(コンナコト)EVA2リプレイ・プレイ日記(ナリマスタ2)at EVA
(コンナコト)EVA2リプレイ・プレイ日記(ナリマスタ2) - 暇つぶし2ch950:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 17:34:08
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第参話 (前編)

ロンギヌスの槍が南極から届いた。
自販機コーナーにいると冬月が何度も私の方を見てくる。
よせ、私にはその気はない。ひたすら無視をした。
すると冬月が今の気分を聞いてきたので
「複雑な気分だ」
と、正直に答えた。
レイとは、朝彼女を部屋まで迎えに行くも、一言も言葉をかわさずに出て行ってしまい傷ついたが
どうにか迷彩服を無理やり渡すことができ、少し満足した。
その日の夜、私はレイの寝顔を見に行った。
悪い夢でも見ているのかレイはうなされっぱなしだった。私が原因だと言うのか…。
すると突然ノックの音がした。時間は深夜1時。何者だ。まさか青葉か…?
だが幸いなことに訪問者は部屋には入らずに帰った。


951:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 17:35:08
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第参話 (後編)

翌日、ネルフに登庁すると停電が起きた。あの男の仕業か…。
この時私はあの男を始末することを決意した。
発令所では冬月が3回も壁に八つ当たりしていた。そろそろネルフも限界か…。
日向君、青葉君に参考書を渡した。これで業務効率が上がってくれれば多少のことには目をつぶろうと思う。
が、その直後に日向君は私に参考書をプレゼントしてきた。間違いなく私がプレゼントしたものだろう。
このクソメガネ。
「いらん」
と即答しておいた。すると今度は
「マヤちゃんは赤木博士と気が会うようですね」
とリツコ君の目の前で爆弾発言をしてくれた。すかさずリツコ君本人が話しに割り込んできたので話題を転じた。
疲れてきた。

第六使徒ゼルエル襲来

初号機の暴走により殲滅。

初号機損傷なし。零号機大破
レイ 意識不明の重態
シンジ 負傷なし
第3新東京市の被害 甚大

952:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 18:13:12
途中にゴメン、すげー面白い。
期待してます。

953:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 18:42:05
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第四話(前編)

先の戦闘で零号機が大破し、レイは3人目になった。だがレイに違いはない。
朝、レイのところへ行くが大事な用がある、といわれて部屋にいれてくれず、しつこく粘ったが
とうとう入れてくれなかった…。誰かがいる気配はなかったのでとりあえず引き下がった。
登庁前にプリンが無性に食べたくなりコンビニに寄ったら相田ケンスケから今の体調を尋ねられた。
こんな子供にまで心配されるほど私もネルフも病んでいるということか。自嘲気味に私は微笑んだ。
ネルフに行くとアメリカの第2支部消滅のニュースが飛び込んできた。
リツコ君の部屋に行くと、彼女が私の胸元を覗いてきた。久々に燃え上がるつもりか?しかし隣には
加持がいる。リツコ君は仕事で疲れているようだが、さすがに私は人前でやるほど壊れてない。
胸元を隠すと機嫌を損ねたようだ。・・・すまん。
その後、リツコ君の部屋で1人でいると、青葉君が部屋にきたが私の顔を見た途端出て行ってしまった。
なんなのだ、一体。
昼、食堂でレイに会った。案の定私は3人目と言ってきた。予定より早いがまぁいいだろう。
今の気分を聞いてみると
「そんな目つきをするんですね。いつもそうなんですか?」
と強気な態度をとってきた。2人目にもまして3人目は反抗的だ。だがまだ修正範囲内だろう…と思う。
夜、レイが帰宅していないうちにレイの部屋に忍び込んだ。
レイの帰宅後だとまた入れてくれないだろうと思ったからだ。勝手に入るのもどうかと思うが聞くところによるとシンジも勝手に入ったそうだから似たもの親子だろう。
ほどなくレイが帰ってきたが、来客を居留守で追い払った後、私とは一言も言葉をかわさずに寝てしまった。
私は私で睡魔に負けて、トイレを借りて帰宅した。

954:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 18:43:28
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第四話(後編)

翌朝6時半にレイの家に上がりこんだ私はレイが起きるまで2時間、枕元で彼女の寝顔を見ていた。
途中、何度もドアがノックされた。まったく朝っぱらから失礼なやつだ。入ってきたら射殺だ。
やっと彼女が目を覚ますと私は思わず抱きついた。が、レイは
「用があるならはっきりいってください」
とつれない返事に一気にトーンダウンしてしまった。
9時に来客。意外にも鈴原トウジだった。
「こんなところで会うなんて奇遇ですな」
そんなのんきなことを言ってられるシチュエーションではないだろう。何を考えてる?

第六使徒イロウル襲来

みんな一斉にリツコ君のATを上げに向かった。私も無論向かったが、後から振り返ると
この非常時に50000円ねだったり、恋愛相談を持ちかけたりと、どうも足元が浮ついていたかもしれない。
3回目のアタックで使徒殲滅に成功。

955:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 20:01:03
>>952 レスどうもです。プレイしながら書いてるので更新遅いです

PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第五話(前編)

朝、もはや日課となりつつあるレイの部屋訪問。
渋々だが部屋に入れてくれたのが嬉しくなり、リツコ君の部屋から拝借した
マグカップをプレゼントすると大変に喜んでくれた。
そしてその勢いで抱きついた。すると
「思い上がらないで下さい!」
ときつい目つきで言われてしまった。
動揺を隠そうと、
「つまらん奴だ」
と強がったが、早く4人目にならないだろうかという思いがほんの少しだけ脳裏をよぎった。
するとレイがなんと
「プレゼントです」
SDATを私にくれた。…よりによってSDATか。親子そろってSDAT。ダメ人間の証…

ネルフに行き、昼食と食べていると目の前でリツコ君と加持が情事を始めだした!
待て、リツコ君、私にはまだ君が必要なのだ!いやその前にこんなところでなんて…!
あわてて情事の邪魔をするとリツコ君には
邪魔扱いされ、加持には
「こんなところで本気でする訳ないじゃないですか」
としれっといいやがった。殺す。この男は必ず殲滅する。
後でリツコ君の部屋に行くと加持がいた。ちょうどいい、リツコ君をどう思っているのか
聞いてみた。が、話しをはぐらかされた。
ますます殺意が湧き出たところにアホメガネ日向が下らない話しを
ふってきたので黙れと一喝してへこませたら少し気分が落ち着いた。
ようやくリツコ君と二人きりになれたので抱きつきまくった。
だがリツコ君はマグロ状態で、明らかにさっきのことを引きずっていた。

956:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 20:03:33
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第五話(後編)

ひとりになりたくなった私はケイジに行った。するとシンジがいた。
そういえばあまり会話していなかったな…。シンジに声をかけ久々に親子の対話を満喫しようと
した…が、シンジは私が何を話しかけても無視している。息子も私を裏切るのか。
思わず怒ってしまい、ただでさえ低いATをさらに起動指数ギリギリまで追い詰めてしまった。
今夜はレイの寝顔を見に行く気になれず自宅に直行した。

翌朝、10時頃にレイの部屋に行った。今回も渋々だが入れてくれた。
何かあげれば喜んでくれるだろうか?私は3ヶ月くらい前に買ったプリンをレイにあげた。
すると、よほどお腹が空いていたのか、そのまま玄関先で食べだした。
…まぁいい。少しは二人の関係も修復された。
すると来客があった。今回もトウジだ。この二人、何かあるのか…

第八使徒ゼルエル襲来

初号機、零号機損傷なし
パイロット両名とも負傷なし
第3新東京市の被害 甚大

957:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 21:02:06
>>956 第八使徒はラミエルの間違いでした。すいません・・・

PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第六話 (前編)

朝、レイの部屋に行く。応答がないので勝手に入るとすでにレイは起きていて来客の対応を
していた。また鈴原トウジか・・・!?
入ってきたのは青葉君だった。そういえば前にも来たな、この男。
今朝はさらに洞木ヒカリ、リツコ君まで入ってきた。
一体どういうことだ?ここでパーティーでも始まるのか!?
するとレイが私の心を見透かしたように今の気分を聞いてきた。
「快調だ」
「本当に?」
「ああ、間違いない」
少しいらつき、レイの部屋を出た。

ネルフに行った私はドグマを降り一心不乱に白兵戦の訓練に明け暮れた。
邪魔な奴はこの手で殺す・・・!
自販機コーナーに行くと冬月がいた。そろそろ和解しようと思い、彼がトイレを出てきた
タイミングで声をかけた。話しは概ね問題なかったが、会話が終わった直後にまたトイレに
入った冬月を見て、老いとは醜いな、と埒もない感想をいだいた。
すると今度は伊吹君が声をかけてきて
「ミサトさんはシンジ君のことを気に入ってるみたいです」
とさりげなく爆弾投下してくれた。
葛城君・・・私の息子ということを差し置いても14歳に手を出すとは・・・
彼女の更迭を考えた方がいいだろうか。



958:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 21:04:15
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第六話 (後編)

この日ばかりはレイの顔を見る気になれず帰宅した。
翌日も私は白兵戦の訓練に明け暮れた。

第九使徒アルミサエル襲来

ATの低い初号機、零号機ではなかなか致命傷を与えられなかったが、二機がかりで
ATフィールドを中和し、どうにかダメージを与えられるようになった。
「勝ったな」
冬月が隣でつぶやいた直後のことだった。零号機が融合されてしまいった。
そして葛城君は零号機の自爆を選んだ…!
くっ、やはりこいつは更迭しておくべきだったか…

初号機損傷なし、零号機ロスト
シンジ負傷なし、レイ意識不明の重態
第3新東京市の被害 壊滅的な打撃

959:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 21:26:30
オッテュ

960:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 22:17:19
ゲンドウとレイのすれ違いっぷりが面白いw

961:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 23:48:21
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第七話(前編)

ネルフ職員はすべてネルフ施設内で生活することになった。
登庁の行き帰りにレイの部屋を訪れることができなくった。
しかし、学校がなくなり、四六時中ネルフ内でレイと顔をあわせられるようになったのは
不幸中の幸いというべきか…。
さっそくレイに会ったので声をかけると
「私は4人目だから・・・」
まずい。こんなことを誰彼かまわず言いふらすのはやめさせなければ。
「そのことは他言してはならない」
釘を刺したが果たして守るだろうか。
話題を変えようと思い、たわいのない話しをしたが、
「そんな目つきをするんですね。いつもそうなんですか?」
・・・!3人目のときと同じセリフ。私はショックを隠せずその場を
離れようとした。ふと気づくと日向君が私の方を見ているので愛想笑いをしてやったら
「あ・・・」
なに頬を赤らめている。くそ!
葛城君の部屋に行くと、本人がいた。
この間から気になっていたことを聞いてみた。
「シンジのことをどう思っている」
「・・・・・・」
ふたりの間に何かあったのだろうか。あったらあったで心配になった。
今度は急いでシンジを探した。

962:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 23:49:19
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

第八話(後編)

自販機コーナーで発見すると、意外にもシンジの方から声をかけてきた。
どうやらシンジも私に依存するようになってきてくれたか。
「自分の顔を鏡で見たことある?性格の悪さは顔に出るんだよ」
「おまえには人を不愉快にさせる才能があるらしいな」
思わず言ってしまった。もうシンジとは修復不可能なのだろう。

久々に司令業務をこなしているうちに、やはり使徒の殲滅のため、シンジと
和解しようと決意した。
さっそく自販機コーナーでシンジを捕まえ、とにかくATを上げることに専念。
やっと44まで上がった。

第拾使徒マトリエル襲来

初号機の攻撃で徐々に使徒にダメージを与えるも、結局初号機は沈黙。
ついに使徒はジオフロント最深部に眠るリリスのところまで辿り着いた。
使徒とレイがリリスの中に取り込まれ、サードインパクトが始まる。
私は気がつくとレイの部屋にいた。が、それは錯覚にすぎない。
S2機関の中に取り込まれていたのだ。
「おやすみなさい・・・」
どこからかレイの声が聞こえた。

<終劇>


963:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/06 23:52:26
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」

あとがき

最後まで読んでくれたみなさん、ありがとうございます。
まさかこんな終わり方になるとは自分でも思いませんでした。
あえて敗因をあげるとミサトさんの指揮がまず過ぎたのではないかと。。。
まぁ変態職員ばっかりだったので当然の結果な気もしますが。


964:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/07 00:26:28

面白かったよ

965:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/07 01:27:22
オッテュ

966:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/07 01:41:28
PS2 リツコ

私はネルフ技術開発部の赤木リツコ。
エヴァのテクノロジーから人類補完計画まで、要となる研究を
一手に引き受けている世界一のキャリアウーマン。

第壱話(前編)

今日は朝からダミーシステムの研究に取り組むわ。
と思ったけどミサトや加持君が何度も話しかけてくるからはかどらないじゃないの!
仕方ないから私は気分転換にコンビニへ。
徹夜に備えて色々買い込んでからもう一度ダミーシステムの研究を再開。
あっという間に完成したわ。やはり母さん譲りの才能は健在ね。
続いてエヴァの稼働時間の延長の研究に取り組んだの。これもすぐに完成。
なんて凄いのかしら、私って。
もちろんその合間には意見書も作成して司令に提出してるわ。はっきり言ってネルフの
男どもは大人も子供もあてにならないからね。私がすべて担うのよ。
特に碇司令は何を考えているのか、私が作成した意見書を目の前で破り捨てる暴挙に
出た!母さんもユイさんもこんな男のどこに・・・。
って私も人のこと言えないか。ロジックじゃないものね、男と女は。

967:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/07 01:42:35
PS2 リツコ 第壱話(後編)

パイロットの育成も私はミサトに任せたりしない。
まずはシンジ君に迷彩服と高級財布を渡しておいた。
SDATはまた次の機会に取り上げましょう。
一番見所のあるパイロットのカヲル君は今のところ予備に回されてるけど、
本音をいうと彼みたいな子に載ってほしいのよ。

これくらいなら他人にもこなせるかもしれないけど、私はさらに
セントラルドグマ内からMAGIにハッキングしてこの世界の謎も追求
してるの。
碇司令からはゼーレIDももらったし、徹夜でハッキングね。
司令は私を利用しているつもりでしょうけど、それはお互い様。
後々は加持君も利用するつもりよ。

第五使徒タブリス襲来

そんな・・・彼が使徒だったなんて。
いいシンジ君、なんとしても彼を説得して連れ戻すのよ!

初号機少破
パイロット軽傷
使徒・・・殲滅。

やっぱり男はあてにならないわね。


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