俺のど下手なssをみんなが我慢して読むスレat EVA
俺のど下手なssをみんなが我慢して読むスレ - 暇つぶし2ch145:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/10/14 16:58:43
負けじとがんばって投稿してくれ。
ちなみに上のは、ハレムスレにも紹介されてました。

146:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/10/15 03:01:50
久しぶりに来た。トマト頭氏乙。冬月がなんか好きw

検索でここが引っ掛からん、とおもたらスレタイの「SS」が全角だった。
ここは偶然見つけたんだよね。
ジャンル自由なとこ他見に行ったけど、ここの雰囲気が一番好きだな。

147:トマト頭 ◆cfqIhm9D6w
05/10/16 22:00:13
>>145
ありがとう。行ってみて暖かい気分になった。

段々と続き書く気になってきましたわ。

148:トマト頭 ◆cfqIhm9D6w
05/10/17 16:59:34
>>146
冬月先生は次回も一応出る予定なのでそれなりにこうご期待。

それと半角検索でもここたどり着けたんですけど…?

149:トマト頭 ◆cfqIhm9D6w
05/10/22 19:24:34
他の誰もFF書いてねええええ
仕方がないので


新世紀エヴァンゲリオンパロディFF

いつかなんて日はいつだ

ーエヴァンゲリオンの著作権はGainaxに帰属します。
某『ごっつい』FF並にキャラが変貌してもそこは残念ながら変わりません。

前略:最近やたら忙しい日々を送っている中、意外と好評な感想を再度見て
とうとう続きを書く決意をしました。
以前も同じような調子でしたが、自分正直こんなアホな作品書くよりかは
勉学に励んだりもっと社会に適応(ry
自虐は置いといて期待してる方々の為にも
仕事の合間にせいいっぱい書いていこうと思うので宜しくお願い致します。

150: ◆cfqIhm9D6w
05/10/22 19:25:54

いつかなんて日はいつだ

セカンド・ミステイク---自由人(フリーマン)になりたい


~NERV-2,000年9月13日から俺らが人類の砦~

ウブな14歳の少年にとってネルフ本部での夜はなんとも恐ろしいものであった。特に
ネルフの職員に女性が多いことを考えると。

そう、欲求不満で半狂乱な女性たちがそこにはごまんといた。

シンジの通る道は常人なら自我が崩壊しかねないほどのものであろう。彼が無意識に
取ったサバイバル戦術は単純なものであった。
SDATのボリュームを騒音で内耳出血を起こすレベルまで上げる。そして周りの一切を無視し、
ガクーンと肩を落として床を見つめる。こうすると己の「心の中の悪魔」にとり憑かれてさらに
沈んだ気持ちになってゆくのである。一人でいる時ならいつでも可能だし、
彼の寿命を縮めていた「人の皮を被った悪魔たち」より遥かに頼りやすい。

少なくとも「心の中の悪魔」は彼を某女子のようにシバき倒したりはしなかった。


151: ◆cfqIhm9D6w
05/10/22 19:28:05
ときたま彼は近くのドアをなんとなしに開けていた。もしかしたらミサトと鉢合わせて
ウチに帰れるかもしれないという一縷の希望があったのだ。
案の上、哀れにも「一縷の希望」は彼をアスカ並に突き放した。否、怒鳴られたり
殴られたりしなかった分アスカよりはマシかもしれない。
シンジは恐怖の眼差しで戸口の向こうを見つめていた。ほとんど硬直状態である。

彼の目の前にいたのは赤木リツコだった。

赤木リツコ博士。
ネルフ本部に於ける科学者主任。
E計画およびスーパーコンピューターMAGIの直接の管理者。
多くの人々から見てとても魅力的な美女。

そんな彼女が、猫の耳が接着されたカチューシャに尻尾の付いた
ラバースーツといった出で立ちで深皿からミルクを飲んでいた。

152: ◆cfqIhm9D6w
05/10/22 19:29:49
全身の血液が生命維持を無視して顔面に集まるまでシンジは大口を開けて呆然としていた。
ネルフで何が起こってもおかしくないということは以前からわかっていたがこれ程のものは
彼も計算外である。
「あ…あぁ…。ど、どうもリツコさん、しっ、失礼しました…」
そう彼はなんとかどもりつつも言った。もはや顔の紅潮は制御不可能である。この場から逃げたい
シンジの意志とは反対に、彼の目はホルモンの活性化によりリツコのほっそりした身体をジロジロ
嘗め回すように見ていた。
それに呼応するかのように、内紛の中クーデターに失敗したヘモグロビンの塊が彼の左の鼻孔から
流れ出た。
リツコはミルクを飲むのを中断すると顔を上げた。その視線は、どこをどう見ても動揺して見える
シンジに向けられている。
「にゃ?」
獲物が、真っ赤に照れたキュートな獲物が視界に入った途端、彼女の衣装の尻尾がピクピク痙攣
しだした。どういった仕組みになっているのかシンジにわかる訳もない。
が、彼には今になってようやくわかったことがひとつだけあった。
リツコが以前からしきりに自分にネズミ耳の装着を勧めていた理由である。

153: ◆cfqIhm9D6w
05/10/22 19:31:45
「シンジ君。」
ゴム手袋に包まれたミルクまみれの指を、一本一本舐めながらリツコは言った。
「は…はい?」
そう言いつつシンジはドアの向こうを見た。余裕は十分だ。跳びかかられる直前に
全速力で駆け出せば数メートルは引き離せる。
リツコは激烈に妖艶な笑みを浮かべながらウィンクした。
「ンニャアアアアアアオウ」
「ひいいッ」
シンジが呻くと同時にリツコの猫耳が立ち上がった。こちらも原理は不明である。
それからの追いかけっこは正に『トムとジェリー』その物であった。ただそれを楽しんで
いたのは「トム」の方だけである。
シンジは走った。走った。その速さと来たら異常である。2000年オリンピックの短距離走で
金が取れそうな速さだ。仮に彼が何らかの縁で連続殺人ホラー映画に出演したなら、おそらく
最後まで生き残れる役になるであろう。
誘惑を抑えきれないシンジは振り返り。一瞬動きが止まった。腿までのびたハイヒール
ブーツをコツコツ鳴らしながらすぐ後ろで狩りを楽しんでいるリツコは、噛み付いたり
引っ掻いたりできる標的を必死に求めているようにも見える。

彼の足の動きが一層速くなった。


154:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/11/01 20:05:12
おってゅ
続き、あるんでしょ?

155: ◆cfqIhm9D6w
05/11/04 16:08:32

***


ネルフには、総司令碇ゲンドウの事務室において、いかなる者も立ち入る前に武器を
預けなければならないという規則がある。ゲンドウはその規則を設けた名もない職員に
激しく感謝していた。おかげでイカレた客人がクソ王様に緊急開腹オペ(麻酔なし)を施して血の
色を確認するといった猟奇事件も起きずに済んでいる。
それは今も例外ではない。紫髪の戦略課長がとある件について議論しようと友好的な訪問を
決め込んでいた。
「私のシンジ君を異動させるですって…」
ミサトの手は通常ピストルが収まっているホルスターの上の虚空で震えていた。
「アンタ…一体何様のつもりよ…」
もはやミサトがゲンドウに望んでいたのはさっさと死んでもらうことだけだった。
-その頃、ミサトの心の中では-

//ミサト(小)ゲンドウ(小)に向けて完全自動連射の準備が完了したSKSアサルトライフルを構える//

女性士官の手元に武器が無く、自分に致命的な重傷を負わせることは無理であると確信していた
ゲンドウは、組んだ手の向こうでニヤリとほくそ笑んだ。
「葛城三佐、何度も言わせないでくれたまえ。これは私の出した結論だ」
その葛城三佐がなにやら拳や肩の関節をベキバキ鳴らし始めたのに気づいた冬月は、爆心地と
なるであろう碇ゲンドウの机からジリジリと後退し始めた。

//引き金引かれる。後血まみれの屍骸の上で勝利の旗を掲げるミサト(小)//


156: ◆cfqIhm9D6w
05/11/04 16:10:20
殴り込みしていたのはミサトだけではなかった。
「つまりは、バカシンジはアタシを異常者とヘンタイペンギンの元に残して逃げ出すわけねッ!!」
シンクロ率試験を終えて着替えもせずに飛び出してきたアスカの拳が机に叩きつけられた。
ゲンドウの顔に黄色いLCLの塊が反動で飛び散る。少女は保護者の方へ向き直ると、人差し指を
その眉間に向かって一気に突き出した。さらにLCLが室内に撒き散らされた。男性のする尿と似た
ようなものか、本人は気づいていない。
「で!“わたしのシンジ君”って一体全体どーいう意味よ」
昨今のアスカは絶不調だった。彼女の大親友(そして唯一の友達)が自分の一番の宝物にアタック
しようとしている。毎日毎日シンジの桃尻を某「優等生」や某「転校生」の魔の手から守って過ごす
だけで十分辛かったのだ。まさか未だ留まることを知らないリストにヒカリを加えることに
なろうとは。

//ミサト(小)シンジ(小)に対するあらゆる危険物の除去を開始。
 種族性別の差を無視した温泉ペンギン含む//

「誰も私のマンションに住めと強要はしていないわ、アスカ。いつでも出てってくれて結構。それと
この際だから言っとくわ。シンジ君は 私 の 物 と初めから決まっているのよ」
ミサトはご丁寧にラミネート加工までされている碇シンジの所有権利書コピー(原物は極秘裏に
保管されている。というかミサトが忘れた)を取り出した。
「このオッサンも認めたことだわ…」
もはやシンジに関連する一切合財の事への干渉が可能、と満足したミサトは、真赤な上着を脱ぐと、
ゲンドウへのブチかましに備えて準備運動を開始した。

//ミサト(小)、シンジ(小)の装着した首輪に付いた鎖を引く。シンジ(小)ため息とともに保護者に
 缶ビールを取り出す//


157: ◆cfqIhm9D6w
05/11/04 16:12:10

「みゃ?」

異常なまでに場違いな声に一同はドアの方へ振り返った。
ミサトの驚愕ぶりは筆舌に尽くしがたい。
「…リッ…ちゃん?」
彼女の脳は普段冷静沈着な旧友と目の前の猫女を結び付けようと躍起になっていた。
「白衣は…どうしたのよ?」
「あ…赤木博士?」
ゲンドウも同様である。ネルフの総合予算内に"コスプレ衣装代"が含まれていることに関しては
リツコはなしのつぶてだったはずなのにこのザマはなんだ。
さも何も問題が無いかのようにカジュアルに振舞いつつ、リツコは司令室を後にした。
「えー私ーんーシンジ君にーんーまあその用があるんですがーあー見失ってしまいまして」


158:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/11/08 10:51:34
乙! ガンガレ
ってわけであげてみる

159: ◆cfqIhm9D6w
05/11/23 20:29:34

***

シンジは尻を擦りながら起き上がった。
「あぁ~もう…あれ…どこだここ…?」
彼が佇んでいたのは、黄金色の液体(LCLと思われる)を湛えた湖が広がる巨大な洞穴の中であった。
最後に覚えていることといれば…彼は猫狂いのモンスターと二人きり個室に監禁され、逃げ場を
失っていた。「もう駄目だ」と思いかけていたところ、迫りくるリツコの背後に突然、異常なまでに色白な
肌の女性が現れる。そして気がついたらここにいたのである。ここがどこなのかはさっぱりだが。天井の
高さから察するにセントラル・ドグマとかいう本部の最深部あたりかと思われた。
「な…何なんだあれ?」
空間の奥深くには目を見張る大きさの真っ赤な十字架があり、奇妙な様相の白い巨人がはりつけに
されていた。
「ここがネルフならこんな得体の知れないもの保管してるのは最高司令の父さんだろう。実の父親がこんなもの
地下にほっぽり出してるってのに大して驚かない自分がなんか怖いな」
湖の岸まで進んだ彼は下に覗き込んでみた。
「どれくらい深いんだろうなー」

160: ◆cfqIhm9D6w
05/11/23 20:31:07
普段彼はこういった大量の液体に浸かるのを避けている。泳ぎが苦手などころか浮かんでいるだけでも恐怖心が
募るのだ。自宅の湯船で、ビールに酔った勢いで頻繁に「ジョーズごっこ」を始める某温泉ペンギンの影響もある。
が、この液体は見た目も匂いもLCL。沈まない確固たる自信があった。
好奇心旺盛な少年に気づかれず、七つ目の仮面は新たな来訪者に視線を向けた。彼が出口へ去り行くのを見た後。

第二の使徒、人類の母たる存在、リリスは、

動き始めた。

***

161: ◆cfqIhm9D6w
05/12/06 22:40:47

~相田家-Y染色体に高エネルギー反応!!~

相田ケンスケはパソコンのモニタに映る光景に己の目を疑っていた。
「おいトウジ、これ見ろよ!すッごいぞ!!」
鈴原トウジは目にも留まらぬ速さで身を乗り出すと、顔面をディスプレイに押し付けた。
彼の14歳のホルモンは既にオーバードライブモードである。
「いよォォォォし!!!あ…どこや?裸のネエチャンはどこやぁー!?」
単純な快楽を求める単純な男は落胆をあらわにした。
ケンスケは顔面へのパンチについては納得できた。それくらいは読めたことだ。さすがに直後の
股間潰しは少々割りに合わないとは思ったが。
「トウジ、お前さぁ、ちょっとヤバイって」
トウジは改めて室内を見渡してみた。陸軍テントとアダルトショップを足して割ったような内装である。
「ヤバイ? わ し が か?」
ケンスケは軽く流した。誰にだって趣味はある。自分の場合それがエロと銃火器だった、それだけのことなのだ。
「もういいよ。こいつは今度のウチの学校に入ってくる転校生のリストなんだけど。この名前に見覚えあるだろ?」
そう言った彼はとある名前とそれに並ぶ顔写真を示した。
トウジは驚きの余り何度か瞬きした。
「『あいつ』が…!?帰ってくるっちゅうんか!!?」
「面白くなってきたね…クックックッ…アーッハッハッハッハッハッ…」」
ほとんど躁病なケンスケの甲高い笑い声に、近隣の家々の犬・赤ン坊のなき声が響いた。
友人として付き合いの長いトウジは彼のこういった変わり身にはすっかり慣れていた。加えて言うなら、ケンスケと
交友関係を結んだのも、実にナイスな裏サイトを知っていたからというのも含まれる。
「なぁ、それは置いといて裸のネエチャンのことやねんけど」


***

162:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/12/21 23:11:58


163:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/12/27 17:41:44
確実に保守

164:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/01/03 18:58:04
干す

165:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/01/05 16:55:09 WoRyLS/K
^^;


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