06/07/24 01:26:08
「…ぁ…ん。」
レイは快感なのか痛覚なのか、固く結んだ口から小さな呻き声を漏らす。
「気持ちイイの?ねぇ、どうなのよ?」
「ぃ…ゃ…。」
「何よ!私が好きなんでしょ!何とか言いなさいよ!」
アスカは胸から一旦手を離し、慣れた手付きで第一中学の制服を脱がせる。
まるでレイのATフィールドを中和し、引き裂くようにシャツを無理やりこじ開ける。
レイは彼女にしては珍しく、黒い下着を着用していた。
「…なによ、アンタこんな下着着けて。もしかしてアタシに見せたかったの?」
悲しみの淫靡な光を灯した赤い瞳に、アスカの可愛らしい顔が映り込む。
「お洒落…、いえ、よく分からないわ…。」
「ふーん、ま、可愛いんじゃない?で、やっぱ私に見せたかったの?」
コクリ、とレイは静かに頷いた。クスッとアスカは笑みを漏らす。
レイの青い髪を掻き分けるように後頭部を掴み、耳元で囁く。
「はーん、やっぱりね。ねぇ、スキならキス…しなさいよ。」