06/12/08 09:44:15
>>647
「参号機か…」
戦況は厳しいのか?でも少しは戦いも楽になるかな…。そう考えると随分気持ちも楽になった。
「シンジ!」
帰り道、ふと呼び止められた。振り返るとトウジがいた。
「トウジ!もう心配……はあんまりしなかったけどどうしたの?」
「なんやねんそれ!ちょっとは心配してくれてもええやん!」
「あはは、嘘だよ。何かあったの?」
「ちょっと…な」
それを聞いた瞬間だけトウジが悲しい目をしたのは今でも忘れない。
「ちょっとお前と話がしとうてな。待っててん」
「僕と?いつも学校で話してるじゃんか」
「今やないと!!あっいや…今日がええんや…」
「……トウジ?」
明らかに今までとは違う態度。トウジは単純だから隠し事なんてできないタイプだ。
何かあったんだ…
そんな予感が頭をよぎった。