06/04/21 20:52:43
俺はあんまりうまく書けないんだよ…強いて言うなら…
お昼休みの屋上にて
「あのね、トウジ…」
「なんや、シンジ」
「あ、あの…お弁当作ってみたんだけど、よかったら…食べる…?」
「ホンマか、ほな一緒に食べよや!」
「うんっ!」
こんな感じのが好きなんだ
136:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/21 21:23:02
>>125
「ほなまた明日な」
「うん、じゃあね」
いつものようにトウジと別れる。
別に不自然じゃない、ごく普通の友達同士、普通の会話だ。
(もう何日目だろう…
別に嫌われたわけじゃないと思うけど自信はない…。
でも今日だって別に変な意味じゃなく綾波を見つめていたらしつこく問いつめられたし、それになんとなく以前より学校でも体に触れらていれる気がするし…
まさかトウジなんていなくても、っていう言葉を本気にしてるわけでもないだろう…
それとも本部に行ってるから疲れてると思って…
いや、行ってない日もあったけどその日も誘われなかった。)
「ワシんち、来るか」
いつもなら、少し緊張したような、恥ずかしそうな声でそう言ってくれたのに…。
137:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/21 22:14:21
おっ、きたかこれ…また萌えさせてくれるか
138:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/22 17:42:56
惚れたというか、ここのトウシンは現実に存在しそうな愛情関係
139:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/22 22:45:39
>>135に贈る(続)
シンジ「あのね、トウジ…」
トウジ「なんや、シンジ」
シンジ「あ、あの…お弁当作ってみたんだけど、よかったら…食べる…?」
トウジ「ホンマか、ほな一緒に食べよや!」
シンジ「うんっ!」
トウジ「おっ、デザートもあるんか!」
シンジ「はい…あーんして」
トウジ「って!!なんやコレ!」
シンジ「うさぎさんにしてみたんだけど…」
トウジ「こんなん男が食えるかい!!」
シンジ「…そうだよね…ごめんね…ごめん…」
トウジ「………っいや、よ~見たら可愛らしいしこんなんもたまにはいいかもしらん」
シンジ「ほんと?」
トウジ「ん。うまいわ」
シンジ「トウジ大好き!!」
トウジ(ま~たまにはこういうのも……)
ケンスケ(お前らキャラ違うから…ってゆうかまたシカトかよ……)
なんで弁当話好きな奴多いんだ?
140:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/22 22:50:18
>>139
どうもありがとう、萌えた・・・
いやごめん、シンジって料理上手いって噂があったから・・・どうかなぁと思って
141:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/22 23:28:51
シンジはカレーだけだ
これ、俺設定。
142:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/22 23:32:36
いや、それはトウジだろ、6巻見る感じでは
まあシンジはうさぎさんリンゴ作るのうまそうだな
143:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/23 00:31:06
とりあえず鰹節で出汁とって味噌汁作れる事は確か
そんなシーンがTV本編にあったから
144:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/23 00:40:53
>>142-143
あぁ…(゚_゚)(。_。)
145:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/23 00:44:13
鰹節でダシを取る所から作り出すシンジには正直「嫁にきてくれ」といいそうになった。
母さんも姉貴もそんなことしねぇのに…。几帳面と言うか、なんというか。
146:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/23 06:06:50
>>145
だめ、トウジがかわいそうでしょ!
147:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/24 18:37:07
>>136
続き!
148:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/25 03:45:23
>>136
(はぁ、はぁ・・・トウジ、っ・・・)
目をつぶってこの前の時のを思い出しながら手を動かしていると、すぐに膨らんで硬くなる。
こうして慰めてもらうことはもうないだろうと思っていたのに・・・
激しい交わりをすぐに終えてしてしまうのが惜しくて、服の上から股間をなであげ、お尻の間に手をこすりつける。
トウジの顔、体、声を思い浮かべると、なまやさしい刺激でも体はすごく熱くなってしまう。
しなやかで、それでいて自分とは違った強さ、たくましさを身につけ始めたトウジの体。
あの体に抱かれてひどく責められたとき、今までにないほど満たされるのを感じる自分がいた。
疲れていても、毎日でも、もっと強く抱きしめてほしい。
トウジに再び滅茶苦茶に貫かれ、その激しさに応えるように腰をふりまくる自分を想像して果てると、
取り込んだばかりのハーフパンツにすぐに染みが浮かんで広がっていく。
一瞬感じた少しの罪悪感も、射精後の開放感にどうでもよくなってしまう。
149:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/25 06:29:40
エロい…
こいつらって俺の中では王道カップルだ
150:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/27 08:55:25
続き待ち
151:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/27 20:45:45
新しいトウシン
トウジの家に遊びに来ていたシンジ。その日は何気無い会話で終り夕方…
シンジ「そろそろ…帰るね…」
トウジ「おう、送るで」
シンジ「いい…、一人で帰れるよ」
トウジ「さよか…」
シンジ「じゃあ…」
ガチャ
ドアの前で立ち止まりうつ向くシンジ…
トウジ「どないしたんや…?」
シンジ「やっぱり…帰りたくない…」
泣き出すシンジ
トウジ「どうしたんやシンジ?」
シンジ「と…泊めてくれないかな…?」
トウジ「ええで、ミサトさんにはワシから言っとくわ(ニヤリ」
まあ…ね。その後はね…あれなわけでやんすよ、はい
152:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/28 12:30:34
ふたりはホモキュア
153:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/28 15:32:53
PSP版エヴァ2で抱き合ったりキスしたりしております(;´д`) ハァハァ
154:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/28 19:52:03
PS2版はやった
ありゃなかなか萌えるな
155:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/29 19:19:28
>>148の続き期待sage
156:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/30 04:02:50
>>148
ハッ…ハッ…ハッ…
(アカン…アカンで)
シンジの姿を追い払おうと体を動かすが、頭の中に淫らなイメージが浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返す。
もうこうして欲望を誤魔化すのも限界かもしれない。
考えまいとするのに余計に鮮明に記憶が蘇ってくる。
ピンポ~ン♪
(誰や?)うっすら汗をかいた上半身にタンクトップを身につけて玄関へ向かう。
157:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/04/30 08:15:38
キタキタキタ――(・∀・)――
158:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/01 13:52:11
「なんや…シンジ、どないしたん」
もっと違う反応を期待していたのにトウジは………フツーだ…
「ちょっと…暇だったから」
「そか…なら、遊んでくか?」
(暇だからなわけないじゃないか、トウジだって分かってるくせに…!)
あえて平静を装っているかのようなトウジに、くるりと背中を向けた瞬間後ろから抱きつく。
久しぶりに触れたトウジの胸をつかんで体を密着させる。
(トウジ…早く…早くして…)
何故か落ちつくトウジのニオイと、頼りがいのある体に早く包まれたい…包んで鎮めてほしい…
一度出してしまえば落ち着くと思っていたのに、トウジを求める気持ちはひどくなるだけ…もう限界だった
159:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/01 18:30:56
「僕、トウジの背中大好きなんだ。大きいし。」
160:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/02 01:51:54
トウジのニオイを吸いこみながら、大きく開いた服に手を差し入れて胸をさわる。
「むっ!どうや」
ジャージを脱いで、力を入れた腕を得意気に見せる。パンパンにはった筋肉をさすって驚くと、トウジはいつも満足そうに頷く。
力が抜けていても胸の肉の下には大好きな、同じ固さを持った筋肉が感じられる。
どうしたらああいう体になるんだろう…自分も大人になればトウジみたいになれるんだろうか…
男くさいニオイ…たくましくて強い胸…広くて大きい背中…
ぼんやりと、どこかで求めていた理想のカタチ。たとえ少しの時間でも離したくない。
自分がこれほど一つのこと、一人の人間に執着心を燃やすなどとは思いもしなかった。
161:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/02 02:16:34
手から鼓動が大きく伝ってくる
もうトウジは十分なはずだ…
片方の手を引き抜き、ゆっくりと服の上から手を滑らせ、今度は下へと侵入を試みる
「…アカン」
(え…)
一瞬戸惑ったけれど再び手を差し入れる。
「やめえ!」
大きな声にビックリして手を離す。胸で固まってしまったもう片方の手を外すと、振り返ってトウジが言った。
「ワシは…シンジとする気はない」
冷たくなった体は状況を飲み込めずに立ち尽くす。
「ど、どういうこと」
それだけ尋ねるのが精一杯だった。
「そういうつもりで来たんやったら………かえ」
「イヤだっ!」
反射的にトウジに飛び付く。
どうしても、今すぐトウジが欲しいのだ。このまま帰れるわけがない。
162:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/02 06:31:06
おおっ!いいねいいね…
163:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/02 14:33:02
だがすぐに強い力で肩を掴まれ、ひきはがされる。
普段なら萎縮してしまうところだが、感情がむきだしになった今はそう簡単にひきさがらない。
押さえ付ける力に対抗して体を前に傾ける。
だが力では敵わない、すぐ近くにトウジがいるのに一歩も前に進めない。
「どうして!いつもみたいに…いつもみたいにしてよ!」
「…シンジ、何度も言わすなや」
「いいから!トウジだってホントはしたいくせに!早くしてよ!」
「シンジ!これ以上ダダこねるんやったら!」
「何だよ!殴る!?いいよまたなグッ」
「帰って頭冷やすんやな」
胸ぐらを掴まれ、やすやすとつまみ出される。
ガチャン!
空っぽになった頭に、乱暴に閉められたドアの音がこだまする。
トウジの信じられない行動に、ドアをしばらく呆然と見つめたまま動くことができなかった。
164:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/02 18:33:42
俺そんなの嫌だ・・・
シンジかわいそうだろ、抱いてやれよ・・・
165:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/03 13:41:11
つ、続きを早くっ・・・!
166:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/06 03:53:09
>>163
どうやって帰ってきたのか、気づくといつの間にかマンションへとたどり着いていた。
駆け出したくなる衝動を抑えていつものように重たいドアをくぐる。
バフッ…
まだ現実を受け入れられない…嘘だ…あんなの…嘘だ…!
必死に否定しようとしてもトウジの怒ったような顔、あれが本気だということは明らかだった。
天井の暗い灯りを見つめる目から自然に涙が流れ出す。
「うっ…ぐっ…」
こらえようと枕をきつく抱きしめても、一度溢れた感情は押し止めることが出来ない。
(トウジ…!トウジ…!)
口に出してしまったら大声で叫んでしまいそうで、心の中で愛しい名前を呼び続ける。
(また捨てられただけじゃないか…)
長い長い感情の爆発の余韻の後は、冷たい思考だけが残される。
(そう、あの時と同じだ…父さん…トウジ…結局いつもそうなんだ、僕は…)
涙はもう出ないけれど、また胸がキュウッと締め付けられる。
「うっ…うぅっ…うっ…」
いけないと思いつつ再びトウジに慰めてもらう。
怒ったトウジの顔を思い出し、怒りに満ちた激しい責めで自分を犯す姿を想像する。
(これで最後だから…お願い…!もっと…!)
出してしまえば残るものは何もないことなんか分かっている…それでも、手を止めることはできなかった…。
167:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/06 05:10:38
「トウジ、もっとして、もっとして…ああんっ…」
か、いいね!GJだよ
168:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/06 09:03:58
age
169:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/08 12:22:43
揚げ
170:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/10 17:05:29
_,,,,._ 、-r r--, 、-r
,.','" ̄',〈... _,,,_ _,,,_ _,,,,,| | ~`l | _,,,_ | |,,,,,_
{ { ,___ ,'r⌒!゙! ,'r⌒!゙! ,.'r⌒| l .| | ,'r⌒!゙! ..| |⌒','i
ゝヽ、 ~]| ,i i i l i l i i .i i .i .i .| | i i i l .| i .i |
`ー-‐'" ゞ_,.'ノ ゞ_,.'ノ ゞ__,.',、'ュ ..l l ゞ_,.'ノ.. .L、-_,'ノ
(~'-'ノ
`~~
171:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/14 21:43:17
続き頼む
172:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/15 12:30:09
うひっ
173:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/16 16:34:24
続きマダー?
ところで昔、男が描いたと思われるイチモツもしっかり描かれた
シンジがトウジにぶちこまれてるエロ画像を見たんだが
あれもう一回見てえなあ…
174:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/16 17:25:52
本郷は凌辱
トウジは愛
どっちかっつーとトウジの方が好きだな俺は
175:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/16 22:56:12
シンジとは全く異なる、男気溢れる真っ直ぐなトウジこそが
シンジを幸せにしてやれると思うわけなんですよ
176:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/16 23:55:12
うんうん
177:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/17 22:10:57
>>175
禿同
178:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/18 08:12:47
>>175
いいこと言った!
179:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 01:51:40
誰か燃料をくれ
180:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 18:47:48
>>166の続きを…!!
181:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/25 22:27:24
保守
182:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/27 22:54:37
保守
183:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/31 21:21:07
シンジきゅん
眼鏡っ子シンジ
URLリンク(imga.ihot.jp)
184:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/31 23:24:15
>>183
氏ね
185:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/01 16:57:03
どうせならトウシン画像を貼れ
186:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/03 18:18:46 AoKHRnvH
あげ
187:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/07 09:50:53
保守
188:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/16 15:00:15 +etr6wf5
あげ
189:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/16 21:52:31 JRoS/nqZ
トウジ×トウジに見えた
190:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/17 01:06:12
>>189
トウジ「…はっ…ハァ…どやっ!」ズコズコ
トウジ「あ、あかん!出るゥ!!」
トウジ「イけや…っ」
トウジ「っあ…!」
ドピュピュ!
191:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/17 13:20:42
>>190
スレ違いです
192:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/20 01:12:21
今日初めて卓エヴァ読んで、今6巻読み終わったんだけど…。
。・゚・(ノД`)・゚・。
トウシンは、もう萌えとか通り過ぎてる!!
7巻読んだらなんだか立ち直れそうにないんで、寝る。
193:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/20 01:38:19
卓て。
そんな江川な人みたいな、哀しい呼び方するなよ…
194:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/20 20:46:53
>>166
「うっ、ふっ、うぅ…」
トウジの大きく固いペニスが一気に入ってくる。
ペニスにぴったりとはりついた腸壁が出し入れに合わせて引っ張られる。
ひきつるような軽い痛みを感じながらもトウジを素直に受け入れる。
次第に消えていく痛みを取り返すようにトウジの腰の動きは速く、激しくなり、尖った先端は傷つけんばかりに激しくGスポットに突き刺さる。
「はッ!?はああッ!?ふあああぁ…ぁ…お…あ…!」
快感にたえ、固く閉じた瞳を開けるともうそこには愛しいトウジの姿はなかった…。
汚れた尻から指を引き抜き、かかった精液をぬぐうこともせず呆然といつもの天井を眺める。
ぼうっとしているはずなのにどうしても想いは脳裏に浮かんできてしまう。
トウジ…どうして…!!!
溢れる涙をふいたティッシュで後処理をするのは、分かっていたけれどもやはりとても虚しかった…。
195:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/20 21:08:07
>>194
チッ…チッ…チッ…チッ…
シンジのやつ…
おそらく来ない。もう時計の針がそれを確定しようとしている。
チッ…チッ…チッ…チッ…カシャ
ガラガラッ
「起立!礼!着席!」
いつもの声で授業が始まる。
…やっぱり休みおったな。
予想していたけれど、少し胸が痛い。
「なんや今日は一緒やないんか?」
一人で教室に入ってきたアスカにドキリとしながら尋ねる。
「知らない…アイツのうじうじになんて付き合ってらんないわよ…またお弁当抜きだわったく!」
鞄を叩きつけるように置いたアスカに、それ以上聞くのは止めておいた。
…原因なら分かってる、昨日のことに決まっている…。
一瞬ちらっとシンジのマンションのドアが頭に浮かんだが慌ててそのイメージを消去する。
あかん…一度決めたんや…行ったらアカン…!
折れてしまいそうになる心とたたかうように、一つだけ空いた机をジッと見つめる。
196:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/20 23:29:36
おお!キタ!
どうしたっていうんだトウジ
197:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/21 00:14:04
>>195
「くさい・・・」
結局また、昼間から自慰にふけっている。
誰もいないのをいいことに出しっぱなしにしている下半身からの臭気が、部屋に充満している。
パリパリに乾いた、はしたない跡の上に、ドロリと新しい液体が落ちた。
やりすぎて力を失い、性器はジンジンしいるのに惰性でそれをいじり、回復すればすぐに出してしまう。
もういけないと自分をいましめることもなかった。
ただただ無為に時間と体を使って、オナニーをしているだけ。
トウジのことを思い描かなくても刺激すれば簡単に排出する。
「ううっ!うああっ!うっ、、、くっ、、、」
ぎゅっとしめつけたペニスは大した快感も残さず、あっというまに萎縮していく。
このまま寝てしまおう・・・。
ゆっくりと襲ってくる睡魔に身をゆだねようとしたが、さすがにこのまま寝て見つかったらではまずい。
「・・・とりあえずシャワーとファブリーズ・・・と選択・・・」
小心者な自分に嫌気がさしながら汚れたものを丸めて風呂場へ向かう。
198:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/21 00:15:46
>>197修正
このまま寝てしまおう・・・。
ゆっくりと襲ってくる睡魔に身をゆだねようとしたが、さすがにこのまま寝て見つかったらまずい。
「・・・とりあえずシャワーとファブリーズ・・・と洗濯・・・」
小心者な自分に嫌気がさしながら汚れたものを丸めて風呂場へ向かう。
199:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/21 02:59:45
>>198
『あたためて食べてください』
アスカに書き置きを残して家を出る。
シャワーを浴びているうちに、寝て、起きて、アスカと顔を合わせるのがすごく面倒に思えてきた。
マンションを出るとそこはもう知らない街。ネルフと学校以外に、自分の知っている場所、居場所はない。
行く当てもなくダルい体でまだ暑い街を歩く気はしなかった。
無意識にこの前家出した時と同じ道をたどり、同じように電車に乗り込む。
もう考えることはない…この前の行動をトレースするだけ。
ただ時間をつぶすのに何をしたって変わりはない。
まだすいている座席に座ってウォークマンの再生ボタンを押す。
200: ◆ZkIfNeaP6Q
06/06/21 20:16:25
200げと
201:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/22 12:58:04
シンジ…
202:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/22 16:20:37
切ないな。ミサトと加持の関係みたい…
203:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/24 03:51:34
>>199
いつもの音楽…退屈な音楽…
別に聴きたいわけじゃない。
周りの声を気にしなくて済むから…
リモコンを、何かを握っていると心が落ちつくから…
そして、いつもと同じ行動をすることが心を落ちつかせるから…
いつも決まった通りに動いていれば何も起こらない、退屈で単調な毎日だけど、それでも良かった。
心の平穏を保てるから。
それなのに…
疲れからいつの間にか眠ってしまったようだ。
終点で乗客に起こされ、電車を降りると、夕陽のオレンジが目に眩しい。
204:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/24 16:52:10
トウジ、早く追い掛けてやれよ…。
205:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/24 18:21:13
>>203
「何だよシンジ、まぁた思いつめた顔しちゃっ…まさかまたコワ~いオニイサン達…来ないよな?」
「…うん」
「なら良かった…あ、どうせ食ってないんだろ?メシ食ってけよ」
「…うん、ありがとう」
本当はありがたいなんて思ってないくせに作り笑いなんかしちゃってさ…嫌なヤツだな僕って…
心の中はご飯どころじゃないほどひどくズタズタだけど、お腹はいつも通りに働いている。
(ケンスケって素でこうなのかな?)
こっちは適当に相槌を打っているだけなのにケンスケは軍ヲタぶりをフルに発揮して一人でまくしたててる。
はじめは何か考えてそうしているのかと思ったけど、どうやら違うらしい。
それはそれで助かったけれど、すっかりご飯を食べ終えても延々と続く作戦立案に付き合わされるのはちょっと…
「おっともう真っ暗だ、泊まってくよな」
満面の笑みを浮かべて満足そうに伸びをするケンスケ。
意外と一番コドモっぽかったりして…
さっきまでのトゲトゲした気持ちはご飯とケンスケのおかげ?でほとんど消えかけていた。
206:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/24 22:06:42
綺麗…
207:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/25 02:29:16
>>205
さっきまでの饒舌なケンスケがウソみたいだ。
テントの中は凄く静か、風邪で草が擦れる音と、思い出したように鳴く虫の声が時々聞こえるだけ。
それとももう寝たのかな?吐息は聞こえるけれど背中を向けているケンスケは寝ているのかどうか分からない…でも…。
ごくり…
緊張で鳴った喉の音を聞かれたのじゃないかと思って、また余計に緊張しそうになる。
スス………スス………
衣ズレの音がやけに大きく聞こえる。
もう少し…もう少し…
208:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/26 03:57:04
>>207
「…シンジ、起きてるのか?」
起きてた!?
あまりのタイミングに驚いて、あと少しで触れそうになっていた手を引っ込めてしまった。
その動きをごまかすように寝返りをうちながら返事をする。
「う、うん…」
心臓がバクバクしている状態で余計なことは言わない方がいい、きっとしどろもどろになっちゃうから。
「眠れなくって」
それだけ言って、思わず握った手の中に浮かんだ冷や汗が乾くのを待つ。
「考えごとでもしてた?」
「え…!?いや…うん…まあ…そんなとこ、かな…」
短い会話の後にまた静けさが訪れる。
ドッ………キン…ドッ………キン…
ようやく落ち着いた体から熱く湿った息をフゥゥゥと静かにゆっくり吐き出す。
(びっくりしたぁ…ケンスケ後ろに目でもついてるのかな)
209:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/29 20:30:54
2巻のトウジがアニメよりえらいツンデレで禿萌えして、
6巻STAGE.40の表紙が激しくトウシンで萌えたなぁ…。
続きマダー?
210:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/29 21:06:13
>>209
40の表紙うpきぼん
211:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/29 21:36:19
6巻は、STAGE36「告白」とか萌え。
と同時に6巻は泣ける ・゚・(つД`)・゚・
10巻より6巻の方が泣けるんだけど。同志はおらんか?
212:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/30 01:57:41
>>208
「シンジは何も言わないからなぁ」
また唐突にケンスケが口を開く。
「え?」
「一人で抱えこんじゃってさ、よくないぜそういうの」
自分でも分かっていながら、よくないなんて言われるとドキッとしてしまう。
「同じ三バカなのに水臭いじゃん。それともアレ?自分だけバカじゃないと思ってるわけ?」
「そ、そんなんじゃないよ!」
「ジョーダン、ジョーダン。まぁ話したくなったらいつでも聞くぜ…なんだったら今でもいいけど」
「え………ぅ……ごめん…いい…あ、でもありがとう」
「…やっぱシンジはシンジだよなぁ」
くるりとこっちを向いたケンスケが笑っている。
本当におかしそうなその笑顔に、思わずつられて笑ってしまった。
自暴自棄になっていたとはいえ、こんな良い友達をなぐさみものにしようとしたなんて…
ひとしきり笑ったあと、恥ずかしさで胸が一杯になる。
「ありがとう…おやすみ、ケンスケ」
「ん、おやすみ」
やっぱり眠れない気がしたけれども、ケンスケに背を向けて目をつぶる。
213:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/01 03:37:52
>>212
翌朝、学校からの帰り道で別れる時のように「じゃ、またな」とだけ言ったケンスケを見送ってマンションに引き返す。
やっぱりケンスケは大人だ…
学校について何も言わないケンスケの思いやりがありがたくもあり、また少しさみしくもあり…
「…ただいま」
アスカはいない…良かった…って、当たり前か、もう学校行ってる時間だ…
…ミサトさんはまだいるみたいだ、どうせ寝てるんだろうな
案の定、リビングには誰もいない。
明るいのにガランとしたリビングの居心地の悪さにも少し慣れてしまった気がする。
とりあえず冷蔵庫から適当に取り出したパンをお腹におさめて自室に引きこもる。
214:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/01 17:05:11
>>211
ここにいるよノシ
TV版でも泣いたが貞版はトウジが(ry
しかもシンジが知っているってのがなんとも…
自分にとっては貞版の一番の見所だな
215:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/02 06:02:22
知ってて握り潰すのと、知らないで握り潰すのと精神的に違うよね…。
ゲンドウは、何で倒せって命令したんだろうか?
エントリープラグひっこ抜いて、パイロット救出って命令したら良かったじゃないか。
おかげでエヴァ2プレイしたら物凄く癒された…。
トウジ、そこにいたの…。
216:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/04 22:46:00
ゲンドウにとって使徒殲滅こそが第一
そんな命令出して作成が失敗したらユイに会えなくなっちゃう
おまけにトウジなんて他人だからどうでもいいしシンジが悲しもうが関係ない
エゴイストな人ねって言葉そのまんま、それがゲンドウ
217:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/04 23:17:08
エントリープラグ握り潰す前にダミーシステム停止させれば良かったのに。
直接的死因は、初号機にタコ殴りされたことじゃなくて、エントリープラグを
握り潰したことによる圧死だろうに。意識はあったのかな…?
218:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/04 23:53:57
>>215
凄く癒された…批判の声が多いけれど
トウジ&参号機好きな自分にとっては神ゲー>エヴァ2
>>217
ダミーシステムの実戦データの収集の為に止めなかったんだと思う
TV版は意識(記憶)が無かった
貞版はバルに寄生されていたが…
219:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 00:12:41
なんとなく意識あったっぽいな…
STAGE39の扉の表情は
220:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 00:38:39
アニメはともかく、漫画は表紙見ると寄生されてるっぽいね…。
ダミーシステム止めても助からなかったのかも。
漫画はアニメより、シンジと仲良くみえたからよけい辛い…。
>>218
ノシ 同意。絵がちょっとアレだけど、エヴァ2は、自分も神ゲー。
トウジのATがえらい高いのでシンクロ率一番高くて大活躍。
参号機のデザインとカラーリングが好きなので嬉しかった。
シンジプレイで、いきなりキスされた時は萌えを通り越して驚いた。
ちょっと話した事あるだけなのに何故www
221:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 02:34:30
トウジはね
殴ったときから
シンジ一筋
222:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 02:50:36
個人的にはアニメ3話のシャムシエル戦後
エヴァの中で泣いてるシンジを見たときかな。
あれでフラグが立ったね。
223:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 04:42:49
>>213
昨日あんなに悲しかったのが嘘みたいだ…。
同じようにベッドに寝っころがっていても何も感じない。…何も。
昨日の最悪な気分は一体なんだったんだろう。
人生最悪のひどい気分、あんなにひどかった苦痛をもう呼び起こせない。
トウジに対する執着も、怒りも、捨てられた絶望感も。
何もかもが失われてすがすがしいほどに胸の中には何もない、ただ虚無が広がっている。
なんだったんだろう………トウジ…。
224:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 15:08:39
とりあえずヒカリはシンジの敵!
225:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 15:52:26
つーか、トウジはいいんちょのことどう思ってたんだろ?
漫画もアニメも、ヒカリ→トウジはあったけど、トウジ→ヒカリがあまりなかったような…。
226:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 17:35:36
>>223
早く仲直りしてくれ…。
227:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 17:56:27
ヒカリはもはやいらない人間
228:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 18:13:00
いや、ヒカリも健気でいいキャラじゃないか。
トウジがヒカリをどう思っていたかは分からないが
気持ちには気付いていたんだろうか。
まあスレ違いなわけだが
229:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 18:36:41
そうだね。ここトウシンスレだし。
貞エヴァ1巻から6巻まで一気読みしたら泣きたくなった…。
トウシンサイトってぐぐっても3件しかヒットしないんだけど。
学園生活もの多いから、トウジ死んだあとのトウシンとか読みたい。
230:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 19:33:26
>>223
これは…シンジは吹っ切れちゃったのか?
こう、画像とか視覚的なものも欲しいんだが
トウジシンジはなかなかないな…
231:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 19:52:53
ないよなぁ…。カヲルや女性陣にハマってればどれだけ楽だったか…。
とりあえず、ガチャポン貞本シリーズ第五段のプラグスーツトウジとシンジを並べてほくそ笑んでみた。
232:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 22:59:06
とりあえずぽいのをうp 大きいので注意
URLリンク(tool-ya.ddo.jp)
>>231
貴方とは気が合いそうだw
233:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 22:59:47
つ エヴァ2とシンジ育成
234:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:16:17
>>232
これシンジ育成?
エヴァ2は知ってるけど、ジンジ育成ってトウシン展開ありなの?
あってもカヲシン展開かな?と思って買ってないんだけど。
ガチャはこの先トウジがフィギュア化なんてないだろうと思い、やってみた。
仮にもフォースなのにプラグスーツ姿の資料少なすぎるよ…orz
235:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:21:52
俺はクルシマのトウジガレキを持っている
無論シンジのも持っている。
236:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/05 23:45:37
トウジってプラグスーツ青系なのか、黒系なのか…。
ガチャは青だけど、エヴァ2は黒。
個人的に黒が好きなんだけど。
トウシン画像もないけど、プラグスーツの資料も本当にないよな。
237:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 00:02:45
>>234
某スレでシンジ育成でトウシンに目覚めたって言っていた人は見たことあるけど
詳しくは不明
自分もガチャやった。シンジは3発目で出たがトウジ出すまでに
何度白シャツレイと私服アスカが出たことやら…
>>236
エヴァ2のは何とも言えない濃い青だった様な…
そういえば貞版のも微妙にデザインが違うね
238:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 00:03:46
本編でも一瞬しか映らないしなあ
その時は深緑っぽい色だったような気もする
239:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 00:25:56
>>237
自分はレイ、アスカは一発だったけど、シンジでるまでトウジ連続5体でた…。
とりあえず全部組み立ててみたけど、シンジ1:トウジ5
なんかもうシンジハーレム。
トウジだらけの天国。
240:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 02:39:27
昔拾ったトウシンエロ画像を貼ってみるか
多分>>173が言ってるやつ
モロなんで注意
URLリンク(www.uploda.net)
241:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 05:57:42
>>223
「アイツずっと来ない気なんやろか」
「どうだろね」
「き…聞こえたんか」
「…独り言にしゃ大きな声だったけど?」
「…」
繰り返し繰り返し考えていた言葉がついこぼれた
「シンジ、この前みたいなひどい顔してたからなぁ」
「この前て…いや、アイツに会うたんか?」
「あれ?トウジんとこには行かなかったの?やっぱオレって頼りにされてるんだなぁ~」
「…」
「…何だよトウジまで…もしかして…」
「な、何や」
「また殴ったの?」
「…」
「おい、まさか…図星?」
「んな、なわけないやろ!ただちょっと心配なだけや」
「まぁた…心配なら連絡とればいいだろ?」
「そうやけど……(できんのや…)」
「…ほらケータイ貸せよ、オレが代わりにメール打ってやるから」
「アカン!返せ!こらケンスケ!」
「必死になるのがア・ヤ・シ・イ・な!何か見られちゃマズイものが…イタッ!」
「アホか!返せや!」
「何だよムキんなって」
「……余計なことはせんでええんや」
「ちぇっ、友達甲斐のないやつ…分かったよ。ほっといてやるよ」
「すまんな…」
「…やっぱ変だよ、お前」
242:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 09:47:29
他の子も入ってるけどトウシンかなーと思うやつ
URLリンク(www.uploda.net)
パスはevaで
243:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 09:49:50
うわ、職人さんが来てた
GJです
244:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 09:51:36
アンカー忘れたorz
>>243は241さん宛てです
245:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 14:04:04
>>242
一番最後のやつ、なんでこの組み合わせになるんだwwww
246:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:32:10
>>240
>>242
携帯からだから見れない。
247:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 17:59:26
>>242
今から襲います、みたいな奴が紛れてる件
248:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:08:28
4人で歩いてるやつ
あれは絶対に手を繋いでるよね
249:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 18:28:17
下切れてるやつね。こっそり繋いで見えるよね。
250:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/06 22:42:07
>>242
鋼鉄2にこんなシーンあったのか…トウジとエレベーターに乗るしか見たことない
もう一周してみる
251:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 06:19:05
>>241
昨日から書きかけで保存してあったメール。何て書いたらいいのか…別に一言書いて送ってやるだけでもいいのかも知れない。
けれど、迷って迷って、結局文章にならないままのテキストがあちこちに散らばっている。
ワシってこんなに女々しいやつやったんやろか…
あらためて読んだメールはとても自分の書いたものとは思えなかった。
どうせこのメールはまとまりそうにない。
迷う間もないようにキーを連打して、思い切って削除する。
別に関係ないやろ、メールくらい…フツーに送ったれば…フツーに。
………せやけど何て書けばええんや…。
252:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/07 19:23:52
職人さんGJ。
映画でトウジはシンジが迎えに来てLCLになったと信じている。
253:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 10:42:57
>>251
「あれっ…ケンスケかな」
ペンペンと一緒にダラダラと下らないお昼のワイドショーを見ていると携帯が鳴った。
そこに表示されているものを見たとたん、何ともないと思っていたのに、またジメジメとした汚れた感覚が戻ってきた…。
携帯を壁にぶつけてやりたいと思ったけれどが、ペンペンが目に入って何とか思い止まり、自分の部屋にかけこむ。
「何だよ…!何でだよっ!大丈夫なわけ…そんなわけないだろ!」
ベッドは殴っても殴っても軽軽と拳をはねかえしてしまう。
そのことにまたイライラしてさらに激しく殴りつける。
「ウッ…ウクッ…ウッ…ハァッ…ハァッ…」
254:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 16:28:15
貞エヴァのトウジは、描写全くないけど、やっぱり密葬だったんだろうか?
頭部裂傷、右足切断、ひ臓破裂…。
酷い死因だよな。
アニメシンジだったらトウジ死んだ時点で25、26話になりそうだ。
255:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 17:25:20
またシナリオ作ってごまかしたんじゃないの?
隠蔽はオハコですから
256:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 18:22:02
漫画版は遺体が遺族のもとへ返されたかどうかさえ怪しいな。
アニメはトウジの見舞いとか行ったんだろうか…。
トウシン好きとしては、トウジの隣でシンジが寝ていたとき、
どちらかか何らかのアプローチがあるだろうと思ったのに何もなかったし。
257:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 18:57:27
先に退院したシンジは片足のないトウジを見たんだろうな…
258:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 19:15:20
うわー、それ痛いな。わざわざ同室に寝かされてたしな。
しかし、片足失う程の大怪我だったら普通個室じゃね?
こう…、トウジ死んだ後とか、アニメだったら傷付けた後のトウシン読んでみたい。
バル戦無事で、トウジ普通にパイロットしてたら
映画はアスカじゃなくトウジと生き残ったかもね。
259:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 00:29:44
漫画版まだ読んだことないのですが、
トウジが死んでしまうのは何巻ですか?
260:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 00:54:43
6巻です。ぜひハンカチのご用意を。
261:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 01:01:01
アニメに比べて触れ合いの描写が多いだけに辛い
262:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 01:19:40
6巻だけ読むより、1巻から6巻って読んだほうが涙腺が大洪水。
ついでに7巻も。
263:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 01:20:14
>>260
>>261
ありがとうございます。とりあえず
6巻までAmazonで注文しました。
感想は追って書きます
264:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 01:22:28
感想は別にいらな(ry
265:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 01:31:12
(´・ω・`)ソレモソウダネ
266:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 01:33:44
まぁ、トウシン好きが増えるのはいいことだ。
267:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 06:57:18
>>253
トウジが……トウジが悪いんだっ!こんなの…こんなの!
・
・
・
「うぐ…ッ!シ、シン…!あぐぁあ!」
「トウジが!」ズンッ!「ひぃ!」
「みんな!」ズリリ…「ぁああッ!」
「トウジのせいだ!ズパンッ「あぁがあッ!」
無理矢理の挿入にトウジはうめき声をあげ、腰を引いて攻撃から逃がれようとする。
「何を………逃げてるんだよッ!」
そんなことはさせない…
しっかり腰をつかまえ、より深く、酷い力でペニスを捻りこむ。
「シンジイッ!許してくれえ!」「今更そんな泣きごとを言って…僕が許すと思ってるの…」
「頼む…!頼むうう!」
「だめだよ、トウジッ!」ズコンッ!「はぐっ…ぅうああ!」
怒りを飲み込んで真っ赤になったトウジの中をゴリゴリと傷つけるように責めたてる。
何も準備していないソコはしつこくまとわりついて気持ちいいのにうっとうしい…!
「トウジ!僕なんかに犯されて!うっ!恥ずかしく…うくっ…ないの!?うああ!ぁあイクッぁあ!ああっ!ああああ!」
・
・
・
268:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 07:15:22
>>267
「ハァアッ!ハァアッ!ウッ!ハァッ、ハァッ…」
妄想の相手に怒りをぶつけてもしょうがないのに…
次から次から怒りが湧いてどうしようもなくなっていた…
「く!くぅう…うっ!くっ!」
汚れた手で握りしめた携帯を床に叩き付ける。
ドンッと意外に小さな音を立てただけで、何ともないようにそこに転がる。
何だよ!バラバラに砕けろよ!何で壊れないんだよ!
「ふッ…ふぅウッ!くうぅう!ひ…ううっ」
両手で爪を食い込ませながらシーツを握りしめる。
隣にペンペンがいなかったらきっと大声を上げて部屋中に当たり散らしていただろう。
血管が浮き出るほど激しく指に力を込めて必死に漏れ出る嗚咽と衝動を堪える。
もう何に怒っているのかも分からない
何だよ…!何してるんだ!クソウ……!クソッ!チクショウ!
269:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/09 07:37:17
>>268
「おはよう」「お~っすシンジ!」
「朝から元気だね…」「だってさ…イイモンが…ひひ…後で見してやるよ」
「…」
チラッ
予想通り固まってるもう一人にも声をかける…
「おはよう、トウジ」
「ォ…オウ」
「何だよもっとうれしそうにしろよ」
「こ、コラケンスケ!」
「あの、ごめんメール返せなくて」
「た、大したメールやなかったやろ」
「でも…ありがとうトウジ」
「………大丈夫か」
「…何が?」
「いやええんや、何でもない」
「変なトウジ」
次の日、驚くほどすんなりといつもの3バカに戻れたことに自分でも驚く。
心の中は昨日から変わらず、暗く冷たいままなのに…
続
270:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 14:47:28
トウジよ
中途半端な優しさは時に相手を傷付けるだけなのだ
271:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 15:59:01
え?これトウジ掘られる側になるの?
272:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 22:33:52
スレ違いっぽいような…
つかトウジを掘っても面白くないな
273:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 23:41:47
シンジがトウジに乗っかって女役で逆レイプと脳内補完。
274:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/11 00:25:51
おまえ頭いいな
275:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/12 00:12:02
トウジって中学時代は比較的女子に嫌われるけど
高校入ったら俄然モテ始めるタイプだよな。
276:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/12 00:38:54
「トウジ。」
「なんやぁ?」
「あのさ、今日遊びに行ってもいい?」
「…」
一瞬トウジの表情がこわばる。じっと見つめる目で探っているのがわかった。
それを悟られまいとしてか、少し開いた間をつめるようにトウジが言う。
「ええで。」
たぶんトウジならそう言うと思った。
いつもの雰囲気を壊さないように…。
「何時くらいなら大丈夫?」
「ん~、ワシは別にいつでも構わんで、どうせ暇やし。」
「よかった、じゃあマンガ持ってくね。」
「え?どないしたん…」
「実は、昨日…学校サボって買ってきちゃった。」
「なんやセンセやるやないか。心配して損…したわ。」
チラッと向けられた視線に気がつかないふりをする。
今日の僕は簡単にうそもつけたし…実は意外と器用なのかもしれない…。
「じゃ、あとでね。」
「おう、まっとるでぇ~。」
277:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/12 01:29:59
ピンポーン
ガチャリ
「早かったな。」
今度は僕がトウジの表情をうかがう。あくまでも気づかれないように。
「おっなんや!」
「これ、お菓子とジュース。買って来たよ。」
「そんなん…気ぃ遣わんでええのに。」
「いいのいいの。それにちょっと試したいアイスもあったし。」
「せやけど二人や食い切れんやろ?これ…。」
「いいよ残ったらトウジが食べて。いつからそんな遠慮するようになったの?」
「もとからやで?ワシはシンジより全然繊細なんや。」
「うそばっかり!」
ガッチャン…
大丈夫…みたい。
トウジは僕のこと、もう何ともないと思ってる…。
278:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/12 01:41:47
何かマジでトウジ掘られそうなんだけど( ;゚Д゚)
そもそも何故トウジはシンジを避けてるのか。
>>275
背もがっつり伸びるタイプだろうしな。
279:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/12 12:54:24
>>278
>>273
280:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/13 18:37:22
>>277
ゲームをして、おやつを食べて、またゲームをして…。
飽きたら寝っころがってダラダラとマンガを読む。
ついこの前まで、当たり前のようにしていたこと。
トウジと仲良くなってから、まっすぐマンションに帰ることはほとんどなくなった。
エッチをするようになってからはなおさら、トウジの家が自分の家みたいに思えてくるほど、毎日のように入り浸って、こうして遊んで……それから…。
やっぱり、無理だった。………家を出た時からこうなるのは分かってたんだ。どうしたって頭に浮かんでくる。
扉一枚隔てた隣の部屋、こうしてダラダラしてると、そのうちどちらからでもなく誘って、トウジの部屋に入る。
適当に服を脱ぎ捨てて、性欲が満たされるか、体力が尽きるか、あるいは夕飯の支度の時間になるまで抱いてもらう。
トウジに音をあげさせるほどセックスをしても、ちっとも飽きなかった。もっとしてほしい、ずっとしていたい。汗まみれで腰を降りながら、いつもそんなことを考えていた。
281:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 00:12:56
>>280
そ~っと持っているマンガをずらしてトウジを見る。
……顔が見えない。
トウジの顔の前にあるマンガが邪魔だ。
トウジは単純なようで、実はよくわからない。僕があまり聞かないのもあるけど、自分の気持ちを話さないから。
笑ったり怒ったり、感情表現はすごく豊かなのに、何を思ってそうしてるのか、本当のところは知らないんだ。
どうして僕なんかと付き合ってるのかを聞いた時も、結局茶化して教えてくれなかったし。
男はそないなこと喋らんもんや、と言っていたけど、ほんとにそれだけなのかな…それもわからない。
ジッと見つめる視線を知ってか知らずか、トウジはゆっくりパラ、パラとマンガのページをめくっている。
大丈夫。今日はきっと…大丈夫。
その言葉を何度も繰り返す。
自分でもそれが単なる願望だと分かっているけど…。
「トウジ………しよっか…。」
282:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 00:33:20
抱いてやれよ!!!
283:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 00:40:08
イヤや
284:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 00:47:17
そう言わずに!
285:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 01:00:21
あなたとだけは絶対にイヤ
286:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 01:23:27
トウジ、助けてよ。ねぇ、トウジでなきゃダメなんだ。
お願いだから僕を助けて。
一人にしないで!僕を見捨てないで!僕を殺さないで!
287:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 01:32:53
>>281
パラ…
トウジがページをめくる。
聞こえなかった………わけがない。
「ねえ、トウジ……しよう。」
冷静に、冷静に、と思うと、逆に頭が少し熱くなるのがわかった。
今のははっきり聞こえたはずのに…完全に無視する気だ…。
待っても返事が返ってこない。
「トウ…!」「シンジ、まだ帰らんでええのか…」
さえぎるようにトウジが言った。
帰らなくていいのか?と聞いてるわけじゃない。
静かな口調で、きっぱりとトウジは言った。
帰れと。
今度は一気に血がのぼった。
僕の言葉を無視したこと、
相変わらずマンガを持ったままこっちを見ようともしない態度、
冷たく放たれたトウジの言葉、全てに腹が立った。
それでもまだ冷静に、体を起こしてトウジの手からマンガを取り上げる。
「してよ、トウジ…!」
288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 01:51:02
>10 >15 >72 >73 >86
>88 >105 >112 >116 >120
>124 >125 >136 >148 >156
>158 >160 >161 >163 >166
>194 >195 >197 >198 >199
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>213 >223 >241 >251 >253
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>280 >281 >287
289:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 02:12:01
>>288
寝転んだままトウジの目が僕をとらえた。
真顔…だ。ゆっくりと体を起こしたトウジが、またまっすぐこっちを見てくる。
そんな風に見たってダメだ…!
はっきりと意思を込めてトウジを見つめ返す。
「帰るんやろ…。」
また突然トウジが口を開く。
そっちが勝手に決めたって、こっちの答えは変わらない。
「帰らない。」
「…おんなじやで、あん時」「帰らない…!」
「またワ」「帰らない…!」
「…」
よけいな言葉は聞きたくなかった。
ただ黙ってトウジの部屋に入ってくれればいい。
「分かったわ…」
えっ!?一瞬の驚きの後、すぐにその意味が違うことがわかった。
「そんなにワシに追い出されたいんやったら…追い出したる…!」
この前と同じ…立ち上がったトウジの顔には、はっきりと怒りが感じられる。
290:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 02:53:19
>>289
「待ってよ!どうしてだよ!!」
「遊びに来るゆうからええ言うたんや。」
「嘘だ!トウジはわかってた!」
「…」
「図星なんだろ!何も言えないくせに!」
「ワシは信じとったのに…シンジが裏切ったんや。」
「な、何だよそれ!僕を裏切ったのはトウジじゃないか!!全然分からないよ!」
「…前にも言うたやろ?シンジとする気はない。」
「どうして!」
「誤解させんようにはっきり言うわ。今日だけやない、これからもや。ワシはシンジとはセックスせんで。」
「だからどうして!こんなのずるいよ!卑怯だよ!」
「なんと思われてもええわ。とにかくワシの気持ちは変わらんからな。」
トウジが近づいてくる。
「待って!ちゃんと説明してよ!こんなのヤだよ!」
「…説明やなんて、そんなんしても無駄や。」
「そんなの、してみなきゃ分からないじゃないか!」
「…」
「どうして僕に何も言わないんだよ…一人で勝手に決めないでよ!」
291:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 02:54:15
俺ならすぐにでも抱いてやるのに。
292:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 03:24:27
>>290
「言うてもお互い傷つくだけや。…すまんな。」
僕の腕をつかまえながらトウジが言った言葉に耳を疑った。
傷つく………傷つく…すまない……………
「傷つく!?もうこれ以上どうやって傷つける気なんだよ!!」
完全に逆上して叫んでいた。
「昨日だって…!昨日だって!!」
思い出して全身に力が入る。
「あんなメール送ってきて!!ふざけるなよ!……いいよ、分かったよ!トウジがそういうつもりなら帰ってやるよ!」
「…」
「そのかわり…ちゃんと、ちゃんと責任取ってよトウジ…!」
293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 04:21:44
シンジが可哀相になってきた。
トウジ、男を見せろよ。
294:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 05:34:01
>>292
トウジが…トウジがいけないんだ!こんなこと…トウジが訳分かんないこと言うから…!
「どないしたらええんや。」
「………脱いで。」
しばしの沈黙。
「トウジのせいで…こんな風になったんだから…当然だよね。今まで散々僕のこと抱いたくせに…いきなり捨てるんだから。」
「…」
どうして何も言わないんだよトウジ…本当に…捨てるんだ…
「…これっきりやで、わか」
「いいから早く脱いで!」
「………それでお前の気が済むんやったら…」
トウジは恥じらうこともなく下着まで潔く脱ぎ捨てる。
「これでええんか。」
「黙って…!」
本当に久しぶりの、生身の感触を素手で確かめる。
両手を逞しい胸に置いて、そのままゆっくりと筋肉を撫でながら背中へ回っていく。
回した腕でギュッと抱きついて頬を胸にこすりつけると、懐かしいトウジのニオイがした…。
やっと…やっと…!
ようやく手にした温もりに涙がこぼれそうになる。と同時に体の方も熱くなる。
少ししょっぱいトウジの乳首を口に含みながら、股間をこすりつけていると、あっという間に勃起してしまった。
それまで2日と空けずに抱かれていた体は、もう何日もほったらかしにされて、いくら自分で慰めても欲求不満で爆発しそうだった。
「ハァ…ッ!……ハァッ!…トウジ…して、抱いて…!」
295:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/14 16:17:27
イ、イタモノ…
296:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/15 01:07:51
痛い擦れ違いモノもいいが、たまにはほのぼのした和み系も読みたいな。
297:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/15 11:55:14
女シンジが苦手でなければ妊娠スレをおすすめする
298:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/15 23:02:45
ありがとう
299:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/16 21:26:10
漫画版のトウジはアニメより華奢で少年っぽい体系で好きだ。
あの茶髪には慣れるのに時間かかったけど。
300:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/19 22:08:27
続きはまだか
301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/24 02:08:01
ほほっ
302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/28 11:13:16
すすっ
303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/02 00:11:01
続きどうなったんだろう?
304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/04 22:04:56
トウジ「…なぁ」
シンジ「………」
トウジ「……なぁ」
シンジ「………」
トウジ「なぁて!!」
シンジ「………」
トウジ「……何怒っとんのや」
シンジ「……別に」
トウジ「『別に』やないやろ」
シンジ「なんでもないって言ってるだろ!!」
トウジ「……アレか?昨日」
シンジ「違うよ…!!」
トウジ「ほんならなんでそんなにぶっさいくな顔してんのや」
シンジ「元からだよ!!」
トウジ「いーや、俺の好きになったシンジはそんな顔せんかったしもっと可愛らしかったで」
シンジ「可愛くなくて悪かったな」
トウジ「……ぶすくれたシンジも可愛いけど笑とってくれや…なぁ」
シンジ「………」
トウジ「今度はちゃんと遊びに行こうな」
シンジ「………ぐすっ」
ショートだから投下した
反省はしてない
305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/05 01:02:33
いや、続けて続けて。
306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/09 02:15:57
職人こないかな
307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/09 17:06:35 93TlsbZC
あげとこ
308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/10 11:19:25
女シンジだったらトウジやばいでしょう。
309:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/10 11:48:22
トウジ「おい、こら、待たんかい!」
女シンジ「また叩く(ビンタ)気?別にいいわよ」
女シンジ「だけど、今度は手加減なしでやってよ、顔に傷を残すつもりでね」
女シンジ「いっその事、殴ってくれて構わないわ」
310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/10 12:01:59
初恋の人を握り潰して殺すのか。
その前に一緒に綾波ん家行ったりちょっぴりいい感じに。
そりゃトラウマにもなるな。
311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/10 12:32:46
トウジ「おい、こら、待たんかい!」
女シンジ「また叩く(ビンタ)気?別にいいけど・・・」
女シンジ「今度は手加減なしでやってよ、顔に傷を残すつもりでね」
女シンジ「トウジ君の気の済むまで、殴ってくれて構わないから・・・」
アスカっぽくなってしまったのでちょっと改造。
312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/10 14:19:15
シンジって可愛くて大人しくて家庭的で、トウジにとったら理想のタイプだな。
313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/12 21:19:44
キモい腐女子が集まるスレはここでつか?
314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/12 23:07:50
腐女子をお探しなら
カヲルスレへどうぞ
315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 02:52:00
トウシンってマイナーなんだな。好きなんだけど。
ネットでもほとんど見かけたことが無い。もっと広まればいいのになぁ。
やっぱり腐女子はカヲシン好きが多いのか?
316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 11:23:26
とりあえずホモはキモいからやめい!!!
317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 11:24:15
>>314
カヲルスキーも、どのキャラとどのキャラだとしても、
男同士の恋愛を結びつけるキモい奴も、
みんな腐女子であることにはかわりねぇよ
318:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 14:21:32
>>294の続きはどうなった
319:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 14:32:01
>>317
巣にかえりなさい
320:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 22:12:07
男同士の友情=ホモと結び付けてんじゃねぇ!!!
キモ腐女子め。
氏ねよ
321:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 23:02:32
ヌルーしろっての
322:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 23:12:10
>>294はどうなったのか
323:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/16 03:15:15
「どないした?シンジ、じっと見て」
「え?あの、トウジは男らしくていいなぁって」
「何やねんそれ」
「体格いいからさ。僕なんて胸板とか薄っぺらだし…」
「まぁ、シンジは痩せ気味やしな。もうちょい肉付けたほうがええで」
「そうかな。鍛えようかな」
「もうちょい肉付けたら抱き心地もようなるんやろなぁ。ワシよりムキムキは嫌やけど」
「!!な、なに言ってるんだよバカ!」
324:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/17 23:57:04
「べ、別にトウジの為に鍛えてるんじゃないからね!」
と言いつつ毎日トレーニングルームに通うツンデレシンジ
325:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 00:11:59
最初から読んで今更だが>>25に泣いた
326:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 00:31:59
「おっシンジ、ちょお肉ついてきたんやないか?」
「そ、そう、かな?」
「力入れてみ」
「ふっ…!」
「ほれ、筋肉ついとるやん」
「………ね、ねぇトウジ」
「なんや」
「そ、その………だ、抱き心地たしかめ…わあっ!」
327:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 00:57:00
そこで切るなよ…。
>>325
あれは泣けるね。もう一回6巻読んで欝に。
STAGE.40「黄昏を黒に染めて…」にどうしようもなく萌える。
あの表紙最高。
328:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 02:26:08
>>327
続き書いてください
329:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 03:01:46
「ちょっと、ちょっと?トウジ!」
「何やシンジええ匂いするわぁ」
「そ、そんなわけないよ!さっきまでトレーニングしてたんだから。
汗臭くて恥ずかしいよ。離して!」
「ええやん。ワシシンジの匂い好きやで」
「好きって…。筋肉付いたか確かめるだけだろ!離してよ」
「確かめとるで。んー、腰細いなぁ。ケツもプリプリやーん」
「違う!何かちがーう?や、もぉ…離して…」
「嫌や、離さへん」
書いたぞ。続きをまかせた。
330:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 03:49:25
>>329
続き
331:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 04:17:21
暗いと不平を言うよりも、自分で進んで明かりを付けましょう。
お前さんが続き書きなはれ。
332:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 12:18:29
「そ、そんなとこ、やめてよ!かがないで!!」
「ワシ脇フェチやねん…」
「ばかっ!ひっ…な、何してんだよ!」
「んん、何って…舐めとるんやで」
「や、ゃめ…ぁ…」
「匂いだけやのうて、んん…シンジの味も…」
「い、犬じゃ…や…ないんだから…ぁッ…!やめて!」
「そない言うて…シンジもメッチャ感じとるやん…」
「ぁあ…!だ、ダメ…」
333:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 14:40:54
トウジになってシンジの尻を触りたい。
334:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 14:55:46
シンジの尻に触っていいのはトウジだけです
335:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 15:07:47
じゃあトウジにシンジの桃尻触らせてあげてよ。
336:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/18 20:13:21
ケンスケ「トウジ、誰をそんなに熱心に見てるんだよ。惣流か?委員長か。」
トウジ「いや、シンジや」
ケンスケ「……へぇ~」
トウジ「シンジの尻!シンジの太もも!シンジのふ・く・ら・は・ぎぃ~」
ケンスケ「…へぇ~」
トウジ「なぁケンスケ。ワシ、実はシンジの事好きやねん」
ケンスケ「…うん。知ってる」
トウジ「え!?なんで!?」
ケンスケ「何でって…。お前…。」
337:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/20 19:51:32
サービス心旺盛な職人だな
乙
338:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/20 23:10:49
でも触ってない…。
339:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 10:07:53
トウジ「なあ、ケンスケ。ワシ変か?」
ケンスケ「いや、変じゃないさ」
トウジ「ほうか…」
ケンスケ「見ろよ、あれ」
▼ ▼
男子A『よお、碇、宿題見せてくんない?』
シンジ『うん、いいよ。あれ? 前も言わなかったけ、それ?
もう駄目だよ、自分でやらなきゃ。身に付かないよ』
男子B『なあ、碇…じゃなくてシンジ。今日、暇? 一緒に遊ばない?』
シンジ『あ、ごめん今日はエヴァの訓練が…』
男子C『碇ぃ~、トイレ行こうぜ』
シンジ『え? さっき行ったばかりだけど…、いいよ、いこ』
▲ ▲
ケンスケ「ことあるごとに男共がシンジに話しかけてるだろ。さりげなく触ってるし。
実は最近の写真の売れ行きはシンジが一番なんだ」
トウジ「くくぅ~、あいつら~、シンジはワシのモンやっちゅーねん」
ケンスケ「お前のじゃないだろ。でも、和解したからって、トウジはシンジの事を最初殴ったからなぁ~」
トウジ「うっ」
ケンスケ「マイナスポイントだろ、明らかに」
トウジ「ぐっ」
ケンスケ「ところで、シンジの着替えの写真いる? 特別価格にしてやるけど」
トウジ「……なんぼや……」
340:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 13:17:46
商売上手なケンスケ
341:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 13:25:31
トウジとシンジを幸せにしてやってくれ
342:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 15:17:20
うっかりシンジの前で写真を落としてさらにマイナスポイントがついちゃうトウジ萌え
343:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/21 15:33:18
トウジ「シンジ…」
シンジ「トウジ、どうしたの?」
トウジ「し、シンジ!あー、その、初めて会った時殴って悪かったな」
シンジ「どうしたのさ。今更」
トウジ「いや、その…」
シンジ「それにね、今思えば僕少し嬉しかったかも」
トウジ「え!?」
シンジ「あんな風に真っすぐにぶつかって来た人なんて、今までいなかったから…」
トウジ「し、シンジ…!」
シンジ「トウジ…」
ひら
シンジ「あれ?トウジ。何か落ちたよ」
トウジ「あ!そ、それは!!」
シンジ「………これ、僕の。トウジのエッチ!バカ!ハゲ!」
トウジ「は、ハゲちゃうわ!っじゃなくて、こ、これは違うんやぁ!」
シンジ「ナニが違うんだよ!これはもう没収!」
トウジ「えぇえぇええぇえええ!」
シンジ「えぇえぇええぇえええ!じゃない。…目の前に本物の僕がいるんだからいいだろ」
トウジ「えぇえぇええぇえええ!!!」
ちょっと幸せにしてみた
344:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/24 13:03:23
ほのぼの待ち
345:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/24 14:33:32
いいね、ほのぼの。弁当一緒に食べたりとか
346:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/27 22:34:38
ほっ
347:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/28 01:35:16
す
348:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/30 18:48:43
まだ友達同士でトウジ→シンジな段階の2人という設定で。
「シンジの味噌汁めっちゃ美味いなぁ!」
「そ、そう?別にこんなの普通だよ…」
「いや、かなりの腕やと思うで。シンジはええ嫁さんになれるやろな~」
冗談ぽく笑うトウジに一気に恥ずかしくなってシンジは真っ赤になる。
「なっ…なに言ってんだよ!バッカみたい」
トウジの言葉が妙に嬉しかったことに戸惑って、シンジは慌てて目をそらした。
「…本気で言うてたら、引くか?」
「え…?」
急に真剣な顔つきになったトウジに一瞬ドキッとする。
「どうしたのトウジ…今日、ちょっと変だよ…?」
349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/30 18:50:31
トウジは言いたかった。
『ワシの嫁はんになってくれ、シンジ!!』
と、ずっとずっと言いたかった。
でもさっきまで笑っていたシンジの表情が、自分を心配そうに見ていることに
決心は揺らぐ。
自分の気持ちを伝えてしまったら、きっと今までみたいに友達として付き合うことも
できなくなるかもしれない。
あんな無愛想だったシンジが、この数日間でやっと自然に笑ってくれるようになった
のに。
微妙なバランスで成り立っている今の友達関係を壊したくはない。
それほどシンジは繊細で、自分が一番苦手なタイプだとトウジはよくわかっていた。
だけど、放っておけない。
目が、離せない。
コイツの笑顔が見たい。
シンジを笑わせると、今までにないくらい最高に満足する自分がそこにいた。
「…シンジのメシ美味すぎて、ギャグ思いつかへんわ」
結局、想いは自分の心に押し戻す。
でも次の瞬間、トウジの一番好きなシンジの笑顔が見れた。
「もう。驚かさないでよ。急に真剣な顔するから心配しちゃったよ」
「あんなぁ、ワシかて真剣になる時もあるっちゅーねん」
(ホンマに…真剣に、好きやで、シンジ…)
350:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/30 19:25:02
可愛いね
351:348
06/08/31 03:12:02
(今日のトウジ、やっぱり何か変だったなぁ…)
シンジはトウジが帰ってからも、そのことがやたらと引っかかっていた。
今までは一緒にいて楽しい、としか認識してなったけど、それはトウジが慣れない気を使って
シンジが親しみやすくできるように頑張っていたからだった。
なるべく間を作らないように、シンジの入りやすい話題、シンジが構えないでいられる適度な距離、等々。
当のシンジはそんなトウジの苦労も知らず、その居心地の良さに多少は不信に思いながらも
流されていた。
だから気付かなかった。
(そういえば、僕はトウジのこと何にも知らないや)
シンジにとってトウジもまた、苦手なタイプだった。
だからあまり関わりたくなかったし、興味もなかった。
だけど、トウジ特有のまっすぐな眼差しがいつしかシンジに忘れていた感情を与えていた。
自覚はしていなかったけれど、それは勇気とか希望とか、自信だったのだろう。
シンジがこの学校に来てから少しずつ明るくなったのは間違いなくそのせいだった。
シンジはこの時初めてトウジという存在が自分の中で大きくなっていることに気付いた。
トウジがおかしいと、こんなにも調子が狂う。
(明日、もっかい聞いてみようかな…はぐらかされたら、ケンスケに聞いてみよ)
352:348
06/08/31 03:14:35
翌朝、シンジはいつもの3人分の弁当にもうひとつ弁当を用意して行った。
もちろんそれはトウジの分。1日ぐらいならミサトにはバレないだろう。
こんなことをすると、トウジのことだから気を使いそうだけど、昨日自分の手料理を喜んで食べて
いたのが嬉しかったので、ついやってしまった。
「よっ!センセ、おっはようさん!」
いつもの明るい挨拶が葛城家に響く。
「おはよう。トウジ、ケンスケ」
(はぁ…シンジ、今日もかわええなぁ…)
トウジは相変わらず平静を装っていた。
(トウジ…いつも通りだ)
いつもの道を3人で歩きながら取り越し苦労だったかな、とシンジは安堵する。
(でもお弁当は渡そう。せっかく作ったし…)
「トウジ、今日お弁当作ったんだけど食べない?」
その瞬間、トウジとケンスケの動きが止まった。
トウジの脳裏に今のシンジの言葉がリピートされる。
固まったまま動かないトウジにシンジが不安になる。
「もしかして…迷惑だったかな…?」
「いや…コイツ、たぶん嬉しすぎて半分気絶してんだよ」
ケンスケは真面目に言ったがシンジは冗談と思い笑ってみせた。
353:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/31 03:35:57
GJ!
354:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/31 07:33:37
乙彼
いいね、ほのぼの待ってた
355:348
06/09/01 02:49:12
授業が始まっても、トウジはシンジの作ってくれた弁当のことで頭がいっぱいだった。
(シンジがワシのために弁当作ってくれるやなんて…ひょっとしてこれ、夢ちゃうか?)
実際トウジはそんな夢をもう何度も見ていた。
自分の席から見えるシンジの後姿から目が離せない。
もしかしたら、シンジも自分のことを好きなのかもしれないと期待してしまう。
(いや、落ち着けワシ。そないな都合のいい話あるわけないやろ!けど理由ぐらい聞いてもええよな?
それにしてもシンジの手料理が今日も食えるんかぁ~。ワシめっちゃ幸せや~~)
そうこうしているうちに昼休み。
3バカトリオはいつものように屋上へ。
予告通りシンジはトウジに弁当を渡した。
「はいトウジ、お弁当」
「シ、シンジ…ホンマにワシが食うてええんか?」
「うん。だってトウジのために用意したんだから」
「な…なんで…?」
「え?なんでって…」
困ったような顔をするシンジに、余計なことを聞いてしまったかと焦るトウジ。
シンジはただ、昨日のようにトウジに美味しいと喜んでもらいたかっただけだった。
でもそれを正直に言うのはかなり照れくさいと気付いて、答えられなかったのだ。
その時、焦っているトウジと目があってしまい、シンジは顔を真っ赤にしてごまかした。
「だ、だってトウジいっつもパンだし今日は期限切れの材料いっぱい余ってたから、
処理してもらおうと思って…!!」
「あ~そ、そうやったんか!ほな急いで食わなアカンな!!」
(何やってんだよ、コイツら…)
トウジとシンジの明らかに不自然な会話に、ケンスケは1人冷静に呆れていた。
356:348
06/09/01 02:51:23
ケンスケは、トウジの気持ちを知っている。
別に言われたわけではないが、トウジの態度を見ていたら一目瞭然だった。
ケンスケにとって、トウジもシンジも友達以外の何者でもない。
本来友達ならトウジを応援してやるべきなんだろうけど、相手がシンジとなるととてもそんな気には
なれなかった。
それはシンジが男だから、という理由もあるが、シンジの内面自体に問題があると感じていたから。
察しのいいケンスケにはシンジがどれだけ深い愛情を求めているのか大体わかる。
(女だったら相当面倒臭いタイプだな。ま、俺は友達だからいいけど)
それがケンスケのシンジに対する本音だった。
トウジが迫ったところで、シンジが受け入れるとも思えないし、ただ見守るだけに徹しようと
ケンスケは思っていた。
(でもシンジがトウジに弁当作ってきたのは予想外の展開だったな…)
シンジの本音を知りたくなったケンスケはちょっと探りを入れてみることにした。
一方、シンジは戸惑っていた。
自分がトウジに弁当を作ってきた理由が口に出したら恥ずかしいことだと思った時、
今までにない感情が自分の中にあると気付いた。
でもそれがはっきりとわからなくて、もどかしい。
(なんだろう…こんな気持ち初めてでよくわからない…どうかしてる)
シンジの頭の中で、そのことと先程のトウジの顔が順番に回っていた。
焦りながらも、弁当を口にした途端感激していたトウジの顔。
嬉しかった。
他の誰よりも、トウジに食べてもらうことが一番嬉しいと思った。
大袈裟に誉めてくれるからとかじゃなくて、食べた瞬間の表情がたまらなく好きだと思った。
(あ。そういえば、トウジに昨日のこと聞きそびれちゃった…)
そんな雰囲気じゃなかったこともあって、シンジはケンスケにそれとなく聞いてみようと思い
放課後を待った。
357:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 06:51:06
(゚Д゚)ウマー
つづき待ってますー
358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 12:01:57
ぐっじょぶ!
359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 17:39:06
トウジがアホで、ケンスケが冷静な傍観者でイイ!
360:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 22:09:51
今日は早起きして、お弁当を作った。
アスカはまだ寝てて、ミサトさんはネルフ。
僕は二人とペンペンの昼食と夕食を作ると、冷蔵庫にしまって、アスカを起こさないようにゆっくりと家を出る。
マンションを出ると、そこにはトウジが待っていて
「おはようさん」
なんて、声をかけてくれた。
いつものジャージ姿じゃないトウジは、どこか別人みたいで、僕はちょっとトウジと目が合わせられなかった。
「これなぁ、妹が病室で選んでくれたんや」
僕が顔を見上げるとは、トウジは照れ臭そうに頬を掻いている。
やっぱりいつものトウジだったことに、僕は笑った。
「でもエヴァのパイロットっちゅーんは忙しいんやろ?」
「うん、でも今日は平気」
チルドレンが遠出できないことも知ってたけど、僕はミサトさんに無理を言った。
『仕方ないわねぇ…でも使徒が来たらすぐに帰ってくるのよ』
『じゃあ…』
『楽しんできなさい』
『本当ですか!?やったぁ…』
『ふふっ。でもシンジ君が遊びに行くなんてねぇ』
『え…?』
『最初の頃はそんなこと考えもしなかったんじゃない?』
361:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 22:12:24
ミサトさんの言葉は図星も図星で、昔の僕じゃ本当に考えられないことで…
「これって、トウジのおかげなのかな」
「ん?なんか言うたか?」
「あ、うぅん!なんでもない」
笑って誤魔化すと、トウジはちょっと納得いかない顔をする。
「ごめん」
「謝らんでもええわい」
申し訳なくて謝ったら、頭をくしゃくしゃされた。
「イジワル…」
「誰がイジワルや」
「そういうことをするトウジ!」
僕は頭をくしゃくしゃするトウジから逃げた。
嫌だったわけじゃない。だから、悪戯っぽく笑ってみせる。
「ちょっ、くぉら、待たんかい!」
「早くしないと間に合わないよ!」
そんなこと言い合いながら、僕等は駅まで走った。
「えっと、9:30か…あと5分くらいだね」
「なら売店でなんか買っていこうや」
「お弁当作ってきたんだけど」
「ちゃうちゃう。朝飯や朝飯」
そう言うとトウジは売店に行ってしまう。
仕方なく、僕は二人分の切符を買って、売店で店員のおばさんと話しているトウジを横目で見ていた。
プルルルルルル
『まもなく3番線に9:30発の…』
「トウジ、早くしないと!」
「せ、せやかて…ちょっと待ってぇな!」
362:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 22:15:34
売店で急いで買い物をして、トウジは僕と階段を駆け上がった。
列車が到着する音が聞こえる。
「乗ります!ワシら乗ります!」
大声を上げて、僕より後に来たのに、トウジは先に行ってしまった。
「ま、待ってトウジ!」
「はよせんかい!」
無理だよ。
トウジが早すぎる…
トウジが列車に乗り込んだ。
ドアが、閉まる。
「トウジ!」
僕が叫ぶと、トウジの手が延びて、僕を引き寄せた。
「あっ…」
「アホ…遅いわ」
引き寄せられてそのまま抱き締められた。
列車は、ゆっくりと走り出す。
「遅いから罰や、もう少しこうさせぇ」
トウジに抱き締められてドキドキした。
トウジも顔を赤くしてて、でもやめる気なないみたい。
幸い、僕達の乗った列車には誰も乗ってなくて…
僕はその時、ずっとこうしていたいと思った。
363:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 22:20:47
リアルタイムで見れた
いいねぇ、可愛いねぇ
364:348
06/09/02 02:13:40
「シンジ、ちょっと手伝ってほしいんだけど」
「あ、ケンスケ。何?」
「倉庫から新しい掃除用具取ってこいって頼まれてさー。いいだろ?」
「うん」
放課後、トウジよりも早くシンジに話しかけることに成功したケンスケは、呆然とするトウジを横目に
シンジと倉庫へ向かった。
「…ちょうどよかった。ケンスケに聞きたいことあったんだ」
「へ?俺に?」
「うん…。トウジさぁ、最近なんか変だと思わない?ケンスケなら知ってるかなって…」
「…………」
シンジがトウジの気持ちに気付いてないのはいいことなんだろうけど、本当に全く気付いてないのも
凄いな、とケンスケは絶句した。
(ここまでお子ちゃまとはね…。だったら今日の弁当は一体どういう意味なんだ?)
「う~ん…その前に俺も聞いていい?」
「え?…うん」
「シンジってさ、誰かを好きになったことある?」
「は、はぁ!?何だよそれ!?」
「関係あることだから答えてほしいんだけど」
「??……ない…よ…多分…」
365:348
06/09/02 02:14:57
「やっぱり…」
「やっぱりって何だよ…」
ケンスケは大きくため息をついた。
ここで本当のことをシンジに伝えるのは簡単だけど、それはトウジへの裏切りになってしまう。
でもシンジのこの鈍感さにケンスケは同情して、少しヒントを与えることにした。
「あのな、シンジ。恋をすると、誰でも今のトウジみたいになるもんなんだぞ」
「え…」
シンジの胸がちくりと痛む。
ひどく衝撃を受けているのに、妙に冷静になっていく自分がいた。
「じゃあ、トウジ…好きな人いるんだ……」
「ま、そーゆーこと」
「………」
明らかな作り笑いをして黙り込んだシンジに、ケンスケも黙ってしまった。
(シンジ…マジかよ…)
本人さえまだ気付いていないシンジの気持ちを見抜いたケンスケは、やっぱり見守るだけに徹しようと
再び決心した。
366:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/02 12:35:32
GJ!
367:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/02 19:48:10
乙
投下速度早くていいね
368:348
06/09/03 03:40:26
掃除用具を抱えて教室に戻った2人を、トウジが待っていた。
「おう、ごくろーさん。何やえらいかかっとったなぁ」
シンジが目を合わさないようにしているのにトウジはすぐ気付いた。
話しかけようとした瞬間、ケンスケがさりげなく遮る。
「ちょっとひっくり返しちゃってね。トウジも掃除当番だろ?ほい」
ケンスケが適当にごまかしながら、トウジにほうきを放り投げて目で合図を送った。
トウジはケンスケの意図がわかった訳ではなかったが、シンジに話しかけるのをとりあえず諦めて掃除にかかる。
(ケンスケの奴…シンジに何か言うたんか…?)
一向にこちらを見ようとしないシンジはまるで、転校してきたばかりの暗い雰囲気に戻ったかのようだった。
「さー掃除や掃除!ちゃっちゃと終わらすでー!!」
わざと明るい声を出してみてもやはり同じだった。
「ちょっと鈴原!!口だけ動かしてないで手を動かしなさいよ!!」
委員長がすかさずいつもの絡み合いにやって来る。
「あ~…うっさいのが来た…」
「うるさいとは何よ!!あんたのせいでしょ!?」
「ちゃんとやってるやんけ~!そこジャマやからのいてんか」
「なんですって~!?」
ぎゃあぎゃあと普段通りの口喧嘩をする2人を見て、シンジはハッと気付いた。
(トウジの好きな人って…委員長……?)
色恋沙汰に鈍いシンジは、何の根拠もなく、ただトウジに近い異性の存在=委員長という安直な発想でそう
思い込むことにした。
そして、トウジへの想いに気付き始めていた心を無意識に閉ざしてしまった。
369:348
06/09/03 03:42:09
一方トウジはシンジに気付かれないように、ケンスケに小声で問い詰めていた。
「おいケンスケ!お前シンジに何か言うたやろ!?」
「べっつに~?」
「しらばっくれんなぁ!!」
「ス・ズ・ハ・ラ~~~!!!」
終わらない委員長とトウジの鬼ごっこを無視して、シンジは黙々と掃除を続けていた。
「ちょっとシンジ!」
そこに現れたのはアスカだった。
「ミサトったら今日も仕事で帰れないって言うのよ!?」
「そ、そう…大変だね」
「あんたバカ!?誰がミサトの心配しろっつってんのよ!!」
「…は?」
「この私が、なんで2日も連続でアンタなんかと2人っきりで夜を過ごさなきゃなんないワケ!?
昨日は昨日でそこの熱血バカ男も夕飯タカりに来るし、むさ苦しいったらないわ!!」
「そんなこと言われても…」
「という訳でヒカリィ~~!今日泊めてくれない?バカシンジのだっさい和食なんかより、ヒカリの作った
パスタが食べた~い!!」
委員長はあっさりOKして2人は仲良く帰っていった。
(なんだよ…別にいいけど)
一部始終を聞いていたトウジは、シンジにもの欲しそうな顔で目線を送っていた。
「………」
シンジはそれに気付いたけれど、今はトウジと顔を合わすのが嫌だった。
でも、どうしてそう思っているのかがわからない。
昼間はあんなにトウジのリアクションが嬉しかったのに。
これからずっとトウジを避けるわけにもいかない。
もしかしたら、また料理を食べてもらえば元の自分に戻るかもしれない。
そう自分に言い聞かせて、シンジはトウジを見た。
「……トウジ…今日も、ごはん食べに来る…?」
それを聞いた途端、トウジはおあずけから開放された犬のように喜んで、何度も首を縦に振った。
370:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/03 06:29:10
ワンコかわいい
371:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/03 14:29:28
ケンスケ…。
YOU!言っちゃいなYOー!!
372:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/03 23:03:08
GJ!
373:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/04 01:19:58
続きマダー?
374:348
06/09/05 02:22:03
「お、おじゃまします~~」
シンジと一緒に帰宅したトウジは浮かれていた。
昨日と違って今日はシンジと2人っきりなのだ。
「アスカもいないし、今日はもう残り物で簡単なのしか作らないよ」
「かまへんかまへん。シンジの作ったのやったら絶対美味いしな」
「………」
ぶっきらぼうに言ったはずの言葉にそう返されて、シンジは言葉に詰まる。
(トウジの…バカ。そんなこと、素で言われたら恥ずかしいよ……)
「なんや照れてんのかシンジィ~~~?顔赤いで?」
「そっ…そんなんじゃないよ!!」
これじゃトウジのペースだ。
トウジに乗せられて、さっきまでの気まずい感覚が薄れて嬉しくなっていく。
胸がドキドキして、何かを求め始める。
(でも、僕は何を期待してるんだろう…トウジに喜んでもらいたいなんて…本当にそれだけなのかな?)
ふとトウジを見ると、勝手にテレビをつけてけらけら笑っていた。
気が抜けたシンジはため息をつくと、エプロンをつけて料理にかかった。
タンタンタン、と手馴れた包丁の音が聞こえる。
うしろを向けば、エプロン姿のシンジが見える。
この状況にトウジが興奮しないはずがなかった。
(っくぁ~~~!!!ええなぁ!!まるで新婚夫婦みたいやん!!こう、うしろから抱きしめてやな…)
『あっ…トウジ、危ないよ。今包丁使って…』
『すまんなぁ、シンジのエプロン姿があんまり可愛いさかい、つい…』
『もう…何言ってんだよ。ばか…』
『シンジ…好きや』
『トウジ…僕も……』
互いの唇が触れ合う瞬間(トウジの妄想内)遠くからシンジの声が聞こえた。
375:348
06/09/05 02:23:33
「トウジ!トウジってば!!」
「へっ!?な、何や?」
「できたよって、さっきから言ってるのに」
「もうできたんか?えらい早いなあ」
「だって湯豆腐だし」
何故この暑いのにそんなメニューなのかはさておき、シンジの得意な和食を存分に味わうトウジだった。
「やっぱシンジ料理美味いわ」
「だから、普通だって…」
「普通ちゃうて。今日の鍋も出汁自分で作ってんねやろ?」
「う、うん…。粉末だと味変えられないしね」
「昨日の味噌汁も最高やったし、あと、だし巻きと揚げ出し豆腐も絶品やったな~」
「………」
照れくさそうにしていたシンジが、だんだん無口になっていくのにトウジは気付いた。
「…どないしたんや?シンジ」
「うん…。僕の料理ってアスカ達の口にはあんまり合わないらしくって、トウジみたいに喜んでもらったこと、
ないから…」
「そら…もったいないなぁ……」
寂しげに話すシンジの姿にドキっとする。
「トウジには、本当に作り甲斐があって嬉しいよ。…ありがと」
シンジの、かなり貴重な満円の笑顔。
トウジの心臓はすでに爆発寸前だった。
「シ、シンジ…」
「ん?」
376:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/05 15:09:56
トウジがアホっぽくていいな
377:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/05 18:49:59
そこがトウジの良いところだから
378:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/05 20:11:51
純情なんだよ
379:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/06 02:12:05
すれ違ってもいいから、最終的に幸せになっておくれ
380:348
06/09/08 03:18:51
「これからも…その、時々でええからお前のメシ食わしてくれるか…?」
「…いいけど……」
「ほ、ほんまか!?」
トウジが喜んでも、シンジは決まりが悪そうに俯いていた。
「シンジ…やっぱ、迷惑か?」
「あ、そんなんじゃないよ!ただ…」
「ただ…何や?」
「トウジ…本当は僕じゃなくて、委員長にそれ言いたいんじゃないのかな、って思って…」
「…は?」
トウジはシンジから思いがけないことを言われてまぬけな声を出した。
「は?って…。だって、トウジは委員長のこと…好き、なんだろ?」
シンジは自分で言って、泣き出しそうになっていた。
「ちょ、何でそないな話になってるんや?」
その泣きそうな表情に思わずトウジはシンジの肩を掴んで問い詰める。
「大体、見てたらわかるよ…」
「アホ。ええかげん気付けや…」
「え?」
「ワシが好きなんは、お前や。シンジ」
381:348
06/09/08 03:19:47
まっすぐに向けられた、トウジの言葉。
シンジの涙が、頬を伝った。
何も言えないでいるシンジを、トウジは力強く抱きしめる。
「お前はワシが守ったるから…せやからもう泣くな」
シンジは答えられなかった。言葉が出てこなかった。
涙だけが溢れ出して、ただ震えていた。
だけど涙の理由はもうわかっていた。
(嬉しいんだ…僕。嬉しくて泣くって、こんな気持ちなんだ……)
そう確信したシンジは、遠慮がちにトウジの背中に腕を回した。
その瞬間トウジの鼓動が大きく跳ねる。
シンジが自分の想いを受け入れてくれたと判断したトウジは、ゆっくりと腕をほどいて
至近距離でシンジの目を見つめた。
「シンジ……」
「トウジ…本当に、僕でいいの…?」
トウジはシンジの涙を指で拭う。
「あたりまえやんけ」
優しく笑うトウジに、今度はシンジの方がドキドキする。
ドキドキしすぎて、トウジの顔がまともに見れなくなって俯くと、またぎゅっと抱きしめられた。
トウジは腕の中にすっぽりとおさまってしまう頼りない感触に、愛しさが込み上げる。
382:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/08 15:12:35
キタ!
383:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/08 19:05:49
良かった。でもシンジ、意味わかって言ってるのかな?w
384:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/08 19:15:07
ああっ!!最高だ!!このスレ!!ネ申万歳!!
385:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/08 21:03:07
このままチューくらいできるといいね
386:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/12 01:49:35
続きは?
387:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/13 03:46:01
あげ
388:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/18 01:29:25
ほ
389:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/18 04:15:54
す
390:348
06/09/19 01:26:18
(何でだろう…ドキドキするのに、凄く安心する。トウジだから、なのかな…?)
シンジは抱きしめられる感覚にしばらく浸っていたが、相手が慣れ親しんだ友達だということを
ふと思い出し、我に返った。
ばっと勢いよく顔を上げてトウジの腕から離れると、一気に恥ずかしくなってトウジから顔をそむけた。
「あ…あの…、ごめん……」
「な、何がや…?」
トウジはシンジが逃げてしまいそうで、その手をぎゅっと握った。
そのことでまた、シンジの鼓動はドクンと跳ねる。
「…触られるの…その…苦手だから……」
「…ウソや」
「えっ…?」
トウジはシンジの腕を引き寄せると、またぎゅうっと抱きしめた。
「お前は人の体温を、誰よりも求めとったやろ?せやけど、それを隠そうと必死やった」
「どうして…」
「わかるわ。シンジは全部、顔に出とる」
シンジの肩が震えた。きっとまた泣いてる。それがわかってトウジはシンジの背中をポンポンと優しく叩く。
391:348
06/09/19 01:27:12
「はっきり言うけどな、ワシは本気でお前に惚れとる。シンジのことしか、頭にないんや。
気色悪いって言われんのも覚悟しとる。それでも、お前がめっちゃ好きでどうしようもないねん」
「トウ…ジ…」
涙が止まらないシンジの震える唇に、そっとキスをした。
「あ……」
「す、すまん…勝手に……。嫌やったか…?」
真っ赤になって慌てるトウジがおかしくて、シンジは首を横に振って微笑んだ。
「嫌じゃないよ。トウジなら…」
「シンジ…」
シンジの言葉に嬉しさを隠せないトウジ。
もう一度シンジを抱き寄せて、真剣な眼差しで見つめる。
「ほな、もっかいしてもええ…?」
「うん…」
緊張気味に目を瞑るシンジに、もう一度ゆっくりと唇を重ねた。
幸せだと感じた。
お互い別々に抱えていた悩みも迷いも全て忘れてしまうほど幸せだった。
もっと、ずっと一緒にいたいと心から思った。
392:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/19 01:33:53
キター!起きてて良かった
393:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/19 12:24:49
ちゅーできて良かったね
394:348
06/09/20 14:02:54
「トウジ……」
「ん?」
「帰らないで…」
「!!!」
(シンジ…それはつまり…誘ってるってやつなんか!?)
トウジの妄想が広がるのは致し方ないことだった。
好きになってしまった相手がシンジだということ以外は標準の、いや標準以上の健康的な中学生男子だ。
トウジは自分の気持ちに気付いてからというもの、性の対象はシンジであったことは事実だった。
友情や親愛の延長線でシンジを好きになったのなら、まだ格好はつくが、トウジの場合は一目惚れ的な
部分もあったのだ。
つまり、初めて会った時から『可愛えなぁ…シンジって』状態だった。
ベタ惚れである。
しかし相手は間違いなく男で、別にそういう趣味だったわけでもないトウジは苦しんでいた。
男なんだから、友達として接するのが一番だと信じて頑張ってきた。
しかし、シンジの持つ独特の繊細さやネガティブ思考、甘えたいのに甘えられない不器用さにますます
トウジは深みにはまって、結局シンジに惚れこんでしまった。
そんなシンジのことを、想わない夜はなかった。
毎晩、毎晩、罪悪感とともに…。
「ええで。ほんなら今日は、泊まっていくわ」
精一杯平静を装って言ったが、トウジは全身が震えるほど緊張していた。
シンジにそれがバレないように、さりげなく離れて。
しかし、当のシンジは全く何も考えていなかった。
男同士でHをするなんて思考は残念ながらシンジにはまだなかったのだ。
ただ、トウジともっと一緒にいたかっただけだった。
「うん。あ、じゃあリビングに布団敷いて寝よっか」
395:348
06/09/20 14:03:44
「あ、ああ…せやな…」
(こんな広いとこで!?まあ2人きりやからええけど…)
「あ!」
「ど、どないしてん!?」
その時風呂場のカーテンが勢いよく開いて、ペンペンが出てきた。
「ごめん!ご飯用意するの忘れてた!」
「クェ~~~!!」
(……せや…2人きりやなかった……)
トウジはがっくりと肩を落とした。
しかし、ペンペンが寝てしまえばこっちのものだ。
「トウジ、お風呂入っていいよ。沸いてるから」
「…ほな入らしてもらうわ」
風呂に入ると、さっきのキスのことを思い出してしまう。
シンジの拒絶ではない涙と、自分を受け入れてくれた言葉。
そして、
『帰らないで…』
シンジは自分を求めてくれている。
両想いだと…思う。
でも、好きだとは言われていなかった。
シンジはただ、受け入れただけだ。
(ほんまに…このままヤってええんかな…)
繊細なのに、どこか投げやりなシンジの癖がトウジを悩ませる。
環境に流されてるだけでは同意とは言えない。
こういうことは、ちゃんと気持ちが通じ合っていないと駄目だ。
トウジは舞い上がっていた気持ちを落ち着かせて、風呂場を出た。
396:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/20 15:54:11
乙です。そしてGJ!
397:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/20 17:10:16
トウジ、若さで押すのもいいけど失敗しないようになww
398:348
06/09/22 01:45:20
「シンジ、風呂あいたで」
「あ、うん。じゃあ僕も入ろうかな」
リビングにはいつのまにかテーブルや座布団が片付けられて、布団が2つ敷いてあった。
それを見てトウジはリアルにドキドキしてしまう。
(シンジの奴…可愛い顔してめっちゃ大胆やなぁ…)
ペンペンも寝ている。この状況下でトウジのエロ妄想が止められるはずもなかった。
たった今、冷静になってシンジに気持ちを確認しようと決めていたのに、これでは意味がない。
トウジは1人で色んな顔をしながら首をブンブンと振ると、両手で頬をバシッと叩き気合を入れた。
シンジは意外と早く風呂場から出てきて、布団でごろごろしていたトウジはどんな体制でシンジを
迎えるべきか決められずにうつ伏せで寝たフリをするしかなかった。
「トウジ…?寝ちゃった?」
シンジが近づいてきて、トウジの背中を軽く揺すった。
トウジは起きあがるタイミングが掴めないで困っていた。
「まだ寝ないでよ…僕、トウジと……」
「シンジ…!!」
シンジの寂しそうな言葉に我慢できなくなって、トウジは本能のままシンジを押し倒してしまった。
「トウジ…ごめ…起こしちゃった……?」
驚きながらもトウジに気を使うシンジ。
「最初っから寝てへんて。シンジのこと待っとったから…」
そう言うと、トウジは早急にシンジの唇を奪う。
さっきよりも深く、深くシンジの唇を貪って舌を侵入させた。
「…っん……、ふ……」
シンジの唇から苦しそうな吐息が漏れる。
押さえつけたシンジの肩が、緊張で強張っていることに気付いて、トウジはハッと我に返り唇を離す。
399:348
06/09/22 01:46:13
シンジは息が乱れて、目に涙を浮かべていた。
「シンジ…すまん…ワシ、また勝手に……」
「い…今のはちょっと、びっくりしちゃった…」
照れたように笑うシンジがあまりにも可愛くて、トウジはシンジをそのまま抱きしめて首筋に顔を埋めた。
「ぁ…ちょ、トウジ?」
焦ったようなシンジの声。
「シンジ…お前、いちいち可愛すぎやねん」
「トウジ…」
「アカンわ、ワシもう我慢できん…」
「な、何が…?」
「何て…決まっとるやん」
トウジはシンジの腹部に張り詰めた下半身を押し付けるようにした。
「えっ…ウソ…」
「…シンジ…嫌か…?」
シンジの頭は混乱していた。
トウジのことが好きだから、抱き合うのもキスをするのも自然にできたのに、それ以上の行為は想像も
しなかった。それは延長線上にあるはずの行為なのに、シンジの頭からはすっぽりと抜けていた。
無意識のうちに男同士で恋愛することを否定していたのかもしれない。
それとも、そんなことをしなくても心が通じ合えば十分だと思い込んでいたのかもしれない。
自分の気持ちがわからないまま、シンジは今すぐ答えなければいけないこの状況にただ混乱していた。
「トウジ……あの……」
400:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/22 02:11:28
ここで切るのか!!
続きをwktkして待つ。
401:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/22 07:05:13
wkwktktkwkwktktkwkwktktkwkwktktk
402:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/22 16:01:48
やっちまえよ
403:348
06/09/24 01:46:53
「…ごめん……」
「……………」
目を伏せてシンジは呟いた。
トウジはその言葉にショックを受けると同時に冷静さを取り戻した。
シンジの上から離れて、後ろ向きに座り込む。
「すまんシンジ…ワシ、最低やな。お前の気持ちも考えんとこんなことして……」
「違うよ!トウジは悪くない!」
シンジは慌てて起き上がると、トウジの背中に向かって叫んだ。
「本当は嬉しいよ。トウジが僕を求めてくれてることが凄く嬉しい。だから、その…嫌じゃないんだ。
でも、こういうことする前に、僕はもっとトウジのことをよく知りたい。今までよりもっと、深い話が
できる関係になりたいんだ。それからじゃ、ダメかな…?」
シンジは必死に話した。自分の気持ちをごまかさずに、はっきりトウジに伝わるように、丁寧に。
トウジはそんなシンジの想いを知った途端、自分の行動が恥ずかしくなってしまった。
これではまるで、シンジの体だけを求めているように思えて。
確かにシンジの体に今一番興味があるのは事実だ。
でも、そこにシンジの心が伴っていなければ、一生後悔することは目に見えている。
(シンジを守りたいと思ってる自分が、シンジを襲ってどないすんねん!)
黙って後ろを向いたままのトウジに、シンジは悲しい表情でまた誤る。
「ごめんね…僕の言ってること、自分勝手だよね……」
「いや…間違ってるんはワシの方や。告白して、いきなりやるやなんておかしいやろ」
「トウジ……」
404:348
06/09/24 01:49:07
「すまんかったな、シンジ」
やっと振り向いたトウジの表情は照れくさそうで、優しかった。
シンジは自然に微笑んで、小さく首を振った。
「ありがとう、トウジ」
誰にも見せたくないと思うほど、綺麗な笑顔だった。
多分、普段のシンジからは想像できない素直な姿だろう。
一番大切で、一番欲しいと思っているものが、トウジの中ではっきりとわかった気がした。
あのシンジが、本気で心を開きかけている。
それを確信した時、トウジは自分の身勝手な欲望を振り払っていた。
「よっしゃ」
トウジは突然気合を入れたかと思うと、灯りを消して布団に寝転がった。
そして座り込んだままのシンジに手招きをする。
「……?」
シンジは少し緊張しながらトウジの顔に近づいた。
「シンジ…さっき、ワシともっと話したいって言いたかったんやろ?」
「…うん…」
「ええで。何でも話してみ」
そう言ってシンジの手をぎゅっと握った。
「うん…トウジの話も聞きたい」
シンジは安心してトウジに寄り添うように横になった。
405:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/24 05:32:05
あー、可愛いな。この二人。
でもトウシンの何が辛いって結局バル戦が待ってるってことなんだよな…
406:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/24 18:15:04
トウジが先走らなくて良かったような、残念だったようなwww
407:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/25 21:35:41
あお
408:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/25 22:19:38
このスレはageないで
409:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/27 04:55:17
暇なので投稿してみます。
気がつけば3人でいる事が多くなっていた。
そう、僕が逃げようとしたあの日から。
友達?
僕の中にその概念がなかったのか、不思議な感じがした。
人の心に土足で入り込んできては、大人とは違う真っ直ぐな言葉を投げてくる。
正直それを疎ましいとも思ったが、どこかで心地良さも感じていた。
特に鈴原トウジに対しては。
こいつは僕を殴った。
何か理由があるらしかったが、そんな事はどうでもいい。
僕はあの得体の知れないに乗って戦った。
誰かを守ったはずなのにどうして殴られなきゃいけない?
その時は、頬から伝わる痛みと矛盾に、ただ腹が立って仕方なかった。
そう、自分に
410:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/27 07:37:35
おお!頑張ってくれ!
このスレ人増えて凄い嬉しい
411:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/27 21:01:55
そんな僕達が仲良くなるのにあまり時間はかからなかった。
初めは一歩引いたとこから見ていたけど、次第に打ち解けていく自分がどこかおかしくもあった。
だけど時々罪悪感に苛まれる事がある。
トウジの妹の件だ。
トウジは頻繁に病院に顔を出している。もちろん原因を作ったのは僕だ。
だけどトウジは何も言わなかった。
いや、むしろ僕を気遣う態度さえ見せてくれた。
トウジ…。トウジ…。
気がつけば僕はトウジの事ばかり考えている。
そう。この時すでに僕の中にある気持ちが芽生え始めていた。
412:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/27 21:24:57
乙。期待してる。
続きものなら348氏みたいにコテ名かタイトル付けたほうが分かりやすくない?
個人的な意見ですが。
413:ash
06/09/28 06:00:34
そうですね。コテ入れます。
僕達はいつもの様に三人で帰っていた。
「あ~あ、最近戦闘がないからつまんないなぁ」
「何言うてんねん。平和んなんが一番やないかい!なぁ、シンジ?」
「…えっ?あっ、うん、そうだね」
「何や気のない返事やなぁ…。パイロットがそないな事でどないすんねん!」
「ははっ、そうだね」
しばらく歩くとケンスケが
「じゃあ僕は寄るとこあるからここで!」
と足早に帰っていった。
トウジと二人。
考えてみればあまりなかったかもしれない。
「しっかしお前も可哀想な奴やなぁ」
「えっ、なんで?」
「あの無愛想な綾波とじゃじゃ馬に挟まれとるからじゃ。かなわんな~ホンマ」
「確かに…。でも綾波もアスカもそんなに悪い子じゃないよ」
「優しいな~お前は」
何気ない話がいつもより楽しく思えた。
少し前を歩くトウジの背中はどこかガッシリしていたのを僕は今でも覚えている。
414:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/28 07:51:49
乙。何か久々に見たら人増えてたww
415:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/28 12:59:24
GJ!シンジ視点いいね。
そして348氏の続きも待ってます。
416:ash
06/09/28 17:29:18
その夜ベッドに寝転び天井を見上げていた。
月明かりに照らされた部屋で僕はトウジの事を想っていた。
トウジの事を…?
何故僕はトウジの事を考えてるんだろう。ただの友達に過ぎないあいつを。
友達?
だったらケンスケだって。
いや違う。
トウジとそれ以外では明らかに違う“なにか”があった。
でもそれが何なのかは分からなかった。
いや、分からない振りをしていただけかもしれない。
嫌だ…もう寝よう。
明日になればきっといつもの僕達だ。
僕は無理矢理目を閉じた。明日が早く来るのをひたすら願った。
だけど、本能はいつまでも正直に僕を突き動すのをやめなかった…
417:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/28 23:54:59
gj!
418:ash
06/09/30 00:00:54
それからは妙にトウジの存在を意識するようになってしまった。
トウジの行動、仕草がいちいち気になって仕方がない。目を一瞬合わせるだけでも心が高鳴る。
僕はやっぱりおかしいのかな…
トウジにこんな感情持つなんて…。
シンジは葛藤を繰り返した。それは、もはや理屈では説明の仕様のない衝撃だった。
思えばこの街に来てから色々あった。ありすぎるくらいあったものだから、14歳の心ではなかなか整理できずにいた。
それでも日々は繰り返される。時が経てば使徒だってまた襲ってくるに違いない。そんな時、気持ちを乱していたらきっとエヴァにだって乗れない。
だが、そう簡単に割り切れる問題でもなく、シンジはただもがくしかなかった。
そしてこの後、シンジの気持ちに拍車をかける出来事が起きる事になる。
419:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/30 04:08:29
おっつ。
職人が増えていいね