05/09/24 00:55:16
「普通さあ」
「なによ」
「膝枕で耳かきって、逆の立場のが多いんじゃないかな」
「乙女の身体で四番目に恥ずかしい場所を無防備に見せてやってんのよ?
むしろありがたがって欲しいくらいだわ」
「……大きいの見つけたから。少し痛いかもしれないよ」
「スルーすんじゃないわよって痛たたたた、痛いってば、このバカシンジ!」
「はいはい、危ないから動くんじゃないの…ほら、取れたよ。こんな大きいの」
「そんなもん誇らしげに見せんじゃないわよ、変態!」
「そう思うなら、普段からもっと自分でちゃんと掃除してよ!」
「わかってないわねー、こういうのは人にやってもらうのがいいんじゃん…あ、その綿の奴好き」
「はい、こっちはお終い。反対向いて」
「……」
「どうしたのさ。早く反対向いてよ」
「この幸せの折り返し地点、もう半分過ぎてしまったと嘆くべきか、まだ半分残ってると喜ぶべきか…」
「……」
「シンジはどう思う?」
「アスカが僕の耳の面倒も見てくれるなら、わかる気持ちなんだろうけどね。いいから早く反対向く」