05/03/23 02:31:09
ageちまったorz
ス、スマソ吊って来る
作者さんお疲れ様ですた
266:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 02:33:00
今後の事を考えて…C!
267:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 02:47:12
>>263
てゆーかネタ有るんなら全部書けやごらあ!!
すんませんでもお願いします。
強いて言えばA
268:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 02:48:22
ところで柴村って如何言う意味?
D
269:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 02:59:53
困るところがみたいのでD
270:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 03:24:34
芝村って『うつけもの!』とか言っちゃう奴?そんなの嫌だ…
マターリLRSにしてほしいからC
271:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 03:36:49
ここでB!たわけ!たわけ!
272:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 03:46:34
UV! UV! ココノ!ココノ!
というわけでB
273:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 03:59:38
全部のパターン書いてほしいなぁ… と作者泣かせのことを言ってみるテス(ry
意外な所(っていうか読んでみたい)でD!
274:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 04:18:18
素直にB。
(`・ω・´)
275:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 04:19:38
ビービー言いやがってBが優勢じゃないか。
俺もB―-―-出撃―-―-
276:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 06:10:45
マテ。三票って書いてあるが、既にオーバーしてねーか?
277:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 07:35:19
d
278:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 11:56:14
最初に三票入ったのはBみたいやね。
「B……俗語で愛撫のこと。恋人達がすること。」
「く、詳しいんだね。」
「あの時のダーリンの手、少し気持ち悪かった……かな。」
「!」
279:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 17:13:39
しかし芝村大人気だな
280:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 17:46:18
芝村じゃなくて綾波がいいんだよ。
あ や な み
281:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 18:02:04
あやなみって名前なら犬でも良いのかよ!
いや、犬でもいいんだけどさ
282:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 18:35:57
よくない!芝村な綾波なんて綾波じゃないよ。
283:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/23 21:56:18
せんせーいふたりがあやなみさんのこといじめてます
284:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/24 12:01:05
「ねーねー、ファースト。シンジ見なかった?」
「碇君?」
「そー、あいつまた家出しちゃってさ。いい加減ミサトが甘やかしすぎるのがいけないのよ」
「そう」
「以外にあっさりしてんのね、あんたも。ところでその本何? 『犬の……サシミ』?」
「躾よ」
「アンタ犬なんて飼ってたっけ?」
「昨日、仔犬を拾ったの」
285:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/24 12:20:55
(;´Д`)ハァハァ既に萌え死にそうなんですが…、
続きマダァ-?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
286:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/24 12:50:07
サシミワロタ
287:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/24 13:13:25
そのネタで続きを書いてみようと思ったが、
どうしてもLASになってしまうのでやめた
288:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/24 21:45:34
「はい、ご飯よ碇くん」
「あ、あの綾波、僕そろそろ帰らないと…」
「残してはダメ」
「あの、だからね…」
「トイレはそこよ、ちゃんと覚えておいて。そして寝床は…そこ」
「え?そこって綾波のベッ…」
酔ってるから続き考えられん…orz
任せるぜ、同志よ↓
289:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/24 22:56:05
「お手。」
「……」
「おかわり。」
「……」
「いい仔ね。」
綾波さんにかいぐりかいぐりされるシンジ君。
「ち○ち○。」
「無茶苦茶言わないでよっ! ……あ。」
「……犬は喋らないって教えたでしょ。」
「いや今のは……あ。」
「めーでしょ碇君?」
「やめて綾波やめて止めてやめqぁwせdftgyふじこlp;@」
290:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/24 23:22:46
アアアーン(´Д`)
生殺しなんて酷いよ、綾波!!
(;´Д`)ハァハァそんな殺生なぁ
291:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/25 01:20:43
>>289
お前どうやって俺の頭の中のぞいたんだ!クソッ!
292:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/25 08:29:22
>>291
fushianasan
293:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/25 14:58:40
>>289
>めーでしょ碇君?
こんなこと言っちゃう綾波に(;´Д`)ハァハァ
294:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/26 06:34:03
犬シンジx犬レイで解決
295:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/26 11:16:43
「わ、わん?」
「…わん」
「わわわ、わぅーん、わんわん?」
「…わん」
「うわああああん!」
「…わん、わんわん」
「くぅーん…」
「…わん…(ポッ)」
誰か訳して
296:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/26 16:22:50
(;´Д`)ハァハァハァ
犬シと犬レがペアで飼われてる想像」うわhdrんfl
297:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/27 17:12:19
>>296
火の鳥太陽編の最後のシーンが思い浮かんだ
298:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/29 03:55:22
そして誰もいなくなった。
299:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/29 22:11:03
僕は待っている。兄妹モノの続きを。
`∧_∧
(´・ω・)
( つ旦O
と_)_)
アシガシビレテキタヨ
300:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/29 22:39:55
300ゲット!?
301:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/30 08:13:03
>297
おれはむしろバイオレンスジャックの人犬を(笑)
302:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/03/31 01:33:33
兄妹ものまだかなぁ…
303:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 18:12:55
俺も兄妹もの待ち。
304:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 20:21:38
兄弟ものお願いしますorz
305:名無しが氏んでも代わりはいるもの
時に、西暦2015-10年,2005/04/02(土) 20:22:56
続き書きたい香具師が勝手に書けばいいんじゃない?
かつてのNTRスレみたいに
306:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/02 22:26:41
作者さんがやめちゃったのか、忙しいだけか
それが問題だ。
307:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/03 01:16:58
ゆっくり待ち。だけど他の人も投下ヨロ。
308:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/05 23:00:13
投下コネー…
俺に文才があれば書くんだがな~
309:sage
05/04/09 14:25:49 WllTYKzc
お久しぶりです。兄妹ものの作者です。
最近、大阪から埼玉に引っ越したため、なかなか投下できませんでした。
もうここの生活も落ち着いてきたので、これからちょくちょく続き書いていきます。
・・・偽者じゃありませんよ。
310:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/09 14:26:33
あ、久しぶりだからあげてしまった・・・。
311:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/09 14:47:01
ヨカッタ━━(゚∀゚)━━!!
待ってますよ!
312:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/09 18:35:22
ヤッター!!お帰りなさい!待ってました!戻ってきてくれて嬉しいっす!!
続き楽しみにしてます!!
313:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/09 18:41:06
自演?プ
314:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/09 18:45:22
自演じゃないよ。LAS人さん。
315:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/09 19:55:07
やっと兄妹モノが戻ってきてくれた・・・つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
316:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/10 11:30:36
お帰り。もうどこにも行くんじゃないぞ。
317:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/10 19:28:56
職人キテタ━━(゚∀゚)━━!! 早く続きを投下するのだ!!
318: ◆jisaITln1s
05/04/10 22:59:11
テスト
319:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:01:01
夕日はもう沈もうとしていた。
学校の門から続く長い坂道、シンジたちの足取りは重かった。
「期末テスト一週間前」
この言葉を聞いたときは、まだまだ時間があると感じていたが、
月日はあっという間に流れて、明日がテスト当日となった。
「シンジ、どうする?もう明日テストだぜ。」
ケンスケがため息混じりに言った。
「どうするも何も・・・どうにでもなれって感じかな。」
「なんやシンジ。いつものおまえらしくないやないか。」
トウジがシンジの肩をたたいて言った。
「そんな事言われても・・・最近勉強があんまりはかどらなくて・・・。」
「どないしたんや?シンジ。いつものシンジらしくないやないか。何かあったんか?」
シンジはその言葉を聞いて、初めて原因はなんだろうかと考えた。
しかし心当たりは無かった。
「別に何もないけど・・・。」
それしか答えようがなかった。
そのとき、ケンスケのメガネがキラリと光った。
「・・・ひょっとして・・・綾波となにか関係あるんじゃないか?」
シンジはドキリとした。
理由は自分でもよくわからなかった。
320:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:01:45
「何?ホンマか?どういうことやシンジ!?」
「あ、綾波は関係ないよ!・・・関係ない・・・。」
とっさにそう答えたが、何かが心に引っかかる感じがした。
ケンスケはシンジの前に回り込み、彼の目をじっと見た後、ふぅっとため息をついた。
「まあいいさ。それより、明日をどうするか考えよう。」
いつもはしつこく食い下がるケンスケが、あっさりと話題を変えた。
「そうやな・・・じゃあいつもどおりシンジの家で勉強会を・・・。」
「それはまずいよトウジ。」
「え?なんでや?」
「何でってそりゃあ・・・なあ、シンジ。」
「う、うん。」
(ケンスケって綾波が男性恐怖症なのを知ってたかな?)
「なんやなんや、二人して。理由を説明せんかい!理由を・・・いてっ!何すんねんケンスケ!」
ケンスケはトウジの耳を引っ張った。
「じゃあ、おれ達はこっちだから。じゃあなシンジ。」
「うん。じゃあね。」
シンジは二人に手を振ってから家路に急いだ。
321:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:02:31
シンジの姿が見えなくなってから、ケンスケはやっとトウジから手を離した。
トウジはかすかなうめき声を発したあと、涙目でケンスケをにらみつけた。
「いってー。いったい何のつもりや!?」
「ったく、おまえはホント鈍感だよなぁ。シンジといい勝負だよ。」
「ん?どういう意味や?」
「文字通りの意味だよ。じゃ、帰ろうぜ。」
トウジはケンスケの言葉に釈然としないまま、しぶしぶと彼の後に続いた。
シンジはドアノブに手をかけた。
鍵はかかっていなかった。
「ただいまー。」
そういいながらドアを開けると、そこには真っ暗な空間が広がっていた。
(あれ?誰もいないのか?)
シンジは不審に思った。
かすかな不安が頭をよぎった。
(そういえば父さんと母さんは今日も泊り込みだっていってたな・・・)
シンジは、怖いぐらい静かな家の中におそろおそる入っていた。
玄関にもリビングにも誰もいなかった。
物音一つしない・・・。
そして自室の部屋のドアをそっと空けた。
すると、青白い女性の顔が目の前に飛び込んできた。
322:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:03:16
「うわぁ!」
シンジはびっくりして後ろにしりもちをついてしまった。
「・・・何のつもり?」
聞きなれた声に、シンジは我に返った。
「え?・・・あ、綾波か・・・。なんだ、脅かさないでよ。」
「・・・そんなつもりはないわ。・・・あなたが勝手に転んだだけ・・・。」
レイは鋭い視線で彼を見た。
「そ、そうだよね・・・。あはは・・・。」
シンジは居心地が悪くなって、必死に何か違う話題を探した。
「そ、それより、鍵が開けっ放しだったじゃないか。危ないよ、ちゃんと鍵をかけないと・・・。」
シンジはそのままの格好で話した。
「そう・・・。」
レイはそういうと、そのまま玄関の方へ向かった。
「・・・相変わらず・・・冷たいな・・・。」
シンジはゆっくりと立ち上がり、自分の部屋へ向かった。
そこも薄暗く、彼女の机の明かりしかついていなかった。
シンジは部屋の明かりをつけて、カバンを机の上におき、ベッドに腰掛けた。
彼女の机の上には、勉強道具が散らかっている。
シンジはそれをじっと見つめた。
「僕も勉強しよう・・・。」
そういってカバンから勉強道具を取り出した。
323:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:04:00
シンジはまず数学の問題集に手を出した。
しかし、まったくはかどらず、すぐにそれを閉じて、机に倒れこんだ。
(はぁー、こんなはずじゃないんだけどな・・・。)
そのとき、部屋のドアが開き、レイが入ってきた。
彼女はまっすぐ自分の机に向かった。
シンジは顔を横に向けてレイの方を見つめた。
同じ数学の問題集に取り掛かっているみたいだった。
シンジはしばらく彼女を見ていたが。
その間、レイが手にしているペンは、少しも休まず動き続けていた。
シンジが感心して見ていると、彼女の動きがピタリと止まった。
「・・・何?」
シンジのほうを見ずに言った。
「えっ、その・・・綾波はすごいなーって思ってさ。」
「・・・どうして?」
「どうしてって、ほら、家に帰ってからずっと勉強してるだろ?
よくそんなに集中できるなーって思ってさ。」
「そう・・・。」
「うん・・・。」
しばらく沈黙が続いた。
(なぜか綾波との会話はすぐに終わっちゃうんだよなぁ・・・。)
324:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:04:46
「・・・私には」
かすかにレイが口を開いた。
「え?」
シンジは彼女のほうを見た。
「・・・私には・・・これぐらいしか取柄がないから・・・。」
彼女の横顔はなぜか悲しそうだった。
シンジは急に胸が締め付けられるような思いがした。
「・・・・そんなことない・・・。」
自然にその言葉が出た。
「何?」
今度はレイが聞きなおした。
「・・・・そんなことない。」
「え?」
レイもシンジの方を見て、二人は顔を見合わせる形になった。
325:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:05:31
「綾波には・・・綾波にはもっとたくさんいいところがあるよ・・・。」
シンジの確信を含んだ声に、レイは驚いた表情で彼を見た。
シンジも彼女を見つめた。
またしばらく沈黙が続いたが、二人は同時に我に返って、ともに顔を赤くして、目線をそらした。
「・・・何を・・・言うのよ・・・。」
「ご・・・ごめん・・・。」
またしばらく、沈黙が続いた。
重苦しいその雰囲気にシンジは耐え切れなくなった。
「あっ、あの、僕、シャワー浴びてくるから。」
そういってシンジは着替えを取り出し、急いで部屋から抜け出した。
いつのまにかシンジの胸はドキドキしていた。
(少し頭を冷やそう・・・。)
シンジは浴室に向かって歩き出した。
326:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:06:16
コンコン
シャワーを浴び終わったシンジは部屋のドアをノックした。
「綾波、入るよ。」
いつも通り返事はなかったが、かまわずドアを開けた。
レイはまだ机に向かって勉強しているようだった。
「あの・・・綾波、ココア入れたんだけど・・・飲む?」
返事はない。
「・・・綾波?」
シンジはゆっくりと彼女に近づいた。
後ろから顔を覗き込むと、彼女はノートを開いたまま、机にうつ伏して静かな寝息を立てていた。
「・・・寝ちゃったのか・・・。」
シンジはココアを机の邪魔にならないところに置いた。
目線を横に移すと、すぐそばにレイの横顔があった。
恐ろしく綺麗で、美しい顔だった。
シンジはその顔に吸い寄せられるように自分も顔を近づけた。
彼女の寝息がシンジの唇にかかった。
「・・・んっ。」
彼女のあげた声に驚いてシンジは顔を離した。
そして今、自分のやろうとしていたことを思い返した。
心臓の鼓動が早くなり、体温が上がるのを感じた。
そして何よりも、今まで彼女に対して持ってなかった感情が、自分の中から目覚めたことを感じた。
327:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:07:00
シンジはレイからゆっくりと離れた。
洗面所に駆け込み、冷たい水で顔を思いっきり何度も洗った。
顔を上げて鏡に映る自分の姿を見た。
「・・・何を考えているんだ僕は・・・。」
シンジは自分自身に言い聞かせた。
部屋に戻り、シンジはもう一度レイの顔を見た。
シンジは胸の高鳴りを抑えるためにゆっくり深呼吸した。
しばらくして、落ち着きを取り戻したシンジは、寝ている彼女にそっと毛布をかぶせて、
自分の机にもどり再び勉強をはじめた。
328:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:07:45
「・・・んっ。」
その声に、シンジはびくっとした。
隣を見ると、彼女は目をこすりながらゆっくり起き上がっていた。
「あ、綾波。起こしちゃったかな?」
シンジは必死で平静を装いながら話した。
「・・・今何時?」
「今は・・・えっと、夜の11時を回ったところだよ。」
「そう・・・。」
「きっと勉強のし過ぎで疲れてるんだよ。もう寝ちゃったほうがいいと思うよ。」
シンジは彼女のほうを見ないで言った。
「・・・碇君は・・・まだ寝ないの?」
彼女に話し掛けられただけで、体温が上がっていくのを感じた。
「う、うん。ちょっと引っかかる問題が2~3あるから・・・それが終わってから寝るよ。」
「そう・・・。」
レイがイスから立ち上がる音がした。
そしてベッドには向かわず、シンジのほうへゆっくりと近づいていった。
シンジはいよいよ自分の感情を抑えられそうになかった。
「どの問題?」
ふわりとレイがシンジの肩越しに顔を近づけてきた。
細い、つややかな髪がシンジの肌に触れた。
と同時に心地よい香りが彼を包んだ。
329:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:08:31
シンジは彼女を抱きしめようとする感情を必死で押さえつけて言った。
「こ、この問題なんだけど・・・。」
「・・・この問題は・・・。」
そういって彼女はさらにシンジに近づいた。
シンジは我を忘れそうになった。
こぶしをギュッと握り締めた。
頭がくらくらする。
「・・・碇君。」
レイの声でシンジは正気を取り戻した。
「え?なに?」
「・・・わかった?」
彼女はその大きくすんだ目でシンジを見つめた。
シンジはゴクリとのどを鳴らした。
「う・・・・うん。わかったよ。ありがとう。」
「そう・・・よかった。」
そう言って彼女はにっこり微笑んだ。
その笑顔は今まで彼が見たどんなものよりも美しかった。
330:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:09:15
「・・・まだ、わからないの・・・ある?」
「え・・・あ・・・も、もう大丈夫だよ・・・ありがとう。」
「そう・・・。」
そう言うと彼女は自分のベットにもぐりこみ、またすぐ眠ってしまった。
シンジは彼女が寝たのを確かめると、ほっとしたように大きく息をはいた。
ただ、もう勉強できるような集中力は残っていなかった。
しばらくしてから、シンジは彼女のあとを追うように眠りに落ちた。
翌朝、シンジはゆっくりと目を覚ました。
昨日の夜のことはまだはっきりと覚えている。
目を横にやると、まだ彼女は眠っていた。
シンジはベットから起き上がりゆっくりとレイに近づいた。
彼女はまだそのかわいらしい寝顔を見せている。
シンジはゆっくり顔を近づけた。
だが昨日のような感情はもう湧いてこなかった。
シンジはほっとして再び自分のベットに戻り、目を閉じた。
331:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:10:01
「・・・君。・・・碇君。」
シンジはゆっくりと目を開いた。
そこにはすでに制服を着ているレイの姿があった。
「んっ・・・・。ああ、綾波、おはよう。」
「八時五分・・・。」
「・・・え?」
「今の時刻・・・八時五分・・・。」
「そう・・・・・。」
シンジは頭を整理した。
そして彼女の言葉の意味を理解した。
「え!?八時五分!?」
「・・・碇君、急いで。」
「わ、わかった!」
シンジは急いで制服をとって、その場で着替え始めた。
「・・・碇君・・・。」
レイは少し顔を赤らめてうつむいてしまった。
「え・・・?あ・・・あ!ご、ごめん!」
彼女は赤い顔のまま、部屋を出てってしまった。
そしてそのまま玄関をあけて、学校に向かったようだった。
シンジはすこし恥ずかしかったが、時間は刻一刻と過ぎていく。
332:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:10:45
急いで着替えて、カバンを取り、最低限の朝食を食べて。
玄関を行きおいよく出て行った。
ドン!
何かにぶつかってしまった。
「いってー。」
シンジは頭を抱えながら前を見た。
レイがしりもちをついて倒れていた。
「あ、綾波・・・?」
(待っててくれたのかな・・・。)
レイも頭を抱えながらシンジのほうを見た。
そして再び顔を赤らめて自分のスカートを押さえつけた。
「・・・見たのね・・・。」
「え?」
シンジが言葉の意味を理解するのに少し時間がかかった。
「え!み、見てない!見てないよ!ぜんぜん見えなかった!」
「・・・ホント・・・?」
顔を赤らめたまま綾波が言った。
「ほ、ホントだってば!」
「そう・・・。」
「うん・・・。」
そういって二人は黙り込んでしまった。
333:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:11:31
「碇君・・・。」
レイが先に口を開いた。
「な、何?」
「・・・急いで。」
「え?・・・・あ!ご、ごめん!」
シンジは立ち上がってカバンを取った。
「綾波も!早く!」
しかし、レイはまだ立ち上がろうとしていなかった。
「綾波?どうしたの?」
「・・・なんでもない・・・。碇君、先に行って・・・。」
「え?」
「・・・いいの・・・後からすぐに行くから・・・。」
「何言ってんだよ。急がないと、遅刻しちゃうよ!」
「いいから・・・碇君は先に・・・うっ。」
彼女の顔が苦痛にゆがんだ。
「綾波・・・もしかして・・・。」
そういってシンジは彼女の足首に手を伸ばした。
「碇君・・・何を・・・。」
「いいから、じっとしてて。」
そしてシンジの手がレイの足首に触れた。
「いたっ・・・。」
334:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:12:17
「やっぱり・・・綾波、足をくじいたんだね。」
彼女はこくりとうなずいた。
「だから、碇君が先に・・・。」
シンジは立ち上がって彼女に背中を向けた。
そしてレイのそばで背中を向けたまましゃがんだ。
「綾波、僕の背中に乗って。」
「え?」
「僕の背中に乗って。」
「その・・・でも・・・。」
「いいから!はやく!」
「・・・うん。」
そう言うと彼女はシンジの背中に乗った。
「しっかりつかまっててよ!」
レイは顔を真っ赤にしながらもぎゅうっとシンジの背中をを抱いて、
しっかりうなずいた。
「じゃあ、行くよ!」
シンジは彼女の返事を確認すると、学校に向かって一目散に走り出した。
今日の空は、雲ひとつ無い青空が広がっていた。
初めて二人一緒に登校する日を祝うように・・・。
おわり
335:先生 ◆jisaITln1s
05/04/10 23:14:28
どーも、お久しぶりです。
久しぶりなので長めにしました。
後ついでに質問なんですが、
もし新しいFF作品を投下するならどこのサイトがいいですかね?
皆さんのオススメサイトを教えてください。
336:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/10 23:31:33
ちくしょう、たまらねぇじゃねぇか!!
GJだ、この野郎!!
337:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 00:05:00
もう素晴らしく最高。俺の鼻血が止まらないくらいだ。
338:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 00:18:54
待ってた甲斐があったよ。GJ!!
質問の投稿OKサイトだが、有名な所なら「烏賊した怪作のホウム」とか「みゃあのお家」とか。
最近新設された「Children’s Children」もいいかも。
339:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 00:19:11
よっしゃー!投下来たー!!徐々にLRSらしい展開になってきたなw
340:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 00:22:49
>338
は?
341:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 00:42:13
だが昨日のような感情はもう湧いてこなかった。って・・・
シンちゃん昨日の今日で冷静になるの早すぎだー!
342:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 00:54:13
>>338
え?
343:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 01:40:38
>>338
何から突っ込めばいいの?
とりあえずバットでも突っ込んどく?
344:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 02:17:25
キテタ!!GJ!!
345:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 03:34:19
>>338
まあ、たしかLAS限定とは明記されてなかったけどね。
346:338
05/04/11 08:41:02
スマソ、LRSサイトってことを考慮しなかった。そんな漏れはLRSもLASもオールオッケーの節操なしです。
それじゃあ今は投稿OKの大手のLRSサイトってどこがあるかな?
347:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 13:35:51
大手でLRS系で投稿できて活動中となると、
……綾波展、かな?
348:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 17:20:17
綾波展、こもれび・・
2つしか思いつかないなぁ。
349:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 19:27:42
LRS系なら綾波レイの幸せもあるね。
属性にこだわらないのならCOCHMA Temporary Web-Terminalもいいんでない。
350:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 19:55:06
いいかんじでした。お疲れ様です。
投稿サイトですが私はコモレビがいいんじゃないかと思います。
投稿の更新早いようですし、LRS系ですし。
351:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 23:26:53
神様、コモレビが良いのではないでしょうか、更新も早いですし。
352:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/11 23:29:30
ココノさんは忙しそうだし、止めといた方がいいんじゃない
353:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 00:04:57
つまり自分でサイト作れってこった
354:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 00:06:17
綾幸かredmoonでいいじゃん
サイトのレベルも高くないし、よっぽどの物で無ければ恥を掻くことも無さそうだし
355:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 01:13:59
redmoonは6月まで休止するらしいから止めといた方がいいんじゃない。
356:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 09:50:26
綾波展って別にLRSじゃないぽ。
357:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 15:11:47
レベル高いのってどこ?
358:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 16:06:56
エヴァに取り憑かれし心その容れ物とか。
投稿作家の中には結構レベル高いのがいるから、張り合うのには良いんで無い?
359:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 18:38:53
>>358
そこは最低FFも多いから大丈夫だ
360:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:30:30
レイとシンジは昨日と同じように机に向かって勉強していた。
テスト初日は何とか時間内に間に合い、二人とも無事に試験を受けることができた。
明日は期末テスト2日目である。
「ハァ。」
シンジは朝の出来事を思い浮かべながらため息をついた。
(急いでいたとはいえ、彼女を背負って学校まで行くなんて・・・)
テスト開始直前、レイを背負って教室に入ってきたシンジに、
クラス中の目線が突き刺さった。
案の定、テスト後はクラスの人たちに囲まれて、その理由を追求された。
しかしシンジは、そんな自分のことよりも、レイの方を心配をしていた。
彼女もシンジと同じように囲まれてしまっていたのだ。
(・・・綾波、いやじゃなかったかな・・・。
こんなことしたら、クラスのみんなに理由を聞かれることはわかってたのに・・・。
彼女のことも、考えるべきだったのかな・・・。)
シンジはペンを置いて、横目で彼女の姿を見た。
(・・・それに、・・・綾波は男の人が嫌いなのに・・・、
そんな彼女を背中に乗せるなんて・・・。)
シンジはレイの境遇を思い浮かべながら、もう一度ため息をついた。
そしてまた、彼女の方を見ると、不意に彼女もこちらを振り向いた。
361:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:31:16
シンジはびっくりしてすぐに目線をそらした。
(・・・しまった・・・ずっと見てたこと、気づかれたかな・・・。)
シンジは少し恥ずかしくなったが、このままじゃどうにもならないと思い、勇気を出して口を開いた。
「あ・・・あのさ・・・。」
「・・・何?」
その声に感情は無かった。
「その・・・今日はごめん・・・。」
彼女のほうを見ずに言った。
「・・・何が?」
「何がって・・・その・・・今日の朝・・・綾波に悪いことしちゃったな・・・と思って。」
シンジは恐る恐るレイの方をを見た。
「・・・どうして?」
彼女はシンジに顔を向けながら首をかしげた。
その姿に、シンジは少しドキリとした。
「どうしてって・・・綾波はいやじゃなかったの?」
彼女はまだ、わからない、といった様子だった。
「だから・・・綾波をおんぶしちゃったり・・・とかさ・・・。」
「・・・別に。」
レイは表情を変えずに言った。
362:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:32:00
「え?あ・・・そう・・・。ならいいんだけど・・・。」
シンジはホッと胸をなでおろした。
「・・・どうして?」
「え?」
「どうして・・・そんなこと聞くの?」
「どうしてって・・・。」
シンジは何を言えばいいかわからなくなってしまった。
少しの沈黙の後、レイが口を開いた。
「私のことは・・・心配要らないから・・・。それに・・・。」
そこまで言って、彼女は顔を赤らめた。
「それに?」
「・・・なんでもない。」
といって再び机に向かった。
シンジは彼女の様子を見てすっかり安心した。
(よかった・・・別に気にしてないみたいだな・・・。)
とそのとき、レイの肩に何か黒いものがついてるのが目に入った。
(何だろう・・・。)
シンジは彼女に気づかれないように後ろから近づいて覗いていてみた見た。
(何だ・・・ただの糸くずか・・・。)
363:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:32:50
シンジはゆっくりとその場を離れようとしたが、
彼女の華奢で、か弱そうな後姿を見ると、不意に昨日の感情がよみがえって来た。
シンジは彼女を抱きしめようとするもう一人の自分を押さえ込んだ。
(まただ・・・どうして僕は・・・。)
シンジは自分の気持ちを紛らわそうと、彼女を少しからかってみようと思った。
「あ。綾波。」
「・・・何?」
彼女は机に眼を向けたまま答えた。
「綾波の肩に乗ってるそれ・・・ゴキブリじゃない?」
ガターン!
イスが倒れた音と、耳を切り裂くような悲鳴がしたと思うと、
彼女はシンジの胸に抱きついて倒れこんできた。
「うわ!」
シンジは支えることができず、床に倒れてしまった。
「いてて・・・。」
シンジは自分の頭をさすった。
「あ、綾波?」
彼女はシンジの胸に顔をうずめていた。
「取って!碇君、取って!早く取って!」
小刻みに震えながら、レイはいつもと違った様子で言った。
364:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 19:32:50
やっぱりこれはいいって感じる作品のあるサイトに投稿するのがいいんじゃないかと思われ。
サイトのレベル高くないんでって言って投稿したらぶん殴られるw
365:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:33:31
シンジは自分が何かとんでもないことをしたと思い、
「あ、綾波!肩に乗ってたのは、ただの糸くずだよ!ゴキブリなんかじゃない!」
と、慌てて訂正した。
そう言うと、彼女の震えがゆっくりと収まっていった。
落ち着いてきたのか、レイはゆっくりと顔を上げた。
「・・・ホント?」
そう言った彼女の顔は、少し赤みがかかっていて、うっすらと涙目になっていた。
(うっ・・・かわいいな・・・。)
シンジはしばらくその表情に心を奪われていた。
「・・・碇君?」
「・・・あ!う、うん!ホントホント!ごめん・・・見間違え・・・て・・・。」
シンジは再び固まってしまった。
彼女の顔が、すぐ目の前にあった。
シンジは我を忘れそうになった。
「・・・碇君?・・・どうしたの?・・・あっ。」
レイもシンジに馬乗りになっている自分の姿に気づき、顔を真っ赤にした。
366:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 19:34:16
ごちゃごちゃ考えないで、評価板でいいじゃん
367:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:34:16
シンジは必死に自分の奥にある感情を抑えていた。
「あ、綾波・・・。早くどいてよ・・。このままじゃ動けない・・・から・・・。」
「うん・・・わかってる・・・。」
と、レイは言ったが、あまりにも恥ずかしくて、体が動かなかった。
しばらくこの状態が続いた。
そしてシンジがゆっくりと口を開いた。
「綾波・・・。」
シンジの目は、まっすぐにレイの方を向いていた。
「碇君・・・。」
彼女も、シンジの真剣なまなざしに、目を奪われていた。
シンジはゆっくりと顔をレイに近づけた。
彼女もシンジに顔を近づけた。
二人の吐息の暖かさが、互いに感じられた。
368:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:35:15
ガチャ
「シンジ、私の本が一冊無い・・・・んだ・・・・が・・・・。」
手にしていた本がパタリと床に落ちた。
「「あ。」」
二人は同時にドアの方を見た。
そこにはゲンドウが呆然と立ち尽くしていた。
二人は互いに目を合わせて、すぐにあわてて体を離した。
「・・・。」
ゲンドウは口をあけたまま何も言わなかった。
「と、とと父さん!誤解です!誤解!綾波、そうだよね!?」
彼女はコックリとうなずいた。
しかしシンジとレイの真っ赤になった顔では、当然説得力は無かった。
ゲンドウは黙ったままドアを閉めた。
そしてよろけながら台所へ向かった。
「あら、あなた。どうしたの?」
「ユイ・・・実は・・・。」
369:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:36:00
「父さん!」
すぐにあとを追いかけてきたシンジが叫んだ。
「あらシンジくん・・・レイちゃんまで・・・どうしたの?」
「ユイ、実は・・・。」
「父さん!母さんには言わないで!母さんが知ったら何を言われるか・・・。」
「あら、そう言われちゃ、ますます知りたくなったわ。あなた、何があったの?」
「ユイ、実は・・・。」
「だめだって父さん。」
シンジはゲンドウの口をふさごうとした。
しかしゲンドウはシンジの攻撃をひらりとかわした。
「ユイ、実は・・・。」
「わーー!」
・・・・
・・・この後、一ヶ月以上シンジとレイはユイにからかわれ続けることになる。
おわり
370:名前考え中 ◆jisaITln1s
05/04/12 19:38:43
ちょっとかぶっちゃいましたね・・・。
それはさておき、いろいろな情報ありがとうございます。
皆さんの意見を参考にして、これからゆっくりと考えていきます。
まぁ、とりあえず、いいサイトが決まったら、
自分の最初の作品を手直しして投稿してみようかと思ってます。
371:364
05/04/12 19:39:43
乱入スマソ
372:yoshitaka ◆PJb23/VpkI
05/04/12 19:52:35
初LRS
ー 骨折(碇シンジバージョン) ー
シンジは両腕骨折という災難に合い芦ノ湖の畔にある病院の個室に入院していた‥
そこにレイがやって来た‥
「碇くん‥大丈夫‥」
レイは心配そうにシンジを見つめて言った‥
「うん‥大丈夫だよ‥綾波‥これくらいのケガ‥」
「でも両手が使えないんじゃ何かと不便ね‥でも安心して‥碇くんのためならわたしなんでもするから‥」
「綾波‥ありがとう‥」
レイの優しさに涙ぐむシンジであった‥
(あぁ‥どうしよう‥さっきからトイレに行きたくてしかたないんだけど‥
綾波は僕のためなら何でもしてくれるって言ってたけど‥綾波に言ったらトイレで用足すの手伝ってもらえるかな‥
それともそんなこと言ったら嫌われてしまうかな‥でも‥勇気を出して綾波に言おう‥)
「綾波‥さっそくで何だけど‥ちょとトイレに行きたいんだけど‥手伝ってもらえるかな‥」
シンジは申し訳なさそうにドキドキしながらレイに言う‥
「‥うん‥それじゃ一緒に行こう‥」
レイは少し戸惑ったがすんなり一緒に言ってくれると言ってくれた‥
(良かった‥やっぱり綾波は優しいな‥)
トイレに着くとシンジは言った‥
「綾波‥悪いんだけどズボンから僕の初号機を出してもらえるかな‥‥」
「‥うん」
(あぁ‥綾波に僕の初号機を触ってもらえるなんて‥ちょとドキドキする‥)
レイは少し恥ずかしそうに頷いてズボンのチャクを下ろしシンジの初号機を手に取って出した‥
そしてレイは様式トイレの便座のフタを上げた‥
373:yoshitaka ◆PJb23/VpkI
05/04/12 19:54:48
「綾波‥申し訳ないんだけど初号機を便器の方向に向けてくれる‥」
「あっ‥うん‥」
レイは少し恥ずかしそうにシンジの初号機に手を添えて便器の方へ向けた‥
「ありがとう‥」
「それじゃするね‥」
ジョボジョボジョボ‥
「あぁ‥スッキリした‥」
「あっ‥綾波‥たびたび悪いんだけど‥軽く初号機を振って初号機の先に付いた雫を落としてもらえるかな‥」
レイはちょと顔を赤くし戸惑いながらシンジの言う通り初号機を振って初号機の先に付いた雫を落とした‥
「ありがとう‥それじゃ‥初号機をしまってくれる‥」
レイはシンジの初号機をズボンの中にしまうとチャクを上げた‥
「あっ‥痛いっ!‥痛いよ綾波‥初号機がチャクに挟まっちゃてるよ‥」
「あっ‥ゴメン‥ゴメンね‥」
レイは慌ててズボンのチャクを下ろした‥
そこには先っちょに少し血が滲んだシンジの痛々しい初号機があった‥
そしてレイは今度はゆっくりと初号機を挟まないようにチャクを閉めるのであった‥
「ありがとう綾波‥ちょと痛かったけど‥」
「ゴメンね‥」
「でも綾波がいてくれて助かったよ‥ほんとにありがとう‥」
「うぅん‥こんなことくらいなんでもないわ‥」
374:yoshitaka ◆PJb23/VpkI
05/04/12 19:56:48
そんなやり取りがあったあとシンジとレイは病室へ戻った‥
(あれ‥初号機の根本の辺りがすごく痒くなってきた‥困ったな‥あぁ我慢できない‥)
だが病室のベットに座っているシンジが何かモジモジしているのを見たレイはシンジにどうしたのか尋ねた‥
「どうしたの碇くん?‥」
「うん‥ちょとものすごく痒いところがあるんだけど‥」
「何だそんなこと‥だったらわたしが掻いてあげるわ‥」
「でも‥ちょと言いにくいところだから‥」
「気にしないで言って‥」
「じゃ‥言うけど‥実は‥初号機の所なんだけど‥」
「えっ‥‥わかったわ‥掻いてあげる‥」
そう言うとレイはシンジの初号機を恥ずかしそうにズボンから出した‥
「どこら辺が痒いの?‥」
「初号機の根本の辺りなんだけど‥」
「ここ?‥」
「あっ‥もう少し下‥」
「ここ?‥」
「もうちょと右‥」
「ここ?‥」
「あっ‥違う‥反対の方‥」
「じゃぁここ?‥」
「あっ‥そこそこ‥おっ‥(気持ちいい)‥‥」
レイは優しくソフトにシンジの言う所を掻いてあげた‥
「綾波‥ありがとう‥もう大丈夫だから‥」
375:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 19:58:51
キモい
376:yoshitaka ◆PJb23/VpkI
05/04/12 19:58:55
「他にして欲しいことある?‥」
「‥‥あるけど」
(いくらなんでも綾波に初号機のLCLが溜まってるから出したいなんて言えないよな‥)
「何?‥」
「‥ちょと言いにくいなぁ」
「何?‥遠慮しないで言って‥」
「何ていうか溜まってるんだ‥」
「何が溜まってるの?」
「あの‥‥初号機の‥LCLが」
レイはそっと視線を初号機に向けた‥
(あぁ‥綾波の手でしごいてもらえたらどんなにいいだろう‥こうなったら思い切って言おう‥)
「綾波‥‥お願いがあるんだけど‥僕の‥初号機を‥手でしごいて欲しんだけど‥ダメだよね‥」
(碇くん‥自分で抜くこと出来なくてそんなに溜まっていたなんて‥ちょとかわいそう‥)
レイは少し戸惑いながら恥ずかしそうにコクンと頷きシンジの初号機を柔らかい手で優しく握り軽く上下にしごき始めた‥
すると溜まっていたこともあってみるみるシンジの初号機はビンビンに血管を浮き立たせてエレクトしはじめた‥
「碇くん‥すごい‥こんなに大きくなって‥」
「あっ‥綾波‥‥もっと激しくしごいてくれるかな‥」
レイはコクンと頷き柔らかい手でシンジの初号機を激しく上下にしごきはじめた‥
「あっ‥綾波‥もう我慢できない‥いきそうだよ‥うっ‥イクよ!‥」
ドピュ‥ドクドクドク‥ドピュ‥‥
シンジの白濁したLCLは激しく迸り‥大量に溜まった白濁したLCLを勢い良くレイの顔面にぶちまけた‥
「綾波‥ありがとう‥これでスッキリしたよ‥」
白濁したLCLまみれになったレイはニコっと笑み放心状態のシンジをきれいな赤い瞳で優しく見つめていた‥
こうしてレイのシンジへの献身的な介護の日々が始まるのであった‥
ー おしまい ー
377:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 19:59:31
義孝キターー!! orz
378:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 20:00:30
(・_・|
379:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 20:03:34
エロパロ板とマルチじゃねえか
380:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 20:09:43
何で初号機なんだよw
381:yoshitaka ◆PJb23/VpkI
05/04/12 20:11:19
>>379
今後FFをウップするときはエロパロの方はもっと過激にするつもりだからマルチの件は許してくれ‥
382:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 20:41:11
先生の後に義孝のを見ると一気に脱力するな。
383:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 22:16:05
兄妹モノキテタ!GJ!!
義孝は…えーっと…まぁ…うん。遠征乙。
384:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/12 22:26:36
先生乙。364も言ってたけどレベルの低い所を目指すのは良くないと思う。
サイトは色々見て自分の好きなところに投稿すればいいと思うよ。
レベル高いほうが色々勉強にもなるだろうし。
俺は先生の作品好きだから頑張って欲しい。ガンガレ。
>義孝
…お前バカすぎw
385:エヴァ板、本日投票日
05/04/13 07:24:49
義考・・・こっちへ出張か・・・巣に戻れ
386:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/13 19:41:51
投下まだかにゃ―
387:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/14 21:46:54
LRSキタ-!!先生、アンタ最高だ。義孝、不覚にもワロタ。ちょっとだけな。
388:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/16 15:21:14
投下が来ないな
389:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/16 23:32:32
一日二日でできるかっつー話
気長にマターリ待とうや
390:先生 ◆jisaITln1s
05/04/17 05:38:26
どうも、先生です。
私の最初の作品は、多少手直しをして、コモレビに投稿させていただきました。
よろしければまたご覧になってください。
さて、今から続きでも書こうかな・・・。
391:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/17 09:24:39
ガンガッテ!楽しみにしてるよ。
392:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/17 14:44:57
コモレビ見てきたよー。先生乙!!
393:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/18 22:01:35
コモレビ?
394:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/19 00:19:40
ココノ氏のLRSサイト。
395:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/19 20:12:34
マダー?
396:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 19:14:52
エヴァ+と++を読んでみた
最後泣けました(T∀T)
まだ二十歳前だというのに涙腺が緩いな俺…
397:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 20:28:17
あの話で泣いたらヤバイと思う。頭が
398:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 20:32:40
>>397
良作から地雷まで読んでるから多少逝かれてるかも(´д`)
もしよかったらお勧めの完結作品教えてくれ…
LRSでさ
保養にいくから_| ̄|○
399:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 22:11:11
397ではないが、『ReiIV』とかは?
泣きたいのなら『あやなみ』
先生、乙です
400:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 22:12:52
age
401:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 22:27:09
そういえば
LRSで泣けるほど感動した作品はあるが、LASでは一個も感動して泣いたってのが
ねぇや
402:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 22:34:03
>>401
remembranceは?
403:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 22:37:06
>>401
もしかして「アスカを訪ねて三千里」で泣いた俺ってやばいのか?
404:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 22:44:55
LASの人は帰ってくんない?うざい。
405:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/20 23:12:53
話すならつーか該当スレでしようっての
おすすめLRS小説を教えてください 8
スレリンク(eva板)
406:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/21 00:45:29
投下マダー?
407:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:05:41
ある日曜日の朝、今日は久しぶりに家族全員が家にいた。
みんなどこかに行く様子も無く、ただのんびりとすごしている。
シンジは自室のベットで仰向けになり、天井を見つづけていた。
横に寝返りを打つと、目線の先にレイが机に向かって、いつものように本を読んでいる。
彼女が自分の髪をかきあげた。
細い髪の毛がふわっとゆれる。
凛とした表情に、目線は一点を見つめている。
その眼は、恐ろしく澄んでいた。
シンジはそんな彼女の横顔が好きだった。
コンコン
ドアをノックする音がした。
「はい。」
シンジはベットから起き上がった。
しばらくそのままの状態で待っていたが、ドアが開く様子は無い。
「・・・あれ?」
シンジは不審に思い、立ち上がってドアを開けた。
ガチャ
ゲンドウの顔がすぐ目の前にあった。
「うわぁ!」
シンジは驚いて後ろに飛びのいた。
408:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:06:32
ゲンドウはじっとその場で立ち尽くしている。
「な・・・なんだ、父さんか・・・。」
シンジは胸をなでおろした。
「・・・何ですぐに開けなかったの?」
するとゲンドウは、珍しくあせった様子で、
「い・・・いや・・・その・・・なんだ・・・シンジ達がお取り込み中だったらまずいとおもってな・・・。」
と言った。
その言葉の意味が一瞬わからなかったが、すぐに気づいて、
「なっなんだよそれ!僕たちは別になんでもないよ!」
とシンジは少し恥ずかしくなって声を荒げた。
少しレイの方をうかがったが、彼女は何も気にしてない様子で本を読みつづけていた。
「そ、そうか。・・・それなら問題ない。」
「で、何のよう?」
「うむ、シンジ、今日は暇か?」
「うん、暇だけど。」
「そうか・・・。」
ゲンドウは少し間を置いて言った。
「シンジ、すまないが本を買いに行ってほしいんだが・・・。」
「本?本屋ならすぐ近くにあるじゃないか。」
「・・・専門的な本だからな・・・規模の大きい書店に行かなければ・・・。」
409:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:07:17
「そっか・・・。けど、父さん今日休みなんでしょ?自分で行けないの?」
「うむ・・・。私はそうしたいんだが、あいにく大量の論文に眼を通さなければいけないからな・・・。」
「そう・・・じゃ、仕方ないね。僕が行ってくるよ。」
「そ、そうか・・・。」
そう言うとゲンドウはポケットからメモを取り出した。
「ここに書いてある題名の本なんだが・・・。」
「なになに・・・。」
シンジはメモを受け取って目を通した。
「・・・形而上生物学についての考察・・・何か難しそう・・・。」
書店の場所は新宿駅のすぐそばだった。
シンジの自宅からでは電車で2時間ほどかかる距離だ。
(2時間なら昼飯を食べた後でも大丈夫かな・・・。)
シンジはそう思いながらゲンドウの頼みを承諾した。
410:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:08:03
昼食の時間になったが、ゲンドウは一人書斎に閉じこもっていた。
ユイはそんなゲンドウを何度も呼んだがついに彼が出て来ることは無かった。
ゲンドウを除く3人の食事の中で、シンジが本を買いに行くと言うことをユイに話した。
「あら、シンちゃん新宿まで行くの?」
「うん、そうだけど・・・。」
シンジがそう言うと、ユイは手を合わせて
「ちょうどよかったわ。今、そこの百貨店でセールやってるのよ。ついでに服買ってきてくれないかしら?」
「え?別にいいけど・・・。」
「そう、じゃあとりあえず・・・シンちゃん、自分の服を買ってくるといいわ。」
「え?母さんの服は?」
「私は自分で服を選ぶタイプだから・・・。私のはいいわ。」
すると、ユイは何か思いついたような顔をしてレイの方をみた。
「レイちゃん、あなたも一緒に行ったら?」
「・・・いかない。」
黙々と食べていたレイが箸を置いて言った。
「あら、どうして?あなたも自分の服を買ってもいいのよ?」
「・・・いかない。」
ユイは少し考えるようなしぐさをした後、口を開いた。
「・・・シンちゃんと一緒なのがそんなに恥ずかしい?」
「・・・違う。」
411:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:08:48
「ホントに?」
ユイは疑うようにして顔をレイに近づけた。
するとレイは顔をうつむけてしまった。
そんな彼女の様子に、ユイは軽く息を吐いた。
「・・・ふぅ、しょうがないわね。シンちゃん、レイの分も買ってきてちょうだい。」
「え?・・・でも。」
「仕方がないわ。セールも今日までだし・・・。」
「・・・わかりました。」
するとレイがまた箸を置いて、
「・・・碇君が選ぶの?」
と口を開いた。
「え・・・うん・・。」
「・・・やっぱり行く。」
「え?」
「そう、よかったわ。」
ユイはホッとしたように胸に手を当てた。
412:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:09:32
「ちょ、ちょっとまってよ。綾波、それってどういう意味?」
「・・・碇君のセンスは・・・信用できない・・・。」
「なっなんだよそれ!そういう綾波だってどうなのさ!」
「・・・碇君よりはマシ・・・。」
「ハイハイ、二人とも、兄妹ゲンカはそこまでにしなさい。」
「だって綾波が・・・。」
「・・・ごちそうさま。」
レイはそう言うと、さっさと部屋に向かってしまった。
「待ってよ!あ、僕もご馳走様。」
シンジも箸を置いて彼女の後についていった。
そんな二人の後姿を、ユイはじっと見つめていた。
「・・・もうすっかり兄妹らしくなったわね・・・。」
ユイは少し笑った。
413:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:10:18
シンジは自室のドアの外に立っていた。
(綾波おそいなぁ・・・)
レイは、着替えるからと言ってシンジを追い出してから、もう10分も部屋から出てこない。
シンジはドアノブに手をかけた。
そして開けようとした瞬間、
(ちょっと待てよ・・・もし綾波がまだ着替えてたら・・・。)
と、考えて、動きを止めた。
しかし、シンジの心のどこかであけて見たい気持ちがあった。
そんな自分の気持ちに気づくと、シンジは恥ずかしくなった。
(何を考えてるんだ僕は・・・。)
シンジは頭を振った。
(そういえば、綾波が外出用の服を着たとこ、見たこと無いな・・・。)
ガチャ
ドアが開いた。
「あ・・・。」
彼女の冷たい目線を感じた。
「・・・何をしてるの?」
「いや・・・これは・・・。」
といってシンジは顔を上げてレイの姿を見た。
「・・・また覗こうとしてたのね・・・。」
414:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:11:02
シンジは彼女を見たまま動かない。
レイは不思議そうに彼を見た。
それでもシンジは動かない。
レイは白いブラウスに、青色のチェックのスカートというシンプルな服装だった。
だがそれは、彼女の清楚な魅力を十二分に引き出していた。
シンジはそんなレイの姿に目を奪われていた。
「・・・碇君?」
彼女に呼びかけられて、シンジは我に返った。
「あっ、ごっごめん。」
「・・・どうしたの?」
「あ、うん。綾波のその格好、すごくかわいいなって・・・。」
シンジは少しあせっていたのか、思わず本音が出た。
415:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:11:47
「・・・えっ。」
シンジのその言葉に反応して、レイはすぐに顔を真っ赤にした。
そしてうつむきながら、
「・・・何を言うのよ・・・。」
と口を開いた。
「うん、ごめん・・・。」
シンジも自分の行ったことに気づき、恥ずかしくなってしまった。
「その・・・あの・・。」
何とかこの場の空気を変えたいと思っていたが、シンジはなんといって良いかわからなくなってしまった。
するとレイがシンジの腕をつかんだ。
彼女の甘い香りがふっとシンジを包んだ。
「・・・行こ。」
「あ・・・うん。・・・そうだね。」
レイはシンジの脇を通り過ぎて足早に玄関に向かった。
そんな彼女の後姿を、シンジはかわいいと思いながらずっと見つめていた。
416:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:12:32
二人が出かけた後、ユイはコーヒーを片手に書斎のドアの前に立っていた。
ドアを2、3回軽くたたいた。
「あなた、入るわよ。」
返事は無かった。
ユイは軽くため息をついて、ドアを開けた。
そこにはゲンドウの後姿があった。
机に向かって何かを読み込んでいるようだった。
ユイはゆっくりとゲンドウに近づいた。
「・・・あなた、コーヒーが入りましたよ。」
ゲンドウは動かない。
「・・・あなた?」
ゲンドウは聞こえてないようだった。
「・・・ふぅ。」
ユイはゲンドウの脇にコーヒーを置いた。
すると、ゲンドウは初めて気づいたように、
「あぁ、ユイか。」
と言った。
「あなた、私がいつからここにいたか、わかる?」
「うむ・・・。」
ゲンドウはわからないといった様子でコーヒーを一口飲んだ。
417:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:14:01
するとユイはクスリと笑った。
「まったく・・・変わってないわね・・・。」
そういうとユイはゲンドウの背中に覆い被さって、腕を彼の首に回した。
「・・・どうした?ユイ。」
「ううん。なんでもない。」
「・・・そうか。」
ユイは自分の顔をゲンドウの顔にすり寄せた。
「ねぇ、あなた・・・。」
「・・・何だ?」
「シンジ君とレイちゃん、うまくやっていけるかしら・・・。」
すると、ゲンドウは少し考えてから、
「・・・さあな。」
と言った。
「あら、意外とそっけない父親ね・・・。」
「・・・あの二人なら、今のところ問題ないだろう・・・。」
「・・・そうね、シンジ君の性格は、あなたに全然似てないから大丈夫ね・・・。」
ゲンドウはそんなユイの言葉に返事をしないで、黙々と目の前の紙に目を通していた。
ユイは再びクスリと笑った。
「怒った?」
「・・・いいや。」
418:先生 ◆jisaITln1s
05/04/22 01:14:53
「そう、ならいいんだけど・・・。」
ユイはゲンドウが手にしている紙にちらりと眼をやった。
「・・・何を読んでるの?」
「・・・学生の論文だ。」
「ふーん・・・どうなの?最近の学生は?」
「・・・どれも、どこかの学者の論文を引用した言葉をつなぎ合わせているだけだ・・・。面白くない・・・。」
ゲンドウは手にしていた紙の束を机に置いた。
「・・・ユイ。」
「・・・何?」
「・・・おまえには苦労をかけたな・・・。」
「・・・それはお互い様よ。」
「・・・そうか・・・。」
二人はそのままの格好で、黙ったままだった。
しばらくして、ユイが口を開いた。
「・・・こうやって、二人きりでいるのは久しぶりね・・・。」
「・・・そうだな。」
「・・・あなた。」
彼女の呼びかけに、ゲンドウは少し後ろに振り向いた。
ユイは顔を近づけて、彼の唇に自分の唇を重ねた。
おわり
419:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 01:56:18
GJです。
なんかいい感じですなぁ。
420:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 07:32:47
乙!
ほのぼのキター!
421:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 15:24:50
イヤッホーイ!! やっと投下きたぜ。待ちくたびれてたところだよ先生。乙!!
422:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 16:07:42
お疲れ様でした。ほのぼのして良い感じですね。しかし、ゲンドウとユイはなんか
過去に有った様子で興味深いところです。
423:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 18:11:17
禿萌
424:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 18:50:30
グッジョブ!!
(・∀・)イイネ!!
425:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 18:58:46
かゆい
426:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/22 21:05:07
うまい
427:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/23 00:10:44
イキがいいSS、ぐっじょぶです
いわゆる乙
428:先生 ◆jisaITln1s
05/04/25 00:30:01
影になった坂道に沿って、シンジはレイから3メートルほど後ろを駅に向かって上っていた。
上からこっちに向かって車が降りてくる気配がしたので、思わず顔を上げた。
車はシンジの脇を通り過ぎて、下に向かって走っていった。
シンジは無意識に車を目で追っていたが、それが見えなくなると、再び前を向いて歩き出した。
レイとの距離は少しばかり広がっていた。
シンジは歩く速度を上げて距離を縮め、ある程度近づくと、また元のペースに戻した。
彼女と肩を並べて歩くことは、シンジにとって恥ずかしかった。
家を出てから、シンジは自然と彼女の後に従っていた。
歩きながら、レイの傍に行こうか、とも考えた。
しかしそうすると、会話が続かなくなって、気まずくなる事は目に見えている。
さらに、近頃シンジは、彼女のそばにいると、胸が締め付けられるように苦しくなる。
理由は自分でもよく分からなかった。
顔を上げて、レイの後姿をみた。
彼女はわき目を振らず、ただまっすぐと目的地に向かって静かに歩いている。
細く華奢な体は、儚い印象を受けるが、どこか人を寄せ付けない雰囲気があるとシンジは感じた。
そんなことを考えながら歩いていると、目の前でレイが突然立ち止まり、辺りを見回しているのが目に入った。
どうしたんだろう、とシンジは不思議に思い、彼女に近づいた。
シンジは後ろから、
「どうしたの?」
と声をかけた。
429:先生 ◆jisaITln1s
05/04/25 00:31:48
そういえば家に出てから初めて彼女に話しかけたな、とシンジは思った。
レイはゆっくりとこちらに顔を向けた。
細い髪の毛が風でゆれる。
その澄んだ瞳はまっすぐシンジに向いていた。
シンジは息を飲んで、思わず目線をそらした。
「碇君・・・どっちに行けばいいの?」
ささやきかけるように言った。
シンジは顔を上げて前を見ると、先の道が二つに分かれている。
「あ・・・ああ。こっちだよ。」
と言ってシンジは彼女より先に前に進んだ。
レイは彼のすぐ後に従った。
後ろを振り返らなくても、すぐそばに彼女がいることを、シンジはハッキリと感じていた。
体の右側がじんわりと熱くなってくる。
加えて自分の息も少し荒くなった感じがしてくる。
耐え切れなくなって、シンジは歩く速度を上げた。
少しでも彼女から離れたかった。
レイのそばにいることは、シンジにいいようのない苦しみを与えていた。
430:先生 ◆jisaITln1s
05/04/25 00:33:11
しばらくして、シンジは突然誰かに腕をつかまれた。
おどろいて立ち止まり、横に目をやると、レイが息を弾ませてシンジの右腕をしっかり握っていた。
「ど・・・どうしたの?綾波。」
シンジが尋ねると、彼女は上気した顔をゆっくりと上げた。
うっすらと赤くなった顔に、シンジは少しドキリとした。
「ハァ・・・ハァ・・・。碇君・・・歩くの・・・速い。」
レイは息を整えるように途切れ途切れに話した。
「そ、そうだったかな・・・。ゴメン・・・。」
「もう少し・・・ゆっくり・・・歩こ。・・・急がなくても・・・大丈夫・・・だから。」
「そ、そうだね・・・。」
シンジが再び歩き出すのに合わせて、レイも歩き出した。
腕はつかまれたままで、シンジは戸惑った。
すぐ離すと思ってただけに、心の負担は大きかった。
手の平がうっすらと汗ばんできた。
胸の鼓動が大きくなってくる。
シンジは唾を飲み込んだ。
チラッと彼女の方を見ると、レイは気にしてないようにまっすぐ前を見て歩いている。
シンジは手をギュッと握った。
このままの状態が続くことに耐え切れなくなった。
431:先生 ◆jisaITln1s
05/04/25 00:34:13
「・・・あのさ。」
歩きながらシンジは言った。
「・・・何?」
レイは少し首を傾けて、その大きく澄んだ目をシンジの方に向けた。
そのしぐさが、なんともいえず、可愛らしく写った。
一瞬、このままでいられたら、どれだけ幸せだろうかとシンジは思った。
だが、この状態に耐えられるほど、シンジの心は強く無かった。
シンジはゆっくり口を開いた。
「・・・腕が・・・。」
「腕?」
レイは不思議そうに言った。
そして自分が自然としていた行動に気づき、
「あっ。」
と小さく声を上げて、手を離した。
彼女の顔はあっという間に真っ赤になった。
「・・・その・・・ごめんなさい。」
うつむきながら、レイは口を開いた。
432:先生 ◆jisaITln1s
05/04/25 00:35:30
そして、少し上目使いで、
「・・・嫌じゃなかった?」
とシンジに問い掛けた。
「い、嫌じゃないよ!」
シンジはすぐに否定した。
「・・・嫌なわけないじゃないか・・・。」
とレイに届くかわからないような声でつぶやいた。
「・・・よかった・・・。」
「え?」
シンジは彼女の声が聞き取れなかった。
「何?」
シンジが問い掛けると、彼女はにっこりと笑って、
「・・・何でもない・・・。」
と首を振った。
「碇君・・・行こ。」
「あ、うん・・・。」
シンジとレイは再び歩き出した。
二人は自然と肩を並べて歩いていた。
433:先生 ◆jisaITln1s
05/04/25 00:36:09
会話は無かったが、そのことで息苦しさを感じることは無かった。
先ほどまで近づき難く感じていたことがウソのようだった。
相変わらずシンジの胸の鼓動は速かったが、逃げ出したくなるような気持ちは起きなかった。
暖かいような、恥ずかしいような、甘っ苦しいような心持だった。
不意に自分の顔に笑顔が浮かんだ。
「碇君?」
シンジはハッとして彼女を見た。
「・・・どうしたの?」
シンジは急に恥ずかしくなった。
「なっ何でもないよ!」
「ふぅーん・・・。」
そう言ってレイはシンジに顔を近づけた。
434:先生 ◆jisaITln1s
05/04/25 00:37:08
「な・・・何?」
すると彼女はクスリと笑って、
「・・・変な碇君・・・。」
とつぶやいた。
「もうすぐそこなんだから、早く行こうよ。」
シンジは恥ずかしさを振り切るように駅に向かって歩き出した。
「・・・うん。」
レイもシンジと肩を並べて歩き出した。
心地よい風がシンジの体を包んだ。
そばに生える緑色の木々が、いつもにもまして心に染みた。
シンジはなんともいえない幸福を感じていた。
そしていつまでも彼女と二人で、この道を歩きつづけていられたら、どんなに幸せだろうかと考えていた。
おわり
435:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/25 01:38:05
こそばゆいこそばゆいこそばゆいーーーーー(*´Д`)'`ァ'`ァ
436:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/25 01:51:26
乙っ乙っGJ!
437:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/25 04:15:01
シンジ可愛いよシンジ
438:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/25 07:29:10
moe
439:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/25 18:22:00
ああ、なんかこういう話読むと安心するな
440:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/25 20:03:57
GJ!
441:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/26 00:08:31
もう俺のLRSは他のLRSサイトとここしかない。
貞本なんか信じるものか。
442:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/26 07:59:11
ばか?
443:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/28 19:36:11
貞本レイ(三人目)はシンジのこと覚えてるのか?
444:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/04/29 21:51:29
先生、乙
445:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/01 01:16:31
続きマダー?
446:先生 ◆jisaITln1s
05/05/01 19:53:17
階段を上り、駅のプラットフォームに出ると、休日だというのに、意外に人は少なかった。
乗車する予定の電車がまだきていないので、シンジ達はそばのベンチに腰掛けた。
ただ、二人の間には1メートルほどの間隔があった。
上を見上げると、そこには大きな雲がひとつあるだけで、心地よい青空が広がっていた。
シンジはチラッと時計を見た。
(12時半・・・)
向こうにつくのは2時半ぐらいだな、とシンジは思った。
「碇君・・・。」
「な、何?」
「碇君は、新宿に行ったことある?」
首を少し傾けながら語りかけてくる彼女のしぐさに心を奪われながら、シンジはやっとの思いで答えた。
「う・・・うん。2回ぐらいかな・・・。」
「そう・・・。」
彼女はそう言うと、顔を前に向けた。
447:先生 ◆jisaITln1s
05/05/01 19:53:50
「うん・・・。」
「・・・。」
そこで会話は終わってしまった。
シンジは少し悲しかった。
もう少し彼女と話をしたかった、とシンジは思った。
「私も。」
「え!?」
「・・・私もそれくらいしか行ったこと無い・・・。」
「あ・・・そっか、そうなんだ。・・・そうだよね。」
その時、電車がホームにやってきた。
「あ、来た。綾波、行こう。」
彼女はコックリとうなずいて、立ち上がった。
448:先生 ◆jisaITln1s
05/05/01 19:54:24
シンジはレイのはす向かいに座った。
先ほどのベンチでもシンジは胸が高鳴っていた。
だからこう座ることで、少しでも落ち着こうとシンジは考えた。
だがその考えは失敗に終わった。
向かいに座ってしまったことで、彼女の顔が正面に見える。
シンジはうつむいたままで、前を見ることができなかった。
少しだけ顔を上げてみた。
レイは家から持って来た文庫本に目を通していた。
彼女の目がチラッとシンジの方に向いた。
シンジはすぐに目をそらした。
見てたのがバレたかな、とシンジは思った。
おそるおそるもう一度顔を上げると、彼女は先ほどと変わらず、本を読んでいた。
シンジはホッとしたが、心のどこかでガッカリしていた。
理由はよくわからなかった。
449:先生 ◆jisaITln1s
05/05/01 19:55:17
目的地に近づくにつれて、人が多くなってきた。
そしてとうとうレイの姿がまったく見えなくなるほど満員になった。
ふと、前に目をやると、おばあさんが苦しそうにつり革につかまりながら立っていた。
シンジは立ち上がって
「あ、おばあさん。こちらに座ってください。」
と声をかけた。
「え、いいんですか?」
「はい、どうぞ。」
「すいません、ありがとう。」
そう言うと、おばあさんは笑顔でイスに座った。
その時、電車が急カーブでゆれた。
シンジはそのせいで、後ろの人に当たってしまった。
「あ、すいません。」
「いえ・・・。」
シンジはその声を聞いて驚いた。
「あ、綾波?」
「・・・碇君?」
二人は背中合わせで立っていた。
450:先生 ◆jisaITln1s
05/05/01 19:56:02
「ど、どうして・・・。」
「別に・・・。」
彼女の答えはそっけなかったが、おそらく自分と同じで席を譲ったんだな、とシンジは思った。
だがすぐに冷静ではいられなくなった。
彼女の背中と自分の背中が、ぴったりと密着していた。
離れようにも、人が多くて身動きが取れなかった。
シンジは背中がだんだん熱くなってきているのを感じた。
(ど、どうしよう・・・。)
電車が止まり、多くの人が入ってき、。シンジとレイはさらに密着した。
自分の背中が汗ばんでいることをシンジは感じた。
シンジは早く着いてくれることだけを願った。
この状況に、長い時間耐えられそうも無かった。
そのとき、自分の手が誰かに握られたのを感じた。
シンジはビックリして、ゆっくりと自分の手に目線を移した。
(ウソ!?)
シンジは眼を疑った。
レイが、自分の手をしっかりと握っているのが目に入った。
451:先生 ◆jisaITln1s
05/05/01 19:56:47
(え!?えええ!?)
シンジは混乱した。
(な、ななな何で?)
目の前がグルグルと回った。
シンジが落ち着こうと、息を大きく吸ったとき、あることに気づいた。
自分の手を握っている彼女の手が、かすかに震えている。
そのとき、シンジは理解した。
レイは良くなっているとはいえ、男性恐怖症だった。
満員電車で、数多くの男性と、仕方なく接してしまう。
そのことが彼女にどれだけの恐怖を与えているか、シンジは今になってやっと気づいた。
そして、いままで彼女のことを考えず、自分のことだけを考えていたことに後悔した。
冷静になったシンジは、震える彼女の手をギュッと握り返した。
大丈夫、僕がついているから心配ない、という思いをこめながら強くてを握った。
その思いが伝わったのか、彼女の震えがゆっくりとおさまっていった。
そしてレイもシンジの手をそっと握り返した。
電車はゆっくりと減速した。
452:先生 ◆jisaITln1s
05/05/01 19:57:32
「まもなく、新宿です。」
と言うアナウンスの後、電車のドアが開いた。
二人は手を握りながら、人の波に押される形で外に出た。
「ふぅ、疲れた。」
「・・・。」
「綾波、大丈夫だった?」
彼女は顔をうつむけたままうなずいた。
そして小さな声で
「・・・碇君がいたから・・・。」
とつぶやいた。
「え?何?」
「・・・何でもない。」
「ふーん・・・。まあいいや、じゃ行こう。」
「碇君・・・。」
「何?」
「・・・手。」
453:先生 ◆jisaITln1s
05/05/01 19:58:18
「手?・・・あ!ゴ、ゴメン!」
といってシンジは手を離した。
レイは顔を横に振って
「いいの・・・。嬉しかった。」
と言った。
「あ・・・うん。・・・そっか・・・。」
シンジは予想してなかった彼女の言葉に恥ずかしくなった。
「碇君・・・早く。」
「え?・・・うん、そうだね。」
そう言って、シンジは再び歩き出した。
時刻は2時半を過ぎたばかりだった。
おわり
454:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/01 20:06:46
先生乙
今回も(・∀・)イイ
455:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/01 20:51:31
投下来てたし!!先生GJ!!
456:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/01 20:52:01
GJ!GJ!
最近このスレの更新が楽しみでしょうがない。
457:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/01 22:31:43
キテタ♪キテタ♪(b^-^)GJ!
458:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/02 00:20:45
ネ申
459:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/02 01:05:24
いいなあ
いやされる
今日はパチのエヴァでけちょんけちょんにされたんで、 んだよ使えねえな綾波さんは!とか思ってたのにw
とても同じ人とは思えない(同じじゃないか
460:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/02 01:06:43
はやくぶちゅーっとやっちゃえよシンジ!
461:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/02 01:20:54
いいわー。マジ癒される感じする。ゆっくりと深く仲良くなって欲しいね。
462:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/03 11:35:59
>>460
おまえのようなすぐに、直球投げる奴は女に嫌われるな
463: ◆x75mrwOncU
05/05/03 23:18:34
それは突然の出来事で当人達も、まさかこのような非常識なことが
起こりうるとは思ってもみなかった。だが、事実起こってしまいそして
元の通りに戻るための手段などわからないが故に、ある意味では、
幸せな日常が送れることになろうとは誰もが予想だにしていなかった。
「仲良くしましょ」
「命令があればそうするわ」
二人の出会いは実に最悪の関係で始まった。しかしその放課後、シンジ
を挟んで両端にアスカとレイが並んで帰っていた。
「あ、あのさ・・・・」 シンジは実に居心地の悪さを感じていた
---- どうして、二人けんかしているんだろう。なんかすごく険悪な雰囲気だな
「なによ、いいたいことあるならはっきりいいなさいよ」
「いや、あのね、なんか二人ともさ」
そのときだった、横断歩道を渡っている二人に軽トラックがつっこんできた。
「!!惣流、危ない」
「え?」
シンジは咄嗟にアスカの体を抱え、レイの腕をつかみそれをさけようとした。
ブブーーーーン 車が通りすぎる
3人は反対側に倒れ混みアスカとレイのおでこは赤く腫れていた。
「惣流、綾波 大丈夫?」
「大丈夫なわけないでしょうが」
「・・・痛い」
しかし、碇シンジには一体なにが起こったのかは理解できなかったようだ。
第一声は、綾波レイから発せられ、第弐声は惣流アスカから発せられたよう
にしか見えなかった。
464: ◆x75mrwOncU
05/05/03 23:28:42
「助けるのはよしとしても、このおでこどうしてくれるのよ。腫れちゃったじゃない」
どうやら、助ける時にアスカとレイが頭突きしあう形になり、両者ともおでこが赤く
腫れている。しかも胸ぐら捕まれて、すごまれてシンジはたじたじだった。
だが、問題はそんなことじゃない。
「え、あ、ご、、、、ごめん。綾波」
「あんた、どっちに声掛けてんのよ。あたしの目を見なさいよ」
「!?え、あ 綾波がそういうから綾波見ていっているんだけれど」
「ファーストはこっちでしょうが」
そう言い放ってからもう一方を見ると、何故か自分がいる。
------あれ、なんか変ねぇ。どうしてアタシがそっちにいるの?っていうかなにこれ・・・・
「・・・何?」
「あ、あ、あんた」
「・・・何?」
「どうして、あたしが目の前にって、、、、まさか」
そういって、手鏡を取り出し自分の顔を見てみる
そこには赤い目と青いショートカットの驚きと怒りに満ちた顔が映っていた
「いやーーーーーーーーーーーあぁぁぁぁぁぁ」
数分後・・・・
「え、じゃぁ、綾波と惣流入れ替わっちゃったってわけ?」
「そうよ。みりゃわかるでしょうが」
「なんか、綾波に怒られているみたいで、変な気分だな」
「私はこっちよ」
そこには、無表情のアスカの顔
「っていうか、これからどうしたらいいのよ。まったく」
「そんなこといったって、。っってあれ、いない!!」
「あぁ、ファースト勝手に帰ったわね。あいつ・・・・・」
「しょうがない。このまま家に帰ろうよ。」
しかたないので、二人はコンフォート17に帰ることになった。
465: ◆x75mrwOncU
05/05/03 23:41:50
「ただいま」「たっだいまー」
「お帰り、シンジ君 ・・・・・ レイ、何か用でもあったの?」
「うるさいわね。自宅に帰ってきてなにがわるいのよ。全く」
「!?!?!?!?」
「あ、あのミサトさん あとで説明するから」
「ねぇ、今あがってきたのレイよね?なんかえらく人格変わってない?」
「あははは・・・・・」
それから数時間、ミサトの頭の中は混乱状態であった。あのレイがガツガツ
と夕食を食べてる上に、タオル一枚でお風呂から上がってそこらじゅうを歩き
まわったり、牛乳をパックのままラッパ飲みするわ、ラフな格好であぐらをか
いてテレビを見始めるわ、飲んでいたビールの味がまるで記憶に残らなかった。
「し、しんちゃん ちょっと」
「え、あ そうか。説明するの忘れてました。ちょっと家事が忙しかったんで」
「レイ、どうしちゃったの?」
「簡単にいうとですね、綾波に見えますけれど中身、惣流なんです。」
「ふぇ?」
「ですから、外見は綾波なんですけれど、中身が入れ替わっちゃって。綾波
はちゃんと家に帰ってますよ。外見が惣流ですけれど」
「ふぇ?」
1時間ほど経過してようやく事態を飲み込めたミサトはそれでも外見が綾波
レイである以上、ものすごく違和感を覚えていた。当然声も綾波レイなわけで
明日からどうやって生活しようか本気で悩んでいた。
とうのシンジも
------綾波の姿でタオル一枚で出てきた時には、ドキドキしちゃったよ全く
------中身が惣流だってわかっちゃいるんだけれど、綾波にシンジってよば
れているみたいで、なんだかなぁ。綾波のほうは、大丈夫なのかな
466: ◆x75mrwOncU
05/05/03 23:52:50
次の朝、やはり登校しないわけにもいかず、そしてまた当然のように学校
は騒然となった
「な、なんで綾波とシンジが一緒に登校してきてんだ?」 とか
「なんか、今日の惣流、ずいぶんしおらしいやないか」 とか
「綾波、随分とまぁ、明るい性格になったもんだ」 とか
「惣流さん、おしとやかになっちゃって、もう完璧」 とか
しかし、その日の昼休み いつものメンツが集まって事情を知ると
「なんや、そういうことかいな。随分と綾波の性格かわりよったと思った
が。じゃぁ、こっちの惣流の顔しとんのが綾波かい」
「えぇ、そうよ」
「なんか、新鮮だ・・・カメラに納めておこう」
「けれど、二人とも大変ね。これから」
「全くよ。ひかり 男子どものいやらしい目にさらされていると思うと虫酸
が走るわよ」
-------綾波は体がかわっちゃってもいつものマイペースか。外見がアスカ
なんだけれど雰囲気が変わってないなぁ。
「たとえば、このバカシンジみたいな目ね。あんた、アタシの体見つめないで
よ。全く変態が」
「ち、違うよ。綾波が・・・・」
「綾波がぁ じゃないでしょうが」
しかし、ことはそんなに単純ではなくなるのが、この後起きた使徒の襲来で、
はっきりすることになる。
467:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/04 22:56:51
乙
468:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/05 03:47:31
はっきり言っていい?なんつーか今の時点ではっきり言って微妙。
469:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/05 23:14:42
こう言っちゃアレだが、使い古されたネタだからな~
470:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/05 23:50:46
なんか文章も微妙
471:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/05 23:52:55
おまえら、はっきり言えよ。つまんねって
472:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/06 03:23:13
投下お疲れ様です。私は応援してるので続き頑張ってください。
使い古されたネタだと言う意見は翻って言えば王道ということなんで、
初めての投下なら全然良いと思いますよ。
あ、文末の表現は「…た」の形ばかりではなく、色々変えてみると良いと思いますよ。
あと、会話の羅列だけというイメージをもたれないように会話の間に
もっと地の文を挟むんだほうが良いとも思います。
では、続き期待して待たせて頂きます。
473:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/08 23:23:11
マダー?
474:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/09 14:22:54
君には期待しているよ
475:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:09:33
駅構内から外に続く階段を上がると、多くの人々が道を行き交っていた。
やはり、休日だからこんなにも人が多いんだと、シンジは改めて思った。
「えっと・・・。」
シンジはゲンドウから預かったメモを取り出した。
そこに記された場所は、ここからすぐ目の前だった。
「じゃ綾波、行こう。」
そう言って隣を見ると、レイが前をじっと見ているのが目に入った。
「綾波、どうしたの?」
その声にレイはハッとして、
「うん・・・こんなに人が多いなんて、思わなかったから・・・。」
と答えた。
「あ・・・そっか・・・。」
シンジは、電車での彼女の様子を思い出した。
「綾波・・・大丈夫?」
「うん、大丈夫・・・。心配しないで。」
そう言ってレイは少し微笑んだ。
彼女の笑顔を見ると、シンジも安心した。
(大丈夫みたいだな。)
そしてシンジは目線を移して、ちらりと本屋の方をうかがった。
「じゃ僕は向こうの本屋に行くけど、綾波はどうする?」
476:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:10:18
すると彼女は不思議そうに首をかしげた。
「あの・・・僕が本屋に行ってる間に、綾波は先に服を買いに行ったらどうかな・・・って思ったんだけど。」
シンジがそう言うと、レイは少し眉をひそめた。
「・・・綾波?」
「・・・私と一緒にいるのが嫌なの?」
「えっ?」
彼女の言葉は、シンジがまったく予期していなかったものだった。
自分の本心はむしろ逆だった。
シンジは彼女と一緒にいるのがとても恥ずかしかった。
はたから見ると、自分たちはどういう風に見えるかと考えると冷静でいられなくなる。
だから少し距離をおきたいとシンジは思っていた。
「・・・そうなの?」
「そっそんなわけないじゃないか!・・・何言ってんだよ。」
「そっか・・・よかった。」
477:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:11:01
レイはまた笑顔を見せた。
シンジは背筋がゾクッとするのを感じた。
彼女の表情の落差に思わず惹きつけられてた。
「私も行く。」
「・・・。」
「・・・碇君?」
「・・・え?ゴメン、何?」
「私も一緒に本屋に行く。」
「あ・・・うん。」
「・・・はぐれると困るから・・・。」
「そっか・・・じゃ行こう。すぐそこだから。」
といってシンジは歩きだした。
レイもすぐ後に従った。
478:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:11:47
本屋のすぐそばまで、二人は無言で歩きつづけた。
シンジはレイに何度も話し掛けようと思ったが、話題が見つからなかった。
彼女も居心地が悪いのではないかと心配になった。
「碇君。」
レイが先に口を開いた。
こういうとき、いつも自分は話し掛けられるほうだなとシンジは思った。
「何?」
歩きながらシンジは答えた。
「・・・どうしてさっきあんな事言ったの?」
「あんな事?」
「・・・私に先に服を買いに行ったらって。」
「あぁ・・・それは・・・。」
シンジは思わず本音を言いそうになった。
「それは?」
479:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:12:33
「その・・・ほら・・・。」
シンジは何か別の理由を探そうとしたが、なかなか見つからない。
レイは大きな瞳をシンジに向けていた。
「・・・別に理由はないよ。」
シンジはやっとの思いで言った。
「ホントに?」
彼女は顔を近づけた。
シンジの胸は高鳴った。
「ホ、ホントだよ。」
「そう・・・。」
彼女は残念そうに息を吐いた。
いったい僕がどう答えると思っていたんだろう、とシンジは思った。
480:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:13:17
そして書店にたどり着いた。
二人は中に入り、そしてシンジはまず壁にかけられている案内板を見た。
新刊コーナーや、文庫・新書コーナーが1フロアずつあり、目的の本は5階にあるらしいことがわかった。
「じゃ僕は5階まで行くから、綾波はこの辺りで待っててよ。」
「えっ・・・?」
「すぐ戻ってくるから。」
そういってシンジはレイの返事を待たずにそばの階段を上っていった。
「あっ・・・碇君・・・。」
彼女の声はシンジには届かなかった。
481:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:14:02
3階まで一気に駆け上がったシンジは、そこで一息ついた。
ふーっと息を吐いてから、シンジは再び階段を上り始めた。
彼女が「一緒に行く」といったとき、シンジは心のどこかで嬉しいと感じていた。
しかし、そうなるといつも逃げ出したくなるのも確かだった。
(どうしてだろう・・・。)
と、シンジは考えた。
つい最近までは、こんな感情を抱いたこと無かった。
レイをいとおしい、かわいいとは感じていたが、そばにいて胸が高鳴ることは無かった。
それは妹を持つ兄の感情だとシンジは感じていた。
だが最近はまったく違う。
もし彼女が妹でなく、ただの女性だったら、シンジはこの感情に素直になれたのかもしれない。
(ひょっとして僕は・・・。)
そこまで考えて、シンジはハッとし、頭を振った。
すでに5階にたどり着いていた。
もう一度メモを取り出し、本の題名を確認した。
482:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:14:47
生物のコーナーにたどり着いて、シンジは本を探した。
「あ・・・あった。」
その本は思っていたよりは厚くなく、持ってみると意外に軽かった。
シンジは本を手にしたままレジに向かった。
「いらっしゃいませ。」
店員がにこやかに答えた。
「コレ、お願いします。」
「はい・・・・1980円になります。」
(薄い割に高いんだな・・・。)
シンジは父から預かっていたお金を出した。
「ありがとうございました。」
シンジはレジを後にし、階段に向かった。
そこで一瞬立ち止まり、大きく息を吸った。
483:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:15:33
1階にたどり着いたシンジは、辺りを見回してレイの姿を探した。
しかしどこにも彼女の姿は無かった。
(綾波・・・?)
1階のすべての場所を探したが、見つけることができない。
シンジは突然大きな不安に襲われた。
心の中で何度も彼女の名前を唱えた。
もし、彼女が自分の手が届かない遠くに行ってしまったら、と考えるとシンジは冷静でいられなくなった。
ふと、シンジは顔を上げた。
外に通じる自動ドアの向こうに、彼女の青い髪が見えた。
シンジはほっと息を吐いた。
(何をあせってたんだ・・・僕は・・・。)
シンジは外に出ようと、歩き出した。
484:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:16:17
書店を出たとき、レイの様子がおかしいことに気づいた。
よく見ると、彼女のそばで見知らぬ男性がしつこくレイに歩み寄っていた。
シンジの胸の奥で、ふつふつと煮えたぎるような感情が湧いた。
そしてすぐさまレイのもとまで駆け寄った。
「綾波。」
「あ、碇君・・・。」
「行こう。」
そう言ってシンジは彼女の腕を引いた。
「あっ。」
レイはシンジの力が思ったより強かったので、一瞬よろけてしまった。
シンジはそばの男性に一瞥して歩き出した。
「あの・・・。」
その男性は呆然と立ち尽くしたままだった。
485:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:17:02
「碇君。」
とレイは呼びかけたが、シンジは彼女の腕を引いたままずっと前を見て歩いていた。
「碇君・・・。」
シンジはまだ答えない。
「碇く・・・」
もう一度呼びかけようとしたとき、シンジは急に立ち止まり、手を離した。
その拍子で、レイはシンジの背中にぶつかってしまった。
「痛っ。」
レイは顔を手で抑えた。
シンジはまだ前を向いたままだった。
「碇君?」
「ゴメン、綾波。」
「え?」
「ゴメン、綾波を一人にして・・・さっき、大丈夫だった?」
「あ・・・うん。」
「そう・・・良かった。」
シンジはニッコリと笑った。
それを見たレイは思わず顔を赤くしてうつむいてしまった。
「さっき綾波が1階にいないから、心配したよ。」
「・・・そう。」
486:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:17:47
レイはうつむいたまま答えた。
「綾波・・・それ何?」
シンジは彼女が握っている一切れの紙が気になって尋ねた。
「これは・・・さっきの人がくれたの。」
それを聞いてシンジはレイの手から紙を奪った。
どうやら名刺のようだった。
「・・・・芸能プロダクション。・・・何コレ。」
「うん、気が向いたら電話してって・・・。」
「ふ、ふぅーん。」
シンジは言いようの無い居心地の悪さを感じていた。
「僕はてっきり・・・ナンパかと思った。」
「・・・ナンパ?」
「うん・・・それで綾波が話し掛けられてるのが目に入って・・・。」
「・・・。」
「なんかよくわからなくなって・・・思わず綾波の手を引っ張って・・・悪いことしちゃったかな・・・。」
シンジはそこまで言ってレイの方を見た。
彼女は顔を真っ赤にしている。
シンジと目が合ったとき、彼女はすぐにうつむいてしまった。
「綾波?」
なぜ彼女がこのような状態なのか、シンジにはわからなかった。
487:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:18:51
「どうしたの?」
シンジが歩み寄ると、レイはポツリとつぶやいた。
「・・・バカ。」
「えっ・・・。」
シンジが言葉を失っている間、レイはの腕を引いて口を開いた。
「もう、平気だから・・・。」
「あ・・・うん。」
そしてレイは前に歩き出した。
シンジもあとに続いた。
ただ、彼女のつぶやいた「・・・バカ。」という言葉が、ずっとシンジの頭に引っかかっていた。
おわり
488:先生 ◆jisaITln1s
05/05/09 23:21:44
ふぅーやっと終わった。
というかまだ二人のお出かけが続いてるんですよね。
長すぎと思っていながら、あと2~3回は続きます。
さて、このパートが終わったら、アスカとかカヲルとか二人に絡めようかな・・・。
長々と独り言すいません。
ではまた次の機会に。
489:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/10 03:42:00
投下ご苦労様。と言うか、ありがとう、いつも面白い作品提供してくれて
仕事帰りに癒されました。続き期待してます。
ああ、レイがかわいいなァ
490:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/10 12:25:12
禿おってゅ。続き期待!
491:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/12 06:05:05 gscbLrKm
age
(・∀・)イイ
492:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/12 19:25:04
グッジョブ(*´Д`)ハァハァ
493:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/12 19:38:09
ながちゃん とかいうクソッタレの小説と、とりもちとかいうクソッタレ以外で
マイナーながら素敵なLRS長編ありますか?
494:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/12 20:05:05
>>493
スレ違いね。
お勧めLRS小説を教えて…スレは
スレリンク(eva板)l50
ここね。あと、君のような書き方は荒れる原因になるのでもうちょっと
言葉遣いを優しくしようね。
気に入らないかもしれないけど、私のお勧めは
MIDNIGHT SUN
にあるエヴァンゲリオン戦記。かなり設定が人を選ぶ話だけど個人的には
かなりいいと思う。まぁここらは個人の感性なんでどうこう言わないでね。
495:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/16 12:50:53
確かにいいね。
496:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/16 23:37:33
まだー?
497:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/17 01:38:41
投下まだーーーーーーーーーーーーーーーーーー??
498:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 16:54:00
「碇君。」
シンジが考え込んでいるとき、不意にレイの声がしたので顔を上げると、
彼女の顔がすぐ近くだったことにシンジは驚いた。
レイはそれを気にもかけず続けた。
「・・・今セールをやってるデパートって、どこ?」
「え?知らないの?」
彼女はこっくりうなづいた。
じゃあ何でさっさと歩いていったのかシンジは不思議に思ったが、口にはしなかった。
「ちょっと待って、母さんから地図もらったから・・・。」
シンジはポケットを探った。
「たしかここに・・・あった。」
シンジは取り出した紙を見て、場所を確認してみた。
「・・・ここじゃないみたいだな。」
「・・・そう。」
「うん・・・ここからだいぶ離れてる。・・・歩いて10分ぐらい・・・。」
499:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 16:54:51
するとレイがふわりと顔を寄せて覗き込んできた。
彼女の髪がシンジの腕に触れた。
シンジは思わずドキリとした。
「・・・ホント。・・・結構遠い。」
彼女の吐息がシンジの手に感じられた。
シンジは反射的にそこから離れた。
「碇君、どうしたの?」
「いっいや、なんでもないよ。」
「・・・なんだか、変。」
「べっ別に変じゃないよ。」
「そう・・・。」
「じゃ、早く行こう。」
「うん・・・。」
シンジ達は目的地に向けて歩き出したが、シンジの胸は高鳴ったままだった。
500:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 16:55:36
あまり会話も無いまま、二人は目的地に到着した。
シンジは中に入り、案内板を見た。
洋服売り場は3階だった。
「綾波、3階で売ってるみたいだよ。」
そう言ってシンジは振り向いた。
レイはうつむいたままだった。
「綾波?」
すると彼女はゆっくり顔を上げた。
レイはまったくの無表情だった。
シンジは寒気がするのを覚えた。
「どっどうしたの?」
シンジは声が震えそうなのを抑えていった。
「・・・別に。」
「あ・・・そっか。」
「碇君こそ・・・何?」
「あ・・・あのさ、3階で服を売ってるらしいよ。」
「そう・・・じゃ、行きましょ。」
と言って彼女はスッとシンジの横を通り過ぎた。
シンジは彼女の様子がいつもと違うなことを不思議に思いながらも後に続いた。
501:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 16:56:20
そばにエスカレーターがあったので、レイはそれに乗った。
シンジも少し遅れて乗った。
(綾波・・・どうしたんだろう・・・)
シンジは彼女が先ほど見せた表情を思い返していた。
(最近はあんな表情を見せていなかったのに・・・)
もしかして自分がさっき見せた態度が原因ではないかとシンジは思った。
シンジは顔を上げて彼女の方を見た。
(・・・また避けていると思われちゃったのかな・・・)
本当は違うのにとシンジは心の中で叫んだ。
説明したくてもできないことにシンジはもどかしさを感じていた。
彼女の後姿をじっと眺めながら、シンジはゆっくりと息を吐いた。
レイは青いスカートから細く、白い足をのぞかせている。
シンジの位置からだと、それが良く見えた。
すらりとした足には、どんなスカートも似合うんだろうなとシンジは思った。
それにもう少しで・・・
502:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 16:57:05
その時シンジはハッとして顔をそむけた。
(な、何をやってるんだ僕は。)
シンジは心拍数が上がっていくのを感じた。
(でも気づいてない見たいだし・・・)
シンジはもう一度顔を上げようと・・・
(だめだ、だめだ!何を考えてるんだ僕は・・・。)
シンジは頭を振ってその考えを振り払った。
(・・・大体、綾波のスカートが短すぎるんだよ・・・)
「碇君・・・。」
「うわっ!なっなっ何!?」
「・・・もう3階についたけど・・・。」
「え?あ・・・うん・・・そう。」
「・・・どうしたの?碇君。・・・顔が真っ赤。」
「あっこれは何でもないよ!」
「ホント?」
503:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 16:57:50
「ホント!ホントだよ!」
「そう・・・。」
レイはニッコリと笑った。
(ふぅ・・・よかった。気づかれなくて・・・。)
シンジはゆっくりと深呼吸した。
そして気持ちを落ち着けて前を見た。
シンジは我が目を疑った。
そこには黒山の人だかりがいたるところに広がっていた。
シンジはその場に立ち尽くしてしまった。
「ちょっと!そこどいてよ!」
後ろから誰かにつつかれた。
「あっすいません。」
シンジがそう言って道をあけると、すごい勢いでおばさんたちが通り過ぎていった。
「すごい人だね・・・。」
シンジはあきれた様子で言った。
504:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 16:58:51
「そうね。」
「・・・綾波・・・大丈夫?」
「・・・何が?」
「え?何がって・・・。」
するとレイが人ごみに突入しようと前に進んだ。
「ちょ、ちょっと待って!」
シンジが彼女の腕をつかんだ。
「何?」
「何って・・・綾波は、その・・・人ごみとか苦手じゃなかったっけ?」
「・・・関係ないわ。」
「関係ないって・・・。」
レイはそのまま前に進んで人ごみの中に消えていった。
「うわ!待ってよ!」
シンジはそこに飛び込むのに一瞬躊躇したが、かまわず進んでいった。
505:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 16:59:38
「フゥー・・・。」
シンジはそばのベンチに座り込んだ。
「碇君、大丈夫?」
隣に座っているレイが声をかけた。
「あ・・・うん。全然大丈夫。」
「そう。」
シンジは彼女が平気そうなのが不思議でたまらなかった。
(あれだけ動き回ったのに・・・息ひとつ切れてないなんて・・・。)
それに自分の方が先にへばってしまうなんて情けないと思っていた。
「それにしても・・・綾波、一着も服買ってないよね。」
「うん・・・全然いいの無かったから・・・。」
「あ、そうなんだ・・・。けど僕が着る分にはちょうどいいんじゃ・・・。」
「・・・そんな風だから碇君は成長しないの。」
「なっそれは・・・」
その言葉をさえぎるように、レイが彼の唇を手でふさいだ。
506:先生 ◆jisaITln1s
05/05/17 17:01:35
「いいから、私の言う通りにして・・・。」
微笑みながら彼女はシンジにささやいた。
シンジは顔を赤くしながらうなづいた。
「このデパート内に、他の洋服店があるかどうか探して見ましょう。」
レイはシンジの口から手を離してゆっくり立ち上がった。
「でっでも、ここの店以外はセールやってないんじゃ・・・。」
「ただ安い服よりも・・・高くていい服を買ったほうがいいから・・・。長く着られるし・・・。」
「あ・・・そっか。」
「じゃ、行きましょう。」
シンジも立ち上がって、彼女の後に従った。
(・・・ひょっとしたら僕は一生綾波に逆らえないのかも・・・)
そんな考えがシンジの頭をよぎった。
おわり(つかれたー、もうやめようかな・・・。)
507:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/17 17:22:27
お疲れさん。相変わらずの好作品。
それにしても、やめないデー。楽しみにしてるんだよー。
でも、つかれたのなら無理しないで暫らく休むというのもいいと思う。
作者さんが楽しんで書けなかったら意味ないと思うし。
そうなったら私はゆっくり待ちますよ。
508:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/17 19:56:46
乙であります!
509:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/17 22:37:53
乙です!やめないでぇ…数少ない楽しみなんだ…
510:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/18 19:51:15
乙!やめないで下さいね(´・ω・`)
511:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/18 20:12:42
貞本のように長期休載しても全然かまいませんからお願いします。
512:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/18 20:22:00
やめたきゃやめれば
513:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/18 20:34:10
無理して書き続けることもないんじゃない
514:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/18 20:34:36
512
515:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/19 11:00:43
は皮かむり
516:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/20 18:59:36
あぁ…乙です。作者様には妹はいらっしゃるのか?こんな妹が欲しい(´・ω・)
517:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/20 19:27:01
妹萌え
518:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/20 22:22:22
嫌々書いてるんならもう投下しなくてもいいよ先生。
そんな作品あんまり見たいとも思わないし。俺はあなたの作品好きだったから
続きが見れないのは残念っちゃー残念だけど。疲れたんなら周りを気にしながら
無理して書く必要もないと思う。
519:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/20 22:29:06
たぶん、みんなが引き留めると思っていたんだろうなあ
520:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/20 22:54:25
俺もそう思う。残念だが作者が嫌々書いてる作品見たって面白くもなんともないし。
投下したくないんならもうしなくてもいいよ。今まで乙でした。
>>519
君もよけいな事言わなくていいと思うよ。
521:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/21 01:30:29
<電車の中にて>
「碇君、どうして私の料理を食べないの?(怒)」
「許せなかったんだ。綾波が、いつも僕が作った料理に
ニンニク(6個分)をすりおろしてかけるのが・・・・・」
「あなたはニンニク料理を食べようとしたの?」
「食べようとした。」
「どうして食べようとしないの?(怒怒)」
「食べようとしたんだよっ!!」
「どうして食べようとしないの?(怒怒怒)」
「食べようとしたんだってば!!でも、綾波はニンニクの量の
加減を覚えてくれようとしないんだ」
「そうやって、嫌な食べ物から逃げ出すのね・・」
「いいじゃないかっ!?綾波は「特製よ・・・・(ポッ)」って
いってるけど、ただのニンニクかけすぎの料理じゃないか!?
臭い料理から逃げ出して、何が悪いんだっ!!」
ガタンッ・・・・・
ゴトン・・・・・
ガタン・・・・・
ゴトンッ・・・・・
<終>
522:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/21 01:32:17
スレ違いスマソ(´・ω・)
523:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/21 16:01:45
晒しage
524:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/21 16:06:16
>>521
場が少し和んだから良しとしよう。
525:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/21 19:22:17
乙ー
526:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/22 15:26:11
綾波は今日も学校を休んだ。僕やアスカは毎日ネルフで顔を合わせているけど、ケンスケなんかは被写体がいなくなっているから文句を言っている。
そんなこんなでようやく綾波の住んでいるマンションに着いた。
「綾波…いるかな?」僕は鳴らないと知りつつも一応インターホンを押してみた。返事はない。
「綾波ー!入るよ!今日学校で渡されたプリント持って来たから!」
やっぱり綾波の部屋には包帯や血まみれのティッシュが散乱していた。しかし、肝心の綾波がいない。
「ひょっとしてまたお風呂とかかな…」 そんな音は聞こえない。ちょっと残念かな…。
「な、なにを考えているんだ僕は…」
ちょっと顔が赤くなってしまったようだ。
「何を考えていたの?碇君。」
そこにはまたバスタオル一枚の綾波がいた…
527:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/22 16:52:31
綾波は今日も学校を休んだ。僕やアスカは毎日ネルフで顔を合わせているけど、ケンスケなんかは被写体がいなくなっているから文句を言っている。
そんなこんなでようやく綾波の住んでいるマンションに着いた。
「綾波…いるかな?」僕は鳴らないと知りつつも一応インターホンを押してみた。返事はない。
「綾波ー!入るよ!今日学校で渡されたプリント持って来たから!」
やっぱり綾波の部屋には包帯や血まみれのティッシュが散乱していた。しかし、肝心の綾波がいない。
「ひょっとしてまたお風呂とかかな…」 そんな音は聞こえない。ちょっと残念かな…。
「な、なにを考えているんだ僕は…」
ちょっと顔が赤くなってしまったようだ。
「何を考えていたの?碇君。」
そこにはまたバスタオル一枚の綾波がいた…
528:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/22 16:53:39
連投スマソorz
529:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/22 16:58:44
>>528
同人の焼き直しイクナイ
530:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/22 19:37:26
ケンスケが綾波の写真を売ってたという描写はないよね。
531:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/22 19:55:09
>>529何て同人?
532:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/23 02:02:45
またひとり、ネ申が去ってしまったのか……。
取りあえず乙です先生。
そのうち違う作品でもいいから会える事を…。
533:先生 ◆jisaITln1s
05/05/23 06:25:20
「へぇー、結構服売ってるとこ多いんだね。」
シンジは辺りを見回しながら言った。
紳士服や、婦人服の専門店から、若者向けの服を売っているところまでいろいろな店がデパート内にあった。
さきほどの階に比べて人も少なく、ここならゆっくりと服を選べそうだとシンジは思った。
レイはふっとそばの店に入った。
シンジはそこを通り過ぎそうになったが、慌てて中に入っていった。
店内はそう派手な服はなく、落ち着いた様子だった。
彼女の雰囲気にぴったりだな、とシンジは思った。
「いらっしゃい。」
すぐ後ろから声がしたので、シンジは思わず声を出しそうになった。
高鳴る胸を抑えながらゆっくり振り返ると、そこにはやさしそうなおばあさんがニッコリ微笑んでいた。
シンジはほっと胸をなでおろした。
「おや、驚かせちゃったかね?」
「あ、いえ。そんなことないです・・・。」
するとおばあさんが顔を近づけてきた。
534:先生 ◆jisaITln1s
05/05/23 06:26:05
「な・・・なんですか?」
「・・・キミは彼女とどういう関係?」
「は?」
「だからレイちゃんとどういう関係なんだい?」
おばあちゃんはさらに顔を近づけた。
「あのっ・・・かっ彼女は妹です。」
「いもうと?」
そう言うとおばあさんは首にぶら下げていたメガネをかけ直した。
「・・・言われてみると似てなくもないねぇ・・・。」
「え?そ、そうですか?・・・一応義理の兄弟なんですけど・・・。」
「義理?」
「あ、はい。両親は再婚で、僕は父の、彼女は母の連れ子なんです。」
「ほーそうなのかい。・・・それにしてもよく似てるねぇ。」
「あ、ハハハ。」
(僕の話聞こえてるよな・・・。)
535:先生 ◆jisaITln1s
05/05/23 06:26:51
シンジはふとおばあさんの言葉を思い返した。
するとあることがシンジの頭に引っかかった。
「・・・ところでおばあさん。」
「ん、なんだい?」
「あの、綾波の・・・いや、妹の名前を知ってたみたいですけど・・・いったいどうして・・・。」
「あぁ、それはね・・・。レイちゃんのお母さん・・・ユイさんといったかね・・・。
親子二人でよくこの店に服を買いにきてくれたからね・・・。もう顔を覚えちゃったんだよ。」
「ああ、そうなんですか。」
「おばあさん。」
「おや、レイちゃん。どうしたんだい?」
「これ、試着してもいい?」
「もちろん。」
おばあさんは笑顔で答えた。
「ところで、お母さん再婚したんだって?」
「あ、ハイ。」
536:先生 ◆jisaITln1s
05/05/23 06:27:35
「で、こちらが新しいご兄弟なんだね?」
レイはコクリとうなづいた。
「レイちゃん、気をつけたほうがいいよ。レイちゃんは可愛いから、いくら兄妹でも油断したら駄目だよ。」
「えっ・・・。」
レイはそれを聞いて顔を赤くしてうつむいてしまった。
「おや、もう心当たりがあるのかい?」
「ちょ、ちょっとおばあさん。」
シンジが口をはさんだ。
「なんだい?」
「かっ彼女をからかうのはよしてください。」
「おや、そうかい?レイちゃんはまんざらでもなさそうだったけど?」
そういっておばあさんはレイの方をうかがった。
「・・・試着室借ります。」
「はい、どーぞ。」
レイは顔を赤らめたまま店の奥に向かった。
「ふふふ・・・。」
おばあさんはとても嬉しそうに笑っていた。
シンジはそれを見てると怒る気も失せてしまった。
自分も服を選ぼうとシンジも店の奥に向かった。
537:先生 ◆jisaITln1s
05/05/23 06:28:20
「・・・コレがいいかな・・・。」
シンジは一組の上着とズボンを手にした。
「あのーおばあさん。」
シンジは店のカウンターに座っているおばあさんに呼びかけた。
「なんだい?」
「僕も試着室借りていいですか?」
「ああ、かまわないよ。」
「ありがとうございます。」
「あ、ちょっとまって。」
「何ですか?」
「右側の方、確かレイちゃんが入ってるから、左側つかってね。」
「あ、はい。わかりました。」
シンジは服を手にしたまま試着室に向かった。
(え~と、たしか右側が駄目なんだよな・・・。)
シンジは念入りに確かめて、左側のカーテンを開けた。
538:先生 ◆jisaITln1s
05/05/23 06:29:05
シャッ
「あ・・・。」
シンジは思わず声を上げた。
レイは白いシャツを上に羽織っただけの姿で立っていた。
「・・・・。」
「・・・・。」
二人の目が合った。
彼女の顔がみるみる真っ赤になった。
シンジは呆然としていたが、すぐに我に返った。
「ごっごごごゴメン!」
シャッ
カーテンを再び閉めた後、シンジはそこから逃げるように去った。
539:先生 ◆jisaITln1s
05/05/23 06:29:51
店内の紳士服コーナーで、しばらくシンジは隠れるように身を潜めていた。
(どどどどどうしよう!)
シンジは以前にも似たような経験があったことを思い出した。
(こっこれじゃあ僕がわざとやってるみたいじゃないか!)
シンジは少し辺りを見回した。
彼女の姿は見当たらない。
シンジはほっと胸をなでおろし・・・
「碇君。」
ビクッ!
シンジは背筋が寒くなるのを感じた。
「あ・・・・綾波・・・。」
怖くて後ろを見ることが出来なかった。
「・・・ワザとなの?」
彼女の声が恐ろしいほど冷たかった。
「いや、それは違う!全然違うよ!」