06/07/05 23:03:28
>>284
ほぼ賛同。しかし、SSは人によって受けとめ方が違います。だから、文章の書き方や言い回しはアドバイスできるかも
知れないけど、その人のネタや考え方、ストーリーを否定することはできないんじゃないでしょうか?それでも
、面白くないと感じたら面白くないって言うだけじゃなくて、こうして欲しかったなあって意見が良いと思います。
自分も面白くないのに、無理矢理誉めるのは嫌いですね。だからって必要以上にけなす
のもどうかと思いますけど。
288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:11:36
まあ、このスレがレイとアスカの絡みを求めてるスレだってのは
スレタイからくみ取れるが、どれくらいのレベルかってのは人それぞれだからな・・・
褒めるのも良し、批判するも良しだと思う。
が、職人がSSを投下しにくくなるようなレスはなあ・・・・
批判にも言い方ってもんがある・・・・
取り敢えず>>282みたいなのはマジで論外w
他でやってねw
自分の意見としては>>284がかなり近い。その通りだと思います。
ってかこれが普通な気がするんだが・・・・w
289:242
06/07/05 23:18:05
俺も他スレで投下してて、マンセーまくられてる中にポンと批判のコメントがあったのよ。
他の住人はこのスレと同じようにその批判した人に対し反論や攻撃をしたが、
確かに養護されるのは職人も嬉しくないはずはない。ただ、建設的な意見、批判は
謙虚にとるべきだと思うし、その他スレでの俺のSSに対する批判はマンセ-レスとは
別のありがたみがあった。
スレチもはなはだしいのでこのへんで・・・
290:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:24:19
>>289
君はホントに 242 なの?
291:289
06/07/05 23:25:37
間違えた・・・284だったorz
回線切って吊ってくる
292:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:27:08
>>291
いやww
結構ギャップに笑えたwww
GJ!
293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:27:59
吊らなくていいから投下を…
職人なら職人らしい詫びの入れ方があるはずだwwwwwwwwwwwwww
294:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:29:21
>>293
君の建設的な強引さもGJだw
295:289 (書きかけのやつ)
06/07/05 23:31:39
夏の眩しい日差し、初夏の香る季節。そんな形容詞は彼女には似合わない。彼女は教室の窓からただ外を
ぼんやりと眺めていた。食べかけのポッキーをカバンの中に仕舞うと、徐に席を立ち、帰り支度をする訳でもなく
深い溜息をつき、机に頭を沈ませた。
―ライバルは幼馴染~~愛しいあの子は転校生―
あいつがこの学校に転校してきてから、はや3ヶ月が経とうとしていた。最初に彼女に抱いた率直な感想は
―嫌な奴―
人の幼馴染をとっ捕まえて”パンツ覗き魔”呼ばわりし、その歯に衣着せぬ物言いで私をまくし立てた。
しかし、初めは喧嘩ばかりだった私達も、互いにその内面を知りえれば十分に理解し歩み寄れる存在だった。
彼女のその言動は強がっているだけだし、はにかむ内面の裏返しの行動だった。私だってそうだ。内面が弱い
が故に人に強く当たってしまう。そんな似たもの同士の二人が互いに親愛を感じ出すのにそんなに長い時間は
必要なかった。しかし、私は何時の間にか、そんな彼女に必要以上に、親愛という者を越えた感情を覚えて
しまっていた。
最近、良く聞く噂話。私は本来、そんな週刊誌のゴシップの類の噂話に耳を貸す方ではない。ただ、最近聞く
その話は私の耳と心を釘付けにした。
―碇と綾波って付き合ってるんじゃねーの??
その話を聞いた時、なぜか私は体が硬直し、血の気が引いていくのがわかった。許される事なら奇声をあげ、
我を忘れ頭を壁に打ち付けていた事だろう。事もあろうか私の愛した人と私の幼馴染が付き合う事になろうとは。
その瞬間に私はシンジに対する嫉妬心からくる憎悪を彼女に対する、内に秘めていた感情が溢れ出し、いても
立ってもいられなくなった。
―あのバカシンジのヘタレにはレイは任せられない
そうと決まれば、バカシンジを彼女とを別れさせ、あわよくば私がレイを頂く算段を取らなければ・・・。
最近、アスカの様子がおかしい。碇君に対し、やたらと喧嘩腰な物言いをするようになった。
296:289
06/07/05 23:38:00
まだ書きかけやし、手直しも読み直しもせずにずっとほっぽったままやったやつだ
よって批判・苦情は受け付けませんwww
297:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:47:16
>>296 乙。
……てことは、続きキボンは受け付けてるわけだ。
よくやったな、 >>293。
298:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:48:20
>>296
内容どうこう言うつもりはないが、改行をもう少し上手く使った方が良いと思う。
今後の展開楽しみ!続き待ってまつ。
299:298
06/07/05 23:49:19
>>296
携帯だったらごめんw
300:289
06/07/05 23:56:34
PCだが・・・改行ねぇ・・・苦手なのよ、改行と句読点の使い方がorz
ざっと荒い、手直しすらしてないやつだから気が向いたら続き書く。
301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 00:16:35
レズってやっぱきもいな
302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 01:23:46
そうかな?
ホモがキモいって話なら諸手をあげて賛成なんだが。
303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 01:33:39
書き捨て御免な 1/1 『貴女にはスタートだったの私にはゴールでも』
「『セキュリティ上、チルドレンの住居は近しいことが求められる
また青少年育成の観点により、セカンドチルドレンは転居すること』か……
結構気に入ってたのにな。まあ、隣の部屋だもんね。合鍵あるし大差ないか。
あの司令も、それなりに息子の教育に気を使ってたってことよね。意外意外」
「……アスカ」
「あれ、ファーストじゃん。……そっか、アンタも転居組なわけだ。お互い災難ね。
なんで私の部屋の前に立って……え? アンタもここを割り当てられたの?」
「……ええ」
「書類上のミスかしら。……うーん、ま、後で確認するとして、とりあえず入りましょ」
「……計画通り」
「ん? なにか言った?」
「なんでもないわ」
プロローグだけで完結してみた。
304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 01:39:28
>>302
君は男?
俺も男同士は駄目だが女同士は平気。
男同士だと自分と重ねてしまうんだろうか。
腐女子が801を好きなのと似ているのかも?
305:254
06/07/06 01:43:47
賑わってきたな。
宣言どおり、SSを考えたけど自信がないので序章だけ。
―あれ?この辺にレイの家があるはずなんだけど
このレンガ造りの家の角を曲がったのは何回目だろうか。どうやら同じ場所をぐるぐる
回っているようだ。確かレイの家はこの辺のはずなのに見えてこない。
「この角を右かしら?こんなことなら大人しくタクシーでくれば良かったわ」
そう言って、アスカは車のハンドルを切った。
「あちゃ~、ここ一通じゃない!ケチらないでカーナビ付けるんだった」
ふぅ、と溜息をついて道路の端に車を寄せる。家でプリントアウトした地図は何度も
見たせいでぼろぼろになっていた。人に聞けば済む話ではあるが、アスカは自分の力で
見つけるんだとムキになってしまった。まあ、アスカらしいといえばアスカらしい。
「地図ではこの辺のはずなのになあ。やっぱり人に聞こうかな。ふぅ」
再び溜息をつくとシートを倒し、両手を頭の下に交差して仰向けになった。
―レイに会うのは5年ぶりか…まさかこんな形で再び会うなんて思いもしなかったけど
5年前、サードインパクトが起こった・・・と私は思っている。
確信できないのは、まるで夢のような出来事だったからだ。
私が覚えているのは、ロンギヌスの槍が目に刺さってエヴァシリーズに食い尽くされそう
になったところまで。思い出したくも無いけど、なぜかあのときの記憶は強く残っている。
そのあと目を覚ましたとき、私はLCLらしき液体の中にいた。うっすらとしか覚えていない
けど、そのときレイが問いかけてきた言葉は今でも忘れない。
「あなたは何を願うの?」
私は何を願ったのか思い出せない。いや、あのこと自体が夢だったのかも知れない。
もしくは、死ぬ前に最後にレイに会いたいと思うばかりに見た幻だったのかも知れない。
306:254
06/07/06 01:44:57
サードインパクトが起こる前、私は精神汚染により生きた屍と化していた。
みんな自分の敵、誰も私のことなんてわかってくれないと思っていた。ママも本当は私の
ことをいらない子だと思っていたんじゃないか、私はここにいる意味があるのか、私の存在
価値は?と問いかけるうちに自分が自分では無くなっていく気がした。結局、あのとき私は
馬鹿にしていたシンジと同じで人に必要とされることで自己を確立していたのかも知れない。
「あなたは人に褒められるためにエヴァに乗っていたの?」
突如、私の病室に姿を現したレイは躊躇なく私に問いかけてきた。
ほかの人は私の顔色を窺い、大丈夫かと心配してくれたのにコイツは何よ。
シンジもミサトも、リツコですら私のことを気遣ってくれたのに。
まあ、大よそ私のことを哀れんでいたんでしょうけど。
「はいはい、そうよ。悪かったわね」
誰に対して苛立っているのかわからない自分に嫌気が差して、適当に返事をした。
「そう、それは辛かったわね」
そのとき返ってきたレイの意外な言葉に鳥肌が立ったのを今でも覚えている。
でも優しい言葉が信じられるほど私の心に余裕はなかった。
「そんなこと言われても、もうエヴァには乗れないのよ。私に期待しないでよ」
「期待?あなたに期待なんてしていないわ」
「あっそ、じゃあ何しに来たの?」
「あなたの本当の気持ちを知りたくて来たの」
307:254
06/07/06 01:46:25
「え…。でも、私の本当の気持ちを知ってどうするのよ?」
「…。それはわからない。でも、あなたのことを知りたいと思ったのは事実だから」
「そう、じゃあ本当のことを言うわ。私、あんたを避けていたのは、あんたに心を見透か
されるようで恐かったからよ。何を考えているのかわからないあんたが、私の心に入って
来そうで一番恐い存在だった」
「でも、あなたは私と違って過去があるわ。その過去があなたを苦しめたとしても、そこか
ら何かヒントが見付かるかも知れない。ただ、あなたの心はそれを受け止めるだけの強さが
備わっていなかったのね。繊細すぎるあなたの心はまだ基盤ができていないのよ」
「…。わかったようなこと…いわないで…よ」
「ごめんなさい。少し話し過ぎたわね」
そう言ってレイは病室を出ようとしたが、立ち止まって顔だけ少しこちらに向けた。
「でも、あなたが他人を理解しようとしないから、他人もあなたを理解しようとしないのよ」
私はあのとき、ハンマーで頭を叩かれたような気がした。
しかし、自分を冷静に見られるほどの基盤が無かったため「ふんっ」と吐き捨てそっぽを
むいた。なぜかレイはクスッと笑うと病室をゆっくり出て行った。
―そう、それは辛かったわね
どうしてあんたが言うのよ。誰も言ってくれなかった言葉をどうしてあんたが…。
その後、私はレイに電話をするようになり、他愛も無い話に花を咲かせるほどの仲になった。
もっとも、私一人でしゃべっているだけだったけど。
サードインパクトが起こるまで、たった1ヶ月ほどの交友だったけど私は段々彼女に惹かれ
ていった。
308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 02:50:37
>>220
もう寝ないと明日ヤバイ!んだけどほっとけません。
前にも言った気がするけど、コメディならともかくね、シリアスな話で、しかも第何話の
どのあたりの話、っていう書き方をするのなら、よほどしっかり理解をして書かないと
ファンは気を悪くするし、正直言って俺も次元刀氏のSSは悪いけど嫌だった。
それに、
何でも批判して気持ち良くなってるみたいだけど、
それは自己満足であって他人を貶めて醜い自分の正当化をしているだけだよ。
さっさと土に還るか、どうしても生きたいんなら精神病院に行け。 友達はまずいないだろうな
これ以上他人に迷惑を掛けるな。
とか、こんなもん全部スルーだろ、普通。こういうのは2chではたくさんいる雑音なんだよ。
たまたま今回はお前が気にいらなかっただけで、そうでなければ他の誰かの悪口を書いてる。
とにかくお前のSSの続きを希望する。
あれを読んで、さっきまでエヴァンゲリオン2やってたんだよ。
夢中でアスカとレイが恋してて、でもキスの後「私の事好き」って聞いたとたんにナーバスになったのを
思い出したんで急にやりたくなって。
309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 03:00:54
これ、まじでIDつけてもらいたいな…
310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 03:22:49
>>287
>>SSは人によって受けとめ方が違います。だから、文章の書き方や言い回しはアドバイスできるかも
知れないけど、その人のネタや考え方、ストーリーを否定することはできないんじゃないでしょうか?
ストーリーが悪いと思えば悪いと書くべきだと思うよ。
>>面白くないと感じたら面白くないって言うだけじゃなくて、こうして欲しかったなあって意見が良いと思います。
まあ、「読む価値ない」「くだらん」と言われても仕方ないんですよ。
SS職人がもし、それを言われて、「具体的に言えよ」って言ったとしたら、それは甘えですね。
あと、「だったらお前が書いてみたら」って言うのもね。
というより、このスレではちゃんと意見を書いた奴が一人だけだったんで、出る杭が打たれたというか、
>>220 を叩いた奴の中の一人が「お前はこうでなければダメだと言っている」とか言いだしたのも、
そいつが馬鹿だったというよりは、一人だけが書いたんで本当にそう見える状況だったように思える。
それぞれが真面目に意見を出してればよかったんだろうけど・・。
311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 03:29:34
すみません。日本語でよろしくお願いします。
312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 03:41:39
>>310
確かに「お前が書いてみたら」ってのは検討違いな物言いだとは思う。
しかし、「具体的に言えよ」が甘えだとはちっとも思わんw
物書きが本業でやってるわけじゃねーし、職人も暇つぶしに書いてるだけだろう。
何だよwその、道を極める的な発想は?w
自分の弟子にでも言ってちょw
後、後半の文章は>>311が言うとおり何書いてるか読めないw
文章として正しい日本語なのかどうか分からんが、読み難すぎて最後まで読む気も起こらない。
313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 03:46:11
書いてみたら?ってのは、そんなに見当違いな意見とは思えないけどなあ。
例えば、ああしろ、こうしろって言われたら、じゃあ見本見せてくださいってな
る気がするんだけど。言い方の問題。こうしたら?って言われたら、見本見せろ
とは思わないし
314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 03:56:01
>>313
そうか?・・・・
まあ、言い方の問題もあるんだろうけど、
書くのはめんどいけど読みたいって香具師は結構居るでしょ。
聞こえは悪いかもしれないが、このスタイルは全然おkだと思う。
職人は書きたいから書いてるわけだし、読み手も読みたいから読んでる。
この辺を分かっていればそんなに荒れることはないと思うんだが、
しかし、たまにうざい職人も居るし、基地外のような頭悪い読み手も居るから
おかしなことになる・・・
315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 09:06:20
>>304
遅くなってごめん。うん、俺も男。
仮説い.オスである俺にとって、(少なくとも)生殖行動に関してはオスは全部敵、という本能的認識がある。
仮説ろ.ヘテロ指向な俺にとって、オス同士のファックにはちんちんがおっきする要素がまったくない。
あたりが俺的仮説。
で、『敵同士』のファックに違和感だか嫌悪感だかを強く意識するんではなかろうか、と。
その違和感には確かに、
> 男同士だと自分と重ねてしまうんだろうか。
的な『共感』が働いてるだろうという気はする。
「ちょ、藻前らも俺と同じオスだろ!それマズイって!!」って感じの。
レズについては
仮説イ.(たぶん)メス同士は “本能的” には敵ではない。オスは短期間で使いまわしが出来るので奪い合う必要がないから。
(いわゆる『男をめぐる女の戦い』は社会的要請でやってるもので、本能的要請ではない)
仮説ロ.俺的にはメスはむしろ『宝』で、二倍になってとってもお徳。
で、おまけに『共感できない』から「ちんちんおっき」が先に立つのではないかと。
> 腐女子が801を好きなのと似ているのかも?
あ、そう言えばそうだね、けっこう納得……てことはつまり俺達ゃ腐男子か orz
さて、スレ違いゴメンなさい > all
316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 09:32:27
>>305-307 乙。GJ。その語り口、好きだな。
> 「そう、それは辛かったわね」
>
>そのとき返ってきたレイの意外な言葉に鳥肌が立ったのを今でも覚えている。
俺もけっこう鳥肌でした。
> しかし、自分を冷静に見られるほどの基盤が無かったため「ふんっ」と吐き捨てそっぽを
> むいた。
その前の「基盤がない」と引っかけてるのかな、とも思ったけど、唐突な説明口調に違和感があった。
さて、13行を費しておいしそうな前振りをしといて、序章だけで終わりってことないよねw
それじゃ >>305の途中で人称を変えた意味が見えないまんまだしねw
私、待ってるw
……ずっとずぅっと、待ってるからね……w
317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 09:56:20
SSとその感想より、感想に対する議論の方が大白熱してる現状に絶望&嫉妬した。
ゲンドウ「現時刻をもってこのスレを破棄! 第十三使徒と呼称する!」
冬月「全裸で青筋立てながら何を言っている」
レイ「スレが死んでも代わりはいるもの……ロンギヌスの槍取ってくる」
シンジ「ちょ……綾波! うわ、華奢な身体のどこにこんな力が!!」
アスカ「別にど~でもいいんじゃな~い?
議論を黙らせたければ名作の一つでも書きなさいよ。それともオカズかな~?
どうせ私達をネタに一発抜かせりゃ黙るんでしょ。はいはいワロスワロスぅ~」
ミサト「頼むからこれ以上煽らないで……それと今の中学生のセリフじゃないから」
ケンスケ「ムチャ言うなよ。こんなのは趣味だよ。趣味でやってるだけなんだ
ただでさえコアなファンが目まで肥えてるんだ。太刀打ちなんて出来ないよ」
トウジ「……お前が書いてたんかい!」
委員長「ちょっと! 議論中よ! 駄SS投下なんてしないで静かにしなさい!」
318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 10:10:34
>>317
乙www
319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 11:45:44
こう、言ってることはわからないでもないし「自分が書く立場として」の
覚悟の問題としてなら、一連の批判意見は頷ける。
しかし他の人にそれを要求するのはいかんよ。
仮にレベルの高いものだけでスレを埋めたいというなら、自分が率先して
どんどん投下することをお勧めする。
本当にレベルの高いものなら、その後に続く人は気後れしていい加減なものは
書けないと実感するだろうからね。
口を出すだけなら、誰にでも出来るんだよ。
>>305-307
いいなあ。続き気になるなあ。
できればでも、アスカとレイが「他愛もない話に花を咲かせるようになった」あたりの描写とか
細かく読みたかったな。勿体無いやこんな美味しいシュチュエーションw
320:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 14:52:27
ああわかった。
ここの住人が一番うざいんだ。
なるほどやっと理解できたよ。
321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 16:47:34
>>283が真実じゃないの?
>>128が上手く立ち回って有利な流れを作ったんじゃないの?
まぁこの意見も雑音としてスルーしろって書かれると思うけど、
これも一つの可能性として考えてくれないかな?
どうも128擁護を真意とするレスが多少見受けられる。
まぁちょっと引っ掛かる人が居たら考えてみてくれないかな。
322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 16:50:53
>>317
なるほど・・・。
>>319
うざい。
お前がその勝手な価値観で「いかんよ」と思った奴を叩くから悪いんだよ。
そいつの意見ではなく人間性を否定し、「友達いないだろ」とか「死ね」みたいな
悪口書いたからこんなことになったんだろうが。
もしくはそういう荒らしを擁護したんだろうが、クズ。
人のことをとやかく言う前に自分の姿を見ろボケナス。いい加減にしとけよ。
うざすぎる。
323:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:06:38
>>321
つーかお前が >>283 なんだろ?
コイツ自演に決まってるでちゅー!あいつの味方は自演に決定なんでちゅー!
ぼくがそう書いたのになんでみんなスルーしてるんでちゅか?あいつら自演だーって言って
さらに悪口大会しようよみんなー。たのしくやろうよーと正直に書け。
そしたら可哀想だから少しは考えてやる。
324:319
06/07/06 17:18:52
>>322
叩いてないし擁護してないし第一今日はじめて書き込んだんだっつうの
何がやりたいんだよ一体。
議論がやりたくないなら、こんな匿名掲示板で相手を特定した気になって喧嘩売るなよ
マターリいきたいならせめて自分がそういう空気作れよ
意味がワカンネーよ
それともお前>>283か?
325:319
06/07/06 17:21:35
ゴメンアンカー間違えた
>>283じゃなくて>>128だわ
326:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:24:14
結論から言うと>>283と俺は違いますよ。
ただ同じ意見として扱ってもらえば良いので自演でも何でもお好きなように。
結局>>283が来てくれて俺と同時にトリ付けてID表示するしか別人と証明出来ないしね。
まぁ俺としては思った事を書いただけだよ。
どうしてもチラホラと>>128を臭わせるレスが目につくもんで。
327:321
06/07/06 17:27:50
321、326は俺です。
328:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:35:06
>>326
まあ、俺も自演くさい気はしたけどね。
だって、他人に夜も眠れなくなるまで粘着するかなあ?って気がしたし。
やけに220を絶賛しているのと、応援しているのが何かひっかかった。
ただ、皆にはそろそろSSに力入れて議論は程々にしてほしかったから何
もいわなかったけどね。
329:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:38:05
あ、間違えた。眠れなくなるほどじゃなくて、寝ないとやばいのにレスする
ほどが正しいです。ごめんなさい。
330:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:39:22
晒しあげ
ってやりたくなる気持ちが分かる気がするわ。
投下が増えたなーとか思わないのかねコノヒトタチは。
331:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:41:37
みんな!俺の顔に免じて、ここはお互い引き分けにしてくれまいか?そして、前
のようにマッタリしたスレにしようじゃないか。反対意見も職人さんのためにな
るものなら、どんどん書いたら良いと思うんで。これにて一件落着?
332:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:43:40
つうか>>128みたいな奴は職人さんにいいSS書いてもらいたくて書きこんでんのか?
そうだとしたらここと似たようなスレに行って同じようにしてくればいいのに
なんでこのスレに粘着すんだ?
ここに不和をまき散らしてんの>>128みたいなやつじゃん
333:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:50:07
>>331 が可哀想なほどあっさりスルーされた件
334:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:50:11
>>328
確かに俺の書き込みがスレの目的を逸脱したものとは思います。
本来の内容をお求めの住人の方には本当に申し訳ありません。
俺の中ではこのままで行くとマズイのでは、との気持ちがあり書き込みました。
これ以上どうこうしようとは思いません。
職人さんが投下しやすい楽しいスレが目的ですので。
本当にすみませんでした。
335:328
06/07/06 17:54:18
>>334
そうか、このスレを良くしようと思ってしたことなら俺は偉そうなこと
言えない。こちらこそ一方的に決め付けて悪かった。
336:326
06/07/06 18:07:50
>>335こちらこそ本当にすみませんでした。
>>331さんが言われるマッタリ空気に戻す為に、消えます。
本当に住人の皆さん、すみませんでした。
職人さん是非投下をよろしくお願いします。
337:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:08:55
もういい加減にしろ。うざすぎ。
とにかく、意見は自由だ。あたりまえだろ。
また、その意見は違うと思いますよ、というのも自由だ。
少々厳しくたってかまわん。
ただし、悪口を書くな。こいつは自演に違いない、いいやお前が・・・とか、アホか。
とにかく匿名だからといって、理性を無くすな。
338:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:15:09
じゃ、とりあえずそういうことで。
↓ 職人さん、御新規サンも続きサンも、どうぞよろしく。
339:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:17:02
すまない、>>331をスルーするつもりはなかった。
俺が言いたいのはSSを批判するの個人の自由だけど>>128みたいに「全然ダメ」とか
「お前わかってない」みたいな頭ごなしじゃなくて
「お前のSSはここがダメだったけどここが良かったから次は悪いとこを治してこいよ」
みたいにすればここまで荒れはしなかっただろ?
学校の先生で>>128みたいな先生がいたら必ず反発するやついるだろ?
みんながみんな厳しくすれば伸びるわけじゃねえんだから
褒めれば伸びる奴だっているだろ?
340:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:17:44
じゃ、とりあえずそういうことで。
↓ 職人さん、御新規サンも続きサンも、どうぞよろしく。
341:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:18:31
>>334
>俺の中ではこのままで行くとマズイのでは、との気持ちがあり書き込みました。
意味わからん。
あいつ自演だと思うよ。思う人集まれーって、お前・・・。腐ってる。
今日見たらそれなりに真面目にどうしたら良いか考えて書いてる奴も出てきてたのに。
342:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:20:09
>>340
ごめん!!! ごめんな!!
じゃ、とりあえずそういうことで。
↓ 職人さん、御新規サンも続きサンも、どうぞよろしく。
343:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:26:12
339だけど俺もこんな事レスしたら荒れる要因になるわな。
スレを荒らしてすまん。ここにはもう2度とレスしないから職人さん戻ってきてくれよな。応援してるからな
344:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:26:46
あの、職人じゃなくて申し訳ないんだけど、
>>342
の全角アンカーに、人柄の良さがにじみでてるよな。
なんか良いモノ見ちゃった。
じゃ、とりあえずそういうことで。
↓ 職人さん、御新規サンも続きサンも、どうぞよろしく。
345:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 19:15:35
「セロトニンが足りない我々
第x話 に、役立つ話」
「アスカ、あんたワガママが過ぎるわ」
ある日、ミサトが言った。
「そんなことじゃ、いくら優れたパイロットでもクビにするわよ」
「なんでよっ!?」
「だってそうでしょう? 他のパイロットとの連携がとれないんじゃしょうがないわよ」
「はん! そんなこといったって、結局は使徒が攻めてきた時私がいなきゃ困るクセに!」
「そりゃ困るわよ。あなたは必要な人間だもの。でもね、正直今のあなたにも困ってるの。
性格直しなさい」
「イヤよ! 他人に合わせるなんてゴメンだわ! 私はあんたみたいにわざとらしく八方美人な
生き方なんか出来ないし、やりたくもない!」
「アスカ・・・」
ミサトはため息をついた。
「あのね、アスカ」 と、リツコが横から声をかけた。
「八方美人になれというわけではないのよ。ただ、もう少し心遣いが出来るようになった方が
良いと言っているの。あなた、自分では気がつかないうちに他人を傷付けて、知らないうちに
嫌われて、避けられて、そして最終的にはあなた自身が一番傷つく・・・ってこと、多いんじゃない?」
「そ・・・それは・・・。それは・・・、そう・・・かも・・・」
アスカはうつむいた。
「そういうの、さびしいでしょう? あなた、本当はとても良い子なのに・・・。だから、直しましょう。ね?」
リツコはアスカの肩を抱いた。
「そりゃあ・・・、そりゃあ・・・、直せる物なら・・・、直したいわよ・・・・」
アスカはうつむいた。リツコはアスカの肩に手を置いて言う。
346:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 19:16:39
「大丈夫。私たちがしつけてあげるから」
「本当?!」
アスカの表情がパッと明るくなった。
「ただし、口答えは厳禁。当分の間、私たちに絶対服従してもらうわよ」
「はい、お願いします!」
アスカはペコリと頭を下げた。
翌日。
「アスカ、おはよう。今日もブスだね」
朝一番で、シンジが言った。
「・・・そ、そうね・・・。私、・・・・ブス・・・だわ」
アスカは顔をひきつらせながら答えた。
「朝御飯、出来てるから早く食べなよ、ブス」
「あ・・・ありがとう。いただきます」
すると、今度はミサトがビールを飲みながら言う。
「アスカ、いい加減、箸の持ち方覚えなさいよ。そんなこともできないわけ?」
「あの・・・、そ、そうね・・・。がんばるわ」
「ほんと、がんばらなきゃダメだよ。アスカはもともと人より劣っているんだからさ」
と、シンジ。
「な・・・! 何であんたにそこまで言われなきゃならないのよ!?」
アスカがテーブルを叩いて立ち上がった。ミサトはビールの缶を置いた。
「アスカ! 口答え禁止だっていったでしょ? 罰よ。テーブルに手をついて」
「う・・・」
「テーブルに手をつきなさい!」
「・・・イヤよ! こんなの絶対イヤ!」
347:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 19:18:32
「アスカ・・・、ちゃんと説明したでしょう? これは訓練なの。あなたはまず、人に何かを指摘されたら
考える前に反発してしまう癖「あまのじゃく」を直す必要があるの。何を言われても「はい、そのとおり
です」と、すべて肯定するの。そういう生活をしばらく続けて、そういう癖をつけるの。
そうしたら、相手の言うことを否定するにしても、本当に違うと思って否定するのか、それともただの
「あまのじゃく」なのか、自分でよく考えてから物を言えるようになるわ。これは基本中の基本よ。これが
出来なきゃいくら心の中が綺麗でも、はたから見ればその辺のチンピラ同然よ!わかってる?!」
「わ・・・わかったわ。そうね。せっかくの訓練なのに、初日からリタイアなんてしてられないわよね。ごめん・・・」
アスカはテーブルに手をついた。
「ま、ペナルティ、一回目だから、一発で許したげる」
そういってミサトは、ばしーん!! と、アスカの尻を力いっぱい叩いた。
それから朝食を済ませて、アスカとシンジは学校に行った。
教室に入るなり、レイがアスカに面と向かって言った。
「あなた、くさいわ」
「・・・そ、そうね。私・・・くさいの。ごめんなさい」
「それにブスだしね」と、シンジが付け足した。
「・・・そうね・・・。私、ブスだわ・・・」
「アスカ・・・もう少し笑顔で言いなよ」
「わ・・・、わかったわ。私は・・・ブスよ。くさいブスなの。えへへ・・・へへ」
「不気味だわ、その笑い顔。でも面白いから、これからもそうして。そうしたら、笑ってあげる」
「ええ・・・、わかったわ。私のこと、笑ってね」
レイに言われて、アスカは作り笑いをしたまま答えた。
「ねえアスカ、今日は大人しいんじゃない? どうかしたの?」
昼休み、ヒカリに言われた。
「そ、そう?」
「この子、昨日、ワガママだって、すごく叱られたの。それで、大人しくしているの」
振り向くと、レイがアスカの背後に立っていた。
「そうなの? アスカ」
「そ、そうなの・・・。私、昨日すごく叱られて・・・」
「でもね、そんなに気にするほどでもないわよ。元気出して」
「ありがとう。元気出すわ。心配しないで、ヒカリ」
「なんや惣流、今日は静かやな。悪いもんでも食ったんか?」
348:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 19:19:39
鈴原トウジが近づいてきた。
「私、ワガママ過ぎるって、昨日すごく叱られたの。だから大人しくしているの」
「そうか・・・。そりゃワガママはなおさなアカンわ。けど惣流の事やから、今は大人しゅうても、
どうせすぐもと通りやろ」
「そうかしら・・・。そうね・・・、私、何をやってもいつも、ダメだもんね・・・。ごめんなさい」
「ど、どないしてん? 今日のお前、ホンマにいつもと違うみたいや」
アスカの豹変ぶりに、トウジは目を丸くして本気で心配した。
夜。
「どう? アスカ、学校でいい子にしてた?」
ミサトは帰宅するなり冷蔵庫からビールを取りだした。
「もちろんよ。今日一日、ずっといい子にしてたわよ」
アスカは上機嫌だった。なぜなら、授業が終わり放課後になると、トウジやケンスケやヒカリが集まって
きて、今日のアスカの謙虚な姿勢を誉め称えたからだ。
アスカは、頭も良いし性格も良い、パーフェクトな美少女と誉めそやされた。
「明日も明後日も、この調子でがんばるわ!」
だが、ミサトは顔をしかめた。
「シンジ君、本当? このアスカが初日からいい子にできたなんて・・・」
「ああ、ウソですよ。今日もアスカはいつも通り、学校でワガママを言って、男子とケンカして、委員長に
迷惑をかけてました。ミサトさんの前だけですよ。大人しくしてるのは」
「なっ・・・!? 何言ってるの!? ウソよ! 私、今日一日誰にも口答えして・・・・・・・っじゃなくて!
私、・・・学校でワガママ言ったわ。さっきのはウソなの。ごめんなさい。ホントはシンジの言うとおりなの」
はあ・・・・と、ミサトはわざとらしくため息をついて、ニヤリと笑った。。
「そう。ワガママ言った上にウソまでついて・・・。徹底的なお仕置きが必要みたいね、コイツには」
「そうですね。僕もそう思います。お仕置きが必要ですよね、コイツには。アスカも、自分でそう思うだろ?」
「そ、そうね・・・。私、自分でもお仕置きされないといけないって、思うわ」
そして、アスカはまた尻をぶたれた。
それから、一週間が経過した。アスカはまるで別人のように従順になっていた。
「ブス!!」
349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 19:21:09
「はい、シンジ様」
居間でシンジに呼ばれたアスカは、急いで彼に駆け寄り、ひざまづいた。
アスカの顔には、油性ペンで大きく「ブス」と書かれている。その顔でアスカはシンジを見上げながら
愛想笑いをした。
「何かご用ですか? シンジ様」
「退屈だから、何か芸でもやれよ」
「はい、シンジ様」
だがその時、遊びに来ていたレイも、アスカを呼んだ。
「ブス」
「は、はい、レイ様」
「のどが渇いたわ。お茶、持ってきて」
「はい。レイ様」
「あ、私にもお願い」
今日はレイだけでなく、リツコも遊びに来ていた。
「ああ、じゃあ私はビールね!」と、ミサトも注文を出した。
「はい、わかりました!」
立ち上がってキッチンの方へ行こうとするアスカに、シンジが怒った。
「何やってるんだよブス! 芸をしろよ!」
「は、はい! シンジ様!」
「ブス、早く飲み物用意なさい!」
「そうよ、ブス」
「早くしてちょうだい、ブス!」
「すみません、すみません、私、どうしたら・・・」
アスカがオロオロしていると、レイが立ち上がった。
「もういいわ。飲み物は私が用意するから。ブスは碇君の命令を聞いて」
「も、申し訳ありません、レイ様・・・。シンジ様、私、どんな芸をしたらいいんでしょうか?」
「ったく、そのぐらい自分で考えろよ。ダメだなあ、ブスは。顔だけでなく頭まで悪いんだ」
「すみません、どうかお許しください」
350:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 19:22:24
アスカは土下座した。
ミサトがニヤニヤしながら言う。
「アスカ、犬のマネしなさいよ。メス犬・・・ってぇより、ブス犬かしら」
「はい! ありがとうございますミサト様! シンジ様、ごらんください、ブス犬の私を・・・。わんわん!
わんわん!」
「あはははは!」
シンジは笑った。しかし、その笑いはだんだん小さくなり、最後にはため息が出てしまう。
「ミサトさん、リツコさん・・・、僕にはこれ以上は無理です・・・。アスカがかわいそうですよ!!」
「そうね・・・」
リツコはうなずいて立ち上がった。そしてアスカの隣に移動した。
「アスカ。一週間、本当によく頑張ったわ。合格よ。訓練の第一段階はこれで終了にしましょう」
「はい!ありがとうございますリツコ様!」
「だから・・・、もうリツコ様なんて言わなくていいのよ。バカね」
リツコはうふふと笑った。
「あ、そうか・・・ふふふ。でも、ホントに合格なんですか? 自信ないなあ・・・」
「いいえ、まさかこれほどとは思っていなかった。あなた、すごいわ。でもね、アスカ。明日からは第二
段階に入るのよ。あなたは今まで以上に恥ずかしい思いをすることになるから、覚悟しておいて」
「そうなんですか・・・」
「大丈夫よ」と、ミサト。「今のあんたなら、絶対に大丈夫。安心しなさい」
そして翌日・・・。
351:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 19:25:42
続きは明日書きます。もしよければ感想を聞かせてほしいです。
当然ですが、もちろん0点と思えばそう書いてください。どうしょうもないと
思ったらそうかいてください。
でもできれば、面白くないのに面白かったふりだけは許してほしいです。
352:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 19:54:13
>>345-351
ええと面白いとかの前にスレ違いのような…
多分次回の話からスレタイどおりの話になると予想したいところなんだけど
できたらスレタイどおりの展開になるまでの話を一気に投下したほうがいいと思うよ
353:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 22:43:29
>>345-351 乙。
タイトルですごく期待したんだけど、内容は正直辛かった。
理由がどうであれ、やってることがすごく意地悪なので。
最後に見えた光りにすがって続きを待つ。
きっとこの辛さを払拭してくれるオチが付くんだって、信じてますから。
354:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 23:33:16
>>351
たぶん面白くないと思ったら、ほとんどの人が何も書き込みしないだろう
から、そんなに気にしなくて良いと思うよ。
個人的な感想だけど、見ていて気分が良いものではなかった。
きっと、これは後半の展開を盛り上げるための細工だろうけど、このまま
報われなかったら辛いな。でも、ハッピーエンドが全てではないからなあ。
正直、面白いとは思わなかったけど、どういう展開になるのか気になる。
355:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 23:41:20
>>345-351
決して面白くないわけじゃないけど
きっついなぁ…
356:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 23:48:11
楽しそうにブスブス言ってたのにいきなりアスカがかわいそうって言い出すシンジに違和感を覚えた
357:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 00:18:53
正直心が痛かった…。
イタモノっていうか、SM、スカトロみたいのは正直見たくない…。
個人的意見ですいませんが…
358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 00:35:39
とりあえずスレ住民に対する痛烈な嫌味はよく伝わってきた。
いじめの描写はすっ飛ばして、いきなり第二段階でよかったんじゃないかな。
「素直に調教受けるアスカ」の理由付けなら、ミサトの台詞で充分だ。
359:初SS投下します。
06/07/07 00:54:07
プロローグ
私は惣流 アスカ ラングレー。
容姿端麗、頭脳明晰の才色兼備なエヴァンゲリオン弐号機専属パイロットよ。
まあネルフじゃー頼りになるセカンドチルドレンって事で扱われてるわ。
でも実は最近悩みがあんのよねぇー…。
マルドゥック機関の選出した最初の被験者、
エヴァンゲリオン零号機専属パイロットにして、ファーストチルドレン
綾波レイ。
生年月日、その他一切不明の優等生。私がファーストって呼んでる子よ。
実はその子の事考えると、胸部や心臓に圧迫感を感じるのよねぇー。
この症状はファーストの事を考えたり、見たりしない時は発症しない。
んで、この私の明晰な頭脳を用いて出した結果は、
『ファーストと一日一緒に行動し、自分の症状を究明しよう』よ。
なんか最近このつまんない街に、大型レジャー施設が出来たらしいのよ。
まあそこで遊びがてら、私の症状を診ようって訳よ。
ヒカリが言うには人工的な海を巨大なドームの中に再現したらしいんだけど、
沖縄でスクーバ出来なかった分、ファーストと泳ぎまくるのよ!
360:初SS投下します。
06/07/07 00:57:14
01
アスカはご機嫌な様子でレイに指定したバス停へと向かっていた。
彼女の赤いスポーツバッグには加持と買いに行った赤と白のビキニ、
そして数枚のタオル、新発売の日焼け止めオイル、ビーチボール、
イルカの大きな浮き輪、女の子の必需品の小物類がぎっしりと収まっていた。
現代版夏の季語を凝縮したそのバッグを見て同居人のS・I君は
「なんで海に行くのにあんなに物がいるんだろう」とぼやいていたそうな。
「さーって、ファーストはもう来てんのかしら?」
しかし、そこにレイの姿は無く、アスカは残念そうにつぶやいた。
「ファーストまだ来てないじゃない。この私を待たせるなんて良い度胸ね。」
到着後約28秒後には腕を組み苛立ち始めるアスカ
「ファースト、本っ当におっっそいわねぇー!」
ふと気付いたように時刻表と携帯電話の時計を見る。
「ちょっと!バスが来るまであと五分しか無いじゃない。
もしかして忘れたんじゃ…。」
そんな焦りがアスカの心臓に不快な痛みを促す。
同時に10日前のレイとのやり取りを思い出す。
アスカなりに勇気がかなり必要であった誘いであり、
その緊張感がそのやり取りを脳裏に鮮明に映し出す。
361:初SS投下します。
06/07/07 01:00:28
02
------10日前・ネルフ本部パイロット用更衣室にて------
「ちょっと!ファースト、話があるわ!」
アスカは、更衣を終え帰宅しようと部屋を出るレイを呼び止めた。
既に心臓は、アスカの悩みである締め付けられる苦しさの中にあった。
「…何?」
レイは振り返らず、さも興味無さそうに聞き返した。
その温度を持たないレイの言葉はアスカをためらわせた。
「う…。ふぁ、ファースト、
この前オープンしたプラネットブルーってレジャーランド知ってる?」
アスカは数瞬のためらいの後、レイに熱気を孕んだ言葉を放った。
「いいえ…。知らないわ…。」
レイは振り返りアスカをじっと見つめ返答した。アスカの予想通りの答えを。
「ふーん、やっぱ知らない、か…。」
腕を組み、さも何か聞き返して来い!
と言わんばかりのアスカの態度を見たレイはゆっくりと質問した。
「…どうしてそんな事を聞くの?」
アスカは端正な容姿に少し笑顔を覗かせ答えた。
「だって10日後にそこへ行くのよ、あんたと!私で!」
362:初SS投下します。
06/07/07 01:02:58
03
レイは深く澄んだ赤い瞳をぱちくりと瞬かせ、短くアスカに問うた。
「…何故?」
「だって命令よ!あんた聞いて無いのぉ?!と・に・か・く、一緒に行くのよ!」
アスカは少し険しい表情で答えた。
この表情が照れ隠しと分かる程、二人の距離は近くはなかった。
レイはドアからアスカへと歩み寄り、アスカをじっと見つめた。
この行動がレイが多少なりとも興味を示しているものだとはアスカは知らない。
アスカは腕を組み、押し黙ったまま横目でレイを見た。
レイの赤い瞳に自分の金髪が映りこんでいる。
心まで見透かされそうな視線を感じて、アスカの心臓はその症状を強めた。
「(命令なんて嘘だってバレたのかしら…)
な、なによ!この私の言う事が信じられないってぇーの?!」
「…いいえ、命令の詳細を知りたい…。」
「えっ…、あ、そ、そうよね。作戦の詳細を伝えるわ!
10日後のX月Y日、惣流・綾波の両パイロットは第一中学前のバス停に10:00までに集合。
両名到着を確認後、10:09発車のバスに搭乗し市街地の目標に向け進行。わかったわね?!」
アスカはまるで使徒迎撃時のビール大好き作戦部長M・Kさんの如き口調で予定を伝えた。
M・Kさんの口調を抜いて言えばただのレジャーへのお誘いだ。
「…目標に到着後は?」
レイもまた使徒迎撃時の口調で惣流作戦部長に聞き返した。
363:初SS投下します。
06/07/07 01:04:45
04
「そ、その後の作戦内容は、当日の目標到着後に伝えるわ!」
どうやら青い瞳の作戦部長さんは、目標到着後のデートプランにはまだ着手していないようだ。
「そう。了解…。」
レイはそう言うと部屋を出ようとくるっとターンしアスカに背を向けた。
その時、ほんの僅かに頬を赤らめていたのは誰も知らない。
「さよなら…。」
そう言い残してレイは驚いて時が止まっている作戦部長を残し部屋を出て行った。
「え…、これってOKなの?良く分かんないけど、ナイスアスカ!」
そういってガッツポーズを決めたのが10日前である。
そしてガッツポーズを嬉しそうに決めていた少女は茹だる様な暑さの中、
約束の少女を作戦通りに集合地点のバス停で待っていた。
その時、後ろから文字通り待ち焦がれた青い髪が見えてきた。
「おーーーそーーーいーーー!!!!!!
エヴァンゲリオン零号機専属パイロット綾波レイ、作戦開始予定時刻にギリギリのご到着ね。」
アスカは照りかえる太陽より眩しく微笑んだ。
つづく
364:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 01:06:47
おおっ!いいね!
素直に続きが気になる!
惣流作戦部長とイニシャルがいい味出してる。
続き待ってます。
365:初SS投下します。
06/07/07 01:10:35
SSと呼べないような駄文ですが投下させて頂きました。
初めて書いたので出来の悪さに怒り心頭の方もおられると思います。
もし住人の皆様が宜しければ続きを書かせて頂きたいなんて思ってます。
お目汚し失礼しました、ご意見ご批判をお願いします。
366:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 01:12:21
乙です
367:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 01:41:10
>>365
あまりそうやって下手に出ないほうが多分良いです・・・
普通に続きwktkできる展開なので楽しみにしてます!
368:初SS投下します。
06/07/07 01:48:49
皆さんご意見、ご忠告ありがとうございます。
ではまた明日、明後日ぐらいに投下しようと思います。
369:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 02:30:55
>>350 のつづき。
「鈴原君・・・、掃除の時間にチャンバラしないで。女子だけが掃除してるの、気付かないの?」
「なんや・・・掃除なんか適当でええやんか・・・」
掃除の時間。教室でトウジはアスカに振り向いた。
「あ、惣流か・・・! すまんかった。わしら、真面目にするわ・・・」
「あ・・・、いえ、ごめんね。生意気な事言って・・・」
アスカは済まなさそうに謝った。
「何を言うてんねん、お前は正しいことを言うたんや。何も謝ることあらへん!それにお前はそないに
美人やのにいつも謙虚で優しくって、わし、ほんまに尊敬して・・・あ、いやその・・・あの・・・」
トウジは顔を真っ赤にして「いや、なんでもあらへん」と背中を向けてせっせと掃除をはじめた。
そのトウジを、アスカは遠慮がちに呼び止めた。
「あ、あの・・・、鈴原君・・・・」
トウジは恥ずかしそうに横を向いたままで「な、なんや?」と訊いた。
「あ・・・、あのね・・・。私、いつも思っているんだけど・・・鈴原君は・・・その・・・と、友達思いで・・・や、やさ
・・・やさ・・・・」
アスカはトウジ以上に赤面して、消え入りそうな声で話していたが、言い終わる前に黙ってしまった。
そして、アスカはしゃがみ込み、
「あああああん恥ずかしいよう・・・!」
と、頭を抱えた。その背後には、いつの間にかレイが立っていた。
「どうしたの? 言えないの?」
「無理! 無理だわ!やっぱり私なんかダメなのよ!無理なのよ!」
「ど、どないしてん? 惣流?!大丈夫か?具合でも悪いんか!?」
心配するトウジに、レイが淡々と言う。
「違うわ。鈴原君。アスカは今あなたに、友達思いで優しい人、と言おうとしているのよ」
「や、やめてえええ!違う!違うわよおお!」
370:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 02:32:09
「違わないわ。それに、他にも鈴原君に言いたいことがあるのよ」
「やめてレイ! レイ様!なんでも言うこと聞きます!死ぬまで奴隷にしてくれてもいいわ!だから許して!」
脚にすがりついて哀願するアスカを、レイは見下ろして、冷たく言った。
「ダメよ」
「レ・・・レイ様の・・・い、意地悪うう・・・!」
「意地悪? 今、私に意地悪と言ったのね?いいわ。じゃあ、三つ、褒めて」
アスカは「ひいいいいん!」と泣き出した。
「ふふ・・・ふふふふ」
羞恥にふるえるアスカを見て、レイは笑った。だが、その目は、アスカを軽蔑しているのでもなければ、虐めて
楽しんでいるのでもなかった。
レイは床にひざを着き、いとしそうにアスカをぎゅうっと抱きしめるのだった。
「かわいい・・・」
レイは小さくつぶやいた。
時間をさかのぼって、その日の朝・・・。
「おはようアスカ。今日から訓練の第二段階よ。そしてこれが最後の訓練でもあるわ」
「はい!ミサト様!・・・じゃなかった。ミサト」
「いい、よーく聞くのよ・・・。今日からはもう、人の言うことに何でも従う必要はないわ。自分の意見を言うべき
だと思ったときは言いなさい。ただし・・・!」
「ただし・・・?」
「人の言うことに異論を唱えたり、または人に注意をしたら、一回につき三つ、相手の良いところを口に出して
言うこと!褒めること!」
「え・・・? それだけ?」
「そうよ。それだけ。でもこれって難しいのよ。とっても恥ずかしいからね」
「ふーん・・・そうなの。でも、今の私になら余裕で出来そうだわ。任せといて!」
その時アスカは、そう言って笑った。
371:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 02:33:14
だが、実際は簡単ではなかったのだ。
午後。リツコの執務室。
「今頃アスカはちゃんとやっているのかしらね?」
コーヒーを片手にリツコが言うと、ミサトが「まさか・・・」と笑った。
「今頃きっと、泣いてるわよ」
「そうね・・・」
「でもいいのよ。あの子ホントにすなおになったもの・・・。わずか一週間であまのじゃくな性格がこうも見事に
直るとは思わなかったわ。ほんと、なぜ直ったのかしら? なにか理由があるのかしらね・・・?」
「さあ・・・ね」
「とにかく、もう二、三日お尻ペンペンでもして、それでアスカの教育は終了ね。あの子、もうパーペキだわ」
「ねえ、うらやましいと思わない?」
リツコに訊かれてミサトは「んー?」とリツコの方を見た。
「あの子、天才的な頭脳を持ってて、若くて美人で・・・。それに内面も繊細で可愛らしいのに、その上性格まで
素直になって・・・」
「そうね・・・。もはや究極の美少女って感じよねぇ。毎日イジメてる途中につい抱きしめそうになっちゃって・・・
もう、ほんと大変だったわ・・・。同性ながら可愛くってしょうがない。シンジ君にも苦労かけたわ・・・。」
ミサトはしみじみと言った。
こうしてアスカは、世界一の美少女になった。
世界は彼女を祝福し続けるだろう。いつまでも、いつまでも・・・。
<< HAPPY END >>
グワッタアアアアアアアン!!!
「ういいいっ! なーにが世界一の美少女よ・・・ったくフザケんじゃないわよ!!」
「ハッピーエンドなんかにさせるもんですか・・・!!」
「あ、ミサトさん、お帰りなさい。遅かったんですね・・・って、すごい酒くさ・・・! リツコさんも・・・!そうとう飲んで
ますね・・・!?」
372:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 02:34:38
「そうよ悪い!?」
ミサトは冷蔵庫に直行し、リツコに缶ビールを投げてよこした。リツコは即それを飲みだし、いつもとは別人のような
口調でしゃべりまくる。
「飲まずに居られるモンですか!あのクソ司令・・・!私の研究に散々ケチを付けて・・・!何様のつもり!?」
「私の意見書のどこが要領を得ないってえのよ、クソヤロー!」
「ブス犬! どこにいるの!? いじめてやるから出てきなさい!」
「ブス犬ー!」
「は、はい!ただいま・・・!」
アスカはバスルームから飛び出して来た。
「うわああ! アスカ、裸で・・・!」
「何慌ててんのよシンちゃん? 犬が服着てる方がおかしいでしょ」
「そうよ。こいつは最低の犬! ほら、テーブルに乗りなさい!」
ミサトとリツコはアスカをテーブルに乗せ、全裸のまま四つんばいにさせた。
ミサトは、油性ペンを持ってきて、アスカの顔に「ブス犬」と書き、尻には「ケツ」と大きく書いた。そして「ぎゃははは」
と爆笑した。
リツコも面白がって、アスカの全身に落書きを始めた。アスカの体には、「ブス」「肉」「恥」「犬」「豚」「奴隷」といった
文字や、意味のない模様が次々に書き込まれた。
「ほら、どうアスカ? あなたにふさわしい姿になったわ。うれしいでしょう?」
リツコがアスカの髪をつかんで顔をあげさせた。
「はい! うれしいです! ありがとうございます、リツコ様!」
アスカは従順に感謝した。
「何やってるんですか! リツコさん! ミサトさん!」
アスカの裸を見ないように一時退避していたシンジが飛び込んできた。
「いいじゃない、シンちゃんも一緒にやりましょ!ね。 ういっく・・・」
「ダメです!これ以上は絶対にさせません!」
シンジは必死の形相でアスカをかばった。しかし、当のアスカは一週間の教育が効き過ぎたのだろうか? 本当に
嬉しそうな顔をしている。
そして、尻をぶたれれば、「ああん!」と可愛く鳴くのだった。
数時間後。深夜。
373:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 02:35:49
「もう、寝なくちゃ・・・」
レイが眠ろうとベッドに入った瞬間だった。
ガターン! と、ドアが開け放たれた。
「レーイー! いるー?」
「・・・?」
レイが起き上がり、部屋の灯りをつけると、そこには酔っ払ったミサトとリツコの姿が浮かび上がった。
「ひょっとして・・・、その格好でここまで・・・?」
ミサトとリツコは、ものほし竿を担いでいた。その竿には、両手首と両足首のすべてを一箇所にくくりつけられた
アスカがぶら下げられていた。しかも、全裸で、全身に落書きを施された状態で。
「んーとねー、アタシのマンションで遊んでたんらけど、シンジのバーカがうるさくってねえ」
「それでこっちに来たのよ」
ミサトとリツコが大笑いした。二人は「ぎゃっはっはっ!」と笑ったあと、アスカをベッドの上に投げ出してから
バタリと床に倒れ伏して眠ってしまった。
レイは思った。「道で寝なくて、よかったわ・・・」と。
「アスカ・・・」
レイがそっとアスカの体に手を触れると、アスカは涙声で言った。
「私・・・、外で、何人もの人に・・・見られちゃった・・・。恥ずかしかったよお・・・」
「そう・・・。よかったわね」
レイがアスカの頭を撫でた。
「うん・・・」
「もっと、いじめてほしい・・・?」
374:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 02:38:06
「いじめてほしい・・・」
「そう。でも、赤木博士もミサトさんも、眠ってしまったから、あなたも今日は眠ったら?」
「私は・・・レイ様にいじめてほしいの・・・」
「私に・・・? でも私、上手にできないわ・・・」
「ねえ、レイ様・・・。実はね・・・私・・・、一週間前レイ様に「くさいわ」って言われたとき、悔しかった。でもなぜか
気持ちよくって・・・。それで従順になれたのよ。・・・あなたがいなければ、私、こんなふうにはならなかった・・・」
「本当?」
レイがたずねると、アスカは「本当」とうなずいた。
レイは「そう・・・」と微笑んだ。
「でも、アスカ・・・。あなたはどうなりたいの・・・? 今のあなたはみんなに好かれている。みんなに尊敬されて
いる」
「私はレイ様の物になりたいわ・・・」
「そう・・・」
レイはアスカのほっぺたにキスをした。
「苦しくない? なら、縄は、ほどかないわ」
「よかった・・・」
アスカも微笑んだ。
375:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 03:03:46
>>352 から357
ありがとうございます。
>とりあえずスレ住民に対する痛烈な嫌味はよく伝わってきた
ほらね。ほんとはこれ三日ぐらい前に書いてたんだけどいざ出そうとしたら
タイムリーすぎて・・・絶対言われると思っていた・・・。でも見送らずに
出したのはやっぱりそれもあります。正直なところ。
>きっとこの辛さを払拭してくれるオチが付くんだって、信じてますから
うーん、落ちは決まってるけど払拭してるのかどうだか自分では全くわからないっす。
376:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 03:34:24
>>375
まあ、そんなのは気にしなくておkでしょw
俺は嫌いじゃないぜ・・・・こういうのw
377:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 10:42:19
>>375
乙です。
378:254
06/07/07 14:48:08
>>316
>その前の「基盤がない」と引っかけてるのかな、とも思ったけど、唐突な説明口調に違和感があった。
そうです。引っ掛けたのですが、確かに読み返してみると違和感ありますね。
ありがとうございます。
あと、途中で人称を変えたのはアスカ自身が過去の記憶を回想しているからなんですけど、
わかりずらかったですね。
>>319
意見ありがとうございます。とても参考になる。
>できればでも、アスカとレイが「他愛もない話に花を咲かせるようになった」あたりの描写とか
細かく読みたかったな。勿体無いやこんな美味しいシュチュエーションw
これは容量の関係でカットしましたが、今後レイとアスカの会話はたくさん出てきますんで~。
続き投下しますが長編なんで覚悟してくだされw
批判、意見は受け付けますが、あまりきついのは勘弁ということで…
379:254
06/07/07 14:50:00
「惣流先生はまだかしら…」
約束の時間から1時間も経っているのに惣流先生からは何の連絡もない。
心配になって電話をかけてみたが、電源が切れているか電波の届かない所にいるみたいで
繋がらない。
さっきから何度も窓から外の様子を見ているが、惣流先生らしき人物は見付からなかった。
―でも、惣流先生ってどんな人かしら。とても優秀な人だとは聞いているけれど…
それにしても遅い。交通事故?寝坊?それとも道に迷っているのだろうか。
しびれを切らしたレイは外に出て辺りを見回した。
―昨日の電話では、青いスポーツカーで来るって言っていたわ。あ、あれかな?
私は、家の近くに停まっていた青いスポーツカーに恐る恐る近付き遠目で車の中を見た。
しかし誰もいないようだ。仕方ない、ほかの場所も見に行こうと振り返ったときだった。
「あのう、綾波レイさんですよね?」
誰もいないと思ったスポーツカーから女性が顔を出した。
驚いた顔をしているレイを見てアスカはこう言った。
「シートを倒していたから見えなかったのね、ごめんなさい。今日からあなたのカウンセラー
をすることになった、惣流・アスカ・ラングレーよ。よろしく」
アスカが差し出した右手に少し照れながらレイは握手をした。
「惣流先生、よく私が綾波レイだってわかりましたね」
「まあね、直感よ、直感」
「直感ですか。なんでしょう、私は不思議と先生のことを以前から知っていた気がします」
「うーん。もしかしたら前世で会ってるのかもね」
「ふふ。えっと、今回は無理言ってすみません」
「いいのよ。それより、私は何をしたら良いの?私は、工学部だからカウンセラーなんて何し
たら良いのかわからないのよね」
「カウンセラーっていうのは名目上だと思ってください。本当は、個人的に先生とお話したか
っただけなんです。あ、これは碇教授には内緒にしてくださいね」
380:254
06/07/07 14:52:21
ちなみに上のSSは>>305-307の続きです。
レイの口から出た碇教授とは、碇ゲンドウこと碇元司令のことである。
しかし、誰も碇教授が司令だった経歴など無いと言うし、碇教授自身も記憶に無いと言う。
最初、アスカは皆ぐるになって自分を騙しているのだと思っていたが、よくよく考えればおか
しいことだらけである。
レイに何を願うのか問われた後、目を覚ませばアスカは教室の机に座っていた。何が何かわか
らないアスカは周りをきょろきょろ見回すが、すぐに頭を何かで叩かれる感覚に襲われた。
「惣流、お前また寝ていたな。授業がつまらないなら、前の問題を解きなさい」
声の主のほうへ目をやると、眼鏡をかけた40代くらいの男性が立っていた。手には数学の教科
書を持っている。恐らく数学の教師であろうが今はそれどころではない。
「え?えっと…。ここは?使徒は?・・・レイは?」
「何寝ぼけてるんだ。使徒?ああ、あれか?キリストの弟子か?」
「そうじゃなくて。…は!?エヴァは?やはりサードインパクトは起こったの?」
「何を訳のわからんことを言っているんだ。とにかく前の問題を解きなさい!」
クラス中に笑い声が響き、アスカは自分が見当違いな発言をしていることにようやく気付いた。
この件がきっかけで、アスカはクラス中から「変な奴」というレッテルを貼られることとなる。
これは夢に違いない。最初はそう思ったが、頭を叩かれたときは痛みを感じたし、寝ても覚めて
も同じ生活が続いた。
ただ、自分の記憶と今生きている現実が全く噛み合っていない。
まず、アスカの周りに知っている者は1人もいない。シンジ、レイ、ミサト、ヒカリ、トウジ、
ケンスケなど誰一人として周りに見当たらないのである。
また、アスカは小さい頃に母親を亡くし、1人でマンションに住んでいるということがわかった。
父親は海外にいるらしいが、大学生になる今まで電話以外で話したことがない。
教科書を見てもセカンドインパクトなどという文字は見当たらず、ネルフはもちろんエヴァもこ
の世に存在した過去はないようであった。
必死で先生に自分の過去を話したこともあったが、まともに取り合ってくれず病院では記憶喪失
だろうと診断された。
381:254
06/07/07 14:57:21
―私は記憶喪失なんかじゃないわ。適当に病名を出しておけば良いと思ってるんでしょ。どう
して誰も私のことをわかってくれないの!…レイ、どこにいるのよ?
謎が多いまま中学を卒業したアスカであったが、高校の入学式でシンジと出会う。
アスカは、先日送られてきたクラス名簿を入学式当日に初めて目を通していた。
「えーっと、私は3組かあ。ん?碇シンジ!?って、もしかして…」
アスカは以前の戦友に会える喜びを隠せず、3組の教室まで猛ダッシュで走った。
「…。いたわっ!」
シンジの姿を確認すると、アスカはスタスタとシンジのところまで早歩きで近付いた。
「やっぱり、シンジじゃない!ちょっと、今までどこにいたのよ?ミサトは元気?…あと、レイ
は?」
「え?どうして僕のこと…」
「なーに言ってるのよ、共に戦った仲じゃない」
「さ、さあ。僕、君のこと初めて見るんだけど」
「え?もしかして、あんたも使徒のこと知らないとか言い出すんじゃないでしょうね?」
「使徒?なにそれ?」
―なぜ、シンジまで記憶がなくなっている?いや、この世界では私の記憶がおかしいのか…。
シンジならエヴァのこともサードインパクトのことも知っていると思ったのに。ということは、
私だけが以前の記憶を持ったままサードインパクト後の世界に来ちゃったの?
それとも、ここは以前の私が知っている世界とは全く別の世界なの?
あ~、頭が痛くなってきたわ。とりあえず、謎が解明するまでこの世界にいるしかないわね
続く?
382:316
06/07/07 15:39:58
>>378, >>379-381 by >>254
続きktkr。GJ。
> あと、途中で人称を変えたのはアスカ自身が過去の記憶を回想しているからなんですけど、
> わかりずらかったですね。
いや、現在と回想で人称が違ってるのは良く分かりますた。辛くなかった。
ただ、頭の一節だけでそれやってもしょうがないでしょうと。
つまり、「それやったからには、ちゃんと現在に戻るとこまで続きよこせw」 と言いたかったんだわ。
現在・過去を行ったり来たりの叙述って、個人的に結構好きなんですw
> 私は、家の近くに停まっていた青いスポーツカーに恐る恐る近付き遠目で車の中を見た。
この「遠目」は、「目を細めて」ってこと? 近いのか遠いのか、レイの立ち位置がよくわからなかった。
> とりあえず、謎が解明するまでこの世界にいるしかないわね
その時点でアスカは「その世界を去る」可能性を検討してる or その方法を知ってる、
みたいにも感じた……もしかして伏線だったりしたらゴメンナサイ。
その直前の「この世界って」という疑問についても、シンジとの再開を待たずとも、
中学時代にさんざん検討するのが自然な気がする。
さて、状況説明を進めつつ、謎が増えてますね。続き楽しみに待ってますw
383:初SS投下します。
06/07/07 21:18:02
>>359->>363のつづき
「ごめんなさい…。」
レイは小さな紙袋を左手に持って、アスカに短く謝罪を述べた。
ジィッジィッという蝉の鳴き声に混ざってアスカの耳に届いたその言葉は、
アスカに作戦開始のホイッスルとして処理された。
「おっそいわよ!もう来ないのかと思ったわ。」
「そう…。でも命令だもの…。」
「ふーん、ちゃーんと分かってるじゃない。でも…」
そう言ってアスカは自然と笑みが零れ落ちそうになる顔を、
ツンとしたセカンドチルドレンの仮面で隠しながら言葉を続けた。
「せーっかく遊びに行くのに!なんっでいつもの制服なのよ!」
レイはぎゅっと結んだ口を不思議そうに首を傾げて答えた。
「…どうして?作戦…だもの。」
「うっ!(しまった~!これじゃあ私が遊びに誘ったって事になるじゃない!)」
その時、丁度目標に向け進行予定の輸送車、市街地行のバスが到着した。
「さ、作戦開始よ!ほら、乗った乗った!」
アスカはレイの背中をバスに押し込めながら、失敗も有耶無耶方面行バスに押し込んだ。
「ピィッ!」発進管制オールグリーン、の代わりにバスのカードリーダーにIDカードを通した。
384:初SS投下します。
06/07/07 21:23:28
相変わらず独唱を続ける蝉の歌声を掻き消すようにバスの重い排気音が耳を包む。
アスファルトの焦げるような匂いから一変して、空調の独特の匂いが鼻を掠める。
バスの通路を歩くレイの可憐な後ろ姿に思わずアスカは見惚れた。
(ファーストってやっぱこの私とはまた違った魅力があるわね!行くわよ!アスカ!)
「で、アンタちゃんと水着持って来たわよね?」
二人席の通路側シートに腰掛けた惣流作戦部長が、
先に搭乗し窓側のシートに座ったレイに装備品の確認をした。
レイは頬杖を着いて窓の外の流れる景色を見つめていた。
「…いいえ、聞いていないから。」
実は10日前のやり取りの際、「目標」とは言いながらも、
アスカの目的である大型レジャーの事には触れていなかった。
無論、失敗ではなく全ては惣流作戦部長のシナリオ通りに。
「ええ~。持って来てないのぉ~?じゃあ!買いに行くわよ!」
要はアスカはレイに水着を買いたかったのである。
「え…。でも…」
「デモも本番も無いの!ショウが無いから私が買ってあげるわよっ!」
「……あ、ありがとう……。」
そう言ったきりレイは、頬を染め俯いてしまった。
感謝の言葉…はぢめての言葉…、だったらしい。
一方、日本文化を自在に駆使したいアスカの渾身の駄洒落は破棄された。
385:初SS投下します。
06/07/07 21:27:37
「でも……良いの…?」
「ん?良いのよ!んな事は。そ・れ・よ・りも!」
レイは俯きながらアスカに問うたがアスカに押し切られた。
作戦部長ぶりが板についてきたアスカは、新たなる作戦を提示した。
「この作戦の指揮は私が執るのよ!って事はアンタに指示を出す訳ね。
その時に、ファーストってぇのは呼びにくいから…た、たまにレ、レイって呼ぶわよ!」
「そう…。分かったわ。」
「火急的速やかな処理を要する事態を考慮しての、この私の判断だからアンタに拒否権は無いわ!」
惣流作戦部長の緊急時の対応案は見事可決と相成った。
是非ともその緊急時を迎えてみたい発案者の強い押しの元に。
案件の可決に賛同するかのようなタイミングでバスは目標地点に進行を完了した。
「さぁーて、目標に到達。これより目標内部へ直接進行するわよ。」
そう言われて立ち上がろうとしたレイは、アスカの重装備の携行品に躓きよろめいた。
「「きゃっ!」」
アスカは、すがる様に抱きついてきたレイの急接近に、
アスカの胸にマグマダイバーしてしまったレイはその柔らかさに、
それぞれ声を上げてしまい、美しいハーモニーでユニゾンした。
「ちょっと、レイ!早く降りんのよ!バスが言っちゃうわ!」
作戦部長切望の緊急時が早くも訪れたようだ。
386:初SS投下します。
06/07/07 21:29:44
アスカとレイはカードリーダーにIDカードを通し、バスを下車して目標地点に到達した。
太陽の熱がジリジリと肌を焦がし、涼やかなそよ風が肌を撫でる。
「ファースト、ちゃんと気を付けなさいよ。アンタ怪我してないでしょうね?!」
「ええ…。あなたに抱かれたから…。」
「なっ、なら良いけど!(だ、抱かれたって、なな何言ってんのよっ!)」
レイは腕を前にして両手で紙袋を下げ、横目でチラチラとアスカを見ている。
アスカがその仕草を見て照れていると感じれる程、二人の距離は近づいてた。
「さ、行くわよ!ついて来なさいよ!」
そう言い放ってアスカはレイの手首を掴んだ。
アスカは恥ずかしさで頬を染め、太陽の熱を感じないほど顔に熱を集めていた。
387:初SS投下します。
06/07/07 21:32:43
(アタシどうしちゃったんだろ…。今ファースト、レイの手を握りたいって思った。
レイと手を繋ぎたいって思った。ヘン…だな、胸が苦しくない。ううん、ヘンなのは…アタシ…?)
レイは掴まれたアスカの手をじっと見つめ、純白の頬を桜色に染めていた。
(…セカンドの手…、とても心地良い…。触れ合うのは…嫌いなはずなのに…。
嫌じゃない…。生きてるって感じがする…。)
二人は無言という言葉を交わしながら、目標へと向かっていた。
天井や壁等に透明な建材を使い、青い鉄骨が透けて見える巨大なドームが見えてきた。
PLANET BLUEと白くペイントされた壁の下に、アスカは入り口を発見した。
しっかりとレイの手を握ったまま、その入り口へとアスカは進んだ。
水の惑星、地球を模した美しい建物と、赤い髪の少女と青い髪の少女が手を繋いだその光景は
楽園を追放されたアダムとイヴが、楽園に帰ってきたように何故か見えた。
つづく
388:初SS投下します。
06/07/07 21:37:58
本日の投下終了です。
また、明日か明後日に来ます。
それでは。
389:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 23:05:22
>>345-351
続きが気になる
390:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 23:17:25
しかしレズの何がいいのかねえ。
アスカとレイが仲いいなんて違和感ありまくりだし。
何がいいとおもってるんだ?。
391:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 23:36:37
>>388
乙!続きよろしく!
392:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 00:21:16
>390
>しかしレズの何がいいのかねえ。
>アスカとレイが仲いいなんて違和感ありまくりだし。
>何がいいとおもってるんだ?。
たしかに本編からは全く考えられない。
しかしエヴァンゲリオン2をやると・・・、レズも充分ありえる。
何がいいのかって言うと、なんだろうね?なんか楽しいんだよ。
393:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 01:08:25
>>375
面白い。好みは別れるだろうけどそれはしょうがない。
>>388
逆にこれはすっげースタンダードだな。
だがこれも(少なくともこのスレの中では)上位に入ると思う。
なんか普通といえば普通だけど、でも文章も丁寧だし、上手いね。
あと、上手下手以外の基準で言っても、ここ見てると、ろくに読み返しもしてない
ような誤字だらけのやつもあるけど、そういうのとは姿勢が違うのがはっきりわかって
好感が持てる。
ただ、テンポがちょっと悪いように思った。
誘う時のドキドキした気持ちを丁寧に丁寧に書き、待っているときのドキドキも
丁寧に丁寧に書き、バスでのドキドキも丁寧に丁寧に書き・・・。
最初は面白かったけど最後の方は少し退屈に感じた。
話のテンポがずっと一定なんで、メリハリがちょっとね・・・。
そのまま行くと本番ではどうやって盛り上げるんだろうかという気がした。
394:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 02:03:43
活気づいてきましたね
395:次元刀 ◆ozOtJW9BFA
06/07/08 12:05:59
う~ん、みなさんのSSは上手いですね!
自分のSSを投下するのがなんだか恥ずかしくなってきました…。
一応投下します…
396:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 12:14:50
>>193
だんだんとこの暗さにも慣れ、なんとか懐中電灯を見つけ出したアスカとレイ。
「まったく…これでとりあえず一安心ね…」「………そうね。」
電灯を見つけた時、繋いでいた手を離されて内心不満気なレイ。
一方のアスカももう少し繋いでいたかったのだが、せっかく明かりを見つけたのにいつまでも手をつないで喜んでるのを悟られまいと、やむなく手を離した。心と裏腹に名残惜しそうに、指と指を擦りつけているアスカ。
(…………)
すると玄関の方から呼び鈴が鳴った。
電灯をつけ、ドアを開けるとそこにはマンションの管理人が立っていた。
397:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 12:24:34
管理人が言うにはこの停電の原因は、この付近の電柱の何本かに雷が落ちた事によって起こったものらしい。
いつ復旧するかわからないので、住人に説明をして回っていたようだった。「わかりました、わざわざありがとうございます。」
一礼して管理人を見送るアスカ。
台所に戻ってきたアスカは何かを思い出したように戸棚を漁りはじめた。
すると、数本のロウソクと、マッチ箱を取り出した。
「さすがにライト一本じゃねぇ。」
そう言ってマッチに火をつけるアスカ。
ポワっと、小さな火がロウソクに灯る。
398:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 12:36:03
機械的な電灯から発せられる光とは違い、ロウソクの光は小さいながらも、そのオレンジの暖かな光はどこか2人を勇気づけるかのように爛々と輝いていた。
もう気がつくと夜中の12時だった。眠気を催したアスカはレイに尋ねた。
「ねぇ、ファースト、あんたどこで寝る?」するとレイは少し考えた後、ポツリと
「アスカの部屋で…一緒に寝たい……」
「!!」
自分の部屋で寝たいと言われた事にも驚いたが、何より名前を呼び捨てにされた事に驚いたアスカ。
他人行儀でさんづけをしないことで、少しずつでもいいからアスカとの距離を縮めたいと思ったレイ。
399:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 12:45:21
(ファースト………ううん、私も…)
今までレイは自分によくしてくれたのに先にレイから歩み寄らせてしまった事を恥じたアスカも覚悟を決めた。「レ、レイがそう言うなら、かまわないけど……」
ややぎこちないながらも、レイを呼び捨てにしてみるアスカ。
それを聞いたレイは
「本当にいいの…?ありがとう…アスカ。」
と礼を言う。「もう、当たり前の事で何回もお礼を言うのはなし!カッコ悪いでしょ?わかった?レイ?」
ついいつもの調子で話したアスカとレイだったが、今度は二人とも自然にお互いの名前を呼ぶ事ができた。
その事に気付いた二人はハッ、と互いの顔を見合わせ小さく笑いあった。
400:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 12:59:22
部屋に着いたアスカとレイ。
アスカは自分の持っていたロウソクを一本、レイに預けて、寝床の準備をする。
レイの持っているロウソクと2つで、アスカの部屋はそこそこ明るくなり、準備をするのに大した支障はなかった。
自分のベッドの用意が出来たアスカは、レイの布団を押し入れから出そうとした。
するとレイが止めに入る。
「…?なによ?」
「あ、あの……」
顔を赤くしてなかなかはっきりと喋ってくれないレイにアスカはじれったくなった。
「言いたいことがあるならはっきり言いなさいよ。」
いつもよりややソフトに尋ねると、レイの口から思いも寄らない言葉が飛び出す。
401:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 13:09:14
「一緒に寝たいっていうのは、アスカと、同じベッドで寝たいっていう事………なの」
それを聞いた途端、アスカは表情を凍り付かせ、抱えていた布団をボトッと落とす。
「ちょっ…!アンタ、同じベッドって…!!」
あまりの恥ずかしさに2人とも顔を真っ赤にしていた。ロウソクの明かりのおかげで目立つ事はなかったが、それでもアスカの様子は目に見えて焦っていた。「…………ダメ?」レイはアスカを上目遣いで見つめてくる。
(うぅ………この目には、勝てないのよねぇ…)
402:次元刀 ◆ozOtJW9BFA
06/07/08 13:10:52
次は月曜日の午後にUPします。もうしばらくお付き合いして貰えれば嬉しいです。
次で終わりにしますんで。
403:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 17:51:03
次元刀さん乙です!
続きwktkで待ってます!
頑張ってください!
404:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 00:24:47
>>374
好きなタイプの話じゃないけど、最後まで読みたいなと思いました。
面白いと感じた証左だと思います。従順なアスカもエロかったし。
矯正のはずが逆方向に勢いよく曲がっちゃったところとか良かったです。
赤木博士によるセロトニン解説とかあったら嬉しいです。
>>381
アスカだけ記憶保持で通常世界、というのは初めて見ました。
感想らしい感想はまだ用意できませんが、読んでて面白いです。続き待ってます。
どこから回想になったのか少し判然としませんが、アスカとレイは五年後大学で接触(現在)、
アスカは高校生の時にシンジと接触(過去)……ですよね? 違ったらどうしよう。
アスカがカウンセラーという立場でレイに接触したということは、レイの側に何らかの問題があり、
アスカはサードインパクト以前の記憶はあるが、社会的生活を現在きちんと行えている。……かな。
ともあれ、成長したアスカとレイの対面が楽しみです。
>>387
なかなかの大作ですよね。楽しく読ませて貰ってます。初SS頑張ってください。
レイがアスカに急速に懐いていってるので、これからどうなるか期待と不安でいっぱいです。
二人の初々しい手探り感がとてもいいです。
>>402
続き楽しみにしています。なぜかは自分でもわかりませんが、
こちらの場合は、どこまでも行って欲しいなと期待してしまいます。
ナイスストロベリィ。
職人様方、GJでした。
405:初SS投下します。
06/07/09 01:08:45
終わりまで書いたので投下して良いですか?
オチがかなりヒドイ上に、ちょっと長いです。
宜しくお願いします。
406:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 01:12:55
すいません、やっぱレズってきもいですわ。
407:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 01:16:48
別にきもいと思うのは自由だけど、わざわざ書き込まなくても良いんじゃ
ないかな?きもいと思うなら見なければ良いし、他にもカップリングスレ
はいっぱいあるんだからね。意図がわからないけど、せっかく静まってき
たのに挑発ならやめて欲しい。
408:初SS投下します。
06/07/09 01:48:58
>>383->>387のつづき
アスカとレイは目標内部に進行し、一日フリーパスを購入した。
内部はブルーと白を基調にしたインテリアが美しく、薄く緑に染まった光が降り注いでいた。
天井部に巨大な緑色の円形採光ファイバーが用いられ、
有害な紫外線を弱めつつ美しい光のヴェールを演出している。
そしてこのPLANET BLUEは内部で様々なグッズを販売しており、勿論水着コーナーもあった。
「さ、ファースト!アンタに似合う水着をこの私が選んであげるわ!行くわよ!」
「ええ…。」
アスカとレイは一旦手を放し水着コーナーへ突撃を敢行すると、様々な水着を手に取って物色し始めた。
「!!!これよ!これしかないわ!!!」
アスカが即断した水着はオレンジのビキニで、黄色と緑と青の水玉が描かれたパレオが付属している。
レイの透き通る肌に素晴らしいアクセントとなり、惣流作戦部長の見事な決断だった。
「さぁ!アンタの水着も決まった事だし、早速泳ぐわよ!さっきから暑っつくて堪んないわ!」
「ええ…、行きましょう。更衣はあそこね…。」
二人はレジで購入を済ませると、足早に更衣室へと駆け込んだ。
ここにきてアスカから水着をプレゼントされ、内部的にレイのテンションも上昇していた。
409:初SS投下します。
06/07/09 01:50:13
更衣室でレイは荷物が少ない事もあってすぐに制服を脱ぎ始めた。
ブラを外すレイのぎこちなさと、その美しいフォルムにアスカの青い瞳は釘付けとなった。
電気が故障しているのか薄暗い部屋で、僅かな光に照らされたレイの身体は官能的であった。
(ファースト…凄く綺麗……触れて…みたい…)
アスカはレイの美しく伸びた脚や、見事なくびれ、形の良いバストをじっと見つめていた。
(…はっ…!、私、何興奮してんの?!女同士なのに…。)
アスカは自分の中に巻き起こる淫靡な想いを払拭するべく、すぐに着替え始めた。
アスカがブラを外し終え、レイが裸になった頃、一匹の蜘蛛が天井部のダクトから落ちてきた。
「きゃぁ!!クモ!!!」
アスカは思わず叫んで、形の良いバストを隠しもせずレイの背中へ飛び込み抱きついた。
410:初SS投下します。
06/07/09 01:52:02
「やっ…ぁん!」
突然のアスカの叫びと、背中に直に触れた柔らかな感触にレイは嬌声を漏らした。
アスカの腕はレイのバストを押さえつけ、感触を脳に鮮明に伝達した。
アスカの胸はレイの背中を伝い、未知の感触と温もりをレイに伝えた。
「あっ…の…、せかんど…」
「あっ!!ち、違うのよ!!こ、これはただっ!!」
(ファーストと、は…裸で抱き合うなんて!!)
アスカは自分たちの状態を自覚し赤面し、レイから飛び退いた。
一つの部屋で、美しい少女二人が胸と全身を晒し照れ合っていた。
アスカはその甘酸っぱい空気を振り払うように着替えを進めた。
この場にアスカの親友H・Hさんがいたら、もしかすると名セリフが聞けたかも知れない。
411:初SS投下します。
06/07/09 01:53:59
アスカは赤と白のストライプの中々に悩殺的なビキニを、
レイはオレンジのビキニとパレオをそれぞれ纏いながら人に造られし海を目指した。
二人の目の前には巨大な人工ビーチと、小波打つ美しい海が開けていた。
賑わう方を見れば砂浜の特設ステージで、2対2のダンスバトルが白熱していた。
使用している曲が砂浜に心地良いBGMとなっていた。
「ねぇ、見て見て~!!優勝したら1年間のフリーパスだって!今度出るわよ!!」
「そう…ね。でも訓練しなければ…ダメ。」
「任っかせなさいよ~!この私がみーっちりシゴいてあげるわ!」
なんだかんだでまた来る約束を取り付ける惣流作戦部長であった。
412:初SS投下します。
06/07/09 01:55:41
「よーし!泳ぐわよー!まずはイルカの浮き輪を…。」
そう言ってアスカは、砂浜にあるカラフルな七色のボートへ腰掛けて、
イルカの浮き輪の口にNERV特製協力ポンプを挿して膨らませ始めた。
「どう!これ二人乗りなのよっ!これで沖で遊べるわ!」
「ええ…。」
そう言いとアスカは、海面に巨大化した白いイルカの浮き輪を浮かべた。
レイはそんなアスカの様子を見て微笑みながら、先程のアスカの温もりを反芻していた。
(セカンド…暖かかった…とても心地良い…温もり…)
その時、急な水鉄砲がレイの可憐な胸を濡らした。NERV特製ポンプが水鉄砲へ変形していた。
「ほら!ぼーっとしてないでさっさと行くわよ。」
二人を濡らした海は、心地良さを二人の心に刻み込んだ。
413:初SS投下します。
06/07/09 01:57:07
二人は少し沖へと進み、アスカが海中にレイがイルカの上に陣取ってじゃれ合っていた。
海中のアスカは防御を担当し、船上のレイの水鉄砲を潜水を駆使し避けていた。
アスカもレイも屈託の無い14歳らしい笑顔で海を満喫していた。
「こら!そろそろ交代しなさいよ!あんたばっかり攻撃して~!」
「もう…ダメなのね。私が死んでも浮き輪はあるもの…。」
そういってレイは海中のアスカに向かって、ダイブを行った。
レイのパレオは風に乗り舞い上がって行き、レイはお構い無しにアスカを体当たりした。
「きゃぁ!ごぼごぼ……」
二人はもつれ合いながらゆっくりと海中に沈んでいった。
水中で赤い髪の人魚と青い髪の人魚が踊っていた。
414:初SS投下します。
06/07/09 01:59:17
アスカは顔面にレイの柔らかな胸の重圧を感じていた。
海中という事もあり、アスカはそのままレイを抱きしめた。
レイもまたアスカの温もりを冷たい海中の中で感じ、アスカをしっかりと抱きしめた。
(そっか、わたし…、ファーストが…、好きなんだ…。)
二人は短くも長い海中の抱擁から、二人揃って水面に浮上した。
タイミングよくひらひらとパレオが落ちてきている。
二人は同時に泳ぎだし、レイが一瞬早くパレオをキャッチした。
続いてアスカがパレオに手を掛け、空中へと広げた。
「…ねぇ、ファースト…レイ?作戦は成功したわよ。」
惣流作戦部長は自身の症状に対して、特効薬となる処方箋をついに発見した。
「…??そう、良かったわね…。」
レイは首を傾げ、微笑みながらアスカを見つめていた。
「ふふん、作戦の結果は……、こうよ…!」
415:初SS投下します。
06/07/09 02:00:58
そう言ってアスカは広げたパレオから手を放した。
パレオが二人に覆いかぶさり、その下で二人は作戦を完全に終了させた。
熱く切ないキスによって。
「好き…」
どちらかが愛を告白した。どちらかが笑顔で頷いた。
レイは光り輝く海面から笑顔を覗かせ、アスカを見つめている。
強烈なデジャヴがアスカを襲う
「あれ…私…どこカで…オカsiina ザザーン…ザザーン…
416:初SS投下します。
06/07/09 02:02:10
「っん…、こ…こは?これは、…LCL?LCLの海なの?サード…インパクト?」
「そう…。全てのヒトがATフィールドを捨て、一つとなった世界。どこまでも自分で、どこにも自分が無い世界…。」
まごころを、君に ONE MORE FINAL:I need you,Rei to Asuka
417:初SS投下します。
06/07/09 02:03:07
「そう…か…。また負けちゃったんだ、私。でもとても心地良い夢を見ていた気がする…。」
「そう…。それは貴方の現実の終わり。私の夢の続き…。」
「アンタの夢?」
「そうよ…。私も…夢を見る。」
「あの時の事?病院の?」
「ええ…。貴方の願いと私の夢が作り出した世界を二人は見た…。」
「それで私が倒した使徒や、アンタの零号機がイメージ化され出てきたって訳ね。」
「そう…、私は貴方と絆が欲しかった…。」
「で、夢の中で私とアンタは…」
「ええ…。貴方は私を愛してくれた…。」
「それがホカンってやつ?みーんな溶け合って傷を舐め合うんだ。」
「そう…。心の壁で傷付け合わないセカイ…。」
「そんなの嘘ね。誰も私を見てくれない、私も誰も見たくない。」
「私は貴方を見ているわ…。」
「やめてよ、私の心を見ないで!!」
「私は…貴方を見ていたい…。」
418:初SS投下します。
06/07/09 02:03:55
「?!」
「貴方は…温もりを…覚えていないの…?」
「…」
「心の壁がある世界だからこそ…、触れ合う温もりが感じられた…。」
「温もり…。そ、そんなもの無かったわ!ヒトは傷付け合うだけなのよ!」
「嘘…。貴方は、知っている…。」
「…」
「…」
「…そう、かも知れない。ヒトは傷付けあう。けど、…温もりを感じる事が出来る。」
「…」
「だから…、また自分を好きになれるかも知れない。ヒトを好きになれるかも知れない。」
「ええ…。」
419:初SS投下します。
06/07/09 02:05:05
「じゃぁ…、私行くわ。アンタは?」
「…」
「そっか…、じゃあ最後に握手しましょう。アンタと私の初めての握手。」
「…ええ。ありがとう、アスカ。」
「ありがとう、レイ。ばいばい、私の初めて本当に愛した人…。」
おわり
「おーーーーーそーーーーーい!学校遅れるわよ!」
「ええ…。そうね…、行きましょう…。」
420:初SS投下しました。
06/07/09 02:09:45
初SS投下終了しました。
長いし面白く無いし下手ですみませんです。
オチもつまんないのに、何回も投下して申し訳ないです。
職人の方々は本当に凄いですね。
影ながら応援させて頂きます。
ここまでお付き合い頂き本当に有難うございました。
421:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 02:44:19
>>420
あんたの話が一番好きだ
他が駄目って意味じゃなくて、一番好みで読んでて楽しかった。
また次を期待してます。
422:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 03:22:33
>>408-419
乙。GJ。
> どちらかが愛を告白した。どちらかが笑顔で頷いた。
ここでの「どちらかが」の手法、けっこう効きました。なんか「GJ!」と思った。
あと、最後の二行に愛を感じたw
>>420
きちんと一貫したストーリーがあって、スレタイにちゃんと片足をかけてて、
表現に工夫が凝らしてあって、最後までトーンも一貫してる。
そう卑下されちゃうと「俺は面白かったんだけどな……」って感じだ。
ともあれ、俺も楽しく読みました。乙でした。
423:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 15:24:20
>>407
腐女子は放っておきなさい・・・・
>>402
続き楽しみっす!
>>420
また、ネタが思い浮かんだら是非にです。
424:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 16:06:19
>>420
お疲れ様でした。面白かったです。
ただ、自分の作品への「つまんない」という自己評価を投稿直後に記述したのは、
良くない姿勢だと思います。謙虚な姿勢の現れであり、自己保身でもあるのでしょうが、
大袈裟な言い方をすれば、自分の作品と、それを喜んでくれた読者に対する裏切りだと思います。
もし貴方が小説を買い、十分に感動した直後、あとがきで
『つまんなくてすみません』と書かれていたらどう思われるでしょうか。
余韻を壊されるだけでなく、自分の感性にも自信が持てなくなってしまいませんか?
お話は楽しく読めるものでしたし、もう少し自信を持って欲しいと思います。
それが無理でも、感想が出る前に妙な予防線を張らないで頂きたいです。
なぜなら
楽しかったと感想を書こうかな→嘘だ! 慰めなんていらないよ! とか思われそう。
少しダメ出ししようかな→ふん! そんなコト自分でもわかってたさ! とか言われそう。
……みたいに思ってしまいますから。感想書き辛いですから。
425:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 16:24:54
前スレも含めて何度かSSを投下させていただきましたが、ここには本当に
お世話になったと思います。みなさんのコメントのおかげで、いかに自分
が下手で才能がないか思い知ることができたからです。嫌味ではないので
あしからず。おかげで謙虚な気持ちでSSを勉強しようと思いました。
次はみなさんを驚かせることができるようなSSを書くまで特訓します。
426:初SS投下しました。
06/07/09 16:56:10
>>425は私じゃないです。
一晩明けて見て、確かに終わった後に
こんな事言われたら嫌だなと理解しました。
逃げちゃダメだったと思います。
また投下出来る様に頑張りたいと思います!
皆さん、どうもありがとうございました。
427:425
06/07/09 17:14:10
>>426
ごめん、君になりすますつもりは一切無かった。
でも流れを読めば君だと思う人も多いだろうな。
後先考えずにレスして悪かった。確かに俺は426ではない。
428:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 17:18:13
大丈夫、コテハン見たらわかる
429:初SS投下本当に終了します。
06/07/09 17:54:57
いえ、僕の方こそすみません。
僕は臆病でダメな奴だけど、>>425に会えて嬉しかった。
碇シンジ
と、ここまでが俺のネタです。
シンジがLAR小説を投下したって事で処理してね。
ちょっとシンジの真似が下手だから分からんかったかも。
このスレ好きなんでまた来ます。みんなありがとう!
430:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 18:19:43
正直つまらないと思う
431:初SS投下本当に終了します。
06/07/09 18:27:09
それは正直済まんかったorz
もっと修行してくるぜ!
432:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 19:40:27 j+rL9soL
亜げ
433:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 19:42:30
SSは良かったが
なりきりはちょっと…
434:初SSの人
06/07/10 00:07:35
そうか…orz
要らんオチを仕込むんじゃなかった。
これから反省します…。
435:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 00:54:36
>>345 ~ >>350 >>369 ~ >>374 のつづき。
朝が来た。
目を覚ましたミサトは状況が読めずにうろたえていた。
昨日、碇司令に散々文句を言われ、腹が立った。
だから夜になって、リツコと一緒にヤケ酒を飲んだ。ハシゴした。
五軒目までは覚えているが・・・、そこから先の記憶が・・・。
なぜ、自分とリツコがそろってレイの部屋に寝ていたのか?
そしてなぜ、かわいいかわいい究極美少女のアスカがブス犬に成り下がり、レイの脚の
指を舐めているのか?
しかも足を舐めるアスカの嬉しそうな顔・・・。
それは、間違いなく真性マゾの顔だ。再起不能の様相を呈している。
一体、なにがあったのか・・・? 誰がアスカをそうしたのか・・・?
謎だ。全てがミステリーだ。
「ミサト、とにかく本部へ行かないと、遅刻になってしまうわ!」
リツコに言われて我に返ったミサトは、「そ、そうね」と立ち上がり、顔を洗った。
「馬鹿者! 君たちは何をしていたんだ!?」
第一発令所に到着するなり、副司令に叱られた。これもまた、不可解だった。
エースパイロットのアスカをダメにしたことが、すでにバレているとは考えられない。
「は・・・? 何か問題がありましたでしょうか?」
ミサトが言い、リツコは腕時計を見た。
「副司令。ギリギリですが遅刻ではありませんよ・・・?」
「遅刻!? 何を言っておるのかね!? 昨日なぜ無断欠勤をしたのかと訊いておるの
だよ、私は!」
「無断欠勤・・・!?」
リツコは再び腕時計を見た。そして愕然とした。
「な・・・!? 一日・・・一日記憶が飛んでいる・・・!」
「何ですって・・・?! あ・・・ホントだ・・・!!」
ミサトも口を開けたまま立ちすくんだ。
「ふああああ・・・・」
436:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 00:55:38
ミサトはぐったりと自販機コーナーの長椅子に腰掛けた。リツコも隣でため息をついた。
「信じられないわ。酒に酔って、丸一日眠っていたなんて・・・」
ミサトは力無くうなずく。
「ホント・・・。副司令にも、こってり搾られたわね・・・」
「ええ・・・」
はあ・・・、と、二人はそろって、また何度目かのため息をついた。
その時、トイレから出てくるレイの姿が目に入って、ミサトは彼女を呼んだ。
「何か、用ですか?」
「レイ・・・。昨日・・・いえ、一昨日から今日までに一体何があったのか、話してくれる?」
「一昨日の夜、葛城三佐と赤城博士が全裸のアスカをものほし竿にくくりつけて、それを
担いで私の部屋を訪ねて来ました。アスカの全身には、ブス犬、肉、奴隷と、色々な
文字や模様が書かれていました」
「それ・・・私たちがやったのかしら・・・?」
ミサトもリツコも青ざめた。
「はい。そして、アスカをベッドに投げ落とし、葛城三佐と赤城博士は床に大の字になって
眠りました。お二人とも、眠りながらゴロゴロ転がり、時折「イカリ!」「バカヤロウ」などの叫び
声を発していました。そして、翌日の午後、暑くなってくると、お二人とも寝ながら服を脱ぎだし、
全裸になられました。そして、葛城三佐も赤城博士もその格好で、両手はバンザイの形、足は
ガニ股で、いびきをかきながら眠り続け、夜中になって涼しくなると、今度は眠ったままで勝手に
服を着ていました」
「レ、レイ・・・。嘘でしょう? ミサトはともかく、私は・・・」
「いいえ、すべて事実です。そしてその間、度重なる調教の結果、いじめられる事が無上の
喜びになってしまったアスカは、ずっと私にいじめてほしいと、ねだっていました。私、下手だった
けど、一生懸命いじめてあげました」
437:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 00:56:49
「そ、そう・・・」
ミサトとリツコは唖然とするばかりだ。
「私達・・・なんて事をしてしまったのかしら・・・」
「いえ・・・・、アスカが変態に成り果てた原因は・・・・、本当は私に・・・」
「え?」
「・・・い、いえ、何でもありません」
レイは言葉をにごした。
三日後・・・。
「どう・・・? アスカの事、元に戻せそう?」
執務室でコンピュータとニラメッコしているリツコに、ミサトが訊いた。
「無理ね・・・。アスカの脳は虐めに依存している。はずかしめを受けたときに出る脳内麻薬にね」
「そう・・・」
「毎日虐めて、はずかしめてやらないと、麻薬中毒患者と同じ症状が出るわ」
「それで・・・、パイロットとしては?」
「シンクロ率は以前よりも上昇しているわ。毎日たっぷり虐めてもらって、幸せ一杯という感じね。
ただ・・・闘争心はゼロ。プライドもゼロ。つまり、戦闘能力も、おそらく・・・」
「ゼロに近い・・・か。で、もうアスカの変態は直らないとして・・・、例えば闘争本能や自尊心を
高める事は?」
「そうね・・・。可能性があるとすればそっちね。今、以前から開発中だった、LCLを媒体として、パ
イロットの脳に直接信号を送り込み、プライドを刺激して戦闘力を高めるプログラムをアスカ用に
調整しているの。効果の程は保障できないけれど・・・」
「さすが赤木リツコ博士!」
ミサトが言った、その時だった。
使徒の接近を知らせる警報が、本部施設内に鳴り響いた。
「使徒・・・!? こんな時に・・・!!」
ミサトとリツコは発令所に走った。
「状況は!?」
「見てください!」
438:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 00:57:50
日向マコトがモニターを表示した。
「な・・・! なんて破壊力・・・!!」
使徒は目からビームを発射した。それはまるで、核ミサイルのごとき威力で都市を破壊していた。
「現在、目標は本部に向かってまっすぐ接近中! 距離、9000!」と、青葉。
「パイロットは!?」
ミサトが訊くと、日向が即答する。
「三人とも、すでに待機しています!」
「よし、発進準備!!」
大急ぎで三体のエヴァンゲリオンが起動された。そして、リニアレールで地上へと射出された。
「シンジくん、レイ、アスカ! 聞こえてるわね!? 目標との距離はすでに10キロ以内よ!
しかも、目標は今までにない戦闘力を持っているわ!」
それを聞いて、レイがミサトに言った。
「アスカは・・・?」
「アスカ・・・? アスカは・・・、後方でバックアップ!」
「な、何を言ってるんですか!? 私がバックアップだなんて! こういう時こそ死んでもかまわ
ないクズの私を前に出して、オトリに使うべきでしょう!?」
「アスカ・・・! 何を」
そのミサトの声に、レイの声がかぶった。
「黙りなさい、アスカ。あなたは大切な人よ。死んでもかまわないなんて、二度と言ったら許さ
ないわ」
「レ、レイ様・・・。でも私、レイ様のお役に立ちたいんです! それにもし、レイ様がケガでもした
ら、私・・・私・・・」
439:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 00:58:45
「黙りなさい。それ以上ワガママを言うなら、もう奴隷にはしてあげない。二度と虐めてあげない」
「でも、でも私・・・!」
アスカはしくしくと泣き出した。
「お願いです、レイ様・・・、ミサト様・・・、どうか私を前に出してください・・・」
ミサトのほほに一筋の汗が伝った。
「こんなアスカじゃ、前衛は務まらないわね」
「ええ。でも、シンジくんやレイが前にいる状態で、後ろから射撃が出来るとも思えないわ」
リツコが言った。
「つまり、アスカは使い物にならない・・・ということね。でも、シンジくんとレイだけでは、あの
使徒は絶対に倒せそうにないわ・・・」
リツコはしばし沈黙した。そして、決断した。
「例のプログラムを使いましょう。マヤ、やってちょうだい」
「しかし! アレはまだ未完成で・・・!」
「例のプログラムって、さっき言ってたプライドを刺激する・・・?」
「そうよ。でもまだ完成もしていなければテストもしていない! アスカがどうなるか・・・。でも、
この際仕方がないわ」
ミサトはうつむいた。うつむいたまま、「そうね」と答えた。
「マヤ、プライド強化プログラム、バージョンあんたが大将!!」
リツコが指示を出すと、マヤはしぶしぶと従った。
「りょ・・・、了解・・・。プライド強化プログラム、バージョンあんたが大将!!」
マヤがアスカの弐号機にプログラムを送信した。
その直後・・・!
「う・・・う・・・うがああああああっ!!」
「アスカ!?」
アスカが突然、頭を抱えて苦しみだし、同時に、エヴァンゲリオン弐号機も同じポーズをとった。
「うがっ、ぐぎいいいいいっ!」
440:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 01:00:02
「アスカ・・・!! しっかりして! リツコ、プログラム止めて早く!!」
ミサトが叫んだ。しかし、その瞬間、アスカがピタリと動きを止めた。
「・・・・・・・・」
苦悶の表情が消えたアスカは、今度は世にも邪悪な形相を浮かべ、ニタリと笑った。
「アスカ・・・・?! ど、どうなの? いけるの!?」
ミサトが問いかけた。だが、アスカは答えなかった。
「聞こえてる!? アスカ! 敵は近いわ!」
しかし、アスカは想像を絶する反応をしめした。
「うるせえっ!!」
「う・・・、うるせえ・・・?」
アスカは力の限り叫ぶ。
「オレの目的はカカロットだけだ! 他の奴らなどどうでもいい!!」
「カ、カカロット・・・?」
シンジは弐号機が自分の方を見ていることに、強い不安を感じた。
「カカロットって・・・、まさか僕じゃないよな・・・?」
ミサトはアスカに必死で言う。
「なに馬鹿な事言ってんのよ!? カカロットってアンタ・・・!!」
「馬鹿な事!? 馬鹿な事だと・・・!? オレにはそれがすべてだ! 魔人ブウのことなど
どうでもいい!」
441:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 01:01:12
「いや、魔人ブウってあんた・・・」
弐号機は、ビシッと初号機を指差した。
「こいつは・・・、こいつはオレの強さを超えやがった・・・! 同じサイヤ人でありながら、この
オレを抜いたんだ・・・!」
シンジは、「うわああ! やっぱり僕のことだ!」とうろたえた。
「こ・・・こいつに命を助けられたこともあった・・・! ゆ、許せるもんか・・・!! 絶対に・・・!!」
アスカはワナワナと怒りに身を震わせている。
「・・・ダメね。こいつは・・・」
リツコが言うと、マヤが「ダメですね」と答え、ミサトもうなずいた。
442:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 01:02:05
つづく。
たぶんあと2回で終わると思います。
443:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 01:03:30
>>442
すいませんあなたを少々侮っていたようです
面 白 い w
444:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 01:56:47
アスカとベジータを同じ部屋に閉じ込めてみたスレ出張版みたいな展開降臨かよ。
『では狭い個室とは……私の脳!?』とか言ってたパクノダさんもビックリですよ。
超展開にもほどがあるが、俄然面白くなってきたぜ。
酔って人の精神を壊したあげく、脳をいじくって使い物にしようとする二人は心底ゲスですが、
それよりも調教を完了させた綾波プレゼンツの謎の一日の内容が気になって仕方ない。