07/01/19 01:55:18
>>768
「シンジ…シンジ!」
「うああああっ!はあぁ…!」
トウジが静かに腰を動かす。
奥へ奥へ走る衝撃は、僕の核を突いた。
「ぐああっ!くっ…あぁん!」
「シンジ…シンジ…シンジ…!!」
「ト…ウジ…、トウジ…トウジぃっ!!」
痛みで意識が朦朧となる。
頭ではトウジと居た記憶を探っていた。
キミが僕を殴ってから今に至るまで、果てしない時間だった様に思えて仕方がない。
そんな中で見つけたこの想い。叶わなくてもいい。報われなくてもいい。
僕の大切な宝物。
「ぐっ…あ、アカンっ!イ…ク……!!」
「あぁっ!あっ!あっ!あっ!あっ!トウジっ……!」
そして、僕達は力尽きた。