(コンナコト)EVA2リプレイ・プレイ日記(ナリマスタ2)at EVA
(コンナコト)EVA2リプレイ・プレイ日記(ナリマスタ2) - 暇つぶし2ch750:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/20 22:10:15
>>747
仕事を楽しんでやってる人間なんてごく少数だよ

751:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/20 23:40:16
>>748
青葉辺りから適当に。

752:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/21 00:24:46 uBnKmEOh
>>747
ある意味リアル

753:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/21 09:27:31
始末書って終わらせて何か意味あるの?
いつも何となく終わらせてるんだけど・・・
得られる物は達成感だけ?

754:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/21 16:12:13
>>753
一般の建物の被害を軽減できるんだそうだ。
つまり第3の壊滅率を下げられる。

755:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/21 22:55:11
>>754
ありがと
お礼と言ってはなんだけど自分もリプレイ書いてみる
内容的に739に似てるかもしれない
しかもPSPのブラウザで書くので誤字・脱字が多いかもしれない

756:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/21 23:09:16
PSP版ミサトシナリオ。うろ覚えなんで怪しい所が多いかも

私は葛城ミサト。
幼い頃にセカンドインパクトで父を失った
しかし何故セカンドインパクトが起きたのか?
一般情報の南極に隕石が墜ちたと言うのはあまりにも嘘っぽい
もしかしたら故意的に起こされたものなのか?
もしそれが本当なら復讐したい。父のためにも・・・
そして私は作戦部長としてネルフへ入った


757:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/21 23:45:25
第参使途
サキエルが襲来
司令の息子の碇シンジ君が初号機に搭乗し使途と戦う事になった
私はシンジ君にバンバン命令して使途戦滅に集中したが初号機の耐久力があっという間に下がっていく
機体の損傷が激しくなりこりゃやばいとエントリープラグを強制射出を試みたが信号を受けつけない
「シンジ君!」
そのとき初号機は再起動し暴走した
暴走初号機により使途は倒したがシンジ君は重傷で入院
翌日私は謎を追うべくハッキングをしたがあまり成果は残せなかった
自宅に帰ろうとした時に第四使途 シャムシエルが第三新東京市に襲来
入院中のレイとシンジ君を引っ張りだし使途戦滅する
そして新しいパイロット、アスカが来日
今まで低A.Tだったシンジ君もガールフレンドが来たら元気になるだろと思いハッキングを続けた。がシンジ君はSDATを奪ってもA.T30前後で家の中をうろうろしてる
そんなシンジ君に話しかけたが無視される。私は思った「戦闘では囮役に使おう」と。


758:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 00:00:39
いきなりひでーミサトさんキタ━━(゚∀゚)━━ッ!
続き待ってるよん。

759:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 00:23:19
私はハッキングだけでは謎を追うには難しすぎると思い副司令とラブラブになり機密情報を聞き出す
そして加持君も来てセントラルドグマへの行き道を教えてくれた
それからは毎日ハッキングを行い子供達の事は無視し謎を追い求めることに没頭する
ある日アスカからお守り、シンジ君からもお守りをプレゼントされる
子供達は危険な橋を渡る私を心配してくれてる!?
こんな純粋な心を持っている子達を死なせるわけには行かない!
そう思い私は仕事にも精を出す。
また新しい子供、トウジ君もパイロットになる
しかし、サハクィエル、アラエルの連続襲来により街は壊滅的な被害になってしまった
それからは皆A.Tが低くなりシンジ君に至ってはA.T10と言う低さ。
かろうじてアスカとレイとトウジ君は40程。皆エヴァとシンクロできるA.Tだった
そこに最強の使徒ゼルエル襲来する
参号機は攻撃を受けすぎて大破、零号機はパイロットとエヴァのシンクロ率が低くなり動かなくなる
最後の望みは弐号機のアスカだけだった
アスカは遠距離射撃で使徒の体力を少しずつ削りかろうじて使徒を倒す
それからはアスカは自信が付いたのか高A.Tを維持している

760:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 00:57:55
ネルフに下手な鼻歌が聞こえると思ってたらフィフスチルドレンの渚君が来ていた。が、次の日には低A.Tのシンジ君のおかげで彼は帰らぬ人となった
今の所エヴァは四機持っているが初号機はA.T不足の為実際には零号機、弐号機、参号機が戦力になる
もし1機でも使えなくなったら2機になりかなり不利になるなーと考えていたやさきアルミサエルの襲来で零号機がやむをえなく自爆してしまう
これでもうエヴァは2機、慎重に戦わないとすぐに使徒に負けてしまうだろう
次の使徒はマトリエル。
弐号機と参号機で途中ジオフロントとに入られるがなんとか戦滅。
ある日の夜は私はやっと機密情報を集めセカンドインパクトの真相を知った
「碇司令はセカンドインパクトが起こるのを知っていた?」

761:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 01:28:58
そしてA-801が発令し戦自がネルフ本部に突入してくる
パイロットのシンジ君が孤立している。私はシンジ君を助けに行くことにする
シンジ君のもとに行くときに思ったなんでシンジ君を助けに行かなければならないのだろうか?戦闘にも4回しか出撃してないのに・・・
どうせならアスカのほうが良かったな
いや、しかし私はもう子供達を死なせないと決めたはずシンジ君は私が命に変えても守る
だが私は途中で絶望的な報告を知る
「エヴァシリーズ九体が本部上空を旋回中」
この事をシンジ君に伝えなんとかパイロットを守りケイジに連れていく。だがシンジ君はエヴァとシンクロできず
エヴァシリーズには弐号機と参号機しか戦えない。けれでも発令所には諦めている者は一人もいない
最初参号機はESから猛攻撃を受け大破、またしても望みは弐号機のみになった
アスカも諦めずに必死に戦う。そしてとうとうアスカだけでESを再起動した後でも戦滅することができた
また今度もアスカから救われた私は今すぐにでもアスカを抱きしめに行きたかったが今はそんな暇はない
「総員退避!」
私はセントラルドグマに行きサードインパクトを起こそうしている指令を射殺
私は父の仇を果たした

762:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 01:34:36
はじめて書き込んだけど自分の文才のなさを再確認しました
EDはハッピーエンドで終わり
ネタバレしそうだったんで最後は意味不明な終わり方になってます

763:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 03:01:18
射殺ワロスw

自分はまだ見てないんだけどハッピーエンドおめ。あんまり会話してなさそうなのにアスカ強いな。
愛情よりパイロットの不幸が糧になるのか…。

764:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/22 21:55:35
>>761
乙です。ハッキングと戦闘指揮と両方やるんじゃキツそうで
出てる中でミサトシナリオだけやってないんだよなぁ。
個別エンドの中じゃ面白そうだから、やってみようかな。

>ある日アスカからお守り、シンジ君からもお守りをプレゼントされる
>子供達は危険な橋を渡る私を心配してくれてる!?
>こんな純粋な心を持っている子達を死なせるわけには行かない!

こういうのがエヴァ2の面白いところだよな。

765:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/24 00:18:02
会話がかみ合ってないと聞くけど、どんな感じ?

766:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/24 11:50:04
ここ読んでたらヤバス!
PS2の方前売ったからまた買ってくる!

PSPはどうしようかな…

767:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/25 18:03:57
PS2のトウジ補完を今やっています・・・。
関西弁がエセかもしれないですが、プレイ日記も近々投下します。

768:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/26 02:56:38 SJDianaO
ゲンドウでリプレイ日記書こうとプレイ。

第壱話、アルミサエル襲来。
合体攻撃喰らい、零号機ロスト。

第弐話で、シンクロ率低くて初号機動かず。

ジエンド…(´Д`)エェエ…早過ぎ。

リプレイも何もあったもんじゃなかった。
ひたすら寝て、アスカ出さずにクリアーした事あったのになぁ。

769:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/26 23:42:38
>>768
早!ww

冬月シナリオをやったら軽く凹んだので、次は冬月先生で楽しいことをしよう。
何人暗殺できるかなプレイとか、
白兵上げておいて何人暗殺阻止できるかなプレイとか
みんなと仲良くなった後、おもむろにひたすらゲンドウの悪い噂をするプレイとかw

770:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/28 11:18:15
やっとエヴァ2見つけた…って去年買った時より値上がりしてるんですが!?

…買いましたけどね。
売るんじゃなかたorz

771:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/28 13:13:09
>>770
おめでとう。
ちなみにいくらで買ったの?

772:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/30 10:54:41
日記ヨロ

773:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/31 02:55:38 xMtNBjHB
綾波レイでプレー中。

面倒だから自宅に篭る事にした。
飯はスポーツドリンク。ダイエット中の人みたい。

自宅に来て、話し掛けてきた人にだけ相手をする。

ゲンドウに甘えたら拒絶されたので、それから断固拒否。


第参話でアルミサエルが合体攻撃……(ι´Д`)

ジエンド。ゲンドウの時といい、何やらご縁がありますな。ゲンドウに冷たくした罰かよ…。
シンジの攻撃のせいで、こっちにアルミサエルが吹っ飛んできて…終わったし。

774:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/31 02:58:12
>>773
>自宅に来て、話し掛けてきた人にだけ相手をする。

これ面白そうだな、今度やってみるw

775:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/31 14:54:46
でもそれ空き時間どうするんだよw
本でも読んでいて、ノックされたらゲームに移る?

芝村のおすすめプレイの中に、シバムラティックバランスでシンジの部屋籠城ってのがあったよな。
アレに近いな。

776:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/31 16:03:30 xMtNBjHB
携帯でメール、テレビを見ながらやった。

イヤホンを片耳にして。

暇だけど楽でもあった。
工事中の音が煩かったけど(T_T)

777:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/05/31 17:17:20
>>771
中古で4480円orz
もうね、いっそPSP買ってやろうかと思いましたよ。

現在リツコプレイ中。

778:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/03 15:26:12
日記よろ

779:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/03 17:18:57
そして、僕は天使に牙を剥く。

こんな恥ずかしさ満点の書き出しで始めようと思ったカヲルプレイ日記(PS2版)
しかし、しょっぱなからゼルエル戦。しかもものすごい前線配備の上に武器はデュアルソー。
間合い短いよバカ。後衛には強化シールドの初号機とマステマの参号機。うらやましいなオイ。
ええい、こんな程度の戦力差、テクニックでカバーしてくれる!
そんなこんなで戦闘開始。案の定、開始直後に防衛ラインに使徒進入。
迎撃に向かうも、いかんせん間合いが遠い。
何発か被弾した後、初号機、参号機と合流する事を決断。
ケーブル切断して猛ダッシュで2機の元まで行くも、ケーブル限界なのか止まったまんま。
そして、最後の一撃が被弾。FLY ME TO THE MOONが流れた。
いいもん、どうせ初心者に毛が生えた位の突貫プレイしか出来ないもん(つд`)

780:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/03 18:27:53
>>779
乙。ワラタ。
ていうか、ひるまず懐に飛び込めば勝ててたんとちゃうんかと。

781:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/03 18:39:45
懐に飛び込む前に、あと一発もらったら終わりな被害受けたよ(つд`)
とりあえず、現在中途半端なゲンドウシナリオ消化中

782:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/04 02:25:58
迷ったけど結局PSP版を本体ごと購入。
新品で3999円でしたよ。(なぜかPS2版は中古で4580円orz)
・・・本体は取り寄せっぽい。
説明書読んで何日か過ごします。
日記は書けたら書きます。いつになるか分からんけど。

783:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/04 07:34:58
>>782
ようこそ。
PSP版は、シナリオクリアに飽きてきたら、
このスレ参考にして好き勝手に遊ぶのがいいよ、と助言しとく。

784:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/04 09:51:56

みんな楽しそうなので僕も参加します。続きは徐々に書いていきますのでよろしくお願いします
カヲルプレイです(PS2)

第一話 人(リリン)として

僕は彼らを騙した・・・
でも、彼らはそんな僕を許してくれた。
あの日、ついに僕の中の使徒とての本能が目覚めアダム(実際はリリスだけど)と融合しすべて滅ぼす為にセントラルドグマに向っていた
そんな僕を追ってきたのがシンジ君と鈴原くんだった。
きっと君たちも今まで騙していた事に怒っているだろうね。
でも彼らは怒っていなかった。それどころか僕を説得しようと必死になってくれた。
最後に僕は「騙していた事に怒っていないのかい?」と訊いたら、フフフ・・・そしたらね、彼らはなんと言ったと思う?こう言ってくれた。
「僕達友達だろ!」「そや!ワイらマブダチや!」と返ってきた。
嬉しかった・・・よく小説やドラマで聞く安っぽいセリフだと思われるかもしれないど僕にはそれがなによりも嬉しかった。
僕は誓った。『彼らを死なせるわけにはいかないと。例えそれが同胞を裏切る行為であろうと!』
そして僕は彼らの説得に応じ、再び『フィフスチルドレン・渚カヲル』に戻ったんだよ。

それから青葉さんと伊吹さんがみんながいる自動販売機前でキスしてたりと何事もなく平和な日々が続いた数日後・・・
前触れもなく第四使徒アルミサエルが襲来してきた。
僕の四号機、シンジ君の初号機、鈴原君の参号機がこれの迎撃に向う事になった。
葛城さんの作戦で僕の位置は皆と離れた場所であったので意義を唱えたがあえなく却下された。仕方ないね(;;)
戦闘は僕の四号機はライフル、シンジ君のマステマ、プログレッシブ・ナイフで応戦。なんとか殲滅をする事ができた
被害報告は第三東京市軽微、四号機少破、初号機少破、参号機損害なし、僕軽傷、シンジ君軽傷、鈴原君無傷。
そんな僕らを見て鈴原君が一言
「なんや、シンジも渚もだらしないの~もっと気張らなアカンで」
・・・鈴原君、君、今回戦闘に参加してたかい?なんか僕とシンジ君しか戦っていなかった気がするんだけど・・・(#--)
今度言ったら洞木さん寝取っちゃうよ・・・
え?そんな事したらダメだって?
いいんだよ、だって僕、天使(使徒)を裏切って堕天使になっちゃったんだもん♪

続く

785:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/04 10:24:49
>青葉さんと伊吹さんがみんながいる自動販売機前でキスしてたりと何事もなく
ちょっと待てw

786:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/04 20:01:27
>青葉さんと伊吹さんがみんながいる自動販売機前でキスしてたりと何事もなく
平和っちゃあ平和だが・・・・・・けっこう大事のようなw

787:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/04 21:28:09
冬月で八方美人プレイ中。
達人の技法で副司令業務を鬼のようにこなし、
ATの低いキャラがいれば機嫌を取り、人と仲良くするか恋をしろよとアイテムをプレゼント、
なのに、向こうからの好意は軒並み高く、こっちからの好意はイマイチで感じの悪い冬月。

ミサトが話しかけてきた。
「わりとお金のことにはきっちりしてらっしゃるんですよね。
毎月のローンの返済、誰か代わってくれないかしら」
・・・まさか副司令にローンを肩代わりしろ、というのか。大胆な奴だなw

日向に顔が赤いことを指摘→話を振られる、で相手をしていたら
「リツコが 情 事 に 割 っ て 入 っ た」?ちょww これ情事なの?
しかも日向「いいところだったのに」冬月「い、いや、これは違うんだ」
IMは「リツコは邪魔者扱いされた!」。

顔が赤いのを指摘して近づいてくるキャラはヤル気なのは知ってたが、
それで始まる会話が情事扱いされてるとは知らなかった。

788:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/04 22:55:24
シンジで使徒、襲来プレイ終了(PS2)。
色々中途半端な感じで終わったけれど、投下させてください。

789:788
06/06/04 22:56:52
第壱話 使徒、襲来(前編)
僕がこのロボット…エヴァンゲリオンに乗る。
父さんは何を言っているの?無理だよ、そんなこと!僕は、父さんの命令を拒絶した。
「予備が使えなくなった。もう一度だ」
父さんは包帯だらけの女の子にそう言った。彼女が戦う事になるの?あんな、傷だらけで…?
使徒という怪物の攻撃で、基地が揺れる。女の子はベッドから落ちて、苦しそうな声を上げた。
「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ」
そう、逃げちゃ駄目だ。
「やります。僕が乗ります!」
これが僕の、3人目の適格者(サード・チルドレン)碇シンジの最初の戦いだった。
葛城さんの指示を受けて、なんとかエヴァを動かす。
僕達の敵、第参使徒サキエルが姿を見せたのは、その直後だった。
使徒に頭を掴まれ、何度も光線で撃たれる。
痛い、痛い、痛い、怖い、怖い、憎い!
僕は使徒との間合いを一気に詰めて、思い切り蹴り飛ばした。

790:788
06/06/04 22:58:18
第壱話 使徒、襲来(後編)
「…あ、当たった!」
自分で、自分に驚いた。いける。この調子で、使徒を倒す!
けど、次の攻撃を繰り出すより早く、使徒の腕が僕を突き飛ばした。
エヴァはもう動かない。僕は、もう駄目だ。
僕は、僕は死ぬかもしれない…。
死ぬかもしれない、死ぬかもしれない、死ぬかもしれない。
「あっ、うわあああああああああああー!!」
そして、僕の記憶はそこで途切れた。
目が覚めたのは、病院のベッドの上だった。
使徒は僕が倒したのだと、葛城さんは伝えてくれた。

791:788
06/06/04 22:59:07
第弐話 血は異ならず
今日は、明日の訓練に向けてATを上げる。
葛城さん…もとい、ミサトさんは僕にそう指示した。
今日から僕の保護者となるその人は、とても綺麗な人だった。
ペンギンをペットに飼っていたり、朝っぱらからビールを飲み干したり、変わった人でもあるけれど。
とりあえず、これからお世話になるだろうネルフの職員さん達に挨拶をして回った。
自販機コーナーで、トイレから出てくる父さんを見かけた。
父さんも出すものは出すんだ、人間なんだと何故か感心した。
でも、いい歳して連れションはどうなんだろうとも思った。
その父さんの連れション相手、冬月さんが僕の方をジッと見ていた。
微笑みかけると、視線を逸らした。なんだっていうんだ、畜生。
翌日、この前の使徒との戦いを元にした模擬戦闘の訓練を受けた。
結果は、僕の完全勝利だった。

792:788
06/06/04 22:59:58
第参話 眠れ、安らかに
授業中、あなたはパイロットですか?というメールが届いた。
はい。と答えると、教室中がざわめいた。
クラスの委員長、洞木さんがみんなを叱ると、トウジ君が遅刻してやってきた。
妹の見舞いと言っていたけど…まさか、この間の使徒との戦いに巻き込まれたのかな?
ケンスケ君が気さくに話しかけてくれた。そして、トウジ君も。彼等は、多分いい奴だ。
ネルフの食堂でミサトさんを見かけた。声をかけると、不機嫌そうにした。
思わず謝ると、今度は謝った事に対して怒ってきた。もしかして、二日目なのか?
トイレの前で糞ジ…もとい、冬月さんと出会った。今日は僕のほうから視線を逸らしてやった。
すると、驚くことに冬月さんのATが上昇した。そういう気があるのか。どうりで父さんと仲が良いわけだ。
職員さんと適当に談笑し、大浴場でサッパリしてその日は寝床についた。
その日の深夜、僕の携帯電話が着信を告げた。緊急招集らしい。何にしても、ひどい仕打ちだ。
ミサトさんがエヴァとパイロットについての講義をしていると、警報が鳴り響いた。
第四使徒、シャムシエルが現れた。
ポジトロンライフルで一発撃ち、僕の方へ引きつける。ATフィールドを中和させ、二発目を撃つ。
瀕死で逃げる使徒に、最後の三発目を撃つ。十字架みたいな光と共に、使徒は息絶えた。
結果は大勝利。結局寝不足のまま、僕は学校へと向かった。

793:788
06/06/04 23:00:33
第四話 世界の縁に立つ都市をさまようモノ(前編)
今日は、最初の適格者(ファーストチルドレン)、レイという子が退院してきた。
あの日、包帯だらけだった青い髪の女の子だ。白い肌と無表情な顔が、人形みたいだった。
そのまま、僕と綾波はミサトさんに連れられこの間倒した使徒の残骸の回収現場に連れられた。
難しい話はよくわからなかったけど、使徒は僕達ヒトと似ている生き物らしい。
その日は、必死に綾波に話しかけていた。結局、ずっとそっけない返事しかもらえなかったけど。
この気持ちは何なんだろう。心がムズムズするような、落ち着かない気持ち。
晩御飯は、ミサトさんと一緒に食べた。いつもレトルト食品ばっかりだけど、大丈夫なのかな。
夜中の11時頃、トウジが遊びに来た。この街に常識という言葉は無いのだろうか、不安になる。
その時、僕の頭の上で電球が光った。これがこの街の常識なら、もしかしたら…!
胸をときめかせて、夜も明けない内に綾波のアパートへと駆け出した。
ノックをしても返事が無い。鍵は掛かってないようなので、勝手にあがりこんだ。
立派な犯罪行為だよね。父さん母さん、こんな息子でごめんなさい。
散らかった、殺風景な部屋のベッドで、綾波はぐっすり眠っていた。
ドキドキする心はどんどん大きくなるけど、理性でなんとかこらえた。

794:788
06/06/04 23:02:46
第四話 世界の縁に立つ都市をさまようモノ(後編)
帰りがけにコンビニに寄ってプリンを買った。後で、綾波にプレゼントしよう。
清算していると、ケンスケと洞木さんが一緒にやってきた。そうか、そういう事なのか。
やりきれずに、そのまま学校へ登校した。
授業が終わり帰ろうとすると警報が鳴り響いた。間違い無い、使徒だ。
敵は第伍使徒、マトリエル。目玉だらけの、蜘蛛みたいな使徒だ。
サイケデリックだの下品なツユだのと、ミサトさんは散々に扱き下ろしていた。
けれど、戦いは想像以上に苦しいものになった。
ポジトロンライフルでも大したダメージを与えられず、ATフィールドを突き破って攻撃した。
けれど、使徒の攻撃は回転も速くて、届く範囲も桁違いだった。
ピンチに陥った僕を助けてくれたのは綾波だった。
ATフィールドが中和され、むき出しになった使徒を零号機のポジトロンライフルが撃ち抜いた。
結果として、街の被害は抑えられたものの初号機は大破。僕も重傷を負ってしまった。
病院のベッドの上で、僕は綾波の事ばかり考えていた。

795:788
06/06/04 23:03:48
第五話 あふれよわが涙、と警官は言った
退院した僕を気遣ってか、トウジがよく話しかけてくれた。
空しい心に、彼の関西弁が妙に心地良い。
放課後、そのままネルフに向かうと見知らぬ男に声を掛けられた。
彼の名前は加持リョウジ。ドイツ支部からやってきたのだという。
どこか胡散臭い感じはするけど、どうやら彼も良い人みたいだ。
家に帰ると、ミサトさんが出かける準備をしていた。旧東京市に用事があるのだそうだ。
夕方、緊急招集の連絡が来た。旧東京市で実験中のロボットが、暴走したらしい。
そのロボット、ジェット・アローンを追いかけて止めるのが仕事だという。
必死で追いかけるものの、結局僕は追いつけなかった。
けれど、JAは勝手に停止していた。
何者かに仕組まれた奇跡だとミサトさんは言っていた。
ともかく、事件は無事に解決を迎えたのだった。

796:788
06/06/04 23:04:35
第六話 ある晴れた日に
今日は、ミサトさんと一緒に2人目の適格者(セカンド・チルドレン)を迎えに
横須賀沖の戦艦「オーバー・ザ・レインボウ」へ向かった。
そこにいたのは、独特の癖のある英語で挨拶してきた、赤毛の女の子だった。
惣流・アスカ・ラングレー。格好良いけど長ったらしい名前だ。
よろしくと声を掛けると、いきなり「ハーァ?」と言われた。鬼だ。
その後も「つまんない子」、「ガッカリよ」と散々な言われようだった。
彼女の乗るエヴァ…弐号機は、完成された初の本物のエヴァンゲリオンらしい。
見せてもらおうとすると、沖合いから巨大な何かが近付いてきた。使徒だ。
ミサトさんの指示で、弐号機が出動する事になった。
僕は、何故かアスカに手を引かれ、プラグスーツを着るよう言われた。
「あんた、バカァ?決まってんじゃない!弐号機でアイツをやっつけるのよ!」
反論した僕への答えがこれだ。いやいやいや、アンタ一人で行きゃいいじゃん。
とにもかくにも、第六使徒、ガギエルとの戦いが始まった。
速攻で海の中へと引きこまれる。そして、食べられる。
なんとか口をこじ開けて、そこに戦艦が特攻を仕掛けた。
使徒は無事殲滅。アスカと弐号機も、無傷での来日を果たした。

797:788
06/06/04 23:05:29
第七話 俺には口がない、それでも俺は叫ぶ(前編)
なんていう事だ。僕の部屋が、アスカに乗っ取られてしまった。
向かいの小さな和室が僕の部屋になった。何この仕打ち。誰か僕に優しくしてよ!
けれど、世間はちっとも優しくない。もっと厄介な事に、使徒が現れたのだ。
アスカの一撃で使徒は真っ二つになるが、そのまま2体に分裂。
僕は海に、アスカは畑に、真逆さまに突き刺さった。
大目玉を喰らった僕達は、次の作戦を受けた。
目標への二点同時荷重攻撃。出撃するのは、ATの高いパイロット2人。
もっと良いやり方があるだろうにとも思ったが、選択肢は無い。渋々納得した。
綾波には悪いけど、僕はアスカと一緒にリベンジする事を目標にした。
プライドがズタズタにされたら、きっと立ち直れない。直感的にそう思ったからだ。
ともかく、使徒が動き出すまでにアスカを上げ上げ、綾波を下げ下げにしよう。
まずは2人のATを確認する。よし、そんなに誤差は無い。
善は急げだ。アスカへのプレゼントを買いに行こう。

798:788
06/06/04 23:06:18
第七話 俺には口がない、それでも俺は叫ぶ(後編)
夕方から次の日の朝まで何度も話しかけ、プレゼントを渡す。
アスカのATは除々に上がっていった。
平行してレイのATを下げたがったけど、ずっと寝ていたのであきらめた。
そして、昼を少し過ぎたあたりに使徒が活動を再開した。
作戦室でミサトさんの指令を受ける。出撃パイロットに任命されたのは、僕とアスカ。
僕の頑張りは無駄にはならなかったみたいだ。
近距離からのパレットライフル連射で、一気に叩きこむ。
融合しようとしている第七使徒、イスラフェルに渾身の飛び蹴りを叩きこんだ。
完璧に決まったツープラトンアタックで、使徒は遠くまで吹き飛び爆発した。
初号機と弐号機、そして僕とアスカもちょっとだけダメージを負ったけど
見事に使徒にリベンジしてみせた。

799:788
06/06/04 23:07:19
第八話 無辺への切符
突然、ネルフの施設全体が停電した。
突然の停電でビックリしたからか、いつも以上にアスカがつっかかってきた。
しばらくして電気は回復したけど、一体何だったんだろう?
一応、この世界の要のはずの基地があんな簡単に停電するなんて、何かおかしい。
僕にはその答えを知る権利があるはずだ。
その日の朝早く、僕はネルフ施設へ向かった。
途中で出会ったケンスケも、協力してくれると言った。
ミサトさんの執務室にこっそり入りこむと、加持さんがパソコンをいじっていた。
慌てて立ち上がる加持さん。何か、怪しい。
しばらくすると、緊急収集が掛かった。アメリカ第2支部が、エヴァ四号機と共に
消滅したらしい。エヴァ、ネルフ、使徒…僕は、すべての真実を知ろうと決意した。
けど、結局その日は何も掴めないまま、夜になって使徒が現れた。
第八使徒、アラエル。
使徒の心理攻撃で、僕達は街をメチャクチャにしてしまった。
ただひとり無事だったレイが、ロンギヌスの槍で使徒を撃ち貫いた。
使徒は無事殲滅。僕等はみんな無事だったけど、街の被害は中規模に拡大してしまった。

800:788
06/06/04 23:10:04
第九話 ささやかな遺産
その日、松代でエヴァ参号機の起動実験が行われた。
僕達は、放課後にみんなでミサトさんのマンションに集まって話をしていた。
ただひとり、トウジだけいなかった。朝から学校にも顔を出していなかったのだ。
洞木さんが顔を赤らめてトウジとのノロケ話を始めた。
ケンスケとじゃなかったのか!?僕は少しだけ、ドロドロとしたものを感じた。
そしてその日の夜、改めて4人目の適格者が紹介された。
その顔を見て、僕とアスカは驚きを隠せなかった。
「挨拶の前に…あの、あの…トイレどこ…?」
やたらと緊張した、トウジだった。トウジはトイレの場所を知ると
猛スピードで駆け出した。間に合えば良いのだけど…。
ともかく、これでここももっとにぎやかになる事だろう。
次の日、ネルフ施設はざわついていた。
加持さんが、死んだのだという。
数日前にもらった、上級ネルフ職員ID…。これが、僕にとってただ一つの遺品となった。
加持さんは言っていた。「君も、真実を知ろうとしてるのかい?」
加持さんの遺志は僕が継ぐ。絶対、すべてを暴いてやる。
しかし、使徒は無遠慮に現れる。第九使徒、レリエル。
僕は、影に飲み込まれてしまった。そこから先の事は覚えて居ない。
ただ、全身を使徒の血で真っ赤にした初号機が答えを物語っていた。

801:788
06/06/04 23:11:20
第拾話 いつか、決して(前編)
「不思議だな…。家に帰れるって事が」
この前の使徒ととの戦いの詳細を知り、背筋がゾッとした。
ここに生きていられる事は、奇跡かもしれない。
でも、それは幸せなのかな…。それを幸せっていうのかな…。
僕は、心の迷宮に迷いこんだ。
望んだものは何だっけ?
「違う…。会いたいと、思うんだ。そう、思ったんだ…」
そう、僕は会えると信じてここに帰るんだ。
誰に?
真っ暗闇は、夕焼けで赤く染まった電車の車内に姿を変えた。
綾波が、アスカが、リツコさんが、大切な人達が、僕を責める。
「僕は、ひとりなの?」
「いいえ。みんな、ひとりなの」
綾波が最後にそういい、僕は再び現実に帰った。
心が、とても苦しい。頭が、おかしくなりそうだ。

802:788
06/06/04 23:12:21
第拾話 いつか、決して(後編)
「チクショウ…」
壁に八つ当たりしても、気が晴れることは無かった。
不貞寝をし、夜中に目を覚ますとアスカも起きていた。
二人でカップ麺を食べて、テレビを見て、喋り合って、目と目が合うと照れくさくって。
これは、幸せなのかな?いや、僕は幸せだと感じている。
どんどんアスカに夢中になっていくのが、僕にはわかった。
そして、僕とアスカは強く、強く抱きしめあった。
翌朝、僕等は何も無かったかのように学校へと向かった。
そして、放課後にお決まりの様に緊急収集が掛かる。浅間山火口内で、使徒が発見されたらしい。
D型装備に対応しているのは弐号機だけ。限界深度を超えて、弐号機はどんどんマグマへ潜っていく。
結局、使徒の捕獲は失敗。第拾使徒サンダルフォンは、アスカの手により殲滅された。
アスカは入院したけど、軽い怪我で済んだみたいですぐに退院した。

803:788
06/06/04 23:13:32
第拾壱話 時とのもめごと
ようやく、1万円の貯金を達成できた。
勇み足でコンビニに向かい、指輪を買った。プレゼントする相手は言うまでもない。
…ただ、すぐ後ろでレジ待ちしているのは、計算外だったけど。
清算をすませると、アスカは父さんの野望について、深刻な顔をして聞いてきた。
加持さんの姿が脳裏に蘇り、僕はアスカに警告した。
真実に近付くと、消されてしまうのだろう。
僕は真実を知りたい。けれど、命を賭ける事が出来るのかな。
もし、命を賭けて真実を知って、死んでしまったら、アスカは泣いてくれるのかな。
僕は、加持さんのくれたIDカードを引き出しの奥に仕舞い込んだ。
ごめんなさい、加持さん。僕は真実よりも大事なものを選びます。
その日の夜、ちょっとした事で僕とアスカは大喧嘩してしまった。
アスカは何をしても僕を無視する。やっぱり僕は、ひとりなの?
ボッコボコに凹んだ気分のまんま、使徒の襲来を告げる警報が鳴り響いた。
今度の作戦は、空から落ちてくる使徒を受け止めるというものだそうだ。
結果は、エヴァも僕等も少しだけの怪我で済んだ。街も今よりひどくはならなかった。
第拾壱使徒、サハクィエルは問題もなく倒す事が出来た。
けれど、少しずつ時間は無くなってきている。
何のかは自分でもよくわからない。けれど、大事な何かの終わる日が、近付いている気がしている。

804:788
06/06/04 23:14:45
第拾弐話 惨酷な方程式
ネルフ施設の頭脳ともいえる、スーパーコンピューター「MAGI」に使徒が侵入した。
僕等はそれを第7ケージで聞いた。そんな使徒相手じゃ、エヴァで攻撃することは出来ない。
リツコさんの作る使徒の自滅促進プログラムだけが頼りらしい。
この時間を利用してアスカとの距離をもう一度詰めようとも考えた。
けれど、今はそれどころじゃない。僕にだって出来ることがあるはずだ。
僕はリツコさんのATを上げる事に専念することにした。
けれど…なんでいるんだよ、アスカ…。
おだてても悩みの相談に乗ってても、絶妙のタイミングで割り込んでくるアスカ。
そうか、そこまで僕の事が嫌いなんだね!
思わず心の迷宮に迷いこむ。ここは僕の居場所なの?
ともかく、リツコさんの作ったプログラムは三度目の正直で第拾弐使徒、イロウルを殲滅した。

805:788
06/06/04 23:16:18
第拾参話 見込みのない、種子(前編)
最近、ずっと落ち込みっ放しの僕の耳に、鼻歌が聞こえてきた。
それは、気の毒になるほど下手な、本当に下手糞な鼻歌だった。
「歌はいいね」
灰色の髪の少年はそう言った。歌はいいけど、聞き専門になる事を勧めたかった。
そんな電波ゆんゆんな彼の名は、渚カヲル。第5の適格者だった。
話をしていても、やっぱり彼は電波飛ばしっぱなしだった。
けれど、とても話しやすい。僕の事を、わかろうとしてくれている。
その日の夜、少し早く目覚めると洞木さんが枕元に立っていた。
ツッコミを入れるより早く、彼女は僕に抱きついた。
混乱する僕の耳に、彼女はそっとささやいた。
何をささやかれたのか、僕は緊張のあまり何も覚えてなかった。
けれど、感じたのはあの感触。
アスカに抱かれ、アスカを抱いた時の、あの感触。
僕は思わず洞木さんに抱き付こうと思った。けれど、気付いてしまった。
自分の汗臭さと、昨夜風呂に入りそびれた事実に。
ひとっ風呂浴びて、続きを楽しもうと思い部屋を飛び出す。

806:788
06/06/04 23:17:32
第拾参話 見込みのない、種子(中編)
薄暗いリビングですれちがったのは、アスカ、ミサトさん、何故かリツコさんまで。
そうだ、忘れかけていた。この街には常識なんて無い。ある意味全部がパンクなんだ。
風呂の中で、僕はそう悟った。もう、何があっても突っ込まない…多分。
ならば僕もパンクな事を、とも思ったけれど、そういうわけにもいかなかった。
とりあえず、暇を持て余していたのでいつもよりずっとずっと早く登校してみた。
すると、何故かカヲル君が教室に。アハハ、君もすっかりこの街の住人だね。
彼は真剣な顔で言った。「罪を償う事は出来ない。過去にすべてを還さないかぎり」と。
君が何を言いたいのかわからないよ、カヲル君!
そのまま教室を出たカヲル君を追って教室を出ると、女子トイレから出てきた洞木さんと出会った。
消えかけた炎に再び燃料が投下される。けれど、結局お楽しみの前に始業のベルが鳴った。
そして、放課後の教室で再びふたりっきり。思わず抱きしめると、警報が鳴った。
使徒め、前歯全部折ってやる。
今の僕なら、どんな使徒でも倒せる気がした。

807:788
06/06/04 23:19:42
第拾参話 見込みのない、種子(後編)
第拾参使徒、ラミエル。超長距離まで届く荷粒子砲を放つ、多分今までで最も強い使徒。
ミサトさんの提唱したヤシマ作戦。それが唯一の対抗手段だった。
僕はスナイパーライフルによるオフェンス。アスカが強化シールドでのディフェンス。
綾波はマステマでのバックアップに回った。完璧な役割分担。
しかし、あまりにも配置が悪すぎた。あまりにも前線に出すぎていたアスカの弐号機は
強化シールドを破られ、使徒の荷粒子砲に貫かれ大破した。
僕はケーブルを引き抜き、出来る限りのスピードで使徒へと接近した。
そして、狙いを定め、引き金を引く。攻撃は命中したけれど、使徒は健在だった。
そして、使徒の攻撃が僕を、初号機を撃ち貫く。たった2発で、致命傷だった。
機体のダメージが大きくて、もう動かすことが出来なかった。
「動かないよ…動かない、このままだとやられちゃうよ!!」
突如、何かの鼓動が聞こえた。そして、僕の意識が薄れていく。
そうだ、あの時の感じだ。初めてエヴァに乗った時と、同じ…。
獣の様な咆哮が、聞こえた気がした。
僕が意識を取り戻したのは、それから随分経ってからだった。
僕もアスカも、長い入院生活を余儀なくされた。
初号機は、S2機関を取り込んで、活動限界が無くなったと聞いた。
それと同時に、無期限で凍結されたとも。
僕の居場所が、なくなった。

808:788
06/06/04 23:20:45
第拾四話 脱出を待つ者
僕が意識を取り戻してからたった2日後、次の使徒が現われた。
第拾四使徒アルミサエル。僕にはもう、関係ない話か。
けれど、やっぱりただ眠っているだけなんて出来るわけなかった。
傷だらけの身体を起こして、ケージに向かう。
「僕を行かせてください!!」
父さん…司令に、叫ぶように訴えかけた。そして、意外なほどすんなりと
初号機での出撃が許可された。僕はまだ、ここにいてもいいんだ。
零号機、参号機と連携をとり、使徒を包囲する形に持ち込んだ。
マステマに装填されたN2爆弾を発射しても、使徒には大して効果が無かった。
使徒はそのまま、ジオフロントまで物凄い速度で侵入していった。
マステマで使徒を撃つ。けれど、ATフィールドを破るだけで全く通用していない。
そして、そのまま使徒はネルフ本部まで辿りついた。
もう駄目なのか。そう思った刹那、レイが言った。
「碇司令…。あなたは、私が守るわ」
零号機が、使徒に向かって猛スピードで突進する。
「さよなら」
そして、零号機は使徒と共に消滅した。
第三新東京市は壊滅して、零号機は無くなった。
レイは…生きていた。しかも、たったの3日で退院したのだという。
僕は、その奇跡を病室で喜んだ。本当の事なんて、その時は何もわからなかった。

809:788
06/06/04 23:21:37
第拾伍話 高い城のオトコ
第拾伍使徒ゼルエルが現われたのは、前回からたった6日後だった。
そして、その強さはラミエルやアルミサエルより遥かに上のようだった。
確実な、過去最大級の危機。僕はふたたび病室を飛び出した。
今戦えるのは、僕とトウジの2人だけ。
零号機はもう無いし、アスカは…まだ、目を覚まさない。
トウジの励ましの通信が、僕に力をくれる。唯一無二の、戦友だ。
既に守る街も無い今、無理に使徒に突っ込む事は無い。
十分にひきつけて、一気に倒す。
参号機の強化シールドで攻撃を受け、2機で何度も使徒を斬り付け、蹴り飛ばす。
そして、参号機がコアにプログナイフを突き刺して、使徒は爆発した。
両機とも損害無し。僕等は、もう何も失えないんだ。

810:788
06/06/04 23:23:00
第拾六話 そして私は失われた道を辿り、この場所を見出した(前編)
街は、本当にもう何も無くなっていた。
洞木さんやケンスケは疎開した。アスカのATは35にまで落ち込んでしまっている。
レイに至っては、自爆したのは私ではない。今の私は3人目だと
カヲル君もビックリな程の電波を飛ばしていた。
すべての終わりが近付いている気がした。
ジュースを飲み終え、下がってしまったATの上昇に取り組んでいると
冬月副司令に声を掛けられた。父さんと、もっと仲良くするようにと。
「君のお母さんと同じ様に、亡くなってからでは親孝行は出来ないんだよ…」
その言葉は、とてもとても重たいものだった。そうだ。この人は、知っているんだ。
父さんも、母さんも、僕の生まれるより、ずっと前から。
もし、使徒を全部倒したら、父さんと一緒に魚釣りでもしよう。そう、思った。
トウジやカヲル君と喋ったり、一緒にお風呂に入ったり。
レイともうまくいってるし、アスカとも、まぁうまくいっている。
こんな切羽詰まった状況なのに、毎日が楽しかった。
だから、信じる事が出来なかった。
カヲル君が、最後の使徒だなんて。

811:788
06/06/04 23:24:11
第拾六話 そして私は失われた道を辿り、この場所を見出した(後編)
「裏切ったな…僕の気持ちを裏切ったな!!」
そう、僕は裏切られた。カヲル君に。
「捨てた、捨てたんだ!みんな僕を!!君も!!」
君は捨てた。僕を。
けれど、僕は君を失いたくない。
僕は、君ともっと一緒にいたい。
僕は
僕は
僕は


僕は、使徒タブリスを握りつぶした。
最期に彼は微笑んでいた。出会った時と、同じ微笑み方で。
僕は、僕はカヲル君を、殺した。

812:788
06/06/04 23:25:08
第十七話 かくて光あり(前編)
ミサトさんから、説明があった。
もう使徒は居ないと。近い内にネルフは解体されると。
そして、おそらくここは戦略自衛隊に攻撃されると。
もう、何もかもが終わる事は避けられない気がした。
レイとはじめてあった時の、恋とは違うムズ痒い感じ。
加持さんを亡くした日の、決意。
アスカと抱き合った、あの夜。
トウジと使徒を倒した時に感じた絆。
カヲル君を殺した、右手の感触。
ここに来てから、あまりに多くの事がありすぎた。
ふと、冬月副司令の言葉が脳裏に過ぎる。
「君のお母さんと同じ様に、亡くなってからでは親孝行は出来ないんだよ…」
そうだ。これが、きっと最後のチャンスだ。
やり残した事を残さない。それだけが、今僕に出来るたったひとつの冴えたやり方。
僕は、食堂で父さんを見かけた。
そういえば、父さんはいつも目玉焼き定食を食べている気がする。
卵料理が大好きなのは、遺伝かもしれない。
父さんが席を立つのを見計らい、僕は声を掛けた。

813:788
06/06/04 23:26:33
第十七話 かくて光あり(後編)
この非常時に、よく許可が降りたものだとビックリした。
僕と父さんは、壊滅を免れた防波堤にいた。
お互い珍しい私服姿に、おそろいの麦藁帽子。
魚はちっともかからない。
盛大な腹の音が、父さんから聞こえた。初めて聞いた、父の腹の音。
少し早めのお昼ご飯。自信作の玉子焼きを、美味しいといって食べてくれた。
ビールを飲む父さんも、初めてみた。ミサトさん程ではないけれど、とても美味そうに飲んでいた。
「早く、酒が飲めるといいな」
僕も、早く父さんと一緒にお酒を飲みたいと心の底から思った。

父は選択した
息子と共に生きていくことを
息子は選択した
父と共に生きていくことを

「父さん、今日はありがとう」
「ああ、シンジ。今日は、ありがとう…」
結局、魚は一匹も釣れなかった。
けれど、今日は最高の一日だった。
そうだよね、母さん。

終劇

814:788
06/06/04 23:35:44
クソ長ったらしい上に、FFの出来損ないみたいなものになってしまいすんませんでした。
とりあえず、ブッ通しでプレイすると想像以上に時間が掛かるものなんですね(;´д`)
真実を追究するわけでもなく、女を垂らし込むわけでもなく、F型装備を目指すわけでもなく
とてーも中途半端なシンジプレイでした。
何がビックリしたって、委員長の淫乱娘っぷり。
まぁ、トウジのはイベントだから仕方ないとして…
夜中にいきなり枕元に現われて、有無も言わさず抱きついて(喜ぶ選んだ俺も俺だけど)
しかも、評価が一気に運命の人って…何なのよ!

815:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/04 23:46:45
>>814
乙でした~。自分は「使徒襲来」でトウジ助けられなかったから羨ましい。

816:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/05 06:03:36
>>814
乙。
本スレで釣りエンド見たって書いてた人かな?(違ったらゴメン
アルミサエルでレイ自爆の後にタブリス→更に釣りEDというのはかなり衝撃的だな。

817:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/05 09:11:37
>>814
乙。
最初のほう、何気にシンジが壊れているのにワラタ。

818:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/05 14:06:30
>>814
乙でした
出会って早々にレイの部屋に不法侵入し、アスカと抱き合ってもいるシンジに、
ヒカリの行動を責める資格はないと思うぞw

819:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/05 18:19:03
>>814
乙です
文章も展開も面白くて、すごくよかったです

820:788~814
06/06/05 19:07:07
なんか好評みたいで、ありがとうございます。休日丸々費やした甲斐があったってものです。
>>816
まさか見破られるだなんて思いもしませんでしたよ!
一応、今回のは2度目の釣りEDです。展開的には1度目も同じ感じでした。
だって、量産機とは勝っても負けてもサードインパクト確定だし
心の迷宮入っておめでとうEDも(未見だけど)どうだろう…と思ってしまいまして。
何より、やたらのどかな映像とBGMのGood, or Don't Beの絶妙のフィット感
さらに、ゲンドウの心のモノローグがあまりにも良すぎたもので、つい釣りEDを選びました。

821:814
06/06/05 21:04:01
えー、完結したはずの使徒、襲来なんですが
半分テキスト編集に必死でプレイしてたからか、セーブ忘れてました。
もう一度プレイしたらいきなり違う展開になったので
別のかたちの結末といった感じで、掲載させていただきます。

822:814
06/06/05 22:25:16
第17話 堕ちてゆく僕たち
レイが、死んだ。
加持さんの時と同じく、全身のあちこちを銃で撃たれて。
零号機が無くなって、そして、レイもいなくなった。
涙は何故か一粒も出なかった。
泣いている場合では、無かったからだ。
最後の使徒は、カヲル君ではなかった。
第拾七使徒バルディエル。
そして、その使徒もまた、僕のすぐ身近に潜んでいた。
トウジの乗る、エヴァ参号機の中に、ずっと。
夕陽に染まる第3新東京市の廃墟に、黒い機体が揺らめいていた。
殲滅すべき最後の使徒。その中には、まだトウジが乗っている。
僕は、カヲル君の次はトウジまで殺すのか?
嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!
僕はもう何も失いたくないんだ!!
けれど、参号機は、なんの躊躇もなく初号機の首を締め上げる。
「シンジ、何故戦わない?」
父さんの冷徹な声が届く。
戦える訳が無い。人が乗っているんだ。それも、大事な親友、トウジが。
父さんの指示を、再三に渡って拒絶する。
すると、「DUMMY SYSTEM」という表示とともに突然視界が赤く切り替わった。
そして、使徒となった参号機は殲滅された。トウジの命と引き換えに。
またしても、僕の手で。

823:814
06/06/05 22:31:06
第18話 コウスルト感ジマスカ?
もう使徒はいない。倒すべき敵はいない。
僕にはもう、何もない。僕にはもう、居場所はない。

何を願う?

「僕は…価値が欲しい。みんなに大事にしてもらえるだけの価値が」
そうだ、そうじゃなきゃ僕は独りになってしまう。いらない人間になってしまうんだ。

誰も、他人の心はわからない

そう、わからないんだ。だから、怖いんだ。不安なんだ。寂しいと思うんだ。
独りだと、思ってしまうんだ。独りになってしまうんだ…。

だが、いつも自由は与えられている

例えば、パイロットでなくてもいい、という自由。
例えば、僕自身を信頼する、という自由。誰かを信じよう、という自由。
今まで、そうしようと思えば出来たかもしれない。だから、今から信じてみたい。
僕は、僕を信じてみたい。
僕は、僕を好きになってみたい!
僕は、僕の意志でここにいたい!
僕は、ここにいてもいいんだ!!
黒い黒い暗闇は、青い青い眩しい世界に姿を変えた。みんなが、僕を祝福している。
ミサトさんも、アスカも、レイも、リツコさんも、加持さんも、洞木さんも、ケンスケも、トウジも
カヲル君も、ペンペンも、日向さんも、青葉さんも、伊吹さんも、副指令も、父さんも…。

おめでとう

僕は、ありったけの笑顔で答えた。

ありがとう

824:814
06/06/05 22:33:15
これで本当に最後です。おめでとうED、期待より地味でちと残念でした(´・ω・`)

825:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/05 23:22:39
まぁ、釣りEDの後ではおめでとうEDが地味に見えても仕方ないだろうな
まして死人がたくさん出た後じゃ

826:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/06 01:18:06
オッテュ

827:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/06 21:51:17
PS2版でヒカリプレイ。
シンジといい雰囲気になったのも束の間、3話目にして彼はパイロットを辞めてしまった。
おそらく原因は、来客の対応に追われて体調を回復できなかったこと。
当然、以後はアスカとレイだけで戦うことに。
入退院を繰り返す2人。戦闘ごとに入院日数は延びていく。勿論ATはボロボロ。
ATを上げてやりたくても、2人ともネルフに行ってばかりでマンションを訪ねることもできない。
トウジ・ケンスケ・カヲルに、2人と仲良くしてとか励ましてとか頼みまくるも、所詮気休め程度。
そして疎開決定。何もしてあげられなかったという無力感に包まれながら第3新東京市を去った。

本編のヒカリもこんな心境だったのかな…。

828:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/06 22:10:37
危うく釣りED見てしまうところだった・・・

829:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/07 08:08:42
>>827
いい話だ。いや、よくはないんだろうけどw

830:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/07 18:55:02
俺もリプレイを書いてみんなから乙の嵐を受けてみたいのだけど、なかなか面白い展開にならない。
どうやれば面白くなるんですか?

831:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/07 19:24:11
>>830
エヴァ2の開発者が、別のゲームでリプレイの書き方について語ってる。参考になるかも。
URLリンク(www.alfasystem.net)

エヴァ2ふうに解釈して言えば、
1. 事前にストーリーやルールを定め、それに従って遊ぶ。
2. 1で定めたことおよび、面白かったことだけ書く(起こったことを全て書く必要はない)。

こんなところか。まあ、一番いいのは、とりあえず書いて投下してみることだと思うぞ。

832:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/07 19:58:28
>>830
自分で狙って起こした展開よりも、
思いがけず発生した展開の方が面白かったりするからなぁ
あまり肩肘張らず、成り行きに任せてみるくらいのつもりで気楽にやってみては?

833:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/07 20:32:36
>831、>832
ありがとう
参考になりました
でも投下できるのは忙しいのでかなり後になりそうです

834:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/07 22:08:34
期待アゲ

835:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/10 01:22:28
投下まち

836:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/11 08:38:17
期待してまつ

837:831
06/06/12 10:56:47
他人に勧めるだけじゃアレなんで、
自分で831のやり方でリプレイ書いてみた。
使用シナリオはPSP版のトウジ。
ルールは、「パイロットたちのATをなるべく高くする」こと。あとはアドリブ。
それと、トウジの個別シナリオのネタバレが入ってるんで、あしからず。

838:831
06/06/12 10:57:33
おぅ、ワシや! 第壱中の黒ジャージ、鈴原トウジや!
今、ワシの妹が入院しとる。エヴァンゲリオンちゅうロボットが、
使徒ちゅう化物と戦ったとき、巻き添えになったんや。
そのことで、そのエヴァのパイロットやったシンジちゅうやつを殴ってしもた。
でもその後いろいろあって、シンジも苦労しとるっちゅうことがわかったんや。
それでワシ、決めたんや! ワシは戦いには参加できへんけど、
せめて戦うシンジたちが普段気持ちよう過ごせるようにしたろうってな。
シンジだけやないで。惣流や綾波ちゅう女たちもや!

839:831
06/06/12 10:58:22
第1話

今日はシンジたちが学校に来んかった。
どないしたんか思って、ワシはシンジが下宿しとる、
ミサトさんちゅう美人のマンションへ行った。
なんやシンジ、元気やないか!
「アスカのことなんだけど」
……あのなシンジ、開口一番に惣流の悪口ちゅうのはどうかと思うで。
お前らパイロット同士なんやから、仲良うせえや。
そうやシンジ、お前なんかいつも音楽聞いとるやろ。
そんなんばっかしとるから、陰気になるんとちゃうか?
どや、ワシの弁当と交換せんか?
「いらない」
わかった、なら単刀直入に言うで。そのSDATとかいうの、ワシにくれ!
「いやだ」
あかんなあ。仕方ない、タイミングを見てまた切り出すか。
お、シンジがテーブルに座った。飯でも食うんかな。
……と思ったら、惣流が隣に座った途端、席を立ちおった。
なんやねんシンジ。お前、そんなに惣流が嫌いなんか?
「仲良くなりたいと思ってるよ」
じゃあなんで……あ、もしかしてあれか?
好きなやつの悪口をつい言ってしまうとかゆう、アレか。
そうかそうか、それならよくわかるで。

840:831
06/06/12 10:59:09
翌日は朝からミサトさんのマンション行って、シンジを学校に誘った。
やっぱちゃんと登校させなな。
そしたら学校で、惣流から声かけられたのに、シンジは無視しおった。
おいシンジ、素直になれへんのはわかるけど、もうちょいこう、なあ。
「……なによ」
「……なんだよ」
いやスマン、なんでもないです。
ちょっとへこんどったら、綾波が来おった。よう、綾波!
「……」
無視かいな。いや待て、腹立てたらあかん。
よく見たら綾波、腹さすっとるやないか。そうか、腹減っとんやな。ワシの弁当やるわ。
「いらないわ」
なんやねん。みんな嫌いや。

その日出た使徒は、なんか紐みたいなやつやったらしい。
ようわからんけど、楽勝やったみたいやな。よかったよかった。

841:831
06/06/12 11:00:01
第2話

学校で、惣流と綾波に、この前の戦闘の活躍ぶりをほめたった。
よっしゃ、2人とも嬉しそうや。
ついでやから、綾波に授業の復習を持ちかけてみる。
なんか知らんが綾波、メガネちゅう言葉に引っかかっとったな。
肝心の勉強のほうは、まー、ボチボチや。
ちなみにシンジのほうは、惣流と一緒に復習をしとった。
うん、仲がええんはええこっちゃ。
お、シンジがまたなんか惣流に話しかけたで。
「ねえアスカ」
「……」
無視かいな。ちゃんと相手したれや、惣流。
お、シンジがこっちに来た。
「ねえトウジ、持ち物交換しない?」
来たで来たで! あのSDATとかいうダメ人間養成マシーンを取り上げるチャンスや!
さあ選べシンジ。ワシの持っとるジュースとコンビニ弁当とお守りの中から、好きなのを選べ!
「ごめん、やっぱりいいや」
なんやねん。嫌いや。

842:831
06/06/12 11:00:47
次の日の朝、シンジを迎えに行ったんやけど、なんか知らんが断られた。
そこから学校行く途中、綾波のマンションの前通ったら、
なんかヒゲにメガネのうさんくさいおっさんが歩いとった。
怪しいな。綾波、一人暮らしらしいけど、大丈夫かいな。
まあそれは置いといて、学校や。
惣流の調子がええんでほめたったら、喜ばれた。
こらええと思って、ついでにシンジと仲良くなるよう頼んでみる。
「はあ? なんでそんなことしなきゃなんないのよ!」
そこまで強く断らんでも……っておい惣流!
なんでこのすぐ後にシンジを授業の復習に誘っとんねん! わけわからんわ。

えっと、今度の使徒はなんか、宇宙に浮いとったらしい。
どうやったんか知らんけど、被害出さずに撃退できたそうや。
さすがエヴァはすごいのう。

843:831
06/06/12 11:01:34
第3話

エライこっちゃ。なんかワシが、エヴァ参号機のパイロットに選ばれてしもた。
ワシ、思わず人生について考えてしもたで。
うまく言えへんけど、なんかパイプいすに座ったような感じやったわ。

そんなこんなしとる間に、早速使徒が来おった。
なんや、空から落下してくるっちゅうけったいなやつでな。
ワシ、初仕事で正直びびったけど、なんとか落ちてくるのに間に合って、いてこましたったわ。
ハァ~。それにしても、ワシがパイロットになあ。

844:831
06/06/12 11:02:21
第4話

学校でシンジから、半年前にミサトさんちでワシと一緒にテレビ見たときの話をされた。
そういやそんなこともあったのう。なつかしいけど、なんでそんな話してくるんやろ。
よーわからんけど、とりあえずシンジと一緒にネルフへ行って、戦闘訓練をしたわ。
ワシも世界を守れるエヴァのパイロットになった以上、ちっとは努力せんとあかん思てな。
シンジとの訓練は息がピッタリ合って大成功や。
その後、綾波がいたんでこっちも訓練に誘った。こっちの成果は、まあまあちゅうとこやな。
ただ綾波、ワシがパイロットになったせいで待機要員に回されたみたいやから、
訓練してもしゃあないちゅうたらしゃあないねんけどな。
ま、ええわ。ワシにはええ刺激になったし。

んで使徒や。今度のやつは顔が2つあるけったいなやつや。
ちゅうか使徒なんて全部けったいなんやけどな。
ミサトさんの作戦は、ワシとシンジ、惣流が鉄砲持って、
前線で横一列に並んで攻めるちゅうもんや。
で、ワシは一番ATが高いとかで、
使徒に接近して向こうのATフィールドをぶち破るよう言われた。
さすがミサトさん、作戦は大成功で、
シンジのポジ……なんとかちゅう鉄砲で使徒を打ち抜けた。
なんや、使徒と戦うんって、思てたよりずっと楽やんか。

845:831
06/06/12 11:03:12
第5話

今日は学園祭の日や。
んでシンジを誘いにミサトさんのマンション行ったら、
なんかドアが開いとった。無用心やのう。
そんで中に入ってみたら、ええ音楽が聞こえてくるんや。
シンジがでっかいバイオリン……ちゃう、チェロやチェロ。それ引いとったんや。
なんやシンジ、音楽は聞くだけかと思たら、自分でも演奏できるんやないか。やるのう。
そんなんがあって、シンジが弁当作ったり、
半年前に一緒にテレビ見た話(またかいな)とかしとったら、
あっという間に昼になってもた。
あかんあかん。慌てて学校行って、学園祭の手伝いしたで。売り上げはまずまずやったな。

さて、実はこの2日後が修学旅行やったりするんや。
普通、学園祭の2日後に修学旅行なんて日程ありえへんのやけど、
まあ、いつ使徒が襲ってくるかわからん時代やからな。
楽しめるときに楽しまな損するちゅうわけや。
ワシもこの日のために旅費を積み立てたし、惣流なんかも楽しみやゆうとったわ。
なのに当日になって、
エヴァパイロットはいつ使徒が来るかわからんから旅行行ったらあかん、やって。
なんじゃそれ。そんなんはよ言ってくれな困るわ。

タイミングええっちゅうか、みんなが修学旅行行ってる間に、ホンマに使徒が来おった。
今度のは黒くて丸い変なやつでな、わいがいてこましたろ思たら、
なんや、変な影の中に吸い込まれてしもたんや。
そこでさすがのワシもキョクゲンジョウタイちゅうやつになったんやろな。
なんか、ワシがもう1人出てきて、漫才してもた。
あれは自分でもウケたで。シンジたちにも見せてやりたかったわ。
その後のことはよう覚えとらんのやけど、なんかおかんの声が聞こえた気がして、
気がついたら病院で目ぇ覚ましたわ。
なんやったんやろな、一体。

846:831
06/06/12 11:03:59
第6話

なんか前回の戦闘引きずってたんで、今日はシンジ誘わず、一人で登校した。
そしたら、妹に頼まれて飛ばした折鶴が一匹、落っこっとったんや。
ワシと一緒に海に行きたい、か……。

今回の使徒は、鞭みたいなんで攻撃してくる、やたらすばしっこいやつやった。
ワシはマステマちゅう新兵器持って出撃したんやけど、
裏をかかれて、危うく本部まで攻め入られるとこやった。
けど惣流がうまいこと追いついて、一人で倒しおった。やるのう。

847:831
06/06/12 11:04:45
第7話

ミサトさんが昇進したらしい。ワシら、今んとこ無敵やもんな。
めでたいんでパーティー開いた。
ワシの尻芸見せたろ思たら、惣流に蹴られたわ。笑いのわからんやっちゃな。

次の日の夕方、双子怪獣の使徒が攻め込んできた。正式な名前? 知らんわ。
シンジと惣流が出て、いったん負けたんやけど、
とりあえずユニゾンちゅう訓練をやって、それで息の合った2人が次回迎撃することになった。
ワシもシンジや綾波と少し訓練したんやけど、
結局はまたシンジと惣流のコンビが出てって勝ちおったわ。
ま、意地を見せたっちゅうとこやな。

どうでもええことやけど、綾波が、
半年前に司令からプレゼントもらったときの話を嬉しそうにしてきおった。
あのヒゲメガネがプレゼントのう。想像つかんな。

848:831
06/06/12 11:05:32
第8話

学校行こか思たんやけど、ふと気が変わって、病院に行った。
看護士さんらに見つからんよう、妹連れて、海向かったんや。
そしたら途中で使徒が出おった。空気読めやボケ。無視したる、無視。
でも結局、妹はかえって体調崩して、
しかもワシがエヴァのパイロットになったことまでバレてもた。
ワシ、余計なことしたんかな。
あん、使徒?
やたら火力の強いやつやったけど、ワシとシンジのコンビで軽くいてもうたったわ。
こんなところで怪我なんかできへん。妹心配させられへんからな。

849:831
06/06/12 11:06:24
第9話

ワシとシンジはマブダチや。
それはええねんけど、この頃シンジの様子が変やねん。
妙に近づいてきて顔赤らめて、
なんか、ワシも気ぃ緩めたら思わず抱きしめてしまいそうな感じや。
あかんあかん、ワシはノーマルやで。
気前のいいカミさんもろて、子どもは3人と決めとるんやからな。
そないなこと思とったら、シンジから聞かれた。

「ねえ、僕のこと、好き?」

そらなあ。まあ好きやからダチやっとるんやし、好き答えるしかないんやけど。
なんか空気が怪しいねんな。
そしたらシンジのやつ、「嘘だ」なんて言ってきおった。
どうしたんやシンジ、ちょい落ち着けや。

まあそんなこんなしてるうちに、使徒が出たんやけど。
今度のはミサトさんに言わせれば、「おツユタラタラ流してる」やつや。
実にナイスな形容やから、あいつの名前はおツユにする。これ決定な。
今回は惣流が頑張って倒したんやけど、弐号機は中破して、
惣流も軽い怪我で入院してもた。
街の被害もちょっと大きかったんやて。
さすがにいつまでも完全無敵とはいかんのかな。
あかんあかん、妹のため、世界平和のため、ワシらが弱気になってどうするんや。

850:831
06/06/12 11:07:11
第10話

学校でシンジにあいさつしたら、無視されてもた。まだ前のこと引きずっとるんかいな。
ちょっと落ち込み気分でネルフ本部行ったら、下手くそな鼻歌が聞こえてきた。
あかんなあ。こんなんより、ワシの尻芸のほうがよっぽどウケ取れるで。
……と思とったら、こいつ、ワシの名前を知っとった。
なんや、新しいエヴァのパイロットかいな。それならそれと先に言えや。

今回の使徒は、遠くからビーム撃ってくる厄介なやつや。
レーザーか? まあどっちでもええわ。
作戦は、シンジがポジトロン……なんとかちゅうすごい武器持って、
ワシが盾でシンジを援護、
綾波は、なんちゅうか、適当な扱いやな。
ていうか綾波のやつ、この頃全然戦っとらんかったせいか、
かなり調子悪そうやけど大丈夫なんか?
とか思てたら案の定、ビーム一発で零号機はやられてもた。
ワシはブチ切れて使徒に接近したんやけど、
やっぱビーム一発で盾をぶっ壊されて、ちょいやばいかなー思たで。
そしたらシンジがうまいこと、なんとかライフルで使徒を仕留めてくれた(シャレちゃうで)。
うん、やっぱやるときはやってくれるやつやのう。

そんで綾波なんやが、意識不明の重体って聞いとったのに、
3日後にはこの前入院した惣流と一緒に退院してきおった。
大丈夫なんかいな。

851:831
06/06/12 11:08:00
11話

体育の時間、ワシが女子のほうを見とったんやないかって、ケンスケにからかわれた。
確かに見とったけど、別に変なこと考えとったんとちゃうで。
なんせ綾波の様子が尋常やないんや。
普段から影薄いやつやけど、今回は存在感がほとんどないねん。
ATに換算したら、ぶっちぎりのゼロやな。
しかも話したら、私は3人目だから、とかわけわからんこと言うし。あかんわ。重体や。
で、なんか知らんけどシンジのほうは絶好調やねんな。
ATに換算したら、ぶっちぎりの100や。なんや、この差は。
とりあえず綾波がヤバすぎるんで、励ますようシンジに頼んどいた。
そしたらシンジのやつ、ちゃんと綾波に声かけたり、なんやプレゼント贈ったりしとったわ。
よしよし。

後はのう、この前来た鼻歌が下手なやつ、カヲルゆうんやけど、こいつも変でな。
ワシとシンジがしゃべっとったら割り込んでくるし、
急に半年前、ワシがミサトさんちで綾波の話に興味持ったゆう話をしてくるし。
なんでお前がそんな昔のこと知っとんねん。つーかワシ自身忘れとったわ、そんなん。
あと、惣流に近づこうとして、距離開けられたりもしとったな。
わからん。単に人なつっこいやつなんやろか。

852:831
06/06/12 11:08:48
次の日、学校行ったら、廊下でシンジとぶつかった。
目の前にシンジの股間があって、ワシ、思わず鼻血吹き出してもた。
いやいや、こんな書き方したら誤解招くな。ワシはいたってノーマルやで。
将来は気風のいいカミさんもろって、子ども9人作って野球チーム結成するって決めとるんや。

相変わらず綾波は元気ない。
そういやあのヒゲメガネ司令、綾波の保護者やったなと思い出したんや。
んで綾波を励ましてもらうよう頼みに行ったら、
なんか、日向さんに「私のことが好きか」とか何度も聞いとった。
ワシが知らん間に、ネルフの人間関係になにが起こっとったんやろ。
こわなって、結局綾波のことは言えずに帰ってしもたわ。

ええと、今回の使徒はいつもと違って、火山の中にいるのをこっちから攻めたった。
最初は捕まえる予定やったけど、なんか急に活動し始めよってな。
ワシは一撃喰らってもたけど、ほらアレや、理科で習った……膨張。
なにが膨張するんやっけ。マタンキか? まあなんでもええわ。
ともかく使徒は倒せたんやけど、危なく火山の底へ落ちそうになったところを、
シンジに助けられた。すまんのう。
んでちょっと怪我したんで、ワシ、生まれて初めての入院生活や。あー、暇や暇や。

853:831
06/06/12 11:09:38
第12話

ワシの怪我は軽かったんで、3日で退院できた。
そしたらちょうど、ネルフ本部で騒ぎが起きとってな。
なんとあのカヲルちゅうやつが、弐号機乗っ取って、実は使徒で、
地面の底もぐってって、サードインパクトでさあ大変なんやて。
いかん、自分でなにゆうとんのかわからんくなった。
ようわからんけど、ともかくシンジが説得したら、カヲルのやつも落ち着きおったわ。
全く、変なやっちゃな。
ああ、そんときシンジが軽い怪我をして、ワシと入れ替わりで入院してしもた。

854:831
06/06/12 11:10:34
第13話

シンジはまだ戻ってこうへん。なんやつまらんのう。
そしたらカヲルのあほんだらが、芸見せたるちゅうてきた。
なんや。今度つまらんもん見せたら、ワシが必殺の尻芸伝授したるから覚悟しとけや。
……うお、こいつ、空からエヴァを呼び出しおった。
あかん。ワシの尻芸じゃ勝てん。どないしよ。

後はしばらく、暇な日が続いた。
ワシの参号機がやけに汚れとったんで、スタッフの人に掃除頼んだとか、それぐらいやな。
そしたらいきなり、なんとかゆう法令かなんかが発動して、
ネルフに軍隊が攻め込んで来おった。
そんとき、助けに来てくれたミサトさんは、ワシをかばって……死んでもた。
ワシ、ブチ切れて、参号機で出撃したんや。
なんやと? 敵はエヴァ9機? 上等やないけ。
こっちはワシの他に、惣流とカヲルがおるんや。負けへんで。
ん、なんやこのサイレン。
おお、よくわからんけど、変なおっさんが変なロボットで助けに来てくれた。
これで4対9や。こらもう楽勝やな。

それからのことは、記憶が曖昧や。ともかく、ワシらが勝ったことは覚えとる。
その後、綾波が巨大化したような気がしたけど、まさかな。
気づいたらワシは自分の家で妹に起こされとった。
家にはおかんもおとんもおじいもおって、家族みんなそろとって……。
……なんやろ。なにか変な気ぃするけど、わからん。
まあえっか。明日から妹も夏休みやしな。みんなで海行こ。

(完)

855:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/12 12:24:34
>>854
乙! 尻芸とかトウジっぽくて笑った。
PSP版持ってないんだけど、ラストは「結局補完された」ってことなのか。

856:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/12 12:51:58
>>840>>841
>なんやねん。みんな嫌いや。
>なんやねん。嫌いや。
で、トウジが('A`)ウヘアってなってるところが浮かんでワロタ。
GJ!

857:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/12 13:17:00
>>831
GJ!トウジのアホっぽさが出ててイイw
やっぱりトウジがいると明るくていいな。

858:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/12 21:38:35
乙! シンジがいい味出しているなw

859:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/12 21:51:00
>>854
乙です!面白かったよ~w
SDAT取り上げようとするトウジの奮闘に笑った。

860:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/13 00:19:56
オッテュ

861:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/14 06:53:51


862:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/16 02:33:26
おつ

863:831
06/06/16 21:14:08
>>855-862
好評みたいでよかった。ありがとう。
さておき、そろそろ他の人のリプレイ投下に期待。

864:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/17 05:30:33
冬月リプレイって書いてる人いなかった気がするからやってみた。PS2版。

第壱話 「補完される心」

特務機関ネルフにおいて、副司令というポジションについている私だが
最近気にかかることがある……。
ずばり、サードチルドレン・碇シンジ君についてだ。

父親の碇ときたら仕事に没頭するばかりで、大事な我が子を
幼い時から他の家に預けっぱなしだったというのだから呆れる。
シンジ君とはネルフで挨拶をしたりはするが、今のところそれ以上の間柄ではない。
だがここはひとつ、不甲斐ない碇に変わって、私が彼のことを気にかけてやらなければな。
何しろ彼は、あのユイ君の、ただ一人の息子なのだから。

手始めに、周りの職員にシンジ君の評判を聞いてみることにした。
まずは葛城一尉。今一緒に暮らしているのだから、シンジ君についてよくわかっているだろう。

「……」 あっちゃーといった表情。何かまずいことでもあったのかね。
ならば、葛城邸に出入りしているらしい加持君に聞いてみるとするか。
「えーと今何の話をしてましたっけ?」 しれっとした口調でとぼけられる。

そんなことをしているうちに、深夜になったので自宅へ。年のせいで、徹夜は堪えるからな。
その代わり早起きは得意なので、出勤はいつも早めだ。

次の日の朝、発令所へ行くと青葉二尉が仕事をしていた。意見書を差し出される。
ご苦労。後で目を通しておこう。ところで、君はシンジ君についてどう思うかね?

「…そういえば俺最近(ry」 早口で話題を変える青葉二尉。
馬鹿な。あまりに不自然すぎる。シンジ君の話題は、何かのタブーだとでも言うのか?
私はこの件について、更に深く調査していく決意を固めた。

第伍使徒・ゼルエル。エヴァ全機被害なし、街の被害軽微。

865:864
06/06/17 05:31:58
第弐話 「あふれよわが涙、と警官は言った」

さて、前回の調査の続きから始めるとするか。
ここはひとつ、彼と同世代、すなわち他のパイロットに聞いてみるのが得策かもしれんな。

アスカ 「…そういえば(ry」 (話をそらす)
 レイ  「………」 (無視)

なんだこの反応は? ますます意図的なものを感じる。

一方、自分が皆からはれものあつかいされていると気づいていないシンジ君は、
学校に提出する書類に父親のサインが必要な件で、頭を悩ませているようだ。

そんな中、興味深い出来事があった。
碇が私に近寄ってきたので、業務連絡かゼーレの動向についてか、と思ったら

「…シンジは、どんな人間だ」

と尋ねてきたのである。しかも、二回連続でだ。
「可愛いところがあると思うが」と答えると、碇は少し微笑んで礼を言った。

うむ。やはり、お前は内心シンジ君のことを気にかけているのだろう?

「私はやつが嫌いなんだ」 …もういい年なのだから、屈折もほどほどにな…。

その夜、第七ケイジでエヴァ稼動状況を確認していると、シンジ君がやってきて雑談になった。
するとそこに、ひょっこりと碇が現れ、こちらへ近づいてきたのである。

驚くべきことに、シンジ君は碇に向かって自分から話しかけた。あの書類の件だろうか?
悪くなさそうな雰囲気のまま、会話は終了した。よくやったぞ、シンジ君。その調子だ。

第六使徒・レリエル。零号機、弐号機小破。レイが軽症で入院。

866:864
06/06/17 05:33:02
第参話 「最後から二番目の真実」

シンジ君のことに構ってばかりのように見えるが、もちろん副司令として
司令室で業務をしたり、意見書を受け取って可否を判断したりと
仕事に一切手は抜いていない。

省略したが、前回は停電でネルフ内の空調設備が全面的にストップするという
大事件もあったりしたのだ。
例のバケツのおかげで「暑さに慌てふためく司令達」というみっともない姿を
部下の前に晒すことは免れたが、まったくもって忌々しい数時間だった。

ところで、何故だか最近、自動販売機コーナーに出入りすると
赤木君や伊吹二尉といった女性メンバーからじろじろ見つめられることが多い。
何かと思って見返すと、「やだ…もう!」と赤面される始末だ。

まさか……まさかとは思うが……!!

……うむ、大丈夫だ。ズボンのチャックはきちんと閉まっている。
「やだー、副司令ったらチャック全開で徘徊してるー」というオチではないようだ。
私はトイレに行く回数が多いから、万が一にもうっかりせぬよう気をつけねばならないな。
そろそろお前も気をつけたほうがいいぞ、碇。

第七使徒・サハクィエル。
零号機、初号機、弐号機それぞれ小破。パイロットは軽症により入院。数日で退院する。

867:864
06/06/17 05:34:04
第四話 「心にかけられたる者」

私が心にかけている者といえば、シンジ君の他にはあの少年……
渚……渚カヲル、と言ったな。老人達が送り込んできた不気味な存在だ。
だが、所詮はまだ子供だ。恐るるには足りん。

などと思っていたら、

「で、いつ日本に届くんです? ロンギヌスの槍は」

と、彼は雑談がてらに、機密事項をあっさりとした表情で聞いてきたのである。
次の日、槍はネルフへと搬入された。まるで渚の問いに答えるかのように。

そして同日、私は決定的な瞬間を目撃した。

場所は第七ケイジ。
そこにはレイ、アスカ、シンジ君、渚カヲル、とエヴァのパイロットが集結していた。
戦闘まで恐らくあと数時間足らず。
各人のコンディションを調整しなければならない時だ。

パイロット達と雑談を交わしたりしつつ、ATの変化に気を配っていると……
なんと、渚はシンジ君にやけにまとわりつき「動揺させる」行動を
繰り返していたのだ!!

恐らく彼は、エヴァを操るパイロットの未熟な自我につけ込み、使徒との戦闘に
干渉しようとしているのだ。つくづく陰湿な作戦だな。
だが、私がこの事実に気づいたからには、奴ら─ゼーレの老人達の思い通りにはさせん。
それが副司令としての、私のプライドだ。

第八使徒、アルミサエル。零号機中破、初号機・弐号機小破。街の被害中規模。

868:864
06/06/17 05:35:00
第伍話 「堕ちてゆく僕たち」

渚カヲルを使ったゼーレの作戦に対抗するには、ネルフ内部の結束を高めるしかあるまい。

というわけで、部下達やパイロットと自動販売機前で積極的にコミュニケーションを取る。
心なしか、私も少々フランクな性格へと変わったようだ。

だが、幾らなんでも伊吹二尉に「今、何をしたいんですか?」と聞かれて

「トイレへ行きたいんだ」

と焦った顔で返答することはなかったのではないかと思う。
あまりの恥ずかしさに壁を連続殴打したい気分だが、更に呪わしいことに
私くらいの年にもなると、常にATが安定しているときたものだ。
やけに不安定な日向二尉が羨ましいな…。

碇から「我々の未来は、どのように進むのだろうか」と相談を受けたので
「今が正念場だな」と答える。
この前の渚カヲルの件といい、不気味な動きが多い。

ところで、最近やけにネルフ施設内でシンジ君の姿を見かけるようになった。

夜の9時にネルフに来て、夜の11時にネルフの食堂で1人食事をする、というのは
よほど葛城君宅に居辛い理由でもあるのだろうか…??

第九使徒、サンダルフォン。弐号機中破、パイロット軽傷。

869:864
06/06/17 05:35:52
第六話 「すべての時間が噴きでた夜」

エヴァ十三号機までの量産が決定。
前回のアメリカ支部消滅事件もそうだが、
老人達はいよいよ本格的に動き始めたようだな…。
碇に告げたとおり、我々のシナリオは正念場を迎えつつあるようだ。

などとトイレを出てシリアスな考えに浸っていたら、葛城一尉が近づいてきて
「オススメのおいしいものがあったら、私にもください…」と
上官である私に向かって、食料を要求してきたのである。

ネルフ食堂は一体何のためにあるのかね?と皮肉を言うのも面倒になって
夜食用のコンビニ弁当を渡すと、その場で凄い勢いでそれをたいらげる葛城君。

…現保護者であるはずの葛城君がこのだらしなさときては、
シンジ君は、家でまともな食事を与えられていないのではないだろうか。

私は彼のネルフ通いの理由を察し、痛々しい気分になってしまった。

第拾使徒、サキエル。零号機、弐号機中破。パイロット軽傷。

870:864
06/06/17 05:36:44
第七話 「そして目覚めると私はこの肌寒い丘にいた」

その日、ネルフ内はどこかギスギスした雰囲気に包まれていた。
都市被害こそ中規模のまま抑えているが、皆、激務続きで疲れが出ているようだ。

次の日、葛城一尉の心の迷宮を偶然目撃してしまった。

「こんなところでつまづくと思っていなかった。自分にも他人にも……」

仕事に疲れ果てている様子がうかがえる。
パイロットの生活管理までも彼女に任せたのは、荷が重すぎたかもしれんな。
シンジ君達パイロットが、ネルフ食堂で夕食をとる光景も、もう当たり前になっている。
私も一緒に食事を取り、皆で雑談をするのが最近の習慣だ。やれやれ。

第拾壱使徒、アラエル。零号機、弐号機小破。パイロット軽傷。
ロンギヌスの槍については、老人達が黙ってはいないだろうな。気を引き締めなければ。

871:864
06/06/17 05:37:39
第八話 「旅にでるときにはほほえみを」

最近、シンジ君がかなり明るくなったようだ。
夕食の後、「今度、どこかへ遊びに行きませんか?」と無邪気にはしゃいでみせたり、
「好きな人がいるんだけど、どうしていいかわからなくて……」と恋愛の悩みを打ち明けたりと
私のことを相当信頼してくれているのが伝わってくる。恐らく、父親の碇よりも。

しかし、シンジ君──すまない。私は君の思うような、立派な大人ではない。

私は回想する。
実は前回、渚に接触し、情報収集をしてくれないかと頼んでいたことを。

私の求めるものは、ゼーレの情報ではなく、ネルフの更なる深層。
ゼーレ側の渚と、この点においてお互いの利害は一致しているともいえる。
予想通り、彼はあっさりと承諾した。

今日、第7ケイジで渚と二度目の接触を行う。
情報の交換ができるかと思ったのだが、結局今回も何も得ることはできなかった。
「槍なくしてはあの計画を遂行できないはずだ。いや、やはり初号機を……」と
動揺しているような台詞を残す渚。
この様子だと、ゼーレの老人達も相当苛立っているに違いない。

そして、加持君が姿を消した。

後で入った情報によると、老人達による「見せしめ」の矛先が、彼に向かったらしい。
旅にでるときには……やけに全てを見透かしたようなタイトルだったが、
これもシナリオ通りなのだろうか。

加持君、君は最期まで、いつものように微笑んでいたのかね?

第拾弐使徒、マトリエル。零号機中破。初号機、弐号機小破。パイロットは全員軽傷。
都市被害──甚大。

872:864
06/06/17 05:38:52
第九話 「かくて光あり」

二人目の綾波レイが死んだ。何もかもが、加持君の時と同じ手口だった。

「もう、後戻りはできない。全ては決定された事なのだ」
「甚大」を示した都市被害、そして今回の事件。現状を目の当たりにして、碇はそう呟いた。

渚とまた第7ケイジにて接触。「計画書などの類があったら見せてくれないか?」と聞いてみたのだが、
全然見当はずれとしか思えない物を私に押し付け、彼は去っていった。

「パターン青! 使徒です!」
悲鳴のような日向君の声で、我に返った私は巨大スクリーンを見つめる。
そうだ、今は戦闘のことを考えなければ。
零号機はダミープラグを使うしかあるまいし、弐号機のアスカはまだ入院している。
実質、初号機のみで使徒と対峙せねばならん。これは難局だな。いや、待て、これは!

それからの出来事は、永遠にも、一瞬のようにも感じられた。
セントラルドグマへ降りる、赤い機体。それを追う、もう一体のエヴァ。
途中で両機はかつてなく強力なATフィールドに包まれ、全ての通信が遮断された。

ヘヴンズドアの内側で、何が起こったのかはさだかではない。
全てが終わった後に我々が見たものは、立ち尽くす初号機と、
その手に握られた「使徒の残骸」。かつて、渚カヲルと呼ばれていた存在だった。

老人達は──まさかこのために、初号機しか使用できないという状況を作り出したのか?
そしてこの時、ようやく私はある事に思い当たった。
昨日、渚が私に渡したのはネルフスタッフID……あれはフィフス・チルドレンの証を放棄し、
自らが使徒化するというメッセージだったのだと。

これにもっと早く気づいていれば、もっと違う未来……
例えば、シンジ君に渚を説得させ、再びフィフスに戻すということも有り得たのかもしれない。
だが碇の言葉通り、もう、後戻りはできないのだ。私は唇を噛みしめた。

873:864
06/06/17 05:41:10
第拾話 「コウスルト感ジマスカ?」

支援兵器が到着する。
頼んだ覚えもないのに、ずいぶん色々と来るものだな。

碇は相変わらず黙々と業務に励んでいる。
シンジ君との関係も別に好転する気配はない。
せっかくシンジ君がネルフに日参しているというのに、気の利かない奴だ。

今日はシンジ君から思わぬプレゼントがあった。香水袋だ。
私が誰かからプレゼントを貰うなど、滅多にないことだな。
しかし、香水袋という変わったものを、よりによって私にプレゼントしてきたのは
「そろそろ加齢臭が気になりますよ」というメッセージでないことを……祈る。

第拾四使徒、ラミエル。零号機、弐号機大破。初号機小破。被害甚大。
都市被害が広がり過ぎなかったのは、支援兵器のおかげかもしれんな。

第拾壱話 「無辺への切符」

第7ケイジで、エヴァの稼働率をチェックみるが、そろそろどの機体も限界のようだ。
初号機の場合、半分弱しか稼動していない。これでは不安だが……うむ。

その後間もなくして、召集のサイレンがネルフ内に鳴り響いた。

第拾伍使徒、シャムシエル。
弐号機が出撃できないまま、二機のエヴァで高速移動する使徒に立ち向かっていく。

街は壊滅してしまたものの、かろうじて、使徒は殲滅された。
そう、それは本当に「かろうじて」だったのだ。

零号機はまたしても大破、そして──初号機のロストと、パイロットの死亡。
それが、私に突きつけられた冷酷な現実だった。

874:864
06/06/17 05:50:32
最終話 「眠れ、安らかに」

──数日後。モニターが瞬く間に真っ赤に染まり、"敵"の侵入をけたたましく知らせた。
相手は使徒ではなく、同じ人間だった。
そしてついに、敵は発令所へ侵入──ターミナルドグマ占拠のため、BC兵器を散布した。

私はゆっくりとうなずき、自爆装置を作動させた。
「残り60秒」 無機質な合成ヴォイスが、ここにいる者たちの余命をカウントし始めた。

恐らく、知っているのは私だけだろう。本来ならばここにいるはずの人物……碇の居場所を。

私がシンジ君と楽しく会話している間、仕事をしている碇のことを、
つまらない奴だと心の底では思っていた。だが違う。私は、ようやく碇の行動を理解した。

「残り30秒」

碇は目の前の息子とのコミュニケーションに割く時間を仕事に費やし、
結果としてエヴァと使徒との戦闘を、強力にサポートしていたのだと。
今となってはわからないが、あの支援兵器も碇が発注していたのではないだろうか?

「残り20秒」

碇は地下へ向かい、アダムとリリスの融合を試みているはずだ。
ここが爆破されても、巨大な地下空間全体が崩落するまでには多少時間が残されている。
その間に融合を開始することができたなら……碇、お前の勝ちだ。

「残り、10・9・8・7……」

私はもういい年だ。先に眠らせてもらうとするよ。
目の前で白い光が弾けた瞬間、私は碇にかけた最後の言葉を思い出した。
──「ユイ君によろしくな」と。                            《終劇》

875:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/17 08:14:47
乙。いい感じに悲劇的になってるな。

876:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/17 10:13:07
オッテュ

877:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/17 21:09:45
乙。

878:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/17 21:58:46
乙。冬月先生かっこいいな。

879:784
06/06/18 13:35:35 cNI2xyfL
みなさんお久しぶりです。堕天使・渚カヲルです。

風の噂でシンジ君の成長を妨げるSDATなる呪われた物をが持ってると聞きました
それはいけないな・・・彼は僕の大事な親友だ。
それとなく取り上げるとしよう・・・
・・・・・・作戦は成功。SDATを手に入れる事は出来た。さてあとは・・・これをどう処分するかだが・・・
そんな事を考えながら町を歩いているとコンビニから相田君が出てくるのを見かけた

チャ~ンス(キラリーン)

カヲル「やあ、相田君。買い物かい?」
ケンスケ「あ、渚か。そうなんだよ。俺、親父と二人暮らしなんだけど親父の帰りがいつも遅くってね。だから俺がメシの準備してるんだよ」
カヲル「そっか、大変だね。あ、そうだ。よかったらこれ貰ってくれないかな?さっき福引で当てたんだけど(嘘)僕は機械オンチでね。持っていてもしょうがないんだ(シンジのSDATを差し出す)
ケンスケ「え?いいの、サンキューサンキュー」
カヲル「喜んでもらえて僕も嬉しいよ(なんか持っていると僕までコレに呪われそうで嫌だからね)」

それから僕と相田君はすこし話をして別れた。相田君の手にはしっかりあのSDATが握られながら・・・
そうだ、ちょうどコンビニの前だし、ノートを買って帰ろう。
相田君がこれからどういう風になっていくかを記録するノートを♪
ネルフの機密情報をハッキングするという別の楽しみも出来たし明日からまた楽しくなりそうだ。

880:830
06/06/19 22:43:46
やっと暇を取れました
PSP版のシンジシナリオです
次は明日になりそうです

881:830
06/06/19 22:45:39
PSP版「でも、この世界が好き」
第一話

自分の部屋のふすまを開けるとアスカがいた。「あ、おはよう」僕は軽く挨拶を交わす
アスカからはまともな返事が返ってきた。ふぅ良かった
続けてペンペンにも挨拶、ペンギン語?で返事が返る
ミサトさんは・・・どうやら出掛けたみたい。たいして仕事してないくせに・・・きっと今も加持さんといちゃいちゃしてるに違いない。僕もそろそろ学校へ行こうかな
授業が終わり放課後に。あれ?トウジやケンスケがいない?少し探してみるとトイレにいた。きっと授業中ずっと我慢してたんだろう。二人とも
「トウジ、こんにちは」ってトウジ!ケンスケ!なんで走って逃げるんだよ!
ふぅやっと追いついたよでも特に何もなかったね
じゃあそろそろネルフ本部へ行こうかな。アスカを誘ったけど断られたよ一人で登庁しよう・・・
ネルフに着くとミサトさんからデフコンの説明を受ける。ふぅこの説明もう何度目か・・・
自販機コーナーに行きリツコさんに話しかける。返事はそっけない・・・はぁ・・・
あっ日向さんだ話しかけよう。返事はそっけない・(ry
あっ加持さんだ話しかけよう。返事はそっk(ry
やっぱり僕はだれからも愛されてないんだ。場所を食堂に移動
あっと、父さん・・・聞いてよ父さん僕の心は傷ついたんだ父さんだったら分かるよね
僕の気持ち・・・
父さんに話しかける。返事はそっけない・・・。裏切ったんだ!父さんは僕の気持ちを裏切ったんだ!
もう・・・帰ろう・・・食堂から逃げ出すように走る
しかし綾波から何を食べるか尋ねられる。僕が目玉焼き定食を選んだ
話しかけてくれてありがとう綾波。でも僕は今日はもう家で寝るよ
家に着き自分の部屋のふすまを開ける。そのときに綾波、襲来
僕を心配してきてくれたんだねでも居留守をするよ。ふとんに潜り込む
朝になり起きる。学校に行きまた家に帰り寝る・・・寂しいよ母さん・・・
朝起きて使徒襲来。
第四使徒 ラミエル

被害:初号機 中破
   弐号機 損害なし
   零号機 損害なし
街:軽微

882:864
06/06/20 17:31:04
>>875-878
遅レスだがありがとう。
冬月先生はトイレと眠気の欲求が激しいし辛かった……。
あとNPC職員達が「対人防衛施設の増強」の意見書をまったく出してくれないのは謎だ。
エヴァ修理>自販機>対人防衛みたいな優先順位でもあるんだろうか。

じゃ、他の人のリプレイ投下も始まったし期待してる。

883:830
06/06/20 17:47:58
第二話

部屋からでるとみんなそわそわと歩き回っている。何かあるのかな?
とりあえず学校へ行く。授業が終わり、誰とも話さずにネルフへ。
ネルフに着くと鼻歌が聞こえる。何だろう?
どうやらフィフスチルドレンのカヲル君が来たみたいだ。
自販機コーナーへでも行こう。しばらく歩いていると青葉さんがいた。
青葉さんに前回の使徒戦の事を話す。青葉さんはホントに大丈夫なのか?とか死なれたら悔やみきれないとかいってきた。・・・はぁ・・・
仕方なく家に帰りミサトさんと適当に話して就寝。
朝起きても最悪な気分だ。とりあえず学校へ。
何事もなく家に帰る。就寝。次の朝、使徒襲来
第五使徒 マトリエル

起動指数ぎりぎりだったけどアスカが途中でエヴァとシンクロできなくなってしまったけど何とか殲滅。

被害:初号機 損害なし
   弐号機 大破
街:軽微

884:830
06/06/20 18:31:57
第三話

ATも平均並になりミサトさんからお小遣いを要求し学校へ。
途中でトウジから体育の時間に女子を見てただろ?と言われた
そ、そうかもしれない。クラスメイトと適当に話しカヲル君を誘ってネルフへ行こうとしたけどカヲル君からはあいまいに断られる。一人で登庁・・・
ネルフにつくと修学旅行には行けないと言われる。まぁうすうすこうなるだろうと思ってたけどね。
四日後
今日は学校へ行かずネルフへ。自販機コーナーへ行っても誰もいない・・・。みんな働いているのか・・・。仕方なく大浴場に入ったり射撃訓練をしてすごす
しかし誰も来なかったので学校へ。教室に入ろうとした時、派手に誰かとぶつかり転倒
いてて、ててぶつかった人はトウジだった。いろいろ妄想した結果、鼻から血が・・・
家に帰り、とりあえずテレビを見る。テレビを見た後就寝。
朝、起きる。アスカと挨拶しとりあえず学校へ。今日はケンスケだけしか登校してない。みんな何かあったのかな?
ケンスケと授業の復習。結果はイマイチ。
ネルフに行き、スタッフと適当に話す。家に帰り就寝。
朝になり箱根駅へ。カヲル君がいる。話しかけよう。
「今の体調はどうだい?」今は普通だよ。この情報で彼が利益になるのか分からないけど関係を良くする為にね。元々カヲル君は言ってる事がよく分からないしね。
話していると使徒襲来。

第六使徒 レリエル

使徒に取り込まれていろいろ僕の影と対話。
後、エヴァが暴走し使徒をぶち破り殲滅。

被害:初号機 損害なし
   弐号機 損害なし
   零号機 損害なし
街:軽微


885:830
06/06/21 19:04:31
第四話


どうやら今日は支援兵器がネルフに届いたみたいだ。学校へ行く。アスカが授業の復習を誘ってきた。
別に断る理由もないので一緒にする。結果は良くもなく悪くもなくといったところかな。
復習を終わらせ一緒にネルフへ行こう。と誘ってみる。
返事はOKだった。
一緒に登庁しネルフに到着。後で戦闘訓練も一緒にする。結果はイマイチだったけど・・・
終わった後はもう7時過ぎ、早く帰らないとミサトさんから怒られるので帰宅。
風呂に入り就寝。今日は寝るのが少し遅かったかな。
朝になり学校に登校したが・・・あろうことか授業中に居眠りしてしまった。
きっと昨日夜遅くまで起きていたからだ・・・
だが後でトウジと授業の復習をしたのでなんとかこれからの授業についていけそうだ。
もっともトウジも居眠りしてたのなら意味ないが・・・
ネルフに行き父さんを見つけ話す。家に帰ると使徒襲来
第七使徒 サンダルフォン


被害:初号機 損害なし
   弐号機 同


886:830
06/06/21 20:49:13
第五話
朝起きて学校に登校。授業も普通に受ける。
カヲル君に話し掛けられた普通に対応する。そのままネルフに一緒に行くことを誘ったら断なれた。どうやらカヲル君は誰かと一緒とゆうのは嫌いなようだ。
仕方なく一人で・・・。ネルフに着くと使徒襲来。
アスカと出撃したけど相手が分裂して敗退してしまった。
アスカからボロクソ言われるがこっちも反論。
最後はミサトさんから怒られた。次はユニゾンに高いパイロット二人が出撃するようだ。

翌日

朝一に学校へ行き委員長と天気の話題や宿題をしてきた?など話す。
授業が終わりネルフへ行く。アスカがいたのでユニゾン訓練を結果は・・・まあまあ
訓練終了の後でスタッフに仕事の調子をを聞いた。皆、順調な様だ。
みんな頑張ってるんですね。みんなと適当に話し家に帰宅。就寝。
起きるとアスカから香水袋をプレゼントされる。ありがとう、アスカ。
嬉しくなってアスカと一緒に登校。授業が終わると使徒襲来

第八使徒 イスラフェル

出撃パイロットはアスカと僕。

被害:初号機 小破
   弐号機 同
街:軽微

887:830
06/06/21 21:40:02
第六話

ふすまを開け誰とも挨拶せずに学校へ。毎日学校へ行ってる僕は偉いな。
そして誰とも会話せずにネルフへ。食堂に父さんがいる。話しかけよう。
仕事の調子を尋ねると芳しくないみたい。僕は邪魔だった?とあやまった。
前回の使徒戦の話をする。
シ「この前の使徒、勝ったよ。何発か当たったけどね・・・」
ゲ「勝たなければ困る」
どうやらこの調子でいけとゆう意味らしい。
話した後は風呂に入り家へ。就寝。
起きて学校へ。今日はよそ見をして授業に集中できず・・・
ネルフへ行き父さんと話す。途中で使徒襲来。
「さあ、行くよ。おいで、アダムの分身、そしてリリンのしもべ」

第九使徒 タブリス

どうやら弐号機が勝手に起動したらしい
原因はカヲル君みたいだ
カヲル君はホントは使徒だったみたい
僕が彼を止めるまずは弐号機にパンチ!
次はカヲル君と対話。今のところ考え直す気はない
弐号機を殴りまくって停止させる
これでカヲル君と話せる!暫く説得を試みる
説得の甲斐ありカヲル君はこれからもフィフスチルドレンとしているらしい

被害:初号機 損害なし

888:830
06/06/22 19:31:18
第七話

アスカに挨拶しミサトさんからお小遣いを貰い学校へ。
トウジと授業の復習をする。結果は・・・かなりはかどった!
そろそろネルフへ行かないと、今日は約束があるんだった。
ネルフへ行く。到着すると父さんがいる。
今日は一緒に母さんのお墓参りに行くんだ。
これを機に仲良くできたらいいけど・・・。と僕は心の中で思う。

翌日

アスカに挨拶しペンペンがミサトさんに近づきミサトさんから引かれているのを見ながら登校。
カヲル君と話す。そのまま本部へ一緒に登庁。
父さんがいる・・・。仲良くなる為にいろいろ話す。
仕事の調子は順調な様だ。
アスカと戦闘訓練を行い、家に帰宅。
一日の疲れを取るため風呂に入り就寝。
深夜に使徒襲来

第十使徒 シャムシエル

被害:初号機 損害なし
   弐号機 同
街:中規模の被害

889:830
06/06/23 21:58:22
第八話

ミサトさんからお小遣いを貰う。ついでに父さんの事を尋ねると僕の態度に突っ込まれた・・・
学校へ行こう。ケンスケと授業の復習をする
結果はまあまあだ。
ネルフへ向かう。父さんが自販機コーナーでベンチに座って休んでる。
話しかけよう。どうやら仕事の調子はいいようだ。
綾波と戦闘訓練をする。結果はまあまあだ。
終わった後も父さんはベンチに座っている。疲れているのかな?
差し入れとして入浴剤とプリンとコーヒーをプレゼント。
良かった。喜んで貰ってくれたよ。
家に帰宅。アスカといろいろ話す。就寝。
起きてネルフに行く。今日も父さんがベンチにいる・・・。
仕事の調子を聞くとこれまた順調らしい。順調だからといってサボりすぎだよ!父さん!
ぼーっとしていると使徒襲来。

第十一使徒 サハクィエル

被害:初号機 損害なし
   弐号機 同
   零号機 同
街:中規模の被害


890:830
06/06/23 22:00:30
第九話

朝。起きて学校へ行かずネルフに行く。やはり今日もベンチに父さんがいる。話しかける。
だんだん父さんが僕にやさしくなっている気がする。
僕と父さんは仲良くなれたみたいだ。あることを心の中に決めてネルフを出て学校へ行く。
授業が終わりネルフへ行く。父さんの姿が見えない。仕事をしにいったのかな?しばらく探すが見当たらず・・・。
今日は誘えないな・・・。とぼとぼと家に帰る。
ふと箱根駅に行くとそこにはベンチで休んでいる父さんが・・・!
僕は思い切って話す。
「・・・と、父さんって休みの日はないの?」
僕は聞いた。どうせこんな事を聞いて怒られると思っていた
しかし父さんは僕の思っていたこととは大違いのことを言った。僕は釣りに誘う。

数日後・・・

僕と父さんは防波堤に来ている。おそろの麦わら帽子を着て釣りをしている。
なかなか魚は釣れない・・・
ふと父さんのお腹が鳴る。僕は用意しておいた弁当を取り出す。
父さんと昼ごはんにはちょっと早いけど一緒に食べる。
父さんはおいしそうにごはんを食べてくれる。
僕は食べながら父さんのことを考える。
今まで憎んでいたけど今はこんなふうに仲良くしている
「一匹も釣れんな」と父さんが言う
「でも、僕は・・・僕は楽しいよ」と僕は言った
・・・・・・・・・・・・・
少し沈黙する。
僕は言った「父さん、今日はありがとう」
「ああ、シンジ。今日はありがとう」

~完~

891:830
06/06/23 22:06:50
長くなってしまって申し訳ありませんでた
釣りENDでおわることができました
誤字・脱字があるかもしれません
自分、文才はないほうなんで少々おかしいところがあるかもしれませんが

892:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/23 22:20:00
>>830
乙でした。第一話の鬱々具合から釣りエンドか~。
やっぱり釣りエンドはいいねぇ。

893:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/23 23:32:14
>>830
乙でした
毎日毎日ベンチに座っているゲンドウ…想像すると和むなw

894:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/23 23:58:24
オッテュ

895:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/26 15:32:30
前スレのログ持ってる人いない?

896:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/26 15:42:37
>>895
ネットアーカイブに757レスまでなら残ってる。
自分が持ってるのは880レスのまで。

897:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/06/29 21:08:28
保全

898:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/02 07:23:19
ほし

899:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/04 08:54:02
いまさらだが
29ch - (コンナコトニ)EVA2 リプレイ・プレイ日記(ナリマスタ)
URLリンク(makimo.to)

900:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/08 05:17:36
保全

901:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/10 19:34:34
保守

902:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/17 12:01:03
    へ
  //  \
/__/________\
\ ヘ    /  ))))))
.  \ヘ../
 ̄|―| ̄ ̄|_| ̄|―

903:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/18 08:29:53
hoshu

904:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/23 20:59:58
保守

905:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/25 14:54:58
定期保守

906:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/26 14:16:27
ファフナーになってるスレはここですか?

907:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/28 20:59:20
とりあえずageておくけど
漏れもやってみていいですか?
PSP「折れた翼」なんですが。

908:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/28 21:04:09
だめ









じゃないよ
イインダヨ

909:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/28 22:47:08
このスレ見て買ってしまった。
ミサトシナリオがタノシス

910:907 ◆CbVpbOagy.
06/07/29 05:01:48
じゃあやってしまいたいと思います、PSPカヲルシナリオ。
異常なノリだけどその辺は…なんとか。


第一話「折れた翼」

どうも、渚カヲルです。
みんなご存知の通り僕は歌が大好きだ、だから何だって?まぁ落ち着きなよ。
そんな僕だから現世…『ここ』に存在してるある物が気になっている。
…そう、その名はSDAT、生憎僕はコンビニに行けないし
そんな物を意識して買う人はゼロだろう、となったらデフォで持っている人物…
碇シンジ、この人がターゲットだ、この人から強奪するしか手は無い。

ミッション:SDAT強奪、終了したらシンジ社会復帰、使徒をひたすら殲滅。その他

911:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/07/29 11:25:13
お、久々の投下だ。楽しみにしてるよん>>910

912:907 ◆CbVpbOagy.
06/07/31 00:55:00
とにかく学校へ向かう事に、ネルフからのスタートなので少々遅刻する。
さわやかな朝、さえずる小鳥、最高の気分だった。

…さっそくターゲットが学校に来ていない事以外は・・・orz
二日目も、三日目も、視界に移ることさえない、
(ケンスケから奪い去った携帯で)諜報部に調べてもらうと
ほぼ必ずいつも自宅にいるようだ、


イキナリ引きこもり!?…ミッション1、2早くも難航の予感、
ついでに第四使徒「レリエル」襲来。

ハイ、皆さんご存知の通り飲まれましたよ、普通にガバーッと
その後、ご存知の通りエヴァ脱出、引き裂いて殲滅。

エヴァ、全機損害無し、
同パイロット、全員無傷
都市被害、損害無し。

913:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/04 14:24:31
リプレイマダー?

914:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/08 05:46:30
hozen

915:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/11 11:49:50
ほしゅ

916:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/13 00:56:57
保全

917:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/14 23:43:27
hosyu

918:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/16 00:09:13
スレチスマソ

PS2版のエヴァ2の全シナリオ出現コマンドってどーやんの?

919:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/16 13:57:19
>>918
新世紀エヴァンゲリオン2 第参拾四話
スレリンク(eva板)
の、テンプレ参照。

そういえばここのスレ、テンプレの類がないんだよな・・・。
次スレに行く前に、>7あたりを参考にして何か考えるか。

920:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/20 07:18:36
よろしこ

921:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/22 21:18:36
シバムラティックで鬱プレイしてみた
学校いかない、友達いない、家出しまくり、挙句に辞表。
ミサトは死ぬしオペレーターズも死ぬ
使徒も止められず、綾波に自爆してもらうヘタレっぷり
おまけにトウジは潰すしカオルも死なす
最後は量産機に勝てず、3rdインパクト敗北Ver発動

これぞ望んだ通りの結末!!!
劇中より暗い・・・鬱だ・・・・・

922:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/22 22:40:02
それでも量産機戦までたどりついてるのがすごい
1stプレイでミサトが暗殺されたのが今でもトラウマ…

923:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/26 12:03:21
すご

924:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/26 19:43:50
>>921とは逆に「使徒、襲来」でスーパーシンジプレイに挑戦中
学校ほぼ毎回登校、みんなから好かれる、常に高AT
トウジとカヲルは無事パイロット就任。夢のエヴァ五体配属!
戦闘は、ほぼ毎回全員無傷で街の被害も軽微
白兵にも長けて、誰も死なせない
アスカと綾波からの愛情も高く、鋼鉄のような三角関係
そして最後はゲンドウと釣りに行ってハッピーエンド

そんな平和なエヴァを目指してプレイ中。

925:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/27 21:27:11
おつ

926:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/30 01:15:51
保全

927:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/30 15:47:37
絶好調→死亡で日記つけようと思ったのに、うっかりバルディエルとイロウル以外全部殲滅。終末モードに。
そしてたった今、量産機に完勝。…アルミサエルが前半に出たのが痛かった

928:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/08/31 20:31:35
どうせ死ぬならアルミサエルに殺されたいよね、派手だし泣ける
特にアスカで死ぬ時が・・・
「誰か・・・助けてよ・・・」
惣流・アスカ・ラングレー 死亡
ウッ(´;ω;`)


929:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 00:32:46
>>928
同意。初めは釣りエンド可、カヲル君もトウジも死ぬ心配無し、レイが代わったりアスカが凹む事もなく幸せ!
って劇的状態で自爆させる気だったんだが…ゲンドウが照れ屋さんすぎて間に合わなかったorz

930:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 03:02:03
>>928
あれ、プレイヤーキャラが助けることが出来たらもっとよかったのにな

931:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/01 19:32:15
>>930
もしあそこで初号機が暴走してアルミサエル引きずり出して
食べたりできたら初号機に惚れ直す

932:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/02 12:15:50
>>931
侵食された奴は劇場版アスカ気分になるぞ…

933:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/07 00:03:12
hozen

934:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/13 17:35:21
保守

935:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/17 06:51:04
保全

936:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/18 10:14:21 jX057ygv
セントラルドグマってどうやったら行けるんですか? IDは持ってるんですが、使い途が… スレ違いですみませんが、どなたかお願いします。

937:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/18 14:45:12
>>936
PSPエヴァ2のスレ行って、Wikiの所在を確認してそこ見て下さい。
必要なことはたいてい書いてあります。

938:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/20 10:48:54 kja3QiVe
 >>937さんありがとうございました。やっとわかりました。

939:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/22 16:42:49
ぃようし、これからプレイして終わったらとうかするお

940:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/23 13:13:10
ガンガレ

941:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/25 11:20:05
にっきまち

942:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/28 08:55:51
しかしもう容量が

943:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/09/29 03:49:20
次スレのテンプレ案作ったんだが貼ろうにも容量が……

944:名無しが氏んでも代わりはいるもの
06/10/02 18:12:07 qTdKAEaG
スレリンク(news2板:36番)
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