05/10/02 04:31:58
せっかく籍を入れて夫婦水入らずになったはずなのに、
二日目にしてミサトに夕食をたかられ、血管が切れそうなアスカさん。
三日目は綾波レイに夕食をたかられた挙げ句、布団まで貸すハメになって血管が切れたアスカさん。
四日目には何故かしれっと戻ってきた鋼鉄のマナに夕食、布団どころか朝食まで供することになり、
切れた血管から初号機のごとく血のしぶきを吹き出して怒り心頭に発したアスカさん。
「なんでそんなに怒ってるの?」
小動物的に小首をかしげて、甲斐甲斐しく闖入者たちに食事を振る舞い、
おろしたてのシーツでベッドメークをしてのけたシンジ君相手に
「アンタがはっきり断らないからでしょおおおおお!!!!???」
五日目にはちゃんと二人きりで過ごせたので、翌日は何事も無かった様な上機嫌で
ネルフに出勤するアスカさん。
一方、一身上の都合で五日目はお休みすることになったシンジ君。
その日一日、アスカが帰ってくるまで、死んだ魚の様な目で、ベッドの上で
膝を抱えてぶつぶつ言って過ごしたらしい。
流石に見かねて「…悪かったわよ」と、亜鉛のサプリをシンジ君に手渡すアスカさん。
穏やかなすれ違いと和解を重ねて日々を過ごせる様になった事に、思ってたよりも
結婚って悪くないなあと、ほんのり頬を染めるアスカさん。
もうちょっとだけアスカがおとなしくなってくれれば、もっと言う事ないんだけどなあと、
結婚自体には最初から賛成だったけど、今後のダメージの蓄積が少しだけ怖いシンジ君。
そんな二人。