落ち着いてLRS小説を投下するスレ2at EVA
落ち着いてLRS小説を投下するスレ2 - 暇つぶし2ch577:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/06/14 20:40:53
放課後、授業を終えて学校から出ようとしたシンジは外の様子を見て固まってしまった。
先ほどまで晴れていたのがウソのように雨が降りしきっていた。
(しまったー。カサ持ってこればよかった・・・。)
辺りを見回すと、ほとんどの人がシンジと同じような状況だった。
ある生徒は携帯で誰かを迎えにこさせようとしていた。
また他の生徒はカバンを頭に掲げて雨の中を走り抜けていった。
その様子を見てシンジも雨の中を走ろうとしたとき、不意に後ろから自分を呼ぶ声がした。
振り返ると、そこには綾波レイが立っていた。
「碇君・・・。カサ、忘れたの?」
「あ・・・うん。そうなんだ。」
いつもは無口な彼女が話し掛けてきたことにシンジは戸惑った。
少しの沈黙のあと、レイが口を開いた。
「碇君・・・駅までなら私のカサに入れてあげてもいいけど・・・。」
「えっ?」
思いがけない彼女の提案にシンジは言葉を失った。
けどここで断って彼女の善意を無駄にはしたくないとシンジは思った。
「・・・そ、それじゃあお願いしようかな。」
「あ、いたいた。綾波さーん。」
後ろから彼女の友達らしき人が現れてレイのそばに寄った。
「よかったー。もう行っちゃったかと思った。」


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