05/09/13 00:14:55
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こんな感じカノー。
「碇君…」
「ほっといてよ!」
「…」
レイの手をはらいのけるシンジ。こんな身体になってしまった
ことで動転している彼(彼女?)には、多少の慰めでは逆効果
でしかなかった。
だが、レイは動じない。無言のまま、そっとシンジを抱く。まる
で泣きじゃくる幼子をあやす母のように。
「…!」
「泣いてもいいの。辛い時には、泣いてもいいのよ」
かつてレイに「笑えばいいと思うよ」と教えたのはシンジだった。
そして今、泣きたいときには泣いてもいいのだと、レイが諭す。
「うっ、うっ、うわあああああん!」
そしてレイにべったり依存。