シンジハーレムを追い求めるスレ6at EVA
シンジハーレムを追い求めるスレ6 - 暇つぶし2ch300:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/06 16:52:47
hosyu

301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/07 04:50:45
激しく、某ハレムスレの続きが待ち遠しい…(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
年末前には投下してくれる事を祈ってます。

302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/09 03:38:33
変な夢を見てしまった
明日(いや、今日か?)早いからと思って早寝したら
こんな時間に起きてしまった上に、シンクロ率と性的興奮が云々かんぬんで
ミサトさんとリツコに弄られるシンジで家に帰ったら
それをネタにひたすらミサトさんと何故かレイに搾り取られると言う夢を見た

たぶんこのスレ向きの話題か?

303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/09 09:41:32
夢関係の板ってなかったか?
そっちいけば?

304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/12 11:13:38
別にここでもいいと思うが。
ただ話に広がりはないか。

305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/13 16:05:29
ここってまだ投下してもいいスレ?
久しぶりに来たから勝手がわかんない

306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/13 18:37:01
投下ダメという空気になったとは寡聞にして(ry
投下すればいいと思うよ。

307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/13 20:17:57
むしろして下さい

308:sage
06/11/13 21:15:41 5u+vivnx
投下まだぁ?

309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/13 22:13:20
(≧ω≦ )ラメッ、キモチィー!!

310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/13 23:51:28
>>214さんつづきまだ~
(;´д`)ハァハァ
L@@厨さん「繋がりやがれ」のつづきまだ~
(;´д`)ハァハァ


311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/17 13:51:46
>>207
過去ログあさってみたんだけど銀の橋が見つからなかった
詳細教えてください

312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/18 08:48:53
「銀の橋」はテキストファイルの状態で配られただけで、スレに直接投下はされてないからな。
文章部分と説明部分の入り混じる、半プロット状態のLARSだ。

再配布してもいいならUPするけど、作者さんに断りを入れるべきなんかな?
つか作者さん、ここ見てねーかな。

313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/22 07:04:14
やっぱそういうのって作者の許可が必要なもんかな?

314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/22 17:39:15
>>313
普通に考えれ。
職人の気質にもよるが、普通はあまりいい気はしなかもね。
2~3ヶ月ここに作品投下してくれる職人もいないしね…スレの活性化するにはいいかもw


まぁ個人的には、スレに投下した時点で許可は取らなくていいと判断してるけど、リンクやロダで発表してる作品はその範疇じゃないと思ってる。

315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/23 22:45:27
あれ読んで、連載の投下が途中で止まるより、プロットのままでいいから全編の流れがわかる方がいいかもと思った

316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/24 05:49:47
完結していて現在も普通に閲覧できる LaS or LARS 小説が少なすぎる

317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/11/29 03:05:06
(;´д`)マダ-?

318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/02 19:28:06
イノセンス ( >>214-216 )の続きを期待している

319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/03 21:15:27
>※既に書き終えてます。
(´・ω・`)投下まだ~?

320:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/06 00:28:16
「村上春樹 in エヴァンゲリオン板」から転載

13 :『ノルウェイの森(下)』より :03/09/18 03:49 ID:???
「ねえ、シンジ。ファーストのこと考えてるでしょ?」
「考えてないよ」と僕は嘘をついた。
「本当?」
「本当だよ」
「こうしてるとき他の女の子のこと考えちゃ嫌よ」
「考えられないよ」と僕は言った。
「私の胸かあそこ触りたい?」とアスカが訊いた。
「触りたいけど、まだ触らない方がいいと思う。一度にいろんなことをやると刺激が強すぎる」
 アスカはうなづいて布団の中でそもそもとパンティーを脱いで、
それを僕のペニスの先にあてた。「ここに出していいからね」
「でも汚れちゃうよ」
「涙が出るからつまんないこと言わないでよ」とアスカは泣きそうな声で言った。
「そんなの洗えばすむことでしょ。遠慮しないで好きなだけ出しなさいよ。
 気になるんなら新しいの買ってプレゼントしてよ。
 それとも私のじゃ気に入らなくて出せないの?」
「まさか」と僕は言った。
「じゃ出しなさいよ。いいのよ、出して」
 僕が射精してしまうと、アスカは僕の精液を点検した。
「ずいぶんいっぱい出したのね」と彼女は感心したように言った。
「多すぎたかな?」
「いいのよ、べつに。馬鹿ね。好きなだけ出しなさいよ」
 アスカは笑いながら言って僕にキスした。


321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/06 00:32:52
14 :『ノルウェイの森(下)』より :03/09/18 04:11 ID:???
 アスカの部屋を出た後、自分の部屋の中で僕は図書館で借りた漢詩の本を広げてみたが、そんなもの考えてみたらちっとも読みたくなかったし、読んでみたところで何も理解できなかった。
僕はそんなわけのわからない漢文をじっと睨みながら、いったい自分はこれから先どうなっていくんだろう、僕を取り囲む物事はどう変わっていくんだろうと考え続けた。
時折、僕の周りで世界がどきどきと脈を打っているように感じられた。僕は深いため息をつき、それから目を閉じた。
 今日一日の自分の行為に対して僕はまったく後悔してなかったし、もしもう一回今日をやり直せるとしても、まったく同じことをするだろうと確信していた。
やはり雨のベランダでアスカをしっかりと抱き、びしょ濡れになり、彼女のベッドの中で指で射精に導かれることになるだろう。それについては何の疑問もなかった。
 僕はアスカが好きだったし、彼女が僕のもとに戻ってきてくれたことはとても嬉しかった。彼女となら二人でうまくやっていけるだろうと思った。
そしてアスカは彼女自身言っていたように血のかよった生身の女の子で、そのあたたかい体を僕の腕の中に預けていたのだ。
 僕としてはアスカの裸にして体を開かせ、そのあたたかみの中に身を沈めたいという激しい欲望を押しとどめるのがやっとだったのだ。
僕のペニスを握った指がゆっくりと動き始めたのを止めさせることなんてとてもできなかった。僕はそれを求めていたし、彼女もそれを求めていたし、僕たちはもうすでに愛し合っていたのだ。
誰にそれを押しとどめることができるだろう?
 そう、僕はアスカを愛していた。そして、たぶんそのことはもっと前にわかっていたはずなのだ。僕はただその結論を長いあいだ回避し続けていただけなのだ。
 問題は僕がレイに対してそういう状況の展開をうまく説明できないという点にあった。他の時期ならともかく、今のレイに僕がアスカを好きになってしまったなんて言えるわけがなかった。
そして僕はレイのこともやはり愛していたのだ。どこかの過程で不思議な形にゆがめられた愛し方であるにせよ、僕は間違いなくレイを愛していたし、僕の中にはレイのためにかなり広い場所が手つかず保存されていたのだ。

322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/06 00:33:40
それ、名前を変えただけだから

323:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/06 18:01:27
3人称はレイ
シンジは綾並
と呼ぶほうがいいな

職人街

324:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/06 20:18:06
綾並?

325:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/06 23:08:53
地名みたいだな。

326:トマト頭 ◆cfqIhm9D6w
06/12/08 18:11:41
帰ってきてみました。

僕は、ここに必要なの?

と聞いてみる

327:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/08 23:42:01
激必要です(*´д`)ハァハァ

328:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/09 12:31:48
おめでとう、おめでとう、おめでとう……

つまり、君は必要だということだ!

329:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/10 17:02:37
うん必要。素で。

330:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/10 19:54:43
某ハレムスレへ

更新待ってました。
自分は男なのでわからないですが、年齢的な問題で悩んでたみたいですね…
これからも楽しみにしてますよ。

331:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/10 23:37:30
一度聞いてみたいと思ってたんだが、
ここの住人は「どうぐ」をどこまで容認する?


332:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/11 01:11:39
>>331
双頭ディルド、ペニスバンドなんかは完璧にダウト
普通のバイブは主人(この場合はシンジか)ので型取りされてれば可
首輪、ピアス、ローター、手錠などは可
貞操帯は、バイブ内臓とかそういう機能がついてなきゃ可

333:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/11 07:37:34
>>331
道具が生物じゃないなら基本的な奴は許容可能

334:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/11 17:52:45
\投 下 ま だ ~ ?/
(;´д(;´д`)´д`)

335:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/12 00:53:32
>>331
バイブはシンジの型取りで
あとは作品の雰囲気による

336:トマト頭 ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 19:53:13
さぁーあ、連載再開だ!

元々連載していたスレ
スレリンク(eva板:88番)

前回のあらすじ:

……前回を読んでください
URLリンク(kossie.run.buttobi.net)

途中いろいろと突っ込みどころがあるかと思われますが、
こちらからのコメントは2話目がひと段落ついた時にするってことで。では。

337:以下昔のコピペ ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 19:55:26

新世紀エヴァンゲリオンパロディFF

いつかなんて日はいつだ

ーエヴァンゲリオンの著作権はGainaxに帰属します。
某『ごっつい』FF並にキャラが変貌してもそこは残念ながら変わりません。

前略:最近やたら忙しい日々を送っている中、意外と好評な感想を再度見て
とうとう続きを書く決意をしました。
以前も同じような調子でしたが、自分正直こんなアホな作品書くよりかは
勉学に励んだりもっと社会に適応(ry
自虐は置いといて期待してる方々の為にも
仕事の合間にせいいっぱい書いていこうと思うので宜しくお願い致します。


338: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 19:57:20
いつかなんて日はいつだ

セカンド・ミステイク---自由人(フリーマン)になりたい


~NERV-2,000年9月13日から俺らが人類の砦~

ウブな14歳の少年にとってネルフ本部での夜はなんとも恐ろしいものであった。特に
ネルフの職員に女性が多いことを考えると。

そう、欲求不満で半狂乱な女性たちがそこにはごまんといた。

シンジの通る道は常人なら自我が崩壊しかねないほどのものであろう。彼が無意識に
取ったサバイバル戦術は単純なものであった。
SDATのボリュームを騒音で内耳出血を起こすレベルまで上げる。そして周囲の一切全てを無視し、
ガクーンと肩を落として床を見つめる。こうすると己の「心の中の悪魔」にとり憑かれてさらに
沈んだ気持ちになってゆくのである。一人でいる時ならいつでも可能だし、
彼の寿命を縮めていた「人の皮を被った悪魔たち」より遥かに頼りがいがある。

少なくとも「心の中の悪魔」は彼をシバき倒したりはしなかった。


339: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 19:59:22
ときたま彼は近くのドアをなんとなしに開けていた。もしかしたらミサトと鉢合わせて
ウチに帰れるかもしれないという一縷の希望があったのだ。
案の上、哀れにも「一縷の希望」は彼をアスカ並に突き放した。否、怒鳴られたり
殴られたりしなかった分アスカよりはマシかもしれない。
シンジは恐怖の眼差しで戸口の向こうを見つめていた。ほとんど硬直状態である。

彼の目の前にいたのは赤木リツコだった。

赤木リツコ博士。
ネルフ本部に於ける科学者主任。
E計画およびスーパーコンピューターMAGIの直接の管理者。
多くの人々から見てとても魅力的な美女。

そんな彼女が、猫の耳が接着されたカチューシャに尻尾の付いた
ラバースーツといった出で立ちで深皿からミルクを飲んでいた。


340: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 20:02:12
全身の血液が生命維持を無視して顔面に集まるまでシンジは大口を開けて呆然としていた。
ネルフで何が起こってもおかしくないということは以前からわかっていたがこれ程のものは
彼も計算外である。
「あ…あぁ…。ど、どうもリツコさん、しっ、失礼しました…」
そう彼はなんとかどもりつつも言った。もはや顔の紅潮は制御不可能である。この場から逃げたい
シンジの意志とは反対に、彼の目はホルモンの活性化によりリツコのほっそりした身体をジロジロ
嘗め回すように見ていた。
それに呼応するかのように、内紛の中クーデターに失敗したヘモグロビンの塊が彼の左の鼻孔から
流れ出た。
リツコはミルクを飲むのを中断すると顔を上げた。その視線は、どこをどう見ても動揺して見える
シンジに向けられている。
「にゃ?」
獲物が、真っ赤に照れたキュートな獲物が視界に入った途端、彼女の衣装の尻尾がピクピク痙攣
しだした。どういった仕組みになっているのかシンジにわかる訳もない。
が、彼には今になってようやくわかったことがひとつだけあった。
リツコが以前からしきりに自分にネズミ耳の装着を勧めていた理由である。


341: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 20:04:01
「シンジ君。」
ゴム手袋に包まれたミルクまみれの指を、一本一本舐めながらリツコは言った。
「は…はい?」
そう言いつつシンジはドアの向こうを見た。余裕は十分だ。跳びかかられる直前に
全速力で駆け出せば数メートルは引き離せる。
リツコは激烈に妖艶な笑みを浮かべながらウィンクした。
「ンニャアアアアアアオウ」
「ひいいッ」
シンジが呻くと同時にリツコの猫耳が立ち上がった。こちらも原理は不明である。
それからの追いかけっこは正に『トムとジェリー』その物であった。ただそれを楽しんで
いたのは「トム」の方だけである。
シンジは走った。走った。その速さと来たら異常である。2000年オリンピックの短距離走で
金が取れそうな速さだ。仮に彼が何らかの縁で連続殺人ホラー映画に出演したなら、おそらく
最後まで生き残れる役になるであろう。
誘惑を抑えきれないシンジは振り返り。一瞬動きが止まった。腿までのびたハイヒール
ブーツをコツコツ鳴らしながらすぐ後ろで狩りを楽しんでいるリツコは、噛み付いたり
引っ掻いたりできる標的を必死に求めているようにも見える。

彼の足の動きが一層速くなった。

***


342: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 20:06:48

ネルフには、総司令碇ゲンドウの事務室において、いかなる者も立ち入る前に武器を
預けなければならないという規則がある。ゲンドウはその規則を設けた名もない職員に
激しく感謝していた。おかげでイカレた客人がクソ王様に緊急開腹オペ(麻酔なし)を施して血の
色を確認するといった猟奇事件も起きずに済んでいる。
それは今も例外ではない。紫髪の戦略課長がとある件について議論しようと友好的な訪問を
決め込んでいた。
「私のシンジ君を異動させるですって…」
ミサトの手は通常ピストルが収まっているホルスターの上の虚空で震えていた。
「アンタ…一体何様のつもりよ…」
もはやミサトがゲンドウに望んでいたのはさっさと死んでもらうことだけだった。
-その頃、ミサトの心の中では-

//ミサト(小)ゲンドウ(小)に向けて完全自動連射の準備が完了したSKSアサルトライフルを構える//

女性士官の手元に武器が無く、自分に致命的な重傷を負わせることは無理であると確信していた
ゲンドウは、組んだ手の向こうでニヤリとほくそ笑んだ。
「葛城三佐、何度も言わせないでくれたまえ。これは私の出した結論だ」
その葛城三佐がなにやら拳や肩の関節をベキバキと鳴らし始めたのに気づいた冬月は、爆心地と
なるであろう碇ゲンドウの机からジリジリと後退し始めた。

//引き金引かれる。後に血まみれの屍骸の上で勝利の旗を掲げるミサト(小)//


343: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 20:08:49
殴り込みしていたのはミサトだけではなかった。
「つまりは、バカシンジはアタシを異常者とヘンタイペンギンの元に残して逃げ出すわけねッ!!」
シンクロ率試験を終えて着替えもせずに飛び出してきたアスカの拳が机に叩きつけられた。
ゲンドウの顔に黄色いLCLの塊が反動で飛び散る。少女は保護者の方へ向き直ると、人差し指を
その眉間に向かって一気に突き出した。さらにLCLが室内に撒き散らされた。男性のする尿と似た
ようなものか、本人は気づいていない。
「で!“わたしのシンジ君”って一体全体どーいう意味よ」
昨今のアスカは絶不調だった。彼女の大親友(そして唯一の友達)が自分の一番の宝物にアタック
しようとしている。毎日毎日シンジの桃尻を某「優等生」や某「転校生」の魔の手から守って過ごす
だけで十分辛かったのだ。まさか未だ留まることを知らないリストにヒカリを加えることに
なろうとは。

//ミサト(小)シンジ(小)に対するあらゆる危険物の除去を開始。
 種族性別の差を無視した温泉ペンギン含む//

「誰も私のマンションに住めと強要はしていないわ、アスカ。いつでも出てってくれて結構。それと
この際だから言っとくわ。シンジ君は 私 の 物 と初めから決まっているのよ」
ミサトはご丁寧にラミネート加工までされている碇シンジの所有権利書コピー(原物は極秘裏に
保管されている。というかミサトが忘れた)を取り出した。
「このオッサンも認めたことだわ…」
もはやシンジに関連する一切合財の事への干渉が可能、と満足したミサトは、真赤な上着を脱ぐと、
ゲンドウへのブチかましに備えて準備運動を開始した。

//ミサト(小)、シンジ(小)の装着した首輪に付いた鎖を引く。シンジ(小)ため息とともに保護者に
 缶ビールを取り出す//


344: ◆cfqIhm9D6w
06/12/13 20:11:29

「みゃ?」

異常なまでに場違いな声に一同はドアの方へ振り返った。
ミサトの驚愕ぶりは筆舌に尽くしがたい。
「…リッ…ちゃん?」
彼女の脳は普段冷静沈着な旧友と目の前の猫女を結び付けようと躍起になっていた。
「白衣は…どうしたのよ?」
「あ…赤木博士?」
ゲンドウも同様である。ネルフの総合予算内に"コスプレ衣装"が含まれていることに関しては
リツコはいつも上の空だったはずだが。
さも何も問題が無いかのようにカジュアルに振舞いつつ、リツコは司令室を後にした。
「エー私ーんンーシンジ君にーんンーまあそのォー用があるんですがーあァー見失っちゃったようで」


345:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/13 20:47:58 zmvDVxZ2
600切ったので一旦あげてみる

346:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/14 04:44:12
ふーん、じゃあ記念に死んでくれ

347:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/15 07:18:38
プリンスシンジ君か?
ぷりてぃシンジきゅんか?


348: ◆cfqIhm9D6w
06/12/16 13:53:10

***

シンジは尻を擦りながら起き上がった。
「あぁ~もう…あれ…どこだここ…?」
彼が佇んでいたのは、黄金色の液体(LCLと思われる)を湛えた湖が広がる巨大な洞穴の中であった。
最後に覚えていることといれば…彼は猫狂いのモンスターと二人きり個室に監禁され、逃げ場を
失っていた。「もう駄目だ」と思いかけていたところ、迫りくるリツコの背後に突然、異常なまでに色白な
肌の女性が現れる。そして気がついたらここにいたのである。ここがどこなのかはさっぱりだが。天井の
高さから察するにセントラル・ドグマとかいう本部の最深部あたりかと思われた。
「な…何なんだあれ?」
空間の奥深くには目を見張る大きさの真っ赤な十字架があり、奇妙な様相の白い巨人がはりつけに
されていた。
「ここがネルフならこんな得体の知れないもの保管してるのは最高司令の父さんだろう。実の父親がこんなもの
地下にほっぽり出してるってのに大して驚かない自分がなんか怖いな」
湖の岸まで進んだ彼は下に覗き込んでみた。
「どれくらい深いんだろうなー」
普段彼はこういった大量の液体に浸かるのを避けている。泳ぎが苦手などころか浮かんでいるだけでも恐怖心が
募るのだ。自宅の湯船で、ビールに酔った勢いで頻繁に「ジョーズごっこ」を始める某温泉ペンギンの影響もある。
が、この液体は見た目も匂いもLCL。沈まない確固たる自信があった。
好奇心旺盛な少年に気づかれず、七つ目の仮面は新たな来訪者に視線を向けた。少年が出口へ去り行くのを見た後。

第二の使徒、人類の母たる存在、リリスは、

動き始めた。


***


349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/19 18:01:01
り!?りりす!?

350: ◆cfqIhm9D6w
06/12/22 19:23:54

~相田家-Y染色体に高エネルギー反応!!~

相田ケンスケはパソコンのモニタに映る光景に己の目を疑っていた。
「おいトウジ、これ見ろよ!すッごいぞ!!」
鈴原トウジは目にも留まらぬ速さで身を乗り出すと、顔面をディスプレイに押し付けた。
彼の14歳のホルモンは既にオーバードライブモードである。
「いよォォォォし!!!あ…どこや?裸のネエチャンはどこやぁー!?」
単純な快楽を求める単純な男は落胆をあらわにした。
ケンスケは顔面へのパンチについては納得できた。それくらいは読めたことだ。さすがに直後の
股間潰しは少々割りに合わないとは思ったが。
「トウジ、お前さぁ、ちょっとヤバイって」
トウジは改めて室内を見渡してみた。陸軍テントとジョークグッズ店を足して割ったような内装である。
「ヤバイ? わ し が か?」
ケンスケは軽く流した。誰にだって趣味はある。自分の場合それがエロと銃火器だった、それだけのことだ。
「もういいよ。こいつは今度のウチの学校に入ってくる転校生のリストなんだけど。この名前に見覚えあるだろ?」
そう言った彼はとある名前と、その上に並ぶ顔写真を示した。
トウジは驚きの余り何度か瞬きした。
「『あいつ』が…!?帰ってくるっちゅうんか!!?」
「面白くなってきたね…クックックッ…アーッハッハッハッハッハッ…」
ほとんど躁病なケンスケの甲高い笑い声に、近隣の家々の犬・赤ン坊のなき声が響いた。
友人として付き合いの長いトウジは彼のこういった変わり身にはすっかり慣れていた。加えて言うなら、ケンスケと
交友関係を結んだのも、実にナイスな裏サイトを知っていたからというのも理由に含まれる。
「なぁ、それは置いといて裸のネエチャンのことやねんけど」


***


351:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/30 19:12:33
(;´д`)まだ~?

352:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/12/30 22:15:08
マダ~

353: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:54:32
~NERV-XXも結構脅威~

ようやく司令塔に戻ることができたシンジは、第2層担当の女性職員二人に歓迎される。その内容は
「温かい微笑みの後手錠を掛け一気に親父の事務室まで有無を言わさず連行」というものだった。少年には
「別に拘束しなくても」と抗議する気も起きたりはしたが、実行はやめておいた。以前そうクレームを付けた際は
確か猿ぐつわを噛まされさらに妙な形に縄で縛られるオプションが付いてきた。その辺の学習能力はある。
何故か途中、二人の監視の下でプラグスーツに着替えたり脱いだりを強制されたが、そのうち3人は碇ゲンドウ
総司令の事務室に到着した。
2人は手錠を外し、改めて微笑むとシンジの尻を優しく叩いて(本当はガッチリ掴みたかったが自粛した)室内へ
押しやった。さて、今度は親父はどんなやらしい処罰を用意して待っているのやら。
「どこほっつき歩いてたのよッ、バカッ!!」
早速アスカに怒鳴られた。彼女はどうやらシンジが他の女性といるのを見るだけでイラつくようだ。女性は生理中
ストレスが溜まるものだがアスカの場合はエンドレスで続く期間のようである。
シンジは怯んだ。最悪の展開だ。父さんアスカにだけは僕を引き渡さないでと真摯に祈っていたのに。まだやりのこし
たことがたくさんあるのに。とりあえず「死ぬ前に某ネルフ総司令の身体を初号機の掌で握り潰す」のは現時点で
最優先事項である。
「…シンジ君?」
血の海の中のミサトはゲンドウへのストンピングを中断した。
「シンジ君!!!」
ミサトは目にも止まらぬ速さで少年に突撃すると、「ミサト・カツラギ・ハッグ7号」をかけ始めた。

- ミサト著「シンジ君虐待ガイド」より抜粋―ハッグ7号―豊かな胸の谷間にシンジの顔をガッチリと挟み込む。臀部に
手を伸ばし絞り上げる。以下繰り返し。 -


354: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:55:32
「グッフゥ」
それが彼にできた唯一の反応だった。酸素の供給が妨げられている為ミサトの体当たり行為にも素直に喜べない。
ミサトがさらに虐待ガイドに記した手順を進めようとした時、ゲンドウはなんとか割って入れるほどに回復していた。
「ザードヂルドレン、碇シンヂ」
腫れ上がった唇と砕けた顎から彼はなんとか声を漏らした。
シンジは前を見ようと、ミサトの胸から不承不承で若干顔を上げた。なにやらドキュン親父に似た血まみれアザだらけ
な人影が見える。
「はい、父さん…」
「お前には葛城三佐との同居を辞めてもらう」
ゲンドウがふらつきつつも椅子に座って言った。彼は眼鏡を押し上げようと指を顔へ近づけたがもはや眼鏡がそこに無いことに
気づいた。葛城三佐め、これでは格好もつかん。
「え…それじゃあ僕はどこへ行けば」
答えを得る間もなく、シンジはアスカの罵詈雑言を尻目に、嘆き悲しむミサトにハッグ12号~36号をノンストップで掛けられて
いくのだった。

***


シンジはびしょびしょに濡れたシャツを脱ぐとミサトの涙を絞り出した。これだけの量なら口紅の跡も洗い流されているだろう。
「どうして引っ越さなきゃいけないんだろう」
新たな「家」を見渡した彼の目は自然と上に向かった。
「ハァ、また知らない天井だ…」


355: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:56:39

***


第3新東京市道路―発情した迷い猫



 シンジは後部座席にもたれ、微笑んだ。事実上、彼は第3新東京に来訪して初めて車でのドライブを
エンジョイしていた。死神の影が見えないドライブは実に新鮮で、彼も安心して満喫できるものである。
「ありがとうございます、マヤさん。学校まで送ってくれるなんて」
シンジは安全運転を心がける若い二尉をしげしげと見た。安全運転。概念を理解するのは普通簡単なはずである。
道というものは本来「A地点からB地点までのガイドライン」であるはずだが、ミサトにはそんな認識すらほとんどなかった。
「新しい部屋探すだけで夜明け前までかかっちゃって、ほとんど寝てなくて…」
照れくさそうにシンジは首の後ろをぽりぽりと掻いた。
 マヤはチラリとシンジを見た。チラリと言うには随分道路から目を離していたともいえる。
「いいのよシンジ君。私も昨日の夜はシフト遅かったし、どうせうちに帰るところだったから。
今朝朝ご飯食べる時間あった?」
無論望む答えはNOである。
 シンジは首を振り、
「いえ、時間ギリギリになっちゃうところだったんで食べずに来ました」
空元気の笑みを浮かべた。この街に来てからというもの、ぐっすり眠れた日の方が珍しい。
アスカの分まで朝ご飯を作らなかったら今以上にひどい目にあうのは本人が保証している。
待ち受ける惨劇に対する危機感は、今まで試した中では最高の目覚まし時計だ。

356: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:57:32
 マヤは息を呑み、
「だめよシンジ君」
と彼をたしなめた。
「成長期の男の子はちゃんと食べて体力をつけなくちゃ」
浴びせる言葉にしょぼくれ、弁解を連発するシンジを見ているうちに、お互いが満足する(特にマヤ)であろう
計画が出来上がった。シンジ君が欲しい。もうこの場でもいい。今すぐにでも。が、こんなところで情熱を
解放しては運転の妨げになるかもしれない為、次なる策を練り上げた。
「うちでご飯食べていかない?私住んでるアパートが本部から結構近いの、学校には後で送るから」
"どれくらい後か"については触れていない。いや、果たして"後"が来るのはいつの日か。若い女性のニーズは
わからんもので、マヤはそのニーズを押し付ける気満々である。
 「命の恩人ですよ、マヤさんは!」
さして過言でもなかったかもしれない。
「でっかい借りができちゃいますね」
 マヤはニヤリと笑った。
「また違う時に返してくれればいいわよ、シンジ君」
シンジが"どう"借りを返すかについても既に見事なアイデアが考え抜かれている。アパートが防音対策万全なのは
実にいい。
 「じゃあ、お願いします」
シンジは同意すると、地平線から除く朝焼けを見ながら鼻歌を歌いだした。自由人としての彼の新たなる人生を
予告する太陽だ。


357: ◆cfqIhm9D6w
07/01/01 22:58:35

マヤのアパートに到着したシンジは、室内がとても綺麗でかたづいているのに感心した。前の自宅と
大して変わっているわけではないが、到着した時の様子と比べたら月とスッポンである。
 戸を閉めると、マヤは邪魔が入らないよう防犯システムを起動した。
「シンジ君、朝ご飯はもう少ししたら作るから。先に制服から着替えてスッキリしたいんだけど、良いかな?」
ネルフの制服から朝のエンタメに"相応しい"正装に着替えるつもりのようである。
「もちろんですよマヤさん」
部屋に向かうマヤにシンジは言ったが、途端赤面した。
マヤが自室に入る 前 か ら 既に服を脱ぎ始めたからである。


***


358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/07 05:51:48
乙。
過疎ってるけどガンガレ。

シンジきゅんはそろそろ一通り姫はじめを済ませた頃でしょうか。

359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/08 07:10:02
>>357
GJ!
続きみたいww

360:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/13 10:30:41
もちろん保守

361: ◆cfqIhm9D6w
07/01/17 18:14:42 I3KXkUG/

~霧島家-トライデントちゃんはペットじゃありません。家族です。~


マナはつい最近改装された自室内を見回した。彼女は、仮にシンジが同居することになるなら同じ部屋じゃないとイヤだ、
と念を押しておいた。使い古したベッドは無くなっており、部屋のど真ん中の高台に設置された巨大なハート型のデザインの
物へと取って代わっていた。ベッドに飛び乗ると、マナは仰向けに寝転がり天井を見上げた。
鏡に反射した顔が彼女に笑い返した。
「誰かが様子見に来るまで何回学校休めるかしら?」
マナは目を閉じると、ベッドで自分の横に夢の男性像を妄想し始めた。


***


362: ◆cfqIhm9D6w
07/01/17 18:16:52
~綾波家-定着剤は一生涯保証~

レイは鏡に反射する自分を睨んだ。反射するレイは睨み返した。
彼女は朝の大半を登校への準備に費やしていた。単にシャワーを浴びて終わるだけのいつもの朝とは違い、今朝は一丁
やってみようと決めていたことがあった。

<碇君は私が気になるはず。>

卓上においた雑誌をちらちら見つつ、レイは髪をとかし、ページ上に描かれたファッションに似たものへとヘアスタイルを
整えていった。次は化粧品だ。適切な用法を覚えるのにずいぶんと手間はかかったが、望んでいた結果となってくれれば
その甲斐もあったというものだ。
雑誌の女の子の写真に自分の外見が十分に似ていることを確認すると、レイは一たび頷き、マンションの戸を開いて学校へと
向かった。新たに設置した鍵がガチャリと気持ちの良い音を立てた。

<碇君は、私の物。>

***


363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
07/01/18 09:20:30
乙。
待ってた。
過疎だし orz


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