シンジとアスカの夫婦生活at EVA
シンジとアスカの夫婦生活 - 暇つぶし2ch676:名無しが氏んでも代わりはいるもの
05/05/13 10:32:06
>>674
続きなんか全く考えてなかったyp(´・ω・`)

「間もなく、三番線に新横浜行き快速電車、はまかぜが参ります。危ないですから白線の内側までお下がりください。」
軽やかなメロディと共に流れる場内アナウンスを耳にして、小さめの旅行かばんを担ぎ直すシンジ君。

アスカには悪いことしちゃったな。
でもこのまま有矢無矢に結婚なんかしちゃったら、きっとアスカはもっと不幸になる。

これでいいんだ。
アスカならきっとすぐに僕なんかよりお似合いの男が見つかる。
僕みたいな優柔不断な奴と一緒になるより、その方がずっと幸せになれるはずだ。

涙を堪え、鼻をすすりながら電車を待つシンジ君。
そんな折、急に辺りがざわざわと騒がしくなるのを感じた。

「すいません!ちょっと通して下さい!通させてっ!あぁんもぉっ、邪魔だっつーのよ!」
人波を押し分けるようにして階段を下り切った、騒ぎの中心らしい白い人が、辺りをきょろきょろと必死な形相で見渡している。

やがて白い人はシンジを見つけると、スカートの裾をちょこんと摘んでから大股で、かつかつと歩み寄って来た。
にじみ出る威圧感に、進行ルート上のヤクザ屋さん風の男が慌てて道を譲る。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch