししたら作るから。先に制服から着替えてスッキリしたいんだけど、良いかな?」
ネルフの制服から朝のエンタメに"相応しい"正装に着替えるつもりのようである。
「もちろんですよマヤさん」
部屋に向かうマヤにシンジは言ったが、途端赤面した。
マヤが自室に入る 前 か ら 既に服を脱ぎ始めたからである。
***
358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/07 05:51:48
乙。
過疎ってるけどガンガレ。
シンジきゅんはそろそろ一通り姫はじめを済ませた頃でしょうか。
359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/08 07:10:02
>>357
GJ!
続きみたいww
360:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/13 10:30:41
もちろん保守
361: ◆cfqIhm9D6w
07/01/17 18:14:42 I3KXkUG/
~霧島家-トライデントちゃんはペットじゃありません。家族です。~
マナはつい最近改装された自室内を見回した。彼女は、仮にシンジが同居することになるなら同じ部屋じゃないとイヤだ、
と念を押しておいた。使い古したベッドは無くなっており、部屋のど真ん中の高台に設置された巨大なハート型のデザインの
物へと取って代わっていた。ベッドに飛び乗ると、マナは仰向けに寝転がり天井を見上げた。
鏡に反射した顔が彼女に笑い返した。
「誰かが様子見に来るまで何回学校休めるかしら?」
マナは目を閉じると、ベッドで自分の横に夢の男性像を妄想し始めた。
***
362: ◆cfqIhm9D6w
07/01/17 18:16:52
~綾波家-定着剤は一生涯保証~
レイは鏡に反射する自分を睨んだ。反射するレイは睨み返した。
彼女は朝の大半を登校への準備に費やしていた。単にシャワーを浴びて終わるだけのいつもの朝とは違い、今朝は一丁
やってみようと決めていたことがあった。
<碇君は私が気になるはず。>
卓上においた雑誌をちらちら見つつ、レイは髪をとかし、ページ上に描かれたファッションに似たものへとヘアスタイルを
整えていった。次は化粧品だ。適切な用法を覚えるのにずいぶんと手間はかかったが、望んでいた結果となってくれれば
その甲斐もあったというものだ。
雑誌の女の子の写真に自分の外見が十分に似ていることを確認すると、レイは一たび頷き、マンションの戸を開いて学校へと
向かった。新たに設置した鍵がガチャリと気持ちの良い音を立てた。
<碇君は、私の物。>
***
363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/18 09:20:30
乙。
待ってた。
過疎だし orz