07/01/03 14:15:33
…ご苦労。全て終了した。ゆっくり休んでくれ。
「『これ』はどうなさいますか?」
用済みだ。そのへんに放り出しておけ。すぐに処分されるだろう
「…はい」
終わった。これでシンジが泣かなくて済むならお安いご用だ。
後を押し付ける形になって申し訳無いが、上が騒がしくなって来たからな。戻らねばならん…
でも…
あー…腹が減ったなー…何か食べたいなー…
食堂に行くか、今なら誰も居ないだろう。
「…すぐに食べられる物がいいんだが」
「ゲンちゃ…い、いや碇指令!」
思わず苦笑する
「今は誰も居ないからいいさ、気にしないでくれ。二人が俺の親代わりなのは変らないんだから」
「で、でも…」
「いつか、全てが終わったらシンジにもちゃんと紹介するから…」
「シンちゃん…あんなに大きくなってねぇ…あの子が、記者団に囲まれたゲンちゃんを庇ったあの小さい頃のシンちゃんとはね…ユイちゃんそっくりになって…」
オイオイ泣き出す
「母ちゃん、ゲンは忙しいんだから早く食わせてやらんと!」
「…あいよ!待っててね、ゲンちゃん!」
「ああ」